JPH06242913A - マルチウインドウにノードをもたせた表示装置 - Google Patents

マルチウインドウにノードをもたせた表示装置

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JPH06242913A
JPH06242913A JP5027070A JP2707093A JPH06242913A JP H06242913 A JPH06242913 A JP H06242913A JP 5027070 A JP5027070 A JP 5027070A JP 2707093 A JP2707093 A JP 2707093A JP H06242913 A JPH06242913 A JP H06242913A
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JP
Japan
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Application number
JP5027070A
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English (en)
Inventor
Shuichi Yamaguchi
修市 山口
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Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置において、1つのウインドウに対す
る操作で関係するウインドウ全てに同様な処理を施すこ
とによるウインドウ操作時間の短縮の実現。 【構成】 ウインドウID21とノード番号22からな
るウインドウ管理リスト20と、ノード番号31とウイ
ンドウ情報32からなるノード情報リスト30と、ノー
ド関係リスト40と、これらによりデータの結合関係を
管理するデータ結合関係管理手段と、を有する。ウイン
ドウ情報32は、ウインドウID32−1,種別32−
2,サイズ32−3,作成時間32−4,保護情報32
−5,リンク数32−6,関係リストポインタ32−7
を有し、ウインドウ関係リスト40は参照するウインド
ウとその関連するウインドウを類別化し類別内のウイン
ドウの階層構造を上下関係で規定するため、上位層、ウ
インドウ自身、同位層、下位層の4相をノード区分で表
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像表示装置に関し、特
に、マルチウインドウにノードを持たせた表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ(表示装置)の表示方式の
一つとして近年マルチウインドウ方式が多用されてい
る。
【0003】マルチウインドウ方式は異なる内容の複数
画面を同時に同一のディスプレイ上に表示する方式であ
り、この方式によると1つのディスプレイ上にサイズの
異なるウインドウが開かれるので、使用者はあるウイン
ドウに全体画像を、別のウインドウに部分拡大像を同時
に表示したり、あるウインドウにコマンドメニューを表
示し、選択すべきコマンドの機能をヘルプ機能等により
別のウインドウに同時に表示したりすることができるの
で、マルチウインドウ方式は使用者にとって操作上、或
いは画像観察上、便利であり、近年マルチウインド方式
を利用したソフトウエアの開発も相俟って、マルチウイ
ンドウ方式が多用されている。
【0004】しかしながら、画面上に開かれるウインド
ウの数が多くなると他のウインドウの影に隠れるウイン
ドウができるという問題点があり、このため、従来のマ
ルチウインド方式はウインドウ表示の優先順位を変えて
影に隠れたウインドウを最上位に表示する手段を有して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
マルチウインドウ方式は、画面上に開かれるウインドウ
の数が多いとき他のウインドウの影に隠れるウインドウ
ができる不都合を回避する手段として、ウインドウ表示
の優先順位を変えて影に隠れたウインドウを最上位に表
示することができる。
【0006】しかしながら、近年のマルチウインドウ方
式の多用にともなって、その利用(応用)範囲が拡大
し、利用技術の処理の内容によっては処理結果を複数の
ウインドウに分割し、例えば、画像や、計算結果や、グ
ラフ、として同じ画面に並べてそれぞれ別のウインドウ
で表示する場合がある。このような場合に処理が進むと
前回の結果を表示しているウインドウが影に隠れ前後の
関連を比較してみたい場合等に前回の処理結果を再び最
上位に表示するには、上記従来のマルチウインドウ方式
では、複数ウインドウに対して最上位に表示する機能を
用いる必要があり、またウインドウを複数個探す必要も
