JPH1028420A - 移植機の畝高さ検知装置 - Google Patents

移植機の畝高さ検知装置

Info

Publication number
JPH1028420A
JPH1028420A JP19124496A JP19124496A JPH1028420A JP H1028420 A JPH1028420 A JP H1028420A JP 19124496 A JP19124496 A JP 19124496A JP 19124496 A JP19124496 A JP 19124496A JP H1028420 A JPH1028420 A JP H1028420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ridge
arm
movable frame
swing
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19124496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3280857B2 (ja
Inventor
Yasushi Fukutaka
恭史 福高
Hitoshi Fukumoto
仁志 福本
Hideaki Mizota
秀昭 溝田
Hideki Tanaka
秀喜 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP19124496A priority Critical patent/JP3280857B2/ja
Publication of JPH1028420A publication Critical patent/JPH1028420A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3280857B2 publication Critical patent/JP3280857B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 覆土輪の可動フレームに対する相対高さを調
節して植付体の畝突入深さを変更したことに伴う、可動
フレームと走行機体昇降用制御弁を作動させる昇降バル
ブアームとを連動連結する連動機構と、昇降バルブアー
ムとの相対関係を元に戻す調節を、簡単且つ正確にでき
るよう考慮する。 【解決手段】 揺動アーム101を、走行機体8に枢支
されると共に昇降バルブアーム109に連動連結された
前側構成体101Aと、この前側構成体101Aに上下
揺動可能に枢支されると共に接地ローラ100が取り付
けられた後側構成体101Bとに分割し、前側構成体1
01Aに調節レバー127を固定し、後側構成体101
Bに、前記調節レバー127に選択的に係合して前側構
成体101Aに対する上下揺動を規制する係合部129
aを上下方向に複数備えた係止板128を設け、この係
止部129aのピッチを覆土輪15の可動フレーム12
Bに対する相対高さ調整ピッチに対応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は畝を跨いで走行しな
がら野菜等の苗を畝に移植する移植機の畝高さ検知装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】野菜等のポット苗を移植する畑地用の移
植機には、畝を跨いで走行する走行体を備えると共に、
この走行体の後方に移植装置を設け、畝に沿って走行し
ながら苗を畝に植え付けるようにしたものがある(例え
ば、特開平5−6号公報)。この移植機では、走行体
は、エンジン,ミッションケース等からなる走行機体を
その左右両側に配置した前後輪によって昇降自在に支持
してなり、前記走行機体に取り付けられたフレームに昇
降自在に植付体を支持し、この植付体を畝に突入させて
植付体内部に保持させた苗を畝に植え付けるようにする
と共に、畝の高さ変化を検出し、該畝の高さ変化に対応
させて走行機体を昇降させることによって、植付体を該
畝の高さ変化に対応して昇降させるようにしている。
【0003】前記走行機体は、油圧シリンダからなる昇
降シリンダによって左右の後輪を、走行機体に対して相
対的に上下動させることによって、昇降するように構成
されている。また、畝高さを検出する装置は、走行機体
に左右軸廻りに揺動自在に支持された揺動アームに、畝
上面に接地する接地ローラを取り付けて構成され、その
揺動アームの揺動によって畝高さを検出するようにして
いる。
【0004】そして、前記揺動アームは、昇降シリンダ
を昇降制御する制御弁を作動させる昇降バルブアームに
連動連結されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】移植機にあっては、走
行機体に前部が左右軸廻りに回動自在に支持されて上下
揺動自在とされた可動フレームを設け、この可動フレー
ムの後部に畝上面に接地して転動する覆土輪を設けて可
動フレームの後部を支持させると共に、可動フレームの
前後中間部に前記植付体を昇降自在に設け、可動フレー
ムに対する覆土輪の相対高さを変更調節可能とすること
で、植付体の畝に対する突入深さ、すなわち植付深さを
変更可能とすると共に、植付体の前方側に前記接地ロー
ラを配置して走行機体の昇降制御を行うようにしたもの
が考えられている。
【0006】この移植機では、畝の苗植付方向前端側で
は、先に接地ローラが畝から外れてしまい、畝の苗植付
方向前端側での自動植え付けができないことから、接地
