JP2000073916A - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents

蓄圧式燃料噴射装置

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JP2000073916A
JP2000073916A JP10240237A JP24023798A JP2000073916A JP 2000073916 A JP2000073916 A JP 2000073916A JP 10240237 A JP10240237 A JP 10240237A JP 24023798 A JP24023798 A JP 24023798A JP 2000073916 A JP2000073916 A JP 2000073916A
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Sachihiro Tsuzuki
祥博 都筑
Akikazu Kojima
昭和 小島
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Soken Inc
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄圧式燃料噴射装置において、霧化の良好な
噴霧を得ることとHCの排出量を抑制することとを両立
する。 【解決手段】 先端に噴孔24を設けた中空のノズルボ
ディ内を摺動するニードル弁3は、噴孔24を開閉する
ために先端に形成されるスプール弁としてのガイド部3
0と、このスプール弁の入口側に直列に形成されるポペ
ット弁としてのシート部20とを有する。このニードル
弁3の後端面に面して形成される制御室は、内部に充填
される高圧燃料の圧力によってニードル弁3を閉弁方向
に付勢する。ポペット弁が閉状態から所定のリフト量に
なるまでスプール弁は閉状態にあり、所定のリフト量を
超えるとスプール弁3が開状態になる。したがって、燃
料の噴射切れが良好であるし、ニードル弁3の軸長を短
縮できるし、噴射応答性を向上できるし、無効噴射範囲
を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の各気筒
へ燃料を噴射するために使用される蓄圧式燃料噴射装置
に関し、特に燃料の噴射を制御する噴射ノズルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジン等の内燃機関の各気
筒内へ燃料を噴射するシステムの1つとして、所謂蓄圧
式燃料噴射装置が用いられている。蓄圧式燃料噴射装置
は、エンジンの各気筒に装着される燃料噴射弁に共通の
蓄圧配管(コモンレール)を備え、高圧ポンプによって
蓄圧配管内の燃料圧力を一定に保持しつつ、燃料噴射弁
により所定のタイミングで蓄圧配管内の燃料を各気筒内
に噴射する。この種の蓄圧式燃料噴射装置としては、例
えば特開平7−293387号明細書に記載されたもの
がある。この従来例では、噴孔を開閉するニードル弁の
背圧を電磁弁によって制御することにより燃料の噴射を
制御している。そして、ニードル弁と一体的に上下動す
るロッドの背面に高圧燃料が供給される制御室を設け、
噴射停止の状態では制御室内に蓄圧される燃料の圧力に
よりニードル弁を下方に付勢し、噴孔を閉鎖している。
制御室とドレン通路との間には、これを開閉するための
電磁弁の弁部材が配設してあり、弁部材はソレノイドに
よって吸引駆動されるアーマチャと一体に設けられてい
る。運転状態においてソレノイドに通電すると、アーマ
チャが吸引されて弁部材が開弁位置をとるので、制御室
とドレン通路とが連通して制御室内が低圧になり、ニー
ドル弁を押し上げる方向に作用している燃料の油圧によ
ってニードル弁が上方に移動して噴孔が開き、燃料がエ
ンジンの各気筒内へ噴射される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような蓄圧式燃料噴射装置において、HC(炭化水素)
の排出を抑制するため、一般的に用いられているVCO
(Valve Covered Oriffice)ノ
ズルを用いると、噴孔間のバラツキが大きいこととサッ
ク部の容積がないことのため、リフトが小さい噴射初期
にはシートしぼりとなって噴孔から噴出するときの噴霧
の霧化が低下するといった不具合を生じてしまう。本発
明は、前記問題点に鑑み、実噴射圧の低下をさせること
なく、霧化の良好な噴霧を得ることとHCの排出量を抑
制することとを両立する蓄圧式燃料噴装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の請求項1に記載の蓄圧式燃料噴射装置によ
