JPH10282387A - 複数レンズのレンズ保持構造 - Google Patents

複数レンズのレンズ保持構造

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JPH10282387A
JPH10282387A JP9226697A JP9226697A JPH10282387A JP H10282387 A JPH10282387 A JP H10282387A JP 9226697 A JP9226697 A JP 9226697A JP 9226697 A JP9226697 A JP 9226697A JP H10282387 A JPH10282387 A JP H10282387A
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Japan
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lens
frame
holding structure
lenses
peripheral surface
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JP9226697A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hagimori
仁 萩森
Yoshibumi Harada
義文 原田
Hiroshi Sugiyama
浩史 杉山
Haruki Yoshida
春樹 吉田
Hideki Osada
英喜 長田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一軸方向から複数のレンズが玉枠に組み込
まれてなるレンズ保持構造において、玉枠を径方向に大
きくすることなく、先に組み込むレンズをかしめによっ
て固定する。 【解決手段】 玉枠20に、先に組み込む第1レンズ4
0のレンズ組み込み方向60とは反対側の端面40t近
傍からレンズ組み込み方向60とは逆方向に延在する貫
通穴34と、貫通穴34内においてレンズ組み込み方向
60とは逆方向に突出する部分かしめ片32とを形成す
る。レンズ40を玉枠20に挿入した後、外部から部分
かしめ片32を加熱治具50で加熱して径方向内側に塑
性変形させ、部分部かしめ片32をレンズ40の端面4
0tに係合させて、レンズ40を玉枠20に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数レンズのレン
ズ保持構造に関し、詳しくは、かしめによりレンズを保
持するレンズ保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば図1および図2の断面図
に示すように、同一軸方向5から複数のレンズ4,6が
一つの玉枠2に組み込まれてなるレンズ保持構造1a,
1bが用いられている。このようなレンズ保持構造1
a,1bは、軸方向5から玉枠2に先に組み込まれる第
1レンズ4は、図1のようにCリング8を用いて、また
は図2のように接着剤9を用いて、あるいは、不図示の
ねじリング等を用いて固定される。軸方向5から玉枠2
に後から挿入される第2レンズ6は、玉枠2の挿入側端
部に周方向に全体的または部分的に形成されたかしめ部
3に軸方向から加熱治具7を押し当てて熱変形させ、点
線で示すように変形後のかしめ部3aが第2レンズ6を
押さえるようにすることによって、固定される。
【0003】このように、後から組み込まれる第2レン
ズ6については、作業効率の優れたかしめによって固定
できる。
【0004】しかし、先に組み込まれる第1レンズ4に
ついては、かしめによる固定は実用的ではなかった。第
1レンズ4をかしめにより固定するには、軸方向5から
加熱治具を押し当てるためのかしめ部を玉枠2の軸方向
中間位置の内側に設ける必要があり、そうすると、玉枠
2が特に径方向に大きくなり、また、これに伴って第2
レンズ6の外径寸法も大きくする必要があるからであ
る。
【0005】つまり、玉枠2を径方向に大きくすること
なく、先に組み込む第1レンズ4をかしめによって固定
することができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、同一軸方向から複数のレンズ
が玉枠に組み込まれてなるレンズ保持構造において、玉