ローラが畝から外れた後は、覆土輪によって走行機体を
昇降制御できるように、可動フレームと昇降バルブアー
ムとを連動連結することが考えられているが、この場
合、接地ローラの畝上面に対する追従を覆土輪よりも優
先させるために、接地ローラが接地している場合に、揺
動アームのみの上下揺動を許容するよう(換言すれば、
覆土輪が畝の高さ変化に応じて上下動しても昇降バルブ
アームが作動しないよう)、可動フレームと昇降バルブ
アームとを連動連結する連動機構に遊びを設けている
が、植付深さを変更するために可動フレームに対する覆
土輪の相対高さを変更すると、結果的に可動フレームが
上下動してしまうことから、前記連動機構の遊びを調節
する必要がある。
【0007】この調節方法として、揺動アームに、昇降
バルブアームに連動連結された連動アームをボルト固定
し、このボルト挿通孔を揺動アームの揺動中心を支点と
する円弧状に形成し、ボルトを緩めて連動アームを揺動
アームの揺動中心廻りに動かすことによって、覆土輪を
調節した分、昇降バルブアーム側を動かすようにするこ
とが考えられている。
【0008】しかしながら、前記調節方法であると、ボ
ルトを弛緩させたり、締め付けたりしなければならず、
調節が面倒であると共に不正確であるという問題があ
る。そこで、本発明は、前記調節が簡単に、且つ正確に
行えるよう考慮することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、走行機体をその左右両
側に配置した車輪によって昇降可能に支持し、この走行
機体に上下揺動自在に枢支された揺動アームに、畝上面
に接地して追従する接地部材を取り付け、揺動アームの
揺動によって畝の高さ変化を検出し、該畝の高さ変化に
対応して走行機体を昇降すべく、走行機体昇降用油圧シ
リンダの制御弁を作動させる昇降バルブアームと揺動ア
ームとを連動連結し、前記走行機体に、上下揺動するよ
うに前部が枢着されると共に後部が畝上面を転動する覆
土輪によって支持された可動フレームを設け、この可動
フレームに植付体を支持し、植付体の植付深さを変更可
能とすべく、覆土輪の可動フレームに対する相対高さを
段階的に変更調節可能とし、可動フレームと昇降バルブ
アームとを連動連結した移植機において、前記揺動アー
ムを、走行機体に枢支されると共に昇降バルブアームに
連動連結された前側構成体と、この前側構成体に上下揺
動可能に枢支されると共に接地部材が取り付けられた後
側構成体とに分割し、前側構成体に調節レバーを固定
し、後側構成体に、前記調節レバーに選択的に係合して
前側構成体に対する上下揺動を規制する係合部を上下方
向に複数備えた係止板を設け、この係止部のピッチを覆
土輪の可動フレームに対する相対高さ調整ピッチに対応
させたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図5は野菜等の苗を畝に移植する
移植機1を示し、同図において、野菜移植機1は、走行
体2の後方に移植装置3および操縦ハンドル4を有する
歩行型であって、畝Rを跨いでその長手方向に走行しな
がら、ソイルブロック苗を畝Rに所定間隔をおいて自動
的に植付けるものである。
【0011】なお、移植機1の進行方向を前後方向とい
い、進行方向に直交する横方向を左右方向という。走行
体2は、ミッションケース5の前部に架台6を前方突出
状に取付固定すると共に、この架台6上にエンジン7等
を搭載して主構成された走行機体8を有すると共に、こ
の走行機体8を左右両側に備えた前輪10および後輪1
1によって走行可能に支持してなる。
【0012】移植装置3は、走行機体8の後方に装着さ
れた移植フレーム12に設けられており、苗を畝Rに植
え付ける植付体13と、この植付体13に苗を供給する
苗供給装置14と、植え付けた苗の根本側への土寄せと
該根本部分の鎮圧を行う覆土輪15と、畝Rを被覆する
マルチフィルムに植付用の穴を形成する電熱ヒータ16
とを備えて主構成されている。
【0013】移植フレーム12は、前部がミッションケ
ース5に取付固定された固定フレーム12Aと、前部が
ミッションケース5に左右軸廻りに回動自在に枢着され
た可動フレーム12Bとから構成され、固定フレーム1
2A上に苗供給装置14が設けられると共に、固定フレ
ーム12Aの後端部に操縦ハンドル4が取付けられ、可
動フレーム12Bに植付体13、覆土輪15および電熱
ヒータ16が支持されている。
【0014】植付体13は、図1にも示すように、揺動
リンク機構17によって支持され、この揺動リンク機構
17は、上端部が可動フレーム12Bに固定のブラケッ
ト18に軸支されて前後揺動する第1平行リンク19
と、第1平行リンク19の下端部に枢結された中継プレ
ート20と、中継プレート20に前端部が軸支されて上
下揺動する第2平行リンク21とから構成され、この第
2平行リンク21の後端部に植付体13が枢結されてい
る。
【0015】第2平行リンク21の上側リンク21aに
は軸受22が固定され、この軸受22には、可動フレー
ム12Bに左右軸廻りに回動自在に支持されたクランク
軸23のクランクアーム23a間のクランクピン23b
が挿通されている。したがって、クランク軸23が図1
において反時計回りに回転することで、第1,第2平行
リンク19,20の揺動により植付体13が上下に揺動
しながら前後にも揺動して、該植付体13が走行体2に
対して略楕円状の軌道を描くように運動する。そして、
植付体13にその軌道の上端側で苗が落下供給されると
共に、植付体13は下部にくちばし状の開孔器を備えて
