JPH10283649A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH10283649A
JPH10283649A JP10049274A JP4927498A JPH10283649A JP H10283649 A JPH10283649 A JP H10283649A JP 10049274 A JP10049274 A JP 10049274A JP 4927498 A JP4927498 A JP 4927498A JP H10283649 A JPH10283649 A JP H10283649A
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JP
Japan
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pickup device
optical pickup
coil
pair
objective lens
Prior art date
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JP10049274A
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English (en)
Inventor
Koseki Ri
光錫 李
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WiniaDaewoo Co Ltd
Original Assignee
Daewoo Electronics Co Ltd
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Publication date
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Priority claimed from KR1019970006529A external-priority patent/KR100220522B1/ko
Application filed by Daewoo Electronics Co Ltd filed Critical Daewoo Electronics Co Ltd
Publication of JPH10283649A publication Critical patent/JPH10283649A/ja
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    • G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が単純で、小型で製作可能のディスクプ
レーヤ用光ピックアップ装置を提供する。 【解決手段】 光ピックアップ装置１００はベースプレ
ート１６０の支持プレート１６４に取り付ける永久磁石
１６８と、ベースプレート１６０の上面に固定するゲル
ホルダー１４８と、ゲルホルダー１４８の後面に取り付
けるサスペンションＰＣＢ１５２と、トラッキングコイ
ル１２４及びフォーカシングコイル１２８を巻き付ける
ボビン１０１と、ボビン１０１の前面両端にそれぞれ取
り付け、トラッキングコイル１２４及びフォーカシング
コイル１２８を連結する一対のコイルＰＣＢ１３４と、
一対のコイルＰＣＢ１３４の前面に取り付け、その上部
に対物レンズ１１４を取り付け対物レンズホルダー１１
０と、対物レンズホルダー１１０を懸垂するサスペンシ
ョンワイヤ１５８を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクプレーヤに
関するものであり、より詳細には小型で製作可能なディ
スクプレーヤ用光ピックアップ装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】光ピックアップ装置はレーザー光を利用
して光ディスク上に情報を記録したり光ディスクに記録
された情報を読み取ったりする装置である。このような
光ピックアップ装置は記録媒体であるディスクの下方に
設けられ、そのディスクの中心部から半径の外側方向に
直線移動しながらディスク上の所望のトラック位置を検
出する。前記光ピックアップ装置はディスク面上に形成
されたピットにレーザー光を入射させた後、その反射光
を光学系を通してディジタル信号として検出し、このよ
うに検出されたディジタル信号をＤ／Ａコンバータを用
いてアナログ信号に変換させることによりディスクに記
録された情報を再生させる。
【０００３】一般に、光ピックアップ装置はレーザービ
ームを発生する光源、光ディスク面にレーザービームを
集光する対物レンズ、光源から放射されたレーザービー
ムを対物レンズに向かって指向させるビームスプリッ
タ、及び光ディスク面から反射されるレーザービームを
