JP3347390B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP3347390B2
JP3347390B2 JP07403193A JP7403193A JP3347390B2 JP 3347390 B2 JP3347390 B2 JP 3347390B2 JP 07403193 A JP07403193 A JP 07403193A JP 7403193 A JP7403193 A JP 7403193A JP 3347390 B2 JP3347390 B2 JP 3347390B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置及び画像
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管理拠点側のホストコンピュータ
と複写機とを様々な回線で接続し、集中管理装置を利用
して複写機を管理する複写機管理システムが知られてい
る。このようなシステムでは、対象複写機の選択や統計
の算出、セキュリティのチェックなどのために複写機を
特定する必要があるが、回線番号による特定は顧客側の
電話番号の変更などで安定せず、特に、複数の複写機を
1つの通信回線制御装置に接続している場合には、回線
番号だけで複写機を特定することが不可能であり、個々
の複写機をポートで特定することも複写機の接続の変更
などに左右される。
【0003】そのために上述したような複写機管理シス
テムでは、複写機を特定するためにいわゆる複写機ID
を用いて管理を行っている。
【0004】そこで、複写機ではバックアップRAMや
ROMに複写機IDを格納することが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バックアッ
プRAMに複写機IDを格納した場合には、電源の減少
やRAM内容のクリアーによって内容が消去される可能
性がある。
【0006】また、ROMに複写機IDを格納した場合
には、機体毎にROMの中味が異なるためチェックサム
などによる管理に支障をきたし、工場などにおいてはR
OMの一括大量複製を行えなくなるという欠点がある。
【0007】本発明は、上記従来技術の欠点を除去し、
装置を特定できる情報を発生し、画像に付加するためだ
けではなく、ホストコンピュータと通信するために使用
し、適切にホストコンピュータと通信を行うことができ
る画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の画像処理装置は、画像読取部により画像を読
み取って該画像に応じた画像情報を発生する画像読取手
段と、前記画像読取部により該画像読取部に配置された
バーコードを読み取って装置を特定できる情報を発生す
るバーコード読取手段と、前記バーコード読取手段によ
り発生された情報を、前記画像読取手段により発生され
た画像情報に対して人間の目に識別し難いように付加す
る付加手段とを有する画像処理装置であって、前記バー
コード読取手段により発生された情報を用いて、コスト
コンピュータと通信を行う通信制御手段と、前記バーコ
ードが正常であるか否かを判断する判断手段と、前記判
断手段によりバーコードが正常ではないと判断された場
合に、装置の動作を禁止すべく制御する制御手段とを有
することを特徴とする。また、上記目的を達成するため
の本発明の画像処理方法は、画像読取部により画像を読
み取って該画像に応じた画像情報を発生する画像読取手
段と、前記画像読取部により該画像読取部に配置された
バーコードを読み取って装置を特定できる情報を発生す
るバーコード読取手段と、前記バーコード読取手段によ
り発生された情報を、前記画像読取手段により発生され
た画像情報に対して人間の目に識別し難いように付加す
る付加手段とを有する画像処理装置における画像処理方
法であって、前記バーコード読取手段により発生された
情報を用いて、コストコンピュータと通信を行う通信制
御工程と、前記バーコードが正常であるか否かを判断す
る判断工程と、前記判断手段によりバーコードが正常で
はないと判断された場合に、装置の動作を禁止すべく制
御する制御工程とを有することを特徴とする。
【0009】
【実施例】本発明の以下の実施例は、電源スイッチが入
った場合や、バックアップRAMをクリアーした後など
に、各複写機に固有の情報を載せたバーコードを走査
し、それを元に各複写機を特定する複写機IDを確定す
ることにより、上記問題を解決するものである。
【0010】以下、好ましい実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。
【0011】以下の実施例では本発明の適用例として複
写機の例が示されるが、これに限るものではなく、他の
種々の装置に適用できることはもちろんである。
【0012】図2は本実施例で説明に用いるフルカラー
複写機であり、上部にデジタルカラー画像リーダ部、下
部にデジタルカラー画像プリンタ部を有する。
【0013】リーダ部において、原稿30を原稿台ガラ
ス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査するこ
とにより、原稿30からの反射光像をレンズ33を通し
てフルカラーセンサ34に集光してカラー色分解画像信
号を得る。カラー色分解画像信号は、不図示の増幅回路
を経て後述のビデオ処理ユニットにて処理された後にプ
リンタ部へ送出される。
【0014】プリンタ部において、像担持体である感光
