JPH10281034A - ボールシート式電磁二方弁 - Google Patents

ボールシート式電磁二方弁

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JPH10281034A
JPH10281034A JP8626097A JP8626097A JPH10281034A JP H10281034 A JPH10281034 A JP H10281034A JP 8626097 A JP8626097 A JP 8626097A JP 8626097 A JP8626097 A JP 8626097A JP H10281034 A JPH10281034 A JP H10281034A
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JP
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ball
valve
needle
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taper
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JP8626097A
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Yoshiharu Nonoyama
由晴 野々山
Sachihiro Tsuzuki
祥博 都筑
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Soken Inc
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Nippon Soken Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールシート式電磁二方弁におけるアーマチ
ャ室への噴出流の不均一を、ボール支持部のテーパとシ
ート角の同軸度が不十分である場合でも、ボールバルブ
が横方向へずれないようにすることにより、防止する。 【解決手段】 ニードル29のボール支持部をなすテー
パ34をバルブシート36の角度よりも大きな角度を持
つ凹状テーパとしてあるので、シート不良を起こすこと
は無く、閉弁不良は起こらない。また、ニードル29の
ボール支持部中央に上下に貫通する細孔をなすニードル
内低圧流路35を設け、低圧流路に連通させているの
で、ニードル29がリフトしボールが横にずれた時、細
孔をなすニードル内低圧流路35から燃料が抜け、負圧
によりボールがボール支持部中央に引き戻される。この
ため、本発明によればボールシート式電磁二方弁におけ
るアーマチャ室への噴出流の不均一を、ボール支持部の
テーパとシート角の同軸度が不十分である場合でも、ボ
ールバルブが横方向へずれないようにすることにより、
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓄圧式燃料噴射装置
に用いられる電子制御インジェクタ、蓄圧式圧力リリー
フバルブ等の電磁二方弁として用いられるボールシート
式電磁二方弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンにおける電子制御イ
ンジェクタの制御弁は、基本的に制御室に蓄えられた高
圧燃料を制御弁を開弁することによって、低圧流路に排
出するという機能を持つ。多くの場合、低圧部にはアー
マチャを囲むアーマチャ室を含んでおり、そこから上部
に燃料を排出するトップリターン方式と呼ばれる低圧流
路構成がインジェクタ外部の配管取扱いの便利性から求
められている。
【0003】しかし、アーマチャ室を下から上へ燃料が
流れる場合、アーマチャを押し上げる力が作用するた
め、バネによる閉弁力が弱められ、制御弁の閉弁動作が
この噴出流の影響を受けることになる。図3はこの噴出
流の影響を受ける従来のボールシート式電磁二方弁につ
いてのソレノイド駆動信号、アーマチャ室内圧力、及び
制御弁リフトの時間的変化を示す作動図である。
【0004】アーマチャ室に流入する燃料の流れに不均
一が生じると、図3に示すようにアーマチャ室内の圧力
脈動が大きくなり、図3に示すように制御弁リフトにお
いて制御弁のバウンスを生じることになる。この制御弁
のバウンスはインジェクタ噴射量の増加に直結し、トル
