JPH10281555A - バイパス弁付き給湯装置 - Google Patents

バイパス弁付き給湯装置

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JPH10281555A
JPH10281555A JP9096796A JP9679697A JPH10281555A JP H10281555 A JPH10281555 A JP H10281555A JP 9096796 A JP9096796 A JP 9096796A JP 9679697 A JP9679697 A JP 9679697A JP H10281555 A JPH10281555 A JP H10281555A
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JP
Japan
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bypass valve
hot water
water supply
combustion
pipe
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JP9096796A
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Seishi Hanazawa
清史 花澤
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Gastar Co Ltd
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイパス弁の開動作,閉じ動作に伴う出湯温
度の変動を抑えることができる給湯装置を提供する。 【解決手段】給湯装置のバイパス管は給水管と給湯管の
間に接続され、熱交換部を通る受熱管と並列をなしてい
る。このバイパス管にバイパス弁が設けられている。バ
イパス弁の開動作要求があった時には、即座にバイパス
弁を開かずに、燃焼熱量の増加量ΔXと遅れ時間Δtと
を演算し(ステップ106)、このΔX分だけ予め燃焼
熱量を増大させる(ステップ107)。そして、遅れ時
間Δt経過後(ステップ108)に、バイパス弁を開く
(ステップ109)。同様に、バイパス弁の閉動作要求
があった時には、燃焼熱量の減少量ΔYと遅れ時間Δt
とを演算し(ステップ116)、このΔY分だけ予め燃
焼熱量を減少させる(ステップ117)。そして、遅れ
時間Δt経過後(ステップ118)に、バイパス弁を閉
じる(119)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイパス弁を備え
た給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス給湯装置は、燃焼部と、この燃焼部
の上方に配置された熱交換部と、給湯配管系とを有して
いる。この給湯配管系は、熱交換部を通る受熱管と、こ
の受熱管の両端に連なる給水管と給湯管を有している。
給湯管の末端には、出湯栓が設けられている。さらに、
給水管と給湯管との間には受熱管と並列をなすバイパス
管が接続され、このバイパス管には電磁弁からなるバイ
パス弁が設けられている。
【0003】上記バイパス管とバイパス弁は、給湯装置
によって果たす役割が異なることもあるが、例えば次の
役割を担っている。設定温度が高い場合には、バイパス
弁を閉じ、給水管からの水はすべて受熱管を通って給湯
管に至る。これにより限られた燃焼能力でも高温の湯の
吐出を確保することができる。設定温度が低い場合に
は、バイパス弁を開く。これにより、給水管からの水は
受熱管を通って加熱されるものと、加熱されずにバイパ
ス管を通るものとに別れ、給湯管で合流して設定温度の
湯となり吐出される。この場合、受熱管を流れる水が設
定温度より高温に加熱されることになり、受熱管を高温
に維持できるので、受熱管への結露を防止してその腐食
を防止できる。また、受熱管を流れる水を高温にするよ
うに、熱交換部に燃焼熱を供給するので、給湯終了後
に、この熱交換部に蓄わえられた熱によって、受熱管内
の滞留水の後沸きが生じる。そのため、再出湯時に発生
するアンダーシュートを、この比較的高温の滞留水を利
用してつぶし、最初(バーナの点火前)から適温の湯を
吐出するすることができる。また、熱交換部が冷えた状
態で再出湯を行う場合には、バイパス弁を閉じて出湯温
度を早く設定温度まで立ち上げ、その後でバイパス弁を
開いて出湯制御を行うこともある。
【0004】ところで、ガス供給量(燃焼熱量)は、設
定温度と給水温度と通水量に基づくフィードフォワード
制御成分に、設定温度と出湯温度と通水量に基づくフィ
ードバック制御成分を加算することにより、制御され
