JPH10285329A - 画像処理方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法及び装置並びに記憶媒体

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Publication number
JPH10285329A
JPH10285329A JP9102410A JP10241097A JPH10285329A JP H10285329 A JPH10285329 A JP H10285329A JP 9102410 A JP9102410 A JP 9102410A JP 10241097 A JP10241097 A JP 10241097A JP H10285329 A JPH10285329 A JP H10285329A
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JP
Japan
Prior art keywords
image processing
notification
report
job
processing apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP9102410A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Kawamura
卓也 河村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9102410A priority Critical patent/JPH10285329A/ja
Publication of JPH10285329A publication Critical patent/JPH10285329A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョブの終了結果に応じてユーザーのみなら
ず、画像処理装置の管理者やサービスステーション等に
も、そのジョブ結果を自動的に通報して、それぞれの事
態に対処する場合に、同種の異常が連続して発生したと
きに、各々の通報先に対して再通報の抑制または実行を
選択できるようにした画像処理方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 ジョブ結果が異常終了で(ステップS1
001)、サービスコールエラーでなく(ステップS1
002)、管理者通報が無く(ステップS1003)、
ユーザー通報が無い(ステップS1004)場合は、現
在のジョブ終了状態を前回のジョブ終了状態として記憶
し(ステップS1005)、コール元へ戻る(ステップ
S1006)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等のような画像処理装置により画像を
処理する画像処理方法及び装置並びにこれらの画像処理
方法及び装置に使用する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク上に接続された複写
機、プリンタ、ファクシミリ等のような画像処理装置に
対して、画像処理装置から離れた位置にいる人物が、プ
リント、読み込み、送信のような画像処理命令を出した
場合には、画像処理装置の命令されたジョブが何時どの
様に終了したかを、画像処理装置の前まで移動せずに、
命令を出した位置にいながらにして知りたいという要求
があった。更に、命令を出したユーザーだけではなく、
画像処理装置の保守や消耗品(用紙、トナー、インク
等)を管理する管理担当者やサービスステーションに
も、異常時の迅速な対応のため、終了状態を連絡したい
という要求があった。
【0003】これに対して、画像処理装置から画像処理
ジョブが終了したときに、ジョブの正常終了、異常終了
や異常の内容、異常の解決方法、解決方法のイラスト等
の情報を、画像処理命令の命令者、画像処理装置の管理
者やサービスステーション等に通報可能で、通報先や通
報内容を設定することが可能なシステムが提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、管理者
やサービスステーションの場合、各ユーザーが異常を発
生させると同じ通報を連続して受けることがあった。例
えば、紙なし発生時に10人がプリントを指示した場
合、10回の紙なし通知を管理者が受け取る場合があっ
た。同じ異常が連続して発生した場合は、1回通知され
れば十分なので、連続通報を抑制したいという要求があ
った。
【0005】しかし、このような要求を満足することが
できる画像処理装置は、いまだ出現をみない。
【0006】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、ジョブの終了結果に応じてユーザ
ーのみならず、画像処理装置の管理者やサービスステー
ション等にも、そのジョブ結果を自動的に通報して、そ
れぞれの事態に対処する場合に、同種の異常が連続して
発生したときに、各々の通報先に対して再通報の抑制ま
たは実行を選択できるようにした画像処理方法及び装置
を提供しようとするものである。
【0007】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述した画像処理装置を円滑に制御することができ
る記憶媒体を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の画像処理方法は、外部機器から
の画像処理命令を受け付ける機能を有する画像処理装置
により画像処理を行う画像処理方法であって、前記画像
処理装置が受け付けた画像処理ジョブの終了状態を終了
状態判別手段により判別する終了状態判別工程と、前記
画像処理ジョブ終了結果の通報先を通報先入力手段によ
り入力する通報先入力工程と、前記通報先入力手段によ
り入力された通報先をメモリに記憶する通報先記憶工程
と、過去のジョブの終了状態をメモリに記憶する終了状
態履歴記憶行程と、連続して同種の終了状態が発生した
場合に再度ジョブ結果通報を実行するか否かを終了状態
の種類と通報先ごとに再通報指定手段により指定する再
通報指定工程と、前記再通報指定手段により指定された
内容をメモリに記憶する再通報指定記憶工程と、過去の
終了状態と現在の終了状態とを比較し連続して同種の終
了状態が発生したか否かを判別し前記メモリに記憶され
た前記再通報指定手段により指定された内容に従って再
通報が不要か否かを再通報判別手段により判別する再通
報判別工程と、前記終了状態判別手段の判別結果と前記
再通報判別手段の判別結果に応じて前記画像処理ジョブ
終了結果の通報先を通報先選択手段により選択する通報
先選択工程と、前記通報先選択手段の選択結果に応じた
前記画像処理ジョブ終了結果の通報先に対して前記画像
処理ジョブ終了結果をジョブ結果通報手段により通報す
るジョブ結果通報工程とを有することを特徴とする。
【0009】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処理
方法において、前記通報先入力手段において、前記画像
処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理ジョブ
の命令者であることを特徴とする。
【0010】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処理
方法において、前記通報先入力手段において、前記画像
処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理装置の
管理者であることを特徴とする。
【0011】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処理
方法において、前記通報先入力手段において、前記画像
処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理装置の
保守を担当するサービスステーションであることを特徴
とする。
【0012】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処理
方法において、前記通報先入力手段において、前記画像
処理ジョブの終了時の通報内容を選択可能とすることを
特徴とする。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処理
方法において、前記通報先入力手段において、前記画像
処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異常
終了の発生のみであることを特徴とする。
【0014】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処理
方法において、前記通報先入力手段において、前記画像
処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異常
終了の状態を表わす言葉であることを特徴とする。
【0015】また、上記第1の目的を達成するために請
求項8記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処理
方法において、前記通報先入力手段において、前記画像
処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異常
の状態及び異常の解決方法を視覚的に明示する情報であ
ることを特徴とする。
【0016】また、上記第1の目的を達成するために請
求項9記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処理
方法において、前記画像処理装置が複数の通信手段を有
する場合には、通報手段登録手段により前記通報先に応
じてジョブ結果通報に用いる通信手段を選択する通報手
段登録工程を有することを特徴とする。
【0017】また、上記第1の目的を達成するために請
求項10記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処
理方法において、前記通報手段登録手段で登録可能であ
る1つの通報手段が、外部機器が受信可能なステータス
信号であることを特徴とする。
【0018】また、上記第1の目的を達成するために請
求項11記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処
理方法において、前記通報手段登録手段で登録可能であ
る通報手段の1つが、電子メールであることを特徴とす
る。
【0019】また、上記第1の目的を達成するために請
求項12記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処
理方法において、前記通報手段登録手段で登録可能であ
る通報手段の1つが、ファクシミリであることを特徴と
