JPH10280A - 逆方向に開くハンドルを備えた多機能ツール - Google Patents

逆方向に開くハンドルを備えた多機能ツール

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Publication number
JPH10280A
JPH10280A JP9034214A JP3421497A JPH10280A JP H10280 A JPH10280 A JP H10280A JP 9034214 A JP9034214 A JP 9034214A JP 3421497 A JP3421497 A JP 3421497A JP H10280 A JPH10280 A JP H10280A
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JP
Japan
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handle
pivot axis
tool
jaw mechanism
plane
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Withdrawn
Application number
JP9034214A
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English (en)
Inventor
Brett P Seber
ピー シーバー ブレット
Randolph J Morton
ジェイ モートン ランドルフ
Gabriel Alejandro Draguicevich
アレジャンドロ ドラグイスビッチ ガブリエル
Roy L Helton Jr
エル ヘルトン ジュニア ロイ
Harold J Carson
ジェイ カーソン ハロルド
ジェイ カーソン ジュニア ハロルド
Gregory F Rubin
エフ ルビン グレゴリー
William P Debley Jr
ピー デブリー ジュニア ウイリアム
Robson L Splane Jr
エル スプレーン ジュニア ロブソン
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Buck Knives Inc
Original Assignee
Buck Knives Inc
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B11/00Hand knives combined with other implements, e.g. with corkscrew, with scissors, with writing implement
    • B26B11/003Hand knives combined with other implements, e.g. with corkscrew, with scissors, with writing implement having folding handles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B7/00Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B7/00Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools
    • B25B7/06Joints
    • B25B7/10Joints with adjustable fulcrum
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F1/00Combination or multi-purpose hand tools
    • B25F1/003Combination or multi-purpose hand tools of pliers'-, scissors'- or wrench-type with at least one movable jaw

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  • Knives (AREA)
  • Scissors And Nippers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ジョー機構部の平面内に位置する軸線の周り
に互いに逆方向に回動することにより開くハンドルを備
えた多機能ツールを提供する。 【解決手段】 第1のハンドル24が、ジョー機構部28に
回動自在に取り付けられ、ジョー機構部と同一平面上に
且つこれと隣接して位置する閉じ位置と、遠くに位置す
る開き位置との間で、ツールヘッド22平面内に位置する
第1のピボット軸35の周りに第1の方向へ回動できる。
