JPH10289086A - ウィンドウ表示制御装置、ウィンドウ表示制御方法および記憶媒体 - Google Patents

ウィンドウ表示制御装置、ウィンドウ表示制御方法および記憶媒体

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JPH10289086A
JPH10289086A JP11005797A JP11005797A JPH10289086A JP H10289086 A JPH10289086 A JP H10289086A JP 11005797 A JP11005797 A JP 11005797A JP 11005797 A JP11005797 A JP 11005797A JP H10289086 A JPH10289086 A JP H10289086A
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JP11005797A
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Akihiro Ueno
明広 上野
Yoshimune Inui
美宗 乾
Takashi Kaneko
隆 金子
Naomi Koizumi
直美 小泉
Joshi Komuro
譲司 小室
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親となるウィンドウと該親のウィンドウから
開かれた子のウィンドウとを閉じるための操作を簡単化
することができるウィンドウ表示制御装置、ウィンドウ
表示制御方法および記憶媒体を提供する。 【解決手段】 出力装置4に表示中の操作権が与えられ
ているウィンドウw(0)を閉じるときには、ウィンド
ウw(0)から子のウィンドウw(1)に操作権(制
御)を移行し、子のウィンドウw(1)に対し従属ウィ
ンドウクローズ処理を実行する(ステップS5〜8)。
この従属ウィンドウクローズ処理を再帰的に繰り返すこ
とによって最下位のウィンドウw(n)からその上位に
あるウィンドウに順に操作権を移行しながらウィンドウ
が閉じられるとともに閉じたウィンドウのIDの削除が
行われ、子のウィンドウw(n)の全てが閉じられる
と、操作権がウィンドウw(0)に移行されてウィンド
ウw(0)は閉じられる(ステップS9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定表示領域を有
する複数のウィンドウの中から対応するウィンドウを選
択して表示装置に表示するためのウィンドウ表示制御装
置、ウィンドウ表示制御方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理装置においては、画像
に対する所定表示領域を有する複数のウィンドウを表示
可能なマルチウィンドウシステムが構築されている。こ
のマルチウィンドウシステムとして、あるウィンドウを
生成したウィンドウを親とする単純な親子関係に基づき
ウィンドウの表示を制御する方式が用いられているもの
があるが、このシステムでは、表示装置に展開された複
数のウィンドウの中の対応するウィンドウを閉じる場
合、ユーザの使い易さを制限することがある。
【0003】例えば、第1のウィンドウ、この第1のウ
ィンドウを親とする子の第2のウィンドウおよび第2の
ウィンドウに対し従属関係を持たない第3のウィンドウ
を含む複数のウィンドウが表示され、第1のウィンドウ
が第1の文書作成に関する情報を提供し、第2のウィン
ドウが第1および第2の文書作成に関する共通な情報を
提供し、第3のウィンドウが第2の文書作成に関する情
報を提供している場合において、第1の文書作成に関す
る作業が終了して第1のウィンドウを閉じると、この第
1のウィンドウに対し第2のウィンドウが子の従属関係
にあるから、第1のウィンドウとともに第2のウィンド
ウが閉じられる。よって、第2の文書作成に関する情報
を提供している第2のウィンドウを参照したいときに
は、再度第2のウィンドウを開くための要求操作を行う
必要があり、ユーザの使い易さが制限されることにな
る。
【0004】そこで、本出願人は、複数のウィンドウを
展開して作業を行う場合に、親子関係に依存した操作に
制約されずに操作の自由度を高めるための制御方法を提
案している(特開平7−129355号公報)。この制
御方法では、ウィンドウが表示された際に同時に表示さ
れているウィンドウの管理情報を取得し、この取得した
情報を参照してウィンドウのオープン、クローズを制御
する。この制御方法によれば、上述の例において、第1
のウィンドウ、この第1のウィンドウを親とする子の第
2のウィンドウが表示されているときに新たに第3のウ
ィンドウを表示する場合、この第3のウィンドウを第2
のウィンドウに対し親の従属関係を有するウィンドウと
して設定することにより、第2のウィンドウは第1およ
び第3のウィンドウに対し共通の子のウィンドウとして
設定することができる。よって、第1の文書作成に関す
る作業が終了して第1のウィンドウを閉じる場合、第2
のウィンドウが第1および第3のウィンドウに対し共通
の子のウィンドウであるから、第1のウィンドウを閉じ
ることにより第2のウィンドウが閉じられることはな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の特開平
