JPH1028548A - 新規グリチルレチン酸誘導体及び甘味剤 - Google Patents
新規グリチルレチン酸誘導体及び甘味剤Info
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- JPH1028548A JPH1028548A JP8189039A JP18903996A JPH1028548A JP H1028548 A JPH1028548 A JP H1028548A JP 8189039 A JP8189039 A JP 8189039A JP 18903996 A JP18903996 A JP 18903996A JP H1028548 A JPH1028548 A JP H1028548A
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- glycyrrhetinic acid
- acid
- bond
- asp
- glycyrrhetinic
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
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- Seasonings (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全性、甘味に優れた低カロリー甘味剤を提
供する。 【解決手段】 3β−O−(α−L−アスパルチル)グ
リチルレチン酸等の新規グリチルレチン酸誘導体及び該
誘導体またはその塩を有効成分として含有する甘味剤。
供する。 【解決手段】 3β−O−(α−L−アスパルチル)グ
リチルレチン酸等の新規グリチルレチン酸誘導体及び該
誘導体またはその塩を有効成分として含有する甘味剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はL−アスパラギン酸
の3β−O−グリチルレチン酸エステル及びL−アスパ
ルチルジペプチドの3β−O−グリチルレチン酸エステ
ル及びその塩並びにこれを有効成分として含有する甘味
剤に関する。
の3β−O−グリチルレチン酸エステル及びL−アスパ
ルチルジペプチドの3β−O−グリチルレチン酸エステ
ル及びその塩並びにこれを有効成分として含有する甘味
剤に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、食生活の高度化に伴い特に糖分の
摂取過多による肥満及びこれに伴う各種の疾病が問題と
なっており、砂糖に替わる低カロリー甘味剤の開発が望
まれている。現在、天然系高甘味度甘味剤として甘草か
ら抽出されるグリチルリチンがあり、甘味強度は砂糖の
170〜200倍と言われるが、その難溶性及び甘味の
持続性の為に砂糖の代替品としては、使用範囲が限られ
ている。グリチルリチンの味質改良、物性改良を目的と
して酵素処理甘草(α−グルコシル化グリチルリチン
等)或いは酵素分解甘草(グリチルレチン酸モノグルク
ロナイド等)が研究され、甘味強度の増強等が達成され
たが、味質の根本的な改良は成されていない(村上,ジ
ャパンフードサイエンス,59(1995))。一方、同じく天
然系甘味剤であるネオヘスペリディン ジヒドロカルコ
ンやステビオシドの糖成分をアミノ酸成分で置き換え
て、甘味の持続性を緩和したり、味質を改善しようとす
る試みが知られている(G.E.DuBois et.al.,J.Agric.Fo
od Chem.,29,1269(1981),idem,J.Med.Chem.,28,93(19
85))。
摂取過多による肥満及びこれに伴う各種の疾病が問題と
なっており、砂糖に替わる低カロリー甘味剤の開発が望
まれている。現在、天然系高甘味度甘味剤として甘草か
ら抽出されるグリチルリチンがあり、甘味強度は砂糖の
170〜200倍と言われるが、その難溶性及び甘味の
持続性の為に砂糖の代替品としては、使用範囲が限られ
ている。グリチルリチンの味質改良、物性改良を目的と
して酵素処理甘草(α−グルコシル化グリチルリチン
等)或いは酵素分解甘草(グリチルレチン酸モノグルク
ロナイド等)が研究され、甘味強度の増強等が達成され
たが、味質の根本的な改良は成されていない(村上,ジ
ャパンフードサイエンス,59(1995))。一方、同じく天
然系甘味剤であるネオヘスペリディン ジヒドロカルコ
ンやステビオシドの糖成分をアミノ酸成分で置き換え
て、甘味の持続性を緩和したり、味質を改善しようとす
る試みが知られている(G.E.DuBois et.al.,J.Agric.Fo
od Chem.,29,1269(1981),idem,J.Med.Chem.,28,93(19