第2のハンドル26が、ジョー機構部に回動自在に取り付
けられ、ジョー機構部と同一平面上に且つこれに隣接し
て位置する閉じ位置と、遠くに位置するき位置との間
で、ツールヘッド平面内に位置する第2のピボット軸50
の周りに第2の方向へ回動できる。多機能ツールは、第
1のハンドル内に回動自在に格納される第1のブレード
44及び第2のハンドル内に回動自在に格納される第2の
ブレードを含む一組のブレードツール42を更に有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、 本発明は、ジョ
ー機構部及びハンドルを備えた多機能ツールに関し、特
に、ジョー機構部及びハンドルが、ジョー機構部の平面
内に位置する軸の周りに互いに逆方向に回動することに
より開く多機能ツールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】多数の
開くことができる(以下、「拡開自在」ともいう)ブレ
ードを備えた道具は、ずっと前から知られており、家
庭、作業場、及びスポーツ分野で用いられている。2つ
のブレードを有するフォールディングポケットナイフが
一例である。ブレードは、収納自在にハンドル内部に設
けられ、特定の機能を発揮させる必要があるときに、一
度に一方を選択的に開かれる。
【0003】ポケットナイフ状の器具、例えば、ベンガ
ー(Wenger)及びビクトリノックス(Victorinox)によ
り作られ、「スイスアーミー」ナイフと通称されている
ナイフは、そのいずれか一方の端に設けられた軸でナイ
フ本体内に支持された複数のツールに拡張された上記原
理を利用している。かかる道具は代表的には、種々の形
式のブレードタイプツール、例えば一または二以上の研
ぎブレード、ネジ回し、錐、やすり、ボトルオープナ
ー、拡大レンズ等を含む。ブレードツールは、機械的に
機能する道具類、例えばプライヤー又は鋏を更に含む場
合がある。この種の器具は、広く用いられ、多くの用途
に関し高い機能性をもつが、欠点を有している。一般
に、これらは、ポケットに入れて持ち運ぶのに充分に小
型且つ軽量に設計され、従ってこの構造の強度及び頑丈
さに関しては制限がある。例えば、スイスアーミーナイ
フに見受けられるプライヤー又は鋏は代表的には、小型
であり、大きな把持力を必要としない用途について適し
ているに過ぎない。
【0004】近年、一般に「多機能ツール(combinatio
n tool)」と呼ばれる器具が、開発され、広く市場に出
回っている。多機能ツール(「コンビネーションツー
ル」と呼ばれることがある)は、ジョー機構部、例えば
フルサイズのプライヤーヘッドの周りに組み立てられ
る。プライヤーヘッドにはハンドルが固定されている。
多機能ツールをコンパクトに、しかも大きな力を必要と
するような状況で使用できるようにするために、ハンド
ルは閉じ位置又は折畳み位置と開き位置又は拡開位置と
の間で拡開自在である。ハンドルが折畳み位置にあると
き、多機能ツールはサイズがコンパクトで、ポケット又
はベルトに付けたポーチに納まる。ハンドルが拡開位置
にあるとき、ハンドルは、大きな力を加えることができ
るフルサイズで全強度のプライヤーが得られるようジョ
ー機構部と協働する。
【0005】多くの他形式のブレードツールがハンドル
それ自体の中に折畳み自在に収納される。多機能ツール
のハンドル内又はナイフ又はこれと同等な器具のハンド
ル内に収納されるツールに関して本明細書で用いる「ブ
レードツール」という用語は本明細書では、一つのハン
ドル内に折り畳まれる任意の比較的薄いツールをさして
いる。かかるブレードツールは一般にスイスアーミーナ
イフに見受けられるのと同一タイプのもの、例えば、研
がれた状態のブレード、ネジ回し、ボトルオープナー、
やすり、小型鋸、錐等である。ハンドルが拡開位置にあ
るとき、ハンドル内に折り畳まれたブレードツールは接
近可能であり、使用のために開くことができる。
【0006】種々の設計の多機能ツールが幾つかの製造
業者から入手できる。多機能ツールは一般に上述の特徴
を有し、プライヤーヘッドの拡開モードにおいて最も大
きな相違がある。レザーマン社により市販され、ある程
度までは米国特許第4,238,862号及び第4,7
44,272号に記載されている多機能ツールでは、ハ
ンドルはプライヤーの運動平面内で複雑な動きをして拡
開する。ガーバー社より市販され、米国特許第5,14
2,721号及び第5,142,844号に記載されて
いる多機能ツールでは、プライヤーヘッドは、ハンドル
から摺動自在に拡開される。エスオージー・スペシャリ
ィティナイブズ社により市販され、米国特許第5,26
7,366号に記載され、またある程度までは米国特許
第5,062,173号に記載されているパラツール
(Paratool) 型多機能ツールでは、ハンドルは、プライ
ヤー運動の平面から外れて同一方向に折畳み動作をす
る。
【0007】既存のツールは機能的ではあるが、欠点を