7−129355号公報に記載の方法では、あるウィン
ドウから開かれた子のウィンドウが他のウィンドウを親
とするように共通の子の従属関係が設定されていると、
このあるウィンドウとそれから開かれた子のウィンドウ
間の親子の従属関係が崩れて整合性がとれなくなること
がある。よって、親となるウィンドウと該親のウィンド
ウから開かれた子のウィンドウとを閉じるときには、親
のウィンドウを閉じることによって子のウィンドウを閉
じることはできないから、まず、子のウィンドウを閉
じ、続いて親のウィンドウを閉じるように操作を行う必
要がある。
【0006】本発明の目的は、親となるウィンドウと該
親のウィンドウから開かれた子のウィンドウとを閉じる
ための操作を簡単化することができるウィンドウ表示制
御装置、ウィンドウ表示制御方法および記憶媒体を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定表示領域を有する複数のウィンドウの中から対応す
るウィンドウを選択して表示装置に表示するようにウィ
ンドウ表示制御を行うウィンドウ表示制御装置におい
て、前記表示装置に表示中のウィンドウから新たなウィ
ンドウを開く際に該新たなウィンドウの管理情報を取得
し、該取得した子のウィンドウの管理情報を前記親のウ
ィンドウに対応付けて記憶手段に保持することによって
ウィンドウ間の親子の従属関係を管理する管理手段と、
前記表示装置に表示中のウィンドウを閉じる際に該閉じ
るウィンドウを親とする子のウィンドウが開かれている
か否かを前記管理されている親子の従属関係に基づき判
定する判定手段と、前記閉じるウィンドウを閉じるウィ
ンドウクローズ手段と、前記閉じるウィンドウを閉じた
後に該閉じたウィンドウの親となるウィンドウとの従属
関係を解消するように前記記憶手段から前記閉じたウィ
ンドウの管理情報を削除する削除手段と、前記閉じるウ
ィンドウを親とする子のウィンドウに対し、前記判定手
段、前記ウィンドウクローズ手段および前記削除手段を
実行するように制御する従属ウィンドウクローズ処理手
段とを有し、前記閉じるウィンドウを親とする子のウィ
ンドウが開かれていると判定されると、該子のウィンド
ウを閉じるウィンドウとして前記従属ウィンドウクロー
ズ処理手段を再帰的に実行するように制御し、前記閉じ
るウィンドウを親とする子のウィンドウが開かれていな
いと判定されると、前記ウィンドウクローズ手段および
前記削除手段を実行するように制御することを特徴とす
る。
【0008】請求項2記載の発明は、所定表示領域を有
する複数のウィンドウの中から対応するウィンドウを選
択して表示装置に表示するためのウィンドウ表示制御方
法において、前記表示装置に表示中のウィンドウから新
たなウィンドウを開く際に該新たなウィンドウの管理情
報を取得し、該取得した子のウィンドウの管理情報を前
記親のウィンドウに対応付けて記憶手段に保持すること
によってウィンドウ間の親子の従属関係を管理する管理
工程と、前記表示装置に表示中のウィンドウを閉じる際
に該閉じるウィンドウを親とする子のウィンドウが開か
れているか否かを前記管理されている親子の従属関係に
基づき判定する判定工程と、前記閉じるウィンドウを閉
じるウィンドウクローズ工程と、前記閉じるウィンドウ
を閉じた後に該閉じたウィンドウの親となるウィンドウ
との従属関係を解消するように前記記憶手段から前記閉
じたウィンドウの管理情報を削除する削除工程と、前記
閉じるウィンドウを親とする子のウィンドウに対し、前
記判定工程、前記ウィンドウクローズ工程および前記削
除工程を実行するように制御する従属ウィンドウクロー
ズ処理工程とを有し、前記閉じるウィンドウを親とする
子のウィンドウが開かれていると判定されると、該子の
ウィンドウを閉じるウィンドウとして前記従属ウィンド
ウクローズ処理工程を再帰的に実行するように制御し、
前記閉じるウィンドウを親とする子のウィンドウが開か
れていないと判定されると、前記ウィンドウクローズ工
程および前記削除工程を実行するように制御することを
特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、所定表示領域を有
する複数のウィンドウの中から対応するウィンドウを選
択して表示装置に表示するためのウィンドウ表示制御プ
ログラムを格納した記憶媒体において、前記表示装置に
表示中のウィンドウから新たなウィンドウを開く際に該
新たなウィンドウの管理情報を取得し、該取得した子の
ウィンドウの管理情報を前記親のウィンドウに対応付け
て記憶手段に保持することによってウィンドウ間の親子
の従属関係を管理する管理モジュールと、前記表示装置
に表示中のウィンドウを閉じる際に該閉じるウィンドウ
を親とする子のウィンドウが開かれているか否かを前記
管理されている親子の従属関係に基づき判定する判定モ
ジュールと、前記閉じるウィンドウを閉じるウィンドウ
クローズモジュールと、前記閉じるウィンドウを閉じた
後に該閉じたウィンドウの親となるウィンドウとの従属
関係を解消するように前記記憶手段から前記閉じたウィ
ンドウの管理情報を削除する削除モジュールと、前記閉
じるウィンドウを親とする子のウィンドウに対し、前記
判定モジュール、前記ウィンドウクローズモジュールお