ドラム1は、周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器
2、レーザ露光光学系3、電位センサ12、4個の現像
器4Y、4C、4M、4K、ドラム上光量検知手段1
3、転写装置5、クリーニング器6を配置され、矢印方
向に回転自在に担持される。
【0015】レーザ露光光学系3において、リーダ部か
らの画像信号は、不図示のレーザ出力部にて光信号に変
換され、ポリゴンミラー3aで反射された後にレンズ3
b及びミラー3cを通って感光ドラム1の表面に投影さ
れる。
【0016】プリンタ部画像形成持には、感光ドラム1
を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11でドラム表面
を除電した後、帯電器2により一様に帯電させ、各分解
色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。
【0017】次に、所定の現像器を動作させて感光ドラ
ム1上の潜像を現像し、樹脂を基体としたトナー画像を
形成する。現像器は偏心カム24y、24c、24m、
24kの動作により、各分解色に応じて択一的に感光ド
ラム1に接近する。
【0018】さらに、転写装置5により、搬送系を介し
て感光ドラム1と対向した位置に供給された記録材に、
感光ドラム1上のトナー画像を転写する。転写装置5
は、転写ドラム5a、転写帯電器5b、記録材を静電吸
着させる吸着帯電器5c、吸着ローラ5g、内側帯電器
5d、外側帯電器5eを有し、回転駆動されるように軸
支され、周面開口域には、誘電体ポリカーボネートフィ
ルムからなる記録材担持シート5fを円筒状に一体的に
張設しており、転写ドラム5aを回転させるに従い、転
写帯電器5bによって、感光ドラム上のトナー画像は記
録材担持シート5fに担持された記録材上に転写され
る。このようにして、記録材担持シート5fに吸着搬送
される記録材に所望数の色画像が転写されてフルカラー
画像を形成する。また、記録材担持シート5f上の粉体
の飛散付着、記録材上のオイルの付着などを防ぐため、
ファーブラシ14、バックアップブラシ15と17、オ
イル除去ローラ16による清掃を画像形成の前か後と紙
づまり(ジャム)発生時に行う。
【0019】ユーザーに指示されたモードに必要なトナ
ー画像の転写を終了すると、分離爪8a、分離押し上げ
コロ8b、および分離帯電器5hの作用によって記録材
を転写ドラム5aから分離し、熱ローラ定着器9を介し
てトレイ10に排紙する。転写後、感光ドラム1上の残
留トナーがクリーニング器6によって清掃され、次の画
像形成に備える。
【0020】記録材の両面に画像を形成する場合には、
定着器9が記録材を排出した後すぐに搬送パス切り替え
ガイドを駆動し、記録材が搬送縦パス20を経て反転パ
ス21aに達した後、反転ローラ21bの逆転により記
録材の後端を先頭にして中間トレイ22に収納する。そ
の後、上述の画像形成プロセスを再び経ることによって
もう一方の面に画像を形成する。
【0021】本実施例においては、所望のタイミングで
偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化して
いるカムフォロワ5iにより、記録材担持シート5fと
感光ドラム1とのキャップを任意に設定可能な構成とし
ている。
【0022】図1は複写機管理システムの概要を示した
ものである。
【0023】図1(1)において、100は複写機本
体、800は複写機を制御する複写機制御手段、901
は集中管理装置との間でデータの送受信を行う通信制御
手段、902は通信の伝達手段、900は1回戦で複数
の複写機を管理するための集中管理装置、903は外部
通信回線であるところの公衆回線、904は各複写機を
管理するための管理拠点に置かれたホストコンピュータ
である。
【0024】図1(2)において、900は集中管理装
置、905は通信を制御するためのCPU、906は通
信データや管理拠点の電話番号など各種情報を格納する
ためのRAM、907は制御のためのプログラムを格納
しておくためのROM、908〜913は各複写機の通
信制御手段901と通信するためのポート、914は公
衆回線を経由して管理拠点のホストコンピュータと通信
するためのモデムである。
【0025】図3は本実施例における制御装置800、
900のブロック図を示したものである。同図におい
て、800は複写機100の制御装置、900は外部通
信回線制御装置であり、RS−232Cインターフェー
ス805、907により接続されている。
【0026】801は複写機を制御するCPU、802
は複写機100の制御手順(制御プログラム)を記憶し
たROMであり、CPU801はこのROM802に格
納された制御手順にしたがってバスを介して接続された
各構成装置を制御する。また、803は入力データの記
憶や作業用記憶領域などとして用いる主記憶装置である
ところのRAM、804は負荷に対するCPU801の
制御信号の出力、およびセンサ122などの信号を入力
してCPUへ転送するためのI/Oポートである。
【0027】901は外部通信回線制御装置を制御する
CPUである。RS−232Cインターフェース907
を介して複写機本体からのデータ転送が行われると、そ
の転送データを外部通信制御装置内に設けられたRAM
903内に一時保存し、複写機本体からのデータ転送終
了後にNCU部906を制御して外部との通信回線接続
を行い、回線接続後モデム905、NCU部906を通
