JPH05341944A - ウィンドウ制御システム - Google Patents

ウィンドウ制御システム

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Publication number
JPH05341944A
JPH05341944A JP4147547A JP14754792A JPH05341944A JP H05341944 A JPH05341944 A JP H05341944A JP 4147547 A JP4147547 A JP 4147547A JP 14754792 A JP14754792 A JP 14754792A JP H05341944 A JPH05341944 A JP H05341944A
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JP
Japan
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window
screen
display
size
input
Prior art date
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Application number
JP4147547A
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English (en)
Inventor
Masaru Takeda
優 武田
Atsushi Komatsubara
淳 小松原
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ウィンドウを表示画面サイズに拡大することに
より、該ウィンドウに対応する画面の資源を有効に利用
することのできるウィンドウ制御システムを提供する。 【構成】ウィンドウ状態指示部10によって、任意のウ
ィンドウを表示装置80の画面サイズで表示画面上に表
示させる指示があると、ウィンドウ状態制御部20は、
ウィンドウ管理部30に対して、キーボード制御部4
0、マウス制御部50及び画面バッファメモリ制御部7
0に対するアクセスを禁止させ、これに代わって、自己
(ウィンドウ状態制御部20)が上記各制御部にアクセ
スする。これによって、任意のウィンドウは、ウィンド
ウ管理手段30の管理下に置かれず、ウィンドウ状態制
御部20によって画面サイズに拡大される。この拡大さ
れたウィンドウを表示するためのデータは、画面バッフ
ァメモリ制御部70を経て画面バッフアメモリ60に格
納された後、表示装置80に入力される。この結果、表
示装置80には、その表示画面サイズのウィンドウが表
示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ウィンドウの表示を
制御するウィンドウ制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、1つのウィンドウ内に他の環境を
構築することができるシステムが実現されつつある。こ
のようなシステムとしては、特開平3−90929号の
公報に開示されたものが知られている。この公報に記載
されたものは、1つのウィンドウ(一般的に、1つのウ
ィンドウと1つの機能のプログラムとが対応付けされて
いる。)に対して異なる機能の2以上のプログラムの機
能を実現するようにしている。
【0003】また、1つのウィンドウを表示画面サイズ
に拡大して表示することにより、該ウィンドウ内に、他
のウィンドウを表示可能にしたシステムも実現されてい
る。この場合のウィンドウの管理は、一般的にウィンド
ウ・マネージャによって行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術において、1つのウィンドウを表示画面の画面サ
イズに拡張して表示するようにしたシステムにあって
は、その対象ウィンドウがあたかも画面全体を占有して
いるかのように表示された場合であっても、対象ウィン
ドウがウィンドウ・マネージャの管理の下に置かれてい
るので、対象ウィンドウには、ウィンドウ・マネージャ
によって通常のウィンドウ表示の際に付加されるよう