85))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明の課題は、容易に
入手可能なグリチルレチン酸(グリチルリチンのアグリ
コン)とアミノ酸を用いて、味質に優れる、L−アスパ
ラギン酸の3β−O−グリチルレチン酸エステル及びL
−アスパルチルジペプチドの3β−O−グリチルレチン
酸エステル及びその塩並びにこれらを有効成分として含
有してなる低カロリー甘味剤を提供することにある。
入手可能なグリチルレチン酸(グリチルリチンのアグリ
コン)とアミノ酸を用いて、味質に優れる、L−アスパ
ラギン酸の3β−O−グリチルレチン酸エステル及びL
−アスパルチルジペプチドの3β−O−グリチルレチン
酸エステル及びその塩並びにこれらを有効成分として含
有してなる低カロリー甘味剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、グリチル
リチンが甘味を発現する為には、糖成分であるグルクロ
ン酸のカルボキシル基の存在が重要であるという仮説の
下に、同じくカルボキシル基を有し、ペプチド系甘味剤
の構成成分でもある、アスパラギン酸或いはアスパルチ
ルジペプチドをグリチルリチンの糖成分である2分子の
グルグロン酸と置き換える事に思い至り、鋭意研究を行
った結果、次の式(1)及び一般式(2)で表されるL
−アスパラギン酸の3β−O−グリチルレチン酸エステ
ル及びL−アスパルチルジペプチドの3β−O−グリチ
ルレチン酸エステルが甘味倍率並びに甘味質の点で優れ
た甘味料であることを見いだし、この知見に基づいて本
発明を完成するに至った。
リチンが甘味を発現する為には、糖成分であるグルクロ
ン酸のカルボキシル基の存在が重要であるという仮説の
下に、同じくカルボキシル基を有し、ペプチド系甘味剤
の構成成分でもある、アスパラギン酸或いはアスパルチ
ルジペプチドをグリチルリチンの糖成分である2分子の
グルグロン酸と置き換える事に思い至り、鋭意研究を行
った結果、次の式(1)及び一般式(2)で表されるL
−アスパラギン酸の3β−O−グリチルレチン酸エステ
ル及びL−アスパルチルジペプチドの3β−O−グリチ
ルレチン酸エステルが甘味倍率並びに甘味質の点で優れ
た甘味料であることを見いだし、この知見に基づいて本
発明を完成するに至った。
【0005】
【化2】 式(1)及び式(2)中、L−Aspとグリチルレチン
酸の3β−Oとの結合及びL−AspとXとの結合は、
α−叉はβ−結合であることを表す。式(2)中、X
は、グリシン叉はL−フェニルアラニンを表す。
酸の3β−Oとの結合及びL−AspとXとの結合は、
α−叉はβ−結合であることを表す。式(2)中、X
は、グリシン叉はL−フェニルアラニンを表す。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のL−アスパラギン酸の3
β−O−グリチルレチン酸エステル及びL−アスパルチ
ルジペプチドの3β−O−グリチルレチン酸エステルは
上記式(1)及び一般式(2)で表される化合物及びそ
の塩である。
β−O−グリチルレチン酸エステル及びL−アスパルチ
ルジペプチドの3β−O−グリチルレチン酸エステルは
上記式(1)及び一般式(2)で表される化合物及びそ
の塩である。
【0007】本発明の化合物の塩としては例えばアンモ
ニアとのアンモニウム塩、ナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属との塩、カルシウム、マグネシウム等のアル
カリ土類金属との塩,モノエタノールアミン等のアミン
塩,塩酸,硫酸等の無機酸との塩あるいはクエン酸、酢
酸等の有機酸との塩があげられる。
ニアとのアンモニウム塩、ナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属との塩、カルシウム、マグネシウム等のアル
カリ土類金属との塩,モノエタノールアミン等のアミン
塩,塩酸,硫酸等の無機酸との塩あるいはクエン酸、酢
酸等の有機酸との塩があげられる。
【0008】本発明のL−アスパラギン酸の3β−O−
グリチルレチン酸エステル及びL−アスパルチルジペプ
チドの3β−O−グリチルレチン酸エステルは、カルボ
キシル基をベンジルエステルとして保護したグリチルレ
チン酸とアミノ基をt−ブトキシカルボニル基で、一方
のカルボキシル基をベンジル基で保護したアスパラギン
酸と、或いはアスパラギン酸のアミノ基をt−ブトキシ
カルボニル基で、一方のカルボキシル基をベンジル基で
保護したアスパルチルジペプチドとを縮合した後に接触
還元及び酸加水分解で保護基を除去する事によって得る
事ができる。或いは、カルボキシル基をベンジルエステ
ルとして保護したグリチルレチン酸とアミノ基をt−ブ
トキシカルボニル基で保護したアミノ酸とを縮合した後