れば、先端に噴孔を設けた中空のノズルボディ内を摺動
するニードル弁は、噴孔を開閉するために先端に形成さ
れるスプール弁と、このスプール弁の入口側に直列に形
成されるポペット弁とを有することを特徴とする技術的
手段を採用する。このニードル弁の後端面に面して形成
される制御室は、内部に充填される高圧燃料の圧力によ
ってニードル弁を閉弁方向に付勢する。制御室内へ高圧
燃料を導入する導入路と、制御室から高圧燃料を外部へ
導出するドレン通路に連通する導出路とが設けられる。
電磁弁を構成するためにノズルボディの後端部内に収容
されるソレノイドの制御室側端面に対向するアーマチュ
アは、ソレノイドによって吸引駆動される。アーマチャ
と一体に設けられる弁部材は、ソレノイドへの通電時に
制御室と導出路とを連通させて制御室内の圧力を低下さ
せる。この燃料噴射装置によれば、ポペット弁が閉状態
から所定のリフト量になるまでスプール弁は閉状態にあ
り、所定のリフト量を超えるとスプール弁が開状態にな
る。したがって、燃料の噴射切れが良好であるし、ニー
ドル弁の軸長を短縮できるし、噴射応答性を向上できる
し、無効噴射範囲を小さくすることができる。
【0005】本発明の請求項2に記載の蓄圧式燃料噴射
装置によれば、ニードル弁の上昇に伴ってアキュームレ
ータ室と噴孔が連通するまでにプレリフト距離を設けて
いるため、実噴射直前まで噴射圧を高圧に保持するの
で、噴霧の微粒化を高度に達成することができる。
【0006】本発明の請求項3に記載の蓄圧式燃料噴射
装置によれば、プレリフト距離は、ニードル弁のシート
部の流路面積と噴孔の流路面積とが同等になるニードル
弁リフト量の1から3倍の範囲となるように設定したた
め、フラットな噴射特性が的確に得られる。
【0007】本発明の請求項4に記載の蓄圧式燃料噴射
装置によれば、噴孔の有効開口面積をニードル弁のリフ
ト量に対して増加する設定にしたため、ニードルリフト
量により燃料噴射量を調節することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例について図面に基づいて説明する。本発明の一実
施例による内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置の全体構成を
図3に示す。図中、燃料タンクT内の燃料は、低圧ポン
プP1によって高圧ポンプP2に供給され、高圧ポンプ
P2によって高圧に加圧されてコモンレール(高圧蓄圧
配管)Rに送出される。コモンレールRはコモンレール
圧力を検出する圧力センサSを備えている。エンジン制
御コンピュータECUは、この圧力センサSからの信号
が、アクセル開度、エンジン回転数などのエンジン運転
条件に基いて決定された圧力となるように、高圧ポンプ
P2を制御する。
【0009】4気筒のエンジンEの各気筒にそれぞれ対
応して設けられた複数の燃料噴射装置1がコモンレール
Rに接続され、複数の燃料噴射装置1はエンジン制御コ
ンピュータECUによって噴射制御されている。燃料噴
射装置1からは余剰の燃料がドレン通路Dとその集合部
とを経由して燃料タンクTに戻される。第1実施形態の
燃料噴射装置1の構成を図2に基づいて説明する。図2
(a)に示すように、先端に燃料を噴射するための噴孔
24を有すると共に、その噴孔24を開閉するニードル
弁3を受け入れている中空の比較的短いノズルボディの
第1部分4を備えている。その第1部分4を貫通するよ
うに形成されてニードル弁3の大径部分3bを摺動自在
に受け入れる穴4aが形成される。第1部分4と隣接す
るノズルボディの第2部分5は、リング状の形状を有
し、ニードル弁3の第1段の小径部分3aに対応してニ
ードル弁3の大径部分3bよりも小径の穴5aを有す
る。従って、ノズルボディの第2部分5はニードル弁3
の最大リフト量を決定するストッパとしての作用をする
ことになる。6はノズルボディの第3部分であって、第
2部分5と隣接している中空の筒状のものであるが、そ
の穴6aは後述のコネクタを摺動自在に受け入れるため
の内面を有する。7は第3部分6に隣接しているノズル
ボディの第4部分であって、中空となっている内部空間
の一部にスプリング室7aを形成する他、後述の多くの
部分の構成や指示のために役立っている。そして、ノズ
ルボディの第1部分4から第4部分7まで直列に接続さ
れる4つの部分は、それらに被せられた中空のユニオン
ナット8によって締めつけられて一体化される。なお、
この実施形態ではノズルボディを直列に4つの部分に分
割しているが、本発明では必ずしも4分割する必要はな
い。
【0010】ノズルボディの第4部分7には、スプリン
グ室7aの上部にそれに連通するようにシリンダ状の穴