して外部にデータ転送を行う。また、外部からのデータ
転送が行われた場合には、その転送データをRAM90
3に一時保存し、複写機本体からの要求に応じてRS−
232Cインターフェース805、907を介して複写
機本体にデータ転送を行う。
【0028】図4は複写機本体100に設けた操作パネ
ルの配置構成例を示すものである。
【0029】601はアスタリスク(*)キーであり、
オペレータ(使用者)が、綴じ代量の設定や原稿枠消し
のサイズ設定などの設定モードのときに使用する。
【0030】627はカーソルキーであり、設定モード
などの設定項目を選択するときに用いる。
【0031】628はOKキーであり、設定モードなど
の設定内容を確定するときに用いる。
【0032】606はオールリセットキーであり、標準
モードに戻すときに押す。また、オートシャットオフ状
態から標準モードに復帰させるときにもこのキーを使用
する。
【0033】605は複写開始(コピースタート)キー
であり、複写を開始するときに押す。
【0034】604はクリア/ストップキーであり、待
機(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中はストッ
プキーの機能を有する。このクリアキーは設定した複写
枚数を解除するときにも使用する。また、ストップキー
は連続複写を中断するときに押す。この押した時点での
複写が終了した後に、複写動作が停止する。
【0035】603はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。また、アスタリスク(*)モードを設
定するときにも使用する。
【0036】619はメモリキーであり、使用者が頻繁
に使用するモードを登録しておくことができる。本実施
例においては、M1〜M4の4通りのモードの登録がで
きる。
【0037】611および612は複写濃度キーであ
り、複写濃度を手動で調節するときに押す。
【0038】613はAEキーであり、原稿の濃度に応
じて、複写濃度を自動的に調節するとき、またはAE
(自動濃度調節)を解除して濃度調節をマニュアル(手
動)に切り替える時に押す。
【0039】607はコピー用紙選択キーであり、上段
ペーパリフタ119、下段ペーパリフタ115、ペーパ
デッキ124、マルチ手差し150を選択するときに押
す。また、RDF300に原稿が載っている時には、こ
のキーによりAPS(自動紙カセット選択)を選択する
ことができる。
【0040】610は等倍キーであり、等倍の複写をと
るときに押す。
【0041】616はオート変倍キーであり、指定した
転写紙と原稿のサイズに合わせて原稿の画像を自動的に
拡大・縮小する時に押す。
【0042】626は両面キーであり、片面原稿から両
面複写、両面原稿から両面複写、両面原稿から片面複写
をとるときに押す。
【0043】625は綴じ代キーであり、転写紙の指定
された側へ指定された長さの綴じ代を作成するときに使
用する。
【0044】624は写真キーであり、写真原稿を複写
するときに押す。
【0045】623は多重キーであり、2つの原稿から
転写紙の同じ面に画像を作成するときに押す。
【0046】620は原稿枠消しキーであり、使用者が
定型サイズ原稿の枠消しを行うときに押し、その際に原
稿のサイズはアスタリスクキー601で設定する。
【0047】621はシート枠消しキーであり、コピー
用紙サイズにあわせて原稿の枠消しをするときに押す。
【0048】629は表紙モード設定キーであり、表
紙、裏表紙の作成、および合紙を挿入する時に用いる。
【0049】630はページ連写キーであり、見開きの
本の左右を続けて複写するときに用いる。
【0050】614はステイプルソート、ソート、グル
ープの排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、記
録後の用紙をステイプルソータが接続されている場合
は、ステイプルソートモード、ソートモード、グループ
モードの選択またはその選択モードの解除を行う。
【0051】631は予約キーであり、不図示の予約ト
レイに載置された予約原稿に対する複写モードの設定を
開始するとき、および予約設定を解除するときに用い
る。
【0052】632は予約設定キーであり、予約モード
設定時の確定キーとして用いる。
【0053】633はガイドキーであり、各種キーに対
応する機能の説明を、操作部に表示するときに用いる。
【0054】701は複写に関する情報を表示するLC
D(液晶)タイプのメッセージディスプレーであり、2
40*64ドットで文字や図形を表示する。例えば、テ
ンキー603で設定した複写枚数、定型変倍キー60
8、609、等倍キー610、ズームキー617、61
8で設定した複写倍率、用紙選択キー607で選択した
用紙サイズ、複写機本体の状態を示すメッセージ、操作
手順を示すガイドメッセージ、その他各種モードの設定
内容を表示する。
【0055】704はAE表示器であり、AEキー61
3によりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯す
る。
【0056】709は余熱表示器であり、余熱状態のと
きに点灯する。
【0057】図5は集中管理装置のメインフローであ
る。
【0058】集中管理装置は、ホスト側、複写機側のど
ちらからも要求がないときはポート1から6までを順次
ポーリングしていき(1003)、図6に示す状態テー
ブルを作成する。状態テーブルのうち「接続状態」は各