おり、該開孔器を閉じた状態で下降されて開孔器が畝R
に突入し、突入後連動具24によって開孔器が前後に開
かされて、畝Rに植え穴が形成されると共に、該植え穴
に植付体13内部に収納していた苗が放出されることに
より、苗が畝Rに植え付けられる。
【0016】苗供給装置14は、多数のソイルブロック
苗を縦横に収容した苗トレイTを横送りすべく左右方向
に間欠移動する苗載せ台25と、この苗載せ台25の前
方側に配置されていて苗トレイTから苗を一つずつ取出
して植付体13へと搬送する苗分送装置26とから構成
されている。なお、苗載せ台25には横1列の苗が取り
出された後、苗トレイTをポット部の1ピッチ分縦送り
する縦送り機構が備えられている。
【0017】覆土輪15は、植付体13の後方側に苗植
付部分を挟むように左右一対配置され、畝Rの上面を転
動し、植え付けられた苗の根本側に対して土を左右両側
から押圧して土寄せすると同時に株際を鎮圧する。この
覆土輪15は、可動フレーム12Bの後部に固定のブラ
ケット27に左右軸廻りに回動自在に軸支された覆土輪
フレーム28の後部に回転自在に支持され、覆土輪フレ
ーム28の後端部には、可動フレーム12Bの後端部に
後方突出状に固定された植付深さ調節レバー29に係合
する係合板30が固定されており、覆土輪15によって
可動フレーム12Bの後部が支持されている。
【0018】前記係合板30は左右の側壁部とこの左右
側壁部の後端を連結する後壁部とからコ字形に形成さ
れ、この後壁部には、図4に示すように、係合溝31が
形成され、この係合溝31は、植付深さ調節レバー29
が係脱自在に係合し且つ上下方向に等間隔をおいて複数
(図例では7つ)形成された係合部31aと、植付深さ
調節レバー29が係合部31aから外した状態で、該植
付深さ調節レバー29が係合板30に沿って相対的に上
下方向に移動可能な移動許容部31bとから構成され、
植付深さ調節レバー29の係合部31aに対する係合位
置を変更することによって、可動フレーム12Bが上下
に揺動して、植付体13の畝Rへの突入深さ、すなわち
苗の植え付け深さが変更できるようになっている。
【0019】なお、図例のものでは、植付深さ調節レバ
ー29の係合溝31に対する係合位置が上方に行くほど
可動フレーム12Bの高さが高くなって植え付け深さが
浅くなり、下方に行くほど深くなるようになっている。
電熱ヒータ16は、植付体13の前方に配置され、図示
省略の平行リンク機構によって植付体13の揺動リンク
機構17に連動して昇降するように支持されている。こ
の電熱ヒータ16は、図11に示すように、ステンレス
製の筒体32内下部に真鍮製の加熱体33を下方から嵌
合し、この加熱体33に上面側から形成した多数の縦溝
34に、それぞれニクロム線35を挿入すると共に、こ
れらニクロム線35を並列につなぎ、さらに、ニクロム
線35と、筒体32及び加熱体33との絶縁をするため
に、筒体32上部及び縦溝34内にセラミックス材36
を充填して固めて構成されている。
【0020】そして、電熱ヒータ16が下降した際に、
その下端部に設けた加熱体33の下面がマルチフィルム
に押し当てられることで、マルチフィルムに植付用の穴
を形成するようになっており、この穴を介して植付体1
3が畝Rに突入する。この電熱ヒータ16の制御を図1
2を参照して説明すると、メインスイッチ37と電熱ヒ
ータスイッチ38とをオンし、かつ、回転センサ39が
エンジン7の回転動力を検出している時に、コントロー
ルVPユニット40からの出力信号によって電熱ヒータ
用リレー41がオンされ、電熱ヒータ16のニクロム線
35に通電され、加熱体33が加熱されるようになって
いる。また、電熱ヒータ16は、加熱体33の温度を検
出する温度センサ42を備えており、この温度センサ4
2の検出信号はセンササーマルユニット43に入力さ
れ、このセンササーマルユニット43はコントロールV
Pユニット40に接続されていて、加熱体33が所定温
度以上になると電熱ヒータ用リレー41がオフされ、所
定温度以下になると電熱ヒータ用リレー41が復帰する
ようになっていて、電熱ヒータ16が略一定の温度を保
つようにオン・オフ制御される。
【0021】なお、電熱ヒータ用リレー41がオンのと
きに電熱ヒータスイッチ38の近傍にある電熱ヒータラ
ンプ44が点滅し、温度センサ42の検出信号によって
電熱ヒータ用リレー41がオフされたときに電熱ヒータ
ランプ44が点灯するようになっている。前記回転セン
サ39は、図8に示すように、エンジン7の回転動力を
伝動するベルト巻掛け伝動機構の従動プーリ45が固定
されていてエンジン7の回転動力をミッションケース5
に入力する入力軸46の近傍に設けられており、この入
力軸46の回転を検出して該入力軸46の1回転毎にパ
ルスを発生するものであり、この回転センサ39から発
生するパルスがコントロールVPユニット40に入力さ
れてカウントされ、予め設定されたパルス数カウントさ
れると出力信号を出すように構成されている。この出力
信号はミッションケース5のPTO系動力出力部から移
植装置3への動力伝達を断接する電磁クラッチをオフか
らオンに切換えるものであり、この電磁クラッチは、植
付体13が畝Rに突入した後その軌跡の上部にきた時に
オンからオフに切換わるようになっている。
【0022】したがって、コントロールVPユニット4
0でカウントされる回転センサ39からのパルス数によ
って株間が決定し、このカウントされるパルス数は設定
変更自在とされ、該パルス数を変更することで株間調節