な、ヘッダー、スクロールバーなどが付加されることと
なり、表示画面サイズに対応する対象ウィンドウ全体の
一部分を、他の目的に使用することができなかった。こ
のため、表示画面サイズに対応するウィンドウの画面を
有効に利用することが出来なかった。
【0005】この発明は、ウィンドウを表示画面サイズ
に拡大することにより、そのウィンドウに対応する画面
の資源を有効に利用することのできるウィンドウ制御シ
ステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、ウィンドウを表示画面に表示する表示
手段と、該表示手段を含む入出力部を制御する入出力制
御手段と、前記ウィンドウ及びそれに関する情報を管理
すると共に前記入出力制御手段へのアクセスを行うウィ
ンドウ管理手段とを有するウィンドウ制御システムにお
いて、任意のウィンドウを、前記表示画面の画面サイズ
で前記表示画面上に表示するか、或いは元の表示サイズ
で前記表示画面上に表示するかを指示するウィンドウ状
態指示手段と、このウィンドウ状態指示手段の指示内容
に従ってウィンドウの表示状態を切り替えるウィンドウ
状態制御手段とを具え、前記任意のウィンドウを前記画
面サイズで前記表示画面上に表示する際は、前記ウィン
ドウ管理手段による前記入出力制御手段へのアクセスを
禁止し、これに代わって、前記ウィンドウ状態制御手段
が前記入出力制御手段にアクセスするようにしたことを
特徴としている。
【0007】また、この発明は、請求項1の発明におい
て、前記任意のウィンドウを前記画面サイズから元の表
示サイズに戻して前記表示画面上に表示する際は、前記
ウィンドウ状態制御手段による前記入出力制御手段への
アクセスを禁止し、これに代わって、前記ウィンドウ管
理手段が前記入出力制御手段にアクセスするようにした
ことを特徴としている。
【0008】更に、この発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、前記入出力制御手段と前記ウィンドウ
管理手段との間に、2ポートのI/O制御手段を設けた
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】任意のウィンドウを表示手段の画面サイズで表
示画面上に表示する際は、ウィンドウ管理手段による入
出力制御手段へのアクセスを禁止し、これに代わって、
ウィンドウ状態制御手段が入出力制御手段にアクセスす
る。これによって、任意のウィンドウは、ウィンドウ管
理手段の管理下に置かれないので、ウィンドウ状態制御
手段によって画面サイズに拡大されて表示されることと
なり、そのウィンドウに対応する画面を有効に利用する
ことができる。
【0010】また、任意のウィンドウを画面サイズから
元の表示サイズに戻して表示画面上に表示する際は、ウ
ィンドウ状態制御手段による入出力制御手段へのアクセ
スが禁止され、これに代わって、ウィンドウ管理手段が
入出力制御手段にアクセスするので、任意のウィンドウ
は、ウィンドウ管理手段の管理下に置かれる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0012】最初に、本発明の第1の実施例を説明す
る。
【0013】図1は本発明に係るウィンドウ制御システ
ムの第1の実施例をブロック図で示したものである。
【0014】同図において、ウィンドウ制御システム
は、ウィンドウの状態を指示するウィンドウ状態指示部
10と、ウィンドウ状態指示部10からの指示内容に応
じてウィンドウの状態を変更するウィンドウ状態制御部
20と、ウィンドウを管理するウィンドウ管理部30
と、キーボードを制御するキーボード制御部40と、マ
ウスを制御するマウス制御部50と、画面に表示される
イメージを保持する画面バッファメモリ60に対してア
クセス制御する画面バッファメモリ制御部70と、画面
バッファメモリ60の内容を表示する表示装置80とを
有して構成されている。
【0015】ウィンドウ状態指示部10はメニューで構
成されており、そのメニューの一例を図2に示す。図2
(a)に示す例は、ウィンドウを表示画面サイズで表示
する際のメニューを示したものであり、このメニューは
メニュー名“ウィンドウ状態”とメニュー項目“全画