する。
【0020】また、上記第1の目的を達成するために請
求項13記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処
理方法において、前記通報手段登録手段で登録可能であ
る通報手段の1つが、電話であることを特徴とする。
【0021】また、上記第1の目的を達成するために請
求項14記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処
理方法において、前記再通報指定手段で指定できる終了
状態の種類の1つがジャムであることを特徴とする。
【0022】また、上記第1の目的を達成するために請
求項15記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処
理方法において、前記再通報指定手段で指定できる終了
状態の種類の1つが、サービスコールエラーであること
を特徴とする。
【0023】また、上記第1の目的を達成するために請
求項16記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処
理方法において、前記再通報指定手段で指定できる終了
状態の種類の1つが、用紙、トナー、インク等の消耗品
が無いことであることを特徴とする。
【0024】また、上記第1の目的を達成するために請
求項17記載の画像処理方法は、請求項1記載の画像処
理方法において、前記再通報指定手段で指定できる終了
状態の種類の指定方法が、1群の終了状態の総称ではな
く個々の終了状態であることを特徴とする。
【0025】また、上記第1の目的を達成するために請
求項18記載の画像処理装置は、外部機器からの画像処
理命令を受け付ける機能を有する画像処理装置であっ
て、前記画像処理装置が受け付けた画像処理ジョブの終
了状態を判別する終了状態判別手段と、前記画像処理ジ
ョブ終了結果の通報先を入力する通報先入力手段と、前
記通報先入力手段により入力された通報先をメモリに記
憶する通報先記憶手段と、過去のジョブの終了状態をメ
モリに記憶する終了状態履歴記憶手段と、連続して同種
の終了状態が発生した場合に再度ジョブ結果通報を実行
するか否かを終了状態の種類と通報先ごとに指定する再
通報指定手段と、前記再通報指定手段により指定された
内容をメモリに記憶する再通報指定記憶手段と、過去の
終了状態と現在の終了状態とを比較し連続して同種の終
了状態が発生したか否かを判別し前記メモリに記憶され
た前記再通報指定手段により指定された内容に従って再
通報が不要か否かを判別する再通報判別手段と、前記終
了状態判別手段の判別結果と前記再通報判別手段の判別
結果に応じて前記画像処理ジョブ終了結果の通報先を選
択する通報先選択手段と、前記通報先選択手段の選択結
果に応じた前記画像処理ジョブ終了結果の通報先に対し
て前記画像処理ジョブ終了結果を通報するジョブ結果通
報手段とを有することを特徴とする。
【0026】また、上記第1の目的を達成するために請
求項19記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報先入力手段において、前記
画像処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理ジ
ョブの命令者であることを特徴とする。
【0027】また、上記第1の目的を達成するために請
求項20記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報先入力手段において、前記
画像処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理装
置の管理者であることを特徴とする。
【0028】また、上記第1の目的を達成するために請
求項21記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報先入力手段において、前記
画像処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理装
置の保守を担当するサービスステーションであることを
特徴とする。
【0029】また、上記第1の目的を達成するために請
求項22記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報先入力手段において、前記
画像処理ジョブの終了時の通報内容を選択可能とするこ
とを特徴とする。
【0030】また、上記第1の目的を達成するために請
求項23記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報先入力手段において、前記
画像処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが
異常終了の発生のみであることを特徴とする。
【0031】また、上記第1の目的を達成するために請
求項24記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報先入力手段において、前記
画像処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが
異常終了の状態を表わす言葉であることを特徴とする。
【0032】また、上記第1の目的を達成するために請
求項25記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報先入力手段において、前記
画像処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが
異常の状態及び異常の解決方法を視覚的に明示する情報
であることを特徴とする。
【0033】また、上記第1の目的を達成するために請
求項26記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記画像処理装置が複数の通信手段
を有する場合には、通報手段登録手段により前記通報先
に応じてジョブ結果通報に用いる通信手段を選択する通
報手段登録手段を有することを特徴とする。
【0034】また、上記第1の目的を達成するために請
求項27記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報手段登録手段で登録可能で
ある1つの通報手段が、外部機器が受信可能なステータ
ス信号であることを特徴とする。
【0035】また、上記第1の目的を達成するために請
求項28記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報手段登録手段で登録可能で
ある通報手段の1つが、電子メールであることを特徴と
する。
【0036】また、上記第1の目的を達成するために請
求項29記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報手段登録手段で登録可能で
ある通報手段の1つが、ファクシミリであることを特徴
とする。
【0037】また、上記第1の目的を達成するために請
求項30記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記通報手段登録手段で登録可能で
ある通報手段の1つが、電話であることを特徴とする。
【0038】また、上記第1の目的を達成するために請
求項31記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記再通報指定手段で指定できる終
了状態の種類の1つがジャムであることを特徴とする。
【0039】また、上記第1の目的を達成するために請
求項32記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記再通報指定手段で指定できる終
了状態の種類の1つが、サービスコールエラーであるこ
とを特徴とする。
【0040】また、上記第1の目的を達成するために請
求項33記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記再通報指定手段で指定できる終
了状態の種類の1つが、用紙、トナー、インク等の消耗
品が無いことであることを特徴とする。
【0041】また、上記第1の目的を達成するために請
求項34記載の画像処理装置は、請求項18記載の画像
処理装置において、前記再通報指定手段で指定できる終
了状態の種類の指定方法が、1群の終了状態の総称では
なく個々の終了状態であることを特徴とする。
【0042】また、上記第2の目的を達成するために請
求項35記載の記憶媒体は、外部機器からの画像処理命
令を受け付ける機能を有する画像処理装置を制御する制
御プログラムを格納する記憶媒体であって、前記画像処
理装置が受け付けた画像処理ジョブの終了状態を終了状
態判別手段により判別する終了状態判別モジュールと、
前記画像処理ジョブ終了結果の通報先を通報先入力手段
により入力する通報先入力モジュールと、前記通報先入
力手段により入力された通報先をメモリに記憶する通報
先記憶モジュールと、過去のジョブの終了状態をメモリ
に記憶する終了状態履歴記憶モジュールと、連続して同
種の終了状態が発生した場合に再度ジョブ結果通報を実
行するか否かを終了状態の種類と通報先ごとに再通報指
定手段により指定する再通報指定モジュールと、前記再
通報指定手段により指定された内容をメモリに記憶する
再通報指定記憶モジュールと、過去の終了状態と現在の
終了状態とを比較し連続して同種の終了状態が発生した
か否かを判別し前記メモリに記憶された前記再通報指定
手段により指定された内容に従って再通報が不要か否か
を再通報判別手段により判別する再通報判別モジュール
と、前記終了状態判別手段の判別結果と前記再通報判別
手段の判別結果に応じて前記画像処理ジョブ終了結果の
通報先を通報先選択手段により選択する通報先選択モジ
ュールと、前記通報先選択手段の選択結果に応じた前記
画像処理ジョブ終了結果の通報先に対して前記画像処理
ジョブ終了結果をジョブ結果通報手段により通報するジ
ョブ結果通報モジュールとを有する制御プログラムを格
納したことを特徴とする。
【0043】また、上記第2の目的を達成するために請
求項36記載の記憶媒体は、請求項35記載の記憶媒体
において、前記通報先入力手段において、前記画像処理
ジョブの終了時の通報内容を選択可能とすることを特徴
とする。
【0044】また、上記第2の目的を達成するために請
求項37記載の記憶媒体は、請求項35記載の記憶媒体
において、前記通報先入力手段において、前記画像処理
ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異常終了
の発生のみであることを特徴とする。
【0045】また、上記第2の目的を達成するために請
求項38記載の記憶媒体は、請求項35記載の記憶媒体
において、前記通報先入力手段において、前記画像処理
ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異常終了
の状態を表わす言葉であることを特徴とする。
【0046】また、上記第2の目的を達成するために請
求項39記載の記憶媒体は、請求項35記載の記憶媒体
において、前記通報先入力手段において、前記画像処理
ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異常の状
態及び異常の解決方法を視覚的に明示する情報であるこ
とを特徴とする。
【0047】また、上記第2の目的を達成するために請
求項40記載の記憶媒体は、請求項35記載の記憶媒体
において、前記画像処理装置が複数の通信手段を有する
場合には、通報手段登録手段により前記通報先に応じて
ジョブ結果通報に用いる通信手段を選択する通報手段登
録モジュールを有することを特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0049】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図15に基づき説明する。
【0050】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像処理装置とネットワークとの関係を示す図である。
同図中、1は本実施の形態に係る画像処理装置(カラー
複写機)で、その詳細は図2を用いて後述する。2はワ
ークステーションで、外部機器として画像処理装置1に
画像出力や画像取り込み等のジョブを行わせることが可
能である。即ち、画像処理装置1との間で取り決めたプ
ロトコルに従ったコマンドを外部機器がこの画像処理装
置1に送信し、画像処理装置1は現在の状態を応答ステ
ータスとしてワークステーション2に送信することがで
きる。3及び4はパーソナルコンピュータで、ワークス
テーション2と同様の外部機器である。5はネットワー
クケーブルで、画像処理装置1、ワークステーション2
及びパーソナルコンピュータ3,4等を接続するもので
ある。
【0051】図2は、本実施の形態に係る画像処理装置
1の構成を示す縦断面図である。同図に示すように本実
施の形態に係る画像処理装置1は、画像処理装置本体6
の上部にデジタルカラー画像リーダ部(以下、リーダ部
と記述する)7を、下部にデジタルカラー画像プリンタ
部(以下、プリンタ部と記述する)8をそれぞれ有して
いる。
【0052】リーダ部7において、原稿9を原稿台ガラ
ス10上に載置し、原稿照明ランプ(露光ランプ)11
により露光走査することにより、原稿9からの反射光像
をミラー12,13を介してレンズ14によりフルカラ
ーセンサ15に集光し、カラー色分解画像信号を得る。
CCD(電荷結合素子)等により構成されるフルカラー
センサ(以下、CCDと記述する)15で得られたカラ
ー色分解画像信号は、不図示の増幅部を経て、後述する
画像処理部16にて各種の画像処理を施され、プリンタ
部8に送出される。なお、17は基準白色板である。
【0053】プリンタ部8において、像担持体である感
光ドラム18は、図2中矢印方向に回転自在に担持さ
れ、感光ドラム18の周りには、前露光ランプ19、コ
ロナ帯電器、レーザ露光光学系20a,20b,20
c、電位センサ21、色の異なる4個の現像器22Y,
22C,22M,22K、感光ドラム上光量検知手段2
3、転写ドラム24、クリーニング器25がそれぞれ配
置されている。
【0054】レーザ露光光学系20a,20b,20c
において、リーダ部7で得られた画像信号はレーザ出力
部26にて光信号に変換され、レーザ27より出力され
たレーザ光がミラー(ポリゴンミラー)20aで反射さ
れ、レンズ20b及びミラー20cを通って、感光ドラ
ム18の表面に光像として投影される。
【0055】プリンタ部8における画像形成時には、感
光ドラム18を図2中矢印方向に回転させ、前露光ラン
プ19で除電した後の感光ドラム18を、帯電器28に
より一様に帯電させて、各分解色ごとに光像を照射し、
潜像を形成する。
【0056】次に、4個の現像器22Y,22C,22
M,22Kのうちの所定の色の現像器を動作させて、感
光ドラム18上の潜像を現像し、感光ドラム18上に樹
脂を基体としたトナーによりトナー画像を形成する。各
現像器22Y,22C,22M,22Kは、各偏心カム
29Y,29C,29M,29Kの動作により、各分解
色に応じて択一的に感光ドラム18に接近するようにな
っている。
【0057】更に、感光ドラム18のトナー画像を、各
記録材カセット30a,30b,30cより搬送系及び
転写ドラム24を介して、感光ドラム18と対向した位
置に供給された記録材(記録用紙)に転写する。転写ド
ラム24は、回転駆動されるように軸支され、その周面
開口域には、誘電体からなる記録材担持シートを円筒状
に一体的に張設している。転写ドラム24を回転させる
に従って、感光ドラム18上のトナー画像は、不図示の
帯電器やローラにより前記記録材担持シートに担持され
た記録材上に所望数の色画像が転写され、フルカラー画
像を形成する。
【0058】フルカラー画像形成の場合、上述したよう
にして4色のトナー画像の転写を終了すると、記録材を
転写ドラム24から分離爪31a、分離押し上げコロ3
1b及び分離帯電器31cの作用によって分離し、熱ロ
ーラ定着器32を介してトレイ33に排出する。
【0059】一方、転写後に感光ドラム18は、その表
面に残留している残留トナーをクリーニング器25で清
掃した後、再度画像形成工程に供する。
【0060】記録材の両面に画像を形成する場合には、
記録材が定着器32を通過後、直ちに搬送パス切換ガイ
ド34を駆動し、搬送縦パス35を経て、反転パス36
aに一旦導いた後、反転ローラ36bの逆転により、記
録材を送り込まれた際の後端を先頭にして送り込まれた
方向と反対向きに退出させ、中間トレイ37に収納す
る。その後、再び上述した画像形成工程によって記録材
のもう一方の面に画像を形成する。
【0061】また、転写ドラム24の記録材担持シート
上の粉体の飛散付着、記録材上のオイル付着等を防止す
るために、ファーブラシ38、記録材担持シートを介し
てこのファーブラシ38に対向するバックアップブラシ
39、オイル除去ローラ40、記録材担持シート介して
このオイル除去ローラ40に対向するバックアップブラ
シ41等の作用により、転写ドラム24の清掃を行う。
このような清掃は、画像形成前もしくは画像形成後に行
い、また、ジャム(紙づまり)発生時には随時行なう。
【0062】42は画像先端センサであり、各シグナル
プレート43a,43bがこの画像先端センサ42を横
切ると画像先端信号(ITOP信号)が生成される。各
シグナルプレート43a,43bは、180度対向した
位置にあり、転写ドラム24が1回転すると前記ITO
P信号は2回発生する。
【0063】次に、上述した図2に示す画像処理装置1
における画像処理部16の詳細を、図3を参照して説明
する。
【0064】図3は、画像処理部16の構成を示すブロ
ック図である。図3において201はCCD処理部で、
図2のCCD15により光電変換された画像信号は、こ
のCCD処理部201においてゲイン調整及びオフセッ
ト調整をされた後、不図示のA/Dコンバータで各色信
号ごとに8ビットのデジタル画像信号R(赤),G
(緑),B(青)に変換される。その後にシェーディン
グ補正部202に入力され、各色ごとに図1に示す標準
白色板17の読み取り信号を用いた公知のシェーディン
グ補正を施される。CCD15の受光部は、デジタル画
像信号R,G,Bが互いに所定の距離を隔てて配置され
ているため、ラインディレイ素子で構成される副走査同
期処理部203において、副走査方向の空間的ずれを補
正する。
【0065】204は入力マスキング部で、R,G,B
フィルタの濁り等を補正する。205は光量/濃度変換
部で、ルックアップテーブルROM(またはRAM)に
より構成され、R,G,Bの輝度信号がC,M,Yの濃
度信号に変換される。206は公知のマスキング/UC
R回路で、その詳細な説明は省略するが、入力された
C,M,Yの3原色信号から、出力のためのC,M,
Y,Bkの信号のいずれかが信号V1として出力され、
各読み取り動作のたびに順次所定のビット長、例えば8
ビットで出力される。207は記録すべき画像信号を選
択するセレクタ部で、CCD読み取り画像信号V1と、
後述する外部機器219からの画像信号V2とのいずれ
かを、CPU217により任意のタイミングで切り換え
る。
【0066】208は公知のガンマ補正部で、図2のプ
リンタ部8の特性に合わせて所望の濃度/階調で画像記
録するためのものである。209はレーザー駆動部で、
デジタル画像信号を、例えばパルス変調されたアナログ
信号に変換して、不図示のレーザーを駆動する。210
はCPU(中央演算処理装置)で、図2の原稿照明ラン
プ11、ミラー12,13からなる光学系を往復動作さ
せるモータ211を、モータドライバ212を介して駆
動制御し、また、CVR(ConstantVolta
ge Regulator:ランプレギュレータ)21
3を介して図2の原稿照明ランプ11の光量制御やオン
(ON)/オフ(OFF)制御を行なう他、I/O部2
14を介してオペレーションパネル215を制御する。
なお、CPU210には、RAM、ROM等の公知のデ
バイスが含まれている。
【0067】216は通信制御部で、モータドライバ2
12及び外部機器217との通信を制御する。本実施の
形態において外部機器217との通信とは、画像信号を
記録するための用紙サイズや色モードの情報、記録の開
始/終了命令を受け取ったり、図2のリーダ部7及びプ
リンタ部8の状況を外部機器217に通知したりするこ
とである。218は同期信号生成部で、図2の転写ドラ
ム18の回転に同期して発生するITOP信号やポリゴ
ンミラーの回転に同期して発生するBD信号に基づい
て、1画素単位のクロック信号CLK1、ライン同期信
号HSYNC1,HSYNC2、1頁単位の同期信号P
SYNC1,PSYNC2を生成する。219は速度変
換部で、外部機器217からの画素クロック信号CLK
2及び1ラインの画像有効区間信号LEに同期して送ら
れてくる画像信号V2′を内部の画素クロック信号CL
K1とライン同期信号HSYNC1に同期する画像信号
V2に変換するためのものである。220はカウンタ部
で、CPU210からのCPU−CLKを所望の数だけ
計数する3本のカウンタTM1,TM2,TM3を有
し、CPU210とモータドライバ212への割り込み
信号TM1−INT,TM2INT,TM3−INTを
生成する。
【0068】図4は、本実施の形態に係る画像処理装置
における操作パネルの平面図であり、同図において、4
00はタッチパネル・デイスプレイで、コピーモードの
設定及び表示を行なう場合に押す。401はリセットキ
ーで、コピーモードを標準モードに戻す場合に押す。4
02はストップキーで、コピー動作を中止する場合に押
す。403はテンキー群で、コピー枚数の設定及びその