ポートに複写機が接続されているか否かを示すものであ
り、「複写機ID」は複写機固有の識別子であり、「パ
スワード」はホストからのアクセスを許すキーコードで
あり、「発呼要求」は複写機にエラーを示すEコードな
どが発生し、ホストに対して発呼を要求するための識別
子である。
【0059】ホストから被呼された場合(1001)、
ホストがデータ要求している複写機のIDとパスワード
を受信し(1005)、状態テーブルをサーチする(1
006)。そして該当する複写機があればその複写機と
ホスト間をパススルー状態とし(1007)、ホストか
らの要求にしたがって複写機は指示されたレスポンスを
返す。
【0060】ホストも含めた全体のシーケンスを図8に
示す。
【0061】また、ホストから来るID、パスワードコ
マンドのフォーマットを図9に示す。
【0062】つぎに、複写機側がトリガーとなる通信の
シーケンスを説明する。
【0063】図5において、複写機側に発呼要求があっ
た場合(1002)、集中管理装置はホストに対して発
呼し、該複写機のIDをホストに対して通知し(100
4)、以降は前述したようにID・パスワードのチェッ
ク後、複写機とホスト間をパススルー状態とし(100
7)、データの送受信が可能となる。
【0064】複写機側発呼要求の有無のチェック(10
02)は、図6に示す状態テーブルの「接続状態」、
「発呼要求」の項目をチェックし両方ともセットされて
いるポートの複写機は発呼要求状態であると判断する。
【0065】ホストも含めた全体の通信シーケンス例を
図10に示す。
【0066】最後に、ユーザー側で複写機が接続されて
いる集中管理装置のポートを変更された場合の対処を説
明する。
【0067】図7に示すのが全ポートスキャンニング状
態テーブルセットの詳細なシーケンスである。
【0068】PORT−SELは順次スキャンニングす
るためにポート番号を指定するための変数であり、まず
初期値として1を入力しておく(2001)。つぎに、
PORT−SELで示される番号のポートにポーリング
コマンドを発行し、そのレスポンスを待つ(200
3)。
【0069】レスポンスがあれば、該ポートに複写機が
接続されていると判断し、状態テーブルの「接続状態」
の変数をセットする(2004)。その後、複写機側で
格納しているID・パスワード、複写機側発呼要求の有
無を問い合わせ(2005)、同じように状態テーブル
にセットしておく(2006)。以上で1個のポートの
チェックが終了したので次のポートに移り(PORT−
SELをインクリメント)、上記のシーケンスを繰り返
す。最後のポートのチェックが終了すれば本ルーチンは
終了である(2010)。
【0070】また、ポーリングコマンド送信後一定時間
待ってもレスポンスが返ってこなければ該ポートに複写
機が接続されていないと(2003)判断され状態テー
ブルの「接続状態」の変数をリセットする(200
9)。
【0071】以上のようなチェックルーチンが、集中管
理装置がアイドル状態のときに定期的に実行されその結
果が状態テーブルに格納されているため、対ホストとの
通信シーケンスを前述したように行うことによりホスト
はポート番号に依存しないアクセスが可能である。
【0072】〔イメージスキャナ部〕図11はビデオ処
理部の構成を示すブロック図である。同図において、2
10−1、210−2、210−3はそれぞれ、レッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の分光感度特性
を持つCCD(個体撮像素子)センサであり、A/D変
換された後にそれぞれ8ビット出力0〜255の信号が
出力される。
【0073】本実施例において用いられるCCDセンサ
210−1、210−2、210−3は、一定の距離を
隔てて配置されているため、ディレイ素子401および
402においてその空間的ずれが補正される。
【0074】403、403、405はlog変換器で
あり、ルックアップテーブルROMまたはRAMにより
構成され、輝度信号が濃度信号に変換される。406は
公知のマスキングおよびUCR(下色除去)回路であ
り、詳しい説明は省略するが、入力された3信号によ
り、出力のためのマゼンタ(M)、シアン(C)、イエ
ロー(Y)、ブラック(Bk)の各信号各読み取り動作
の度に、面順次に所定のビット長、たとえば8ビットで
出力される。
【0075】407は公知の空間フィルタ回路であり、
出力信号の空間周波数の補正を行う。408は濃度変換
回路であり、プリンタ部202のもつ濃度特性を補正す
るものであり、403〜405のlog変換器と同様な
ROMまたはRAMで構成される。
【0076】一方、414は本装置の制御を司るマイク
ロコンピュータ(以下、CPU)であり、上述の図3の
CPU801にあたる。415はCPU414を動作さ
せるプログラムを格納したROMであり、上述の図3の
ROM802にあたる。416は各種プログラムを実行
するワークエリアとして用いるRAMである。413は
CPU414に接続される入出力ポート(以下、I/O
ポート)であり、409は特定原稿の判定回路である。
【0077】ここで、特定原稿の判定回路409は、複
数の特定原稿のうち少なくともひとつの読み込み中であ
る可能性の判定を行い、判定信号Hが多値2ビットで出
力される。即ち、複数の特定原稿のうちすくなくともひ
とつを読み込み中である可能性が最も高い場合には、H
=“3”を出力し、その可能性が最も少ない場合には、
H=“0”を出力する。また判定回路409は、後述の