受光するフォトダイオードを備える。
【０００４】光ディスク上には情報が記録されている情
報トラックが同心円状または螺旋形状に形成され、光ピ
ックアップ装置がその情報トラックにレーザービームを
照射してその光ディスク上の所定の位置にデータを記録
したりその所定の位置からデータを再生することができ
る。
【０００５】データを正確に記録し再生するためには、
フォーカシング制御及びトラッキング制御を遂行しなけ
ればならない。すなわち、光ピックアップ装置を通して
ディスクの記録面に照射される光ビームは螺旋形に形成
された情報トラックに従わなければならなく、また対物
レンズとディスクの記録面との間の距離は常に一定した
間隔を維持しなければならない。従って、光ディスク記
録／再生装置は情報トラックから反射されるビームを検
出してフォーカシングエラー信号とトラッキングエラー
信号を有するサーボエラー信号を検出し、その検出され
たサーボエラー信号に基づいてフォーカシング回路及び
トラッキング回路に電気信号を供給することにより、対
物レンズをフォーカシング及びトラッキング方向に移動
させる。
【０００６】図５にはこのような従来の光ピックアップ
装置が示されている。図５に示すように、従来の光ピッ
クアップ装置１０はサスペンション支持板４６が取り付
けられているヨークプレート４４及び多数のサスペンシ
ョン５０によりヨークプレート４４上に懸垂され、対物
レンズ１２を支持する対物レンズホルダー１４を有す
る。
【０００７】前記ヨークプレート４４の中央にはレーザ
ービーム透過孔４５が形成されており、その上面には一
対の内側のヨーク３８，４０と一対の外側のヨーク３
６，４２が向かい合って配置されている。前記内側のヨ
ーク３８，４０にはフォーカシングコイル２４，２６が
それぞれ外挿されており、それぞれの内側ヨーク３８，
４０と外側ヨーク３６，４２との間には永久磁石３２，
３４が前記外側ヨーク３６，４２に隣接して配置されて
いる。また、フォーカシングコイル２４，２６と永久磁
石３２，３４との間にはトラッキングコイル２８，３０
が配置されている。前記サスペンション支持板４６の後
面にはエンドプレート４８が取り付けられている。
【０００８】前記サスペンション５０は導体で製造さ
れ、電気供給源（図示せず）からエンドプレート４８を
通して電流が供給される。それぞれのサスペンション５
０はその一端部がサスペンション支持板４６を貫通して
エンドプレート４８に固定され、他端部は対物レンズホ
ルダー１４の両側面に一体に形成された支持板１６，１
８に固定される。
【０００９】このような構成を有する従来の光ピックア
ップ装置１０は次のように作動する。まず、コンパクト
ディスクなどのようなディスクがディスクプレーヤに装
着されると、駆動装置（図示せず）により前記光ピック
アップ装置１０がディスクローディング位置に移動す
る。次いで、光源（図示せず）から対物レンズ１２を通
してディスクの記録面にビームが照射され、前記照射さ
れたビームは前記ディスクから反射されて光検出器（図
示せず）に入射される。
【００１０】前記光検出器はディスクの上下振動により
発生するフォーカシングエラー及び半径方向偏向により
発生するトラッキングエラーを検出してマイクロコンピ
ュータ（図示せず）に送出する。次いで、前記マイクロ
コンピュータは前記フォーカシングエラー及びトラッキ
ングエラーを校正できるように、フォーカシング回路及
びトラッキング回路を有するサーボ回路（図示せず）に
電気信号を送出し、これに応じてフォーカシングコイル
２４，２６及びトラッキングコイル２８，３０に電流が
供給される。前記フォーカシングコイル２４，２６に電
流が供給されると、前記永久磁石３２，３４とフォーカ
シングコイル２４，２６との間の電磁作用により対物レ
ンズホルダー１４がフォーカシング方向（Ｆ）に駆動さ
れ、これに応じてフォーカシング調整がなされる。
【００１１】また、前記トラッキングコイル２８，３０
に電流が供給されると、前記永久磁石３２，３４とフォ
ーカシングコイル２４，２６との間の電磁作用により対
物レンズホルダー１４がトラッキング方向（Ｔ）に駆動
され、これに応じてトラッキング調整がなされる。
【００１２】このような従来光ピックアップ装置１０に
おいて、前記レンズホルダー１４がフォーカシング及び
トラッキング方向に正確に駆動できるためには、前記レ
ンズホルダー１４に固定された前記トラッキングコイル
及びフォーカシングコイルの位置を前記永久磁石３２，
３４に対して精密に設定しなければならない。しかし、
前記フォーカシングコイル２４，２６を前記レンズホル
ダー１４内に正確に巻き取ることは容易であるが、前記
永久磁石３２，３４に対する前記トラッキングコイル２
８，３０の正確な位置を取りにくい。
【００１３】このような理由により、まずトラッキング
コイル２８，３０をフォーカシングコイル２４，２６上
