JPH10283774A - 時計内蔵型半導体集積回路装置 - Google Patents

時計内蔵型半導体集積回路装置

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JPH10283774A
JPH10283774A JP9088483A JP8848397A JPH10283774A JP H10283774 A JPH10283774 A JP H10283774A JP 9088483 A JP9088483 A JP 9088483A JP 8848397 A JP8848397 A JP 8848397A JP H10283774 A JPH10283774 A JP H10283774A
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circuit
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oscillation
clock signal
frequency
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JP9088483A
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Hideshi Maeno
秀史 前野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機時にDRAMのデータを保持するには第
2の発振回路を発振させておく必要があり、待機時の低
消費電力化が求められる課題があった。 【解決手段】 待機時と通常動作時に応じて選択回路お
よび第2の発振回路を制御し、前記待機時には常時動作
している第1の発振回路の出力側の信号を選択するとと
もに、前記第2の発振回路における前記システム用クロ
ック信号の発振を制御することにより当該システム用ク
ロック信号の発振を停止させ、前記第1の発振回路の出
力側の信号をDRAM制御手段へシステム用クロック信
号として供給するシステム用クロック出力制御手段を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DRAMと時計
回路を内蔵した時計内蔵型半導体集積回路装置に関し、
特に消費電力を低減できる時計内蔵型半導体集積回路装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の時計内蔵型半導体集積回路
装置の構成を示すブロック図である。図において、1は
時計用の第1の発振回路、2は第1の発振回路1に接続
された水晶振動子、3は分周回路、4は時、分、秒の時
刻情報を生成するカウンタ回路、5は年、月、日の年月
日情報を生成するカウンタ回路、6はシステム用クロッ
ク信号を出力する第2の発振回路、7は第2の発振回路
に接続された水晶振動子、8はランダムロジック、マイ
クロプロセッサなどの論理回路、9はカウンタ回路、1
0はアドレス選択回路、11はダイナミックRAM(以
下、DRAMという)、14は待機時と通常動作時に応
じて前記DRAM11のリフレッシュを含む制御を行う
DRAM制御手段である。100は水晶振動子2,7を
除き前記各ブロックをLSI化した集積回路を示す。な
お、水晶振動子2,7の代りに他の種類の振動子を用い
ることも可能である。また、発振周波数の精度が必要な
い場合は、水晶振動子2,7は使用されない場合があ
る。
【0003】次に動作について説明する。第1の発振回
路1は一定の周波数で発振を行う。水晶振動子2が存在
する場合は、高精度の発振が可能である。例えば、32
768Hzの水晶振動子2を用いて、第1の発振回路1
は32768Hzの時計用クロック信号の発振を行う。
第1の発振回路1で発生し時計用クロック信号は分周回
路3に入力され、1Hzのクロック信号に変換される。
この1Hzのクロック信号はカウンタ回路4に入力され
て計数され、時、分、秒の時刻情報が生成される。カウ
ンタ回路4からは、また1日を周期とするクロック信号
が出力される。このクロック信号はカウンタ回路5に入
力されて計数され、年、月、日についての年月日情報が
生成される。
【0004】第2の発振回路6はシステム動作用のクロ
ック信号を生成し、一般的には第1の発振回路1に比べ
て高い周波数の発振を行うように設計される。例えば、
10MHzの水晶振動子7を用いて、第2の発振回路6
は10MHzのクロック信号の発振を行う。第2の発振
回路6で発生したクロック信号は論理回路8に供給され
る。
【0005】カウンタ回路9は論理回路8により動作が
制御される。カウンタ回路9はDRAM11のリフレッ
シュ動作を行うために設けられており、リフレッシュ・
アドレスを発生する。DRAM11が通常動作を行う場
合、アドレスは論理回路8から供給される。アドレス選
択回路10は、リフレッシュ動作時と通常動作時のアド
レス切替を行うために設けられている。なお、アドレス
選択回路10は論理回路8から制御される。DRAM1
1のデータ信号DATAは論理回路8との間で授受され
る。DRAM11の制御信号CONTROLは論理回路
8から供給される。論理回路8は、DRAM11のリフ
レッシュ動作を制御するためのリフレッシュ制御回路を
有しており、カウンタ回路4,5とも接続され、時刻情
報や年月日情報の授受を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の時計内蔵型半導
体集積回路装置は以上のように構成されていたので、待
機時にDRAM11のデータを保持するには第2の発振
回路6を発振させておく必要があり、消費電力が大きく
