JPH05338267A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPH05338267A
JPH05338267A JP4176099A JP17609992A JPH05338267A JP H05338267 A JPH05338267 A JP H05338267A JP 4176099 A JP4176099 A JP 4176099A JP 17609992 A JP17609992 A JP 17609992A JP H05338267 A JPH05338267 A JP H05338267A
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JP
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JP4176099A
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English (en)
Inventor
Chitoshi Ito
千年 伊藤
Hideo Ueno
英生 上野
Akihiko Niwa
明彦 丹羽
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字幅設定がなされているテキストから縦
書きテキストを作成する際、極めて見栄えが良く、か
つ、読み易い縦書きテキストを印字することができる印
字装置を提供すること。 【構成】 印字キーが操作されると、テキストメモリ
から文字データが読み出され(S16)、その文字の印
字イメージデータがイメージワークエリアに展開される
(S18)。倍角、縦書きが設定されており、文字コー
ドが括弧を示すならば(S19・S28・S30:YE
S)、括弧の印字イメージデータは縦方向に2倍されて
(S31)イメージバッファに転送される(S21・S
33:YES、S22)。また、その他の文字コードの
印字イメージデータは横倍角に変更され(S28:N
O)、90゜回転されてから(S21:YES、S3
2:NO、S33)、イメージバッファに転送される
(S22)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字、記号等のキャラク
タからなるテキストを縦書きに変換して印字を行なうこ
とができる印字装置に関し、特に、キャラクタ幅の設定
がなされている際に、キャラクタの種類に応じて適正な
方向にパターンの伸縮を行うことにより、各キャラクタ
の幅および高さをそろえ、極めて見栄えの良い縦書きテ
キストを印字することができる印字装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、文字、句読点等のキャラクタから
なるテキストを縦書きに変換して印字を行なうことがで
きる印字装置が種々提案されている。このような提案と
しては、例えば、特公昭56−18989号公報、特公
昭62−9435号公報等がある。特公昭56−189
89号公報においては、記憶されているドットパターン
から、読みだし方向を変化させることにより、縦書き用
パターンおよび横書き用パターンを発生させる方法が開
示されている。特公昭62−9435号公報において
は、キャラクタの種類によりパターン変換方法を使い分
けることにより、句読点等を含めた縦書きテキストを作
成する方法が開示されている。他に特開昭58−418
7号公報においても類似の技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の方法における縦書きテキストの作成方法では、
印字装置での印字の際よく行われる文字幅設定に関して
は何ら考慮されていない。したがって、印字幅設定手段
により半角、倍角等の設定がなされているテキストを縦
書き化すると、括弧等縦書きパターン発生時の変換に回
転操作を含まないキャラクタにおいては文字幅の変更が
文字高さの変更として効いてしまう結果、図9(b)に
示すように、括弧等の句読点と文字とで、文字幅および
文字高が不揃いとなってしまう。このように、文字幅設
定を考慮せずにテキストの縦書き化をおこなうと、テキ
ストの見栄えが極めて悪く、且つ、読み難いものとなる
問題がある。
【0004】本発明は前記従来技術の問題点解消ために
なされたものであり、文字幅設定がなされているテキス
トから縦書きテキストを作成する際に、各キャラクタが
回転操作を受けるかどうかにより適正な方向にパターン