有している。レザーマン型ツールでは、複雑な開閉動作
が必要であり、しかも使用者はプライヤーを操作すると
き、ハンドルの剥き出しのチャンネルエッジを把持しな
ければならない。ガーバー型ツールでは、ハンドルを直
線内に位置するよう開くことができず、従って、ハンド
ルから拡開されたブレードツールは或る場合には扱いに
くく、プライヤーを使用するときには手を詰める恐れが
ある。エスオージーのパラツールでは、プライヤーヘッ
ドは格納位置と拡開位置との間で拡開を助けるためにタ
ブ取付け具が必要になる。エスオージーパラツーは又、
圧力をハンドルを介してプライヤーヘッドに加えると、
非対称の締付け力を消磁させる。あらゆる場合におい
て、プライヤーヘッドの拡開は、ある場合、例えば使用
者が手袋を付けているとき、困難な場合がある。
【0008】これら問題及び他の問題を解決し、しかも
他の多機能ツールの利点と同一の利点を有する多機能ツ
ールが要望されている。本発明は、この要望を満たし、
関連の利点をもたらす。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、拡開自在なジ
ョー機構部及びブレードツールが収納された折畳み式ハ
ンドルを有する多機能ツールを提供する。多機能ツール
は、ハンドルを格納するとコンパクトであり、ハンドル
を拡開すると完全に機能する。ハンドルは、たとえ使用
者が手袋を付けていても容易に開閉できる。ハンドルを
拡開し、多機能ツールをプライヤーとして使用すると
き、使用者はチャンネル状ハンドルの折畳み側部を把持
し、大きな締付け力を多機能ツールの中心線を通って対
称的に加えることができ、その際、不快感は無い。他形
式の多機能ツール又は他形式のツールで見られるハンド
ル内に折り畳まれるブレードツールのタイプのうち任意
のものは、本発明の特徴と併用できる。多機能ツール
は、ブレードツールを使用しようとするとき、大きくて
快適な把持ハンドルを提供する「S」字形のハンドル形
体を有する。
【0010】本発明によれば、多機能ツールは、ツール
ヘッド平面内に位置する2つのジョーを含むジョー機構
部を有する。第1のハンドルが、ツールヘッドの第1の
取付けラグに回動自在に取り付けられ、ツールヘッド平
面内に位置した第1のピボット軸の周りに、ジョー機構
部に隣接してジョー機構部と同一平面上に位置する折畳
み位置と、ジョー機構部から遠くでジョー機構部と同一
平面上に位置する拡開位置との間で第1の方向へ回動で
きる。第2のハンドルが、ツールヘッドの第2の取付け
ラグに回動自在に取り付けられ、ツールヘッド平面内に
位置した第2のピボット軸の周りに、ジョー機構部に隣
接してジョー機構部と同一平面上に位置する折畳み位置
と、ジョー機構部から遠くでジョー機構部と同一平面上
に位置する拡開位置との間で前記第1の方向と逆の第2
の方向へ回動できる。多機能ツールは、第1のハンドル
内に回動自在に収納される第1のブレード及び第2のハ
ンドル内に回動自在に収納される第2のブレードを含む
一組のブレードツールを有する。(多機能ツールのハン
ドル内に収納されるツールに関して本明細書で用いる
「ブレード」又は「ブレードツール」という用語は、ハ
ンドル内に折り畳まれ、ハンドルの側部相互間に受け入
れられる任意の比較的薄いツールをさしている。かかる
ブレードツールは、研がれた状態のナイフブレード、ネ
ジ回し、やすり、小型鋸、錐、ボトルオープナーである
が、これらに限定されない。) 別の実施形態では、多機能ツールは、ツールヘッド平面
内に位置した2つのジョーを備えたジョー機構部、ジョ
ー機構部から延びる第1の取付けラグ、及びジョー機構
部から延びる第2の取付けラグを含むツールヘッドを有
する。第1のハンドル機構部が、ツールヘッドの第1の
取付けラグに回動自在に取り付けられた第1のハンド
ル、及びツールヘッド平面内に位置した第1のピボット
軸を含む。第1のハンドルは、第1のピボット軸に係合
してこの周りに、2つのジョーに隣接してこれらジョー
と同一平面上に位置する折畳み位置と、2つのジョーか
ら遠くでこれらジョーと同一平面上に位置する拡開位置
との間でツールヘッド平面に対して第1の方向へ回動で
きる。第2のハンドル機構部が、ツールヘッドの第2の
取付けラグに回動自在に取り付けられた第2のハンド
ル、及びツールヘッド平面内に位置した第2のピボット
軸を含む。第2のハンドルは、第2のピボット軸に係合
してこの周りに、2つのジョーに隣接してこれらジョー
と同一平面上に位置する折畳み位置と、2つのジョーか
ら遠くでこれらジョーと同一平面上に位置する拡開位置
との間でツールヘッド平面に対して、前記第1の方向と
逆の第2の方向へ回動できる。第1のハンドル内に回動
自在に収納され、第1のハンドル内に位置する閉じ位置
と、第1のハンドルの外側に伸長する開き位置との間で
動くことができる第1のブレード、及び第2のハンドル
内に回動自在に収納され、第2のハンドル内に位置する
閉じ位置と、第2のハンドルの外側に伸長する開き位置