に酸加水分解で保護基を除去し、これをアミノ基をt−
ブトキシカルボニル基で、一方のカルボキシル基をベン
ジル基で保護したアスパラギン酸とを縮合した後に接触
還元及び酸加水分解で保護基を除去する事によって得る
ことができるが、本発明の化合物の合成法はこれにらに
限るものではない。
グリチルレチン酸エステル及びL−アスパルチルジペプ
チドの3β−O−グリチルレチン酸エステルは、カルボ
キシル基をベンジルエステルとして保護したグリチルレ
チン酸とアミノ基をt−ブトキシカルボニル基で、一方
のカルボキシル基をベンジル基で保護したアスパラギン
酸と、或いはアスパラギン酸のアミノ基をt−ブトキシ
カルボニル基で、一方のカルボキシル基をベンジル基で
保護したアスパルチルジペプチドとを縮合した後に接触
還元及び酸加水分解で保護基を除去する事によって得る
事ができる。或いは、カルボキシル基をベンジルエステ
ルとして保護したグリチルレチン酸とアミノ基をt−ブ
トキシカルボニル基で保護したアミノ酸とを縮合した後
に酸加水分解で保護基を除去し、これをアミノ基をt−
ブトキシカルボニル基で、一方のカルボキシル基をベン
ジル基で保護したアスパラギン酸とを縮合した後に接触
還元及び酸加水分解で保護基を除去する事によって得る
ことができるが、本発明の化合物の合成法はこれにらに
限るものではない。
【0009】本発明の化合物及びその塩は官能試験の結
果、砂糖に類似した甘味質で強い甘味を持つことが解っ
た。表1に合成したグリチルレチン酸誘導体の構造とグ
リチルリチン酸一アンモニウム塩と比較した甘味度に関
する官能試験の結果を示す。
果、砂糖に類似した甘味質で強い甘味を持つことが解っ
た。表1に合成したグリチルレチン酸誘導体の構造とグ
リチルリチン酸一アンモニウム塩と比較した甘味度に関
する官能試験の結果を示す。
【0010】
【化3】
【0011】
【表1】
【0012】なお、本発明の化合物またはその塩を甘味
剤として使用する場合、特別の支障のない限り、他の甘
味剤と併用してもよいことはもちろんである。
剤として使用する場合、特別の支障のない限り、他の甘
味剤と併用してもよいことはもちろんである。
【0013】(実施例1) 3β−O−(α−L−アスパルチル)グリチルレチン酸
塩酸塩の合成 N−t−ブトキシカルボニル−L−アスパラギン酸β−
ベンジルエステル(1.59g)とN,N−ジメチルア
ミノプロピルエチルカルボジイミド塩酸塩(2.05
g)を塩化メチレン(20ml)に溶解し、氷冷下で3
0分攪拌した。その溶液にグリチルレチン酸30−ベン
ジルエステル(2.00g)の塩化メチレン(15.9
ml)溶液を加え、さらにジメチルアミノピリジン
(0.22g)を加えて、21時間加熱還流した。反応
液を塩化メチレン(40ml)で希釈して、5%硫酸水
素ナトリウム水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液及び水で順次洗浄した。抽出液を減圧濃縮して、残渣
を四塩化炭素−酢酸エチル(8:1)で展開したシリカ
ゲルクロマトグラフィーで精製し、3β−O−[α−
(β−ベンジル−N−t−ブトキシカルボニル)−L−
アスパルチル]グリチルレチン酸30−ベンジルエステ
ル(2.71g)を無定形固体として得た。この3β−
O−[α−(β−ベンジル−N−t−ブトキシカルボニ
ル)−L−アスパルチル]グリチルレチン酸30−ベン
ジルエステル(1.50g)を、酢酸(30ml)に溶
解し、10%パラジウム炭素を加え、3.0Kgf/c
m2の水素圧下で水素化分解した。反応液を濾過し、濾
液を減圧濃縮し、残渣をクロロホルム−メタノール
(8:1)で展開したシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、3β−O−[α−(N−t−ブトキシカ
ルボニル)−L−アスパルチル]グリチルレチン酸の無
定形固体(0.51g)を収率43.5%で得た。この
3β−O−[α−(N−t−ブトキシカルボニル)−L
−アスパルチル]グリチルレチン酸(300mg)を、
4N塩酸/ジオキサン溶液(1.5ml)に溶解して、
室温で2時間攪拌した。反応液にイソプロピルエーテル
を加え、3β−O−(α−L−アスパルチル)グリチル
レチン酸塩酸塩の結晶(173mg)を、収率61.7
%で得た。 m.p.233゜C(dec.)1 HNMR(500MHz,DMSO−d6) δ:0.
76,0.84,0.84,1.05,1.07,1.
10及び1.34(各s,3H,グリチルレチン酸C−
CH3),2.90(dd,1H,J5.5Hz及び1
7.7Hz,Asp−CH2),2.95(dd,1
H,J4.9Hz及び17.7Hz,Asp−C
H2),4.27(dd,1H,J4.9Hz及び5.