7bが形成されており、その穴7bによってピストンロ
ッド9の大径部分9aとピストン頭部9bを手動自在に
受け入れている。その結果、ピストン頭部9bの頂面と
穴7bの上部とによって制御室10が形成される。ま
た、ノズルボディの第4部分7には高圧の燃料を受け入
れる入口通路(高圧通路)11がピストン頭部9bの下
の穴7b内へ連通している。なお、図示していないが、
入口通路11は同じ機関の他の気筒のための燃料噴射装
置と共通の蓄圧容器に連通しており、蓄圧容器は比較的
大きな容積を有していて、燃料噴射ポンプによって高圧
に加圧された燃料を貯溜している。
【0011】公知の事項であるから詳細な説明は省略す
るが、制御室10の燃料油圧を制御してピストンロッド
9とニードル弁3を上下方向に移動させることにより燃
料噴射を開始あるいは停止させるために、ノズルボディ
の第4部分7の上部には油圧制御弁12が設けられる。
図2に示す第1実施形態における油圧制御弁12はソレ
ノイド駆動式で、ソレノイドによって上下に駆動される
弁棒12aの下端が、弁プレート13に形成された弁ポ
ート13aを開閉するようになっている。弁ポート13
aの下側の通路は、弁プレート14に形成された通路を
介して制御室10に連通していると共に、オリフィス1
4aを介して入口通路11にも常時連通している。ま
た、弁ポート13aの上側の通路はドレイン側に通じる
低圧通路15に常時連通している。従って、油圧制御弁
12は所謂2方弁であって、弁棒12aによる弁ポート
13aの開閉によって、制御室10の燃料油圧が入口通
路11の油圧に近いか又は同じ高圧、あるいは低圧通路
15の油圧に近いか又は同じ低圧に変化する。
【0012】ノズルボディの第3部分6に形成された穴
6aには、図2(b)に拡大して示されているような形
状のコネクタ16が摺動自在に挿入されている。コネク
タ16はニードル弁3の上端とピストンロッド9の下端
を、径方向に自由に相対的に移動することができるよう
に、しかし軸方向には相対的に移動することができない
ように接続するもので、図2(b)に明示したような一
側方に開いた内部空間16aと、上下からそれに通じる
スリット16b、16cを具えている。コネクタ16は
概ね三角柱の形状を有し、外部の平面16dと穴6aの
内面との間に高圧の燃料が通過する通路を形成すること
ができる。コネクタ16の内部空間16aはニードル弁
3の上端に形成されたフランジ3cと、ピストンロッド
9の下端に形成されたフランジ9cとを同時に受け入れ
て、それらのフランジ3c、9cを上下方向には実質的
に自由度がないように、しかし径方向には相互に自由に
移動することができるようにクランプする。そのために
ニードル弁3側においては、第1段の小径部分3aとフ
ランジ3cとの間に、コネクタ16のスリット16cの
幅よりも十分に細い第2段の小径部分3dが形成されて
いると共に、ピストンロッド9側においても、フランジ
9cに接続する部分にコネクタ16のスリット16bの
幅よりも十分に細い小径部分9dが形成されている。
【0013】スプリング17は、ノズルボディの第4部
分7内に形成されたスプリング室7aに収容され、コネ
クタ16を介してニードル弁3とピストンロッド9を常
に下方へ付勢している。また、入口通路11の高圧の燃
料がニードル弁3の先端付近まで大きな抵抗を受けない
で流れることができるように、ピストンロッド9の大径
部分9aやニードル弁3の大径部分3bには、平面や、
場合によっては図示しない縦溝などが形成される。この
構成では、高圧燃料は、入口通路11から、ノズルボデ
ィの中央を通って、ノズル先端部付近まで導入されてい
るため、従来のノズルのようにニードル弁3の大径部分
3bのクリアランスは1〜2μmのような精密な精度は
必要とせず、たとえば、ひとけた上の、10〜20μm
といったクリアランスでも十分である。図1に本実施形
態の特徴の一つであるノズル先端部の詳細を示す。
【0014】ニードル弁3の小径部3aの先端に形成さ
れるシート部20は公知のノズルと同様である。第1円
錐部27と第2円錐部28の境界線が円状のシート部2
0になっている。このシート部20がノズルボディの第
1部分4の円錐内壁面に当接可能である。当接時、弁閉
状態であり、離間時、弁開時である。くびれ部29は、
第2円錐部28の先端側に接続しており、このくびれ部
29の先端側に円筒状のガイド部30が形成されてい
る。このくびれ部29の径方向に連通孔21が貫通され
ている。ガイド部30は、ニードル弁3の最先端に形成
される部分で、第1部分4の内壁面32の先端側に形成
される内壁面33に摺動自在に設けられている。このガ
イド部30の内部に軸方向に通孔31が形成され、通孔