との間で動くことができる第2のブレードを含む一組の
ブレードツールが設けられている。第1のハンドル及び
第2のハンドルは、それぞれの折畳み位置にあるとき、
及びそれぞれの拡開位置にあるとき、ジョー機構部が第
1及び第2のハンドルと同一平面上に位置した状態で第
1のハンドルと第2のハンドルとの間に格納されるよう
ジョー機構部と相互協働的に形作られている。
【0011】第1のピボット軸と第2のピボット軸は、
約1/2〜約4°だけ互いに角度的にずれている。第1
のピボット軸と第2のピボット軸は、同一直線上に位置
する。本発明のこの後者の実施形態では、ハンドルは、
一定の、或いはハンドルが折畳み位置から拡開位置へ動
くにつれて増大する横方向隙間(逆に、ハンドルが拡開
位置から折畳み位置へ動くにつれて減少する横方向隙
間)をもって開く。ハンドルを有利には、ピボットピン
又は取付けラグ及びハンドル内のいずれかに設けられた
カム機構部又は他形式の横方向移動機構部を用いて横方
向に移動させる。また、ハンドルを開き位置又は閉じ位
置に保持する種々の戻り止め構造を設けるのが良い。
【0012】本発明は、既存タイプの多機能ツールより
も一層簡便に操作できる多機能ツールを提供する。ハン
ドルは、多機能ツールに必要な動きが一層少なく且つ自
然な容易に達成される簡単な円形動作で、完全開き位置
と完全閉じ位置との間で動く。一方のハンドルが開き、
他方のハンドルが部分的に、或いは完全に閉じた状態の
ハンドルの中間位置では、ハンドル内のブレードツール
に容易に接近できて使用できる。本発明の他の特徴及び
利点は、本発明の原理を例示的に示す添付の図面と関連
して好ましい実施形態の以下の詳細な説明を読むと、明
らかになろう。
【発明の実施の形態】図1は、ツールヘッド22及びこ
れに取り付けられたハンドル24,26を有する多機能
ツール20を示している。ツールヘッド22は、ジョー
ピボット29の周りに回動する2つのジョー側部を有す
るプライヤジョー機構部として図示されたジョー機構部
28を有する。第1の取付けラグ30がジョー機構部の
一方の側部に固定され、第2の取付けラグ32がジョー
機構部の他方の側部に固定されている。
【0013】第1のハンドル24は、第1の取付けラグ
又は脚部30及び第1のハンドル24に設けられた2つ
のアーム34を貫通する第1のピボット軸35によって
第1の取付けラグ30に回動自在に取り付けられてい
る。図2に示すように、第1のハンドル24は好ましく
は、第1の側部36、第2の側部38及び第1の側部3
6と第2の側部38を互いに連結するウェブ40を有す
る溝形材又はチャンネルの形態である。この形態におい
て、側部36,38はアーム34として働く。チャンネ
ルは内方に開放し、換言するとウェブ40は多機能ツー
ル20のプライヤを用いる際に使用者が握る第1のハン
ドル24の外向きの側部に設けられた状態で示されてい
る。一組のブレードツール42が、ピボット軸35から
遠くに位置する第1のハンドル24の端部に取り付けら
れている。ツールの組42は、第1のハンドルのチャン
ネル形態の中に回動自在に格納され、ピボットピン46
で支持される少なくとも1つのブレード44(ここでは
4本のブレードとして示されている)を含む。ブレード
44は、ハンドルのチャンネル内に格納される図2に示
す閉じ位置と、第1のハンドル24の外側に拡開される
開き位置(図示せず)との間で回動できる。上述のよう
に、「ブレード」という用語を多機能ツールの反動に格
納される拡開自在なツールを指すものとして用いると
き、これはツールの利用性にかかわらず、ハンドル内へ
折りたたまれる比較的薄いツールをいう。したがって、
かかる「ブレード」は、研いだナイフブレード、ねじ回
し、錐、ボトルオープナー、やすり、小型鋸等を含む
が、これらに限定されない。
【0014】第2のハンドル26は、第2の取付けラグ
32及び第2のハンドル26に設けられた2つのアーム
52を貫通する第2のピボット軸50によって第2の取
付けラグ32に回動自在に取り付けられている。第2の
ハンドル26は、第2のハンドル26のチャンネルが図
1で見て左側に開いていることを除き、全体として2つ
の側部及びウェブを備えた第1のハンドル24と同一構
成のチャンネルの形態である。拡開自在なツール42の
組は、第1のハンドルの場合と同様に、ピボットピンを
備えた第2のピボット軸50から遠い方の第2のハンド
ルの端部に回動自在に取付けられた少なくとも1つの拡
開自在なブレードを含む。第2のハンドル26のブレー
ドは、ツールが第2のハンドルのチャンネル内に格納さ
れる閉じ位置と、ツールが第2のハンドルから伸長する
開き位置との間で回動自在である。
【0015】図1及び図3〜図6は、第1及び第4に示
す拡開又は開き位置から図5に示す部分拡開位置を通
り、図3及び図6に示す閉じ位置又は折畳み(縮閉)位
置までのハンドル24,26の動きの順序を示してい
る。図1及び図4の拡開位置では、ハンドル24,26
