JPH1028272A - コンバーゼンス装置 - Google Patents
コンバーゼンス装置Info
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- JPH1028272A JPH1028272A JP18190196A JP18190196A JPH1028272A JP H1028272 A JPH1028272 A JP H1028272A JP 18190196 A JP18190196 A JP 18190196A JP 18190196 A JP18190196 A JP 18190196A JP H1028272 A JPH1028272 A JP H1028272A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画面の明るさ変化によりアノード電圧が変化
し、コンバーゼンス補正感度が変化しても、色ずれの発
生しないコンバーゼンス回路を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 アノード電圧変化検出回路12は、アノ
ード電圧の変化を検出し、増幅度制御回路13にこの情
報を伝える。増幅度制御回路13はアノード電圧の変化
量に応じて、前置増幅器11の増幅度を制御する。補正
信号発生回路6で作られた補正信号は、前置増幅回路1
1に加えられるが、ここでアノード電圧変化量に応じて
増幅度が変えられ、次にコンバーゼンス出力回路7へ加
えられる。したがって、コンバーゼンスコイル5には、
アノード電圧変化量に応じた補正電流が流れるため、画
面上のコンバーゼンス補正振幅を一定に保つことができ
る。
し、コンバーゼンス補正感度が変化しても、色ずれの発
生しないコンバーゼンス回路を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 アノード電圧変化検出回路12は、アノ
ード電圧の変化を検出し、増幅度制御回路13にこの情
報を伝える。増幅度制御回路13はアノード電圧の変化
量に応じて、前置増幅器11の増幅度を制御する。補正
信号発生回路6で作られた補正信号は、前置増幅回路1
1に加えられるが、ここでアノード電圧変化量に応じて
増幅度が変えられ、次にコンバーゼンス出力回路7へ加
えられる。したがって、コンバーゼンスコイル5には、
アノード電圧変化量に応じた補正電流が流れるため、画
面上のコンバーゼンス補正振幅を一定に保つことができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラウン管を有す
るディスプレイ装置に用いられ、特にプロジェクション
タイプのカラーテレビに用いられて有益なコンバーゼン
ス装置(国際特許分類H04N 9/28)に関するも
のである。
るディスプレイ装置に用いられ、特にプロジェクション
タイプのカラーテレビに用いられて有益なコンバーゼン
ス装置(国際特許分類H04N 9/28)に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、大画面テレビに対する人々のニー
ズが高まり、ブラウン管にテレビジョン画像を映出し投
写レンズによりスクリーン上に拡大投写する、いわゆる
投写型テレビジョン受信機が広く普及しはじめている。
ズが高まり、ブラウン管にテレビジョン画像を映出し投
写レンズによりスクリーン上に拡大投写する、いわゆる
投写型テレビジョン受信機が広く普及しはじめている。
【0003】図4および図5に、一般的な投写型テレビ
ジョン受信機におけるコンバーゼンス装置の一例を示
す。なおコンバーゼンス装置に関する公知例として、特
開昭60−62790号公報が挙げられる。
ジョン受信機におけるコンバーゼンス装置の一例を示
す。なおコンバーゼンス装置に関する公知例として、特
開昭60−62790号公報が挙げられる。
【0004】図4において、1Rは赤色に発光する赤色
用ブラウン管、1Gは緑色に発光する緑色用ブラウン
管、1Bは青色に発光する青色用ブラウン管である。2
は投写用レンズ、3はスクリーンである。4は偏向コイ
ル、5はコンバーゼンスコイル、である。6はコンバー
ゼンス補正用信号を作る補正信号発生回路、7はコンバ
ーゼンスコイルに補正電流を流すコンバーゼンス出力回
路である。
用ブラウン管、1Gは緑色に発光する緑色用ブラウン
管、1Bは青色に発光する青色用ブラウン管である。2
は投写用レンズ、3はスクリーンである。4は偏向コイ
ル、5はコンバーゼンスコイル、である。6はコンバー
ゼンス補正用信号を作る補正信号発生回路、7はコンバ
ーゼンスコイルに補正電流を流すコンバーゼンス出力回
路である。
【0005】図5において、8は赤色用ブラウン管1R