5Hz,Asp−CH),4.55(dd,1H,J
4.8Hz及び11.6Hz,グリチルレチン酸H−3
α),5.42(s,1H,グリチルレチン酸H−1
2). マススペクトル(ESI−MS) m/z586.5
(MH+) 元素分析,C34H51NO7・HCl・2H2Oとして、計
算値:C,62.04;H,8.58;N,2.13
%.実測値:C,62.3;H,8.6;N,2.0
%.
塩酸塩の合成 N−t−ブトキシカルボニル−L−アスパラギン酸β−
ベンジルエステル(1.59g)とN,N−ジメチルア
ミノプロピルエチルカルボジイミド塩酸塩(2.05
g)を塩化メチレン(20ml)に溶解し、氷冷下で3
0分攪拌した。その溶液にグリチルレチン酸30−ベン
ジルエステル(2.00g)の塩化メチレン(15.9
ml)溶液を加え、さらにジメチルアミノピリジン
(0.22g)を加えて、21時間加熱還流した。反応
液を塩化メチレン(40ml)で希釈して、5%硫酸水
素ナトリウム水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液及び水で順次洗浄した。抽出液を減圧濃縮して、残渣
を四塩化炭素−酢酸エチル(8:1)で展開したシリカ
ゲルクロマトグラフィーで精製し、3β−O−[α−
(β−ベンジル−N−t−ブトキシカルボニル)−L−
アスパルチル]グリチルレチン酸30−ベンジルエステ
ル(2.71g)を無定形固体として得た。この3β−
O−[α−(β−ベンジル−N−t−ブトキシカルボニ
ル)−L−アスパルチル]グリチルレチン酸30−ベン
ジルエステル(1.50g)を、酢酸(30ml)に溶
解し、10%パラジウム炭素を加え、3.0Kgf/c
m2の水素圧下で水素化分解した。反応液を濾過し、濾
液を減圧濃縮し、残渣をクロロホルム−メタノール
(8:1)で展開したシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、3β−O−[α−(N−t−ブトキシカ
ルボニル)−L−アスパルチル]グリチルレチン酸の無
定形固体(0.51g)を収率43.5%で得た。この
3β−O−[α−(N−t−ブトキシカルボニル)−L
−アスパルチル]グリチルレチン酸(300mg)を、
4N塩酸/ジオキサン溶液(1.5ml)に溶解して、
室温で2時間攪拌した。反応液にイソプロピルエーテル
を加え、3β−O−(α−L−アスパルチル)グリチル
レチン酸塩酸塩の結晶(173mg)を、収率61.7
%で得た。 m.p.233゜C(dec.)1 HNMR(500MHz,DMSO−d6) δ:0.
76,0.84,0.84,1.05,1.07,1.
10及び1.34(各s,3H,グリチルレチン酸C−
CH3),2.90(dd,1H,J5.5Hz及び1
7.7Hz,Asp−CH2),2.95(dd,1
H,J4.9Hz及び17.7Hz,Asp−C
H2),4.27(dd,1H,J4.9Hz及び5.
5Hz,Asp−CH),4.55(dd,1H,J
4.8Hz及び11.6Hz,グリチルレチン酸H−3
α),5.42(s,1H,グリチルレチン酸H−1
2). マススペクトル(ESI−MS) m/z586.5
(MH+) 元素分析,C34H51NO7・HCl・2H2Oとして、計
算値:C,62.04;H,8.58;N,2.13
%.実測値:C,62.3;H,8.6;N,2.0
%.
【0014】本品を、3モル当量のアンモニア水溶液に
溶解して、甘味を測定した。 甘味度(対グリチルリチン酸一アンモニウム塩) 2〜
5倍
溶解して、甘味を測定した。 甘味度(対グリチルリチン酸一アンモニウム塩) 2〜
5倍
【0015】(実施例2) 3β−O−(β−L−アスパルチル)グリチルレチン酸
塩酸塩の合成 グリチルレチン酸30−ベンジルエステル(2.00
g)を実施例1と同様の方法で、N−t−ブトキシカル
ボニル−L−アスパラギン酸α−ベンジルエステル
(1.59g)と縮合させて、3β−O−[β−(α−
ベンジル−N−t−ブトキシカルボニル)−L−アスパ
ルチル]グリチルレチン酸30−ベンジルエステル
(2.53g)を無定形固体として得た。この3β−O
−[β−(α−ベンジル−N−t−ブトキシカルボニ
ル)−L−アスパルチル]グリチルレチン酸30−ベン
ジルエステル(1.00g)を用い、実施例1と同様に
して水素化分解し、3β−O−[β−(N−t−ブトキ
シカルボニル)−L−アスパルチル]グリチルレチン酸
の無定形固体(278mg)を得た。この3β−O−
[β−(N−t−ブトキシカルボニル)−L−アスパル
チル]グリチルレチン酸(148mg)を、実施例1と
同様の方法で酸加水分解して、3β−O−(β−L−ア
スパルチル)グリチルレチン酸塩酸塩の結晶(79m
g)を、収率57.7%で得た。 m.p.250゜C(dec.)1 HNMR(500MHz,DMSO−d6) δ:0.