31の奥端は連通孔21に連通し、他端はアキュームレ
ータ室23に連通している。ガイド部30のリフト量が
所定値以上のときアキュームレータ室23と噴孔24と
が連通する。
【0015】ここで、噴孔24とアキュームレータ室2
3とが連通するまでのプレリフト距離25は、ニードル
弁3の下端部から噴孔24の下端部までの距離をいう。
このプレリフト距離25は、シート部20のシート径に
もよるが、シートしぼりのなくなるリフト量以上とする
のが霧化を良好とするのに好適である。燃料噴射時、シ
ート部20から連通孔21と通孔31を経由してアキュ
ームレータ室23へと導入される燃料が噴孔24から外
部へ噴射される。説明を補足すると、噴射ノズルのニー
ドル弁リフトに対する流路面積の特性を図6に示す。図
6において、たとえば、噴孔5−φ0.18の場合、ニ
ードル弁リフト0.06mmまでは、シート部がしぼり
となって流路面積が規制されるため、ニードル弁リフト
の増加とともに流路面積が増大する。ニードル弁リフト
0.06mm以上では、シート部よりも噴孔5−φ0.
18の方が流路面積を規制することとなるので、ニード
ル弁リフトがそれ以上に増大しても流路面積は増加しな
い。図6において、噴射ノズルの最長のニードル弁リフ
ト量は黒丸印で示したように、特性の変化する0.06
mmでなく経験的にその3倍程度をとっている。この最
長のニードル弁リフト量は、図6に示すように、それぞ
れの噴孔諸元により変化する。いわゆるシートしぼりに
より霧化が悪化し大粒な液滴が大量に発生するのは、ニ
ードル弁リフトの増加に伴って、流路面積が増大する領
域である。従って、前述のプレリフト距離25として
は、たとえば、5−φ0.18の噴孔諸元であれば、
0.06〜0.18mmの間に設定すればよい。
【0016】次に、作動を簡単に説明する。図1はリフ
トしてないいわゆる全閉状態を示し、図4は中間リフト
状態を示し、図5はフルリフト状態を示す。 (1)全閉状態では、シート部20が内壁面32に当接
することにより高圧燃料はシールされている。ここで、
油圧制御弁12をオンして、ニードル弁3が着座位置か
ら上昇すると、やがて図4に示す中間リフト状態とな
る。 (2)中間リフト状態では、シート部20は内壁面32
から離座しており、高圧燃料は、連通孔21と通孔31
を経由してアキュームレータ室23へ導入される。この
中間リフト状態で、噴孔24の直前までアキュームレー
タ室23で高圧が維持されている。さらにニードル弁3
がリフトすると図5に示すフルリフト状態となる。 (3)フルリフト状態では、アキュームレータ室23に
蓄えられた高圧燃料が噴孔24から噴射される。フルリ
フト状態に至る初期動作時に噴射前の適切なプレリフト
を確保しているため、噴孔24から噴射される噴霧は、
シートしぼりをうけていない微粒化の良好な噴霧であ
る。
【0017】上記本発明の実施形態では、噴孔形状が単
なる円状であったが、本発明の他の実施形態として、図
7に示したように、長円状のスリット241や、図8に
示すように、三角溝状の噴孔242にすることができ
る。これにより、複雑な構成や、付加的な脈動回路を追
加することなく、初期噴射率を抑制し、噴射率制御を容
易に実施することが可能である。本発明の他の実施形態
では、噴孔の有効開口面積をニードル弁のリフト量に対
して増加する設定にすることができる。このようにした
した場合、ニードルリフト量により燃料噴射量を調節す
ることができる。以上のように本発明の蓄圧式燃料噴射
装置によれば、実噴射率を低下させることなく霧化の良
好な噴霧を得ることと、サック容積をなくして、HCの
排出を抑制することを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による蓄圧式燃料噴射装置の
噴射ノズル先端部の断面図である。
【図2】本発明の一実施例による蓄圧式燃料噴射装置を
示すものであって、(a)は断面図、(b)はその一部
品を示す拡大斜視図である。
【図3】本発明の一実施例による蓄圧式燃料噴射装置の
システム構成図である。
【図4】本発明の一実施例による蓄圧式燃料噴射装置の
噴射ノズル先端部の中間リフト状態を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例による蓄圧式燃料噴射装置の
噴射ノズル先端部のフルリフト状態を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の一実施例によるニードル弁リフトと流
路面積との関係を示す特性図である。
【図7】本発明の他の実施例によるノズルボディの噴孔
の形状を示す特性図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例によるノズルボディ