が行われる。この回転センサ39の入力軸45の検出、
すなわちエンジン7駆動の検出を電熱ヒータ16の作動
の要件としたのは、メインスイッチ37と電熱ヒータス
イッチ38とをオンした時に、ニクロム線35に通電す
るように構成されていると、ガス欠等によってエンジン
7が停止している状態でも、メインスイッチ37か電熱
ヒータスイッチ38のどちらか一方のスイッチをオフし
ないと、電源をバッテリ47からとっており、オルタネ
ータによる充電がされないので、スイッチを切り忘れた
場合に、バッテリ47があがることがあるからである。
【0023】したがって、回転センサ39は、前記入力
軸46の他、エンジン7の駆動時に常時回転する軸の回
転を検出するように設けられる。前記のような構造の電
熱ヒータ16であれば、コストが高くつく、電熱ヒ
ータ用リレー41によるオン・オフ制御でおおまかな温
度制御しかできない、絶縁にセラミックスを使用して
いるので、電熱ヒータ16が畝Rの上面に接当したとき
の衝撃に対する耐久性がわるい、作業可能になるまで
時間(4〜5分)かかる等の問題がある。
【0024】そこで、図13に示すような装置が考えら
れている。この装置は、ステンレス製の中空状ヒータ本
体48内の底部に、ガラス繊維等で被覆された導線から
形成されてインバータ49に接続されたコイル50と温
度センサ51とが設けられてなるヒータ52と、マイコ
ンコントローラ53と、外部リレー54と、ダイナモ5
5等から主構成されており、低コストで提供できるよう
に構成されている。
【0025】インバータ49には、マイコンコントロー
ラ53からの指示により外部リレー54を介してダイナ
モ55から発生する交流電流が流される。そして、この
インバータ49で高周波交流電流(数10KHZ)をコ
イル50に流すと、交流によって発生する磁界の変化に
よってヒータ本体48に渦電流56が流れ、ヒータ本体
48が発熱する。このヒータ本体48はステンレスでで
きていることから、表皮抵抗が大きく、高い発熱量が速
やかに得られ、作業温度への到達が速く、待ち時間を減
らせる。
【0026】また、温度センサ51及びインバータ49
はマイコンコントローラ53に接続されており、また、
交流電流の周波数を変えてコイル電流の強さを変えるこ
とによって、下記に示す(1)式により、ヒータ本体4
8の発熱量が変わることより、温度センサ51からの温
度検出信号の変化に応じて、マイコンコントローラ53
によってインバータ49を制御し、ヒータ52の表面温
度を略一定に制御でき、効率のよい安定した作業が行え
る。
【0027】P=KRS(NI)2 ………………(1) P:ステンレス製ヒータ吸収電力 K:定数 RS:ヒータ本体の表皮抵抗 N:コイル巻数 I:コイル電流 また、導線をガラス繊維等で被覆しているだけなので、
ニクロム線35をセラミックス材36を固めて被覆する
のに比べ耐久性も格段に向上する。
【0028】図5及び図6に示すように、前記走行体2
の架台6の前部には、バッテリ47を搭載する支持枠5
8が取付固定され、この支持枠58の下部には左右方向
の軸心を有する支持筒59が固定され、この支持筒59
には左右一対の前輪支軸60の左右方向内端側が左右軸
廻りに回動自在に挿通されおり、左右各前輪支軸60の
左右方向外端側には取付筒61が外嵌されている。
【0029】左右各取付筒61には前輪支持アーム62
の上端側が連結固定され、各前輪支持アーム62の下端
側に前輪10が車軸を介して左右軸廻りに回転自在に取
付けられている。前記左右前輪支軸60の外端側と取付
筒61とは、断面六角形状に形成されていて一体回動す
るように構成されており、左右の前輪10が前輪支軸6
0廻りに上下揺動自在とされている。
【0030】なお、左右前輪支軸60の外端側と取付筒
61とは、両者を貫通するピンによって固定され、左右
前輪支軸60の外端側に形成されるピンの挿通孔は軸心
方向に複数形成されていて、前輪10の左右位置が位置
調節可能(すなわち前輪10の輪距調節が可能)とされ
ている。図8に示すように、エンジン7の回転動力は、
前述したようにミッションケース5の入力軸46に入力
され、また、ミッションケース5には、この入力軸46
と平行に、回転軸63、中間軸64及び左右一対の出力
軸65がそれぞれ回転自在に支持され、左右の出力軸6
5はミッションケース5から左右方向外方に突出状とさ
れている。
【0031】回転軸63上には、右から順に、回転自在
に外嵌された遊転ギヤ66と、軸方向摺動自在にスプラ
イン嵌合された主クラッチ67と、2速ギヤ68と、1
速ギヤ69と、バックギヤ70とが設けられ、主クラッ
チ67には3速ギヤ71が一体形成されており、2速ギ
ヤ68,1速ギヤ69,バックギヤ70は軸方向移動不
能にスプライン嵌合されている。また、遊転ギヤ66は
入力軸46にスプライン嵌合された伝動ギヤ72と噛合
し、主クラッチ67は遊転ギヤ67と解除可能に咬合し
て遊転ギヤ66から回転軸63への動力伝達を断接する
かみ合いクラッチを構成する。
【0032】中間軸64上には、1速,2速,3速ギヤ
69,68,71に噛合うギヤを備えたシフトギヤ73
が軸方向摺動自在にスプライン嵌合されており、回転軸
63の回転動力を回転速度を変えて中間軸に動力伝達す
ると共に、シフトギヤ73は逆転ギヤ機構を介してバッ
クギヤ70に係合して回転軸63の回転動力を逆転させ
て中間軸に動力伝達する。
【0033】また、中間軸64には、大ギヤ74に噛合
うギヤ75がスプライン嵌合され、大ギヤ74の回転動
力は、左右一対の操向クラッチ76を介して左右の出力