図13で説明する間引き回路301および分周回路31
0を具備して、入力したR、G、B信号の間引き処理も
行う。
【0078】CNO信号は、2ビットの面順次信号であ
り、Y、M、C、Kのプリントのための4回の読み取り
動作の順番を示す制御信号である。CNO信号は、CP
U414よりI/Oポート413を経て発生され、マス
キング/UCR回路406の動作条件を切り替える。更
に、判定回路409にも前述の面順次信号CNOが入力
され、4回の読み取り動作のそれぞれについて、判定基
準を切り替えて異なる特定原稿についての判定を行うこ
とができる。
【0079】410はパターン付加回路であり、CPU
414が指定する2ビットのパターンレベル選択信号P
Sに応じ、複写画像に人間の目には識別し難いパターン
を付加する部分である。付加するパターンはリーダで読
み取った画像信号Pから作られる。
【0080】〔タイミングチャート〕図14は間引き回
路の構成を示す回路図であり、図15は分周回路の構成
を示す回路図である。そして図17は主走査方向の信号
のタイミングチャートである。
【0081】VSYNC信号は副走査区間信号であり、
副走査の画像出力区間を示す信号である。HSYNC
は、主走査同期信号であり、主走査開始の同期をとる信
号である。CLKは、画像の転送クロックであり、本実
施例における諸々の画像処理の基本クロックである。
【0082】一方、CLK′は、CLK信号を1/4分
周した信号であり、判定回路409における基本クロッ
クとなる。SEL信号は、前述の間引き回路301で用
いられるタイミング信号であり、それぞれ、図15に示
される分周回路310で生成される。即ち、分周回路3
10は、インバータ451、2ビットカウンタ452、
インバータ453、アンドゲート454より構成され
る。2ビットカウンタ452は、主走査同期信号である
HSYNC信号により、クリア(初期化)された後、C
LK信号をカウントし、2ビットでそのカウント値を出
力する(D0、D1)。その上位ビットD1がCLK′
信号として出力され、下位ビットD0の反転信号と上位
ビットD1との論理積がSEL信号として出力される。
【0083】その結果、図14に示す間引き回路301
において、CLK信号でデータを保持するフリップフロ
ップ455、456、457および461、462、4
63、セレクタ458、459、460、CLK′信号
でデータを保持するフリップフロップ464、465、
466より構成される。この間引き回路301は、図1
6に示される様に、CLK信号で転送されるR(または
G、B)信号の中から、1/4の割合で間引かれ、CL
K′に同期をとられたR′(またはG′、B′)信号を
得ることができる。
【0084】〔判定回路〕図13は判定回路409の構
成を示すブロック図である。同図において、301は図
14に示す様な間引き回路であり、判定回路409自身
の処理回路の付加を軽減するために、データを間引く。
302は色味マッチング・ルックアップテーブルROM
(以下「色味マッチングLUT」という)であり、複数
種類の特定原稿(有価証券、紙幣等)と入力データとの
色味のマッチングを行う。上記色味マッチングLUT3
02は、予め32種類の特定原稿について、その色味分
布を調べ、当該画素の色味が、それら特定原稿の色味と
一致するか否かの判定結果が保持されている。
【0085】即ち、ROM302には、アドレスの上位
2ビットに面順次信号であるCNO信号が、下位15ビ
ットに間引かれたRGB各色の画像信号の上位5ビット
ずつがそれぞれ入力される。各CNO信号の値0〜3に
おいてそれぞれ、当該画素の色味が8種類の特定原稿に
における色味と一致するか否かを8ビットのデータに対
応させて同時に出力し、4回の読み取り走査において合
計32種類の特定原稿についての判定が行われる。
【0086】そして、303−1、303−2、…、3
03−8はそれぞれ同じハードウェアで構成される色味
判定回路であり、積分器306、レジスタ307−1、
307−2、307−3、比較器モジュール308より
構成され、それぞれ特定原稿が原稿中に存在する可能性
を2ビットで判定する。309は最大値回路であり、色
味判定回路303−1〜303−8の判定結果出力の最
大値を出力する。即ち、8種類の特定原稿のうちで存在
する可能性の最大のものについての判定結果を出力す
る。
【0087】〔積分器〕図16は第1の実施例による積
分器306の構成を示すブロック図であり、図18およ
び図19は積分器306の入出力を示す図である。図1
6において、501および505はCLK′信号の立ち
上がりタイミングでデータを保持するフリップフロップ
である。502は乗算器であり、8ビットの2入力信号
(A、B)を入力し、乗算結果として8ビットの信号
(A×B/255)を出力する。503も乗算器であ
り、1ビットの入力信号(A)および8ビットの入力信
号(B)を入力し、乗算結果として8ビットの出力信号
(A×B)を出力する。
【0088】504は加算器であり、8ビットの2入力
信号(A、B)を入力し、加算結果として8ビットの信
号(A+B)を出力する。
【0089】結果として、本積分器306においては、
2値入力信号xi に対し、8ビットの出力信号yi は、
次式(1)で表される。すなわち、 yi =(α/255)yi-1 +β・xi-1 …(1) である。ここで、αおよびβは予め設定されている定数
であり、これらの値の大きさによって積分器の諸特性が
決定される。