よび前記削除モジュールを実行するように制御する従属
ウィンドウクローズ処理モジュールと、前記閉じるウィ
ンドウを親とする子のウィンドウが開かれていると判定
されると、該子のウィンドウを閉じるウィンドウとして
前記従属ウィンドウクローズ処理モジュールを再帰的に
実行するように制御する第1の制御モジュールと、前記
閉じるウィンドウを親とする子のウィンドウが開かれて
いないと判定されると、前記ウィンドウクローズモジュ
ールおよび前記削除モジュールを実行するように制御す
る第2の制御モジュールとを含むことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明する。
【0011】(実施の第1形態)図1は本発明のウィン
ドウ表示制御装置の実施の一形態が組み込まれている情
報処理装置の主要部構成を示すブロック図である。
【0012】情報処理装置は、図1に示すように、CP
Uなどから構成される中央処理装置(以下CPUとい
う)1と、CPU1に接続されている主記憶装置2とを
備え、主記憶装置2はROM、RAMなどから構成され
る。また、主記憶装置2としてハードディスク装置、光
磁気ディスク装置を用いることも可能である。CPU1
は主記憶装置2内のROM領域に格納されているOS(O
perating System)プログラムを読み出して実行すること
によってOSを構築し、このOS上で対応するアプリケ
ーションプログラムを主記憶装置2内に設けられたRA
M領域を作業領域として実行して対応する処理を行う。
【0013】ROM領域には、上述のOSプログラムと
ともに、画像に対する所定表示領域を有する複数のウィ
ンドウの中から対応するウィンドウを選択してCRTな
どからなる出力装置4に表示するためのウィンドウ表示
制御プログラムが読出し可能に格納され、このウィンド
ウ表示制御プログラムをCPU1により実行することに
よってウィンドウ表示制御装置が構成される。
【0014】このウィンドウ表示制御プログラムには、
ウィンドウを選択して開くウィンドウオープン処理モジ
ュールと、開かれたウィンドウを閉じるウィンドウクロ
ーズ処理モジュールとが記述されている。ウィンドウオ
ープン処理モジュールは、出力装置4に表示中の操作権
が与えられているウィンドウから新たなウィンドウを開
く際に、該新たなウィンドウのID(識別情報)を操作
権が与えられているウィンドウを親とする子のウィンド
ウのIDとして取得するモジュールと、取得した子のウ
ィンドウのIDを親のウィンドウと対応付けて該ウィン
ドウ間の従属関係情報として主記憶装置2のRAM領域
に保持するモジュールと、親のウィンドウから子のウィ
ンドウに操作権を移行するモジュールとを含む。
【0015】ウィンドウクローズ処理モジュールは、出
力装置4に表示中の操作権が与えられているウィンドウ
を閉じる際に、該閉じるウィンドウを親とする子のウィ
ンドウが開かれているか否かを主記憶装置2のRAM領
域に保持されている従属関係情報に基づき判定する判定
モジュール、閉じるウィンドウを閉じるウィンドウクロ
ーズモジュールと、閉じるウィンドウを閉じた後に該閉
じたウィンドウの親となるウィンドウとの従属関係を解
消するように主記憶装置2のRAM領域から閉じたウィ
ンドウのIDを削除する削除モジュールと、閉じるウィ
ンドウを親とする子のウィンドウに対し、判定モジュー
ル、ウィンドウクローズモジュールおよび削除モジュー
ルを実行するように制御する従属ウィンドウクローズ処
理モジュールと、閉じるウィンドウを親とする子のウィ
ンドウが開かれていると判定されると、該子のウィンド
ウを閉じるウィンドウとして従属ウィンドウクローズ処
理モジュールを再帰的に実行するように制御する第1の
制御モジュールと、閉じるウィンドウを親とする子のウ
ィンドウが開かれていないと判定されると、ウィンドウ
クローズモジュールおよび削除モジュールを実行するよ
うに制御する第2の制御モジュールとを含む。
【0016】ここで、操作権が与えられているウィンド
ウとはカーソルによる操作可能な制御状態にあるウィン
ドウをいう。また、取得した子のウィンドウのIDを親
のウィンドウと対応付けて該ウィンドウ間の従属関係情
報として保持する主記憶装置2のRAM領域には、各ウ
ィンドウ毎に割り当てられている記憶エリアが設けら
れ、各記憶エリアの中の対応する親となるウィンドウの
記憶エリアには、取得した子のウィンドウのIDが保持
される。
【0017】CPU1には、主記憶装置2および出力装
置とともにバスを介して入力装置3が接続されている。
入力装置3は、マウスおよびキーボード(図示せず)な
どを有し、マウスおよびキーボードによる操作指示は入
力装置3からバスを介してCPU1に与えられる。
【0018】次に、上述のウィンドウオープン処理につ
いて図2を参照しながら説明する。図2は図1の情報処
理装置によるウィンドウオープン処理の処理手順を示す
フローチャートである。
【0019】出力装置4に表示中の操作権が与えられて
いるウィンドウから新たなウィンドウを開くときには、
まずステップS1において、新たなウィンドウとして対
応するウィンドウをユーザからの入力指示に基づき開
き、次いで、該新たなウィンドウのIDを操作権が与え
られているウィンドウを親とする子のウィンドウのID
として取得する。