ク過多につながるという重大な問題となる。前記のよう
にアーマチャ室内の燃料の流れは制御弁の動作に影響を
及ぼすので、アーマチャ室内の燃料の流れは一様になる
ことが望ましい。
【0005】二方弁の方式の一つとしてボールシート式
がある。本方式はボールの点対称性から、ボール支持部
またはシートの傾きに対してもシール性が良く、受圧面
積も安定していること、バルブシートとボール支持部の
同軸度に精密を要さないことなどから、特開平7−29
3387などでよく用いられているが、ボールがボール
支持部とは別体であることから、バルブシートからの噴
出流の多少の不均一によりボールが横にずれ、噴出流の
不均一を拡大してアーマチャ室に伝えるという問題が生
じる。
【0006】特開平6−193764では、ボールが横
に外れるのを防ぐためにボール支持部をボール格納用に
凹台形にしているが、ボールの横方向の動きそのものの
防止にはなっていない。図4は特開平6−193764
において用いられているボール支持部に凹テーパを用い
た従来のボール支持構造の要部拡大図である。すなわ
ち、同特許公開公報でボール支持部に用いた凹テーパで
は図4のようにその角度がシート角よりも小さいとボー
ル支持部テーパとシート角の同軸度が充分でない時バル
ブ閉弁中のボールの位置がボール支持部のテーパにより
規制を受け、図4のように閉弁不良となる。従ってボー
ル支持部テーパとシート角との同軸度に精密性を要する
ことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明ではボールシー
ト式電磁二方弁におけるアーマチャ室への噴出流の不均
一を、ボール支持部のテーパとシート角の同軸度が不十
分である場合でも、ボールバルブが横方向へずれないよ
うにすることにより、防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1に記載の構成を採用する。図2は本
発明の第1の実施形態のボールシート式電磁二方弁のボ
ール支持部に貫通する細孔をなすニードル内低圧流路3
5を有する角度の大きな凹状テーパを用いたボール支持
構造の要部拡大断面図である。
【0009】請求項1の構成によればニードル29のボ
ール支持部をなすテーパ34をバルブシート36の角度
よりも大きな角度を持つ凹状テーパとしてあるので、図
2に示すようにシート不良を起こすことは無く、閉弁不
良は起こらない。また、ニードル29のボール支持部中
央に上下に貫通する細孔をなすニードル内低圧流路35
を設け、低圧流路に連通させているので、ニードル29
がリフトしボールが横にずれた時、細孔をなすニードル
内低圧流路35から燃料が抜け、負圧によりボールがボ
ール支持部中央に引き戻される。このため、本発明によ
ればボールシート式電磁二方弁におけるアーマチャ室へ
の噴出流の不均一を、ボール支持部のテーパとシート角
の同軸度が不十分である場合でも、ボールバルブが横方
向へずれないようにすることにより、防止することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態で
あり、蓄圧式燃料噴射装置に用いられる本発明を適用し
た電子制御インジェクタとして使用されるボールシート
式電磁二方弁の中心軸に沿った横断面図である。図1に
おいて、ノズルボディ5は内周でノズルニードル6を摺
動自在に保持し、高圧燃料を噴射する噴射孔7、この噴
射孔7に連なり、ノズルニードル6が着座するノズルシ
ート8、及びノズルシート8に高圧燃料を導引するため
のノズルボディ高圧流路9と油溜まり室10を有する。
【0011】ノズルニードル6は、図示上端部にてノズ
ルスプリング機構20による力を受けノズルシート8に
付勢されており、ある程度の力がノズルニードル6の先
端に作用してもノズルニードル6が開弁しないようにな
っている。ボディ12は高圧流路13、ボディ中央孔1
4、図示しないボディ低圧流路を有する。高圧流路13
はパッキンチップ15内のパッキンチップ高圧流路16
を通り、ノズルボディ高圧流路9につながる一方、他端
は高圧インレット17となる。
【0012】ボディ中央孔14はピストン11を内周で
摺動自在に保持し、ピストン11とオリフィスINボデ
ィ18に挟まれた部分に制御室19を構成する。ピスト
ン11の下側は前記のノズルスプリング機構20を格納
する低圧室21となっており、制御室19、油溜まり室
10からのリークを図示しないボディ低圧流路に逃がす