に接着剤で任意に固定した状態でトラッキングコイル２
８，３０の機能をテストして位置を矯正した後正位置が
決められると接着して固定する方式を取った。従って、
トラッキングコイル２８，３０の固定作業は過程が複雑
で精密性を要し、これにより前記光ピックアップ装置１
０を組み立てる過程で不良率が高くなり前記光ピックア
ップ装置１０の生産性を低下させる問題点があった。
【００１４】また、前記トラッキングコイル２８，３０
はレンズホルダーの前記フォーカシングコイル２４，２
６上にそれぞれ一対が接着され永久磁石３２，３４との
磁気作用によりレンズホルダー１４をトラッキング方向
に移動させるが、前記トラッキングコイル２８，３０の
向かい合う一側面のみが前記永久磁石３２，３４との相
互磁気作用をするために動作効率が低下される短所があ
る。
【００１５】また、前記ヨークプレート４４には永久磁
石３２，３４を固定するための一対の外側ヨーク３６，
４２と磁気閉鎖回路を形成するための一対の内側ヨーク
３８，４０及び前記エンドプレート４８を固定するため
のサスペンション支持板４６がベンディング作業により
形成されている。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなベンディング作業はベンディング部分を予め切開
し、正確に切曲させる作業をするために作業が複雑で精
密性を要するために作業効率が低下される。
【００１７】また、従来光ピックアップ装置１０は一対
の内側ヨーク３８，４０、一対の外側ヨーク３６，４
２、一対のフォーカシングコイル２４，２６、二対のト
ラッキングコイル２８，３０及び一対の永久磁石３２，
３４が前記ヨークプレート４４の上部に取り付けられる
必要があるために、前記ヨークプレート４４は相対的に
大きい大きさを有する必要がある。従って、組立工数が
増加され、前記光ピックアップ装置１０の大きさを小型
化し難い問題点があった。
【００１８】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解決するためのものであり、本発明の技術的課題は、フ
ォーカシングコイル及びトラッキングコイルの設置が容
易で、部品構成が単純で、大きさの小型化が達成できる
ディスクプレーヤ用光ピックアップ装置を提供すること
にある。
【００１９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、一端部に支持プレートが上向突出形成され
ているベースプレートと、その後面が前記支持プレート
の前面に取り付けられる永久磁石と、前記ベースプレー
トの上面に固定されるゲルホルダーと、その前面が前記
ゲルホルダーの後面に取り付けられるサスペンションＰ
ＣＢと、前記永久磁石の前方側に所定距離だけ離隔設置
され、トラッキングコイル及びフォーカシングコイルを
巻き付けるボビンと、その後面が前記ボビンの前面両端
にそれぞれ取り付けられ、前記トラッキングコイル及び
フォーカシングコイルが連結される一対のコイルＰＣＢ
と、その後面が前記一対のコイルＰＣＢの前面に取り付
けられ、その上部に対物レンズが取り付けられている対
物レンズホルダーと、前記サスペンションＰＣＢから前
記ゲルホルダーを通して前記一対のコイルＰＣＢの後面
にそれぞれ連結され、前記対物レンズホルダーをトラッ
キング及びフォーカシング方向に移動可能に懸垂する二
対のサスペンションワイヤを具えることを特徴とする光
ピックアップ装置を提供する。
【００２０】本発明の望ましい実施例によると、前記ボ
ビンは上部バー、該上部バーに対して平行の下部バー、
及び前記上部バーと下部バーとの間に提供されるコラム
により形成される横倒れＨ字形状を有する。前記トラッ
キングコイルは前記上部及び下部バーを包むように巻き
付け、前記フォーカシングコイルは前記コラムの周りに
巻き付ける。
【００２１】前記上部バーの中心部には前記上部バーよ
り小さい幅を有する上部ネック部が形成され、前記下部
バーの中心部には前記下部バーより小さい幅を有する下
部ネック部が形成され、前記トラッキングコイルは前記
上部及び下部ネック部を囲むように前記ボビンに巻き付
ける。
【００２２】このような構成を有する本発明による光ピ
ックアップ装置は次のように動作する。ホログラム素子
から放射されるビームはミラー装置を通して前記対物レ
ンズに指向される。前記対物レンズに指向されたビーム
は対物レンズを通してディスクの記録面上にフォーカシ
ングされた後、再び反射され前記対物レンズを通してホ
ログラム素子に内蔵されている光検出器に収納される。
前記光検出器は反射されたビームに基づいてトラッキン
グエラー及びフォーカシングエラーを検出し、トラッキ
ングエラー信号及びフォーカシングエラー信号をマイク
ロコンピュータに転送する。前記マイクロコンピュータ
はトラッキングエラー信号及びフォーカシングエラー信
号に対応する電流供給信号を電源に転送し、これによ