77,0.84,0.86,1.05,1.08,1.
10及び1.37(各s,3H,グリチルレチン酸C−
CH3),2.86(dd,1H,J5.5Hz及び1
7.1Hz,Asp−CH2),2.92(dd,1
H,J6.1Hz及び17.7Hz,Asp−C
H2),4.11(dd,1H,J5.5Hz及び6.
1Hz,Asp−CH),4.50(dd,1H,J
4.9Hz及び12.2Hz,グリチルレチン酸H−3
α),5.42(s,1H,グリチルレチン酸H−1
2). マススペクトル(ESI−MS) m/z586.5
(MH+) 元素分析,C34H51NO7・HCl・3/2H2Oとし
て、計算値:C,62.90;H,8.54;N,2.
16%.実測値:C,63.0;H,8.6;N,2.
1%.
塩酸塩の合成 グリチルレチン酸30−ベンジルエステル(2.00
g)を実施例1と同様の方法で、N−t−ブトキシカル
ボニル−L−アスパラギン酸α−ベンジルエステル
(1.59g)と縮合させて、3β−O−[β−(α−
ベンジル−N−t−ブトキシカルボニル)−L−アスパ
ルチル]グリチルレチン酸30−ベンジルエステル
(2.53g)を無定形固体として得た。この3β−O
−[β−(α−ベンジル−N−t−ブトキシカルボニ
ル)−L−アスパルチル]グリチルレチン酸30−ベン
ジルエステル(1.00g)を用い、実施例1と同様に
して水素化分解し、3β−O−[β−(N−t−ブトキ
シカルボニル)−L−アスパルチル]グリチルレチン酸
の無定形固体(278mg)を得た。この3β−O−
[β−(N−t−ブトキシカルボニル)−L−アスパル
チル]グリチルレチン酸(148mg)を、実施例1と
同様の方法で酸加水分解して、3β−O−(β−L−ア
スパルチル)グリチルレチン酸塩酸塩の結晶(79m
g)を、収率57.7%で得た。 m.p.250゜C(dec.)1 HNMR(500MHz,DMSO−d6) δ:0.
77,0.84,0.86,1.05,1.08,1.
10及び1.37(各s,3H,グリチルレチン酸C−
CH3),2.86(dd,1H,J5.5Hz及び1
7.1Hz,Asp−CH2),2.92(dd,1
H,J6.1Hz及び17.7Hz,Asp−C
H2),4.11(dd,1H,J5.5Hz及び6.
1Hz,Asp−CH),4.50(dd,1H,J
4.9Hz及び12.2Hz,グリチルレチン酸H−3
α),5.42(s,1H,グリチルレチン酸H−1
2). マススペクトル(ESI−MS) m/z586.5
(MH+) 元素分析,C34H51NO7・HCl・3/2H2Oとし
て、計算値:C,62.90;H,8.54;N,2.
16%.実測値:C,63.0;H,8.6;N,2.
1%.
【0016】本品を、3モル当量のアンモニア水溶液に
溶解して、甘味を測定した。 甘味度(対グリチルリチン酸一アンモニウム塩) 2〜
5倍
溶解して、甘味を測定した。 甘味度(対グリチルリチン酸一アンモニウム塩) 2〜
5倍
【0017】(実施例3) 3β−O−[(α−L−アスパルチル)グリシル]グリ
チルレチン酸塩酸塩の合成 グリチルレチン酸30−ベンジルエステル(2.00
g)を実施例1と同様の方法で、N−t−ブトキシカル
ボニルグリシン(1.25g)と縮合させて、3β−O
−(N−t−ブトキシカルボニルグリシル)グリチルレ
チン酸30−ベンジルエステル(2.55g)を針状結
晶(m.p.188−190゜C)として、収率73.