【0020】次いで、ステップS3に進み、取得した子
のウィンドウのIDを親のウィンドウと対応付けて該ウ
ィンドウ間の従属関係情報として主記憶装置2の親のウ
ィンドウの記憶エリアに記憶する。
【0021】続くステップS4では、親のウィンドウか
ら子のウィンドウに操作権すなわち制御を移行する。こ
の制御の移行に伴いカーソルは親のウィンドウから子の
ウィンドウエリア内に移動される。
【0022】このように、表示中の操作権が与えられて
いるウィンドウから新たなウィンドウを開くときに、該
新たなウィンドウのIDを操作権が与えられているウィ
ンドウを親とする子のウィンドウのIDとして取得して
主記憶装置2の親のウィンドウの記憶エリアに記憶する
から、各ウィンドウ間における親子の従属関係を管理す
ることができる。
【0023】次いで、ステップS3に進み、取得した子
のウィンドウのIDを親のウィンドウと対応付けて該ウ
ィンドウ間の従属関係情報として主記憶装置2の親のウ
ィンドウの記憶エリアに記憶する。
【0024】次に、上述のウィンドウクローズ処理につ
いて図3を参照しながら説明する。図3は図1の情報処
理装置によるウィンドウクローズ処理の処理手順を示す
フローチャートである。本説明においては、閉じられる
ウィンドウをウィンドウw(0)とし、該ウィンドウw
(0)からウィンドウw(1)、該ウィンドウw(1)
からウィンドウw(2)、ウィンドウw(n−1)から
ウィンドウw(n)と、ウィンドウw(0)に対し複数
のウィンドウw(n)(n≧1)が階層的に開かれてい
るとする。
【0025】出力装置4に表示中の操作権が与えられて
いるウィンドウw(0)を閉じるときには、まず、ステ
ップS5において該閉じるウィンドウw(0)を親とす
る子のウィンドウw(n)が開かれているか否かを該親
のウィンドウの記憶エリアに保持されているIDに基づ
き調べ、続くステップS6で、調べた結果に基づき閉じ
るウィンドウw(0)を親とする子のウィンドウw
(n)が開かれているか否かを判定する。
【0026】閉じるウィンドウw(0)を親とする子の
ウィンドウw(n)が開かれていると判定されると、ス
テップS7に進み、親のウィンドウw(0)から子のウ
ィンドウw(1)に操作権(制御)を移行し、続くステ
ップS8で子のウィンドウw(1)に対し従属ウィンド
ウクローズ処理を実行する。この従属ウィンドウクロー
ズ処理はステップS5からステップS11までのステッ
プを繰り返す処理である。
【0027】本実施の形態では、ウィンドウw(1)か
らはウィンドウw(2)が、…、ウィンドウw(n−
1)からはウィンドウw(n)がと、複数のウィンドウ
w(n)(n≧1)が階層的に開かれているから、ま
ず、ウィンドウw(1)からウィンドウw(n)に操作
権が移行され、該ウィンドウw(n)に対する子のウィ
ンドウが開かれているか否かが判定される。ウィンドウ
w(n)に対する子のウィンドウは開かれていないか
ら、ウィンドウw(n)を閉じた(ステップS9)後に
ウィンドウw(n−1)に操作権を移行して(ステップ
S10)ウィンドウw(n−1)と閉じたウィンドウw
(n)との従属関係を解消するようにウィンドウw(n
−1)の記憶エリアから子のウィンドウw(n)のID
を削除する(ステップS11)。次いで、ウィンドウw
(n−1)に操作権が移行されて、上述の判定モジュー
ル、ウィンドウクローズモジュールおよび削除モジュー
ルが実行される。このように最下位のウィンドウw
(n)からその上位にあるウィンドウに順に操作権を移
行しながらウィンドウが閉じられるとともに閉じたウィ
ンドウのIDの削除が行われることによって、最後にウ
ィンドウw(0)に対し子の従属関係を有するウィンド
ウw(1)が閉じられ、操作権がウィンドウw(0)に
移行されてウィンドウw(0)の記憶エリアから子のウ
ィンドウw(1)のIDが削除される。
【0028】次いで、再度ステップS5に戻り、さらに
ウィンドウw(0)から開かれている子のウィンドウが
あるときにはすなわちウィンドウw(0)から並列的に
開かれた子のウィンドウがあるときには、該ステップS
5からステップS8までの処理をウィンドウw(0)か
ら並列的に開かれた子の従属関係を有するウィンドウの
全てを閉じるまで繰り返す。
【0029】ステップS6において、閉じるウィンドウ
を親とする子のウィンドウが開かれていないと判定され
ると、ステップS9に進み、操作権が与えられているウ
ィンドウw(0)を閉じ、続くステップS10でウィン
ドウw(0)に対し親となるウィンドウに操作権を移行
する。次いで、ステップS11に進み、ウィンドウw
(0)の親のウィンドウの記憶エリアからウィンドウw
(0)のIDを削除し、本処理を終了する。
【0030】このようにして、操作権が与えられている
ウィンドウを閉じるときには、閉じられるウィンドウを
親として開かれている子のウィンドウがその最下位から
順に閉じられ、開かれている子のウィンドウの全てが閉
じられる毎に閉じられた子のウィンドウとその親ウィン
ドウとの間の従属関係が解消されるから、閉じられた子
のウィンドウとその親ウィンドウとの間の従属関係の整
合性を崩すことなく、親のウィンドウw(0)とその子
のウィンドウが閉じられる。よって、ウィンドウw
(0)を閉じる際に、ウィンドウw(0)から開かれた
子のウィンドウw(n)(n≧1)を自動的に閉じるこ