の蛍光面上に長方形の画像を映出した場合のスクリーン
3上の赤色投写画像、9は緑色用ブラウン管1Gの蛍光
面上に長方形の画像を映出した場合のスクリーン3上の
緑色投写画像、10は青色用ブラウン管1Bの蛍光面上
に長方形の画像を映出した場合のスクリーン3上の青色
投写画像である。
の蛍光面上に長方形の画像を映出した場合のスクリーン
3上の赤色投写画像、9は緑色用ブラウン管1Gの蛍光
面上に長方形の画像を映出した場合のスクリーン3上の
緑色投写画像、10は青色用ブラウン管1Bの蛍光面上
に長方形の画像を映出した場合のスクリーン3上の青色
投写画像である。
【0006】それぞれ赤色、緑色、青色に発光する3本
のブラウン管1R、1G、1Bの蛍光面上に映出された
単色画像を、投写用レンズ2により、スクリーン3上に
拡大投写しカラーのテレビ画像を合成する。緑色用ブラ
ウン管1Gの緑色画像は、スクリーン3に垂直に投写さ
れるのに対し、赤色用ブラウン管1Rの赤色画像と青色
用ブラウン管1Bの青色画像とは、スクリーン3に斜め
に投写されるため、投写画像の左右で投写距離が異なる
ことから拡大率の差が生じる。その結果各単色のブラウ
ン管1R,1G,1Bの蛍光面上に同じ大きさの長方形
状の画像を映出した場合、図5に示すように緑色投写画
像9は長方形状になるが、赤色投写画像8は右の方へ順
次狭くなる台形状になり、青色投写画像10は左の方へ
順次狭くなる台形状になる。このように各単色の投写画
像が重ならないことはスクリーン3上での色ずれ、つま
りミスコンバーゼンスを生じる。この他ミスコンバーゼ
ンスの要因としては、投写レンズ2と各色のブラウン管
1R,1G,1Bとの機械的な取り付け誤差や投写レン
ズ2のディストーションなどが考えられる。このミスコ
ンバーゼンスを補正するために、各色のブラウン管1
R,1G,1Bのネック部にコンバーゼンスコイル5を
配置し、補正信号発生回路6で作った補正信号をコンバ
ーゼンス出力回路7に加えて、コンバーゼンスコイル5
に補正電流を流すことで、各色の投写画像8,9,10
の歪みを補正し、一致させるようにしている。
のブラウン管1R、1G、1Bの蛍光面上に映出された
単色画像を、投写用レンズ2により、スクリーン3上に
拡大投写しカラーのテレビ画像を合成する。緑色用ブラ
ウン管1Gの緑色画像は、スクリーン3に垂直に投写さ
れるのに対し、赤色用ブラウン管1Rの赤色画像と青色
用ブラウン管1Bの青色画像とは、スクリーン3に斜め
に投写されるため、投写画像の左右で投写距離が異なる
ことから拡大率の差が生じる。その結果各単色のブラウ
ン管1R,1G,1Bの蛍光面上に同じ大きさの長方形
状の画像を映出した場合、図5に示すように緑色投写画
像9は長方形状になるが、赤色投写画像8は右の方へ順
次狭くなる台形状になり、青色投写画像10は左の方へ
順次狭くなる台形状になる。このように各単色の投写画
像が重ならないことはスクリーン3上での色ずれ、つま
りミスコンバーゼンスを生じる。この他ミスコンバーゼ
ンスの要因としては、投写レンズ2と各色のブラウン管
1R,1G,1Bとの機械的な取り付け誤差や投写レン
ズ2のディストーションなどが考えられる。このミスコ
ンバーゼンスを補正するために、各色のブラウン管1
R,1G,1Bのネック部にコンバーゼンスコイル5を
配置し、補正信号発生回路6で作った補正信号をコンバ
ーゼンス出力回路7に加えて、コンバーゼンスコイル5
に補正電流を流すことで、各色の投写画像8,9,10
の歪みを補正し、一致させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なコンバーゼンス装置において、画面の明るさが変化す
るとコンバーゼンスの補正感度が変化し、スクリーン上
の画像に色ずれ、つまりミスコンバーゼンスが発生する
といった課題があった。これは画面の明るさが変化する
とアノード電圧が変化し、これによりコンバーゼンスの
補正振幅が、理論上アノード電圧の平方根に反比例して
変化するするためである。
なコンバーゼンス装置において、画面の明るさが変化す
るとコンバーゼンスの補正感度が変化し、スクリーン上
の画像に色ずれ、つまりミスコンバーゼンスが発生する
といった課題があった。これは画面の明るさが変化する
とアノード電圧が変化し、これによりコンバーゼンスの
補正振幅が、理論上アノード電圧の平方根に反比例して
変化するするためである。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、画面
の明るさ変化によりアノード電圧が変化しても、色ずれ
の発生しないコンバーゼンス装置を提供することを目的
としている。
の明るさ変化によりアノード電圧が変化しても、色ずれ