伸縮を行うことにより、極めて見栄えが良く、かつ、読
み易い縦書きテキストを印字することができる印字装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、キー入力された文字や記号等の文字コードを
格納するテキストメモリと、テキストメモリに格納され
た文字コードのテキストイメージを印字媒体面に縦書き
または横書きにて印字することを設定する縦書き・横書
き設定手段と、テキストメモリに格納された文字コード
のテキストイメージを印字媒体面に印字する文字幅を設
定する印字幅設定手段と、前記テキストメモリに格納さ
れた文字コードが前記縦書き・横書き設定手段の設定に
基づいて回転するかどうかを判断する回転判断手段と、
回転判断手段によりその文字コードが回転すると判断さ
れたときその文字コードを前記印字幅設定手段により設
定された文字幅の、かつ回転させた状態の印字イメージ
として展開し、その文字コードが回転しないと判断され
たときその文字コードを前記印字幅設定手段により設定
された文字高さの、かつ回転させない状態の印字イメー
ジとして展開するイメージバッファ展開手段と、イメー
ジバッファに展開された印字イメージを印字媒体面に印
字する印字手段とを有する構成とされる。
【0006】
【作用】前記構成を有する本発明では、まず、キー入力
された文字や記号等の文字コードがテキストメモリに格
納されており、縦書き・横書き設定手段から縦書き印字
か横書き印字かの設定がなされ、印字幅設定手段から全
角印字か倍角印字か半角印字かの設定がなされる。
【0007】そして、印字キーから指令があると、テキ
ストメモリ中の文字コードが1字読み出され、イメージ
ワークエリアに展開される。そしてその文字コードにつ
いて、その文字が回転するかどうかの回転判断手段によ
る判断結果と、縦書き・横書き設定手段の設定とにより
決まる方向へ、印字幅設定手段により設定されている印
字幅に応じて伸縮される。そして、縦書き・横書き設定
手段により縦書き印字であることが設定されている場合
には、回転判断手段によりその文字が回転するかどうか
判断し、回転すると判断された文字は90゜回転して、
回転しないと判断された文字はそのまま、イメージバッ
ファ展開手段により印字イメージとしてイメージバッフ
ァに展開される。
【0008】この操作がテキストメモリに格納されてい
る各文字コードについて行われた後、イメージバッファ
に展開されている印字イメージが、印字手段により印字
媒体面に印字される。
【0009】
【実施例】以下、本発明をテープ印字装置について具体
化した一実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明
する。
【0010】図1はテープカセット収納部の収納カバー
を開けて示すテープ印字装置の平面図である。図1にお
いて、テープ印字装置1には文字等のキャラクタを複数
行に渡って入力するための文字入力キー2、印字キー
3、縦書き印字か横書き印字かの設定を行う縦書き・横
書きキー4A、全角印字か倍角印字か半角印字かの設定
を行う印字幅設定キー4B、改行指令を行なったり各種
処理の実行を指令するリターンキー5等の各種のキーが
設けられたキーボード6、キーボード6から入力された
文字等を表示する液晶ディスプレイ7及び後述するテー
プカセット13を収納するカセット収納部8が配設され
ている。
【0011】また、カセット収納部8には、図示しない
パルスモータにより回転駆動され、テープカセット13
のリボン巻取スプール21を回動してサーマルインクリ
ボン17を巻取るリボン巻取軸9が立設されており、
又、その斜め前方(キーボード6側)には、後述するテ
ープ送りモータ40から適宜の伝達機構を介して回転駆
動され、後述するテープ送りローラ27を回動するため
のテープ送りローラ軸10が立設されている。
【0012】更に、カセット収納部8の前方には、サー
マルインクリボン17を介して後述するフィルムテープ
15上に印字を行うサーマルヘッド11が固設されてい
る。また、かかるカセット収納部8は、テープ印字装置
1の後方に回動可能に枢支された収納カバー12により
開閉され、開状態でテープカセット13の交換等が行わ
れる。
【0013】次に、テープカセット13の構成について
図2を参照して説明する。図2はカセット収納部8にテ
ープカセット13を収納した状態を示す平面図(テープ
カセット13は上ケースを除いて示す)である。図2に
おいて、下ケース14内には透明なフィルムテープ15
が巻回されたテープスプール16、サーマルインクリボ