とができ、従来のように子のウィンドウから順に閉じる
ように操作を行う必要がなく、ウィンドウw(0)と該
ウィンドウw(0)から開かれた子のウィンドウw
(n)(n≧1)とを閉じるための操作を簡単化するこ
とができる。
【0031】次に、上述のウィンドウオープン処理の具
体例について図4および図5を参照しながら説明する。
図4および図5は図1の情報処理装置によるウィンドウ
オープン処理の具体例を示す図である。
【0032】ユーザが選択したアプリケーションを起動
すると、図4(a)に示すように、出力装置4の画面4
aには対応するウィンドウAが表示され、該ウィンドウ
Aには操作権が与えられる(カーソルによる操作可能な
制御状態にある)。
【0033】次いで、図4(b)に示すように、このウ
ィンドウAから新たなウィンドウBを開くと、該新たな
ウィンドウBのIDが操作権が与えられているウィンド
ウAを親とする子のウィンドウのIDとして取得され
(ステップS2)、取得した子のウィンドウBのIDは
親のウィンドウAと対応付けて該ウィンドウ間の従属関
係情報として主記憶装置2の親のウィンドウAの記憶エ
リアに記憶される(ステップS3)。例えば、図4
(c)に示すように、子のウィンドウBのID「000
2」がウィンドウAの記憶エリアに記憶される。
【0034】次いで、親のウィンドウAから子のウィン
ドウBに操作権すなわち制御が移行される(ステップS
4)。この制御の移行に伴いカーソルは、図4(d)に
示すように、親のウィンドウAから子のウィンドウBの
エリア内に移動される。
【0035】次に、ウィンドウBに操作権が与えられて
いる状態でウィンドウAから新たな他のウィンドウを開
くときには、図4(e)に示すように、ユーザ操作によ
りカーソルがウィンドウBからウィンドウAに移動さ
れ、ウィンドウAから新たな他のウィンドウを開く操作
が行われると、図4(f)に示すように、新たな他のウ
ィンドウとしてウィンドウCが開かれる。
【0036】子のウィンドウCのIDは、親のウィンド
ウAと対応付けて該ウィンドウ間の従属関係情報として
主記憶装置2の親のウィンドウAの記憶エリアに記憶さ
れる。例えば、図5(a)に示すように、子のウィンド
ウCのID「0003」が子のウィンドウBのID「0
002」とともにウィンドウAの記憶エリアに記憶され
る。次いで、親のウィンドウAから子のウィンドウCに
操作権すなわち制御が移行される。この制御の移行に伴
いカーソルは、図5(b)に示すように、親のウィンド
ウAから子のウィンドウCのエリア内に移動される。
【0037】次に、操作権が与えられているウィンドウ
Cから新たな他のウィンドウを開くときには、図5
(c)に示すように、新たな他のウィンドウとしてウィ
ンドウDが開かれ、子のウィンドウDのIDは、ウィン
ドウDの親となるウィンドウCと対応付けて該ウィンド
ウ間の従属関係情報として主記憶装置2のウィンドウC
の記憶エリアに記憶される。例えば、図5(d)に示す
ように、子のウィンドウDのID「0004」がウィン
ドウCの記憶エリアに記憶される。
【0038】次いで、ウィンドウCから子のウィンドウ
Dに操作権すなわち制御が移行される。この制御の移行
に伴いカーソルは、図5(e)に示すように、親のウィ
ンドウCから子のウィンドウDのエリア内に移動され
る。
【0039】次に、上述のウィンドウクローズ処理の具
体例について図6ないし図8を参照しながら説明する。
図6ないし図8は図1の情報処理装置によるウィンドウ
クローズ処理の具体例を示すフローチャートである。本
例では、上述の図4(e)に示す各ウィンドウA,B,
C,Dが開かれている状態でウィンドウAを閉じる例を
示す。
【0040】出力装置4に表示中のウィンドウAを閉じ
るときには、図6(a)に示すように、ウィンドウAに
カーソルが移動されて操作権が与えられる。ウィンドウ
Aを閉じるための操作が行われると、閉じるウィンドウ
Aを親とする子のウィンドウが開かれているか否かがウ
ィンドウAの記憶エリアに保持されているIDに基づき
調べられる(ステップS5)。ここで、各ウィンドウ
A,B,C,D間の従属関係は、図6(b)に示すよう
に、ウィンドウAに対しウィンドウB,Cは並列的な子
の従属関係を有するウィンドウであり、ウィンドウCに
対しウィンドウDは子の従属関係を有するウィンドウで
ある。
【0041】次いで、調べた結果に基づき閉じるウィン
ドウAを親とする子のウィンドウが開かれているか否か
の判定が行われる(ステップS6)。ここでは、子のウ
ィンドウB,Cが開かれているから、図6(d)に示す
ように、一方の子のウィンドウ例えばウィンドウBに移
行される(ステップS7)。
【0042】次いで、ウィンドウBを親として従属ウィ
ンドウクローズ処理が実行される(ステップS8)。ま
ず、ウィンドウBに対する子のウィンドウが開かれてい
るか否かがウィンドウBの記憶エリアのIDに基づき判
定される。ここでは、図6(e)に示すように、ウィン
ドウBの記憶エリアには子の従属関係を有するウィンド
ウのIDが格納されていないから、ウィンドウBに対す
る子のウィンドウが開かれていないと判定され、ウィン
ドウBが閉じられる。ウィンドウBが閉じられると、図
6(f)に示すように、親のウィンドウAに操作権(制
御)が移行され、図7(a)に示すように、親のウィン