枠を径方向に大きくすることなく、先に組み込むレンズ
をかしめによって固定することが可能である、複数レン
ズのレンズ保持構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記の
技術的課題を解決するため、本発明は、以下の構成の複
数レンズのレンズ保持構造を提供する。
【0008】複数のレンズのレンズ保持構造は、同一軸
方向から少なくとも2枚のレンズが玉枠に組み込まれて
なる。上記玉枠は、軸方向中間位置であって、かつ、先
に組み込まれるレンズに大略対応する位置に、その外周
面が玉枠外部に露出する塑性変形部を有する。この塑性
変形部は、玉枠外部からの作用を受けて、先に組み込ま
れたレンズ側に塑性変形して、該レンズを玉枠に固定す
る。
【0009】上記構成において、先に組み込まれるレン
ズを玉枠に組み込んだ後に、玉枠の外部から塑性変形部
に作用して、塑性変形部をレンズ側に塑性変形させる。
そして、塑性変形した塑性変形部がレンズに係合して玉
枠に対するレンズの移動を規制することによって、先に
組み込んだレンズが玉枠に固定されるようにする。塑性
変形部は、玉枠の径方向寸法内で構成することができ、
また、後から組み込むレンズの外径が大きくなることも
ない。
【0010】したがって、同一軸方向から複数のレンズ
が玉枠に組み込まれてなるレンズ保持構造において、玉
枠を径方向に大きくすることなく、先に組み込むレンズ
をかしめによって固定することが可能である。
【0011】なお、塑性変形部は、典型的には、樹脂で
構成して、熱かしめによって塑性変形させるが、金属等
の他の材料で構成し、加熱することなく塑性変形させる
ようにしてもよい。
【0012】好ましくは、上記玉枠は、貫通穴と、部分
かしめ片とを有する。上記貫通穴は、上記玉枠の筒壁を
径方向に貫通し、かつ、先に組み込まれるレンズのレン
ズ組み込み方向とは反対側の端面近傍からレンズ組み込
み方向とは逆方向に延在する。上記部分かしめ片は、上
記貫通穴内において、上記玉枠の筒壁の先に組み込まれ
るレンズのレンズ組み込み方向とは反対側の端面近傍か
ら、レンズ組み込み方向とは逆方向に、突出してなる。
上記部分かしめ片は、上記塑性変形部として径方向内側
に塑性変形して、先に組み込まれたレンズのレンズ組み
込み方向とは反対側の端面に係合する。
【0013】上記構成において、塑性変形部である部分
かしめ片は、玉枠の外部から、径方向内側への作用を受
け、先に組み込まれたレンズ側に曲がって、このレンズ
に係合する。この係合によって、レンズはレンズ組み込
み方向とは反対側に移動することが規制される等によっ
て玉枠に固定される。
【0014】したがって、簡単な構成で、先に組み込む
レンズをかしめによって固定することが可能である。
【0015】好ましくは、先に組み込まれるレンズの外
周面には、溝部が形成される。上記玉枠は、先に組み込
まれるレンズの上記溝部に対応する位置において、外周
面側からくぼんだ凹部と、この凹部に隣接して径方向内
側に壁厚の小さい部分かしめ壁部とを有する。この部分
かしめ壁部は、上記塑性変形部として径方向内側に塑性
変形して、先に組み込まれたレンズの上記溝部に係合す
る。
【0016】上記構成において、塑性変形部である部分
かしめ壁は、玉枠の外部から凹部を経て、径方向内側へ
の作用を受け、径方向内側に塑性変形してレンズの溝部
に入り込んで係合する。この係合によって、レンズはレ
ンズ組み込み方向とは反対側に移動することが規制され
る等によって玉枠に固定される。部分かしめ壁部は、筒
壁よりも壁厚が小さくなっていて、塑性変形が容易とな
っている。
【0017】したがって、簡単な構成で、先に組み込む
レンズをかしめによって固定することが可能である。
【0018】好ましくは、上記玉枠は、先に組み込まれ
る一つのレンズに対応して周方向少なくとも2箇所に配
置された上記塑性変形部を有する。
【0019】上記構成において、レンズが光軸方向およ
び光軸直角方向に玉枠と当接した状態での少なくとも2
箇所のかしめによって、レンズの光軸方向および光軸直
角方向の移動と、光軸まわりおよび光軸に直角な軸まわ
りの回転とを防止できる。
【0020】したがって、少ない作業でレンズを玉枠に
固定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、図3〜図6に示した本発
明の各実施形態に係る複数レンズのレンズ保持構造1