あり、ウインドウ操作に時間と繁瑣な手続きを要するの
でオペレータの負担が増すという欠点があった。
【0007】本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので
あり、1つのウインドウに対する操作で関係するウイン
ドウ全てに同様な処理を施すことによりウインドウ操作
時間の短縮と、それに伴うをオペレータの負担の軽減を
実現し得るマルチウインドウ方式を有する画像表示装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第1の発明によるマルチウインドウにノードを持た
せた表示装置は、入力部と、表示部と、記憶部と、処理
部と、を備え、複数ウインドウの表示手段を有する表示
装置において、ウインドウ間にノードをもたせ、任意の
ウインドウに関するウインドウ間の結合関係を管理する
ウインドウ結合関係管理手段を有することを特徴とす
る。
【0009】第2の発明によるマルチウインドウにノー
ドを持たせた表示装置は、入力部と、表示部と、記憶部
と、処理部と、を備え、複数ウインドウの表示手段を有
する表示装置において、ウインドウ管理情報と、ウイン
ドウのノード情報と、ウインドウの結合関係を規定する
ノード関係情報と、ウインドウ管理情報,ノード情報,
及びノード関係情報と、によりウインドウの結合関係を
管理するウインドウ結合関係管理手段と、を有すること
を特徴とする。
【0010】第3の発明は上記第2の発明によるマルチ
ウインドウにノ−ドを持たせた表示装置において、ウイ
ンドウ管理情報が、ウインドウを識別するためのウイン
ドウ識別子及びノード番号を含むウインドウ管理リスト
からなり、ノード情報が、ウインドウの、ノード番号
と、該ノード番号に対応するウインドウ管理リストのウ
インドウ識別子,ウインドウ種別,ウインドウサイズ,
作成時間,保護情報,リンク数,及び関係リストポイン
タを含むノード情報を有するノード情報リストからなり
記ノード関係情報が、あるウインドウと他のウインドウ
との関係を、上位、同位、下位、或いは当該ウインドウ
自身であるかの、階層区分によってウインドウ間の結合
関係を規定したノード関係リストからなることを特徴と
する。
【0011】第4の発明は上記第1または第2のマルチ
ウインドウにノードを持たせた表示装置において、ウイ
ンドウ結合関係管理手段と、階層区分によって分類され
る操作モードとに基づいてウインドウ操作を行うことを
特徴とする。
【0012】第5の発明は上記第1または第2の発明に
よるマルチウインドウにノードを持たせた表示装置にお
いて、ウインドウ結合関係管理手段が下記(1)〜
(3)の段階を含むことを特徴とする。 (1) ウインドウを生成するとき、必ずノード情報を
作成する。 (2) ウインドウに対して処理を行うとき、ノード番
号をもとに下位の階層にあるウインドウIDまたは同一
階層にあるウインドウ識別子を得る。
【0013】(3) 操作モードと上記(2)の段階で
得たウインドウ識別子により結合関係にあるウインドウ
に対して、当該ウインドウと他のウインドウとの結合関
係が、上位、同位、下位、或いは当該データ自身である
かを示すノード区分を設定し、関係リストを作成又は更
新する。
【0014】
【作用】上記構成により第1の発明によるマルチウイン
ドウにノードを持たせた表示装置は、ウインドウ結合関
係管理手段によりウインドウ間にノードをもたせ、任意
のウインドウに関するウインドウ間の結合関係を管理す
る。
【0015】第2の発明によるマルチウインドウにノー
ドを持たせた表示装置は、ウインドウ結合関係管理手段
が、ウインドウ管理情報と、ウインドウのノード情報
と、ウインドウの結合関係を規定するノード関係情報
と、によりウインドウの結合関係を管理する。
【0016】第3の発明は上記第2の発明によるマルチ
ウインドウにノードを持たせた表示装置において、ウイ
ンドウ結合関係管理手段が、ウインドウを識別するため
のウインドウ識別子及びノード番号を含むウインドウ管
理リストと、ウインドウの、ノード番号と、該ノード番
号に対応するウインドウ管理リストのウインドウ識別
子,ウインドウ種別,ウインドウサイズ,作成時間,保
護情報,リンク数,及び関係リストポインタを含むノー
ド情報とを有するノード情報リストと、あるウインドウ
と他のウインドウとの関係を、上位、同位、下位、或い
は当該ウインドウ自身であるかの、階層区分によってウ
インドウ間の結合関係を規定したノード関係リストによ
りウインドウの結合関係を管理する。
【0017】第4の発明は上記第1及び第2の発明にお
いて、ウインドウ結合関係管理手段と、階層区分によっ
て分類される操作モードによってウインドウ操作を行う
ことを特徴とする。
【0018】第5の発明は上記第1の発明によるマルチ
ウインドウにノードを持たせた表示装置において、ウイ
ンドウ結合関係管理手段が、ウインドウを生成すると