ドウAと閉じた子のウィンドウBとの従属関係を解消す
るように閉じた子のウィンドウBのIDが親の記憶エリ
アから削除される。
【0043】次いで、図7(b)に示すように、さらに
親のウィンドウAから並列的に開かれている子のウィン
ドウCに操作権が移行され、ウィンドウCに対する子の
ウィンドウが開かれているか否かがウィンドウCの記憶
エリアのIDに基づき判定される。ここでは、図7
(c)に示すように、ウィンドウCの記憶エリアには子
の従属関係を有するウィンドウDのID「0004」が
格納されているから、ウィンドウCに対する子のウィン
ドウDが開かれていると判定され、図7(d)に示すよ
うに、ウィンドウDに操作権が移行されてウィンドウD
を親として従属ウィンドウクローズ処理が実行される
(ステップS8)。この処理では、まず、ウィンドウD
に対する子のウィンドウが開かれているか否かがウィン
ドウDの記憶エリアのIDに基づき判定される。ここ
で、図7(e)に示すように、ウィンドウDの記憶エリ
アには子の従属関係を有するウィンドウのIDが格納さ
れていないから、ウィンドウDに対する子のウィンドウ
が開かれていないと判定され、ウィンドウDが閉じられ
る。ウィンドウDが閉じられると、図7(f)に示すよ
うに、ウィンドウCに操作権(制御)が移行され、図8
(a)に示すように、ウィンドウCと閉じた子のウィン
ドウDとの従属関係を解消するように閉じた子のウィン
ドウDのIDがウィンドウCの記憶エリアから削除され
る。
【0044】次いで、ウィンドウCを親として従属ウィ
ンドウクローズ処理が実行され、ウィンドウCに対する
他の子のウィンドウが開かれているか否かがウィンドウ
Cの記憶エリアのIDに基づき判定される。ここで、ウ
ィンドウCに対する子のウィンドウが開かれていないか
ら、図8(b)に示すように、ウィンドウCは閉じら
れ、親のウィンドウAに操作権(制御)が移行される。
ウィンドウCが閉じられると、図8(c)に示すよう
に、親のウィンドウAと閉じた子のウィンドウCとの従
属関係を解消するように閉じた子のウィンドウCのID
が親の記憶エリアから削除される。
【0045】次いで、ウィンドウAを親とするさらに他
の子のウィンドウが開かれているか否かが判定されるが
(ステップS5)、ここでは、ウィンドウAを親とする
さらに他の子のウィンドウが開かれていないから、図8
(d)に示すように、親のウィンドウAが閉じられる
(ステップS9)。このウィンドウAが閉じられた後、
このウィンドウAの親のウィンドウ例えばメニュー画面
に操作権が移行され、閉じたウィンドウAのID削除が
行われる(ステップS10,11)。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
ウィンドウ表示制御装置によれば、表示装置に表示中の
ウィンドウから新たなウィンドウを開く際に該新たなウ
ィンドウの管理情報を取得し、該取得した子のウィンド
ウの管理情報を親のウィンドウに対応付けて記憶手段に
保持することによってウィンドウ間の親子の従属関係を
管理する管理手段と、表示装置に表示中のウィンドウを
閉じる際に該閉じるウィンドウを親とする子のウィンド
ウが開かれているか否かを前記管理されている親子の従
属関係に基づき判定する判定手段と、閉じるウィンドウ
を閉じるウィンドウクローズ手段と、閉じるウィンドウ
を閉じた後に該閉じたウィンドウの親となるウィンドウ
との従属関係を解消するように記憶手段から閉じたウィ
ンドウの管理情報を削除する削除手段と、閉じるウィン
ドウを親とする子のウィンドウに対し、判定手段、ウィ
ンドウクローズ手段および削除手段を実行するように制
御する従属ウィンドウクローズ処理手段とを有し、閉じ
るウィンドウを親とする子のウィンドウが開かれている
と判定されると、該子のウィンドウを閉じるウィンドウ
として従属ウィンドウ処理手段を再帰的に実行するよう
に制御し、閉じるウィンドウを親とする子のウィンドウ
が開かれていないと判定されると、ウィンドウクローズ
手段および削除手段を実行するように制御するから、ウ
ィンドウを閉じる際に該ウィンドウから開かれた子のウ
ィンドウを自動的に閉じることができ、従来のように子
のウィンドウから順に閉じるように操作を行う必要がな
く、親となるウィンドウと該親のウィンドウから開かれ
た子のウィンドウとを閉じるための操作を簡単化するこ
とができる。
【0047】請求項2記載のウィンドウ表示制御方法に
よれば、表示装置に表示中のウィンドウから新たなウィ
ンドウを開く際に該新たなウィンドウの管理情報を取得
し、該取得した子のウィンドウの管理情報を親のウィン
ドウに対応付けて記憶手段に保持することによってウィ
ンドウ間の親子の従属関係を管理する管理工程と、表示
装置に表示中のウィンドウを閉じる際に該閉じるウィン
ドウを親とする子のウィンドウが開かれているか否かを
管理されている親子の従属関係に基づき判定する判定工
程と、閉じるウィンドウを閉じるウィンドウクローズ工
程と、閉じるウィンドウを閉じた後に該閉じたウィンド
ウの親となるウィンドウとの従属関係を解消するように
記憶手段から閉じたウィンドウの管理情報を削除する削
除工程と、閉じるウィンドウを親とする子のウィンドウ
に対し、判定工程、ウィンドウクローズ工程および削除
工程を実行するように制御する従属ウィンドウクローズ