他の数値を入力する場合に押す。404は予熱キーで、
本装置の消費電力を抑制するための予熱モードへ移行す
る場合及び予熱モードから復帰する場合に押す。405
は割り込みキーで、実行中のコピーを一旦中断し、他の
コピーを割り込ませる場合に押す。406はコールキー
で、例えば3回までの実行したコピーモードを呼び戻す
場合に押す。407は暗証キーで、後述する暗証モード
で使用する場合に押す。408はクリアキーで、コピー
枚数を1に戻す場合に押す。409はスタートキーで、
コピー動作を開始する場合に押す。410機能キーで、
種々の機能を設定する場合に押す。
【0069】本実施の形態に係る画像処理装置における
通報先入力手段は、機能キー410の1つであるユーザ
ーモードキーによって呼び出される。このユーザーモー
ドキーについての詳細は後述する。
【0070】図5は、図4のタッチパネル・ディスプレ
イ400の表示例を示す図である。同図において、50
1は倍率表示で、ズーム設定用タッチキー514、拡大
設定用タッチキー515、縮小設定用タッチキー516
及び等倍設定用タッチキー517を用いて設定される。
503は用紙選択用タッチキーで、用紙の種類を選択す
る場合に押す。504はコピー枚数表示である。511
は原稿モード選択用タッチキーで、原稿の種類(文字原
稿、写真原稿、文字写真混在原稿)を選択する場合に押
す。513は濃度自動調節モードをオン(ON)/オフ
(OFF)する場合に押す濃度自動調節モードオン/オ
フ用タッチキー、512は濃度をマニュアルで調節する
場合に押す濃度マニュアル調節用タッチキーである。
【0071】506はACS(オートカラーセレクト)
用タッチキーで、これを押すと原稿の白黒/カラーを自
動的に判定し、白黒原稿のとき白黒コピー、カラー原稿
のときカラーコピーを自動的に選択する。507はフル
カラーコピーを選択する場合に押すフルカラーコピー用
タッチキー、508は白黒コピーを選択する場合に押す
白黒コピー用タッチキー、509は原稿検知用タッチキ
ーで、これを押すと原稿の位置とサイズを自動的に検知
する。510はセンター移動用タッチキーで、これを押
すと原稿画像を用紙の中央にコピーすることができる。
518はモードメモリ用タッチキー群で、予め9組まで
記憶させておいたコピーモードから所望のコピーモード
を選択するためのモードメモリ用タッチキーを有してい
る。505はモード切換用タッチキーで、これを押すと
ローカルコピーモードと図3の外部機器217からの画
像を出力するためのリモートプリントモードとに択一的
に切り換えることができる。
【0072】図6〜図9にユーザーモードの各画面を示
す。
【0073】図6はユーザーモード画面である。同図に
おいて601は取消キーで、この画面での操作を取り消
して、この画面を開く前の状態に復帰させるためのキー
である。602はOKキー、この画面での操作による設
定を実行した後に、この画面を開く前の状態に復帰させ
るためのキーである。603は通報先設定モード選択キ
ーで、これを押すことにより通報先設定画面へ移ること
ができる。
【0074】図7は通報先設定画面である。同図におい
て図6と同一部分には同一符号が付してある。図7にお
いて、604は通報先選択キーで、「ユーザー」、「管
理者」、「サービス」のいずれかから選択することが可
能である。ここで「ユーザー」とは、図1の画像処理装
置1に外部機器2〜4からコマンドを送ってジョブを発
生させた人物のことである。また、「コマンド」とは、
画像プリント、画像読み込み、FAX通信等、外部機器
2〜4から画像処理装置1に対して実施させることが可
能である、あらゆるジョブを開始させるために外部機器
2〜4から画像処理装置1に対して送信される信号を意
味する。また、「管理者」とは、画像処理装置1の管
理、整備を担当する人物で、トナーや紙等の消耗品の在
庫を管理したり、ユーザーマニュアルを保管し、紙詰ま
り、その他の異常の対処方法を熟知している人物のこと
である。更に、「サービス」とは、画像処理装置1の保
守・点検を行なうサービスステーションに駐在するサー
ビスマンのことである。
【0075】605は通報内容設定キーで、「正常・異
常」、「異常内容」、「異常詳細」、「通報無し」等の
各通報内容を設定することが可能である。ここで「正常
・異常」とは、ジョブが正常に終了したか、異常に終了
したかだけを通報し、詳細は通報しない設定である。ま
た、「異常内容」とは、“紙詰まり”、“トナー無
し”、“用紙無し”、“サービスコールエラー”、“そ
の他のエラー”のように、異常終了の内容を通報する設
定である。また、「異常詳細」とは、例えば“A4用紙
が無くなりました。第1カセットにA4用紙を補給して
下さい。”、“右ドア内で用紙が詰まりました。右ドア
を開けて緑色の把手を下奥に押しながら詰まっている用
紙を取り出した後、右ドアを閉めて下さい。”のよう
に、異常に対処する詳細な方法を通報する設定である。
【0076】本発明における、異常に対処する詳細な方
法の表現は、本実施の形態においては、文章によるもの
を例示したが、操作部画面に表示するような詳細図や、
ドアの開閉状況を示すアニメーションのようなものでも
扱うことが可能である。更に、「通報無し」とは、ジョ
ブ結果に対する情報を行なわない設定であり、管理者の
不在時や、ユーザーの都合で通報を受け取りたくない場
合の設定である。
【0077】606は登録キーで、通報先選択キー60
4と通報内容設定キー605とを押した後に、この登録
キー606を押すことにより、通報先設定の登録を行な
うことができる。607はアドレス設定キーで、管理
者、サービスのように特定の通報先のアドレスを設定す
るためのキーである。通報先選択キー604を押してか
らアドレス設定キー607を押すことにより、通報先ア
ドレス設定画面を呼出すことができる。この通報先アド
レス設定画面については、図8を用いて後述する。
【0078】608は再通報設定キーで、特定の通報先
に対して同一内容の通報を連続して通報するか否かを設
定するためのキーである。通報先選択キー604を押し
てから再通報設定キー608を押すことにより、再通報
設定画面を呼び出すことができる。この再通報設定画面
については、図9を用いて後述する。
【0079】図8は通報先アドレス設定画面である。同
図において図6と同一部分には同一符号が付してある。
図8において、609は通報先表示窓で、現在選択され
ている通報先が表示される。図8では、管理者が選択さ
れているので、管理者の番号、管理者のアドレスと表示
される。610は管理者の番号を入力する管理者番号入
力欄で、管理者が複数存在する場合には、この番号で識
別を行なう。611はカーソルで、この位置にデータが
入力される。管理者番号入力欄610に管理者の番号を
入力して、OKキー612を押すとカーソル611が管
理者のアドレスを入力する管理者アドレス入力欄613
へ移動する。管理者アドレス入力欄613には、ネット
ワークアドレスを入力する。また、614は取消キー
で、各入力欄610,613に入力した番号やアドレス
を取り消すことができる。
【0080】図8は管理者におけるアドレス設定の例を
示しているが、サービスやユーザーのアドレス設定も可
能である。ユーザーの場合、ユーザーの番号が0である
ときをデフォルトユーザーとして、外部機器2〜4から
画像処理装置1にコマンドを送った不特性多数のユーザ
ー一般を対象とする。
【0081】ユーザーの番号0の場合は、アドレス入力
は無効となり、ジョブを命じたユーザーのアドレスに対
して通報が行われる。このため、本実施の形態に係る画
像処理装置1の通信制御部216(図2参照)とCPU
210(図2参照)には、ジョブを命じるコマンドを受
け取った場合、コマンド送信者のアドレスを記憶してお
く機能が備えられている。ユーザーの番号1以上の場合
は、特定の理由で一般ユーザーとは異なった通報内容を
必要とするユーザーの設定に用いる。ユーザー、管理
者、サービスのアドレス及び通報内容設定は、通報先記
憶手段である画像処理装置1の有するバックアップRA
M内に確保された通報先記憶領域の容量が足りなくなっ
た場合には、操作部画面にその旨を示す警告が表示され
る。
【0082】図9は再通報設定画面である。同図におい
て図6と同一部分には同一符号が付してある。図9は図
7で通報先選択キー604を押してから、再通報設定キ
ー608を押した状態を示している。このため、通報先
選択キー604と再通報設定キー608に対応するキー
が反転表示になっている。図9の状態では、画像処理装
置1の管理者に対する再通報の設定となる。
【0083】図9において、615は通報内容を項目と
して表示する通報内容項目表示窓である。通報内容項目
は、例えば「消耗品無し」、「ジャム」、「サービスコ
ール」のようにカテゴリーで設定することができる。本
実施の形態では、カテゴリーで設定する例を示したが、
勿論第1カセットの無いジャムやブラックトナー無しの
ように、個別の終了状態で設定することも可能である。
616は通報内容項目表示窓615に表示されている通
報内容項目を上下にスクロールさせるためのスクロール
キーである。617は切替キーで、これにより通報内容
項目表示窓615の中央の反転している通報内容項目で
ある「ジャム」の設定を切り替えることができる。
【0084】618は再通報の有無を表示する再通報有
無表示部で、この図9の場合においては、「○」が再通
報有り、「×」が再通報無しである。切替キー617に
より通報内容項目表示窓615の中央の反転している通
報内容項目に対応した再通報有無表示部618の
「○」、「×」をトグルで切り替える。619はOKキ
ーで、これが押されたときに再通報設定内容が決定さ
れ、該決定された再通報設定内容が記憶装置に記憶され
る。620は取消キーで、これが押されたときは、再通
報設定画面での変更が無効になり、再通報設定画面を呼
び出す前の再通報設定内容が保存される。OKキー61
9或いは取消キー620を押すと、操作部画面は図7の
通報先設定画面へ戻る。
【0085】次に上述した操作部からの設定結果に応じ
て、図3のCPU210と通信制御部216が行なう通
報動作シーケンスについて、図10のフローチャートを
もちいて説明する。図10はジョブ結果通報ルーチンの
シーケンスフローチャートである。ジョブ結果通報ルー
チンは、CPU210のシーケンス制御ルーチンからジ
ョブの終了時にコールされる。
【0086】図10において、まず、ステップS100
1で画像処理装置1内の各種センサやCPU210の論
理判断から導き出されるジョブ結果が正常終了であるか
異常終了であるかを判別する。このジョブ結果は図11
に例示されるような終了情報コードで表わされる。終了
情報コードについての詳細は後述する。前記ステップS
1001において異常終了であれば、ステップS100
2へ進んで終了情報コードがサービスコールエラーか否
かを判別する。そして、終了情報コードがサービスコー
ルエラーでない場合は、ステップS1003へ進んで管
理者通報が上述したユーザーモードによって設定されて