き、必ずノード情報を作成し、ウインドウに対して処理
が行うとき、ノード番号をもとに下位の階層にあるウイ
ンドウIDまたは同一階層にあるウインドウ識別子を得
る。そして、操作モードと上記段階で得たウインドウ識
別子により結合関係にあるウインドウに対して、当該ウ
インドウと他のウインドウとの結合関係が、上位、同
位、下位、或いは当該データ自身であるかを示すノード
区分を設定し、関係リストを作成又は更新する。
【0019】
【実施例】図1は、本発明のマルチウインドウにノード
を持たせた表示装置の一実施例としての画像処理装置1
の構成を示すブロック図であり、画像処理装置1は図1
に示すように、入力部11、要求処理実行部12、情報
生成/更新処理部13、ウインドウ管理情報記憶部1
4、グラフィックデータ作成部15、表示部16を有し
ている。
【0020】入力部11は、画像処理装置1のウインド
ウ操作に必要な情報等を入力するキーボード(ファンク
ションキーを含む)有している。なお、入力部11はウ
インドウ操作に便利なポインテイングデバイス、例えば
マウス、を含むことが望ましい。
【0021】要求処理実行部12は、本発明に基づくデ
ータ結合関係管理方式の実行手順をウインドウ結合関係
管理手段として記憶するROMおよびデータ結合関係管
理方式の実行と画像処理装置1の動作全体を制御するC
PUを有し、ウインドウ情報の生成及び更新処理を行う
ためのメモリーを含む情報生成/更新処理部13,磁気
ディスク等の記憶装置からなるウインドウ管理情報記憶
部14、及びグラフィックデータ作成部15を制御す
る。
【0022】また、ウインドウ管理情報記憶部14には
図2(後述)に示すようなウインドウ管理リスト20,
ウインドウのノード情報リスト30,及びウインドウの
結合関係を規定するノード関係リスト40及び画像デー
タ等のデータを格納する。表示部16はメニュー、コマ
ンド、画像リスト等の画像の操作情報と画像や、曲線、
画像の解析結果を表示するCRTを有する。
【0023】画像表示装置1は本発明に基づくウインド
ウ結合関係管理方式により表示部16に表示された複数
のウインドウ(マルチウインドウ)の削除、表示/非表
示,移動等の処理を入力部11からのオペレータの指示
により行い、結合関係と操作モード(ウインドウ操作は
それぞれ独立/同一階層/階層別)により1つのウイン
ドウに対する操作を結合関係にあるウインドウ全てに施
すことができる。
【0024】このために、ウインドウ間にノード(結合
点)を持たせ、ウインドウ管理情報としてノード番号,
ウインドウID,ウインドウ・グループID,保護情
報,ウインドウ種別,ウインドウサイズ,作成時間,結
合ウインドウ数等の情報を用いている。
【0025】CPUは画像処理装置1の駆動開始時に、
ウインドウ管理記憶部14から図2(後述)に示すよう
なウインドウ管理リスト20,ウインドウのノード情報
リスト30,及びウインドウの結合関係を規定するノー
ド関係リスト40を読み出し情報生成/更新処理部13
に書込む。
【0026】図1において、オペレータが表示部16の
入力部11のCRTに表示されたウインドウの加・除・
更新、移動、拡大、縮小、或いは最上位表示若しくは非
表示等の処理を行おうとする場合、オペレータはマウス
によりCRT画面上の所望のウインドウ上にカーソルを
移動させてから、画面上コマンドメニュー(或いは、ア
イコン(絵文字によるコマンド表示))を指示する。
【0027】要求処理実行部12は入力部11からのウ
インドウ操作指示があったとき、ROMに格納されてい
る本発明のウインドウ結合関係管理手段により、ウイン
ドウ操作要求の実行を行う(図2の説明参照)。
【0028】情報生成/更新処理部13は要求実行処理
部によるウインドウ結合管理の実行制御に基づきウイン
ドウ管理リスト20,ウインドウのノード情報リスト3
0,及びウインドウの結合関係を規定するノード関係リ
スト40に対するウインドウ情報(図2の説明参照)の
生成・登録、或いは更新処理を行う。ウインドウ管理情
報記憶部14は情報生成/更新処理部13による処理結
果を格納(記憶)する。
【0029】グラフィックデータ作成部15は、ウイン
ドウ管理情報記憶部14に記憶されているウインドウ管
理情報、画像、その他のデータを、要求処理実行部12
を介した入力部11からの指示により表示部16にウイ
ンドウ形式で表示するために、グラフィックデータとし
て加工・作成する。表示部16はグラフィックデータ作
成部15で作成されたグラフィックデータを(ウインド
ウ形式で)表示する。ここで、ウインドウ結合関係管理
手段は、少なくとも、次の段階(1)〜(3)を有して
いる。 (1) ウインドウを生成すると、必ずノード情報を作
成する。 (2) ウインドウに対して処理が行われるとノード番
号をもとに下位の階層にあるウインドウIDまたは同一
階層にあるウインドウIDを得る。 (3) 操作モードと上記(2)で得られたウインドウ