ン17が巻回されたリボンスプール18、剥離紙付き両
面粘着テープ19が剥離紙側を外側にして巻回された粘
着テープスプール20が配設されており、これら各スプ
ール16、18、20は図示しない上ケースの下面に設
けられた支持部との協働により回転可能に支持されてい
る。
【0014】また、各スプール16、18、20の間に
リボン巻取スプール21が同様に回転可能に支持されて
おり、かかるリボン巻取スプール21は前記したリボン
巻取軸9に噛合されリボン巻取軸9の駆動により印字で
使用されたサーマルインクリボン17を巻取る。
【0015】更に、前記したサーマルヘッド11は下ケ
ース14に設けられた凹部22に配置され、このサーマ
ルヘッド11にはローラホルダ23に回転可能に支持さ
れたプラテンローラ24が圧接可能な位置に対向配置さ
れている。かかるサーマルヘッド11は多数の発熱素子
(本実施例に係るテープ印字装置1のサーマルヘッド1
1では128個の発熱素子が設けられている)を有して
おり、サーマルインクリボン17を介してフィルムテー
プ15に文字等の印字を行うものである。
【0016】また、下ケース14のテープ排出部25
(図1、図2中左下側)の近傍にテープ圧接ローラ26
が回転可能に支持され、このテープ圧接ローラ26には
ローラホルダ23に回転可能に支持されたテープ送りロ
ーラ27が圧接可能な位置に対向配置されている。カセ
ット収納部8において、テープカセット13の前方(図
1、図2中下側)には、ローラホルダ23が支持軸28
により回動可能に枢支され、このローラホルダ23は図
示しない手動の切換機構により印字位置とリリース位置
とに切換可能とされている(図1、図2は共に印字位置
に切り換えられた状態を示す)。
【0017】かかるローラホルダ23には、前記したプ
ラテンローラ24及びテープ送りローラ27がそれぞれ
回転可能、且つ、ローラホルダ23が印字位置に切り換
えられたときにサーマルヘッド11及び圧接ローラ26
に対し圧接されるように配設されている。尚、テープ送
りローラ27は前記したテープ送りローラ軸10により
回転駆動され、同時に、圧接ローラ26は図示しないギ
ヤ機構でテープ送りローラ27と連動して回転駆動され
る。また、圧接ローラ26及びテープ送りローラ27
は、これらが協働してサーマルヘッド11によりサーマ
ルインクリボン17を介して文字等が印字されたフィル
ムテープ15に対し両面粘着テープ19の粘着剤面を圧
着し、最終的にテープTを作成するとともに矢印J方向
にテープTを送り出すものである。
【0018】次に、このように構成されるテープ印字装
置1の制御系について図3を参照して説明する。図3は
テープ印字装置1の制御ブロック図を示し、制御装置3
0を核として構成されている。制御装置30はCPU3
1、ROM32、CGROM33、及び、RAM34か
らなり、これらはバス35を介して相互に接続されてい
るとともに、入出力インターフェイス36にも接続され
ている。
【0019】ここに、ROM32は各種のプログラムを
記憶させておくものであり、後述するテープ印字制御プ
ログラム、印字処理制御プログラム、その他テープ印字
装置1の制御上必要な各種のプログラムが記憶されてい
る。そして、CPU31はかかるROM32に記憶され
ている各種のプログラムに基づいて各種の演算を行なう
ものである。
【0020】また、CGROM33にはキーボード6か
ら入力される各キャラクタに対応するドットパターンデ
ータが記憶されており、ドットパターンデータがCGR
OM33から読み出されて後述する展開バッファ43に
転送されるものである。更に、RAM34はCPU31
により演算された各種の演算結果を一時的に記憶させて
おくためのものであり、かかるRAM34には図4に示
すように各種のメモリが設けられている。
【0021】図4において、テキストメモリ41はキー
ボード6から入力されたキャラクタに対応する文字コー
ドを順次格納していくものであり、また、イメージワー
クエリア42はテキストメモリ41から読み出された文
字コードを展開して伸縮操作および回転操作を行う領域
である。また、イメージバッファ43はイメージワーク
エリア42において伸縮操作および回転操作を受けたイ
メージが、印字イメージとして展開されて記憶されるも
のである。
【0022】なお、RAM34には、縦書き印字が設定
されていることを示す縦書きフラグTF、印字幅が倍角
に設定されていることを示す倍角フラグBF、印字幅が
半角に設定されていることを示す半角フラグHFが記憶