いたか否かを判別する。
【0087】そして、管理者への通報が設定されていな
ければ、ステップS1004へ進んでユーザー通報が上
述したユーザーモードによって設定されていたか否かを
判別する。そして、ユーザーへの通報が設定されていな
ければ、ステップS1005へ進んで現在のジョブ終了
状態の終了情報コードを電源オフ(OFF)に対する不
揮発性を有する記憶装置内の「前回のジョブ終了状態」
の記憶領域に代入し、「前回のジョブ終了状態」を記憶
する。「前回のジョブ終了状態」は、電源オフ(OF
F)に対する不揮発性を有する記憶装置内にあるため、
異常対処のために電源をオフした場合でも、「前回のジ
ョブ終了状態」の情報を失わないことになる。前記ステ
ップS1005の処理を実行後は、ステップS1006
へ進んでジョブ結果通報ルーチンは終了し、コール元へ
戻る。このとき、上述したコマンド発信者のアドレスを
記憶していたメモリをクリアする。
【0088】一方、前記ステップS1001において正
常終了であれば、ステップS1007へ進んでユーザー
への通報が上述したユーザーモードによって設定されて
いたか否かを判別する。そして、ユーザーへの通報が設
定されていない場合は、前記ステップS1005へ進
む。また、ユーザーへの通報が設定されている場合は、
ステップS1008へ進んで通報ルーチンを実行した
後、前記ステップS1005へ進む。前記通報ルーチン
は、設定された通報先へ通報内容を通報するサブルーチ
ンであり、その詳細については後述する。
【0089】また、前記ステップS1002において、
終了情報コードがサービスコールエラーである場合は、
ステップS1009へ進んでサービス通報が上述したユ
ーザーモードによって設定されていたか否かを判別す
る。そして、サービスへの通報が設定されていない場合
は、前記ステップS1003へ進む。また、サービスへ
の通報が設定されている場合は、ステップS1010へ
進んで通報ルーチンを実行した後、前記ステップS10
03へ進む。この通報ルーチンは、設定された通報先へ
通報内容を通報するサブルーチンであり、前記ステップ
S1008と同じサブルーチンである。
【0090】また、前記ステップS1003において、
管理者への通報が設定されていれば、ステップS101
1へ進んで通報ルーチンを実行した後、前記ステップS
1004へ進む。この通報ルーチンは、この通報ルーチ
ンは、設定された通報先へ通報内容を通報するサブルー
チンであり、前記ステップS1008と同じサブルーチ
ンである。
【0091】また、前記ステップS1004において、
ユーザーへの通報が設定されていれば、ステップS10
12へ進んで通報ルーチンを実行した後、前記ステップ
S1005へ進む。この通報ルーチンは、この通報ルー
チンは、設定された通報先へ通報内容を通報するサブル
ーチンであり、前記ステップS1008と同じサブルー
チンである。
【0092】図11は、終了情報コードの一例を示す図
である。同図に示すように、終了情報コードは3バイト
(byte)からなる。第3バイトが正常終了、紙無
し、ジャム、トナー無し、アクセサリエラー、サービス
コールエラー、その他のエラーのように終了状態の種類
を表現する。第2バイト及び第1バイトで紙無し時の給
紙段と用紙の種類、ジャム時のジャム発生位置やサービ
スコールエラー時のエラー詳細コード等を表わしてい
る。図11の異常内容の欄は、終了情報コードの内容を
表わしている。終了情報コードと異常内容の組は、画像
処理装置1の不揮発性メモリ内に記憶されており、終了
通報に利用される。
【0093】図12は、図11に示した終了情報コード
を拡張した再通報設定の記憶形式の一例を示す図であ
る。同図において、第4バイト(byte)として、再
通報の有無が記憶できる。この例の場合は、第4バイト
が0のときは再通報あり、1のときは再通報無しであ
る。ジョブ終了時に発生した終了情報コードと、図9に
示した再通報設定の記憶内容との比較により、再通報を
実行するか否かが決定される。この再通報設定の記憶内
容は、通報先ごとに記憶される。
【0094】図13は、上述した通報ルーチンのシーケ
ンスフローチャートである。この通報ルーチンは、図1
0で説明したジョブ結果通知ルーチンからコールされる
サブルーチンであり、再通報が必要か否かを判別し、図
3の通信制御部216に通報を実行させるものである。
【0095】図13において、まず、ステップS130
1でジョブ終了結果が前回と同じか否かを判別する。即
ち、前記図10のステップS1005において設定され
た前回のジョブの終了情報コードと現在の終了情報コー
ドとを比較し、それらが同じか否かを判別する。そし
て、前回のジョブの終了情報コードと現在の終了情報コ
ードとが異なる場合は、ステップS1302へ進んで通
報実行ルーチンを実行した後、ステップS1304へ進
んでコール元へ戻る。なお、通報実行ルーチンについて
の詳細は後述する。
【0096】一方、前記ステップS1301において前
回のジョブの終了情報コードと現在の終了情報コードと
が同じ場合は、ステップS1305へ進んで再通報の必
要があるか否かを判別する。即ち、前記図9に例示した
ように、通報先ごとに記憶された再通報設定内容を調
べ、終了情報コードに対する再通報の設定があるか否か
を判別する。そして、終了情報コードに対する再通報の
設定がある場合は、前記ステップS1302へ進んで通
報実行ルーチンを実行し、また、終了情報コードに対す
る再通報の設定が無い場合は、前記ステップS1304
へ進んでコール元へ戻る。
【0097】図14は、上述した図9のステップS13
02において実行される通報実行ルーチンのシーケンス
フローチャートである。この通報実行ルーチンは、前記
図13において説明した通報ルーチンからコールされる
サブルーチンであり、図3の通信制御部216に通報を
実行させるものである。
【0098】図14において、まず、ステップS140
1で通報内容を判別し、その判別結果に基づいて、即
ち、上述したユーザーモードで設定された通報先に応じ
た通報内容に応じて、ステップS1402、ステップS
1404、ステップS1405へそれぞれ分岐する。即
ち、前記ステップS1401において異常内容通報が設
定されている場合はステップS1402へ、正常・異常
通報が設定されている場合はステップS1404へ、異
常詳細通報が設定されている場合はステップS1405
へそれぞれ分岐する。また、ユーザーへの通報の場合に
は、上述したように画像処理装置1が記憶しているコマ
ンド発信者のアドレスがユーザーモードで設定された特
定ユーザーのアドレスと一致するか否かを判別し、一致
した場合は、ユーザーモードで設定された特定ユーザー
向けの通報内容設定を以下のステップで用い、一致しな
い場合は、一般ユーザー向けの通報内容設定を以下のス
テップで用いる。
【0099】ステップS1402では、終了情報コード
から前記図11において説明した異常内容の検索を行
う。次に、ステップS1403で前記ステップS140
2において検索された異常内容が通報内容としてセット
される。この場合、通報の受信者は、“画像処理装置で
両面ユニット内ジャムが発生しました”といった内容の
通報を受け取ることになる。
【0100】また、ステップS1404では、通報内容
として終了情報コードから判定された“正常終了”、ま
たは“異常終了”がセットされる。この場合、通報の受
信者は、“画像処理装置でジョブが正常終了しまし
た”、または“画像処理装置でジョブが異常終了しまし
た”といった内容の通報を受け取ることになる。
【0101】更に、ステップS1405では、終了情報
コードから異常詳細情報ライブラリーを検索する。この
異常詳細情報ライブラリーとは、図15示すような異常
の詳細と対処法とを図示した画像データを格納したライ
ブラリーであり、画像処理装置1の不揮発性メモリ内に
格納されている。次に、ステップS1406で前記ステ
ップS1405において検索された異常の詳細と対処法
とを図示した画像データを通報内容としてセットする。
この場合、通報の受信者は図15に示すような画像デー
タによる通報を受け取ることになる。
【0102】前記ステップS1403の実行後、前記ス
テップS1404の実行後及び前記ステップS1406
の実行後は、いずれもステップS1407へ進む。この
ステップS1407では、図3の通信制御部216に前
記各ステップS1403、ステップS1404、ステッ
プS1406においてセットされた通報内容を設定す
る。次に、ステップS1408でユーザーモードで設定
された通報先のアドレスを図3の通信制御部216に設
定する。通報先がコマンド発信者である一般のユーザー
の場合、上述したようにコマンド受け取り時に画像処理
装置1が記憶したコマンド送信者のアドレスが通報先ア
ドレスとして通信制御部216に設定される。
【0103】次に、ステップS1409で、図3の通信
制御部216に対して設定された通報先に、設定された
通報内容で通報を実行するように図3のCPU210か
ら通報実行が命令(指令)される。その後、次のステッ
プS1410で通報ルーチンは終了し、コール元へ戻
る。
【0104】上述した通報ルーチンは、図10では表記
上、管理者やサービスへの通報でも、各1回しかコール
していないように記述されているが、実際には、管理者
やサービスが複数ある場合、ユーザーモードで設定され
た通報先個数分ループしてコールされる。これにより、
複数の管理者に通報を送ることも可能である。
【0105】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図16〜図21に基づき説明する。上述
した第1の実施の形態においては、通報先への通報手段
は、画像処理装置1と外部機器2〜4との間で取り決め
たプロトコルを用いたが、本実施の形態では、通報手段
として電子メールやFAX、ページャ、電話等も備えた
複合通信機能を有する画像処理装置としたものである。
【0106】図16は、本発明の第2の実施の形態に係
る画像処理装置における制御回路の構成を示すブロック
図であり、同図において、1601は制御部で、画像処
理装置全体の制御を行うと共に、ジョブ結果通報処理の
動作を各ブロックに指示するCPU(中央演算処理装
置)を有する。1602は画像読取部で、原稿画像を光
学的に読み取ってデジタル化した画像データを出力す
る。1603は記録部で、回線制御部、または通信制御
部から受け取った画像データ、或いは画像読取部160
2で読み取った画像データを電子写真によって記録(プ
リント)するものである。なお、画像読み取り動作及び
画像記録動作は、上述した第1の実施の形態と同様なの
で、その詳細説明は省略する。
【0107】1604は通信・回線制御部で、外部機器
とのネットワークを経由したコマンドと画像データの受
信及び応答を制御する。また、電子メールやFAX等を
扱う機能や不揮発性メモリに記憶された音声データを電
話で送信する機能も備えている。1605は操作部で、