なり、特に待機時の電池寿命の長時間化が要求される携
帯電話や腕時計などに使用される場合においては低消費
電力化が求められる課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、信頼性の低下を招くことなく待機
時の消費電力を軽減できる時計内蔵型半導体集積回路装
置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る時計内蔵型半導体集積回路装置は、常時動作している
第1の発振回路の出力側の信号または前記第2の発振回
路の出力のうちのいずれか一方を選択する選択回路と、
待機時と通常動作時に応じて前記選択回路および前記第
2の発振回路を制御し、待機時には前記選択回路により
前記第1の発振回路の出力側の信号を選択するととも
に、前記第2の発振回路における前記システム用クロッ
ク信号の発振を制御することにより当該システム用クロ
ック信号の発振を停止させ、前記選択した前記第1の発
振回路の出力側の信号をDRAM制御手段へシステム用
クロック信号として供給するシステム用クロック出力制
御手段と、前記システム用クロック信号をもとに動作す
る前記DRAM制御手段により制御され、前記待機時に
DRAMへ供給するリフレッシュ用のアドレス信号と前
記通常動作時に前記DRAMへ供給するアドレス信号と
を切り替えるアドレス選択回路とを備えるようにしたも
のである。
【0009】請求項2記載の発明に係る時計内蔵型半導
体集積回路装置は、第1の発振回路が出力した計時用ク
ロック信号を分周する分周回路と、該分周回路の分周出
力または第2の発振回路の出力のうちのいずれか一方を
選択する選択回路と、該選択回路を制御して前記分周出
力が選択されると、前記第2の発振回路における前記シ
ステム用クロック信号の発振の制御を行って当該システ
ム用クロック信号の発振を停止させ、前記選択した前記
分周出力をDRAM制御手段へシステム用クロック信号
として供給するシステム用クロック出力制御手段とを備
えるようにしたものである。
【0010】請求項3記載の発明に係る時計内蔵型半導
体集積回路装置は、第1の発振回路が出力した計時用ク
ロック信号を分周する分周回路と、前記第1の発振回路
が出力した計時用クロック信号の周波数を増加させ、周
波数の増加した前記計時用クロック信号を選択回路へ出
力する逓倍回路と、該逓倍回路の出力である周波数の増
加した前記計時用クロック信号または第2の発振回路の
出力のうちのいずれか一方を選択する選択回路と、該選
択回路を制御して前記逓倍回路の出力が選択されると、
前記第2の発振回路における前記システム用クロック信
号の発振の制御を行って当該システム用クロック信号の
発振を停止させ、前記選択した前記逓倍回路の出力を前
記DRAM制御手段へシステム用クロック信号として供
給するシステム用クロック出力制御手段とを備えるよう
にしたものである。
【0011】請求項4記載の発明に係る時計内蔵型半導
体集積回路装置は、第1の発振回路が出力した計時用ク
ロック信号の周波数を増加させる逓倍回路と、該逓倍回
路から出力された周波数の増加した前記計時用クロック
信号を分周する分周回路と、該分周回路における分周比
の異なる複数の分周出力のうちのいずれかを選択し選択
回路へ出力する分周出力選択回路と、温度を検出し温度
情報をディジタルデータとしてDRAM制御手段へ出力
する温度検出手段と、該温度検出手段が検出した温度を
もとに前記分周出力選択回路を制御し、前記検出した温
度が高いほど周期の短い前記分周出力を選択する分周出
力選択制御手段と、前記選択回路を制御して前記分周出
力選択回路で選択された前記分周出力を選択すると、前
記第2の発振回路における前記システム用クロック信号
の発振の制御を行って当該システム用クロック信号の発
振を停止させ、前記分周出力選択制御手段により選択さ
れた前記分周出力を前記DRAM制御手段へシステム用
クロック信号として供給するシステム用クロック出力制
御手段とを備えるようにしたものである。
【0012】請求項5記載の発明に係る時計内蔵型半導
体集積回路装置は、時計内蔵型半導体集積回路装置内部
の温度を検出し温度情報をディジタルデータとしてDR
AM制御手段へ出力する温度検出手段を備えるようにし
たものである。
【0013】請求項6記載の発明に係る時計内蔵型半導
体集積回路装置は、時計内蔵型半導体集積回路装置外部
の温度を検出し温度情報をディジタルデータとしてDR
AM制御手段へ出力する温度検出手段を備えるようにし
たものである。
【0014】請求項7記載の発明に係る時計内蔵型半導
体集積回路装置は、第1の発振回路が出力した計時用ク
ロック信号を分周し、待機時にDRAMへ供給するリフ
レッシュ用のアドレス信号を生成する分周回路と、前記
第1の発振回路の出力または第2の発振回路の出力のう
ちのいずれか一方を選択する選択回路と、該選択回路を
制御して前記第1の発振回路の出力を選択すると、前記
第2の発振回路における前記システム用クロック信号の
発振の制御を行って当該システム用クロック信号の発振
を停止させ、前記選択した前記第1の発振回路の出力を
DRAM制御手段へシステム用クロック信号として供給
するシステム用クロック出力制御手段と、前記システム
用クロック信号をもとに動作する前記DRAM制御手段
により制御され、待機時には前記分周回路により生成さ
れた前記リフレッシュ用のアドレス信号を選択してDR
AMへ供給するアドレス選択回路とを備えるようにした
ものである。
【0015】請求項8記載の発明に係る時計内蔵型半導
体集積回路装置は、第1の発振回路が出力した計時用ク
ロック信号を分周し、待機時にDRAMへ供給するリフ