IDにより結合関係にあるウインドウに対して処理を施
す。 以下、図2を基に本発明に基づくウインドウの管理方式
について述べる。
【0030】図2は本発明に基づくウインドウの結合関
係の基本的構造を示す概念図であり、図2において、2
0はウインドウ管理リスト、30はノード情報リスト、
40はノード関係リストを意味する。
【0031】ウインドウ管理リスト20は、本発明のウ
インドウ結合関係管理方式によるウインドウの生成によ
り、1つのウインドウに対して1つのノード番号を割り
付けることで形成される。
【0032】ウインドウ管理リスト20はウインドウI
D欄21及びノード番号欄22からなり、ウインドウ欄
ID21にはウインドウ生成時に発番されたウインドウ
IDが登録される。また、ノード番号欄22にはノード
情報リスト30中のノード番号31の空き番号が割り付
けられる。
【0033】ノード情報リスト30はノード番号31と
ウインドウ情報32からなり、ウインドウ情報32は更
にウインドウID32−1,種別32−2,サイズ32
−3,作成時間32−4,保護情報32−5,リンク数
32−6,関係リストポインタ32−7から構成されて
いる。
【0034】そして、ウインドウ管理リスト20に形成
されたウインドウID21はノード情報リスト30中の
ノード番号31に対応するウインドウ情報32のウイン
ドウID32−1に登録される。この時、併せて生成さ
れた他の情報(種別32−2,サイズ32−3,・・,
関係リストポインタ32−7)もウインドウ情報32に
登録される。
【0035】ウインドウ情報32はノード関係リスト4
0へのポインタ(関係リストポインタ32−7)を含
み、生成したウインドウと他のウインドウとの結合関係
が、上位,同位,下位,或いは当該ウインドウ自身であ
るかの階層を示すノード区分41を設定し関係リスト4
0を作成または更新する。
【0036】なお、ウインドウ管理リスト20のノード
番号欄22に登録されているノード番号に対しノード情
報リスト30中のノード番号として登録されているノー
ド番号の1つが対応し、ウインドウ管理リスト20のな
かの当該ノード番号に対応するウインドウID欄21に
登録されているウインドウIDとノード情報リスト30
中のウインドウID32−1に登録されているウインド
ウIDが対応する。
【0037】また、ノード情報32の種別32−2には
ウインドウの表示内容、例えば、画像,エラーメッセー
ジ,警告,一覧表,グラフ等、を示す情報が、サイズ3
2−3はウインドウの大きさを示す情報が、生成時間3
2−4にはウインドウの生成時間を示す情報が、保護情
報32−5としてはウインドウに対する移動,表示/非
表示,消去等の許可または不許可を示す情報が、リンク
数32−6にはウインドウの結合数を示す情報が、関係
リストポインタ32−7(上述したノード関係リスト4
0へのポインタ)にはノード関係リスト40の対応する
アドレスを差し示すためのアドレス情報を含む。
【0038】ノード関係リスト40は参照するデータと
その関連するデータを類別化し、参照するウインドウを
ノード番号と、他のウインドウの関係をノード区分41
によって設定する上位、同位、下位、或いは当該ウイン
ドウ自身である階層区分によって規定し、参照するウイ
ンドウと関連するウインドウのノード番号と、その関連
するウインドウのノード番号とそのノード番号を持つウ
インドウと参照するウインドウの関係を同様にノード区
分41によって規定する。
【0039】ノード区分41は類別内のウインドウの階
層構造を上下関係(従属/被従属関係)で規定するた
め、上位層、当該ウインドウ自身、同位層、下位層の4
相で示し、それぞれコード「−1」,「0」,「1」,
「2」で表している。図2で、ノード情報リスト30と
ノード関係リスト40とを結ぶ結ぶ太い破線及び細い破
線は各情報のアドレスの対応関係(結合関係)を示して
いる。
【0040】図3は図2のノード関係リスト40から規
定されるノード関係の説明図であり、ノード番号が3の
ウインドウとノード番号が5、6、7のウインドウは同
位の関係にあり、ノード番号が3のウインドウとノード
番号が8のウインドウは上下関係(親子関係)にあり、
また、ノード番号が8のウインドウとノード番号が12
のウインドウも上下関係(親子関係)にあり、従って、
ノード番号が12のウインドウはノード番号が8のウイ
ンドウを介してノード番号が3のウインドウに従属して
いることが示されている。
【0041】また、ノード番号が3のウインドウとノー
ド番号が10のウインドウも上下関係にあり、且つノー
ド番号が7のウインドウとノード番号が10のウインド
ウも上下関係にあり、ノード番号が8のウインドウとノ
ード番号が10のウインドウは同位の関係にあることが
示されている。
【0042】なお、これらの関係は、図2のノード関係
リスト40と対応しており、ノード関係リスト40のノ