り、前記電源から前記トラッキングコイルとフォーカシ
ングコイルに電流が供給される。
【００２３】前記トラッキングコイル／フォーカシング
に電流が供給されると、前記トラッキングコイル／フォ
ーカシングコイルと前記永久磁石の間にローレンツ駆動
力が発生して前記トラッキングコイル／フォーカシング
コイルがトラッキング／フォーカシング方向に移動す
る。これにより、前記ボビンに結合されている前記対物
レンズホルダーがトラッキング／フォーカシング方向に
移動して前記対物レンズを正確なトラック／フォーカシ
ング位置に位置させることにより、トラッキング／フォ
ーカシングエラーを矯正する。
【００２４】このようなフォーカシング調整及びトラッ
キング調整は光ピックアップ装置が動作している間に持
続的になされ、これにより、ディスクの記録面に記録さ
れている情報を精密に再生できる。
【００２５】以上で説明したように、本発明による光ピ
ックアップ装置は、前記永久磁石に対して前記トラッキ
ングコイル及びフォーカシングコイルを正確な位置に容
易に設置できる長所を有する。
【００２６】また、前記ベースプレートに磁気閉鎖回路
を形成するための別のヨークが設置されなくてもよいた
めに、前記ベースプレートの構成が単純になりその製造
が容易である長所を有する。
【００２７】併せて、前記ベースプレートの大きさを小
さく形成できるために前記光ピックアップ装置を小型で
製作できる長所を有する。
【００２８】以上のような本発明の目的と他の特徴及び
利点などは次に参照する本発明のいくつかの好適な実施
例に対する以下の説明から明確になるであろう。
【００２９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図１及び図２には本発明の第１実施
例による光ピックアップ装置１００を示す。図１及び図
２に示すように、光ピックアップ装置１００は一端部に
支持プレート１６４が上向突出形成されているベースプ
レート１６０を具える。前記支持プレート１６４の前面
には永久磁石１６８が取り付けられる。本明細書で前面
または前方というのは、図１及び図２に矢印１０５で示
すように、光ピックアップ装置１００の前方側を意味
し、後面または後方といのは、図１及び図２に矢印１０
７に示すように、光ピックアップ装置１００の後方側を
意味する。
【００３０】前記ベースプレート１６０の上面には振動
減少用ダンピングゲルが充填されているゲルホルダー１
４８が固定され、前記ゲルホルダー１４８の後面にはサ
スペンションＰＣＢ１５２が取り付けられる。トラッキ
ングコイル１２４及びフォーカシングコイル１２８が巻
き取られているボビン１０１は前記永久磁石１６８の前
方側に所定距離だけ離隔設置される。前記ボビン１０１
の前面両端には前記トラッキングコイル１２４及びフォ
ーカシングコイル１２８が連結される一対のコイルＰＣ
Ｂ１３４が取り付けられている。
【００３１】前記一対のコイルＰＣＢ１３４の前面に
は、その上部に対物レンズ１１４が取り付けられている
対物レンズホルダー１１０が取り付けられる。前記対物
レンズホルダー１１０には前記対物レンズ１１４を位置
させるための位置溝１１２が形成されている。前記対物
レンズホルダー１１０をトラッキング及びフォーカシン
グ方向に移動可能に懸垂する二対のサスペンションワイ
ヤ１５８は前記サスペンションＰＣＢ１５２から前記ゲ
ルホルダー１４８を通して前記一対のコイルＰＣＢ１３
４の後面にそれぞれ連結される。
【００３２】前記ゲルホルダー１４８の前面には支持部
材１４０が位置される四角溝１４７が形成されている。
前記支持部材１４０の中心部にはネジ孔１５５が形成さ
れており、前記ゲルホルダー１４８と前記サスペンショ
ンＰＣＢ１５２の中心部には第１及び第２貫通ホール１
５０，１５４がそれぞれ形成されている。組立作業時、
第１スクリュー１５６が前記第１及び第２貫通ホール１
５０，１５４を通して前記支持部材１４０のネジ孔１５
５に螺合されることにより、前記ゲルホルダー１４８と
前記サスペンションＰＣＢ１５２が前記ベースプレート
１６０上で固定的に支持される。
【００３３】前記支持部材１４０の底面両端部には一対
の固定プレート１４４が一体で形成されている。それぞ
れの固定プレート１４４にはネジ孔１４６が形成されて
いる。組立作業時、一対の第２スクリュー１７０が前記
ベースプレート１６０に形成されている一対の第３貫通
ホール１６２を通して前記ネジ孔１４６に螺合されるこ
とにより、前記支持部材１４０が前記ベースプレート１
６０の上面に固定される。
【００３４】また、前記支持プレート１６４の前面底部
には一対の突起１６６が一体で形成されており、前記永
久磁石１６８は前記突起１６６の上部に支持された状態
で紫外線ボンディングにより前記支持プレート１６４の
前面に接着されるようになっている。
【００３５】前記ボビン１０１の前面には少なくとも一