レッシュ用のアドレス信号の一部を構成する第1の部分
アドレス信号を生成する分周回路と、前記第1の発振回
路が出力した計時用クロック信号の周波数を増加させ、
周波数の増加した前記計時用クロック信号を選択回路へ
出力する逓倍回路と、前記分周回路で生成される前記第
1の部分アドレス信号と合成されて前記リフレッシュ用
のアドレス信号を構成する第2の部分アドレス信号を、
DRAM制御手段から出力される信号をもとに生成する
部分アドレス信号生成回路と、前記逓倍回路の出力であ
る周波数の増加した前記計時用クロック信号または第2
の発振回路の出力のうちのいずれか一方を選択する選択
回路と、該選択回路を制御して前記逓倍回路の出力を選
択すると、前記第2の発振回路における前記システム用
クロック信号の発振の制御を行って当該システム用クロ
ック信号の発振を停止させ、前記選択した前記逓倍回路
の出力を前記DRAM制御手段へシステム用クロック信
号として供給するシステム用クロック出力制御手段と、
前記システム用クロック信号をもとに動作する前記DR
AM制御手段により制御され、待機時には前記分周回路
により生成された前記第1の部分アドレス信号と前記部
分アドレス信号生成回路で生成された第2の部分アドレ
ス信号とから構成されるリフレッシュ用のアドレス信号
を選択してDRAMへ供給するアドレス選択回路とを備
えるようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1の時計内
蔵型半導体集積回路装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、1は常時動作している時計用の第1
の発振回路、2は第1の発振回路1に接続された水晶振
動子、3は分周回路、4は時、分、秒の時刻情報を生成
するカウンタ回路(時計回路)、5は年、月、日の年月
日情報を生成するカウンタ回路(時計回路)、6aはシ
ステム用クロック信号を出力する第2の発振回路であ
り、システム用クロック出力制御手段13により制御さ
れて発振を停止する機能を有している。7は第2の発振
回路6aに接続された水晶振動子、8はランダムロジッ
クやマイクロプロセッサなどの論理回路である。9はカ
ウンタ回路(部分アドレス信号生成回路)、10はアド
レス選択回路、11はダイナミックRAM、100は水
晶振動子2,7を除き前記各ブロックをLSI化した集
積回路(時計内蔵型半導体集積回路)を示す。
【0017】12は前記分周回路3の分周出力または第
2の発振回路6aの出力のうちのいずれか一方を選択す
る選択回路、13はシステム用クロック出力制御手段で
あり、前記選択回路12を制御して前記分周出力を選択
すると、前記第2の発振回路6aにおけるシステム用ク
ロック信号の発振の制御を行い、当該システム用クロッ
ク信号の発振を停止させ、前記選択した前記分周出力を
DRAM制御手段14へシステム用クロック信号として
供給する。DRAM制御手段14は、待機時と通常動作
時に応じて前記DRAMのリフレッシュを含む制御を行
う。なお、水晶振動子2,7の代りに他の種類の振動子
を用いることも可能である。また、発振周波数の精度が
必要ない場合は、水晶振動子2,7は使用されない場合
がある。
【0018】次に動作について説明する。選択回路12
の一方の入力には第2の発振回路6aが発振したシステ
ム用クロック信号が接続され、他方の入力には分周回路
3の中間出力が接続されている。例えば、第1の発振回
路1が32768Hzの発振を行っている場合、分周回
路3の中間出力としては、32768Hz、16384
Hz、8192Hz、4096Hz、2048Hz、1
024Hz、512Hz、256Hz、128Hz、6
4Hz、32Hz、16Hz、8Hz、4Hz、2Hz
などがあり、このうちの1つの出力が選択回路12に接
続される。
【0019】待機時になると、システム用クロック出力
制御手段13は待機状態を示すSTANDBY信号を出
力して選択回路12を制御し前記分周出力を選択する。
さらに、前記STANDBY信号により前記第2の発振
回路6aにおけるシステム用クロック信号の発振の制御
を行い、第2の発振回路6aにおけるシステム用クロッ
ク信号の発振を停止させ、前記選択した前記分周出力を
DRAM制御手段14へシステム用クロック信号として
供給する。
【0020】この結果、通常動作時では、第2の発振回
路6aが発生したシステム用クロック信号が論理回路8
へ供給され、待機時では第2の発振回路6aの発振が停
止され、待機時では第1の発振回路1で発生したクロッ
ク信号が論理回路8へ供給される。そして、DRAM制
御手段14は待機時にはアドレス選択回路10によりカ
ウンタ回路9で生成されるリフレッシュ用のアドレス信
号を選択し、論理回路8のDRAM制御手段14は、第
1の発振回路1のクロック信号に基づいてDRAM11
のリフレッシュ動作を行う。
【0021】以上のように、この実施の形態1では、待
機時には第2の発振回路6aの発振を停止し、第1の発
振回路1で生成されたクロック信号をもとに分周回路3
で得られた中間出力をシステム用クロック信号として利
用するため、第2の発振回路6aの発振に要する電力を
削減できる時計内蔵型半導体集積回路装置が得られる効
果がある。
【0022】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2の時計内蔵型半導体集積回路装置の構成を示すブロ
ック図である。図2において図1と同一または相当の部
分については同一の符号を付し説明を省略する。図にお
いて、21は第1の発振回路1で生成されたクロック信
号の周波数を増加させる逓倍回路、12は逓倍回路21