面”及びニュー項目“閉じる”から構成されている。メ
ニュー項目“全画面”が指定されると、拡大されるべき
ウィンドウは表示画面サイズに拡大されて表示されるよ
うになっている。この様にしてウィンドウが拡大表示さ
れた後は、図2(a)に示すメニューは図2(b)に示
すようなメニューに変更される。
【0016】図2(b)に示す例は、ウィンドウを通常
の表示サイズで表示する際のメニューを示したものであ
り、このメニューはメニュー名“ウィンドウ状態”とメ
ニュー項目“元の大きさ”及びニュー項目“閉じる”か
ら構成されている。メニュー項目“元の大きさ”が指定
されると、拡大表示されているウィンドウは拡大表示さ
れる前の元の表示サイズに縮小されて表示されるように
なっている。この様にしてウィンドウが縮小表示された
後は、図2(b)に示すメニューは図2(a)に示すよ
うなメニューに変更される。
【0017】なお、ここでは、ウィンドウ状態指示部1
0をメニューで実現しているが、これをキーボードで実
現するようにしても良い。この場合は、メニュー項目
“全画面”に対応するキー、メニュー項目“元の大き
さ”に対応するキーを予め設定しておく必要がある。
【0018】このウィンドウ状態指示部10からの指示
内容に応じた処理を行うウィンドウ状態制御部20の機
能の詳細については後述する。
【0019】ウィンドウ管理部30は、ウィンドウを管
理する為に、ウィンドウの大きさ、ウィンドウの表示位
置、ウィンドウツリー(これについては後述する)およ
び該ツリーにおけるウィンドウの位置などの情報を、自
己内の記憶領域に記憶している。
【0020】上記各入出力制御部は、ウィンドウ状態制
御部20およびウィンドウ管理部30がそれぞれアクセ
スできるように2ポートになっている。
【0021】この実施例においては、ウィンドウを通常
の表示サイズ(表示装置80の表示画面サイズより小さ
いサイズ)で表示するときは、ウィンドウ管理部30の
みが、キーボード制御部40、マウス制御部50及び画
面バッファメモリ制御部70などの入出力制御部に対し
てアクセスするように設定されている。これに対し、ウ
ィンドウを、表示装置80の表示画面サイズで表示する
ときは、ウィンドウ状態制御部20のみが、上記入出力
制御部に対してアクセスするように設定されており、こ
の場合は、表示されるウィンドウはウィンドウ管理部3
0の管理下には置かれない。
【0022】またこの実施例では、表示画面サイズでウ
ィンドウが表示されているときは、ウィンドウ状態制御
部20がウィンドウ管理部30を制御するように設定さ
れている。これは、表示画面サイズのウィンドウ内に、
他の通常の表示サイズのウィンドウを表示可能にするた
めである。
【0023】すなわち、他の通常の表示サイズのウィン
ドウは、表示装置80の表示画面に表示されるウィンド
ウを表現している階層構造のウィンドウツリーに基づい
て表示されなければならない。このウィンドウツリーを
管理しているのがウィンドウ管理部30であるので、ウ
ィンドウ制御部20がウィンドウ管理部30に対してウ
ィンドウツリーに基づくウィンドウを表示させるよう命
令する。なおウィンドウツリーは、ルートの下位に、表
示されるべきウィンドウを示す情報(例えばノード)が
繋がった構成になっている。すなわちルートから辿れる
ノードに対応するウィンドウのみが表示装置80に表示
されることを意味する。
【0024】次に、ウィンドウ状態制御部30によるウ
ィンドウ表示処理について、図3のフローチャートを参
照して説明する。
【0025】ウィンドウ状態制御部20は、ウィンドウ
状態指示部10によるウィンドウの状態の指示があるか
否かを判断し(ステップ301)、無い場合は指示があ
るまで待機し、これに対し、指示があった場合は、メニ
ュー項目“全画面”が指示されたのか、メニュー項目
“元の大きさ”が指示されたのかを認識する(ステップ
302)。
【0026】ここで、メニュー項目“全画面”が指示さ
れた場合には全画面処理を実行し、メニュー項目“元の
大きさ”が指示された場合は元の大きさ処理を実行する
(ステップ303)。次に、これらの処理について順次
説明する。
【0027】最初に全画面処理について説明する。
【0028】この全画面処理の場合は、ウィンドウ状態
制御部20がウィンドウ管理部30を管理するようにな