つ以上のカップリングピン１３０が一体で形成されてお
り、前記対物レンズホルダー１１０の後面には前記カッ
プリングピン１３０が挿入される一つ以上のカップリン
グホール１１６が形成されている。また、前記ボビン１
０１の前面には前記一対のコイルＰＣＢ１３４が部分的
に挿入される一対のグルーブ１３２が形成されている。
前記一対のコイルＰＣＢ１３４は前記一対のグルーブ１
３２に紫外線ボンディングされる。また、前記対物レン
ズホルダー１１０も前記コイルＰＣＢ１３４の前面に紫
外線ボンディングされる。従って、前記対物レンズホル
ダー１１０が前記コイルＰＣＢ１３４に取り付けられた
とき、前記対物レンズホルダー１１０は前記ボビン１０
１に対して所定距離だけ離隔されることにより、前記ボ
ビン１０１に巻き取られたトラッキングコイル及びフォ
ーカシングコイル１２４，１２８が前記対物レンズホル
ダー１１０の後面に接触しない。
【００３６】前記ボビン１０１は上部バー１２０、前記
上部バー１２０に対して平行に形成される下部バー１２
９及び前記上部バー１２０と下部バー１２９との間に設
けたコラム１２６により形成される横倒れのＨ字形状を
有する。前記トラッキングコイル１２４は前記上部及び
下部バー１２０，１２９を包むように巻き付け、前記フ
ォーカシングコイルは前記コラム１２６の周りに巻き付
ける。
【００３７】前記トラッキングコイル１２４を容易に巻
き付けることができるようにするため、前記上部バー１
２０の中心部には前記上部バー１２０より小さい幅を有
する上部ネック部１２１が形成され、前記下部バー１２
９の中心部には前記下部バー１２９より小さい幅を有す
る下部ネック部１２２が形成される。前記トラッキング
コイル１２４は前記上部及び下部ネック部１２１，１２
２を囲むように前記ボビン１０１に巻き付ける。従っ
て、前記永久磁石１６８に対する前記トラッキングコイ
ル及びフォーカシングコイル１２４，１２８の正確な位
置設定が容易になる。このような構造により、前記トラ
ッキングコイル１２４には前記永久磁石１６８と磁気作
用を遂行する区域が幅広く形成でき、その動作効率が向
上される。
【００３８】このような構成を有する本発明による光ピ
ックアップ装置は次のように動作する。ホログラム素子
（図示せず）から放射されるビームはミラー装置（図示
せず）を通して前記対物レンズ１１４に指向される。前
記対物レンズ１１４に指向されたビームは対物レンズ１
１４を通してディスクの記録面上にフォーカシングされ
た後、再び反射され前記対物レンズ１１４を通してホロ
グラム素子に内蔵されている光検出器に収納される。前
記光検出器は反射されたビームに基づいてトラッキング
エラー及びフォーカシングエラーを検出し、トラッキン
グエラー信号及びフォーカシングエラー信号をマイクロ
コンピュータ（図示せず）に転送する。前記マイクロコ
ンピュータはトラッキングエラー信号及びフォーカシン
グエラー信号に対応する電流供給信号を電源に転送し、
これにより、前記電源から前記トラッキングコイル１２
４とフォーカシングコイル１２８に電流が供給される。
【００３９】前記トラッキングコイル１２４に電流が供
給されると、前記トラッキングコイル１２４と前記永久
磁石１６８との間にローレンツ駆動力が発生して前記ト
ラッキングコイル１２４がトラッキング方向Ｔに移動す
る。これにより、前記ボビン１０１に結合されている前
記対物レンズホルダー１１０がトラッキング方向Ｔに移
動して第１対物レンズ１１４を正確なトラック位置に位
置させることにより、トラッキングエラーを矯正する。
【００４０】同時的に、前記フォーカシングコイル１２
８に電流が供給されると、前記フォーカシングコイル１
２８と永久磁石１６８との間にローレンツ駆動力が発生
して前記対物レンズホルダー１１０がフォーカシング方
向Ｆに移動する。従って、前記対物レンズホルダー１１
０の上部に取り付けられている対物レンズ１１４がフォ
ーカシング方向Ｆに移動してディスクの上下振動または
撓みなどにより発生するフォーカシングエラーを矯正す
る。
【００４１】このようなフォーカシング調整及びトラッ
キング調整は光ピックアップ装置１００が動作している
間持続的になされ、これにより、ディスクの記録面に記
録されている情報を精密に再生できる。
【００４２】以上で説明したように、本発明による光ピ
ックアップ装置は、前記永久磁石に対して前記トラッキ
ングコイル及びフォーカシングコイルを正確な位置に容
易に設置できるだけでなく、その組立過程が単純である
ために組立工数及び時間の無駄を減らせる長所を有す
る。
【００４３】併せて、前記永久磁石が前記トラッキング
コイルと幅広く磁気作用が遂行できるために動作効率が
増加される長所を有する。
【００４４】また、前記ベースプレートに磁気閉鎖回路
を形成するための別のヨークが設置されなくてもよいた
めに、前記ベースプレートの構成が単純になりその製造