ード区分43は図3のノード番号3のウインドウ51
と、ノード区分44はウインドウ52と、ノード区分4
5はウインドウ53と、ノード区分46はウインドウ5
4と対応している。
【0043】図4はウインドウの相互関係を単純モデル
化した図であり、図4(a)に示すモデルはウインドウ
A(61),B(62),C(63)が独立した関係に
あることを示し、図4(b)に示すモデルはウインドウ
A(71),B(72),C(73)が同位層の関係に
あることを示し、図4(C)に示すモデルはウインドウ
A(81)とB(82)、ウインドウB(81)とC
(83)がそれぞれ上下関係にあり、また、ウインドウ
C(83)はウインドウB(82)を介してウインドウ
A(81)にも従属していることを示し、図4(d)に
示すモデルはウインドウA(91)とB(92)、ウイ
ンドウA(91)とC(93)が上下関係にあり、ウイ
ンドウB(92)とC(93)は同位層の関係にあるこ
とを示している。
【0044】この各々のモデルに、ウインドウの削除処
理を行うとした場合、ウインドウAだけを削除するに
は、図4(a)のモデルではウインドウ61だけが削除
され、他のウインドウには影響を与えず、また、図4
(b)のモデルではウインドウ71が削除されることで
ウインドウ72,73のノード関係リストにおいて同位
層として登録されていたウインドウ71が削除され、図
4(c)のモデルではウインドウ81が削除されること
でノード関係リストのノード区分でウインドウ82の上
位層にあったウインドウ81に代りウインドウ82が上
位層であること及び当該ウインドウ自身を示し、図4
(d)のモデルではウインドウ91が削除されることで
ノード関係リストのノード区分でウインドウ92とウイ
ンドウ93の上位層にあったウインドウ91に代ってウ
インドウ92,93がそれぞれ上位層であること及び当
該ウインドウ自身を示す。
【0045】この場合、削除する条件をウインドウAを
含めこれに従属するウインドウとした場合には、図4
(c)のモデルではウインドウ81,82,83の全て
が、図4(d)のモデルではウインドウ91,92,9
3の全てが削除されることになる。
【0046】また、図4(c),(d)のモデルにおい
てウインドウBのみを削除した場合には、図4(c)の
モデルではウインドウ81とウインドウ83が、図4
(d)のモデルではウインドウ91とウインドウ93が
上下の従属関係となり、この場合どちらのモデルのノー
ド関係リストも同じ内容になる。
【0047】このように、上述した本発明のウインドウ
結合関係管理方式のノード関係リストを用いることによ
り、ウインドウの削除処理が1回のウインドウ操作でで
きる。
【0048】また、上記例ではウインドウ操作のうちウ
インドウの削除処理について述べたが、ウインドウの表
示/非表示,移動等の処理等のウインドウ操作について
も上述した本発明のウインドウ結合関係管理方式のノー
ド関係リストを用いることにより行うことができ、結合
関係と操作モードにより1つのウインドウに対する操作
を結合関係にあるウインドウ全てに施こすとができる。
従って、従来のウインドウ表示方式のように複数のウイ
ンドウに対する操作に多くの時間と繁瑣な手続きを要し
ない。以上本発明の一実施例について説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形
実施が可能であることはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマルチウイ
ンドウにノードを持たせた表示装置によれば、ウインド
ウ間にノード(結合点)を持たせ、どのウインドウ間で
結合関係があるかを管理しており、この結合関係と操作
モードによりウインドウ操作を行うので、オペレータが
必要とするウインドウを最上位に表示する時や、不用と
なったウインドウを削除しようとする時や、表示/非表
示,移動等の処理等のウインドウ操作時に、結合関係に
ある全てのウインドウに対して1回の操作で関係するウ
インドウ全てに同様な処理を施すことができる。
【0050】また、操作モードを変えることにより、個
々のウインドウ或いは、ウインドウ間で結合する複数ウ
インドウに対して操作を行うことができ、1回の操作で
結合関係にあるウインドウに対して必要とする処理を行
えるのでウインドウ操作の時間が短くなる。更に、従来
方式のウインドウ操作のように複数ウインドウを探す操
作をすることなく、1つのウインドウに対する処理で結
合関係にあるウインドウ全てに同様の処理を施せるので
オペレータの負担を軽減し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチウインドウにノードを持たせた
表示装置の一実施例としての画像処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明に基づくウインドウの結合関係の基本的