軸65に断接可能に動力伝達される。左右の出力軸65
は、図6に示すように、ミッションケース5の左右両側
に出力軸廻りに回動自在に支持された伝動ケース77内
のチェーン巻掛け伝動機構78を介して伝動ケース77
下部に備えた後輪に連動連結されていて、エンジン7に
よって後輪11が回転駆動されるようになっている。
【0034】主クラッチ67は、図9にも示すように、
該主クラッチ67と2速ギヤ68との間に介在されたコ
イルバネ80の付勢力によって遊転ギヤ67に咬合して
いる。また、主クラッチ67の外周面にはレリーズフォ
ーク81が係合する周溝82が形成され、レリーズフォ
ーク81はミッションケース5に支軸83を介して揺動
自在に支持されると共に、支軸83にはクラッチレバー
84の基部が固定され、クラッチレバー84の先端部に
は引張りコイルバネ85を介してボーデンワイヤのイン
ナワイヤ86の一端側が連結され、インナワイヤ86の
他端側は操縦ハンドル4の把持部側に設けられたクラッ
チ操作レバー87に連結されている。
【0035】したがって、クラッチ操作レバー87を図
9の矢示方向に引くと、クラッチレバー84が引き上げ
られてレリーズフォーク81が支軸83廻りに揺動し、
主クラッチ67が図9の矢示方向に摺動して遊転ギヤ6
6との咬合が解除されると同時に、主クラッチ67が2
速ギヤ68に押し付けられるようになっている。そし
て、図10に示すように、クラッチ操作レバー87を案
内するガイド溝88のクラッチ切り側には係止溝89が
形成されており、仮想線aで示すクラッチ切りの位置か
らさらにコイルバネ85の付勢力に抗してクラッチ操作
レバー87を引いて仮想線bで示すように係止溝89に
係止させることによって、主クラッチ67が2速ギヤ6
8に押し付けられた状態に保持される。
【0036】この主クラッチ67と2速ギヤ68との間
の摩擦力及びレリーズフォーク81と主クラッチ67と
の間の摩擦力によって、後輪11のブレーキ力が発生
し、これを駐車ブレーキとして機能させている。駐車ブ
レーキをこのように構成することによって、構造が簡素
化されると共に、操作量が少なくてすむという効果を奏
する。
【0037】前記左右の伝動ケース77はそれぞれ独立
して左右方向2位置に位置変更自在とされており、伝動
ケース77を左右移動させることによって後輪11の輪
距調節が可能とされており、全面マルチ畝と露地高畝と
の畝幅の違い(広狭)に対応できるようになっている。
また、図例では、右側の前後輪10,11が、伝動ケー
ス77を広幅位置にしたときの位置とされ、左側の前後
輪10,11が、伝動ケース77を狭幅位置にしたとき
の位置とされているが、通常の使用時は、左右とも広幅
位置かあるいは狭幅位置とされる。
【0038】図5,図6および図7に示すように、架台
6の前後中間部には、左右方向に配置されたモンロー軸
90が軸受体91を介して左右軸廻りに回動自在で且つ
前後移動自在に支持され、このモンロー軸90の左右方
向中間部前方には、油圧シリンダからなる昇降シリンダ
92が配置されて架台6に固定されている。この昇降シ
リンダ92のピストンロッド92Aはモンロー軸90
に、該軸90に相対回動自在に外嵌される筒体等を介し
て連結され、このピストンロッド92Aの出退によって
モンロー軸90が前後に移動可能とされている。
【0039】なお、モンロー軸90は架台6に対して固
定手段によって固定できるようになっている。モンロー
軸90の左右両側にはブラケット93L,93Rが固定
され、左右各前輪支軸60には前側連結ブラケット94
L,94Rが固定され、左右各伝動ケース77には後側
連結ブラケット95L,95Rが固定され、右側のブラ
ケット38Rは下方側に突出状とされ、左側のブラケッ
ト93Lおよび前後の連結ブラケット94L,94R,
95L,95Rは上方側に突出状とされている。
【0040】ブラケット93L,93Rと、後側連結ブ
ラケット95L,95Rとは連結リンク96によって連
結され、前側連結ブラケット94L,94Rと後側連結
ブラケット95L,95Rとは連結ロッド97によって
連結されている。なお、伝動ケース77の左右位置調節
に対応できるように、ブラケット93L,93R及び前
側連結ブラケット94L,94Rの連結部は左右一対設
けられている。
【0041】そして、前記昇降シリンダ92のピストン
ロッド92Aを出退させることによって、左右の連結リ
ンク96が前後に押引きされて後側連結ブラケット95
L,95Rを介して伝動ケース77が走行機体8に対し
て相対的に上下揺動すると共に、連結ロッド97が前後
に押引きされて前連結ブラケット94L,94R、前輪
支軸60および取付筒61を介して前輪支持アーム62
が走行機体8に対して相対的に上下揺動し、これによっ
て、左右の前後輪10,11が四輪同時に走行機体8に
対して相対的に昇降し且つ前後輪10,11が接地して
いることから必然的に走行機体8が畝Rに対して昇降
し、畝R上面の高さの変化に追従させて移植装置3を昇
降させることができるようになっている。
【0042】また、架台6には油圧シリンダからなるモ
ンローシリンダ98がモンロー軸90と同行移動するよ
うに取り付けられ、このモンローシリンダ98のピスト
ンロッド97Aはモンロー軸90に固定のブラケット9
9に枢着されている。したがって、モンローシリンダ9
8のピストンロッド98Aを出退させることによって、
モンロー軸90が左右軸廻りに回動し、左右一方の連結
リンク96が前方に引動される共に左右一方の連結ロッ
ド97が前方に押動され、左右他方の連結リンク96が