が容易である長所を有する。
【００４５】併せて、前記ベースプレートの大きさを小
さく形成できるために前記光ピックアップ装置を小型で
製作できる長所を有する。
【００４６】一方、図３及び図４には本発明の第２実施
例による光ピックアップ装置２００を示す。図３及び図
４に示すように、本発明の第２実施例による光ピックア
ップ装置２００は前端部に第１支持プレート２６２が上
向突出形成され、後端部に第２支持プレート２６５が上
向突出形成されているベースプレート２６０を具える。
前記第１及び第２支持プレート２６２、２６５は前記ベ
ースプレート２６０の両端部を上向ベンディングさせる
ことにより形成され、前記第２支持プレート２６５をベ
ンディングさせたとき、前記ベースプレート２６０の後
端部には一対の支持片２６８が形成される。
【００４７】前記第１支持プレート２６２の後面には永
久磁石２７６が取り付けられ前記第２支持プレート２６
５の後面にはダンピングゲルが充填されているゲルホル
ダー２４６が取り付けられる。前記ゲルホルダー２４６
の後面にはサスペンションＰＣＢ２４０が取り付けられ
ている。トラッキングコイル及びフォーカシングコイル
２７０，２８０を巻き付けるボビン２２０は前記永久磁
石２７６の後面に密接に配置される。
【００４８】前記ボビン２２０の両側面には前記トラッ
キングコイル及びフォーカシングコイル２７０，２８０
が連結される一対のコイルＰＣＢ２３４が紫外線ボンド
手段によりそれぞれ取り付けられている。前記ボビン２
２０の後面にはその上部に対物レンズ２１２が取り付け
られている対物レンズホルダー２１０が取り付けられ
る。また、前記対物レンズホルダー２１０をトラッキン
グ及びフォーカシング方向に移動可能に懸垂する二対の
サスペンションワイヤ２４２が前記サスペンションＰＣ
Ｂ２４０から前記ゲルホルダー２４６を通して前記一対
のコイルＰＣＢ２３４の後面にそれぞれ連結されてい
る。
【００４９】前記ゲルホルダー２４６の前面には前記第
２支持プレート２６５が位置される四角溝２４７が形成
されている。前記サスペンションＰＣＢ２４０と前記ゲ
ルホルダー２４６の上部には第１及び第２貫通ホール２
４４，２４８が形成され、ネジ２５０が前記第１及び第
２貫通ホール２４４，２４８を通して前記第２支持プレ
ート２６５の上部に形成されたネジ孔２６６に螺合され
ることにより、前記サスペンションＰＣＢ２４０と前記
ゲルホルダー２４６が前記第２支持プレート２６５に固
定される。
【００５０】前記第１支持プレート２６２に引接した前
記ベースプレート２６０の上面には一対の突起２６４が
形成され、前記永久磁石２７６は前記突起２６４の上部
に支持された状態で紫外線ボンド手段により前記第１支
持プレート２６２の後面に接着される。
【００５１】前記ボビン２２０は上部バー２２２、該上
部バー２２２に対して平行の下部バー２２４、及び前記
上部バー２２２と下部バー２２４との間に設けたコラム
２２６により形成される横倒れのＨ字形状を有し、前記
トラッキングコイル２７０は前記上部及び下部バー２２
２，２２４を包むように前記ボビン２２０に巻き付け
る。前記フォーカシングコイル２８０は前記コラム２２
６の周りに巻き付ける。
【００５２】前記上部バー２２２の上面両端部には前記
上部バー２２２より大きい幅を有する一対の上部パネル
２２８が一体で形成され、前記下部バー２２４の底面両
端部には前記下部バー２２４より大きい幅を有する一対
の下部パネル２３０が一体で形成される。前記トラッキ
ングコイル及びフォーカシングコイル２７０，２８０は
前記上部及び下部パネル２２８，２３０により前記永久
磁石２７６と接触しない。
【００５３】前記それぞれの上部パネル２２８及び下部
パネル２３０の後面にはそれぞれ上部及び下部カップリ
ングピン２３２，２３３を設け、前記対物レンズ２１０
の前面には前記カップリングピン２３２，２３３が挿入
される多数個のカップリングホール２１６が形成されて
いる。
【００５４】前記トラッキングコイル２７０を容易に巻
き付けることができるようにするため、前記上部バー２
２２の中心部には上部ネック部２７２が形成され、前記
下部バー２２４の中心部には下部ネック部２８２が形成
される。前記トラッキングコイル２７０は前記上部及び
下部ネック部２７２，２８２を囲むように前記ボビン２
２０に巻き付ける。
【００５５】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明による光
ピックアップ装置は、前記第１実施例による光ピックア
ップ装置１００と同じく、本発明の第２実施例による光
ピックアップ装置２００は前記永久磁石に対して前記ト
ラッキングコイル及びフォーカシングコイルを正確な位
置に容易に設置でき、ベースプレートの構成が単純にな
る長所を有する。
【００５６】併せて、前記トラッキングコイルが前記永
久磁石と幅広く磁気作用が遂行できるためにその動作効