る。これにより、出湯温度が設定温度に一致した状態で
安定制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、バイパス弁が
閉じた状態で、上記出湯制御が安定して行われている最
中に、バイパス弁が開動作すると、出湯温度が大きくア
ンダーシュートし、ユーザーに不快感を与えることがあ
った。その理由を説明する。バイパス弁が開くと、これ
に伴い給湯配管系全体の流通抵抗が減少して通水量が増
大するとともに、バイパス管を流れる冷たい水と受熱管
からの湯が混合されるため、出湯温度が低下する。この
出湯温度低下と通水量の増大は検出手段で検出される。
この検出情報に基いて上記フィードフォワード制御,フ
ィードバック制御が行われるので、燃焼熱量が増大し出
湯温度は元に戻る。しかし、出湯温度が元に戻るまでに
は、時間がかかる。なぜなら、出湯温度,通水量等の検
出信号が制御手段に送られてから比例弁の開度が増大す
るまでの時間、燃焼部での燃焼熱が受熱管を通る水に伝
わるまでの時間、受熱管から出た湯がバイパス管と給湯
管の接続点に達するまでの時間が必要だからである。そ
の結果、上記出湯温度は大きなアンダーシュートを余儀
なくされるのである。同様の理由により、バイパス弁が
開から閉になった時には、出湯温度に大きなオーバーシ
ュートが生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、燃焼
部と、この燃焼部からの燃焼熱を受ける熱交換部と、給
湯配管系とを備え、この給湯配管系が、熱交換部を通る
受熱管と、その両端に接続された給水管および給湯管
と、これら給水管,給湯管の間に接続されて上記受熱管
と並列をなすバイパス管と、このバイパス管に設けられ
たバイパス弁とを有し、上記燃焼部およびバイパス弁が
制御手段により制御される給湯装置において、上記制御
手段は、給湯配管系に水が流れた状態で燃焼部での燃焼
を実行することにより出湯制御している最中に、バイパ
ス弁を閉から開にする動作要求があった時に、燃焼熱量
を予め増加させて燃焼部制御を実行し、それから遅れて
バイパス弁の開動作を実行することを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、燃焼部と、この燃焼部
からの燃焼熱を受ける熱交換部と、給湯配管系とを備
え、この給湯配管系が、熱交換部を通る受熱管と、その
両端に接続された給水管および給湯管と、これら給水
管,給湯管の間に接続されて上記受熱管と並列をなすバ
イパス管と、このバイパス管に設けられたバイパス弁と
を有し、上記燃焼部およびバイパス弁が制御手段により
制御される給湯装置において、上記制御手段は、給湯配
管系に水が流れた状態で燃焼部での燃焼を実行すること
により出湯制御している最中に、バイパス弁を開から閉
にする動作要求があった時に、燃焼熱量を予め減少させ
て燃焼部制御を実行し、それから遅れてバイパス弁の閉
動作を実行することを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載のバイパス弁付き給湯装置において、上記バイパス弁
動作前の燃焼熱量変化量は、バイパス弁の動作後の推定
通水量と給水管からの給水温度のうちの少なくとも1つ
に対応して決定されることを特徴とする。請求項4の発
明は、請求項1〜3のいずれかに記載のバイパス弁付き
給湯装置において、上記バイパス弁動作の遅れ時間は、
バイパス弁の動作後の推定通水量と給水管からの給水温
度のうちの少なくとも1つに対応して決定されることを
特徴とする。請求項5の発明は、請求項3または4に記
載のバイパス弁付き給湯装置において、バイパス弁の開
き状態での出湯制御の際に、上記受熱管の出口温度と、
給水管からの給水温度と、給湯管とバイパス管の接続点
より下流側の出湯温度に基づきバイパス比を予め演算し
ておき、このバイパス比の情報も加えて上記バイパス弁
動作前の燃焼熱量変化量およびバイパス弁動作の遅れ時
間を決定することを特徴とする。請求項6の発明は、請
求項1または2に記載のバイパス弁付き給湯装置におい
て、上記バイパス弁動作の遅れ時間および上記バイパス
弁動作前の燃焼熱量変化量が一定であることを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。まず、図3に示すガス給
湯装置の概略を説明する。ケース1の下部に燃焼部2が
収納され、上部に熱交換部3が収納されている。この熱
交換部3は、多数の薄肉のフィンプレート3aに受熱管
11を貫通させることにより、構成されている。ケース
1の底部には、燃焼空気を供給するためのファン4が設
けられている。上記燃焼部2へガスを供給する手段5
は、主電磁開閉弁5aと電磁比例弁5bを有している。
燃焼部2の近傍には点火機構(図示しない)が配置され
ている。