の発生しないコンバーゼンス装置を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、コンバーゼンス補正用補正信号を発生する
手段と、前記コンバーゼンス補正用補正信号を発生する
手段から出てきた補正信号を増幅する手段と、補正信号
が入力されコンバーゼンス補正コイルを駆動する手段
と、ブラウン管を駆動するアノード電圧の変化を検出す
る手段と、アノード電圧の変化検出信号によって制御さ
れ、増幅器の増幅度を制御する手段とを備えたことを特
徴とするものである。
するために、コンバーゼンス補正用補正信号を発生する
手段と、前記コンバーゼンス補正用補正信号を発生する
手段から出てきた補正信号を増幅する手段と、補正信号
が入力されコンバーゼンス補正コイルを駆動する手段
と、ブラウン管を駆動するアノード電圧の変化を検出す
る手段と、アノード電圧の変化検出信号によって制御さ
れ、増幅器の増幅度を制御する手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0010】本発明は上記した構成により、アノード電
圧が変化し、その結果コンバーゼンス補正感度が変化し
ても、アノード電圧の変化量に応じてコンバーゼンス補
正量を制御することで、画面上のコンバーゼンス補正振
幅を一定に保つことができるので、画面の明るさが変化
しても色ずれのない画像を得ることができる。
圧が変化し、その結果コンバーゼンス補正感度が変化し
ても、アノード電圧の変化量に応じてコンバーゼンス補
正量を制御することで、画面上のコンバーゼンス補正振
幅を一定に保つことができるので、画面の明るさが変化
しても色ずれのない画像を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、コンバーゼンス補正用補正信号を発生する手段と、
前記コンバーゼンス補正用補正信号を発生する手段から
出てきた補正信号を増幅する手段と、前記補正信号が入
力されコンバーゼンスコイルを駆動する手段と、ブラウ
ン管を駆動するアノード電圧の変化を検出する手段と、
前記アノード電圧の変化検出信号によって制御され、増
幅器の増幅度を制御する手段とを備えたことを特徴とし
たものであり、アノード電圧の変化量に応じてコンバー
ゼンス補正量を制御することで、画面上のコンバーゼン
ス補正振幅を一定に保つことができるという作用を有す
る。
は、コンバーゼンス補正用補正信号を発生する手段と、
前記コンバーゼンス補正用補正信号を発生する手段から
出てきた補正信号を増幅する手段と、前記補正信号が入
力されコンバーゼンスコイルを駆動する手段と、ブラウ
ン管を駆動するアノード電圧の変化を検出する手段と、
前記アノード電圧の変化検出信号によって制御され、増
幅器の増幅度を制御する手段とを備えたことを特徴とし
たものであり、アノード電圧の変化量に応じてコンバー
ゼンス補正量を制御することで、画面上のコンバーゼン
ス補正振幅を一定に保つことができるという作用を有す
る。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、前記増
幅器の増幅度を制御する手段が、前記補正信号を増幅す
る手段の増幅度を制御することを特徴としたものであ
り、アノード電圧の変化によるコンバーゼンス補正感度
の変化に対して、増幅器の増幅度を制御することで、画
面上のコンバーゼンス補正振幅を一定に保つことができ
るという作用を有する。
幅器の増幅度を制御する手段が、前記補正信号を増幅す
る手段の増幅度を制御することを特徴としたものであ
り、アノード電圧の変化によるコンバーゼンス補正感度
の変化に対して、増幅器の増幅度を制御することで、画
面上のコンバーゼンス補正振幅を一定に保つことができ
るという作用を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、前記増
幅器の増幅度を制御する手段が、前記コンバーゼンスコ
イルを駆動する手段の増幅度を制御することを特徴とし
たものであり、アノード電圧の変化によるコンバーゼン
ス補正感度の変化に対して、増幅器の増幅度を制御する
ことで、画面上のコンバーゼンス補正振幅を一定に保つ
ことができるという作用を有する。
幅器の増幅度を制御する手段が、前記コンバーゼンスコ
イルを駆動する手段の増幅度を制御することを特徴とし
たものであり、アノード電圧の変化によるコンバーゼン
ス補正感度の変化に対して、増幅器の増幅度を制御する
ことで、画面上のコンバーゼンス補正振幅を一定に保つ
ことができるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、前記増
幅器の増幅度を制御する手段が、アノード電圧が下がっ
た場合に、制御対象となる手段の増幅度を下げるように
