JPH05181648A - アプリケーションソフトウエア動作環境最適化方法 - Google Patents

アプリケーションソフトウエア動作環境最適化方法

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JPH05181648A
JPH05181648A JP3333632A JP33363291A JPH05181648A JP H05181648 A JPH05181648 A JP H05181648A JP 3333632 A JP3333632 A JP 3333632A JP 33363291 A JP33363291 A JP 33363291A JP H05181648 A JPH05181648 A JP H05181648A
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JP
Japan
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work memory
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JP3333632A
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Hiroyoshi Tanaka
宏佳 田中
Masakazu Uehata
正和 上畑
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OTSUKA SHOKAI KK
ASCII Corp
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OTSUKA SHOKAI KK
ASCII Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アプリケーションソフトウエアに対してコン
ピュータを最適な動作環境に自動的に設定できるように
する。 【構成】 アプリケーションソフトウエアが現在のワー
クメモリの状態で動作可能かどうかを判定し、動作可能
であれば実行させ、動作不可能であればアプリケーショ
ンソフトウエアが実行できるようにワークメモリの内容
を書換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アプリケーションソフ
トウエアに対してコンピュータの動作環境を整えるアプ
リケーションソフトウエア動作環境最適化方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータ(一般的にパー
ソナルコンピュータと呼ばれている)には、高解像度の
ハイレゾリューションモード(以下ハイレゾモードと言
う)と、通常のノーマルレゾリューションモード(以下
ノーマルモードと言う)の二つのモードを持つものがあ
る。通常、ハイレゾモードにおける解像度は、その画素
を1124×756に設定しており、ノーマルモードに
おける解像度は、その画素を640×480に設定して
いる。
【0003】一方、各種アプリケーションソフトウエア
もコンピュータの二つのモードに対応させて、ハイレゾ
モードのものとノーマルモードのものとが開発され、販
売されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハイレゾモ
ード対応のアプリケーションソフトウエアと、ノーマル
モード対応のアプリケーションソフトウエアとは互いに
互換性がないので、例えばコンピュータをノーマルモー
ドに設定(ハードウエア設定またはソフトウエア設定が
ある)した状態でハイレゾモード対応のアプリケーショ
ンソフトウエアを実行させると、コンピュータは暴走を
起こしてしまう。
【0005】この原因は、コンピュータをハイレゾモー
ドに設定した場合とノーマルモードに設定した場合とで
は、同コンピュータのメモリ上のアドレスが入替わって
しまうからである。この結果、特別な処置を施さない限
りノーマルモードのアプリケーションソフトウエアはハ
イレゾモードでは動作せず、ハイレゾモードのアプリケ
ーションソフトウエアはノーマルモードでは動作しな
い。
【0006】従来は、コンピュータがハイレゾモードに
なっているか、ノーマルモードになっているかを、操作
者が同コンピュータの切替スイッチの設定位置、あるい
は表示装置に表示されている文字の形態を確認すること
により判断している。この場合、文字の形態では、一般
的に明朝体の場合がハイレゾモードで、ゴシック体の場
合がノーマルモードである。
【0007】一方、メモリを占有する割合が大きく、か
つ常時使用しないアプリケーションソフトウエア(例え