0,10a,10bについて詳細に説明する。
【0022】まず、玉枠20の筒壁21に切り欠きを設
けた第1実施形態の複数のレンズのレンズ保持構造10
について、図3および図5(I)を参照しながら説明す
る。
【0023】このレンズ保持構造10は、図3の断面図
に示すように、玉枠20と、外径寸法が相対的に小さい
第1レンズ40と、外径寸法が相対的に大きい第2レン
ズ42とを備える。
【0024】玉枠20は、円筒状の筒壁21を有し、そ
の内周面は、矢印60で示したレンズ挿入方向とは逆方
向に内径寸法が順に大きくなる第1、第2および第3内
周面22,24,26が隣接して形成されている。第1
内周面22の内径寸法は、第1レンズ40の外径寸法よ
り小さい。第2内周面24の内径寸法は、第1レンズ4
0の外径寸法と略等しい。第3内周面26の内径寸法
は、第2レンズ42の外径寸法と略等しい。
【0025】筒壁21のレンズ挿入側の端部には、全周
に渡って全周かしめ部30が形成されている。また、筒
壁21の中間位置には、図5(I)の斜視図に示すよう
に、周方向に均等に配置された3つの貫通穴34が形成
され、各貫通穴34には、レンズ挿入方向とは逆方向に
突出する部分かしめ片32がそれぞれ形成されている。
この部分かしめ片32は、図3(II)に示すように、熱
かしめによって内側に曲げられて、第1レンズ40のレ
ンズ挿入方向とは反対側の端面40tに当接して第1レ
ンズ40を固定するようになっている。
【0026】すなわち、このレンズ保持構造10は、以
下のように組み立てられる。
【0027】まず、図3(I)に示すように、第1レン
ズ40を玉枠20内に挿入し、第1レンズ40のレンズ
挿入側の端面40sを、玉枠20の第1内周面22と第
2内周面24との境界の段面23に当接させて軸方向に
位置決めする。次に、第2レンズ42を玉枠20内に挿
入し、第2レンズ42のレンズ挿入側の端面42sを、
玉枠20の第2内周面24と第3内周面26との境界の
段面25に当接させて軸方向に位置決めする。
【0028】次に、玉枠20の部分かしめ片32に、図
3(I)において矢印62に示すように、外部から加熱
治具50を押し当てて加熱して軟化させ、部分かしめ片
32を、図3(II)に示すように、第1レンズ40側に
曲げ、第1レンズ40のレンズ挿入方向とは反対側の端
面40tを部分かしめ片32でレンズ挿入方向に押圧す
る。次に、図3(II)において矢印64で示すように、
加熱治具50を部分かしめ片32から遠ざけ、部分かし
め片32が第1レンズ40をレンズ挿入方向に押圧した
状態で、部分かしめ片32を冷却して硬化させ、第1レ
ンズ40を玉枠20に固定する。
【0029】次に、玉枠20の端部の全周かしめ部30
に、従来例と同様に、軸方向から不図示の加熱治具を押
し当てて熱変形させた後冷却し、第2レンズ42のレン
ズ挿入側の端面42tを全周かしめ部30で押さえるこ
とによって、第2レンズ42を玉枠20に固定する。
【0030】上記のレンズ保持構造10によれば、径方
向寸法の小さい部分かしめ片32を玉枠20に形成すれ
ばよい。したがって、玉枠20を径方向に大きくするこ
となく、先に組み込むレンズ40をかしめによって玉枠
20に固定することができる。
【0031】次に、玉枠に切り欠きを設けない第2実施
形態のレンズ保持構造10aについて、図4および図5
(II)を参照しながら説明する。以下では、上記第1実
施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と同様
の構成部分には、同じ符号を用いている。
【0032】第2実施形態では、第1実施形態と同様
に、玉枠20aは、第1、第2および第3内周面22,
24,26を有するが、貫通穴34および部分かしめ片
は32の代わりに、図4の断面図および図5(II)の斜
視図に示すように、凹部38および部分かしめ壁部36
を有する。すなわち、玉枠20aの筒壁21は、その外
周面21k側からくぼんだ凹部38と、凹部38の径方
向内側に隣接する壁厚が薄くなった部分かしめ壁部36
とを有する。また、第1レンズ40aの外周面40kに
は、周方向全周に渡ってV字状の溝部41aが形成され
ている。玉枠20aの凹部38および部分かしめ壁部3
6は、第1レンズ40aの溝部41aに対応する位置
に、周方向に均等に3箇所配置されている。
【0033】このレンズ保持構造10aは、以下のよう
に組み立てられる。