機能を有する。
【0013】ボディ12の上部は制御弁をなすボールシ
ート式電磁二方弁22とオリフィス部分23を中心とす
る制御室19内の圧力を制御する制御機構を持つ。オリ
フィス部分23はオリフィスIN24を有する前記のオ
リフィスINボディ18とオリフィスOUT25を有す
るオリフィスOUTボディ26から構成され、この2つ
のオリフィスの寸法により制御室19内の圧力を制御す
る。
【0014】制御弁をなすボールシート式電磁二方弁2
2はバルブボディ27、ボールバルブ28、ニードル2
9、ソレノイド30等により構成される。バルブボディ
27は中央内周にてニードル29を摺動自在に保持する
と共にボールバルブ28の開弁により噴出するリターン
燃料をインジェクタ上部に逃がすためのバルブ低圧室3
1、バルブ低圧流路32を有する。
【0015】ニードル29は上端にソレノイド30によ
る電磁力を受けるアーマチャ33を設けると共に、図2
に詳細図を示すようにボールバルブ28の横ずれ防止用
にニードル29下端のテーパ34と内部のニードル内低
圧流路35を有する。また、図2に示すようにボールバ
ルブ28は前記のオリフィスOUTボディ26の上面に
設けられたバルブシート36に上部のスプリング機構3
7によって押し圧付勢される。
【0016】この部分の各部の寸法は本第1の実施形態
ではボールバルブ28の直径は0.8mm、バルブシー
ト36のテーパ角度90°に対して、テーパ34のテー
パ角度は120°、ニードル内低圧流路35の内径は
0.2mmとしてある。ニードル内低圧流路35の内径
はテーパ34の直上ではボールバルブ28をかみ込まな
いように0.2mmとしたが、加工の容易さから0.2
mmの部分の長さを0.5〜1mm程度とし、それより
も上部は内径1〜1.5mm程度とした。
【0017】アーマチャ33はバルブボディ27とソレ
ノイド30の間に格納され、そのスペースはスペーサ3
8によりアーマチャ室39として確保される。また、ス
ペーサ38の設定により、アーマチャ33とソレノイド
30のギャップ及びアーマチャ33のリフト、すなわち
ボールバルブ28のリフトが決定される。ソレノイド3
0はリターン燃料を、上部のボディアッパ40内の低圧
流路41とそれに連なり外部への出口となるリターン4
2に排出するための中央流路43と外側流路44を有す
る。
【0018】次に第1の実施形態の作動に付いて説明す
る。図1において、ソレノイド30に通電すると、ソレ
ノイド30の吸引力とバルブシート36にかかる油圧作
用力の合力が、スプリング37の付勢力よりも大きくな
り、アーマチャ33を引き上げる。アーマチャ33に固
定されたニードル29も引き上げられ、ボールバルブ2
8が油圧力によりバルブシート36から浮き上がり、ボ
ールシート式電磁二方弁22は開弁となる。
【0019】バルブシート36から噴出した燃料はバル
ブボディ27内のバルブ低圧流路32を通り、アーマチ
ャ室39を抜け、ソレノイド30の外側流路44及び中
央流路43を通り、リターン42に抜ける。ボールシー
ト式電磁二方弁22が開弁することにより制御室19の
圧力がオリフィスIN24とオリフィスOUT25の大
小関係から下がり、ボディ12内部に油密摺動するピス
トン11とそれに連なる部品群とノズルニードル6がボ
ディ内高圧流路13を通ってノズルニードル6の油溜ま
り10に上向きに作用する力により押し上げられ、ノズ
ルニードル6がノズルボディ5のノズルシート8より離
れて開弁し、噴射開始となる。
【0020】噴射の終了は、ソレノイド30への通電を
切ることにより、スプリング37の力でアーマチャ33
とニードル29、及びボールバルブ28が押し下げられ
てボールシート式電磁二方弁22が閉弁するが、ボール
バルブ28の閉弁により制御室19の圧力が上昇復帰
し、油溜まり10の油圧力に勝り、ピストン11及びノ
ズルニードル6を押し下げ、ノズルニードル6がノズル
シート8に着座し、噴射が終了する。
【0021】本第1の実施形態によれば、ニードル29
のボール支持部をなすテーパ34をバルブシート36の
角度よりも大きな角度を持つ凹状テーパとしてあるの
で、図2に示すようにシート不良を起こすことは無く、
閉弁不良は起こらない。また、ニードル29のボール支
持部中央に上下に貫通する細孔をなすニードル内低圧流
路35を設け、低圧流路に連通させているので、ニード
ル29がリフトしボールが横にずれた時、細孔をなすニ