の噴孔の形状を示す特性図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射装置 2 噴孔 3 ニードル弁 4 第1部分(ノズルボディ) 5 第2部分(ノズルボディ) 6 第3部分(ノズルボディ) 7 第4部分(ノズルボディ) 9 ピストンロッド 10 制御室 11 入口通路 12 油圧制御弁(ソレノイド) 13 弁プレート 20 シート部(ポペット弁) 21 連通孔 23 アキュームレータ室 24 噴孔 25 プレリフト 27 第1円錐部 28 第2円錐部 29 くびれ部 30 ガイド部(スプール弁) 31 通孔 32 内壁面 33 内壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 昭和 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC09 AD12 BA03 BA26 CC06T CC08T CC14 CC18 CC20 CC21 CC23 CC37 CC64T CC66 CC67 CC68T CD25 CD30 CE24 DA01 DA06 DA15 DC04 DC09 DC18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に噴孔を設けた中空のノズルボディ
    内を摺動して前記噴孔を開閉するニードル弁と、 前記ニードル弁の後端面に面して形成され、内部に充填
    される高圧燃料の圧力によって前記ニードル弁を閉弁方
    向に付勢する制御室と、 前記制御室内へ高圧燃料を導入する導入路と、 前記制御室から高圧燃料を外部へ導出するドレン通路に
    連通する導出路と、 電磁弁を構成するために前記ノズルボディの後端部内に
    収容されるソレノイドと、 前記ソレノイドの前記制御室側端面に対向し前記ソレノ
    イドによって吸引駆動されるアーマチャと、 前記アーマチャと一体に設けられ、前記ソレノイドへの
    通電時に前記制御室と前記導出路とを連通させて前記制
    御室内の圧力を低下させる弁部材とを備え、 前記ニードル弁は、前記噴孔を開閉するために先端に形
    成されるスプール弁と、前記スプール弁の入口側に直列
    に形成されるポペット弁とを有することを特徴とする蓄
    圧式燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 先端に噴孔を設けた中空のノズルボディ
    内を摺動して前記噴孔を開閉するニードル弁と、 前記ニードル弁の後端面に面して形成され、内部に充填
    される高圧燃料の圧力によって前記ニードル弁を閉弁方
    向に付勢する制御室と、 前記制御室内へ高圧燃料を導入する導入路と、 前記制御室から高圧燃料を外部へ導出するドレン通路に
    連通する導出路と、 電磁弁を構成するために前記ノズルボディの後端部内に
    収容されるソレノイドと、 前記ソレノイドの前記制御室側端面に対向し前記ソレノ
    イドによって吸引駆動されるアーマチャと、 前記アーマチャと一体に設けられ、前記ソレノイドへの
    通電時に前記制御室と前記導出路とを連通させて前記制
    御室内の圧力を低下させる弁部材とを具備する蓄圧式燃
    料噴射装置において、 前記ニードル弁は、ノズルボディ内壁に着座可能なシー
    ト部と、このシート部から先端側へ向かう部分に形成さ
    れるくびれ部と、このくびれ部から先端側へ形成され、
    ノズルボディ内壁面に摺動自在なガイド部と、このガイ
    ド部の反先端側のシート部の離座状態でシート部から連
    通孔を経由して通じるアキュームレータ室とを具備し、 前記ニードル弁の上昇に伴って前記アキュームレータ室
    と噴孔が連通するまでにプレリフト距離を設けたことを
    特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記プレリフト距離は、ニードル弁のシ
    ート部の流路面積と噴孔の流路面積とが同等になるニー
    ドル弁リフト量の1から3倍の範囲となるように設定し
    たことを特徴とする請求項2に記載の蓄圧式燃料噴射装
    置。
  4. 【請求項4】 前記噴孔の有効開口面積は、ニードル弁
    のリフト量に対して増加することを特徴とする請求項2
    に記載の蓄圧式燃料噴射装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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