【0034】すなわち、第1実施形態と同様に、まず、
玉枠20a内に第1および第2レンズ40a,42を挿
入して軸方向に位置決めする。
【0035】次に、図4(I)において矢印62aで示
すように、玉枠20aの部分かしめ壁部36に、外部か
ら加熱治具50aを押し当て、部分かしめ壁部36を加
熱により軟化させ、図4(II)に示すように、部分かし
め部36を第1レンズ40の外周面40kの溝部41a
内に押し込む。次に、図4(II)において矢印64aで
示すように、加熱治具50aを部分かしめ壁部36から
遠ざけ、部分かしめ壁部36が第1レンズ40の溝部4
1aに押し込まれた状態で、部分かしめ壁部36を冷却
して硬化させ、第1レンズ40を玉枠20aに固定す
る。
【0036】次に、第1実施形態と同様に、第2レンズ
42を玉枠20aに固定する。
【0037】上記のレンズ保持構造10aにおいて、部
分かしめ壁部36は、玉枠の筒壁21よりも壁厚が小さ
い。したがって、玉枠20を径方向に大きくすることな
く、先に組み込むレンズ40をかしめによって玉枠20
aに固定することができる。
【0038】なお、第1レンズ40aには、その外周面
40kの全周に溝部41aが形成されているので、第1
レンズ40aを玉枠20に挿入したときの光軸まわりの
回転位置を任意とすることができる。この構成に代え
て、第1レンズ40aの外周面40kに、部分かしめ壁
部36に対応する位置に3つの溝部を部分的に設けても
よい。この場合には、第1レンズ40aの挿入時に第1
レンズ40aの光軸まわりの回転位置を位置決めする必
要があるが、第1レンズ40aの光軸まわりの回転は、
より確実に阻止される。
【0039】次に、1つの玉枠に3つのレンズを保持す
る第3実施形態のレンズ保持構造10bについて、図6
の断面図を参照しながら説明する。
【0040】このレンズ保持構造10bは、外径寸法が
順に大きくなる第1、第2および第3レンズ40b,4
2,44が玉枠20bに保持されてなる。玉枠20bの
内周面は、レンズ挿入方向とは逆方向に内径寸法が順に
大きくなる第1、第2、第3および第4内周面22,2
4,26,28が軸方向に隣接して形成されている。第
1内周面22の内径寸法は、第1レンズ40bの外径寸
法より小さい。第2内周面24の内径寸法は第1レンズ
40bの外径寸法と、第3内周面26の内径寸法は第2
レンズ42の外径寸法と、第4内周面28の内径寸法は
第3レンズ44の外径寸法と、それぞれ略等しい。
【0041】筒壁21のレンズ挿入側の端部には、全周
かしめ部30が形成されている。また、筒壁21の中間
位置には、第1および第2実施形態と同様に、第1レン
ズ40bに対応する位置に周方向に配置された3つの凹
部38が、第2レンズ42に対応する位置に周方向に配
置された3つの貫通穴34が、それぞれ形成され、各凹
部38には部分かしめ壁部36が、各貫通穴34には部
分かしめ片32が、それぞれ形成されている。
【0042】このレンズ保持構造10bは、第1および
第2実施形態と同様に、組み立てられる。すなわち、ま
ず、玉枠20内に、同一軸方向から、第1、第2、第3
レンズ40b,42,44を挿入し、次に、加熱治具を
用いて、部分かしめ壁部36、部分かしめ片32、全周
かしめ部30を熱変形させることによって、第1、第2
および第3レンズ40b,42,44を玉枠20bに固
定する。
【0043】このように、部分かしめ壁部および/また
は部分かしめ片を玉枠に適宜に設けることによって、任
意複数枚のレンズを玉枠に固定することができる。
【0044】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。た
とえば、玉枠の軸方向両側から、それぞれ複数枚数のレ
ンズを挿入するように構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例のレンズ保持構造の断面図である。
【図2】 従来例のレンズ保持構造の断面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態のレンズ保持構造の断
面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態のレンズ保持構造の断
面図である。
【図5】 図3および図4のレンズ保持構造の斜視図で
ある。
【図6】 本発明の第3実施形態のレンズ保持構造の断