後方に押動される共に左右他方の連結ロッド97が後方
に引動され、これによって、傾斜地においても走行機体
8および移植装置3を水平状態に維持させることができ
るようになっている。
【0043】図1,図2及び図5に示すように、ミッシ
ョンケース5の後部側下方で且つ植付体13の前方に
は、畝Rの上面を転動する接地ローラ(接地部材)10
0が配置されており、この接地ローラ100は畝R上面
を鎮圧する鎮圧輪を兼ねている。この接地ローラ100
の左右両側には揺動アーム101が前方に向かうに従っ
て上方に移行するように前傾状に配置されている。この
揺動アーム101は、前部が該アーム101を貫通して
ミッションケース5に螺合される支軸102によって左
右軸廻りに揺動自在に支持されると共に、その後部に枢
軸103を介して接地ローラ100が左右軸廻りに回転
自在に取付けられており、接地ローラ100が畝上面の
高さ変化に追従することにより、揺動アーム101が支
軸102廻りに揺動して畝Rの高さ変化を検出する。
【0044】左右の揺動アーム101はその前部にボル
トによって固定された連結板104によって相互に連結
され、この連結板104の左端部には、取付板105が
固着され、この取付板105の前部には上下方向に配置
された連動アーム106の下端側が取付固定されてい
る。連動アーム106の上部には該アーム106の円弧
状の長孔107が形成され、この長孔107にはピン1
08が摺動自在に嵌合され、このピン108は側面視く
字形の昇降バルブアーム109の一端部に枢結されてい
る。この昇降バルブアーム109の中途部はミッション
ケース5の上部に固定された昇降用制御弁110のボデ
ィに支軸111を介して左右方向軸心廻りに回動自在に
支持され、昇降バルブアーム109の他端側には係合溝
112が形成されている。また、昇降バルブアーム10
9の係合溝112には、ベルクランクで構成された操作
レバー113の一端側に設けたピン114が係合してお
り、操作レバー113の中途部は昇降用制御弁110の
回転スプール115に取り付けられている。
【0045】したがって、接地ローラ100が下がる
と、揺動アーム101および連動アーム106が支軸1
02廻りに図2の時計方向に揺動して昇降バルブアーム
109が支軸111廻りに図2の反時計方向に回動し、
これによって操作レバー113の一端部が引上げられて
昇降用制御弁110の回転スプール115が走行機体8
を下降させる方向に操作されて、昇降シリンダ92のピ
ストンロッド92Aが退避方向に作動し、回転スプール
115が中立位置に戻るまで走行機体8が下降する。
【0046】また、接地ローラ100が上がると、揺動
アーム101および連動アーム106が支軸102廻り
に図2の反時計方向に回動して昇降バルブアーム109
が支軸111廻りに図2の時計方向に回動し、これによ
って操作レバー113の一端部が引下げられて昇降用制
御弁110の回転スプール115が走行機体8を上昇さ
せる方向に操作されて、昇降シリンダ92のピストンロ
ッド92Aが突出方向に作動し、回転スプール115が
中立位置に戻るまで走行機体8が上昇する。
【0047】前記長孔107の円弧形状は、揺動アーム
101の支軸102廻りの揺動動作に対して、昇降バル
ブアーム109の支軸111廻りの揺動動作が比例する
ような半径の円弧に形成され、畝高さの変化を昇降用制
御弁110に正確に伝達する。この長孔107の半径
は、キャドによるシミュレーションによって模擬的に、
あるいは計算等によって求められる。
【0048】操作レバー113の他端側には引張りバネ
からなる感度スプリング116の一端側が掛止され、感
度スプリング116の他端側は固定フレーム12A側に
取付固定された掛止部材117に掛止されていて、感度
スプリング116の掛止部材117への掛止位置を掛け
変えることによって、接地ローラ100の畝R上面に対
する押付け力を変更でき、これによって、接地ローラ1
00の畝R上面に対する追随感度を調節できるようにな
っている。
【0049】可動フレーム12Bと昇降バルブアーム1
09とは連動機構118によって連動連結されている。
この連動機構118は、固定フレーム12Aに左右軸廻
りに回動自在に枢着されたベルクランク119と、この
ベルクランク119の一端側と可動フレーム12Bとを
連動連結するリンク120と、ベルクランク119の他
端側と昇降バルブアーム109に固定の連結板121と
を連動連結する連動ロッド122とから主構成され、連
動ロッド122の中途部はターンバックル構造とされて
いる。
【0050】連動ロッド122と連結板121とは、該
連結板121に枢着されたピン123が、連動ロッド1
22に固定の被連結板124に形成された前後方向の長
溝125に前後方向摺動自在に嵌合されることで連動連
結されている。これによって、植付作業時において接地
ローラ100が上下動しても、ピン123が長溝125
内を相対的に摺動し、該接地ローラ100の上下動が許
容されると共に、植付深さ調節時において可動フレーム
12Bが上下揺動しても、制御弁110には影響を与え
ないようになっている。また、畝Rの出口(植え付けて
いる方向の端部)付近での植付作業時にあっては、接地
ローラ100が畝Rから外れたときには、ピン123が
長溝125の前端部に係止されて接地ローラ100が吊
持され、覆土輪15が走行機体8の昇降を制御すべく畝
R上面の高さを検出する検出ローラとしての役目を果た
す。
【0051】前記左右の揺動アーム101は板材からな