ばローカルエリアネットワークを構築する際に使用する
ネットワークBIOS)を使用するような場合、残りの
メモリ容量でコンピュータを別な用途に使用することが
あるが、この際使用するアプリケーションソフトウエア
が強引にメモリを使用するものであれば、コンピュータ
自体が暴走し、ネットワークから外れてしまうことがあ
る。この結果、今まで使用していたID番号では通信が
できず、再度接続操作を行う必要がある。
【0008】以上のように、アプリケーションソフトウ
エアに対してコンピュータを最適な動作環境にするには
人間が介在する必要があった。
【0009】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、アプリケーションソフトウエアに対してコンピュ
ータを最適な動作環境に自動的に設定することができる
アプリケーションソフトウエア動作環境最適化方法を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、指定されたアプリケーション
ソフトウエアに対応してコンピュータを最適な動作環境
に設定するアプリケーションソフトウエア動作環境最適
化方法であって、前記アプリケーションソフトウエアが
現在のワークメモリの状態で動作可能かどうかを判定
し、動作可能であれば実行させ、動作不可能であれば実
行させないことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、指定されたアプリ
ケーションソフトウエアに対応してコンピュータを最適
な動作環境に設定するアプリケーションソフトウエア動
作環境最適化方法であって、前記アプリケーションソフ
トウエアが現在のワークメモリの状態で動作可能かどう
かを判定し、動作可能であれば実行させ、動作不可能で
あれば前記アプリケーションソフトウエアが実行できる
ように前記ワークメモリの内容を書換えることを特徴と
する。
【0012】請求項3記載の発明は、複数のアプリケー
ションソフトウエアの各々に対応してコンピュータを最
適な動作環境に設定するアプリケーションソフトウエア
動作環境最適化方法であって、前記各アプリケーション
ソフトウエアのなかで同じ動作環境で実行可能なもの同
士をグループ分けし、一つのグループ内の全てのアプリ
ケーションソフトウエアが現在のワークメモリの状態で
動作不可能な場合、該グループの一つのアプリケーショ
ンソフトウエアを選択した際の前記ワークメモリの内容
の書換えを行うことにより、該グループの他のアプリケ
ーションソフトウエアを実行する際の前記ワークメモリ
の内容の書換えを省略することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、複数のアプリケー
ションソフトウエアの各々に対応してコンピュータを最
適な動作環境に設定するアプリケーションソフトウエア
動作環境最適化方法であって、選択された前記アプリケ
ーションソフトウエアが前記ワークメモリの空領域に入
るか否かの判定を行い、入らない場合には該アプリケー
ションソフトウエアを実行させないことを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の方法によれば、現在のワークメ
モリの状態でアプリケーションソフトウエアが動作可能
かどうかが判定され、動作可能であれば実行され、動作
不可能であれば実行されない。例えばハイレゾリューシ
ョンモードで動作しているコンピュータでは、ノーマル
レゾリューションモードのアプリケーションソフトウエ
アは動作不可能であると判定される。これに対してハイ
レゾリューションモードで動作しているコンピュータで
は、ハイレゾリューションモードのアプリケーションソ
フトウエアは動作可能であると判定される。
【0015】したがって、現在のワークメモリの状態で
動作が不可能であるアプリケーションソフトウエアを選
択しても、実行されず、これによってコンピュータが暴
走することがない。
【0016】請求項2記載の方法によれば、現在のワー
クメモリの状態でアプリケーションソフトウエアが動作
可能かどうかが判定され、動作可能であれば実行され、
動作不可能であれば動作可能になるようにワークメモリ
の内容が書換えられた後、実行される。例えばハイレゾ
リューションモードで動作しているコンピュータで、ノ
ーマルレゾリューションモードのアプリケーションソフ
トウエアを実行する場合、同アプリケーションソフトウ
エアが動作可能になるようにワークメモリの内容が書換
えられる。
【0017】したがって、現在のワークメモリの状態で
動作が不可能であるアプリケーションソフトウエアを選
択しても、このソフトウエアが実行されるようにワーク