面図である。
【符号の説明】
10,10a,10b レンズ保持構造 20,20a,20b 玉枠 21 筒壁 21k 外周面 22 第1内周面 23 段面 24 第2内周面 25 段面 26 第3内周面 27 段面 28 第4内周面 30 全周かしめ部 32 部分かしめ片 34 貫通穴 36 部分かしめ壁部 38 凹部 40,40a,40b 第1レンズ 40k 外周面 40s,40t 端面 41a,41b 溝部 42 第2レンズ 42s,42t 端面 44 第3レンズ 60,62,62a,64,64b 矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 浩史 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 吉田 春樹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 長田 英喜 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一軸方向から少なくとも2枚のレンズ
    が玉枠に組み込まれてなる複数レンズのレンズ保持構造
    であって、 上記玉枠は、軸方向中間位置であって、かつ、先に組み
    込まれるレンズに大略対応する位置に、その外周面が玉
    枠外部に露出する塑性変形部を有し、該塑性変形部は、
    玉枠外部からの作用を受けて、先に組み込まれたレンズ
    側に塑性変形して該レンズを玉枠に固定することを特徴
    とする、複数レンズのレンズ保持構造。
  2. 【請求項2】 上記玉枠は、上記玉枠の筒壁を径方向に
    貫通し、かつ、先に組み込まれるレンズのレンズ組み込
    み方向とは反対側の端面近傍からレンズ組み込み方向と
    は逆方向に延在する貫通穴と、該貫通穴内において、上
    記玉枠の筒壁の先に組み込まれるレンズのレンズ組み込
    み方向とは反対側の端面近傍からレンズ組み込み方向と
    は逆方向に突出してなる部分かしめ片とを有し、 該部分かしめ片は、上記塑性変形部として径方向内側に
    塑性変形して、先に組み込まれたレンズのレンズ組み込
    み方向とは反対側の端面に係合することを特徴とする、
    請求項1記載の複数レンズのレンズ保持構造。
  3. 【請求項3】 先に組み込まれるレンズの外周面には、
    溝部が形成され、 上記玉枠は、先に組み込まれるレンズの上記溝部に対応
    する位置において、外周面側からくぼんだ凹部と、該凹
    部に隣接して径方向内側に壁厚の小さい部分かしめ壁部
    とを有し、 該部分かしめ壁部は、上記塑性変形部として径方向内側
    に塑性変形して、先に組み込まれたレンズの上記溝部に
    係合することを特徴とする、請求項1記載の複数レンズ
    のレンズ保持構造。
  4. 【請求項4】 上記玉枠は、先に組み込まれる一つのレ
    ンズに対応して周方向少なくとも2箇所に配置された上
    記塑性変形部を有することを特徴とする、請求項1記載
    の複数レンズのレンズ保持構造。
JP9226697A 1997-04-10 1997-04-10 複数レンズのレンズ保持構造 Pending JPH10282387A (ja)

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US09/057,478 US5969887A (en) 1997-04-10 1998-04-09 Lens holding structure, its assembling method and its dimension determining method

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005164811A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Mitsutoyo Corp レンズ保持構造、対物レンズ、光学顕微鏡および組立方法
JP2006195139A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Ricoh Co Ltd レンズ固定構造

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