の出力または第1の発振回路1が発振したシステム用ク
ロック信号のうちのいずれか一方を選択する選択回路、
200は水晶振動子2,7を除く各部のブロックをLS
I化した集積回路(時計内蔵型半導体集積回路)を示
す。
【0023】次に動作について説明する。逓倍回路21
は、第1の発振回路1が出力するクロック信号を整数倍
の周波数のクロック信号に変換する。第1の発振回路1
の発振周波数が低い場合、前記実施の形態1ではDRA
M11のリフレッシュ・サイクルタイムを満足できない
ことがあるが、この実施の形態2では、逓倍回路21に
より第1の発振回路1が出力するクロック信号の周波数
の整数倍(例えば4倍)の周波数のクロック信号を論理
回路8へ供給することができるので、DRAM11のリ
フレッシュ・サイクルタイムを満足できる。例えば、第
1の発振回路1が32768Hzで発振している場合
に、逓倍回路21は4倍の131072Hzのクロック
信号を出力する。そして、待機時には第2の発振回路6
aの発振を停止し、逓倍回路21が出力する前記クロッ
ク信号が論理回路8のDRAM制御手段14へ供給され
る。そして、DRAM制御手段14は待機時には、逓倍
回路21が出力する前記クロック信号に基づいてアドレ
ス選択回路10によりカウンタ回路9で生成されるリフ
レッシュ用のアドレス信号を選択し、DRAM11のリ
フレッシュ動作を行う。
【0024】以上のように、この実施の形態2では、待
機時、第2の発振回路6aの発振を停止させ、前記実施
の形態1と同様に第2の発振回路6aの発振に要する電
力を削減でき、さらにDRAM11のリフレッシュ・サ
イクルタイムを満足して待機時にDRAM11のデータ
が消滅するなどのトラブルの発生を確実に防止でき、省
電力化および信頼性の高い時計内蔵型半導体集積回路装
置が得られる効果がある。
【0025】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3の時計内蔵型半導体集積回路装置の構成を示すブロ
ック図である。図3において図1と同一または相当の部
分については同一の符号を付し説明を省略する。図にお
いて、300は水晶振動子2,7を除く各部のブロック
をLSI化した集積回路(時計内蔵型半導体集積回
路)、22は第1の発振回路1の出力するクロック信号
の周波数を整数倍(例えば4倍)の周波数に増加させる
逓倍回路、23は分周回路3の複数の分周出力を分周出
力選択制御手段15の制御のもとで選択する分周出力選
択回路、24は集積回路300の外部の温度を検出する
温度検出センサ(温度検出手段)、25は集積回路30
0の内部の温度を検出する温度検出センサ(温度検出手
段)、26は論理回路8から出力される温度選択信号に
より集積回路300の外部または内部の温度を選択する
温度データ選択回路、27は論理回路8から出力される
温度選択信号により、前記温度データ選択回路26で選
択した集積回路300の外部または内部の温度データを
ディジタルデータに変換し論理回路8へ出力するA/D
変換回路(温度検出手段)、15は温度検出センサ24
または温度検出センサ25が検出した温度をもとに前記
分周出力選択回路23を制御し、前記検出した温度が高
いほど分周回路3から出力される周期の短い分周出力を
選択する分周出力選択制御手段、28は集積回路300
外部に設けられた例えばLCDなどを用いた表示装置で
ある。選択回路12は、第1の発振回路6aから出力さ
れるシステム用クロック信号または分周出力選択回路2
3で選択された分周回路3の分周出力のいずれかをシス
テム用クロック信号として論理回路8へ出力し、システ
ム用クロック出力制御手段13は、待機時には前記選択
回路12を制御して前記分周出力選択回路23で選択さ
れ出力された前記分周出力を選択するとともに、前記第
2の発振回路6aにおける前記システム用クロック信号
の発振の制御を行い、第2の発振回路6aにおけるシス
テム用クロック信号の発振を停止させ、前記分周出力選
択制御手段15により選択された前記分周出力をDRA
M制御手段14へシステム用クロック信号として供給す
る。
【0026】次に動作について説明する。通常動作時で
は、システム用クロック出力制御手段13は選択回路1
2を制御して第2の発振回路6aが出力するシステム用
クロック信号を選択している。一方、待機時には、温度
検出センサ24または温度検出センサ25からの温度検
出出力のいずれか一方が論理回路8から出力される温度
選択信号をもとに温度データ選択回路26により選択さ
れ、さらにA/D変換器27によりディジタルデータに
変換されて論理回路8へ取り込まれる。分周出力選択制
御手段15は、温度検出センサ24または温度検出セン
サ25のディジタルデータに変換されて論理回路8へ取
り込まれた前記温度検出出力をもとに分周出力選択回路
23を制御し、前記温度検出センサにより検出した温度
が高いほど分周回路3から出力される周期の短い分周出
力を選択して、選択回路12へ出力する。待機時には、
システム用クロック出力制御手段13は選択回路12を
制御して分周出力選択回路23により選択された分周回
路3の分周出力を選択しているので、DRAM制御手段
14は選択回路12により選択された前記分周出力をシ
ステム用クロック信号として動作し、カウンタ回路9に
より生成されたリフレッシュ用のアドレス信号をアドレ
ス選択回路10により選択して待機時におけるDRAM
11のリフレッシュ動作などを行う。
【0027】このように実施の形態3の時計内蔵型半導
体集積回路装置では、第1の発振回路1と分周回路3と
の間に逓倍回路22が接続されているので、第1の発振
回路1の発振周波数が32768Hzの場合、逓倍回路
22の出力の周波数は例えば4倍の131072Hzと