【0090】例えば、α=247、β=8の場合におい
て、図18に示されるような入力x i-1 に対して、図1
9に示される様な出力yi が出力される。
【0091】ここで、1701、1702の点の様に周
囲が殆ど“0”であるにもかかわらず“1”である様な
入力や、1703の点の様に周囲が殆ど“1”であるに
もかかわらず“0”である様な入力は、ノイズ(雑音)
であると考えられる。これを積分器306で処理し、図
13のレジスタ307−1〜307−3に1704−1
(R1)、1704−2(R2値)、1704−3(R
3値)の様な適当な閾値をセットし、これで積分器の出
力yi を2値化することによって、ノイズ(雑音)を除
去することができる。
【0092】〔比較モジュール〕図20は比較器モジュ
ール310の構成を示すブロック図である。同図におい
て、1801、1802、1803は比較器、1804
はインバータ、1805はANDゲート、1806、1
807はORゲートをそれぞれ示している。図13の説
明で述べた様に、予め、レジスタ307−1にはR1、
レジスタ307−2にはR2、レジスタ307−3には
R3なる値がセットされており、R1>R2>R3なる
関係がある。この構成により、結果として、出力には判
定結果が2ビットに量子化されて出力される。すなわ
ち、R1<(入力)の場合、11(2進数)が出力さ
れ、R2<(入力)≦R1の場合、10(2進数)が出
力され、R3<(入力)≦R2の場合、01(2進数)
が出力され、(入力)≦R3の場合、00(2進数)が
出力される。
【0093】〔パターン付加回路〕図21はパターン付
加回路410の構成を示すブロック図である。図21に
おいて、1901は副走査カウンタ、1902は主走査
カウンタ、1903はルックアップテーブルRAM(以
下「LUT」という)、1905はフリップフロップ、
1913はANDゲート、1906、1907、190
8、1909はレジスタ1910は4to1のセレク
タ、1911、1913はアンドゲート、1912は加
算器をそれぞれに示している。1914は空間フィルタ
を通った後の画像信号Pを2値化する2値化回路であ
り、あらかじめ決められた閾値より画像信号の値が大き
い時には1を、小さい時には0を出力する。2値化回路
1914から出力された2値化データはデュアルポート
RAM1915に書き込まれる。デュアルポートRAM
1915に書き込むための画像は、図12の4201の
様にイメージスキャナ部4202の特定の場所に書かれ
た画像である。しかもその画像は、リーダの構成部品の
なかでも交換ができない部品、すなわち、原稿台ガラス
4203の外側かつキャリッジ226のイメージセンサ
の読み取り範囲内の上板下面に付けられている。
【0094】デュアルポートRAM1915に画像を書
き込むときにはCNO信号を“0”にしておく、つま
り、画像信号PがCCD210のグリーン(G)信号に
最も依存して作られた信号であるように制御する。これ
はグリーン信号が簡易に作ることができる信号の中で最
も画像の輝度信号に近いためである。
【0095】デュアルポートRAM1915は、CPU
414からその内容をデータバスDataとアドレスバ
スAdrを使って読む。同じくRAM1903もデュア
ルポートRAM(以下「RAM」という)であるので、
データバスDataとアドレスバスAdrを使ってRA
M1915で読んだ同じデータをRAM1903に書き
込む。
【0096】ここで、副走査カウンタ1901では主走
査同期信号HSYNCを、主走査カウンタ1902では
画素同期信号CLKをそれぞれ9ビット幅、即ち512
周期で繰り返しカウントする。上述のようにRAM19
03には、付加されるべきパターンが保持されており、
副走査カウンタ1901、主走査カウンタ1902のそ
れぞれのカウント値の下位6ビットずつが入力される。
【0097】RAM1903の出力は、1ビットのみが
参照され、ANDゲート1904によって主走査カウン
タ1901および副走査カウンタ1902の上位3ビッ
トずつと論理積がとられ、フリップフロップ1905に
て、CLK信号で同期をとられ、ANDゲート1913
において、2ビットのCNO信号“0”およびCNO信
号“1”の両方と論理積がとられた後に、ANDゲート
1911に送られる。これはCNO=3、即ち、現在イ
エローでプリントされている時のみに有効な信号であ
る。
【0098】一方、レジスタ1906、1907、19
08、1909には、予め、P1、P2、P3、P4な
る値が保持されており、CPU414より指定されたパ
ターンレベル選択信号PSに応じて、P1からP4まで
のいずれかが選択され、ANDゲート1911を経て、
加算器1912によって入力信号Vにパターンが付加さ
れ、V′が出力される。従って、CNO=2、即ち現在
イエローでプリントされているときに、RAM1903
に保持されているパターンが繰り返し読み出され、出力
されるべき信号に付加される。
【0099】ここで、P1<P2<P3<P4である様
に設定されており、セレクタ1910は、s=00(2
進数)のとき、Y=A、s=01(2進数)のとき、Y
=B、s=10(2進数)のとき、Y=C、そして、s
=11(2進数)のとき、Y=Dとなる様に設定されて
いるため、PS=00(2進数)のとき、V′=V+P
1、PS=01(2進数)のとき、V′=V+P2、P
S=10(2進数)のとき、V′=V+P3、そして、
PS=11(2進数)のとき、V′=V+P4となるよ
うに、パターンが付加される。