っているので、ウィンドウ管理部30はウィンドウ状態
制御部20からの指示に従って処理することになる。
【0029】ウィンドウ状態制御部20は、処理対象と
なっている現在のウィンドウをウィンドウツリーから外
すように、ウィンドウ管理部30に指示すると共に(ス
テップ304)、現在のウィンドウに関する情報(ウィ
ンドウの大きさおよび位置、ツリー内の位置)をウィン
ドウ管理部30に要求する。これによって、現在のウィ
ンドウはウィンドウ管理部30の管理下には置かれない
こととなる。と同時に、現在のウィンドウに関する情報
がウィンドウ管理部30からウィンドウ状態制御部20
に通知されるので、ウィンドウ状態制御部20は、その
情報を自己の記憶領域に記憶する(ステップ305)。
【0030】次に、ウィンドウ状態制御部20は、ウィ
ンドウ管理部30に対して、キーボード制御部40、マ
ウス制御部50、画面バッファメモリ制御部70へのア
クセスを禁止させ(ステップ306)、自己がそれらの
制御部に対してアクセスを開始する(ステップ30
7)。
【0031】何故ならば、この時点では、現在のウィン
ドウに対してはウィンドウ管理部30は一切関知せず、
その代わりに、その現在のウィンドウに対する操作は、
ウィンドウ状態制御部20が行うようになっているの
で、入出力制御部に対するアクセス権はウィンドウ状態
制御部20に移行する。
【0032】このアクセス権が得られたときの操作とし
ては、次のような操作が含まれている。 (1)現在のウィンドウの大きさを物理的な画面サイズ
(表示装置80の表示画面サイズ)に拡大して、該拡大
したウィンドウを表示するためのデータを画面バッファ
メモリ制御部70に出力する。この結果、拡大されたウ
ィンドウを表示するためのデータは、画面バッファメモ
リ60に格納された後、表示装置80に入力される。 (2)ウィンドウ管理部30に対して、ウィンドウツリ
ーに基づくウィンドウを表示するよう指示する。この結
果、そのウィンドウを表示するためのデータが、画面バ
ッファメモリ60に格納された後、表示装置80に入力
される。
【0033】このような操作が行われることにより、表
示装置80の表示画面には、画面バッフアメモリ60の
内容に基づくウィンドウが再表示されることとなる(ス
テップ308)。
【0034】このようにしてウィンドウの再表示が行わ
れたときは、その旨が、画面バッファメモリ制御部7
0、ウィンドウ管理部30を経てウィンドウ状態制御部
20に通知されるようになっているので、ウィンドウ状
態制御部20は、ウィンドウ状態指示部10に対してメ
ニューの切り替えを命令する(ステップ309)。ここ
で、現在の処理が、全画面処理であった場合には、図2
(a)に示すメニュー内容から図2(b)に示すメニュ
ー内容に変更され、また元の大きさ処理であった場合
は、図2(b)に示すメニュー内容から図2(a)に示
すメニュー内容に変更される。
【0035】次に元の大きさ処理について説明する。
【0036】ウィンドウ状態制御部20は、キーボード
制御部40、マウス制御部50、画面バッファメモリ制
御部70に対するアクセス権を放棄し(ステップ31
0)、そのアクセス権をウィンドウ管理部30に移行す
る(ステップ311)。
【0037】と同時に、自己の記憶領域に記憶されてい
る現在のウィンドウに関する情報に基づいて、拡大され
ているウィンドウの大きさを、元のウィンドウの大きさ
に縮小する。また、その縮小したウィンドウ及び自己の
記憶領域に記憶されている現在のウィンドウに関する情
報をウィンドウ管理部30に渡して、縮小されたウィン
ドウをウィンドウツリーに挿入するよう指示する(ステ
ップ312)。この指示に応答したウィンドウ管理部3
0は縮小されたウィンドウをウィンドウツリーに挿入す
る。これにより、画面バッファメモリ60には、ウィン
ドウツリー情報に基づく表示されるべきウィンドウを表
示するためのデータが格納されることとなる。ステップ
312終了後は、ステップ308に進む。
【0038】この実施例では、入出力制御部を2ポート
としたが、これに限定されることなく、図4に示すよう
な構成にしても良い。
【0039】すなわち、ウィンドウ状態制御部20及び
ウィンドウ管理部30と各入出力制御部との間に、それ