されている。上記縦書きフラグTFは「ON」がセット
されると縦書き印字が設定されたことを示し、「OF
F」にセットされると横書き印字が設定されたことを示
す。倍角フラグBFが「ON」に、半角フラグHFが
「OFF」に、それぞれセットされると印字幅が倍角に
設定されたことを示し、倍角フラグBFが「OFF」
に、半角フラグHFが「ON」に、それぞれセットされ
ると印字幅が半角に設定されたことを示し、倍角フラグ
BFと半角フラグHFとが共に「OFF」にセットされ
ると印字幅が全角に設定されたことを示す。サーマルヘ
ッド11はかかるイメージバッファ43に記憶されてい
る印字イメージデータに従ってドット印字を行なうもの
である。
【0023】ここで、図3に戻って制御ブロック図の説
明を続けると、キーボード6が入出力インターフェイス
36を介して、また、液晶ディスプレイ7、ディスプレ
イコントローラ37が入出力インターフェイス36を介
してそれぞれ制御装置30に接続されており、キーボー
ド6からキャラクタが入力された場合前記したキャラク
タデータがテキストメモリ41に順次記憶されていくと
ともに、ドットパターン発生制御プログラム及び表示制
御プログラムに基づいてキーボード6を介して入力され
たキャラクタのドットパターンが液晶ディスプレイ7上
に表示される。
【0024】また、サーマルヘッド11は駆動回路38
を介して駆動され、印字バッファ45に記憶されている
ドットデータの印字を行い、これと同期してテープ送り
モータ40は駆動回路39を介してテープTの送り制御
を行なうものである。
【0025】続いて、前記のように構成されたテープ印
字装置の動作について図5ないし図8を参照しつつ説明
する。図5はテープ印字制御プログラムのフローチャー
トであり、ステップ(以下、Sと略記する)1におい
て、RAM34のテキストメモリ41、イメージワーク
エリア42、イメージバッファ43のそれぞれがクリア
されると共に、前記縦書きフラグTF、倍角フラグB
F、半角フラグHFの各フラグが「OFF」にセットさ
れる初期化が行われた後、キーボード6のいずれかのキ
ーからのキー入力があったかどうか判断される(S
2)。キー入力があった場合(S2:YES)にはS3
に移行し、一方、キー入力がない場合(S2:NO)に
はキー入力があるまで待機する。
【0026】S3では、そのキー入力が印字キー3から
のキー入力かどうか判断される。印字キー3からのキー
入力と判断された場合(S3:YES)、S11におい
て後述する印字処理が行なわれ、その後S2に戻る。S
3において印字キー3からのキー入力でないと判断され
た場合(S3:NO)には、S4にてそのキー入力が印
字幅設定キー4Bからのキー入力かどうか判断される。
印字幅設定キー4Bからのキー入力と判断された場合
(S4:YES)には、S10において後述する印字幅
設定処理が行なわれ、その後S2に戻る。
【0027】S4において印字幅設定キー4Bからのキ
ー入力ではないと判断された場合(S4:NO)には、
S5にてそのキー入力が縦書きキー4Aからのキー入力
かどうか判断される。縦書きキー4Aからのキー入力と
判断された場合(S5:YES)には、S9において、
縦書きフラグTFが「OFF」にセットされている状態
から「ON」にセットする横書き印字設定から縦書き印
字設定への変更、もしくは、縦書きフラグTFが「O
N」にセットされている状態から「OFF」にセットす
る縦書き印字設定から横書き印字設定への変更が行なわ
れ、その後S2に戻る。
【0028】S5において縦書きキー4Aからのキー入
力でないと判断された場合(S5:NO)には、S6に
てそのキー入力が文字入力キー2からのキー入力かどう
か判断される。文字入力キー2からのキー入力があった
場合(S6:YES)には、S8において入力された文
字等のキャラクタに対応する文字コードを順次バッファ
に格納させてテキスト(文書)の作成処理が行なわれ、
その後S2に戻る。S6において文字入力キー2からの
キー入力でないと判断された場合(S6:NO)にはS
7にて、入力されたキーに対応する処理が行われ、その
後S2に戻る。
【0029】次に、前記S10において行なわれる印字
幅設定処理について図6および図7に基づき説明する。
図6は印字幅設定処理プログラムのフローチャートを示
す。この処理にはいると、液晶ディスプレイ7には図7
に示す幅設定画面が表示される(S12)。そして、
1、2、3のいずれかの数字が入力される(S13)
と、入力された数字に対応する印字幅が設定される(S