【0100】ここで、付加するパターンは、人間の目で
識別し難い様に、イエローのトナーのみで付加される
が、これは、人間の目が、イエローのトナーで描かれた
パターンに対して識別能力が弱いことを利用したもので
ある。更に、入力画像中に特定原稿の存在する可能性に
応じて、付加するパターンのレベルを可変にすること
で、通常の複写物では、パターンが人間の目では殆ど識
別できない様にし、特定原稿が存在する可能性が高くな
るほど、くっきりとパターンを付加する。
【0101】〔複写結果〕図22は複写結果の一例を示
す図である。同図において、1001で示されるのが付
加されたパターンであり、RAM1903に保持されて
いる内容が付加される。図22に示す例では、“ABC
D”と“1234”との2段構成のパターンが、人間の
目には識別し難いように、64画素×64画素のパター
ンで付加され、主走査512画素、副走査512ライン
ごとに繰り返される。そこで、これを機械固有の製造番
号もしくは、製造番号を符号化したものとしておくこと
で、複写物を鑑定することで複写した装置を限定するこ
とができる。
【0102】更に、読み取り画像中に、本来複写される
べきでない特定原稿が存在する可能性が高い場合には、
例えば黒色トナーでくっきりとしたパターンを付加する
こともできる。
【0103】更に、本実施例においては、パターンを付
加するピッチを主走査512画素(またはライン)ごと
としているが、本実施例では400dpi(dots/
inch)の解像度であるので、約32.5mmごとに
パターンを付加することになる。一方、紙幣(日本銀行
券)の短手方向の幅は約76mmであり、また、主要各
国の紙幣の短手方向の幅も、ほぼ約60mmから120
mmの間にあることから、紙幣が複写された場合には必
ず、複写された紙幣の内部に必ずこのパターンが付加さ
れることになる。従って、仮に、紙幣の部分のみが切り
とられて悪用された場合にも、複写物を鑑定し、付加さ
れたパターンを読み取ることで複写に用いた複写機の機
番を限定することができる。
【0104】〔フローチャート〕図23はCPU414
によるパターンレベル選択信号PSのセッティング手順
を説明するフローチャートである。
【0105】まず、コピースタート直後には、ステップ
S1102において、パターンレベル選択信号PSに
“0”をセットする。次に、ステップS1103におい
て、現在の判定レベルHとPSの値とを比較し、Hの方
が大きければ、ステップS1104でPSにHの値をセ
ットする。そうでなければステップS1103にもど
る。即ち、判定信号Hの履歴により、コピースタートか
ら現在までの最大の値がPSにセットされる。
【0106】以上説明した様に、複写物のなかに、装置
を特定するための方法として、人間の目では識別し難い
特定パターンを付加することで、本来複写されるべきで
ない特定原稿(例えば紙幣)が複写された場合、複写し
た装置を特定する手がかりとすることができる。更に、
特定パターンを、紙幣の短手方向の長さよりも短いピッ
チで繰り返し付加することで、複写物の一部分を切りと
って、悪用された場合においても、複写物の中には必ず
特定パターンが付加され、これを鑑定することで複写し
た装置もしくは複写した人物を割り出す、または絞り込
むことができる。
【0107】417は副走査カウンタであり、CPU4
14とアドレスバス、データバス、割り込みラインによ
って接続されている。CPU414は任意のカウント数
を副走査カウンタのレジスタにセットし、副走査カウン
タからの割り込みを許可することによって、ある特定の
副走査アドレスにおいて画素データを取り込むルーチン
を起動する。すなわち、副走査カウンタ417は主走査
同期信号HSYNCをカウントし、CPUでセットした
レジスタの値とカウント値が等しくなるとINT信号を
CPUへ出力する。次に、CPUは、毎ラインごとの画
像データを書き込むRAMに対して書き込みを禁止する
ルーチン、あるいは、走査系を停止させるルーチンを起
動することにより、RAM内にはセットした副走査アド
レスの画像データが保存される。つまり、RAM内のデ
ータは走査系の主走査方向の画素の濃度変化を表わして
いる。
【0108】以上の構成により、CPU414は特定の
副走査アドレスの1ライン分のデータを読み取ることが
可能になる。
【0109】その際、ことなる副走査位置において複数
回読み取り、読み取り精度を向上させることが可能であ
る。つまり、副走査カウンタ内のレジスタの値をCPU
が設定し直して上記の動作を繰り返す。
【0110】図12はバーコードの位置を示したもので
あり、4201がバーコード、226が走査系、420
3が原稿有効画像域、4202が原稿台である。
【0111】バーコードは太さの異なる2種類の実線と
太さの異なる2種類の空白線で表わされる。本実施例に
おいては、細い線の幅は約0.5ミリ、太い線の幅は約
1ミリであり、400dpiで読み取ったとすると、そ
れぞれの画素数は約8画素と約16画素になり、その差
を容易に識別可能である。
【0112】また、本実施例においては、濃度が127
より高いところを実線、126以下のところを空白線と
判定し、線幅が12画素未満ならば細い線、12画素以
上ならば太い線とする。
【0113】この他、線幅の値がある範囲から外れる場
合には、バーコードが改暫された可能性があると判断し
て、装置のすべての動作を禁止することも可能である。
すなわち、5画素以上11画素までを細い線、13画素
以上19画素までを太い線とし、それ以外の線幅が存在