構造を示す概念図である。
【図3】図2のノード関係リストで規定されるノード関
係の説明図である。
【図4】ウインドウの相互関係を単純モデル化した図で
ある。
【符号の説明】
1 画像処理装置1 11 入力部 12 要求処理実行部 13 情報生成/更新処理部 14 ウインドウ管理情報記憶部 15 グラフィックデータ作成部 16 表示部 20 ウインドウ管理リスト 21 ウインドウID(識別子) 30 ノード情報リスト 31 ノード番号 32 ウインドウ情報 32−1 ウインドウID(識別子) 32−2 ウインドウ種別 33−3 サイズ 33−4 作成時間 33−5 保護情報 32−6 リンク数 33−7 データポインタ(ポインタ) 40 ノード関係リスト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部と、表示部と、記憶部と、処理部
    と、を備え、複数ウインドウの表示手段を有する表示装
    置において、 ウインドウ間にノードをもたせ、任意のウインドウに関
    するウインドウ間の結合関係を管理するウインドウ結合
    関係管理手段を有することを特徴とするマルチウインド
    ウにノードをもたせた表示装置。
  2. 【請求項2】 入力部と、表示部と、記憶部と、処理部
    と、を備え、複数ウインドウの表示手段を有する表示装
    置において、ウインドウ管理情報と、ウインドウのノー
    ド情報と、ウインドウの結合関係を規定するノード関係
    情報と、前記ウインドウ管理情報,ノード情報,及びノ
    ード関係情報と、によりウインドウの結合関係を管理す
    るウインドウ結合関係管理手段と、を有することを特徴
    とするマルチウインドウにノードを持たせた表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のマルチウインドウにノー
    ドを持たせた表示装置において、ウインドウ管理情報
    が、ウインドウを識別するためのウインドウ識別子及び
    ノード番号を含むウインドウ管理リストからなり、前記
    ノード情報が、ウインドウの、ノード番号と、該ノード
    番号に対応する前記ウインドウ管理リストのウインドウ
    識別子,ウインドウ種別,ウインドウサイズ,作成時
    間,保護情報,リンク数,及び関係リストポインタを含
    むノード情報を有するノード情報リストからなり、前記
    ノード関係情報が、あるウインドウと他のウインドウと
    の関係を、上位、同位、下位、或いは当該ウインドウ自
    身であるかの、階層区分によってウインドウ間の結合関
    係を規定したノード関係リストからなることを特徴とす
    るマルチウインドウにノードを持たせた表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のマルチウインドウ
    にノードを持たせた表示装置において、ウインドウ結合
    関係管理手段と、階層区分によって分類される操作モー
    ドとに基づいてウインドウ操作を行うことを特徴とする
    マルチウインドウにノードを持たせた表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のマルチウインド
    ウにノードを持たせた表示装置において、ウインドウ結
    合関係管理手段が下記(1)〜(3)の段階を含むこと
    を特徴とするマルチウインドウにノードを持たせた表示
    装置。 (1) ウインドウを生成するとき、必ずノード情報を
    作成する。 (2) ウインドウに対して処理を行うとき、ノード番
    号をもとに下位の階層にあるウインドウIDまたは同一
    階層にあるウインドウ識別子を得る。 (3) 操作モードと上記(2)の段階で得たウインド
    ウ識別子により結合関係にあるウインドウに対して、当
    該ウインドウと他のウインドウとの結合関係が、上位、
    同位、下位、或いは当該データ自身であるかを示すノー
    ド区分を設定し、関係リストを作成又は更新する。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6445973B1 (en) 1997-02-19 2002-09-03 Mitsubishi Denki Kabushuki Kaisha Personal computer-incorporated numerical control apparatus, and image transfer method for personal computer-incorporated numerical control apparatuses
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