制御することを特徴としたものであり、アノード電圧の
変化によるコンバーゼンス補正感度の変化に対して、増
幅器の増幅度を制御することで、画面上のコンバーゼン
ス補正振幅を一定に保つことができるという作用を有す
る。
幅器の増幅度を制御する手段が、アノード電圧が下がっ
た場合に、制御対象となる手段の増幅度を下げるように
制御することを特徴としたものであり、アノード電圧の
変化によるコンバーゼンス補正感度の変化に対して、増
幅器の増幅度を制御することで、画面上のコンバーゼン
ス補正振幅を一定に保つことができるという作用を有す
る。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図
1,図2,図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明のコンバーゼンス装置の
構成を示す。図1において、5はコンバーゼンスコイ
ル、6はコンバーゼンス補正用信号を作る補正信号発生
回路、11は補正信号発生回路6から出てきた補正信号
を増幅する前置増幅回路、7は前置増幅回路11から出
た補正信号が加えられ、コンバーゼンスコイルに補正電
流を流すコンバーゼンス出力回路である。12はブラウ
ン管を駆動するアノード電圧の変化を検出するアノード
電圧変化検出回路、13はアノード電圧変化検出回路1
2からの変化検出信号が入力され、アノード電圧変化量
に応じて増幅器の増幅度を制御する増幅度制御回路であ
る。増幅度制御回路13は、前置増幅回路11の増幅度
を制御している。
1,図2,図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明のコンバーゼンス装置の
構成を示す。図1において、5はコンバーゼンスコイ
ル、6はコンバーゼンス補正用信号を作る補正信号発生
回路、11は補正信号発生回路6から出てきた補正信号
を増幅する前置増幅回路、7は前置増幅回路11から出
た補正信号が加えられ、コンバーゼンスコイルに補正電
流を流すコンバーゼンス出力回路である。12はブラウ
ン管を駆動するアノード電圧の変化を検出するアノード
電圧変化検出回路、13はアノード電圧変化検出回路1
2からの変化検出信号が入力され、アノード電圧変化量
に応じて増幅器の増幅度を制御する増幅度制御回路であ
る。増幅度制御回路13は、前置増幅回路11の増幅度
を制御している。
【0016】以上のように構成されたコンバーゼンス装
置について、以下その動作を説明する。
置について、以下その動作を説明する。
【0017】画面の明るさの変化によりアノード電圧が
変化すると、アノード電圧変化検出回路12は、アノー
ド電圧の変化を検出し、増幅度制御回路13にアノード
電圧の変化量に対応した検出信号を伝える。増幅度制御
回路13は、アノード電圧の変化量に対応した検出信号
を受けて、アノード電圧変化量に応じて前置増幅回路1
1の増幅度を制御する。補正信号発生回路6で作られた
補正信号は、前置増幅回路11に伝えられるが、ここで
アノード電圧変化量に応じて増幅度が変えられ、次にコ
ンバーゼンス出力回路7へ伝えられる。
変化すると、アノード電圧変化検出回路12は、アノー
ド電圧の変化を検出し、増幅度制御回路13にアノード
電圧の変化量に対応した検出信号を伝える。増幅度制御
回路13は、アノード電圧の変化量に対応した検出信号
を受けて、アノード電圧変化量に応じて前置増幅回路1
1の増幅度を制御する。補正信号発生回路6で作られた
補正信号は、前置増幅回路11に伝えられるが、ここで
アノード電圧変化量に応じて増幅度が変えられ、次にコ
ンバーゼンス出力回路7へ伝えられる。
【0018】したがってコンバーゼンスコイル5には、
アノード電圧変化量に応じた補正電流が流れるため、ア
ノード電圧の変化によりコンバーゼンス補正感度が変化
しても、画面上のコンバーゼンス補正振幅を一定に保つ
ことができる 以上より画面の明るさが変化しても、アノード電圧の変
化量に対応した最適なコンバーゼンス補正量が得られる
ので、常に色ずれの無い良好な画像を得ることができ
る。
アノード電圧変化量に応じた補正電流が流れるため、ア
ノード電圧の変化によりコンバーゼンス補正感度が変化
しても、画面上のコンバーゼンス補正振幅を一定に保つ
ことができる 以上より画面の明るさが変化しても、アノード電圧の変
化量に対応した最適なコンバーゼンス補正量が得られる
ので、常に色ずれの無い良好な画像を得ることができ
る。
【0019】(実施の形態2)図2は本発明のコンバー
ゼンス装置のもう一つの構成を示す。図2において、5
はコンバーゼンスコイル、6はコンバーゼンス補正用信
号を作る補正信号発生回路、11は補正信号発生回路6
から出てきた補正信号を増幅する前置増幅回路、7は前