なる。このような時計内蔵型半導体集積回路装置では少
なくとも集積回路300外部の温度検出センサ24は組
み込まれている場合が多く、またA/D変換器27など
も集積回路300内に組み込まれている。従って、これ
らの部品をDRAM11のリフレッシュ動作用に流用す
ることができ、新たに温度検出センサを追加する必要は
なくコストの増加を招かない。
【0028】図4の(a),(b)は図3で用いられる
分周回路3の部分構成を示す回路ブロック図である。図
4の(a)の回路は、2分の1の分周を繰り返すもので
ある。また、図4(b)の回路は図4(a)の回路に3
分の1の分周を繰り返す分周回路を追加したものであ
り、複数の基数の分周回路を備えることによってリフレ
ッシュ・サイクルタイムとしてより多くの周波数の選択
が可能になる。例えば、3分の1の分周を繰り返す分周
回路は、131072Hzの入力に対して、約4369
0Hz、14564Hz・・・の周波数のクロック信号
が出力でき、温度に応じてリフレッシュ・サイクルタイ
ムを細かく変更できる。
【0029】以上のように、この実施の形態3では、待
機時において第2の発振回路6aの発振動作を停止させ
ることで、第2の発振回路6aにおける消費電力を抑制
できるだけでなく、さらに集積回路内部または外部の温
度をもとに、前記温度が高いときにはリフレッシュ・サ
イクルタイムを短くし、さらにリフレッシュ・サイクル
タイムを変える場合のシステム用クロック信号の周波数
を木目細かく選択できる。この結果、集積回路の内部温
度状況、外部温度状況に柔軟に対応できる信頼性の高い
時計内蔵型半導体集積回路装置が得られる効果がある。
【0030】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4の時計内蔵型半導体集積回路装置を示すブロック図
である。図において図1と同一または相当の部分につい
ては同一の符号を付し説明を省略する。前記実施の形態
1の時計内蔵型半導体集積回路装置が、待機時、カウン
タ回路9で生成されたリフレッシュ用のアドレス信号を
用いリフレッシュ動作を行うものであったのに対し、こ
の実施の形態4の時計内蔵型半導体集積回路装置(時計
内蔵型半導体集積回路)400では、前記カウンタ回路
9を省き、カウンタとしての分周回路3で生成された分
周出力をリフレッシュ用のアドレス信号として用いる。
この場合の分周回路3の構成は、例えば図4(a)に示
す回路構成を用いることができる。
【0031】この実施の形態4では、待機時にリフレッ
シュ用のアドレス信号を生成するために用いられる図1
に示したカウンタ回路9を省略できるので、待機時にお
ける消費電力をさらに削減できる時計内蔵型半導体集積
回路装置が得られる効果がある。
【0032】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5の時計内蔵型半導体集積回路装置を示すブロック図
である。図において図2と同一または相当の部分につい
ては同一の符号を付し説明を省略する。この実施の形態
5の時計内蔵型半導体集積回路装置500では、待機時
にDRAM11をリフレッシュするためのアドレス信号
を、カウンタとしての分周回路3およびカウンタ回路9
により部分的にそれぞれ生成し、部分的に生成した各部
分アドレス信号を合成してリフレッシュ用のアドレス信
号として用いる。この場合の分周回路3の構成は、例え
ば図4(a)に示す回路構成を用いることができる。
【0033】この実施の形態5では、カウンタ回路9の
出力ビット数を小さくしてカウンタ回路9の回路規模
を、図2に示すカウンタ回路9の回路規模に比べて縮小
できるため、前記実施の形態2の時計内蔵型半導体集積
回路装置に比べて消費電力を削減できる時計内蔵型半導
体集積回路装置が得られる効果がある。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、常時動作している第1の発振回路の出力側の信号
または第2の発振回路の出力のうちのいずれか一方を選
択する選択回路と、待機時と通常動作時に応じて前記選
択回路および前記第2の発振回路を制御し、待機時には
前記選択回路により前記第1の発振回路の出力側の信号
を選択するとともに、前記第2の発振回路における前記
システム用クロック信号の発振を制御することにより当
該システム用クロック信号の発振を停止させ、前記選択
した前記第1の発振回路の出力側の信号を前記DRAM
制御手段へシステム用クロック信号として供給するシス
テム用クロック出力制御手段と、前記システム用クロッ
ク信号をもとに動作する前記DRAM制御手段により制
御され、前記待機時にDRAMへ供給するリフレッシュ
用のアドレス信号と前記通常動作時に前記DRAMへ供
給するアドレス信号とを切り替えるアドレス選択回路と
を備えるように構成したので、待機時には前記第2の発
振回路における発振を停止させ、前記第1の発振回路の
出力側の信号をもとに前記DRAM制御手段を動作させ
ることができ、前記第2の発振回路における発振動作に
必要な消費電力を抑制できる効果がある。
【0035】請求項2記載の発明によれば、第1の発振
回路が出力した計時用クロック信号を分周する分周回路
と、該分周回路の分周出力または第2の発振回路の出力
のうちのいずれか一方を選択する選択回路と、該選択回
路を制御して前記分周出力が選択されると、前記第2の
発振回路における前記システム用クロック信号の発振の
制御を行って当該システム用クロック信号の発振を停止
させ、前記選択した前記分周出力をDRAM制御手段へ
システム用クロック信号として供給するシステム用クロ
ック出力制御手段とを備えるように構成したので、待機