【0010】次に、給湯配管系10について詳述する。
この配管系10は、上記受熱管11と、その入口端に接
続された給水管12と、その出口端に接続された給湯管
13とを有している。給湯管13の末端には出湯栓14
が設けられている。給水管12にはギアモータ駆動式の
水量制御弁15が設けられている。また、これら給水管
12と給湯管13との間には、受熱管11と並列をなす
バイパス管16が接続されており、このバイパス管16
には電磁弁からなるバイパス弁17が設けられている。
図において、バイパス管16と給水管12との接続点を
Pで示すとともに、バイパス管16と給湯管13との接
続点をQで示す。
【0011】さらに、給湯装置は、制御ユニット20
(制御手段)を有している。この制御ユニット20は、
ガス供給手段5の主開閉弁5a,比例弁5bと、点火機
構と、ファン4と、水量制御弁15と、バイパス弁17
を制御するものである。この制御ユニット20には、種
々の検出手段からの検出信号が入力される。検出手段と
しては、給水管13において接続点Pより上流側に設け
られたフローセンサ21(通水量検出手段)および温度
センサ22(給水温度検出手段)と、給湯管13におい
て接続点Qの下流側でこの接続点Q近傍に設けられた温
度センサ23(出湯温度検出手段)等がある。また、制
御ユニット20には、リモートコントローラ25(温度
設定手段)からの設定温度情報も入力される。
【0012】次に、上記構成の給湯装置の一般的な作用
について説明する。出湯栓14を開くと、給水管12,
受熱管11,給湯管13の順に水が流れる。給水管12
に設けられたフローセンサ21がこれを検出し、この検
出信号に応答して制御ユニット20が、主電磁開閉弁5
aを開くとともに点火動作を行うことにより、燃焼部2
での燃焼が開始される。その結果、フィンプレート3a
が加熱され、ひいては受熱管11を通る水が加熱され、
湯となって出湯栓14から吐出される。
【0013】制御ユニット20で実行される通常の出湯
温度制御は、比例弁5bの開度制御によるガス供給量
(燃焼熱量)の制御が基本となる。すなわち、前述した
ようにフィードフォワード制御成分(FF制御成分)に
フィードバック制御成分(FB制御成分)を加算して、
比例弁5bの開度制御を行う。FF制御成分は、リモー
トコントローラ25により設定された設定温度Tsと、
フローセンサ21で検出される通水量Lと、温度センサ
22で検出される給水温度TINに基づいて演算される。
FB制御成分は、上記設定温度Tsと、温度センサ23
で検出される出湯温度TOUTに基づいて演算される。そ
の結果、通水量Lと給水温度TINと設定温度Tsに応じ
て、出湯温度TOUTを安定して設定温度Tsに一致させ
ることができる。
【0014】なお、検出される通水量Lで最大限度まで
比例弁5bを開いて燃焼しても出湯温度TOUTを設定温
度Tsにすることができない場合には、水量制御弁15
の開度が絞られる。また、基本的に設定温度Tsが閾温
度Th(例えば50°C)以下の場合には、バイパス弁
17を開く。これは、前述したように、受熱管11を流
れる水を設定温度Tsより高温に加熱して、受熱管11
への結露を防止しその腐食を防止するためであり、出湯
停止後の後沸きを積極的に利用するためである。設定温
度Tsが閾温度Thを越える場合には、バイパス弁17
を閉じる。これは、前述したように、高温の湯の吐出を
確保するためである。なお、この時、図3に示す熱交換
部3出口の温度センサTHの検出温度に基づいて、バイ
パス弁17の開閉をコントロールしてもよい。なぜな
ら、前述結露を防止するためには、熱交換部3の温度
(その出口の出湯温度)を、実測(例えば65°C以上
かどうか)するほうが、より適確に判断できるためであ
る。
【0015】出湯開始の時の制御を概略的に説明する
と、熱交換部3がまだ熱く後沸きを利用できる場合に
は、バイパス弁15を開いて出湯温度TOUTを適温にす
るように制御するが、熱交換部3が冷えている場合に
は、バイパス弁15の閉じ状態を維持して出湯温度T
OUTを早く設定温度Tsまで立ち上げ、その後でバイパ
ス弁15を開いて出湯制御を行う。
【0016】本発明の特徴は、制御ユニット20が、バ
イパス弁15を閉じ状態から開き動作させる時、または
開き状態から閉じ動作させる時に、それに先立って、特
殊なガス供給量制御(燃焼熱量制御)を行うことにあ
る。以下、場合分けして説明する。
【0017】まず、上述した再出湯制御時等に見られる
ように、出湯温度TOUTを設定温度Tsに維持したまま
の状態でバイパス弁17の開き動作を行う場合につい
て、図4のタイムチャートを参照しながら説明する。こ
の場合、出湯開始から25秒経過時点がバイパス弁開動
作要求時点t0となる。なお、実際に出湯温度TOUTが設
定温度Tsで安定した時点を、バイパス弁開動作要求時
点としてもよい。このバイパス弁開動作要求があった時
点t0で、制御ユニット20は、即座にバイパス弁17
を開かずに、比例弁5bへの駆動電流を増大させる。こ
れにより、比例弁5bは若干の動作遅れの後に、開度を
増大させ、ガス供給量(燃焼熱量)を増大させる。より
具体的には、上述のようにして検出信号により決定され
るFF制御成分に、さらにFF増加量ΔXを加算してF
F制御成分とすることにより、比例弁5bの開度がこの
FF増加量ΔXに対応した分だけ増大する。
【0018】上記バイパス弁開動作要求時点t0から、
遅れ時間Δt経過時点で、バイパス弁17をオンにす
る。これにより、バイパス弁17は、若干の動作遅れを
もって開き、これに伴い通水量Lが増大する。この通水
量Lの増大によって現時点での器具の能力を引き出し出
湯性能(出湯量)を改善するとともに、次の再出湯のと
き用いる保有熱量(後沸き量)を確保することができ
る。
【0019】上記制御により出湯温度TOUTは次のよう
に変化する。バイパス弁開要求があり比例弁5bへの駆
動電流が増加した時点t0から、実際に出湯温度TOUT
上昇し始める時点t1まで、遅れがある。これは、比例
弁5bの開度が実際に増大するのに要する時間、燃焼部
2での燃焼熱が受熱管11を通る水に伝わるまでの時
間、受熱管11から出た湯が接続点Qに達するまでの時
間があるからである。
【0020】時点t1で、比例弁5bの開度増大に伴う
出湯温度TOUTの上昇が開始される。そして、この時点
1からさらに遅れて、換言すれば上記時点t0から遅れ
時間Δtを経過してから、バイパス弁17がオンに切り
替わる。すると、若干の動作遅れ時間をもって通水量L
が増大する。このように通水量Lが増大し、バイパス管
16を通る水が受熱管11からの湯と混合し始める時点
2で、出湯温度TOUTは低下に転じる。しかし、上記ガ
ス供給量増大による温度上昇の影響は破線で示すように
増大してくるので、再び出湯温度TOUTは上昇に転じ、
やがて設定温度Tsに至って安定する。
【0021】上記のように、出湯温度TOUTが時点t1
上昇しはじめて設定温度Tsより高くなった後で、バイ
パス管16からの水が混ざるとともに通水量Lが増大し
て温度低下が起きるので、このような制御がない従来装
置で生じるアンダーシュート(想像線で示す)に比べ
て、アンダーシュートが小さくて済む。
【0022】上述したように、バイパス弁17の開き動
作に先立ってFF量を増加させるために、上記出湯温度
OUTが若干量オーバーシュートする。そこで、このオ
ーバーシュート量とそれに続くアンダーシュート量が適
量になるように、例えばほぼ等しい量となるようにする
のが望ましい。そこで、FF増加量ΔXと遅れ時間Δt
がバイパス弁17の開動作に伴って生じることが予想さ
れる出湯温度TOUTの低下量に応じて調節される。
【0023】詳述すると、バイパス弁17の開動作に起
因する出湯温度TOUTの低下量は、バイパス管16を経
て合流される給水温度TINが低いほど大きく、バイパス
弁17の開き状態での通水量Lが多いほど大きい。した
がって、この温度低下量を相殺するために、上記FF増
加量ΔXは、給水温度TINが低いほど大きく、通水量L
が多いほど大きくする。また、FF増加量ΔXが大きい
ほど遅れ時間Δtは長くなる。つまり、バイパス弁17
の開動作時点においてFF増加量ΔXが大きいほど制御
量は大きく伝熱等に用いる時間が必要になるので、この
遅れ時間Δtは、給水温度TINが低いほど長く、通水量
Lが多いほど長くする。なお、バイパス弁17の開き状
態での通水量Lは、現時点で検出される通水量Lと、バ
イパス弁17が閉じている時の給湯配管系10の流通抵
抗と開いている時の流通抵抗の比で演算される。
【0024】上記のようにして、出湯温度TOUTのオー
バーシュート量とアンダーシュートを、適量とすること
ができ、設定温度Tsからの変動を最小限とすることが
できる。なお、上記FF増加量ΔX,遅れ時間Δtの決
定に際して、受熱管11を通る水の量とバイパス管16
を流れる水の量の比(バイパス比)を一定として演算し
たが、このバイパス比が経時変化する場合は、このバイ
パス比をも考慮して、バイパス弁17の開動作に起因す
る出湯温度TOUTの低下量を推定し、ひいてはΔX,Δ
tを決定するのが好ましい。この場合には、受熱管11
の出口に温度センサTHを設けて出口温度を検出し、こ
の出口温度と給水温度と出湯温度から常時バイパス比を
演算し、この演算結果を利用してΔX,Δtを決定す
る。
【0025】なお、制御ユニット20は、FF制御と、
出湯温度TOUTのフィードバック情報を含むFB制御を
実行しているたため、比例弁5bの開度がこの出湯温度
OUTによって変動するが、説明を簡略化するため、図
4ではその変動を省略して示す。バイパス弁17の開動
作後に上記出湯温度TOUTが安定した時点または、バイ
パス弁17の開動作から所定時間経過した時点で、前述
した通常のFF制御とFB制御に戻る。
【0026】上記とは逆に、出湯温度TOUTを設定温度
Tsに維持したままの状態で、バイパス弁17を開から
閉にする場合は、図5のタイムチャートに示すように制
御する。この場合、バイパス弁17の閉じ動作に先立っ
てFF減少量ΔYだけ、比例弁開度を減じ、燃焼熱量を
減じる。通水量Lの変化,出湯温度TOUTの変化は図4
の場合とは逆であるが、変化のタイミングは同様である
のでその詳細な説明は省略する。
【0027】上記バイパス弁17の閉動作に起因する出
湯温度TOUTの上昇量は、バイパス管16を経て合流さ
れる給水温度TINが高いほど大きく、バイパス弁17の
開き状態での通水量Lが少ないほど大きい。したがっ
て、この温度上昇量を相殺するために、上記FF減少量
ΔYは、給水温度TINが高いほど大きく、通水量Lが少
ないほど大きくする。また、遅れ時間Δtが長いほど、
バイパス弁17の閉じ動作時点において出湯温度TOUT
は設定温度Tsとの差が大きくなるので、この遅れ時間
Δtは、給水温度TINが高いほど長く、通水量Lが少な
いほど長くする。
【0028】本発明は、ユーザーが設定温度Tsを変え
た時にも適用できる。図6のタイムチャートを参照しな
がら詳述すると、設定温度Tsが閾温度Thより高い場
合例えば60°Cの場合には、バイパス弁17を閉じた
状態で燃焼制御を行い、水量制御弁15も絞られてい
る。この状態で閾温度Thより低い温度例えば43°C
に切り替えた場合、まず、FF制御とFB制御により、
比例弁5bの開度を減少させる。これに伴い、遅れをも
って出湯温度TOUTが低下する。そして出湯温度が安定
になったことを確認したら、次にバイパス弁17の開動
作の準備に入る。なお、この安定確認がバイパス弁開動
作要求になる。そして、図4の場合と同様に、比例弁5
bの開度を増加させ、この後でバイパス弁17を開く。
そして、出湯温度TOUTが安定した後で、水量制御弁1
5を徐々に開いて全開にし、この過程で、FF制御とF
B制御により比例弁5bの開度をも増大させる。
【0029】次に、制御ユニット20での制御の具体例
を図1,図2のフローチャートを参照しながら説明す
る。出湯制御は、出湯栓14が開かれてフローセンサ2
1で水流を検出した時に開始される。まず点火動作が開
始される(ステップ101)。次に、受熱管11に滞留
している温度が高温か否かを温度センサTHからの検出
温度に基づいて判断する(ステップ102)。なお、こ
の判断は、前回出湯時の燃焼熱量と再出湯までの経過時
間に基づいて行ってもよいし、受熱管11設けられた温
度センサからの温度情報に基づいて行ってもよい。否定
判断した時、すなわち熱交換部3が冷えていて後沸き状
態またはそれに近い状態にないと判断した時には、バイ
パス弁17を前回の出湯停止後の状態すなわち閉じ状態
で維持する(ステップ103)。次に、このバイパス弁
17の閉じ状態で、FF制御とFB制御により比例弁5
bの開度を制御して初期出湯制御を行う(ステップ10
4)。
【0030】上記初期出湯制御開始から所定時間経過時
点、または初期燃焼制御により出湯温度TOUTが設定温
度Tsに安定して維持されるようになった時点で、設定
温度Tsが閾温度Th以下か否かを判断する(ステップ
105)。肯定判断(バイパス弁開動作要求)した時に
は、図4を参照して説明したように、FF増加量ΔXと
遅れ時間Δtを演算し(ステップ106)、ΔX加算の
FF制御とFB制御で燃焼制御を行う(ステップ10
7)。そして遅れ時間Δt経過後(ステップ108)、
バイパス弁17をオンして開き動作を実行する(ステッ
プ109)。その後で、FF制御とFB制御による通常
出湯制御に移行する(ステップ110)。なお、ステッ
プ105で否定判断した時には、バイパス弁17を閉じ
たままでステップ110の通常出湯制御に移行する。
【0031】上記ステップ102で肯定判断した時に
は、この滞留湯の温度が設定温度Tsを超えているか否
かを判断する(ステップ112)。超えていない場合に
は、前述したステップ103に進む。設定温度Tsを超
えている時には、バイパス弁17を開き(ステップ11
3)、ステップ104と同様の初期出湯制御を実行する
(ステップ114)。次に、設定温度Tsが閾温度Th
以下か否かを判断する(ステップ115)。肯定判断の
時には、バイパス弁17を開いたまま、ステップ110
の通常出湯制御に進む。
【0032】上記ステップ115で否定判断(バイパス
弁の閉動作要求)した時には、FF減少量ΔYと遅れ時
間Δtを演算し(ステップ116)、ΔYだけ減算した
FF制御とFB制御で燃焼制御を実行する(ステップ1
17)。そして、遅れ時間Δt経過した時(ステップ1
18)、バイパス弁17をオフにして閉動作を実行する
(ステップ119)。その後で、ステップ110の通常
出湯制御に進む。
【0033】ステップ110の通常出湯制御は、ステッ
プ120,121の判断を伴って実行される。ステップ
120では、ユーザーの設定温度Ts切り替えにより、
この設定温度Tsが閾温度Th超から閾温度Th以下に
切り替えられたか否かを判断する。肯定判断の時には、
図2のステップ200に進む。
【0034】ステップ200では、上記設定温度Tsの
急低下に応答した燃焼熱量の減少制御を実行する。そし
て、この制御により出湯温度TOUTが設定温度Tsで安
定した時(バイパス弁開動作要求)に、ステップ201
〜204を実行する。これらステップ201〜204
は、前述のステップ106〜109と同様であるから説
明を省略する。そして、ステップ205で水量制御弁1
5の開度増大とそれに伴う燃焼制御を実行した後、ステ
ップ110の通常出湯制御に戻る。
【0035】ステップ121では、ユーザーの設定温度
Ts切り替えにより、この設定温度Tsが閾温度Th以
下から閾温度Th超に切り替えられたか否かを判断す
る。肯定判断の時には、ステップ250に進み、バイパ
ス弁閉じとそれに伴う燃焼制御を実行する。この燃焼制
御は、ステップ116〜119と似た制御方式を採用し
てもよい。そして、ステップ250を実行した後でステ
ップ110の通常出湯制御に戻る。
【0036】次に、他の態様をなす制御ルーチンを図
7,図8を参照して説明する。なお、この態様では、燃
焼部が第1,第2の2つの燃焼面を有しており、第1面
だけの燃焼か、両面燃焼かを、選択できるようになって
いる。この選択は、ガス通路において第2面への分岐路
に設けた電磁弁の開閉によって行う。また、この態様で
も、出湯が停止されてバイパス弁が閉じられた後の再出
湯制御に適用するものである。
【0037】図7に示すように、フローセンサ21で水
流を検出したら(ステップ500)、タイマーTをスタ
ートさせる(ステップ501)。次に、設定温度Tsが
48°C以下か否かを判断する(ステップ502)。な
お、48°Cは、バイパス弁17を開くか閉じるかの基
準となる温度である。ここで肯定判断したら、Q待機モ
ードか否かを判断する(ステップ503)。すなわち、
前回の出湯停止からある一定時間例えば8分30秒以内
かどうかを判断する。ここで肯定判断した時には、前回
出湯が両面燃焼状態で終了したか否かを判断する(ステ
ップ504)。すなわち、熱交換部での後沸きが大か小
かを判断する。ここで、肯定判断した時、つまり前回出
湯が両面燃焼で後沸きが大であると判断した時には、上
記出湯開始からバイパス弁17を開くまでの待ち時間T
WVを0.8秒と設定する(ステップ505)。
【0038】次に、点火動作と初期燃焼制御を実行する
(ステップ506)。次に、タイマーTの計測時間が上
記待ち時間TWVを経過するのを待ってから(ステップ5
07)、バイパス弁17を開く(ステップ508)。そ
して、タイマーTをクリアした後(ステップ509)、
図8の通常燃焼制御(ステップ600)に進む。
【0039】上記ステップ504で否定判断した時、す
なわち前回出湯が片面燃焼であるため後沸き量が少ない
と判断した時には、上記出湯開始からバイパス弁17を
開くまでの待ち時間TWVを25.0秒と設定する(ステ
ップ510)。次に、点火動作と初期燃焼制御を実行す
る(ステップ511)。次に、前述の制御ルーチンと同
様にして、開き動作に伴うアンダーシュート予想量を演
算し、これに基づいてFF増加量ΔXと遅れ時間Δtを
決定する(ステップ512)。次に、通常燃焼制御を実
行する(ステップ513)。次に、タイマーTの計測時
間が上記待ち時間TWVから遅れ時間Δtを差し引いた時
間を経過したか否かを判断する(ステップ514)。こ
こで肯定判断した時(バイパス弁開動作要求時点t0
相当する)、上記FF増加量ΔXだけ加算した燃焼制御
を実行する(ステップ515)。それから、前述したス
テップ507に進み、タイマーTの計測時間が上記待ち
時間TWV経過するまで待ってから、バイパス弁17を開
く(ステップ508)。したがって、バイパス弁17の
開き動作に先立って燃焼熱量を増大させることができ
る。
【0040】上記ステップ503で、Q待機モードでな
いと判断した時には、待ち時間TWVを0秒にして(ステ
ップ516)、即座にバイパス弁17を開き(ステップ
517)、点火動作と初期燃焼制御を実行して(ステッ
プ518)、ステップ509に進む。また、ステップ5
02で否定判断した時、すなわち設定温度Tsが48°
Cより高いと判断した時には、バイパス弁17を閉じた
ままでステップ518の点火動作,初期燃焼制御に進
む。
【0041】図8のステップ600の通常燃焼制御を実
行している最中に、フローセンサ21が水流を検出して
いるか否かを判断する(ステップ601)。ここで肯定
判断した時には、バイパス弁17を閉から開または開か
ら閉への変更が必要か否かを設定温度に基づいて判断す
る(ステップ602)。ここで否定判断した時には、ス
テップ600の通常燃焼制御に戻る。ここで肯定判断し
た時、すなわち変更必要と判断した時には、「開から
閉」の変更か否かを判断する(ステップ603)。否定
判断した時、すなわち「閉から開」への変更であると判
断した時(バイパス弁開動作要求時点)には、タイマー
Tをスタートさせ(ステップ604)、前述したステッ
プ512と同様にしてFF増加量ΔXと遅れ時間Δtを
決定する(ステップ605)。次に、上記待ち時間TWV
を上記遅れ時間Δtに設定し(ステップ606)、ステ
ップ515へ戻ってFF増加量ΔXを加算した燃焼制御
とそれから待ち時間TWV時間(すなわち遅れ時間Δt)
だけ遅れてバイパス弁17を開く(ステップ507,5
08)。
【0042】上記ステップ603で肯定判断した時、す
なわち「開から閉」への変更であると判断した時には、
バイパス弁17を閉じた後で(ステップ607)、ステ
ップ600の通常燃焼制御に戻る。なお、この場合に
も、前述した制御ルーチンのステップ116〜119と
同様の制御を実行してもよい。
【0043】ステップ601で否定判断した時、すなわ
ち出湯栓が閉じられて水流がなくなったと判断した時に
は、燃焼を停止し(ステップ608)、次に、バイパス
弁17が開いているか否かを判断する(ステップ60
9)。閉じていると判断したら出湯制御を終了し、開い
ていると判断したら、閉じてから(ステップ610)、
出湯制御を終了する。
【0044】本発明は上記実施形態に制約されず、種々
の形態を採用することができる。例えば、FF増加量Δ
X,FF減少量ΔY,遅れ時間Δtはそれぞれ一定であ
ってもよい。これにより、制御を簡略化することができ
る。また、FF増加量ΔX,FF減少量ΔYに起因して
出湯温度TOUTが変化する時点t1と同時期またはその近
傍でバイパス弁を動作させるようにしてもよい。
【0045】また、本発明は、ガス給湯器以外に石油例
えば灯油気化式給湯器等にも用いられる。また、熱交換
部出口の温度センサTHを用いて、バイパス弁を開閉す
るようにした場合、本願をより有効に活用できる。すな
わち、設定温度変更や次の再出湯にも備えて残熱量を増
やすためにバイパス弁が閉から開となる以外にも、給湯
使用量が急に増えた場合(使用中水栓以外の水栓が開け
られた場合)には、一時的に熱交換部出口温度が下が
る。これに併せてバイパス弁を閉から開とすることで、
熱交換部出口温度が下がることを防止したり、トイレ等
を使用した時などで生じる水圧の一時的変化による熱交
換部出口温度の下降によるバイパス弁の閉から開動作、
給湯器の上流の入水を太陽熱温水器等にした場合におけ
る太陽熱温水器の湯切れ時に入水温度が下がることによ
っても同様の状況となり、バイパス弁の動作より前に燃
焼熱量を変える本願発明は、いろいろな場面で用いるこ
とができる。また、バイパス弁は電磁弁を駆動源とする
以外、ギアモータ等で動かしてもかまわない。給水管,
給湯管の間に、バイパス弁を設けたバイパス管と並列を
なして、バイパス弁を設けないバイパス管を接続しても
よい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、バイパス弁の開き動作に伴う出湯温度のアンダ
ーシュートを軽減できる。請求項2の発明によれバイパ
ス弁の閉じ動作に伴う出湯温度のオーバーシュートを軽
減できる。請求項3の発明によれば、状況に応じてバイ
パス弁動作前の燃焼熱量変化量を調節するので、バイパ
ス弁動作に伴う出湯温度のより一層の軽減化を図ること
ができる。請求項4の発明によれば、状況に応じてバイ
パス弁動作の遅れ時間を調節するので、バイパス弁動作
に伴う出湯温度のより一層の軽減化を図ることができ
る。請求項5の発明によれば、バイパス比が経時変化し
ても、正確なバイパス比に基づいて、バイパス弁動作前
の燃焼熱量変化量とバイパス弁動作の遅れ時間を適切に
調整することができる。請求項6の発明によれば、バイ
パス弁動作前の燃焼熱量変化量と遅れ時間を一定にする
ので、制御が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるバイパス弁付き給
湯装置で実行される給湯制御ルーチンの主要部を示すフ
ローチャートである。
【図2】図1の給湯制御ルーチンのステップ120で肯
定判断した時に実行される制御ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図3】同給湯装置の全体構成を示す概略図である。
【図4】図1の給湯制御ルーチンのステップ106〜1
09に対応するタイムチャートである。
【図5】同制御ルーチンのステップ116〜119に対
応するタイムチャートである。
【図6】図2の制御ルーチンのステップ200〜205
に対応するタイムチャートである。
【図7】制御ルーチンの他の態様の前半部を示すフロー
チャートである。
【図8】同制御ルーチンの後半部を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
2 燃焼部 3 熱交換部 5b 比例弁 10 給湯配管系 12 給水管 13 給湯管 16 バイパス管 17 バイパス弁 20 制御ユニット(制御手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼部と、この燃焼部からの燃焼熱を受け
    る熱交換部と、給湯配管系とを備え、この給湯配管系
    が、熱交換部を通る受熱管と、その両端に接続された給
    水管および給湯管と、これら給水管,給湯管の間に接続
    されて上記受熱管と並列をなすバイパス管と、このバイ
    パス管に設けられたバイパス弁とを有し、上記燃焼部お
    よびバイパス弁が制御手段により制御される給湯装置に
    おいて、 上記制御手段は、給湯配管系に水が流れた状態で燃焼部
    での燃焼を実行することにより出湯制御している最中
    に、バイパス弁を閉から開にする動作要求があった時
    に、燃焼熱量を予め増加させて燃焼部制御を実行し、そ
    れから遅れてバイパス弁の開動作を実行することを特徴
    とするバイパス弁付き給湯装置。
  2. 【請求項2】燃焼部と、この燃焼部からの燃焼熱を受け
    る熱交換部と、給湯配管系とを備え、この給湯配管系
    が、熱交換部を通る受熱管と、その両端に接続された給
    水管および給湯管と、これら給水管,給湯管の間に接続
    されて上記受熱管と並列をなすバイパス管と、このバイ
    パス管に設けられたバイパス弁とを有し、上記燃焼部お
    よびバイパス弁が制御手段により制御される給湯装置に
    おいて、 上記制御手段は、給湯配管系に水が流れた状態で燃焼部
    での燃焼を実行することにより出湯制御している最中
    に、バイパス弁を開から閉にする動作要求があった時
    に、燃焼熱量を予め減少させて燃焼部制御を実行し、そ
    れから遅れてバイパス弁の閉動作を実行することを特徴
    とするバイパス弁付き給湯装置。
  3. 【請求項3】上記バイパス弁動作前の燃焼熱量変化量
    は、バイパス弁の動作後の推定通水量と給水管からの給
    水温度のうちの少なくとも1つに対応して決定されるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のバイパス弁付
    き給湯装置。
  4. 【請求項4】上記バイパス弁動作の遅れ時間は、バイパ
    ス弁の動作後の推定通水量と給水管からの給水温度のう
    ちの少なくとも1つに対応して決定されることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のバイパス弁付き給
    湯装置。
  5. 【請求項5】バイパス弁の開き状態での出湯制御の際
    に、上記受熱管の出口温度と、給水管からの給水温度
    と、給湯管とバイパス管の接続点より下流側の出湯温度
    に基づきバイパス比を予め演算しておき、このバイパス
    比の情報も加えて上記バイパス弁動作前の燃焼熱量変化
    量およびバイパス弁動作の遅れ時間を決定することを特
    徴とする請求項3または4に記載のバイパス弁付き給湯
    装置。
  6. 【請求項6】上記バイパス弁動作の遅れ時間および上記
    バイパス弁動作前の燃焼熱量変化量が一定であることを
    特徴とする請求項1または2に記載のバイパス弁付き給
    湯装置。
JP9096796A 1997-03-31 1997-03-31 バイパス弁付き給湯装置 Pending JPH10281555A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000204637A (ja) * 1999-01-18 2000-07-25 Toto Ltd 人体洗浄装置
JP2011112241A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Corona Corp 温水暖房装置

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JP2000204637A (ja) * 1999-01-18 2000-07-25 Toto Ltd 人体洗浄装置
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