処理工程とを有し、閉じるウィンドウを親とする子のウ
ィンドウが開かれていると判定されると、該子のウィン
ドウを閉じるウィンドウとして従属ウィンドウ処理工程
を再帰的に実行するように制御し、閉じるウィンドウを
親とする子のウィンドウが開かれていないと判定される
と、ウィンドウクローズ工程および削除工程を実行する
ように制御するから、ウィンドウを閉じる際に該ウィン
ドウから開かれた子のウィンドウを自動的に閉じること
ができ、従来のように子のウィンドウから順に閉じるよ
うに操作を行う必要がなく、親となるウィンドウと該親
のウィンドウから開かれた子のウィンドウとを閉じるた
めの操作を簡単化することができる。
【0048】請求項3記載の記憶媒体によれば、表示装
置に表示中のウィンドウから新たなウィンドウを開く際
に該新たなウィンドウの管理情報を取得し、該取得した
子のウィンドウの管理情報を親のウィンドウに対応付け
て記憶手段に保持することによってウィンドウ間の親子
の従属関係を管理する管理モジュールと、表示装置に表
示中のウィンドウを閉じる際に該閉じるウィンドウを親
とする子のウィンドウが開かれているか否かを管理され
ている親子の従属関係に基づき判定する判定モジュール
と、閉じるウィンドウを閉じるウィンドウクローズモジ
ュールと、閉じるウィンドウを閉じた後に該閉じたウィ
ンドウの親となるウィンドウとの従属関係を解消するよ
うに記憶手段から閉じたウィンドウの管理情報を削除す
る削除モジュールと、閉じるウィンドウを親とする子の
ウィンドウに対し、判定モジュール、ウィンドウクロー
ズモジュールおよび削除モジュールを実行するように制
御する従属ウィンドウクローズ処理モジュールと、閉じ
るウィンドウを親とする子のウィンドウが開かれている
と判定されると、該子のウィンドウを閉じるウィンドウ
として従属ウィンドウ処理モジュールを再帰的に実行す
るように制御する第1の制御モジュールと、閉じるウィ
ンドウを親とする子のウィンドウが開かれていないと判
定されると、ウィンドウクローズモジュールおよび削除
モジュールを実行するように制御する第2の制御モジュ
ールとを含むから、ウィンドウを閉じる際に該ウィンド
ウから開かれた子のウィンドウを自動的に閉じることが
でき、従来のように子のウィンドウから順に閉じるよう
に操作を行う必要がなく、親となるウィンドウと該親の
ウィンドウから開かれた子のウィンドウとを閉じるため
の操作を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウィンドウ表示制御装置の実施の一形
態が組み込まれている情報処理装置の主要部構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の情報処理装置によるウィンドウオープン
処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図1の情報処理装置によるウィンドウクローズ
処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図1の情報処理装置によるウィンドウオープン
処理の具体例を示す図である。
【図5】図1の情報処理装置によるウィンドウオープン
処理の具体例を示す図である。
【図6】図1の情報処理装置によるウィンドウクローズ
処理の具体例を示すフローチャートである。
【図7】図1の情報処理装置によるウィンドウクローズ
処理の具体例を示すフローチャートである。
【図8】図1の情報処理装置によるウィンドウクローズ
処理の具体例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 主記憶装置 3 入力装置 4 出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 直美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小室 譲司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定表示領域を有する複数のウィンドウ
    の中から対応するウィンドウを選択して表示装置に表示
    するようにウィンドウ表示制御を行うウィンドウ表示制
    御装置において、前記表示装置に表示中のウィンドウか
    ら新たなウィンドウを開く際に該新たなウィンドウの管
    理情報を取得し、該取得した子のウィンドウの管理情報
    を前記親のウィンドウに対応付けて記憶手段に保持する
    ことによってウィンドウ間の親子の従属関係を管理する
    管理手段と、前記表示装置に表示中のウィンドウを閉じ
    る際に該閉じるウィンドウを親とする子のウィンドウが
    開かれているか否かを前記管理されている親子の従属関
    係に基づき判定する判定手段と、前記閉じるウィンドウ
    を閉じるウィンドウクローズ手段と、前記閉じるウィン
    ドウを閉じた後に該閉じたウィンドウの親となるウィン
    ドウとの従属関係を解消するように前記記憶手段から前
    記閉じたウィンドウの管理情報を削除する削除手段と、
    前記閉じるウィンドウを親とする子のウィンドウに対
    し、前記判定手段、前記ウィンドウクローズ手段および