時には前記第2の発振回路における発振を停止させ、前
記分周回路の分周出力をもとに前記DRAM制御手段を
動作させることができ、前記第2の発振回路における発
振動作に必要な消費電力を抑制できる効果がある。
【0036】請求項3記載の発明によれば、第1の発振
回路が出力した計時用クロック信号の周波数を増加さ
せ、周波数の増加した前記計時用クロック信号を選択回
路へ出力する逓倍回路と、該逓倍回路の出力である周波
数の増加した前記計時用クロック信号または第2の発振
回路の出力のうちのいずれか一方を選択する選択回路
と、該選択回路を制御して前記逓倍回路の出力が選択さ
れると、前記第2の発振回路におけるシステム用クロッ
ク信号の発振の制御を行って当該システム用クロック信
号の発振を停止させ、前記選択した前記逓倍回路の出力
をDRAM制御手段へシステム用クロック信号として供
給するシステム用クロック出力制御手段とを備えるよう
に構成したので、待機時には前記第2の発振回路におけ
る発振を停止させ、前記逓倍回路の出力をもとに前記D
RAM制御手段を動作させ、DRAMのリフレッシュ・
サイクルタイムを満足することができ、前記DRAMの
データ消滅などの信頼性の低下を招くことなく前記第2
の発振回路における発振動作に必要な消費電力を抑制で
きる効果がある。
【0037】請求項4記載の発明によれば、第1の発振
回路が出力した計時用クロック信号の周波数を増加させ
る逓倍回路と、該逓倍回路から出力された周波数の増加
した前記計時用クロック信号を分周する分周回路と、該
分周回路における分周比の異なる複数の分周出力のうち
のいずれかを選択し選択回路へ出力する分周出力選択回
路と、温度を検出し温度情報をディジタルデータとして
DRAM制御手段へ出力する温度検出手段と、該温度検
出手段が検出した温度をもとに前記分周出力選択回路を
制御し、前記検出した温度が高いほど周期の短い前記分
周出力を選択する分周出力選択制御手段と、前記選択回
路を制御して前記分周出力選択回路で選択された前記分
周出力を選択すると、前記第2の発振回路におけるシス
テム用クロック信号の発振の制御を行って当該システム
用クロック信号の発振を停止させ、前記分周出力制御選
択手段により選択された前記分周出力を前記DRAM制
御手段へシステム用クロック信号として供給するシステ
ム用クロック出力制御手段とを備えるように構成したの
で、前記温度検出手段が検出した温度をもとに選択した
周期のシステム用クロック信号により前記DRAM制御
手段を動作させ、DRAMのリフレッシュ・サイクルタ
イムを満足することができ、前記DRAMのデータ消滅
などの信頼性の低下を招くことなく前記第2の発振回路
における発振動作に必要な消費電力を抑制できる効果が
ある。
【0038】請求項5記載の発明によれば、時計内蔵型
半導体集積回路装置内部の温度を検出し温度情報をディ
ジタルデータとしてDRAM制御手段へ出力する温度検
出手段を備えるように構成したので、温度検出手段が検
出した時計内蔵型半導体集積回路装置内部の温度をもと
に選択した周期のシステム用クロック信号により前記D
RAM制御手段を動作させ、DRAMのリフレッシュ・
サイクルタイムを満足することができ、前記DRAMの
データ消滅などの信頼性の低下を招くことなく前記第2
の発振回路における発振動作に必要な消費電力を抑制で
きる効果がある。
【0039】請求項6記載の発明によれば、時計内蔵型
半導体集積回路装置外部の温度を検出し温度情報をディ
ジタルデータとしてDRAM制御手段へ出力する温度検
出手段を備えるように構成したので、温度検出手段が検
出した時計内蔵型半導体集積回路装置外部の温度をもと
に選択した周期のシステム用クロック信号により前記D
RAM制御手段を動作させ、DRAMのリフレッシュ・
サイクルタイムを満足することができ、前記DRAMの
データ消滅などの信頼性の低下を招くことなく前記第2
の発振回路における発振動作に必要な消費電力を抑制で
きる効果がある。
【0040】請求項7記載の発明によれば、第1の発振
回路が出力した計時用クロック信号を分周し、待機時に
DRAMへ供給するリフレッシュ用のアドレス信号を生
成する分周回路と、前記第1の発振回路の出力または第
2の発振回路の出力のうちのいずれか一方を選択する選
択回路と、該選択回路を制御して前記第1の発振回路の
出力を選択すると、前記第2の発振回路におけるシステ
ム用クロック信号の発振の制御を行って当該システム用
クロック信号の発振を停止させ、前記選択した前記第1
の発振回路の出力をDRAM制御手段へシステム用クロ
ック信号として供給するシステム用クロック出力制御手
段と、該システム用クロック信号をもとに動作する前記
DRAM制御手段により制御され、待機時には前記分周
回路により生成された前記リフレッシュ用のアドレス信
号を選択してDRAMへ供給するアドレス選択回路とを
備えるように構成したので、待機時のリフレッシュ用ア
ドレス信号を生成するための回路を別途備える必要がな
くなり、前記回路の動作に必要な消費電力および前記第
2の発振回路における発振動作に必要な消費電力を抑制
できる効果がある。
【0041】請求項8記載の発明によれば、第1の発振
回路が出力した計時用クロック信号を分周し、待機時に
DRAMへ供給するリフレッシュ用のアドレス信号の一
部を構成する第1の部分アドレス信号を生成する分周回
路と、該分周回路で生成される前記第1の部分アドレス
信号と合成されて前記リフレッシュ用のアドレス信号を
構成する第2の部分アドレス信号を、DRAM制御手段
から出力される信号をもとに生成する部分アドレス信号
生成回路と、システム用クロック出力制御手段により供
給されたシステム用クロック信号をもとに動作するDR