率が向上される長所を有する。
【００５７】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有する者であれば本発
明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または
変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例による光ピックアップ装置
の分解斜視図である。
【図２】本発明の第１実施例による光ピックアップ装置
の組立斜視図である。
【図３】本発明の第２実施例による光ピックアップ装置
の分解斜視図である。
【図４】本発明の第２実施例による光ピックアップ装置
の組立斜視図である。
【図５】従来の光ピックアップ装置の斜視図である。
【符号の説明】
１００ 光ピックアップ装置 １０１ ボビン １０５、１０７ 矢印 １１０ 対物レンズホルダー １１２ 位置溝 １１４ 対物レンズ １１６ カップリングホール １２０ 第１カバープレート １２０ 上部バー １２１ 上部ネック部 １２２ 下部ネック部 １２４ トラッキングコイル １２６ コラム １２８ フォーカシングコイル １２９ 下部バー １３０ カップリングピン １３２ グルーブ １３４ コイルＰＣＢ １４０ 支持部材 １４４ 固定プレート １４６ ネジ孔 １４７ 四角溝 １４８ ゲルホルダー １５０ 第１貫通ホール １５２ サスペンションＰＣＢ １５４ 第２貫通ホール １５５ ネジ孔 １５６ 第１スクリュー １５８ サスペンションワイヤ １６０ ベースプレート １６２ 第３貫通ホール １６４ 支持プレート １６６ 突起 １６８ 永久磁石 １７０ 第２スクリュー ４１０ クランプ懸垂部 ５００ クランプ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 一端部に支持プレートが上向突出形成さ
    れているベースプレートと、 その後面が前記支持プレートの前面に取り付けられる永
    久磁石と、 前記ベースプレートの上面に固定されるゲルホルダー
    と、 その前面が前記ゲルホルダーの後面に取り付けられるサ
    スペンションＰＣＢと、 前記永久磁石の前方側に所定距離だけ離隔設置され、ト
    ラッキングコイル及びフォーカシングコイルを巻き付け
    るボビンと、 その後面が前記ボビンの前面両端にそれぞれ取り付けら
    れ、前記トラッキングコイル及びフォーカシングコイル
    が連結される一対のコイルＰＣＢと、 その後面が前記一対のコイルＰＣＢの前面に取り付けら
    れ、その上部に対物レンズが取り付けられている対物レ
    ンズホルダーと、 前記サスペンションＰＣＢから前記ゲルホルダーを通し
    て前記一対のコイルＰＣＢの後面にそれぞれ連結され、
    前記対物レンズホルダーをトラッキング及びフォーカシ
    ング方向に移動可能に懸垂する二対のサスペンションワ
    イヤを具えることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項２】 前記ゲルホルダーの前面には支持部材が
    位置する四角形溝が形成され、前記サスペンションＰＣ
    Ｂと前記ゲルホルダーは第１ネジ手段により前記支持部
    材に螺合されることを特徴とする請求項１に記載の光ピ
    ックアップ装置。
  3. 【請求項３】 前記支持部材の底面両端部には一対の固
    定プレートが一体で形成され、前記固定プレートは第２
    ネジ手段により前記ベースプレートの上面に固定される
    ことを特徴とする請求項２に記載の光ピックアップ装
    置。
  4. 【請求項４】 前記支持プレートの前面底部には一対の
    突起が一体で形成され、前記永久磁石は前記突起の上部
    に支持された状態で紫外線ボンド手段により前記支持プ
    レートの前面に接着されることを特徴とする請求項１に
    記載の光ピックアップ装置。
  5. 【請求項５】 前記ボビンの前面には少なくとも一つ以
    上のカップリングピンが一体で形成されており、前記対
    物レンズホルダーの後面には前記カップリングピンが挿
    入される少なくとも一つ以上のカップリングホールが形
    成されることを特徴とする請求項１に記載の光ピックア
    ップ装置。
  6. 【請求項６】 前記ボビンの前面には前記一対のコイル
    ＰＣＢが部分的に挿入される一対のグルーブが形成され
    ており、前記ボビンが前記対物レンズホルダーに組み立
    てられたとき、前記対物レンズホルダーと前記ボビンは
    前記コイルＰＣＢにより互いに所定距離だけ離隔される
    ことを特徴とする請求項５に記載の光ピックアップ装
    置。
  7. 【請求項７】 前記一対のコイルＰＣＢは前記一対のグ