ードル内低圧流路35から燃料が抜け、負圧によりボー
ルがボール支持部中央に引き戻される。このため、本発
明によればボールシート式電磁二方弁におけるアーマチ
ャ室への噴出流の不均一を、ボール支持部のテーパとシ
ート角の同軸度が不十分である場合でも、ボールバルブ
が横方向へずれないようにすることにより、防止するこ
とができる。
【0022】このように、アーマチャ室39内の圧力脈
動が本発明による細孔をなすニードル内低圧流路35と
バルブシート36の角度よりも大きな角度を持つテーパ
34により低減されるため、制御弁をなすボールシート
式電磁二方弁22のバウンスが低減されて制御室19の
圧力復帰が安定し、ノズルニードル6の閉弁動作が安定
するため燃料噴射量のばらつきや、変動、それによるエ
ンジンのトルク過多や不安定を抑えることができる。
【0023】図5は本発明の第2の実施形態であり、蓄
圧式燃料噴射装置に用いられるコモンレールリリーフ弁
として使用されるボールシート式電磁二方弁の構成を示
す弁の中心軸に沿った横断面図である。図5においてボ
ディ48は上部をボールシート式電磁二方弁49のバル
ブボディ50とし、下部に図示しないコモンレールとの
結合手段51として構成される。
【0024】上部は中央内周にてニードル52を摺動自
在に保持すると共にテーパのバルブシート53を設け
る。また、ボールバルブ59の開弁により噴出するリタ
ーン燃料をコモンレールリリーフ弁の上部に逃がすため
の低圧室54、バルブ内低圧流路55を有する。また、
下部にはコモンレール内の高圧燃料を導入する通路47
を有し、バルブシート53直下にオリフィス56を設け
る。
【0025】図6は本発明の第2の実施形態のボールシ
ート式電磁二方弁のボール支持部に貫通する細孔をなす
ニードル内低圧流路61を有する角度の大きな凹状テー
パを用いたボール支持構造の要部拡大断面図である。ニ
ードル52は上端にソレノイド57による電磁力を受け
るアーマチャ58を設けると共に、図6に示すようにボ
ールバルブ59の横ずれ防止用に下端のテーパ60と内
部の細孔をなすニードル内低圧流路61を有する。ボー
ルバルブ59はバルブシート53にスプリング機構62
によって付勢される。
【0026】この部分の各部の寸法は本第2の実施形態
ではボールバルブ59の直径が0.8mm、バルブシー
ト53の角度が90°であるのに対して、テーパ60の
角度は120°、貫通する細孔をなすニードル内低圧流
路61の内径は0.2mmとしてある。ニードル内低圧
流路61の内径はテーパ60の直上ではボールバルブ5
9をかみ込まないように0.2mmとしたが、加工の容
易さから0.2mm部分の長さを0.5〜1mm程度と
し、その上は内径を1〜1.5mm程度とした。
【0027】アーマチャ58はバルブボディ50とソレ
ノイド57の間に格納され、そのスペースはスペーサ6
3によりアーマチャ室64として確保される。また、ス
ペーサ63の設定によりアーマチャ58とソレノイド5
7のギャップ、アーマチャ58のリフトすなわちボール
バルブ59のリフトが決定される。ソレノイド57はリ
ターン燃料を上部のボディアッパ65内低圧流路66と
それに連なり外部への出口となるリターン67に排出す
るための中央流路68と外側流路69を有する。
【0028】次に第2の実施形態の作動について説明す
る。通常、スプリング機構62による力を受け、バルブ
シート53にボールバルブ59は座しており、ボールシ
ート式電磁二方弁49は閉弁しているが、ソレノイド5
7に通電するとアーマチャ58が受ける電磁力がスプリ
ング力にまさり、ニードル52がリフトする。
【0029】ニードル52がリフトすると、バルブシー
ト53にて図示しないコモンレールの高圧を受けている
ボールバルブ59が浮き上がり、ボールシート式電磁二
方弁49が開弁する。この時オリフィス56より吹き出
したリターン燃料は低圧室54、バルブ内低圧流路55
を通り、アーマチャ室64を抜け、ソレノイド57の中
央流路68と外側流路69を通ってリターン67に抜け
る。
【0030】ソレノイド57への通電をカットするとス
プリング機構62による付勢力によりボールバルブ59
はバルブシート53に着座し、ボールシート式電磁二方
弁49は閉弁する。この作動中、ボールバルブ59が横
にずれそうになるとボールバルブ59とテーパ60との
隙間にニードル内低圧流路61に抜けるリターン燃料が
流れ負圧を生じさせ、ボールバルブ59が常にニードル