AM制御手段により制御され、待機時には前記分周回路
により生成された前記第1の部分アドレス信号と前記部
分アドレス信号生成回路で生成された第2の部分アドレ
ス信号とから構成されるリフレッシュ用のアドレス信号
を選択してDRAMへ供給するアドレス選択回路とを備
えるように構成したので、前記部分アドレス信号生成回
路は前記リフレッシュ用のアドレス信号の全ビットを生
成する必要がなく、全ビットを生成する場合に比べ前記
部分アドレス信号生成回路の回路規模を小さくでき、前
記部分アドレス信号生成回路の回路規模を小さくしたこ
とにより削減できる消費電力と前記第2の発振回路にお
ける発振動作に必要な消費電力とを抑制できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による時計内蔵型半
導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による時計内蔵型半
導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による時計内蔵型半
導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による時計内蔵型半
導体集積回路装置の分周回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態4による時計内蔵型半
導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による時計内蔵型半
導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 従来の時計内蔵型半導体集積回路装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1の発振回路、3 分周回路、4,5 カウンタ
回路(時計回路)、6a 第2の発振回路、9 カウン
タ回路(部分アドレス信号生成回路)、10アドレス選
択回路、11 DRAM、12 選択回路、13 シス
テム用クロック出力制御手段、14 DRAM制御手
段、15 分周出力選択制御手段、21,22 逓倍回
路、23 分周出力選択回路、24,25 温度検出セ
ンサ(温度検出手段)、27 A/D変換回路(温度検
出手段)、100,200,300,400,500
集積回路(時計内蔵型半導体集積回路装置)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種データを記憶するためのDRAM、
    計時動作を行うための計時用クロック信号を常時出力す
    る第1の発振回路、該第1の発振回路が出力した前記計
    時用クロック信号をもとに時刻情報を生成する時計回
    路、システム用クロック信号を出力する第2の発振回
    路、および待機時と通常動作時に応じて前記DRAMの
    リフレッシュを含む制御を行うDRAM制御手段を備え
    た時計内蔵型半導体集積回路装置において、 前記第1の発振回路の出力側の信号または前記第2の発
    振回路の出力のうちのいずれか一方を選択する選択回路
    と、 前記待機時と前記通常動作時に応じて前記選択回路およ
    び前記第2の発振回路を制御し、待機時には前記選択回
    路により前記第1の発振回路の出力側の信号を選択する
    とともに、前記第2の発振回路における前記システム用
    クロック信号の発振を制御することにより当該システム
    用クロック信号の発振を停止させ、前記選択した前記第
    1の発振回路の出力側の信号を前記DRAM制御手段へ
    システム用クロック信号として供給するシステム用クロ
    ック出力制御手段と、 前記システム用クロック信号をもとに動作する前記DR
    AM制御手段により制御され、前記待機時に前記DRA
    Mへ供給するリフレッシュ用のアドレス信号と前記通常
    動作時に前記DRAMへ供給するアドレス信号とを切り
    替えるアドレス選択回路とを備えたことを特徴とする時
    計内蔵型半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 第1の発振回路が出力した計時用クロッ
    ク信号を分周する分周回路を備え、 時計回路は、前記分周回路の分周出力をもとに時刻情報
    を生成し、 選択回路は、前記分周回路の分周出力または第2の発振
    回路の出力のうちのいずれか一方を選択し、 システム用クロック出力制御手段は、前記選択回路を制
    御して前記分周出力が選択されると、前記第2の発振回
    路における前記システム用クロック信号の発振の制御を
    行って当該システム用クロック信号の発振を停止させ、
    前記選択した前記分周出力をDRAM制御手段へシステ
    ム用クロック信号として供給することを特徴とする請求
    項1記載の時計内蔵型半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 第1の発振回路が出力した計時用クロッ
    ク信号を分周する分周回路と、 前記第1の発振回路が出力した計時用クロック信号の周
    波数を増加させ、周波数の増加した前記計時用クロック
    信号を選択回路へ出力する逓倍回路を備え、 時計回路は、前記分周回路の分周出力をもとに時刻情報
    を生成し、 前記選択回路は、前記逓倍回路の出力である周波数の増
    加した前記計時用クロック信号または第2の発振回路の
    出力のうちのいずれか一方を選択し、 システム用クロック出力制御手段は、前記選択回路を制