14)。
【0030】すなわち、数字「1」が入力されると、倍
角フラグBFおよび半角フラグHFが共に「OFF」に
セットされ、印字幅がノーマル(全角)に設定される。
また、数字「2」が入力されると、倍角フラグBFが
「ON」にセットされると共に半角フラグHFが「OF
F」にセットされ、印字幅が倍角に設定される。また、
数字「3」が入力されると、倍角フラグBFが「OF
F」にセットされると共に半角フラグHFが「ON」に
セットされ、印字幅が半角に設定される。
【0031】次に、前記図5中のS11で行なわれる印
字処理について図8に基づき説明する。図8は印字処理
制御プログラムのフローチャートを示す。まず、S15
においてテキストメモリ41に文字コードが格納されて
いるかどうかが判断され、テキストメモリ41に文字コ
ードが格納されていれば(S15:YES)、S16に
てテキストメモリ41から文字コードが1つ読み出され
る。ここで文字があれその文字コードに対応する印字イ
メージデータがイメージワークエリア42に展開される
(S18)。
【0032】そしてS19及びS20において、倍角フ
ラグBFおよび半角フラグHFのセット状態に基づいて
印字幅設定が何であるかが判断される。倍角設定の場
合、すなわち倍角フラグBFが「ON」、半角フラグH
Fが「OFF」にセットされている場合(S19:YE
S)には拡大操作を受けるためS28およびS30へ、
半角設定の場合、すなわち倍角フラグBFが「OF
F」、半角フラグHFが「ON」にセットされている場
合(S19:NOでS20:YES)には縮小操作を受
けるためS24およびS26へ、全角設定の場合、すな
わち倍角フラグBFおよび半角フラグHFが共に「OF
F」にセットされている場合(S19、S20ともにN
O)にはS21およびS32へ、それぞれ移行する。
【0033】S24およびS26では、S24におい
て、S16において読み出した文字コードが縦書き化の
際回転操作を受ける文字かどうかの判断が、S26にお
いて、縦書きフラグTFのセット状態に基づいて縦書き
設定がなされているかどうかの判断が、それぞれ行われ
る。そして、回転操作を受けない文字(括弧等がこれに
あたる)であって縦書きフラグTFが「ON」にセット
されている縦書き設定の場合(S24、S26ともにY
ES)はS27で縦方向に2分の1に縮小され、そうで
ない場合(S24、S26のうち一方または両方がN
O)はS25で横方向に2分の1に縮小される。そして
これらはいずれもS21およびS32へ移行する。
【0034】S28およびS30では、S28が前記S
24と、S30が前記S26と、それぞれ同様の判断を
行う。そして、回転操作を受けない文字であって縦書き
設定の場合(S28、S30ともにYES)はS31で
縦方向に2倍に拡大され、そうでない場合(S28、S
30のうち一方または両方がNO)はS29で横方向に
2倍に拡大される。そしてこれらはいずれもS21およ
びS32へ移行する。
【0035】S21およびS32では、S32が前記S
24と、S21が前記S26と、それぞれ同様の判断を
行う。そして、回転操作を受ける文字であって縦書き設
定の場合(S21:YESでS32:NO)はS33で
90゜回転操作を受け、S22へ移行する。横書き設定
の場合(S21:NO)、あるいは縦書き設定であって
も回転操作を受けない文字の場合(S21、S32とも
にYES)はそのままS22へ移行する。
【0036】そしてS22では、このようにイメージワ
ークエリア42において必要に応じて伸縮回転操作をう
けた印字イメージデータは、イメージバッファ43に転
送される。そしてS23で次の文字に移り、S15に戻
って次の文字について同様の操作が行われる。
【0037】テキストメモリ41に格納されている文字
コードがなくなると、S15でYESの判断がなされ、
イメージバッファ43に展開されている印字イメージデ
ータに従ってサーマルヘッド11がドット印字を行う
(S34)。こうして印字処理は終了する。
【0038】このときの印字結果の例を図9に示す。図
9(a)は、括弧と文字を含むテキストを全角横書きに
て印字したものである。これを倍角縦書きにて印字した
のが図9(c)で、回転操作を受けない括弧と回転操作
を受ける文字とで文字幅および文字高さがそろってお
り、本発明の効果がよく現れた見やすい印字結果となっ
ている。従来法による印字結果である図9(b)では括
弧と文字とで文字幅および文字高さが不揃いとなってい
るのと比較すれば、その差は明かである。