メモリの内容が書換えられるので、ワークメモリの書換
えにより動作可能なアプリケーションソフトウエアの全
ての使用が可能になる。
【0018】請求項3記載の方法によれば、複数のアプ
リケーションソフトウエアのなかで同じ動作環境で動作
可能なもの同士がグループ分けされる。そして、現在の
ワークメモリの状態で全てのアプリケーションソフトウ
エアが動作しないグループのうちの一つのアプリケーシ
ョンソフトウエアが選択されて、これが実行できるよう
にワークメモリの内容が書換えられると、そのグループ
の他のアプリケーションソフトウエアが実行される際の
ワークメモリの内容の書換えが省略される。
【0019】したがって、動作環境が共通する一つのア
プリケーションソフトウエアが選択されてワークメモリ
の内容の書換えが行われると、残りの他のアプリケーシ
ョンソフトウエアが実行される際のワークメモリの内容
の書換えが省略されることから、全体的に操作時間が短
くなる。
【0020】請求項4記載の方法によれば、複数のアプ
リケーションソフトウエアのうちの選択されたアプリケ
ーションソフトウエアが、ワークメモリの空領域に入る
か否かの判定が行われ、入らない場合にはそのアプリケ
ーションソフトウエアが実行されない。例えば、ワーク
メモリに、そのメモリ領域の大部分を占めるアプリケー
ションソフトウエアがあり、このソフトウエアが常時使
用されず、そのため残りのメモリ領域を使用して他のア
プリケーションソフトウエアを実行させる場合に、メモ
リ容量の関係上そのアプリケーションソフトウエアの実
行が不可能であれば、実行されない。
【0021】したがって、残りのメモリ容量以上の容量
を強引に使用するアプリケーションソフトウエア等によ
るコンピュータの暴走を阻止することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明のアプリケーションソフトウ
エア動作環境最適化方法を適用したコンピュータの概略
構成を示すブロック図である。この図において、1はC
PU(中央処理装置)、2はCPU1を制御するための
プログラムが書込まれるRAM(ランダムアクセスメモ
リ、以下メモリという)である。
【0023】このプログラムは、予めハードディスク装
置3に書込まれており、コンピュータ本体の電源の投入
後に同装置3より読出され、メモリ2に書込まれる。ま
た、このプログラムの中にはアプリケーションソフトウ
エアに対応してコンピュータ本体の動作環境を整えるア
プリケーションソフトウエア動作環境最適化プログラム
(以下最適化プログラムという)も含まれている。
【0024】ここで、最適化プログラムは、一般的にメ
ニュープログラムと呼ばれるもので、コンピュータに電
源を投入した後、起動し、CRTの画面上にメニューの
表示を行う。なお、このメニューは各種アプリケーショ
ンソフトウエアの名称である。
【0025】また、最適化プログラムは、ハイレゾモー
ドとノーマルモードの二つのモードを有しており、コン
ピュータ本体がハイレゾモードに設定されている場合に
はハイレゾモードで動作し、ノーマルモードに設定され
ている場合にはノーマルモードで動作する。
【0026】4はワークRAM(以下ワークメモリとい
う)であり、オペレーテイングシステムやアプリケーシ
ョンソフトウエア等のプログラムが書込まれる。これら
プログラムは上記同様に、予めハードディスク装置3に
書込まれており、上記最適化プログラムの実行において
同装置3より読出され、ワークメモリ4に書込まれる。
【0027】5はハイレゾモードとノーマルモードの切
替えを行うための手動スイッチであり、この手動スイッ
チ5をハイレゾモード側に設定すると、このモードに対
応した形式で上記オペレーテイングシステムやアプリケ
ーションソフトウエアのプログラムがワークメモリ4上
に配置される。また、ノーマルモード側に設定すると、
このモードに対応した形式で上記各プログラムがワーク
メモリ4上に配置される。これらの配置はそれぞれ異な
る。
【0028】ハードディスク装置3には、上述の如くオ
ペレーティングシステムや各種アプリケーションソフト
ウエアの他、ソフトセレクタデータ及びグループセレク
タデータ等の環境設定データがそれぞれ書込まれる。こ
の場合、オペレーティングシステムや各種アプリケーシ
ョンソフトウエアはフロッピィディスク等の記録媒体を
介してハードディスク装置3に書込まれる。また、環境
設定データはオペレータがキーボード等の入力装置にて
入力する。
【0029】この環境設定データとは、各種アプリケー
ションソフトウエアがどのような状態であれば動作する
のかを示すものであり、最適化プログラムの処理におい
て使用される。以下、環境設定データの一部を示す。