    ルーブに紫外線ボンド手段により接着されることを特徴
    とする請求項６に記載の光ピックアップ装置。
  8. 【請求項８】 前記ボビンは上部バー、該上部バーに対
    して平行の下部バー、及び前記上部バーと下部バーとの
    間に設けるコラムにより形成される横倒れのＨ字形状を
    有し、前記トラッキングコイルは前記上部及び下部バー
    を包むように巻き付け、前記フォーカシングコイルは前
    記コラムの周りに巻き付けることを特徴とする請求項６
    に記載の光ピックアップ装置。
  9. 【請求項９】 前記上部バーの中心部には前記上部バー
    より小さい幅を有する上部ネック部が形成され、前記下
    部バーの中心部には前記下部バーより小さい幅を有する
    下部ネック部が形成され、前記トラッキングコイルは前
    記上部及び下部ネック部を囲むように前記ボビンに巻き
    付けることを特徴とする請求項８に記載の光ピックアッ
    プ装置。
  10. 【請求項１０】 第１端部に第１支持プレートが上向突
    出形成され、第２端部に第２支持プレートが上向突出形
    成されるベースプレートと、 その前面が前記第１支持プレートの後面に取り付けられ
    る永久磁石と、 その前面が前記第２支持プレートの後面に取り付けられ
    るゲルホルダーと、 その前面が前記ゲルホルダーの後面に取り付けられるサ
    スペンションＰＣＢと、 その前面が前記永久磁石の後面に密接に配置され、トラ
    ッキングコイル及びフォーカシングコイルを巻き付ける
    ボビンと、 前記ボビンの両側面にはそれぞれ取り付けられ、前記ト
    ラッキングコイル及びフォーカシングコイルが連結され
    る一対のコイルＰＣＢと、 その前面が前記ボビンの後面に取り付けられ、その上部
    に対物レンズが取り付けられている対物レンズホルダー
    と、 前記サスペンションＰＣＢから前記ゲルホルダーを通し
    て前記一対のコイルＰＣＢの側面にそれぞれ連結され、
    前記対物レンズホルダーをトラッキング及びフォーカシ
    ング方向に移動可能に懸垂する二対のサスペンションワ
    イヤを具えることを特徴とする光ピックアップ装置。
  11. 【請求項１１】 前記ゲルホルダーの前面には前記第２
    支持プレートが位置される四角溝が形成され、前記サス
    ペンションＰＣＢと前記ゲルホルダーはネジ手段により
    前記第２支持プレートに螺合されることを特徴とする請
    求項１０に記載の光ピックアップ装置。
  12. 【請求項１２】 前記第１支持プレートに引接した前記
    ベースプレートの上面には一対の突起が一体で形成さ
    れ、前記永久磁石は前記突起の上部に支持された状態で
    紫外線ボンド手段により前記第１支持プレートの後面に
    接着されることを特徴とする請求項１０に記載の光ピッ
    クアップ装置。
  13. 【請求項１３】 前記ボビンは上部バー、該上部バーに
    対して平行の下部バー、及び前記上部バーと下部バーと
    の間に設けるコラムにより形成される横倒れのＨ字形状
    を有し、前記トラッキングコイルは前記上部及び下部バ
    ーを包むように巻き付け、前記フォーカシングコイルは
    前記コラムの周りに巻き付けることを特徴とする請求項
    １０に記載の光ピックアップ装置。
  14. 【請求項１４】 前記上部バーの上面両端部には前記上
    部バーより大きい幅を有する一対の上部パネルが一体で
    形成され、前記下部バーの底面両端部には前記下部バー
    より大きい幅を有する一対の下部パネルが一体で形成さ
    れ、前記トラッキングコイル及びフォーカシングコイル
    は前記上部及び下部パネルにより前記永久磁石から所定
    距離離隔されることを特徴とする請求項１３に記載の光
    ピックアップ装置。
  15. 【請求項１５】 前記それぞれの上部パネル及び下部パ
    ネルの後面にはそれぞれカップリングピンを設け、前記
    対物レンズの前面には前記カップリングピンが挿入され
    る多数個のカップリングホールが形成されることを特徴
    とする請求項１４に記載の光ピックアップ装置。
  16. 【請求項１６】 前記上部バーの中心部には上部ネック
    部が形成され、前記下部バーの中心部には下部ネック部
    が形成され、前記トラッキングコイルは前記上部及び下
    部ネック部を囲むように前記ボビンに巻き付けることを
    特徴とする請求項１４に記載の光ピックアップ装置。
JP10049274A 1997-02-28 1998-03-02 光ピックアップ装置 Pending JPH10283649A (ja)

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