    御して前記逓倍回路の出力が選択されると、前記第2の
    発振回路における前記システム用クロック信号の発振の
    制御を行って当該システム用クロック信号の発振を停止
    させ、前記選択した前記逓倍回路の出力をDRAM制御
    手段へシステム用クロック信号として供給することを特
    徴とする請求項1記載の時計内蔵型半導体集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】 第1の発振回路が出力した計時用クロッ
    ク信号の周波数を増加させる逓倍回路と、 該逓倍回路から出力された周波数の増加した前記計時用
    クロック信号を分周する分周回路と、 前記分周回路における分周比の異なる複数の分周出力の
    うちのいずれかを選択し選択回路へ出力する分周出力選
    択回路と、 温度を検出し温度情報をディジタルデータとしてDRA
    M制御手段へ出力する温度検出手段と、 該温度検出手段が検出した温度をもとに前記分周出力選
    択回路を制御し、前記検出した温度が高いほど周期の短
    い前記分周出力を選択する分周出力選択制御手段とを備
    え、 時計回路は、前記分周回路の分周出力をもとに時刻情報
    を生成し、 システム用クロック出力制御手段は、前記選択回路を制
    御して前記分周出力選択回路で選択された前記分周出力
    を選択すると、前記第2の発振回路における前記システ
    ム用クロック信号の発振の制御を行って当該システム用
    クロック信号の発振を停止させ、前記分周出力選択手段
    により選択された前記分周出力を前記DRAM制御手段
    へシステム用クロック信号として供給することを特徴と
    する請求項1記載の時計内蔵型半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 温度検出手段は、時計内蔵型半導体集積
    回路装置内部の温度を検出し温度情報をディジタルデー
    タとしてDRAM制御手段へ出力することを特徴とする
    請求項4記載の時計内蔵型半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 温度検出手段は、時計内蔵型半導体集積
    回路装置外部の温度を検出し温度情報をディジタルデー
    タとしてDRAM制御手段へ出力することを特徴とする
    請求項4または請求項5記載の時計内蔵型半導体集積回
    路装置。
  7. 【請求項7】 第1の発振回路が出力した計時用クロッ
    ク信号を分周し、待機時にDRAMへ供給するリフレッ
    シュ用のアドレス信号を生成する分周回路を有し、 時計回路は、前記分周回路の分周出力をもとに時刻情報
    を生成し、 選択回路は、前記第1の発振回路の出力または第2の発
    振回路の出力のうちのいずれか一方を選択し、 システム用クロック出力制御手段は、前記選択回路を制
    御して前記第1の発振回路の出力を選択すると、前記第
    2の発振回路における前記システム用クロック信号の発
    振の制御を行って当該システム用クロック信号の発振を
    停止させ、前記選択した前記第1の発振回路の出力をD
    RAM制御手段へシステム用クロック信号として供給
    し、 アドレス選択回路は、前記システム用クロック信号をも
    とに動作する前記DRAM制御手段により制御され、待
    機時には前記分周回路により生成された前記リフレッシ
    ュ用のアドレス信号を選択してDRAMへ供給すること
    を特徴とする請求項1記載の時計内蔵型半導体集積回路
    装置。
  8. 【請求項8】 第1の発振回路が出力した計時用クロッ
    ク信号を分周し、 待機時にDRAMへ供給するリフレッシュ用のアドレス
    信号の一部を構成する第1の部分アドレス信号を生成す
    る分周回路と、 前記第1の発振回路が出力した計時用クロック信号の周
    波数を増加させ、周波数の増加した前記計時用クロック
    信号を選択回路へ出力する逓倍回路と、 前記分周回路で生成される前記第1の部分アドレス信号
    と合成されて前記リフレッシュ用のアドレス信号を構成
    する第2の部分アドレス信号を、DRAM制御手段から
    出力される信号をもとに生成する部分アドレス信号生成
    回路とを備え、 時計回路は、前記分周回路の分周出力をもとに時刻情報
    を生成し、 選択回路は、前記逓倍回路の出力である周波数の増加し
    た前記計時用クロック信号または第2の発振回路の出力
    のうちのいずれか一方を選択し、 システム用クロック出力制御手段は、前記選択回路を制
    御して前記逓倍回路の出力を選択すると、前記第2の発
    振回路における前記システム用クロック信号の発振の制
    御を行って当該システム用クロック信号の発振を停止さ
    せ、前記選択した前記逓倍回路の出力を前記DRAM制
    御手段へシステム用クロック信号として供給し、 アドレス選択回路は、前記システム用クロック信号をも
    とに動作する前記DRAM制御手段により制御され、待
    機時には前記分周回路により生成された前記第1の部分
    アドレス信号と前記部分アドレス信号生成回路で生成さ
    れた第2の部分アドレス信号とから構成されるリフレッ
    シュ用のアドレス信号を選択してDRAMへ供給するこ
    とを特徴とする請求項1記載の時計内蔵型半導体集積回
    路装置。
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