り前後の構成体101A,101Bから2部材に分割さ
れており、前側構成体101Aがミッションケース5に
枢支され、後側構成体101Bに接地ローラ100が取
り付けられ、前側構成体101Aの後部に後側構成体1
01Bの前部が支軸126を介して左右軸廻りに回動自
在に枢支連結されている。
【0052】左側の揺動アーム101の、前側構成体1
01Aの後部には、調節レバー127が後方突出状に固
定され、後側構成体101Bには、調節レバー127に
係合する係合板128が上方突出状に固定されている。
この係合板127は左右の側壁部とこの左右側壁部の後
端を連結する後壁部とからコ字形に形成され、この後壁
部には、図3に示すように係合溝129が形成され、こ
の係合溝129は、調節レバー127が係脱自在に係合
し且つ前記植付深さ調節レバー29が係合する係合部3
1aに対応して上下方向に等間隔をおいて7つ形成され
た係合部129aと、調節レバー127が係合部129
aから外れた状態で、該調節レバー127が係合板12
8に沿って相対的に上下方向に移動可能な移動許容部1
29bとから構成されている。
【0053】前記揺動アーム101の構造は、植付深さ
調節レバー29による植付深さの調節をした場合に、ピ
ン123と長溝125との位置関係を常に一定に保つた
めの構造である。すなわち、図3及び図4に示すよう
に、植付深さ調節レバー29の係合部31aに対する係
合位置と、調節レバー127の係合部129aに対する
係合位置とは同じ位置とされ、植付深さ調節レバー29
を1つ上の係合部31aに係合させると、図2に実線矢
示で示すように、可動フレーム12Bが若干上方に揺動
するので、リンク120、ベルクランク119を介して
連動ロッド122が後方に引かれることとなって、ピン
123と長溝125との位置関係が変化するので、この
ときに、調節レバー127を植付深さ調節レバー29と
同じように1つ上の係合部129aに係合させると、図
2に点線矢示で示すように、揺動アーム101の前側構
成体101Aが支軸102廻りに上方に揺動して連動ア
ーム106が支軸102廻りに前方に揺動すると共に、
昇降バルブアーム109が支軸111廻りに時計方向に
回動し、ピン123と長溝125との位置関係が元の位
置関係にもどるようになっている。このとき、後側構成
体101Bは前側構成体101Aに対して支軸126廻
りに相対的に下方に揺動して畝R上面に接地している。
【0054】また、調節レバー127の係合部129a
に対する係合位置を動かせば、制御弁110の回転スプ
ール115が若干回動させられることとなるが、調節レ
バー127の係合部129aに対する係合位置の調節範
囲は、回転スプール115の中立範囲内とされ、調節レ
バー127の係合部129aに対する係合位置を調節す
ることによっては制御弁110は作動しないように構成
されている。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、揺動アームを、走行機
体に枢支されると共に昇降バルブアームに連動連結され
た前側構成体と、この前側構成体に上下揺動可能に枢支
されると共に接地部材が取り付けられた後側構成体とに
分割し、前側構成体に調節レバーを固定し、後側構成体
に、前記調節レバーに選択的に係合して前側構成体に対
する上下揺動を規制する係合部を上下方向に複数備えた
係止板を設け、この係止部のピッチを覆土輪の可動フレ
ームに対する相対高さ調整ピッチに対応させたことによ
って、覆土輪を可動フレームに対して相対的に高さ調節
した場合に、それに対応させて調節レバーの係合部との
係合位置を変更することによって、昇降バルブアーム
と、該昇降バルブアームと可動フレームとを連動連結す
る機構との調節が簡単に且つ正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の側面図である。
【図2】要部の側面図である。
【図3】調節レバーを係合する係止板の背面図である。
【図4】植付深さ調節レバーを係合する係止板の背面図
である。
【図5】移植機の全体側面図である。
【図6】移植機の走行体の平面図である。
【図7】走行体の昇降機構の側面図である。
【図8】ミッションケースの背面断面図である。
【図9】クラッチ機構及び駐車ブレーキ機構を示す構成
図である。
【図10】クラッチ操作レバーのガイド溝を示す平面図
である。
【図11】電熱ヒータの断面図である。
【図12】電熱ヒータの制御回路を示す構成図である。
【図13】他の穿孔手段を示す構成図である。
【符号の説明】
8 走行機体 10 前輪 11 後輪 12B 可動フレーム 13 植付体 15 覆土輪 92 昇降シリンダ 100 接地ローラ 101 揺動アーム 101A 前側構成体 101B 後側構成体 109 昇降バルブアーム 110 昇降用制御弁 127 調節レバー 128 係合板 129a 係合部 R 畝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀喜 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体をその左右両側に配置した車輪
    によって昇降可能に支持し、この走行機体に上下揺動自
    在に枢支された揺動アームに、畝上面に接地して追従す
    る接地部材を取り付け、揺動アームの揺動によって畝の
    高さ変化を検出し、該畝の高さ変化に対応して走行機体
    を昇降すべく、走行機体昇降用油圧シリンダの制御弁を
    作動させる昇降バルブアームと揺動アームとを連動連結