    前記削除手段を実行するように制御する従属ウィンドウ
    クローズ処理手段とを有し、前記閉じるウィンドウを親
    とする子のウィンドウが開かれていると判定されると、
    該子のウィンドウを閉じるウィンドウとして前記従属ウ
    ィンドウクローズ処理手段を再帰的に実行するように制
    御し、前記閉じるウィンドウを親とする子のウィンドウ
    が開かれていないと判定されると、前記ウィンドウクロ
    ーズ手段および前記削除手段を実行するように制御する
    ことを特徴とするウィンドウ表示制御装置。
  2. 【請求項2】 所定表示領域を有する複数のウィンドウ
    の中から対応するウィンドウを選択して表示装置に表示
    するためのウィンドウ表示制御方法において、前記表示
    装置に表示中のウィンドウから新たなウィンドウを開く
    際に該新たなウィンドウの管理情報を取得し、該取得し
    た子のウィンドウの管理情報を前記親のウィンドウに対
    応付けて記憶手段に保持することによってウィンドウ間
    の親子の従属関係を管理する管理工程と、前記表示装置
    に表示中のウィンドウを閉じる際に該閉じるウィンドウ
    を親とする子のウィンドウが開かれているか否かを前記
    管理されている親子の従属関係に基づき判定する判定工
    程と、前記閉じるウィンドウを閉じるウィンドウクロー
    ズ工程と、前記閉じるウィンドウを閉じた後に該閉じた
    ウィンドウの親となるウィンドウとの従属関係を解消す
    るように前記記憶手段から前記閉じたウィンドウの管理
    情報を削除する削除工程と、前記閉じるウィンドウを親
    とする子のウィンドウに対し、前記判定工程、前記ウィ
    ンドウクローズ工程および前記削除工程を実行するよう
    に制御する従属ウィンドウクローズ処理工程とを有し、
    前記閉じるウィンドウを親とする子のウィンドウが開か
    れていると判定されると、該子のウィンドウを閉じるウ
    ィンドウとして前記従属ウィンドウクローズ処理工程を
    再帰的に実行するように制御し、前記閉じるウィンドウ
    を親とする子のウィンドウが開かれていないと判定され
    ると、前記ウィンドウクローズ工程および前記削除工程
    を実行するように制御することを特徴とするウィンドウ
    表示制御方法。
  3. 【請求項3】 所定表示領域を有する複数のウィンドウ
    の中から対応するウィンドウを選択して表示装置に表示
    するためのウィンドウ表示制御プログラムを格納した記
    憶媒体において、前記表示装置に表示中のウィンドウか
    ら新たなウィンドウを開く際に該新たなウィンドウの管
    理情報を取得し、該取得した子のウィンドウの管理情報
    を前記親のウィンドウに対応付けて記憶手段に保持する
    ことによってウィンドウ間の親子の従属関係を管理する
    管理モジュールと、前記表示装置に表示中のウィンドウ
    を閉じる際に該閉じるウィンドウを親とする子のウィン
    ドウが開かれているか否かを前記管理されている親子の
    従属関係に基づき判定する判定モジュールと、前記閉じ
    るウィンドウを閉じるウィンドウクローズモジュール
    と、前記閉じるウィンドウを閉じた後に該閉じたウィン
    ドウの親となるウィンドウとの従属関係を解消するよう
    に前記記憶手段から前記閉じたウィンドウの管理情報を
    削除する削除モジュールと、前記閉じるウィンドウを親
    とする子のウィンドウに対し、前記判定モジュール、前
    記ウィンドウクローズモジュールおよび前記削除モジュ
    ールを実行するように制御する従属ウィンドウクローズ
    処理モジュールと、前記閉じるウィンドウを親とする子
    のウィンドウが開かれていると判定されると、該子のウ
    ィンドウを閉じるウィンドウとして前記従属ウィンドウ
    クローズ処理モジュールを再帰的に実行するように制御
    する第1の制御モジュールと、前記閉じるウィンドウを
    親とする子のウィンドウが開かれていないと判定される
    と、前記ウィンドウクローズモジュールおよび前記削除
    モジュールを実行するように制御する第2の制御モジュ
    ールとを含むことを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005518014A (ja) * 2002-02-15 2005-06-16 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション アプリケーションを使用する際にユーザのプライバシを保護する方法とシステム
JP2009104551A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Toshiba Corp 検査一覧表示処理装置及び検査一覧表示処理方法
JP2016062393A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 コニカミノルタ株式会社 操作画面表示装置および表示プログラム

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