【0030】〔ソフトセレクタデータ〕 ハイレゾモードまたはノーマルモードを指定するデー
タ。このデータにより、ある種のアプリケーションソフ
トウエアがハイレゾモードで動作するか、ノーマルモー
ドで動作するかが指定される。 アプリケーションソフトウエアが必要とするメモリ容
量を指定するデータ。
【0031】〔グループセレクタデータ〕同じ動作環境
のアプリケーションソフトウエアのグループを指定する
ものである。このグループセレクタデータにより指定さ
れたある一つのグループのアプリケーションソフトウエ
アが、現在のコンピュータ本体の動作状態に適合しない
場合にはコンピュータ本体の最適化が行われる。この場
合、一度、コンピュータ本体の最適化が行われると、そ
の後、同グループの他のアプリケーションソフトウエア
が続けて選択された場合には最適化が省略される。これ
により、全体の操作時間の短縮化が図れる。
【0032】図1において、6はCRT(カソードレイ
チューブ)コントローラであり、ノーマルモードとハイ
レゾモードの二つのモードで動作する。7はノーマルモ
ード用のCRT、8はハイレゾモード用のCRTであ
る。これらCRT7,8の信号入力端は切替器9を介し
てCRTコントローラ6の信号出力端に接続されてい
る。
【0033】以上のように構成されたコンピュータにお
いて、最適化プログラムに基づく動作を図2及び図3に
示すフローチャートを参照して説明する。さて、電源が
投入され、最適化プログラムの読込みが行われた後、ス
テップS1において、手動スイッチ5の設定状態が判定
される。この判定において、手動スイッチ5がノーマル
モード側に設定されていれば、ステップS2に進み、最
適化プログラムがノーマルモードで起動する。一方、ハ
イレゾモード側に設定されていれば、ステップS3に進
み、最適化プログラムがハイレゾモードで起動する。
【0034】ステップS2またはステップS3の処理が
終了すると、ステップS4に進み、ハードディスク装置
3より、オペレーテイングシステムや各種アプリケーシ
ョンソフトウエアのプログラムが読出され、次いでこれ
らプログラムが設定されたモードに応じた配置でワーク
メモリ4に書込まれる。すなわち、ハイレゾモードであ
れば、このモードに応じた配置でワークメモリ4への書
込みが行われ、ノーマルモードであれば、このモードに
応じた配置でワークメモリ4への書込みが行われる。こ
こでは、手動スイッチ5がハイレゾモードに設定されて
いるものとし、ハイレゾモードに応じた配置でワークメ
モリ4への書込みが行われるものとする。
【0035】次に、ステップS5に進み、ハードディス
ク装置3より、環境設定データの読込みが行われる。そ
して、ステップS6に進み、読出された環境設定データ
とアプリケーションソフトウエアとの対応付けが行われ
る。例えば“Pa”というアプリケーションソフトウエ
アが“Da”という環境設定データと対応付けされる。
【0036】対応付け処理が行われた後、ステップS7
に進み、ハードディスク装置3より読出された各種アプ
リケーションソフトウエアの名称がハイレゾモード用C
RT8にて表示される。例えば、“Pa”,“Pb”,
“Pc”,“Pd”と表示される。
【0037】上記処理が終了した後、ステップS8に進
み、アプリケーションソフトウエアが選択されたか否か
の判定が行われる。選択された場合にはステップS9に
進み、そのアプリケーションソフトウエアに対応する環
境設定データが前回のアプリケーションソフトウエアに
対応する環境設定データと同じものであるか否かの判定
が行われる。
【0038】この判定において、前回選択されたアプリ
ケーションソフトウエアに対応する環境設定データと同
じではない場合にはステップS10に進み、同じである
場合にはステップS11に進む。
【0039】ステップS10に進むと、ワークメモリ4
の所定領域に書込まれた前回のアプリケーションソフト
ウエアの名称とその環境設定データが消去される。この
処理が行われた後、ステップS12に進み、ワークメモ
リ4のアドレスサーチが行われ、コンピュータの現在の
モード(ハイレゾモード又はノーマルモード)の確認が
行われる。
【0040】コンピュータの現在のモードの確認が行わ
れた後、ステップS13に進み、コンピュータのモード
と選択されたアプリケーションソフトウエアのモードと
が一致しているか否かの判定が行われる。この判定にお
いて、一致していない場合にはステップS14に進み、
コンピュータのモードを選択されたアプリケーションソ
フトウエアのモードに一致させる。すなわち、ワークメ
モリ4のアドレスの配置替えが行われる。この処理が終
了した後ステップS15に進む。
【0041】一方、ステップS13において、コンピュ