画像処理装置のユーザーがデータを入力するための入力
キーとユーザーへのメッセージを表示する表示画面を有
する。
【0108】本実施の形態の操作部は、上述した第1の
実施の形態の操作部と類似しているので、相違点のみを
説明する。
【0109】図17〜図20は、本実施の形態の操作部
におけるジョブ結果通報先設定のユーザーモードの表示
画面を示している。この場合、上述した第1の実施の形
態と異なって通報先設定画面で通報手段を設定すること
が可能である。なお、図17〜図20において、上述し
た第1の実施の形態の図6〜図9と同一部分には同一符
号が付してある。
【0110】図18において、1801は通報手段設定
キーで、FAX、電話(TEL)、電子メール、ステー
タスのいずれかの手段で通報するかを設定することが可
能である。ここでいうステータスとは、外部機器への応
答ステータス情報の意味で、上述した第1の実施の形態
のような外部機器のデバイスドライバと画像処理装置と
の間で決められたプロトコルに従った通報を意味してい
る。
【0111】図19における管理者の番号入力欄610
では、上述した第1の実施の形態における図8と同様
に、ユーザーの番号によって複数アドレスの管理が可能
となっている。ここで、ユーザーの番号0は、上述した
第1の実施の形態と同様、コマンド発信者である不特定
多数の一般ユーザーを指している。
【0112】本実施の形態に係る画像処理装置は、ジョ
ブを発生させるコマンド発信時に、該コマンドが外部機
器のデバイスドライバから送られたのか、FAXから送
られたのかという情報及びコマンドを発信したユーザー
のネットワークアドレス、またはFAXナンバーを記憶
する機能を有している。
【0113】また、図19における管理者のアドレス入
力欄613は、本実施の形態の場合、電子メールやステ
ータスの場合はネットワークアドレスを、FAXの場合
はFAX番号、電話の場合は電話番号をそれぞれ入力可
能である。
【0114】なお、本実施の形態のジョブ結果通報ルー
チンのシーケンスは、上述した第1の実施の形態の図1
0と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0115】また、本実施の形態の通報ルーチンのシー
ケンスは、上述した第1の実施の形態の図13と同様で
あるので、その詳細な説明は省略する。
【0116】図21は、本実施の形態に係る画像処理装
置の通報実行ルーチンのシーケンスフローチャートであ
る。
【0117】図21のステップS2101〜ステップS
2106は、上述した第1の実施の形態における図14
のステップS1401〜ステップS1406と同様なの
で、その詳細説明は省略する。
【0118】図21のステップS2101でユーザーへ
の通報の場合は、ユーザーモードで設定された特定ユー
ザーのアドレスと画像処理装置が記憶しているコマンド
発信者のアドレスが一致した場合には、上述した第1の
実施の形態の場合に加えて、通信手段もユーザーモード
で特定ユーザー用に設定された通信手段を以下のステッ
プで用いる。一致しない場合には、通信手段は一般ユー
ザー向けに設定された通信手段を以下のステップで用い
る。
【0119】図21のステップS2107で通信手段、
即ちステータス、電子メール、FAX、電話(TEL)
を選択する。そして、このステップS2107におい
て、ユーザーモードで設定された通信手段を図16の通
信・回線制御部1604に設定する。即ち、ステップS
2107において、外部機器への応答ステータス通報が
設定されている場合はステップS2108〜ステップS
2110を実行し、電子メール通報が設定されている場
合はステップS2111〜ステップS2113を実行
し、FAXによる通報が設定されている場合はステップ
S2114〜ステップS2116を実行し、電話による
通報が設定されている場合はステップS2117〜ステ
ップS2120を実行する。
【0120】ステップS2108〜ステップS2110
は、外部機器のプロトコルの応答ステータスによる通報
で、上述した第1の実施の形態の図14のステップ14
07〜ステップS1409と同様なので、その詳細説明
は省略する。
【0121】ステップS2111では、通信・回線制御
部1604に前記各ステップS2103、ステップS2
104及びステップS2106においてセットされた通
報内容を設定する。この場合、通報内容は電子メールで
扱えるようにテキストデータに変換される。
【0122】ステップS2112では、ユーザーモード
で設定された通報先のネットワークアドレスを通信・回
線制御部1604に設定する。通報先がコマンド発信者
である一般のユーザーの場合、上述したようにコマンド
受け取り時に画像処理装置が記憶したコマンド送信者の
アドレスが通報先アドレスとして通信・回線制御部16
04に設定される。
【0123】ステップS2113では、通信・回線制御
部1604に対して前記ステップS2112において設
定された通報先に、設定された通報内容で電子メールに
よる通報を実行するように制御部1601から通報実行
が命じられる。
【0124】ステップS2114では、通信・回線制御
部1604に前記各ステップS2103、ステップS2
104及びステップS2106においてセットされた通
報内容を設定する。この場合、通報内容はFAXで扱え
るようにデータ変換される。
【0125】ステップS2115では、ユーザーモード
で設定された通報先のFAX番号を通信・回線制御部1
604に設定する。通報先がコマンド発信者である一般
のユーザーの場合、上述したようにコマンド受け取り時
に画像処理装置が記憶したコマンド送信者のFAX番号
が通報先FAX番号として通信・回線制御部1604に
設定される。
【0126】ステップS2116では、通信・回線制御
部1604に対して前記ステップS2115において設
定された通報先に、設定された通報内容でFAXによる
通報を実行するように制御部1601から通報実行が命
じられる。
【0127】ステップS2117では、通信・回線制御
部1604に前記各ステップS2103、ステップS2
104及びステップS2106においてセットされた通
報内容を設定する。
【0128】ステップS2118では、通信・回線制御
部1604が持つ音声データライブラリーから通報内容
に対応する音声データを検索し、通報データとして設定
する。正常・異常通報の場合は“画像処理装置が異常終
了しました。”、異常内容通報の場合は“画像処理装置
がBKトナー無しになりました。”、異常詳細通報の場
合は“画像処理装置で紙が詰まりました。左右下のドア
を開けてから両面トレイを引き出して、紙を取り除いて
下さい。”等のような音声データが音声データライブラ
リーから検索される。
【0129】ステップS2119では、ユーザーモード
で設定された通報先の電話番号を通信・回線制御部16
04に設定する。通報先がコマンド発信者である一般の
ユーザーの場合、上述したようにコマンド受け取り時に
画像処理装置が記憶したコマンド送信者の電話番号が通
報先電話番号として通信・回線制御部1604に設定さ
れる。
【0130】ステップS2120では、通信・回線制御
部1604に対して前記ステップS2119において設
定された通報先に、設定された通報内容で電話音声によ
る通報を実行するように図16の制御部1601から通
報実行が命じられる。
【0131】前記ステップS2110、ステップS21
13、ステップS2116及びステップS2120を実
行後は、ステップS2121へ進んで通報ルーチンを終
了し、コール元へ戻る。
【0132】本実施の形態においては、ステータス通
報、電子メール通報、FAX通報、電話通報について説
明したが、本発明の通報手段は、これのみに限定される
ものではなく、ページャ等にも拡張可能である。例え
ば、通報先がページャの場合には、音声データではな
く、記号やテキストデータをページャに送信する機能
を、通信・回線制御部1604を装備することにより、
本発明はページャの表示画面上への通報に拡張すること
も可能である。
【0133】(第3の実施の形態)次に、本発明の記憶
媒体について図22を用いて説明する。
【0134】外部機器からの画像処理命令を受け付ける
機能を有する画像処理装置を制御する制御プログラムを
格納する記憶媒体には、少なくとも図22に示すよう
に、「終了状態判別モジュール」、「通報先入力モジュ
ール」、「通報先記憶モジュール」、「終了状態履歴記
憶モジュール」、「再通報指定モジュール」、「再通報
指定記憶モジュール」、「再通報判別モジュール」、
「通報先選択モジュール」、「ジョブ結果通報モジュー
ル」の各モジュールのプログラムコードを格納すればよ
い。
【0135】ここで、「終了状態判別モジュール」は、
前記画像処理装置が受け付けた画像処理ジョブの終了状
態を終了状態判別手段により判別するためのプログラム
モジュールである。また、「通報先入力モジュール」
は、前記画像処理ジョブ終了結果の通報先を通報先入力
手段により入力するためのプログラムモジュールであ
る。また、「通報先記憶モジュール」は、前記通報先入
力手段により入力された通報先をメモリに記憶するため
のプログラムモジュールである。また、「終了状態履歴
記憶モジュール」は、過去のジョブの終了状態をメモリ
に記憶するためのプログラムモジュールである。また、
「再通報指定モジュール」は、連続して同種の終了状態
が発生した場合に再度ジョブ結果通報を実行するか否か
を終了状態の種類と通報先ごとに再通報指定手段により
指定するためのプログラムモジュールである。また、
「再通報指定記憶モジュール」は、前記再通報指定手段
により指定された内容をメモリに記憶するためのプログ
ラムモジュールである。また、「再通報判別モジュー
ル」は、過去の終了状態と現在の終了状態とを比較し連
続して同種の終了状態が発生したか否かを判別し前記メ
モリに記憶された前記再通報指定手段により指定された
内容に従って再通報が不要か否かを再通報判別手段によ
り判別するためのプログラムモジュールである。また、
「通報先選択モジュール」は、前記終了状態判別手段の
判別結果と前記再通報判別手段の判別結果に応じて前記
画像処理ジョブ終了結果の通報先を通報先選択手段によ
り選択するためのプログラムモジュールである。また、
「ジョブ結果通報モジュール」は、前記通報先選択手段
の選択結果に応じた前記画像処理ジョブ終了結果の通報
先に対して前記画像処理ジョブ終了結果をジョブ結果通
報手段により通報するプログラムモジュールである。
【0136】前記通報先入力手段において、前記画像処
理ジョブの終了時の通報内容を選択可能とする。また、
前記通報先入力手段において、前記画像処理ジョブの終
了時の選択可能な通報内容の1つが異常終了の発生のみ
である。また、前記通報先入力手段において、前記画像
処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異常
終了の状態を表わす言葉である。また、前記通報先入力
手段において、前記画像処理ジョブの終了時の選択可能