0%で得た。この3β−O−(N−t−ブトキシカルボ
ニルグリシル)グリチルレチン酸30−ベンジルエステ
ル(1.00g)を、4N塩酸/ジオキサンに溶解して
酸加水分解し、3β−O−(グリシル)グリチルレチン
酸30−ベンジルエステル塩酸塩の粗生成物(1.30
g)を得た。N−t−ブトキシカルボニル−L−アスパ
ラギン酸β−ベンジルエステル(270mg)とN,N
−ジメチルアミノプロピルエチルカルボジイミド(34
7mg)を塩化メチレン(2.7ml)に溶解し、その
溶液に3β−O−(グリシル)グリチルレチン酸30−
ベンジルエステル塩酸塩の粗生成物(600mg)をト
リエチルアミン(0.13ml)で中和した塩化メチレ
ン溶液(6ml)を加え、さらにジメチルアミノピリジ
ン(56mg)を加えて、2時間加熱還流した。反応液
を塩化メチレン(10ml)で希釈して、5%硫酸水素
ナトリウム水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で順次洗浄した。有機層を減圧濃縮して3β−O−
[{α−(β−ベンジル−N−t−ブトキシカルボニ
ル)−L−アスパルチル}グリシル]グリチルレチン酸
30−ベンジルエステルの粗生成物(775mg)を得
た。この粗生成物(290mg)を、実施例1と同様に
して水素化分解し、3β−O−[{α−(N−t−ブト
キシカルボニル)−L−アスパルチル}グリシル]グリ
チルレチン酸の粗生成物(282mg)を得た。この粗
生成物(190mg)を、実施例1と同様の方法で酸加
水分解して、3β−O−[(α−L−アスパルチル)グ
リシル]グリチルレチン酸塩酸塩の結晶(129mg)
を、収率73.1%で得た。 m.p.244゜C(dec.)1 HNMR(500MHz,DMSO−d6) δ:0.
77,0.84,0.84,1.05,1.08,1.
10及び1.37(各s,3H,グリチルレチン酸C−
CH3),2.89−2.93(ddx2,2H,J
4.9Hz及び5.5Hz,Asp−CH2),3.8
7−3.97(ddx2,2H,Gly−CH2),
4.11(dd,1H,J4.8Hz及び7.9Hz,
Asp−CH),4.50(dd,1H,グリチルレチ
ン酸H−3α),5.42(s,1H,グリチルレチン
酸H−12). マススペクトル(ESI−MS) m/z643.5
(MH+)
チルレチン酸塩酸塩の合成 グリチルレチン酸30−ベンジルエステル(2.00
g)を実施例1と同様の方法で、N−t−ブトキシカル
ボニルグリシン(1.25g)と縮合させて、3β−O
−(N−t−ブトキシカルボニルグリシル)グリチルレ
チン酸30−ベンジルエステル(2.55g)を針状結
晶(m.p.188−190゜C)として、収率73.
0%で得た。この3β−O−(N−t−ブトキシカルボ
ニルグリシル)グリチルレチン酸30−ベンジルエステ
ル(1.00g)を、4N塩酸/ジオキサンに溶解して
酸加水分解し、3β−O−(グリシル)グリチルレチン
酸30−ベンジルエステル塩酸塩の粗生成物(1.30
g)を得た。N−t−ブトキシカルボニル−L−アスパ
ラギン酸β−ベンジルエステル(270mg)とN,N
−ジメチルアミノプロピルエチルカルボジイミド(34
7mg)を塩化メチレン(2.7ml)に溶解し、その
溶液に3β−O−(グリシル)グリチルレチン酸30−
ベンジルエステル塩酸塩の粗生成物(600mg)をト
リエチルアミン(0.13ml)で中和した塩化メチレ
ン溶液(6ml)を加え、さらにジメチルアミノピリジ
ン(56mg)を加えて、2時間加熱還流した。反応液
を塩化メチレン(10ml)で希釈して、5%硫酸水素
ナトリウム水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で順次洗浄した。有機層を減圧濃縮して3β−O−
[{α−(β−ベンジル−N−t−ブトキシカルボニ
ル)−L−アスパルチル}グリシル]グリチルレチン酸
30−ベンジルエステルの粗生成物(775mg)を得
た。この粗生成物(290mg)を、実施例1と同様に
して水素化分解し、3β−O−[{α−(N−t−ブト
キシカルボニル)−L−アスパルチル}グリシル]グリ
チルレチン酸の粗生成物(282mg)を得た。この粗
生成物(190mg)を、実施例1と同様の方法で酸加
水分解して、3β−O−[(α−L−アスパルチル)グ
リシル]グリチルレチン酸塩酸塩の結晶(129mg)
を、収率73.1%で得た。 m.p.244゜C(dec.)1 HNMR(500MHz,DMSO−d6) δ:0.
77,0.84,0.84,1.05,1.08,1.