ータのモードと選択されたアプリケーションソフトウエ
アのモードとが一致している場合には、ステップS15
に進む。
【0042】ステップS15においては、ワークメモリ
4のメモリ容量のチェックが行われる。このチェックが
行われた後、ステップS16に進み、ワークメモリ4の
メモリ容量が選択されたアプリケーションソフトウエア
を実行させるのに十分であるか否かの判定が行われる。
この判定において、メモリ容量が十分であれば、ステッ
プS17に進み、選択されたアプリケーションソフトウ
エアの名称とその環境設定データとを一時的に記憶する
(ワークメモリ4の所定領域に書込む)。
【0043】ステップS17の処理が終了した後、ステ
ップS18に進み、選択されたアプリケーションソフト
ウエアの実行が行われる。一方、ステップS16の判定
において、メモリ容量が不十分であればステップS19
に進み、選択されたアプリケーションソフトウエアの実
行が不可能である旨を表示する。ステップS18,19
の処理が終了した後、ステップS7に戻る。
【0044】上記ステップS9の判定において、アプリ
ケーションソフトウエアに対応する環境設定データが前
回選択されたアプリケーションソフトウエアに対応する
環境設定データと同じものである場合は、ステップS1
5に進む。
【0045】このように、選択されたアプリケーション
ソフトウエアのモードが現在のコンピュータのモードと
一致し、さらに同ソフトウエアが必要とするメモリ容量
をワークRAM4が有している場合には同ソフトウエア
が実行される。
【0046】また、選択されたアプリケーションソフト
ウエアのモードが現在のコンピュータのモードと一致し
ていない場合には、コンピュータのモードがアプリケー
ションソフトウエアのモードに適合するように処理され
る。そして、同ソフトウエアが必要とするメモリ容量を
ワークRAM4が有していれば、同ソフトウエアが実行
される。
【0047】また、前回選択されたアプリケーションソ
フトウエアの環境設定データと、このアプリケーション
ソフトウエアに続いて選択したアプリケーションソフト
ウエアの環境設定データとが同じ内容であって、前回選
択されたアプリケーションソフトウエアのモードがコン
ピュータのモードを異なっていてワークRAM4のアド
レスの配置替えが行われた場合には、次回選択したアプ
リケーションソフトウエアにおけるワークRAM4のア
ドレス配置替えが省略される。
【0048】また、アプリケーションソフトウエアが必
要とするメモリ容量をワークRAM4が有していない場
合には、同ソフトウエアが実行されない。これによっ
て、ワークRAM4のメモリ容量以上の容量を強引に使
用するアプリケーションソフトウエアによるコンピュー
タの暴走を阻止することができる。
【0049】なお、上記実施例においては、ハイレゾモ
ードとノーマルモードの切替えを手動スイッチで行うも
のであったが、ソフトウエア的に行うものであっても良
い。そのフラグを最適化プログラムが判定することによ
り、ハイレゾモードとノーマルモードの判定ができる。
【0050】また、上記実施例においては、ハードディ
スク装置3に予め記憶されている全てのアプリケーショ
ンソフトウエアの名称をCRT7(またはCRT8)に
表示するようにしたが、例えばコンピュータがハイレゾ
モードで立上がった場合には、ノーマルモードでしか動
作しないようなアプリケーションソフトウエアの名称の
表示を行わないようにしたり、あるいは点線で示すなど
して区別するようにしても良い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるアプリ
ケーションソフトウエア動作環境最適化方法によれば、
以下に示す効果を奏する。請求項1記載の方法は、現在
のワークメモリの状態でアプリケーションソフトウエア
が動作可能かどうかを判定し、動作可能であれば実行さ
せ、動作不可能であれば実行させないようにしたので、
現在のワークメモリの状態で動作が不可能であるアプリ
ケーションソフトウエアを選択しても実行されないこと
から、コンピュータの暴走を防止することができる。請
求項2記載の方法は、現在のワークメモリの状態でアプ
リケーションソフトウエアが動作可能かどうかを判定
し、動作可能であれば実行させ、動作不可能であれば動
作可能になるようにワークメモリの内容を書換え、その
後実行させるようにしたので、現在のワークメモリの状
態で動作が不可能であるアプリケーションソフトウエア
を選択しても、このソフトウエアを実行させることがで
きる。請求項3記載の方法は、複数のアプリケーション
ソフトウエアのなかで同じ動作環境で動作可能なもの同
士をグループ分けし、これらグループのなかで現在のワ