な通報内容の1つが異常の状態及び異常の解決方法を視
覚的に明示する情報である。
【0137】更に、前記画像処理装置が複数の通信手段
を有する場合には、図22の構成に、図23に示すよう
な「通報手段登録モジュール」を付加することが望まし
い。
【0138】ここで「通報手段登録モジュール」は、通
報手段登録手段により前記通報先に応じてジョブ結果通
報に用いる通信手段を選択するためのプログラムモジュ
ールである。
【0139】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像処理方
法及び装置によれば、連続して同じ内容の通報を実行す
るか否かを通報内容ごとに選択することにより、同じ原
因に起因する通報を一度だけ受け取るようにできるとい
う効果を奏する。
【0140】また、本発明の画像処理方法及び装置によ
れば、ジョブの終了結果と通報先に応じて、正常か異常
かのみの通報か、異常の内容も含めた通報か、異常の詳
細と対処法も含めた通報か、といった通報レベルの選択
が可能となり、また、通報先に応じて通報手段の自動選
択が可能となり、また、通報先と通報内容に応じて連続
して同じ内容の通報を実行するか否かの自動選択が可能
となるという効果を奏する。
【0141】更に、本発明の記憶媒体によれば、上述し
た画像処理装置を円滑に制御することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置
とネットワークの関係を示す概念図である。
【図2】同画像処理装置の構成を示す縦断面図である。
【図3】同画像処理装置における画像処理部の構成を示
すブロック図である。
【図4】同画像処理装置における操作パネルの平面図で
ある。
【図5】同画像処理装置の操作パネルにおけるタッチパ
ネルディスプレイの表示例を示す図である。
【図6】図5に示すタッチパネルディスプレイにおける
機能キーのユーザーモード画面例を示す図である。
【図7】図5に示すタッチパネルディスプレイにおける
機能キーのユーザーモード画面例を示す図である。
【図8】図5に示すタッチパネルディスプレイにおける
機能キーのユーザーモード画面例を示す図である。
【図9】図5に示すタッチパネルディスプレイにおける
機能キーのユーザーモード画面例を示す図である。
【図10】同画像処理装置におけるジョブ結果通報ルー
チンのシーケンスフローチャートである。
【図11】同画像処理装置における終了情報コードの一
例を示す図である。
【図12】同画像処理装置における再通報設定記憶の一
例を示す図である。
【図13】同画像処理装置における通報サブルーチンの
シーケンスフローチャートである。
【図14】同画像処理装置における通報サブルーチンの
シーケンスフローチャートである。
【図15】同画像処理装置における異常詳細情報の一例
を示す図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装
置における制御回路の構成を示すブロック図である。
【図17】同画像処理装置の操作パネルのタッチパネル
ディスプレイにおける機能キーのユーザーモード画面例
を示す図である。
【図18】同画像処理装置の操作パネルのタッチパネル
ディスプレイにおける機能キーのユーザーモード画面例
を示す図である。
【図19】同画像処理装置の操作パネルのタッチパネル
ディスプレイにおける機能キーのユーザーモード画面例
を示す図である。
【図20】同画像処理装置の操作パネルのタッチパネル
ディスプレイにおける機能キーのユーザーモード画面例
を示す図である。
【図21】同画像処理装置における通報サブルーチンの
シーケンスフローチャートである。
【図22】本発明の記憶媒体に格納される制御プログラ
ムのプログラムモジュールを示す図である。
【図23】本発明の記憶媒体に格納される制御プログラ
ムのプログラムモジュールを示す図である。
【図24】本発明の記憶媒体に格納される制御プログラ
ムのプログラムモジュールを示す図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 ワークステーション(外部機器) 3 パーソナルコンピュータ(外部機器) 4 パーソナルコンピュータ(外部機器) 5 ネットワーク 6 画像処理装置本体 7 リーダ部 8 プリンタ部 9 原稿 10 原稿台ガラス 11 原稿照明ランプ(露光ランプ) 12 ミラー 13 ミラー 14 レンズ 15 フルカラーセンサ(CCD) 16 画像処理部 17 標準白色板 18 感光ドラム 19 前露光ランプ 20a ポリゴンミラー(レーザ露光光学系) 20b レンズ(レーザ露光光学系) 20c ミラー(レーザ露光光学系) 21 電位センサ 22Y 現像器 22C 現像器 22M 現像器 22K 現像器 23 ドラム上光量検知手段 24 転写ドラム 25 クリーニング器 26 レーザ出力部 27 レーザ 28 帯電器 29Y 偏心カム 29C 偏心カム 29M 偏心カム 29K 偏心カム 30a 記録材カセット 30b 記録材カセット 30c 記録材カセット 31a 分離爪 31b 分離押上コロ 31c 分離帯電器 32 定着器 33 トレイ 34 搬送パス切換ガイド 35 搬送縦パス 36a 反転パス 36b 反転ローラ 37 中間トレイ 38 ファーブラシ 39 バックアップブラシ 40 オイル除去ローラ 41 バックアップブラシ 42 センサ 43a シグナルプレート 43b シグナルプレート 201 CCD処理部 202 シェーデイング補正部 203 副走査同期処理部 204 入力マスキング部 205 光量/濃度変換部 206 マスキング/UCR回路 207 セレクタ部 208 ガンマ補正部 209 レーザ起動部 210 CPU 211 モータ 212 モータドライバ 213 CVR 214 I/O部 215 オペレーションパネル 216 通信制御部 217 外部機器 218 同期信号生成部 219 速度変換部 220 カウンタ部 400 タッチパネル・ディスプレイ 401 リセットキー 402 ストップキー 403 テンキー群 404 予熱キー 405 割り込みキー 406 コールキー 407 暗証キー 408 クリアキー 409 コピースタートキー 410 機能キー 501 倍率表示 502 メッセージ表示 503 用紙選択キー 504 枚数表示 505 切換キー 506 ACS(オートカラーセレクト)選択キー 507 フルカラーコピー選択キー 508 白黒コピー選択キー 509 原稿検知キー 510 センター移動キー 511 原稿モード選択キー 512 濃度手動調節キー 513 濃度自動調節キー 514 ズーム設定キー 515 拡大設定キー 516 縮小設定キー 517 等倍設定キー 518 モードメモリキー群 601 取消キー 602 OKキー 603 通報先設定キー 604 通報先選択キー 605 通報内容設定キー 606 登録キー 607 アドレス設定キー 608 再通報設定キー 609 通報先表示窓 610 管理者番号入力欄 611 カーソル 612 OKキー 613 管理者のアドレス入力欄 614 取消キー 615 通報内容項目表示窓 616 スクロールキー 617 切換キー 618 再通報有無表示 619 OKキー 620 取消キー 1601 制御部 1602 画像読取部 1603 記録部 1604 通信・回線制御部 1605 操作部 1606 バス

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器からの画像処理命令を受け付け
    る機能を有する画像処理装置により画像処理を行う画像
    処理方法であって、前記画像処理装置が受け付けた画像
    処理ジョブの終了状態を終了状態判別手段により判別す
    る終了状態判別工程と、前記画像処理ジョブ終了結果の
    通報先を通報先入力手段により入力する通報先入力工程
    と、前記通報先入力手段により入力された通報先をメモ
    リに記憶する通報先記憶工程と、過去のジョブの終了状
    態をメモリに記憶する終了状態履歴記憶行程と、連続し
    て同種の終了状態が発生した場合に再度ジョブ結果通報
    を実行するか否かを終了状態の種類と通報先ごとに再通
    報指定手段により指定する再通報指定工程と、前記再通
    報指定手段により指定された内容をメモリに記憶する再
    通報指定記憶工程と、過去の終了状態と現在の終了状態
    とを比較し連続して同種の終了状態が発生したか否かを
    判別し前記メモリに記憶された前記再通報指定手段によ
    り指定された内容に従って再通報が不要か否かを再通報
    判別手段により判別する再通報判別工程と、前記終了状
    態判別手段の判別結果と前記再通報判別手段の判別結果
    に応じて前記画像処理ジョブ終了結果の通報先を通報先
    選択手段により選択する通報先選択工程と、前記通報先
    選択手段の選択結果に応じた前記画像処理ジョブ終了結
    果の通報先に対して前記画像処理ジョブ終了結果をジョ
    ブ結果通報手段により通報するジョブ結果通報工程とを
    有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記通報先入力手段において、前記画像
    処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理ジョブ
    の命令者であることを特徴とする請求項1記載の画像処
    理方法。
  3. 【請求項3】 前記通報先入力手段において、前記画像
    処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理装置の
    管理者であることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    方法。
  4. 【請求項4】 前記通報先入力手段において、前記画像
    処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理装置の
    保守を担当するサービスステーションであることを特徴
    とする請求項1記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記通報先入力手段において、前記画像
    処理ジョブの終了時の通報内容を選択可能とすることを
    特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記通報先入力手段において、前記画像
    処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異常
    終了の発生のみであることを特徴とする請求項1記載の
    画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記通報先入力手段において、前記画像