10及び1.37(各s,3H,グリチルレチン酸C−
CH3),2.89−2.93(ddx2,2H,J
4.9Hz及び5.5Hz,Asp−CH2),3.8
7−3.97(ddx2,2H,Gly−CH2),
4.11(dd,1H,J4.8Hz及び7.9Hz,
Asp−CH),4.50(dd,1H,グリチルレチ
ン酸H−3α),5.42(s,1H,グリチルレチン
酸H−12). マススペクトル(ESI−MS) m/z643.5
(MH+)
【0018】本品を、3モル当量のアンモニア水溶液に
溶解して、甘味を測定した。 甘味度(対グリチルリチン酸一アンモニウム塩) 2〜
5倍
溶解して、甘味を測定した。 甘味度(対グリチルリチン酸一アンモニウム塩) 2〜
5倍
【0019】(実施例4) 3β−O−(α−L−アスパルチル−L−フェニルアラ
ニル)グリチルレチン酸塩酸塩の合成 グリチルレチン酸30−ベンジルエステル(2.00
g)を実施例1と同様の方法で、N−t−ブトキシカル
ボニル−L−フェニルアラニン(1.89g)と縮合さ
せて、3β−O−(N−t−ブトキシカルボニル−L−
フェニルアラニル)グリチルレチン酸30−ベンジルエ
ステル(2.41g)を針状結晶(m.p.180−1
83゜C)として、収率83.6%で得た。この結晶
(1.00g)を、実施例1と同様の方法で、4N塩酸
/ジオキサンで処理して、3β−O−(L−フェニルア
ラニル)グリチルレチン酸30−ベンジルエステル塩酸
塩の無定形固体(825mg)を得た。実施例3と同様
の方法で、N−t−ブトキシカルボニル−L−アスパラ
ギン酸β−ベンジルエステル(270mg)と3β−O
−(L−フェニルアラニル)グリチルレチン酸30−ベ
ンジルエステル塩酸塩(1.00g)とを縮合させて3
β−O−[{α−(β−ベンジル−N−t−ブトキシカ
ルボニル)−L−アスパルチル}−L−フェニルアラニ
ル]グリチルレチン酸30−ベンジルエステルの粗生成
物(875mg)を得た。この粗生成物(330mg)
を、実施例1と同様にして水素化分解し、3β−O−
[{α−(N−t−ブトキシカルボニル)−L−アスパ
ルチル}−L−フェニルアラニル]グリチルレチン酸を
油状物(137mg)として得た。この油状物(116
mg)を、実施例1と同様の方法で酸加水分解して、3
β−O−(α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニ
ル)グリチルレチン酸塩酸塩の結晶(83mg)を、収
率76.9%で得た。 m.p.244゜C(dec.)1 HNMR(500MHz,DMSO−d6−D2O)
δ:0.71,0.77,0.79,1.05,1.0
7,1.10及び1.36(各s,3H,グリチルレチ
ン酸C−CH3),2.73(dd,1H,J8.5H
z及び17.7Hz,Asp−CH2),2.87(d
d,1H,J3.0Hz及び17.7Hz,Asp−C
H2),2.96(dd,1H,J8.6Hz及び1
3.1Hz,Phe−CH2),3.11(dd,1
H,J6.1Hz及び13.1Hz,Phe−C
H2),4.04(dd,1H,J3.0Hz及び8.
5Hz,Asp−CH),4.44(dd,1H,グリ
チルレチン酸H−3α),4.55(dd,1H,J
6.1Hz及び8.6Hz,Phe−CH),5.44
(s,1H,グリチルレチン酸H−12),7.25−
7.33(m,5H,Phenyl). マススペクトル(ESI−MS) m/z708.5
(MH+) 元素分析,C43H60N2O8・HCl・2H2Oとして、
計算値:C,64.12;H,7.88;N,3.48
%.実測値:C,7.88;H,8.6;N,3.48
%.