置増幅回路11から出た補正信号が加えられ、コンバー
ゼンスコイルに補正電流を流すコンバーゼンス出力回路
である。12はブラウン管を駆動するアノード電圧の変
化を検出するアノード電圧変化検出回路、13はアノー
ド電圧変化検出回路12からの変化検出信号が入力さ
れ、アノード電圧変化量に応じて増幅器の増幅度を制御
する増幅度制御回路である。増幅度制御回路13は、コ
ンバーゼンス出力回路7の増幅度を制御している。
ゼンス装置のもう一つの構成を示す。図2において、5
はコンバーゼンスコイル、6はコンバーゼンス補正用信
号を作る補正信号発生回路、11は補正信号発生回路6
から出てきた補正信号を増幅する前置増幅回路、7は前
置増幅回路11から出た補正信号が加えられ、コンバー
ゼンスコイルに補正電流を流すコンバーゼンス出力回路
である。12はブラウン管を駆動するアノード電圧の変
化を検出するアノード電圧変化検出回路、13はアノー
ド電圧変化検出回路12からの変化検出信号が入力さ
れ、アノード電圧変化量に応じて増幅器の増幅度を制御
する増幅度制御回路である。増幅度制御回路13は、コ
ンバーゼンス出力回路7の増幅度を制御している。
【0020】以上のように構成されたコンバーゼンス装
置について、以下その動作を説明する。
置について、以下その動作を説明する。
【0021】画面の明るさの変化によりアノード電圧が
変化すると、アノード電圧変化検出回路12は、アノー
ド電圧の変化を検出し、増幅度制御回路13にアノード
電圧の変化量に対応した検出信号を伝える。増幅度制御
回路13は、アノード電圧の変化量に対応した検出信号
を受けて、アノード電圧変化量に応じてコンバーゼンス
出力回路7の増幅度を制御する。補正信号発生回路6で
作られた補正信号は、前置増幅回路11に伝えられ、次
にコンバーゼンス出力回路7へ伝えられるが、ここでア
ノード電圧変化量に応じて増幅度が変えられる。
変化すると、アノード電圧変化検出回路12は、アノー
ド電圧の変化を検出し、増幅度制御回路13にアノード
電圧の変化量に対応した検出信号を伝える。増幅度制御
回路13は、アノード電圧の変化量に対応した検出信号
を受けて、アノード電圧変化量に応じてコンバーゼンス
出力回路7の増幅度を制御する。補正信号発生回路6で
作られた補正信号は、前置増幅回路11に伝えられ、次
にコンバーゼンス出力回路7へ伝えられるが、ここでア
ノード電圧変化量に応じて増幅度が変えられる。
【0022】したがってコンバーゼンスコイル5には、
アノード電圧変化量に応じた補正電流が流れるため、ア
ノード電圧の変化によりコンバーゼンス補正感度が変化
しても、画面上のコンバーゼンス補正振幅を一定に保つ
ことができる 以上より画面の明るさが変化しても、アノード電圧の変
化量に対応した最適なコンバーゼンス補正量が得られる
ので、常に色ずれの無い良好な画像を得ることができ
る。
アノード電圧変化量に応じた補正電流が流れるため、ア
ノード電圧の変化によりコンバーゼンス補正感度が変化
しても、画面上のコンバーゼンス補正振幅を一定に保つ
ことができる 以上より画面の明るさが変化しても、アノード電圧の変
化量に対応した最適なコンバーゼンス補正量が得られる
ので、常に色ずれの無い良好な画像を得ることができ
る。
【0023】(実施の形態3)図3は、本発明における
アノード電圧と増幅度制御回路13が制御する前置増幅
回路11の増幅度あるいはコンバーゼンス出力回路7の
増幅度との関係を表すグラフである。
アノード電圧と増幅度制御回路13が制御する前置増幅
回路11の増幅度あるいはコンバーゼンス出力回路7の
増幅度との関係を表すグラフである。
【0024】図3より、アノード電圧が低下した場合、
増幅度制御回路13は、前置増幅回路11の増幅度ある
いはコンバーゼンス出力回路7の増幅度を下げるように
制御している。アノード電圧が低下すると、コンバーゼ
ンスの補正振幅は、理論上アノード電圧の平方根に反比
例して伸びようとするが、増幅度制御回路13が、前置
増幅回路11の増幅度あるいはコンバーゼンス出力回路
7の増幅度を下げるので、コンバーゼンスの補正振幅は
一定に保たれる。
増幅度制御回路13は、前置増幅回路11の増幅度ある
いはコンバーゼンス出力回路7の増幅度を下げるように
制御している。アノード電圧が低下すると、コンバーゼ
ンスの補正振幅は、理論上アノード電圧の平方根に反比
例して伸びようとするが、増幅度制御回路13が、前置
増幅回路11の増幅度あるいはコンバーゼンス出力回路
7の増幅度を下げるので、コンバーゼンスの補正振幅は
一定に保たれる。
【0025】以上より画面の明るさが変化しても、アノ
ード電圧の変化量に対応した最適なコンバーゼンス補正
量が得られるので、常に色ずれの無い良好な画像を得る
ことができる。
ード電圧の変化量に対応した最適なコンバーゼンス補正