ークメモリの状態で動作しないアプリケーションソフト
ウエア群を有するグループのちの一つのアプリケーショ
ンソフトウエアを選択した場合に、これが実行できるよ
うにワークメモリの内容を書換えることにより、そのグ
ループの他のアプリケーションソフトウエアを実行する
際にワークメモリの内容の書換えを省略するようにした
ので、全体的に操作時間が短縮される。請求項4記載の
方法は、複数のアプリケーションソフトウエアのうちの
選択されたアプリケーションソフトウエアに対して、ワ
ークメモリの空領域に入るか否かの判定を行い、入らな
い場合にはそのアプリケーションソフトウエアを実行し
ないようにしたので、残りのメモリ容量以上の容量を強
引に使用するアプリケーションソフトウエアによるコン
ピュータの暴走を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用したコンピュータの概略構
成図である。
【図2】同コンピュータの動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図3】同コンピュータの動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ハードディスク装置 4 ワークRAM 5 手動スイッチ 7 ノーマルモード用CRT 8 ハイレゾモード用CRT

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定されたアプリケーションソフトウエ
    アに対応してコンピュータを最適な動作環境に設定する
    アプリケーションソフトウエア動作環境最適化方法であ
    って、前記アプリケーションソフトウエアが現在のワー
    クメモリの状態で動作可能かどうかを判定し、動作可能
    であれば実行させ、動作不可能であれば実行させないこ
    とを特徴とするアプリケーションソフトウエア動作環境
    最適化方法。
  2. 【請求項2】 指定されたアプリケーションソフトウエ
    アに対応してコンピュータを最適な動作環境に設定する
    アプリケーションソフトウエア動作環境最適化方法であ
    って、前記アプリケーションソフトウエアが現在のワー
    クメモリの状態で動作可能かどうかを判定し、動作可能
    であれば実行させ、動作不可能であれば前記アプリケー
    ションソフトウエアが実行できるように前記ワークメモ
    リの内容を書換えることを特徴とするアプリケーション
    ソフトウエア動作環境最適化方法。
  3. 【請求項3】 複数のアプリケーションソフトウエアの
    各々に対応してコンピュータを最適な動作環境に設定す
    るアプリケーションソフトウエア動作環境最適化方法で
    あって、前記各アプリケーションソフトウエアのなかで
    同じ動作環境で実行可能なもの同士をグループ分けし、
    一つのグループ内の全てのアプリケーションソフトウエ
    アが現在のワークメモリの状態で動作不可能な場合、該
    グループの一つのアプリケーションソフトウエアを選択
    した際の前記ワークメモリの内容の書換えを行うことに
    より、該グループの他のアプリケーションソフトウエア
    を実行する際の前記ワークメモリの内容の書換えを省略
    することを特徴とするアプリケーションソフトウエア動
    作環境最適化方法。
  4. 【請求項4】 複数のアプリケーションソフトウエアの
    各々に対応してコンピュータを最適な動作環境に設定す
    るアプリケーションソフトウエア動作環境最適化方法で
    あって、選択された前記アプリケーションソフトウエア
    が前記ワークメモリの空領域に入るか否かの判定を行
    い、入らない場合には該アプリケーションソフトウエア
    を実行させないことを特徴とするアプリケーションソフ
    トウエア動作環境最適化方法。
JP3333632A 1991-12-17 1991-12-17 アプリケーションソフトウエア動作環境最適化方法 Withdrawn JPH05181648A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07234780A (ja) * 1994-02-24 1995-09-05 Fuji Xerox Co Ltd ソフトウェアのインストールシステム
JP2022155748A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 ブラザー工業株式会社 カラオケ装置

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