52の先端の中心にくるような力を起こす。そのため、
常にボールバルブ59がニードル52の先端に安定して
位置し、リターン燃料が均等にバルブ内低圧流路55を
通ってアーマチャ室64に流れ込みアーマチャ58に不
均一な力を及ぼさず、ボールシート式電磁二方弁49は
安定した挙動となり、ボールバルブ59の開弁期間を正
確に制御できる。
【0031】また、ニードル52のボール支持部をなす
テーパ60をバルブシート53の角度よりも大きな角度
を持つ凹状テーパとしてあるので、シート不良を起こす
ことは無く、閉弁不良は起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であり、蓄圧式燃料噴
射装置に用いられる本発明を適用した電子制御インジェ
クタとして使用されるボールシート式電磁二方弁の中心
軸に沿った横断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のボールシート式電磁
二方弁のボール支持部に貫通する細孔をなすニードル内
低圧流路35を有する角度の大きな凹状テーパを用いた
ボール支持構造の要部拡大断面図である。
【図3】噴出流の影響を受ける従来のボールシート式電
磁二方弁についてのソレノイド駆動信号、アーマチャ室
内圧力、及び制御弁リフトの時間的変化を示す作動図で
ある。
【図4】特開平6−193764において用いられてい
るボール支持部に凹テーパを用いた従来のボール支持構
造の要部拡大図である。
【図5】本発明の第2の実施形態であり、蓄圧式燃料噴
射装置に用いられるコモンレールリリーフ弁として使用
されるボールシート式電磁二方弁の構成を示す弁の中心
軸に沿った横断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態のボールシート式電磁
二方弁のボール支持部に貫通する細孔をなすニードル内
低圧流路61を有する角度の大きな凹状テーパを用いた
ボール支持構造の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
28、59 ボールバルブ 29、52 ニードル 30、57 ソレノイド 33、58 アーマチャ 34、60 テーパ 35、61 細孔をなすニードル内低圧流路 36、53 バルブシート 39、64 アーマチャ室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブシートからの噴出流をソレノイド
    の電磁力を受けるアーマチャを格納するアーマチャ室を
    通して低圧流路に排出する低圧流路構成を持つボールシ
    ート式電磁二方弁において、前記アーマチャのリフトを
    ボールバルブに伝えるニードルのボール支持部をなすテ
    ーパを、前記バルブシートの角度よりも大きな角度を持
    つ凹状テーパとし、さらに前記ニードルの前記ボール支
    持部の中央に、上下に貫通する細孔をなすニードル内低
    圧流路を設け、該細孔を前記低圧流路に連通させたこと
    を特徴とするボールシート式電磁二方弁。
JP8626097A 1997-04-04 1997-04-04 ボールシート式電磁二方弁 Withdrawn JPH10281034A (ja)

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JP8626097A JPH10281034A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 ボールシート式電磁二方弁

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JP8626097A JPH10281034A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 ボールシート式電磁二方弁

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013540237A (ja) * 2010-10-29 2013-10-31 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 圧力制御弁

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Effective date: 20040706