するときには装置の動作を禁止する。同様に、実線部と
空白線部の識別を127で行わずに、ある範囲から外れ
る濃度が存在した場合には、バーコードが改暫された可
能性が高いと判断して、装置の動作を禁止することも可
能である。すなわち、0から50までを空白線部、20
0から255までを実線部とし、それ以外の濃度が存在
するときには装置の動作を禁止する。
【0114】以上説明したように、本発明によれば、複
数の複写機を管理する複写機管理システムにおいて、こ
この複写機を特定するための複写機IDを画像読み取り
手段により読み取ったバーコードから生成することで、
それらを出荷時やサービス時にROMやバックアップR
AMに入力するだけの場合と比較して、より安全かつ安
定かつ正確な管理を行うことが可能となる。
【0115】しかも、バーコードを機体番号の画像への
アドオンにも用いることができ、バーコードの共通化を
図ることができる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置を特定できる情報を発生し、画像に付加するためだ
けではなく、ホストコンピュータと通信するために使用
するので、ホストコンピュータと通信するための情報を
新たに用意する必要がなくなり装置のコストを軽減する
ことができる。さらには、装置を特定できる情報を発生
するためのバーコードが正常であるか否かを判断し、正
常ではないと判断された場合には装置の動作を禁止する
ので、改竄された情報を使用してホストコンピュータと
通信してしまうといった不具合を防止し、適切にホスト
コンピュータと通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成ブロック図。
【図2】複写装置の断面図。
【図3】制御装置のブロック図。
【図4】操作パネルを表す図。
【図5】集中管理装置のメインフロー。
【図6】状態テーブルを示す図。
【図7】全ポートスキャニング状態テーブルセットのシ
ーケンス。
【図8】全体シーケンスを示す図。
【図9】パスワードコマンドのフォーマットを示す図。
【図10】通信シーケンスを示す図。
【図11】ビデオ処理部の構成を示すブロック図。
【図12】原稿台の上面図。
【図13】判定回路409の構成を示すブロック図。
【図14】間引き回路の構成を示す回路図。
【図15】分周回路の構成を示す回路図。
【図16】積分器306の構成を示すブロック図。
【図17】主走査方向の信号のタイミングチャート。
【図18】積分器306の入出力を示す図。
【図19】積分器306の入出力を示す図。
【図20】比較器モジュール310の構成を示すブロッ
ク図。
【図21】パターン付加回路410の構成を示すブロッ
ク図。
【図22】複写結果の一例を示す図。
【図23】CPU414によるパターンレベル選択信号
PSのセッティング手順を説明するフローチヤート。
【符号の説明】
900 集中管理装置 904 ホストコンピュータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/04 - 1/207 H04N 1/38 - 1/393 G03G 15/00 303 G03G 15/36 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取部により画像を読み取って該画
    像に応じた画像情報を発生する画像読取手段と、前記画
    像読取部により該画像読取部に配置されたバーコードを
    読み取って装置を特定できる情報を発生するバーコード
    読取手段と、前記バーコード読取手段により発生された
    情報を、前記画像読取手段により発生された画像情報に
    対して人間の目に識別し難いように付加する付加手段と
    を有する画像処理装置であって、 前記バーコード読取手段により発生された情報を用い
    て、コストコンピュータと通信を行う通信制御手段と、 前記バーコードが正常であるか否かを判断する判断手段
    と、 前記判断手段によりバーコードが正常ではないと判断さ
    れた場合に、装置の動作を禁止すべく制御する制御手段
    とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記バーコード読取手段は、前記装置の
    電源投入時に、前記バーコードを読み取って前記情報を
    発生することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 画像読取部により画像を読み取って該画
    像に応じた画像情報を発生する画像読取手段と、前記画
    像読取部により該画像読取部に配置されたバーコードを
    読み取って装置を特定できる情報を発生するバーコード
    読取手段と、前記バーコード読取手段により発生された
    情報を、前記画像読取手段により発生された画像情報に
    対して人間の目に識別し難いように付加する付加手段と
    を有する画像処理装置における画像処理方法であって、 前記バーコード読取手段により発生された情報を用い
    て、コストコンピュータと通信を行う通信制御工程と、 前記バーコードが正常であるか否かを判断する判断工程
    と、 前記判断手段によりバーコードが正常ではないと判断さ
    れた場合に、装置の動作を禁止すべく制御する制御工程
    とを有することを特徴とする画像処理方法。
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