らの入出力制御部を制御する2ポートのI/O制御部4
00を設け、そのI/O制御部400にはウィンドウ指
示部10からの指示結果が入力されるように設定する。
I/O制御部400は、ウィンドウ指示部10からの指
示結果に応じて、ウィンドウ状態制御部20、あるいは
ウィンドウ管理部30のいずれかにアクセス権を与え
る。なお各入出力制御部は2ポートにせず、1ポートと
する。
【0040】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
【0041】図5は、本発明に係るウィンドウ制御シス
テムの第2の実施例をブロック図で示したものである。
このブロック図は、図1に示した第1の実施例の構成に
おいて、キーボード制御部40、マウス制御部50を削
除した構成になっている。なお同図において、図1に示
した構成要素と同様の機能を有する構成要素に同一符号
を付している。
【0042】次に、ウィンドウ状態制御部20によるウ
ィンドウ表示処理について、図6のフローチャートを参
照して説明する。
【0043】ウィンドウ状態制御部20は、ウィンドウ
状態指示部10によるウィンドウの状態の指示があるか
否かを判断し(ステップ601)、無い場合は指示があ
るまで待機し、これに対し、指示があった場合は、メニ
ュー項目“全画面”が指示されたのか、メニュー項目
“元の大きさ”が指示されたのかを認識すると共に(ス
テップ602)、現在のウィンドウをウィンドウツリー
から外すように、ウィンドウ管理部30に指示する(ス
テップ603)。ウィンドウ管理部30では、現在のウ
ィンドウをウィンドウツリーから外す。
【0044】そして、ウィンドウ状態制御部20は、ス
テップ602において認識した指示内容に応じた処理を
実行する(ステップ604)。
【0045】すなわち、ステップ602においてメニュ
ー項目“全画面”が指示された場合は、ウィンドウ管理
部30に対して、現在のウィンドウの大きさに関する情
報を要求する。次に、その要求に応答したウィンドウ管
理部30からの戻り値としての、現在のウィンドウの大
きさを示す情報を自己の記憶領域に記憶するとともに
(ステップ605)、現在のウィンドウの大きさを物理
的な画面サイズ(表示装置80の表示画面サイズ)に拡
大し(ステップ606)、更に、該拡大したウィンドウ
をウィンドウ管理部30に渡す。
【0046】ウィンドウ管理部30では、渡されたウィ
ンドウ(実際にはウィンドウに関するノード)を、ウィ
ンドウツリーにおけるルートウィンドウ(実際にはウィ
ンドウに関するノード)の直接の子供の位置に挿入する
(ステップ607)。このとき、画面バッファメモリ6
0には、拡大されたウィンドウを表示するためのデータ
が格納される。これ以降の処理は、第1の実施例で示し
た図3のステップ308、309の処理と同様である
(ステップ608、609)。
【0047】一方、上記ステップ602においてメニュ
ー項目“元の大きさ”が指示された場合は、ウィンドウ
状態制御部20は、拡大されているウィンドウの大きさ
を、自己に記憶領域に記憶されているウィンドウの大き
さに関する情報に基づいた大きさに縮小し(ステップ6
10)、その縮小されたウィンドウをウィンドウ管理部
30に渡す。
【0048】ウィンドウ管理部30では、渡されたウィ
ンドウ(実際にはウィンドウに関するノード)をウィン
ドウツリーにおけるルートウィンドウ(実際にはウィン
ドウに関するノード)の直接の子供の位置に挿入する
(ステップ611)。ステップ611終了後は、ステッ
プ608に進む。このときは、画面バッファメモリ60
には、縮小されたウィンドウを表示するためのデータが
格納される。
【0049】なお、上記各実施例では、任意の1つのウ
ィンドウを拡大又は縮小するようにしているが、予め表
示画面サイズ用とそれ以外用の2つのウィンドウを用意
しておき、状態指示に従って、2のウィンドウを切り替
えて使用するようにしても良い。この場合は、表示画面
サイズ用ウィンドウはウィンドウ状態制御部20で管理
し、一方、それ以外用のウィンドウはウィンドウ管理部
30で管理するようにする。
【0050】以上説明したように本実施例によれば、任
意のウィンドウを表示装置の画面サイズで表示画面上に
表示する際は、拡大して表示すべきウィンドウは、ウィ