    し、前記走行機体に、上下揺動するように前部が枢着さ
    れると共に後部が畝上面を転動する覆土輪によって支持
    された可動フレームを設け、この可動フレームに植付体
    を支持し、植付体の植付深さを変更可能とすべく、覆土
    輪の可動フレームに対する相対高さを段階的に変更調節
    可能とし、可動フレームと昇降バルブアームとを連動連
    結した移植機において、 前記揺動アームを、走行機体に枢支されると共に昇降バ
    ルブアームに連動連結された前側構成体と、この前側構
    成体に上下揺動可能に枢支されると共に接地部材が取り
    付けられた後側構成体とに分割し、前側構成体に調節レ
    バーを固定し、後側構成体に、前記調節レバーに選択的
    に係合して前側構成体に対する上下揺動を規制する係合
    部を上下方向に複数備えた係止板を設け、この係止部の
    ピッチを覆土輪の可動フレームに対する相対高さ調整ピ
    ッチに対応させたことを特徴とする移植機の畝高さ検知
    装置。
JP19124496A 1996-07-19 1996-07-19 移植機の畝高さ検知装置 Expired - Fee Related JP3280857B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19124496A JP3280857B2 (ja) 1996-07-19 1996-07-19 移植機の畝高さ検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19124496A JP3280857B2 (ja) 1996-07-19 1996-07-19 移植機の畝高さ検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1028420A true JPH1028420A (ja) 1998-02-03
JP3280857B2 JP3280857B2 (ja) 2002-05-13

Family

ID=16271305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19124496A Expired - Fee Related JP3280857B2 (ja) 1996-07-19 1996-07-19 移植機の畝高さ検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3280857B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0898867A1 (en) * 1997-08-26 1999-03-03 Nihon Tensaiseito Kabushiki Kaisha Machine for transplanting seedlings
JP2010110224A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Kubota Corp 移植機の穿孔装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0898867A1 (en) * 1997-08-26 1999-03-03 Nihon Tensaiseito Kabushiki Kaisha Machine for transplanting seedlings
JP2010110224A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Kubota Corp 移植機の穿孔装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3280857B2 (ja) 2002-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4916495B2 (ja) 移植機
JP3280857B2 (ja) 移植機の畝高さ検知装置
JP4726643B2 (ja) 移植機
JP5061076B2 (ja) 移植機
JPH11227593A (ja) 農作業機
JPH10178821A (ja) 移植機
JP2004033183A (ja) 苗移植機の畔クラッチ操作装置
JP3356387B2 (ja) 移植機
JP3936807B2 (ja) 野菜移植機のローリング制御装置
JPH10243712A (ja) 移植機の畝高さ検知装置
JP3204882B2 (ja) 移植機の機体高さ調整装置
JP2006304649A (ja) 施肥装置付き田植機
JP3280842B2 (ja) 移植機の機体高さ調整装置
JP3280854B2 (ja) 移植機の機体高さ調整装置
JP2000060228A (ja) 移植機
JP3294485B2 (ja) 移植機
JPH104727A (ja) 移植機の畝高さ検知装置
JPH07184420A (ja) 自走移植機の作孔装置
JPH1175439A (ja) 野菜移植機
JP3297338B2 (ja) 移植機における植付体の停止装置
JPH0524253Y2 (ja)
JPH0524252Y2 (ja)
JP4157423B2 (ja) 野菜移植機
JPH104728A (ja) 移植機の畝高さ検知装置
JPH0524254Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees