JPH10281464A - 室内開放型温風暖房器の制御装置 - Google Patents

室内開放型温風暖房器の制御装置

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JPH10281464A
JPH10281464A JP9086399A JP8639997A JPH10281464A JP H10281464 A JPH10281464 A JP H10281464A JP 9086399 A JP9086399 A JP 9086399A JP 8639997 A JP8639997 A JP 8639997A JP H10281464 A JPH10281464 A JP H10281464A
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JP
Japan
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indoor
oxygen concentration
ventilation fan
indoor ventilation
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP9086399A
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English (en)
Inventor
Yutaka Shirai
豊 白井
Hideaki Morihana
英明 森花
Naoki Ishikura
直樹 石倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内開放型温風暖房器の運転において、室内
酸素濃度の低下防止を図るため、前記温風暖房器の運転
に室内換気扇の運転・停止を連動させる。 【解決手段】 室内開放型の循環型加熱器1は酸素濃度
検出手段5の出力信号にて、室内の酸素濃度を検出し、
この検出信号を受けた制御手段4は酸素濃度状況に応じ
て、室内換気扇6の運転・停止を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空気を燃焼
用空気に使用し、そして燃焼したガス及び加熱された空
気を暖房に使用する室内開放型温風暖房器において、そ
の不完全燃焼防止手段または、COセンサー等が室内酸
素濃度低下時における不完全燃焼時の信号、または室内
酸素濃度低下時の出力信号により室内換気扇を回転させ
て室外空気を取り入れるようにした温風暖房器の制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の室内開放型温風暖房器は図
5に示されているような動作フローチャートにて運転し
ている。すなわち、ガスを燃料とし、これに燃焼用空気
として室内空気を混合させて燃焼させ、この燃焼ガスを
暖房に使用している。したがって、室内の空気を燃焼用
空気として運転しているため、図6のように運転の経過
と共に室内酸素濃度の低下が始まり、図5のステップ
1、ステップ2(以下S1,S2,……という)を繰返
し、やがてS2でYになって、酸素検知センサの出力が
器具停止値A以下になれば、S3で運転動作を停止して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
室内開放型温風暖房器では、室内の空気を燃焼用空気を
使用して運転し、室内酸素濃度が一定値以下になると運
転動作を停止していたため、この室内酸素濃度の低下に
て運転動作停止後には室内酸素濃度の復帰が図れない。
また器具の運転動作を停止するため、それ以降は室内を
暖房することができなくなる。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、器具
を使用している室内の酸素濃度が一定値以下になると、
その検出信号に基づき室内換気扇を運転して室内の酸素
濃度の回復を自動的に図り、安全に暖房ができるように
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、酸素濃度検出手段と、この手段の検出信
号に応じて室内換気扇を運転または停止させる制御手段
を備えたものである。
【0006】上記発明によれば、室内開放型温風暖房器
の運転時、室内酸素濃度低下時に室内換気扇を運転し室
外より空気を取り入れ室内酸素濃度の低下を防止でき
る。また、室内酸素濃度が回復すれば室内換気扇の運転
を停止し、暖房した気温の低下を防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は酸素濃度検出手段と、こ
の手段の検出信号に応じて室内換気扇を運転及び停止さ
せる制御手段を備えたものである。そして、室内の酸素
濃度に応じた酸素濃度検出手段の信号により室内換気扇
を運転して室内の酸素濃度の回復を図り、一方前記の回
復後は室内換気扇の運転を停止して暖房効果の低下を防
止する。
【0008】また本発明は第1所定酸素濃度を基準値と
して室内換気扇を運転及び停止させ、第1所定酸素濃度
より低い第2所定酸素濃度を基準値として室内空気循環
型の加熱器の運転を停止させる機能を有する制御手段を
備えたものである。そして、制御手段により室内換気扇
を運転して室内の酸素濃度の回復を図り、回復後は室内
換気扇を停止して暖房効果の低下を防止する。また、制
御手段により室内換気扇を運転して時間経過しても室内
酸素濃度が回復しない時には加熱器の運転を停止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0010】(実施例1)図1は本発明の実施例1の室
内開放型温風暖房器の構成図である。
【0011】1は室内2からファン3により燃焼用空気
を取り入れ、ガスに混合して燃焼させ、この燃焼ガスに
空気を混合してファン3により室内2に放出して暖房を
図る室内開放型の循環型加熱器である。4は循環型加熱
器1、ファン3の運転及び停止を行うマイクロコンピュ
ータからなる制御手段で、制御部4aと室内換気扇入り
設定値4b、室内換気扇切り設定値4cを有する。そし
て、この制御手段4は温風暖房器本体(図示せず)に設
けた酸素検知センサ等の酸素濃度検出手段5よりの信号
が、室内換気扇入り設定値4bより以下の室内酸素濃度
になれば、制御部4aからの出力信号で室内換気扇6を
運転させ、また室内換気扇切り設定値4cより以上の室
内酸素濃度になれば制御部4aからの出力信号で室内換
気扇6の運転を停止するように制御するものである。
【0012】上記実施例1において、図2に示すように
運転スイッチを入れて温風暖房器をS1で運転する。酸
素濃度検出手段5は室内の酸素濃度に応じて出力信号を
図3に示すように出力し、この信号を受けた制御手段4
は図2のS2で室内換気扇入り設定値4bと比較し、そ
れ以上であってNであれば温風暖房器はS1で継続運転
が続く。そして、温風暖房器の運転で室内の酸素濃度が
徐々に低下して行き、S2で酸素濃度検出手段5の出力
信号を室内換気扇入り設定値4bと比較し、Yになると
S3で制御手段4から信号が送られて室内換気扇6が運
転を始める。これにより、室外から室内に清浄な空気が
流入して酸素濃度が回復し始める。そして、S4で室内
換気扇6の運転後でT2時間に向かって経過し、酸素濃
度検出手段5の出力信号を、室内換気扇切り設定値4c
と比較し、S5でNになれば再びS4に戻るステップを
繰返す。そして、S5で酸素濃度検出手段5の出力信号
が室内換気扇切り設定値4c以上になり室内の酸素濃度
が回復してYになると、制御手段4はS6で室内換気扇
6の運転を停止し、S1に再び戻り、以降は前述したS
1〜S5を繰返す図3に示す経過となる。
【0013】なお、上記実施例1では酸素濃度検出手段
として酸素検知センサを使用したが、COセンサーでも
よく、そして図3に点線で示す如く、循環型加熱器1に
設け、酸素濃度の低下により不完全燃焼に入ってバーナ
の火炎が乱れるのを検出する熱電対、フレームロッドと
いわれるもので置き換えてもよい。また、制御手段4に
おける室内換気扇入り設定値4bから室内換気扇切り設
定値4cの範囲を第1所定酸素濃度として扱う。
【0014】(実施例2)図4は実施例2の構成図を示
し、実施例1と同一構成で、かつ同一作用をする部分に
実施例1と同一符号を付して詳細な説明を省略し、異な
る部分を中心に説明する。制御手段4は制御部4a、室
内換気扇入り設定値4b、室内換気扇切り設定値4c以
外に、室内の酸素濃度が異常に低下し続ける時に温風暖
房器の運転を止める器具運転停止設定値4d(第2の所
定酸素濃度ともいう)を有する。すなわち、制御手段4
は正常に室内酸素濃度の低下で室内換気扇入り設定値4
bより以下の信号を酸素濃度検出手段5より受けて室内
換気扇6を運転する信号を出力し、T時間が経過したに
もかかわらず、室内換気扇6の故障、その他の原因によ
り、室内の酸素濃度が回復せず低下する一方で、図3に
示す器具運転停止設定値4d以下の出力信号を酸素濃度
検出手段5より受けると制御部4aより信号を出力して
循環型加熱器1の運転を停止させるものである。
【0015】上記実施例2の動作は図2に示すフローチ
ャートにおけるS1〜S5までは実施例1と同じであ
る。そして、S4で室内換気扇6を運転し、T時間経過
したにもかかわらず、何らかの原因で室内換気扇または
器具に不都合が生じ室内酸素濃度が回復せず、図3に示
す如く酸素濃度検出手段5からの信号が器具運転停止設
定値4dより以下になると、この信号を受けて制御部4
aが信号を出力し、S6で器具は運転を停止する。
【0016】なお、室内酸素濃度の低下または復帰時間
は、室内外の温度にて温風暖房器の燃焼出力が変化する
ため、同じように変化する。
【0017】また、室内換気扇6を運転するのに、制御
手段4と室内換気扇6の間の送受信方法は有線、無線の
どちらでもよく、無線の時は電波を使用すれば便利であ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明における請求項1記載の発明は室
内空気を燃焼用空気として燃料と混合して燃焼させ、か
つ室内空気と混合した温風を室内に循環する循環型加熱
器と、室内空気の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段
と、室内に外気を吸入して換気する室内換気扇と、前記
酸素濃度検出手段からの検出信号に応じて前記室内換気
扇を運転及び停止させる制御手段を備えたものであるか
ら、室内空気の酸素濃度の極端な低下を防止して安全を
保つと共に暖房の低下を防止できる。
【0019】また請求項2記載の発明は請求項1に加
え、制御手段に、第1所定酸素濃度を基準値として室内
換気扇を運転及び停止させる機能と、前記第1所定酸素
濃度より低い第2所定酸素濃度を基準値として循環型加
熱器の運転を停止させる機能を備えたものであるから、
室内換気扇、器具に不具合が生じて室内空気の酸素濃度
が極端に低下した時には器具の運転を停止してそれ以上
の酸素濃度の低下を防止し、安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明室内開放型温風暖房器の制御装置におけ
る実施例1の構成図
【図2】同装置の動作を示すフローチャート
【図3】同装置における室内酸素濃度の変化に対する室
内換気扇の動作図
【図4】同装置における実施例2の構成図
【図5】従来の室内開放型温風暖房器の動作を示すフロ
ーチャート
【図6】同器における室内酸素濃度の変化に対する器具
の動作図
【符号の説明】
1 循環型加熱器 4 制御手段 4a 制御部 4b 室内換気扇入り設定値 4c 室内換気扇切り設定値 4d 器具運転停止設定値 5 酸素濃度検出手段 6 室内換気扇

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を燃焼用空気として燃料と混合
    して燃焼させ、かつ室内空気と混合した温風を室内に循
    環する循環型加熱器と、室内空気の酸素濃度を検出する
    酸素濃度検出手段と、室内に外気を吸入して換気する室
    内換気扇と、前記酸素濃度検出手段からの検出信号に応
    じて前記室内換気扇を運転及び停止させる制御手段とを
    備えた室内開放型温風暖房器の制御装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は第1所定酸素濃度を基準値と
    して室内換気扇を運転及び停止させる機能と、前記第1
    所定酸素濃度より低い第2所定酸素濃度を基準値として
    循環型加熱器の運転を停止させる機能を備えた請求項1
    記載の室内開放型温風暖房器の制御装置。
JP9086399A 1997-04-04 1997-04-04 室内開放型温風暖房器の制御装置 Pending JPH10281464A (ja)

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JP9086399A JPH10281464A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 室内開放型温風暖房器の制御装置

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JP9086399A JPH10281464A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 室内開放型温風暖房器の制御装置

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JP9086399A Pending JPH10281464A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 室内開放型温風暖房器の制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177492A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Rinnai Corp 開放型燃焼暖房機器
WO2017163585A1 (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 ブラザー工業株式会社 燃料電池システム、燃料電池システムの異常検知方法、及びコンピュータプログラム

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