【0039】以上詳細に説明した通り本実施例に係る印
字装置では、キーボード6の印字キー3から印字指令が
あると、印字幅設定に対応する伸縮を各文字コードごと
に適正な方向へ行ってから回転操作を行ってイメージバ
ッファに展開し、印字イメージを印字することにしたの
で、括弧等と文字とを含むテキストであっても、文字幅
および文字高さをそろえて縦書き印字をすることができ
る。これにより、極めて見栄えが良く、かつ、読み易い
縦書き印字ができるものである。
【0040】尚、前記実施例は本発明を限定するもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
の変形、改良が可能であることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、テキストの
縦書き印字をする際に、印字幅設定に対応する伸縮を各
文字コードごとに適正な方向へ行ってから回転操作を行
うことにより極めて見栄えが良く、かつ、読み易い良い
縦書きテキストを印字することができる印字装置を提供
し得、その産業上奏する効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカセット収納部の収納カバーを開けて示
すテープ印字装置の平面図である。
【図2】カセット収納部にテープカセットを収納した状
態を示す平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御ブロック図である。
【図4】RAMの内容を模式的に示す説明図である。
【図5】テープ印字制御プログラムのフローチャートで
ある。
【図6】印字幅設定プログラムのフローチャートであ
る。
【図7】幅設定画面である。
【図8】印字処理制御プログラムのフローチャートであ
る。
【図9】括弧と文字を含むテキストの印字結果であり、
(a)は全角横書きの場合、(b)は従来方法による倍
角縦書きの場合、(c)は本発明による倍角縦書きの場
合である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 2 文字入力キー 3 印字キー 4A 縦書き・横書きキー 4B 印字幅設定キー 6 キーボード 11 サーマルヘッド 30 制御装置 31 CPU 32 ROM 33 CGROM 34 RAM 41 テキストメモリ 42 イメージワークエリア 43 イメージバッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー入力された文字や記号等の文字コー
    ドを格納するテキストメモリと、 テキストメモリに格納された文字コードのテキストイメ
    ージを印字媒体面に縦書き又は横書きにて印字すること
    を設定する縦書き・横書き設定手段と、 テキストメモリに格納された文字コードのテキストイメ
    ージを印字媒体面に印字する文字幅を設定する印字幅設
    定手段と、 前記テキストメモリに格納された文字コードが前記縦書
    き・横書き設定手段の設定に基づいて回転するかどうか
    を判断する回転判断手段と、 回転判断手段によりその文字コードが回転すると判断さ
    れたときその文字コードを前記印字幅設定手段により設
    定された文字幅の、かつ回転させた状態の印字イメージ
    として展開し、その文字コードが回転しないと判断され
    たときその文字コードを前記印字幅設定手段により設定
    された文字高さの、かつ回転させない状態の印字イメー
    ジとして展開するイメージバッファ展開手段と、 イメージバッファに展開された印字イメージを印字媒体
    面に印字する印字手段とを有することを特徴とする印字
    装置。
JP4176099A 1992-06-09 1992-06-09 印字装置 Pending JPH05338267A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4176099A JPH05338267A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4176099A JPH05338267A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05338267A true JPH05338267A (ja) 1993-12-21

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