量が得られるので、常に色ずれの無い良好な画像を得る
ことができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のコンバーゼンス
装置によれば、投写型テレビジョン受信機において、画
面の明るさ変化によるミスコンバーゼンスの発生を防止
することができ、常に良好な投写画像を提供することが
できるという有利な効果が得られる。
装置によれば、投写型テレビジョン受信機において、画
面の明るさ変化によるミスコンバーゼンスの発生を防止
することができ、常に良好な投写画像を提供することが
できるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の一実施の形態によるコンバーゼンス装
置を示すブロック図
置を示すブロック図
【図2】本発明の他の一実施の形態によるコンバーゼン
ス装置を示すブロック図
ス装置を示すブロック図
【図3】本発明のアノード電圧の変化と増幅度制御回路
が制御する前置増幅回路の増幅度あるいはコンバーゼン
ス出力回路の増幅度との関係を表すグラフ
が制御する前置増幅回路の増幅度あるいはコンバーゼン
ス出力回路の増幅度との関係を表すグラフ
【図4】従来の投写型テレビジョン受信機におけるコン
バーゼンス回路の一例を示す概略構成図
バーゼンス回路の一例を示す概略構成図
【図5】図4のスクリーン上に投写された各単色画像の
形状を示す概略図
形状を示す概略図
1 ブラウン管 1R 赤色用ブラウン管 1G 緑色用ブラウン管 1B 青色用ブラウン管 2 投写レンズ 3 スクリーン 4 偏向コイル 5 コンバーゼンスコイル 6 補正信号発生回路 7 コンバーゼンス出力回路 8 スクリーン上の赤色投写画像 9 スクリーン上の緑色投写画像 10 スクリーン上の青色投写画像 11 前置増幅回路 12 アノード電圧変化検出回路 13 増幅度制御回路
Claims (4)
- 【請求項1】 コンバーゼンス補正用補正信号を発生す
る手段と、前記コンバーゼンス補正用補正信号を発生す
る手段から出てきた補正信号を増幅する手段と、前記補
正信号が入力されコンバーゼンスコイルを駆動する手段
と、ブラウン管を駆動するアノード電圧の変化を検出す
る手段と、前記アノード電圧の変化検出信号によって制
御され、増幅器の増幅度を制御する手段とを備えたこと
を特徴とするコンバーゼンス装置。 - 【請求項2】 前記増幅器の増幅度を制御する手段は、
前記補正信号を増幅する手段の増幅度を制御することを
特徴とする請求項1記載のコンバーゼンス装置。 - 【請求項3】 前記増幅器の増幅度を制御する手段は、
前記コンバーゼンス補正コイルを駆動する手段の増幅度
を制御することを特徴とする請求項1記載のコンバーゼ
ンス装置。 - 【請求項4】 前記増幅器の増幅度を制御する手段は、
アノード電圧が下がった場合に、制御対象となる手段の
増幅度を下げるように制御することを特徴とする請求項
2記載および請求項3記載のコンバーゼンス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18190196A JPH1028272A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | コンバーゼンス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18190196A JPH1028272A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | コンバーゼンス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028272A true JPH1028272A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16108874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18190196A Pending JPH1028272A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | コンバーゼンス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028272A (ja) |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP18190196A patent/JPH1028272A/ja active Pending
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