    処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異常
    終了の状態を表わす言葉であることを特徴とする請求項
    1記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記通報先入力手段において、前記画像
    処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異常
    の状態及び異常の解決方法を視覚的に明示する情報であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記画像処理装置が複数の通信手段を有
    する場合には、通報手段登録手段により前記通報先に応
    じてジョブ結果通報に用いる通信手段を選択する通報手
    段登録工程を有することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記通報手段登録手段で登録可能であ
    る1つの通報手段が、外部機器が受信可能なステータス
    信号であることを特徴とする請求項1記載の画像処理方
    法。
  11. 【請求項11】 前記通報手段登録手段で登録可能であ
    る通報手段の1つが、電子メールであることを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記通報手段登録手段で登録可能であ
    る通報手段の1つが、ファクシミリであることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記通報手段登録手段で登録可能であ
    る通報手段の1つが、電話であることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記再通報指定手段で指定できる終了
    状態の種類の1つがジャムであることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記再通報指定手段で指定できる終了
    状態の種類の1つが、サービスコールエラーであること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記再通報指定手段で指定できる終了
    状態の種類の1つが、用紙、トナー、インク等の消耗品
    が無いことであることを特徴とする請求項1記載の画像
    処理方法。
  17. 【請求項17】 前記再通報指定手段で指定できる終了
    状態の種類の指定方法が、1群の終了状態の総称ではな
    く個々の終了状態であることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 外部機器からの画像処理命令を受け付
    ける機能を有する画像処理装置であって、前記画像処理
    装置が受け付けた画像処理ジョブの終了状態を判別する
    終了状態判別手段と、前記画像処理ジョブ終了結果の通
    報先を入力する通報先入力手段と、前記通報先入力手段
    により入力された通報先をメモリに記憶する通報先記憶
    手段と、過去のジョブの終了状態をメモリに記憶する終
    了状態履歴記憶手段と、連続して同種の終了状態が発生
    した場合に再度ジョブ結果通報を実行するか否かを終了
    状態の種類と通報先ごとに指定する再通報指定手段と、
    前記再通報指定手段により指定された内容をメモリに記
    憶する再通報指定記憶手段と、過去の終了状態と現在の
    終了状態とを比較し連続して同種の終了状態が発生した
    か否かを判別し前記メモリに記憶された前記再通報指定
    手段により指定された内容に従って再通報が不要か否か
    を判別する再通報判別手段と、前記終了状態判別手段の
    判別結果と前記再通報判別手段の判別結果に応じて前記
    画像処理ジョブ終了結果の通報先を選択する通報先選択
    手段と、前記通報先選択手段の選択結果に応じた前記画
    像処理ジョブ終了結果の通報先に対して前記画像処理ジ
    ョブ終了結果を通報するジョブ結果通報手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理ジョ
    ブの命令者であることを特徴とする請求項18記載の画
    像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理装置
    の管理者であることを特徴とする請求項18記載の画像
    処理装置。
  21. 【請求項21】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時通報先の1つが前記画像処理装置
    の保守を担当するサービスステーションであることを特
    徴とする請求項18記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時の通報内容を選択可能とすること
    を特徴とする請求項18記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異
    常終了の発生のみであることを特徴とする請求項18記
    載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異
    常終了の状態を表わす言葉であることを特徴とする請求
    項18記載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異
    常の状態及び異常の解決方法を視覚的に明示する情報で
    あることを特徴とする請求項18記載の画像処理装置。
  26. 【請求項26】 前記画像処理装置が複数の通信手段を
    有する場合には、通報手段登録手段により前記通報先に
    応じてジョブ結果通報に用いる通信手段を選択する通報
    手段登録手段を有することを特徴とする請求項18記載
    の画像処理装置。
  27. 【請求項27】 前記通報手段登録手段で登録可能であ
    る1つの通報手段が、外部機器が受信可能なステータス
    信号であることを特徴とする請求項18記載の画像処理
    装置。
  28. 【請求項28】 前記通報手段登録手段で登録可能であ
    る通報手段の1つが、電子メールであることを特徴とす
    る請求項18記載の画像処理装置。
  29. 【請求項29】 前記通報手段登録手段で登録可能であ
    る通報手段の1つが、ファクシミリであることを特徴と
    する請求項18記載の画像処理装置。
  30. 【請求項30】 前記通報手段登録手段で登録可能であ
    る通報手段の1つが、電話であることを特徴とする請求
    項18記載の画像処理装置。
  31. 【請求項31】 前記再通報指定手段で指定できる終了
    状態の種類の1つがジャムであることを特徴とする請求
    項18記載の画像処理装置。
  32. 【請求項32】 前記再通報指定手段で指定できる終了
    状態の種類の1つが、サービスコールエラーであること
    を特徴とする請求項18記載の画像処理装置。
  33. 【請求項33】 前記再通報指定手段で指定できる終了
    状態の種類の1つが、用紙、トナー、インク等の消耗品
    が無いことであることを特徴とする請求項18記載の画
    像処理装置。
  34. 【請求項34】 前記再通報指定手段で指定できる終了
    状態の種類の指定方法が、1群の終了状態の総称ではな
    く個々の終了状態であることを特徴とする請求項18記
    載の画像処理装置。
  35. 【請求項35】 外部機器からの画像処理命令を受け付
    ける機能を有する画像処理装置を制御する制御プログラ
    ムを格納する記憶媒体であって、前記画像処理装置が受
    け付けた画像処理ジョブの終了状態を終了状態判別手段
    により判別する終了状態判別モジュールと、前記画像処
    理ジョブ終了結果の通報先を通報先入力手段により入力
    する通報先入力モジュールと、前記通報先入力手段によ
    り入力された通報先をメモリに記憶する通報先記憶モジ
    ュールと、過去のジョブの終了状態をメモリに記憶する
    終了状態履歴記憶モジュールと、連続して同種の終了状
    態が発生した場合に再度ジョブ結果通報を実行するか否
    かを終了状態の種類と通報先ごとに再通報指定手段によ
    り指定する再通報指定モジュールと、前記再通報指定手
    段により指定された内容をメモリに記憶する再通報指定
    記憶モジュールと、過去の終了状態と現在の終了状態と
    を比較し連続して同種の終了状態が発生したか否かを判
    別し前記メモリに記憶された前記再通報指定手段により
    指定された内容に従って再通報が不要か否かを再通報判
    別手段により判別する再通報判別モジュールと、前記終
    了状態判別手段の判別結果と前記再通報判別手段の判別
    結果に応じて前記画像処理ジョブ終了結果の通報先を通
    報先選択手段により選択する通報先選択モジュールと、
    前記通報先選択手段の選択結果に応じた前記画像処理ジ
    ョブ終了結果の通報先に対して前記画像処理ジョブ終了
    結果をジョブ結果通報手段により通報するジョブ結果通
    報モジュールとを有する制御プログラムを格納したこと
    を特徴とする記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時の通報内容を選択可能とすること
    を特徴とする請求項35記載の記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異
    常終了の発生のみであることを特徴とする請求項35記
    載の記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異
    常終了の状態を表わす言葉であることを特徴とする請求
    項35記載の記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記通報先入力手段において、前記画
    像処理ジョブの終了時の選択可能な通報内容の1つが異
    常の状態及び異常の解決方法を視覚的に明示する情報で
    あることを特徴とする請求項35記載の記憶媒体。
  40. 【請求項40】 前記画像処理装置が複数の通信手段を
    有する場合には、通報手段登録手段により前記通報先に
    応じてジョブ結果通報に用いる通信手段を選択する通報
    手段登録モジュールを有することを特徴とする請求項3
    5記載の記憶媒体。
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