ニル)グリチルレチン酸塩酸塩の合成 グリチルレチン酸30−ベンジルエステル(2.00
g)を実施例1と同様の方法で、N−t−ブトキシカル
ボニル−L−フェニルアラニン(1.89g)と縮合さ
せて、3β−O−(N−t−ブトキシカルボニル−L−
フェニルアラニル)グリチルレチン酸30−ベンジルエ
ステル(2.41g)を針状結晶(m.p.180−1
83゜C)として、収率83.6%で得た。この結晶
(1.00g)を、実施例1と同様の方法で、4N塩酸
/ジオキサンで処理して、3β−O−(L−フェニルア
ラニル)グリチルレチン酸30−ベンジルエステル塩酸
塩の無定形固体(825mg)を得た。実施例3と同様
の方法で、N−t−ブトキシカルボニル−L−アスパラ
ギン酸β−ベンジルエステル(270mg)と3β−O
−(L−フェニルアラニル)グリチルレチン酸30−ベ
ンジルエステル塩酸塩(1.00g)とを縮合させて3
β−O−[{α−(β−ベンジル−N−t−ブトキシカ
ルボニル)−L−アスパルチル}−L−フェニルアラニ
ル]グリチルレチン酸30−ベンジルエステルの粗生成
物(875mg)を得た。この粗生成物(330mg)
を、実施例1と同様にして水素化分解し、3β−O−
[{α−(N−t−ブトキシカルボニル)−L−アスパ
ルチル}−L−フェニルアラニル]グリチルレチン酸を
油状物(137mg)として得た。この油状物(116
mg)を、実施例1と同様の方法で酸加水分解して、3
β−O−(α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニ
ル)グリチルレチン酸塩酸塩の結晶(83mg)を、収
率76.9%で得た。 m.p.244゜C(dec.)1 HNMR(500MHz,DMSO−d6−D2O)
δ:0.71,0.77,0.79,1.05,1.0
7,1.10及び1.36(各s,3H,グリチルレチ
ン酸C−CH3),2.73(dd,1H,J8.5H
z及び17.7Hz,Asp−CH2),2.87(d
d,1H,J3.0Hz及び17.7Hz,Asp−C
H2),2.96(dd,1H,J8.6Hz及び1
3.1Hz,Phe−CH2),3.11(dd,1
H,J6.1Hz及び13.1Hz,Phe−C
H2),4.04(dd,1H,J3.0Hz及び8.
5Hz,Asp−CH),4.44(dd,1H,グリ
チルレチン酸H−3α),4.55(dd,1H,J
6.1Hz及び8.6Hz,Phe−CH),5.44
(s,1H,グリチルレチン酸H−12),7.25−
7.33(m,5H,Phenyl). マススペクトル(ESI−MS) m/z708.5
(MH+) 元素分析,C43H60N2O8・HCl・2H2Oとして、
計算値:C,64.12;H,7.88;N,3.48
%.実測値:C,7.88;H,8.6;N,3.48
%.
【0020】本品を、3モル当量のアンモニア水溶液に
溶解して、甘味を測定した。 甘味度(対グリチルリチン酸一アンモニウム塩) 1/
2倍
溶解して、甘味を測定した。 甘味度(対グリチルリチン酸一アンモニウム塩) 1/
2倍
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 5/072 C07K 5/072
Claims (6)
- 【請求項1】 下記式(1)で表されるL−アスパラギ
ン酸の3β−O−グリチルレチン酸エステル及び一般式
(2)で表されるL−アスパルチルジペプチドの3β−
O−グリチルレチン酸エステル及びそれらの塩。 【化1】 式(1)及び式(2)中、L−Aspとグリチルレチン
酸の3β−Oとの結合及びL−AspとXとの結合は、
α−叉はβ−結合であることを表す。式(2)中、X
は、グリシン叉はL−フェニルアラニンを表す。 - 【請求項2】 L−Aspとグリチルレチン酸の3β−
Oとの結合がα−結合である請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 L−Aspとグリチルレチン酸の3β−
Oとの結合がβ−結合である請求項1記載の化合物。 - 【請求項4】 L−AspとXの結合がα−結合で、X
がグリシンである請求項1記載の化合物。 - 【請求項5】 L−AspとXの結合がα−結合で、X
がL−フェニルアラニンである請求項1記載の化合物。 - 【請求項6】 上記式(1)で表されるL−アスパラギ
ン酸の3β−O−グリチルレチン酸エステル及び一般式
(2)で表されるL−アスパルチルジペプチドの3β−
O−グリチルレチン酸エステルまたはその塩を有効成分
として含有する甘味剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8189039A JPH1028548A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 新規グリチルレチン酸誘導体及び甘味剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8189039A JPH1028548A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 新規グリチルレチン酸誘導体及び甘味剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028548A true JPH1028548A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16234279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8189039A Pending JPH1028548A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 新規グリチルレチン酸誘導体及び甘味剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028548A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103923158A (zh) * | 2014-04-23 | 2014-07-16 | 贵州省中国科学院天然产物化学重点实验室 | A环多氧化取代甘草次酸衍生物及其制备方法和用途 |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP8189039A patent/JPH1028548A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103923158A (zh) * | 2014-04-23 | 2014-07-16 | 贵州省中国科学院天然产物化学重点实验室 | A环多氧化取代甘草次酸衍生物及其制备方法和用途 |
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