ンドウ管理部の管理下に置かれず、ウィンドウ状態制御
部の管理下に置かれるので、従来の如く、表示画面サイ
ズに対応するウィンドウを表示した場合に、そのウィン
ドウの一部分が、ヘッダー、スクロールバーなどの領域
として使用されることはない。従って、ウィンドウ画面
の資源を有効に利用することができる。
【0051】またマウス、ウィンドウ管理部を経由しな
いでキーボード、マウス、画面などの資源を使用でき
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、任
意のウィンドウを表示手段の画面サイズで表示画面上に
表示する際は、ウィンドウ管理手段による入出力制御手
段へのアクセスを禁止し、これに代わって、ウィンドウ
状態制御手段が入出力制御手段にアクセスするようにし
たので、任意のウィンドは、ウィンドウ管理手段による
処理操作は行われず、入出力制御手段の独自の処理操作
が行われる。従って、任意のウィンドウを画面サイズに
拡大して表示することができ、かつ画面サイズに対応す
るウィンドウ領域全てを使用することができる。
【0053】また、マウス制御部、キーボード制御部、
画面バッファメモリ制御部などの入出力制御部もウィン
ドウ管理手段の管理下に置かれないので、キーボード、
マウス、画面などの資源を有効に使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウィンドウ制御システムの第1の
実施例を示すブロック図。
【図2】ウィンドウ状態指示部の構成を示す図。
【図3】第1の実施例のウィンドウ状態制御部によるウ
ィンドウ表示処理の動作を示すフローチャート。
【図4】第1の実施例の応用例を示す図。
【図5】本発明に係るウィンドウ制御システムの第2の
実施例を示すブロック図。
【図6】第2の実施例のウィンドウ状態制御部によるウ
ィンドウ表示処理の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】 10…ウィンドウ状態指示部、20…ウィンドウ状態制
御部、30…ウィンドウ管理部、40…キーボード制御
部、50…マウス制御部、60…画面バッファメモリ、
70…画面バッファメモリ制御部、80…表示装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウィンドウを表示画面に表示する表示手段
    と、該表示手段を含む入出力部を制御する入出力制御手
    段と、前記ウィンドウ及びそれに関する情報を管理する
    と共に前記入出力制御手段へのアクセスを行うウィンド
    ウ管理手段とを有するウィンドウ制御システムにおい
    て、 任意のウィンドウを、前記表示画面の画面サイズで前記
    表示画面上に表示するか、あるいは元の表示サイズで前
    記表示画面上に表示するかを指示するウィンドウ状態指
    示手段と、 このウィンドウ状態指示手段の指示内容に従ってウィン
    ドウの表示状態を切り替えるウィンドウ状態制御手段と
    を具え、前記任意のウィンドウを前記画面サイズで前記
    表示画面上に表示する際は、前記ウィンドウ管理手段に
    よる前記入出力制御手段へのアクセスを禁止し、これに
    代わって、前記ウィンドウ状態制御手段が前記入出力制
    御手段にアクセスするようにしたことを特徴とするウィ
    ンドウ制御システム。
  2. 【請求項2】前記任意のウィンドウを前記画面サイズか
    ら元の表示サイズに戻して前記表示画面上に表示する際
    は、前記ウィンドウ状態制御手段による前記入出力制御
    手段へのアクセスを禁止し、これに代わって、前記ウィ
    ンドウ管理手段が前記入出力制御手段にアクセスするよ
    うにしたことを特徴とする請求項2記載のウィンドウ制
    御システム。
  3. 【請求項3】前記入出力制御手段と前記ウィンドウ管理
    手段との間に、2ポートのI/O制御手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のウィンドウ制
    御システム。
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