は、ツールヘッド平面54内に位置し、このツールヘッ
ド平面54は、プライヤージョー機構部28の2つのジ
ョーが開閉し、またジョーピボット29の軸線29´と
垂直に位置する平面である。拡開位置では、ハンドル2
4,26は、ジョー機構部28から遠くに位置し、即
ち、ハンドルはジョー機構に隣接して位置しない。停止
部60により、ハンドル24,26はこの拡開位置を越
えて回動することが阻止される。図4に示すように、ハ
ンドル24,26は、これらをそれぞれの軸35,50
(軸35は図4〜図6に示されていない)の周りに互い
に反対方向56,58に回動させることによって折畳み
位置に向かって閉じられる。完全な折畳み又は閉じ状態
は、ハンドル24,26を図1及び図4に示す位置から
図3及び図6に示す位置まで互いに反対方向に180°
回動させたときに達成される。この時点では、ハンドル
24,26及びジョー機構部28は、ツールヘッド平面
54内で同一平面内に位置し、ジョー機構部は2つのハ
ンドル24,26に隣接した状態で、これらの間に格納
される。
【0016】使用者の利便性を最も大きくするために、
ハンドル24,26は、戻り止め機構によって拡開位置
(図1及び図4)又は折畳み位置(図3及び図6)に安
定的に保持される。戻り止め機構は、ハンドルをそれぞ
れの位置に保持するのに役立つが、使用者の手で及ぼす
力よりは小さな力を発揮する。有効な戻り止め機構を用
いることができ、いくつかの好ましい戻り止め機構が図
7、図8、図18、図19及び図20に示されている。
【0017】戻り止め機構62は、ハンドル24に関し
て図7及び図8に示されている。(同一のものはハンド
ル26に関しても使用される)。戻り止め機構62は、
ハンドル24のウェブ部分40に設けられるバネ板とし
て形成されるバネフィンガ63を含む。第1の取付けラ
グ30は、第1のピボット軸35を受け入れる貫通ボア
65を備えたカム状の表面(以下、「カム面」という)
64を備えている。バネフィンガ63は、カム面64に
乗るようボア65に向かって内方に曲げられており、し
たがってバネフィンガ63はカムフォロアとして機能す
るようになる。ツールヘッド平面54内に位置する方向
でボア65の中心から表面64までの距離(距離p)
は、ツールヘッド平面54と垂直に位置する方向におい
てボア65の中心から表面64までの距離(距離s)よ
りも大きい。ハンドル24が図7の完全拡開位置か、或
いは図8(A)の完全折畳み位置のいずれかにあると
き、バネフィンガ63はボア65に向かって内方に弛緩
する。ハンドルを図5の半拡開位置で示すようにこれら
の位置のいずれかから遠ざけると、バネフィンガ63
は、カム面64との接触によってボア65から押し離さ
れる。カム面64とバネフィンガ63の協働により、ハ
ンドルを拡開位置又は折畳み位置のいずれかの状態に保
持する傾向のある保持力が得られるが、バネフィンガ6
3の付勢力に抗して手の力でこの保持力に打ち勝つこと
ができる。
【0018】図7及び図8(A)は、バネフィンガ63
をハンドル24のウェブ40と一体の状態で示してい
る。図8(B)に示すように、バネフィンガ63は、チ
ャンネル状バネ支持体300で均等に支持でき、この支
持体300は、これに設けられたボア302がボア65
と整列した状態でハンドル24の2つのアームの間に納
まり、したがってピボット軸35はボア65とボア20
5の両方を貫通するようになっている。バネフィンガ6
3は、図7及び図8(A)に示すバネフィンガ63の一
体形態について上述したのと同一の位置及び同一の機能
でバネ支持体300のウェブ304上に設けられたバネ
板として形成されている。図8(B)の構成は好ましく
は、バネ支持体300が別個の部品として製作されてハ
ンドル24に組み付けられるので、場合によっては図7
及び図8(A)の構成よりも好ましい場合がある。
【0019】戻り止め機構200のもう一つの実施形態
が図18に示されている。第1の取付けラグ300は、
ハンドル24を閉じるか(図18に示すように)、開く
とき、ツールヘッド平面54と垂直にラグ30から外方
に延びる2つの反対側に位置した隆起カム面202を有
する。図19に一層詳細に示すバネ204が、これに設
けられたボア205がボア65と整列した状態でハンド
ル24の2つのアーム34の間に嵌まっており、したが
ってピボット軸35はボア65とボア205の両方を貫
通するようになっている。バネ204はその底面に沿っ
て位置する2つの向かい合ったタブ206を有する。タ
ブ206は、これらの中央領域の近傍で上方に折り曲げ
られ、したがってカム面202に係合し、ハンドル24
を閉じるか開くとき、カム面202をタブ206相互間
に心出しするようになっている。ハンドルを図18に示
す閉じ位置から遠ざけるためには、ハンドル204を開
くときに、ツールの使用者が手の力を加えて最も左側に
位置するタブ206を押し下げる必要がある。
【0020】戻り止め機構210の第3の実施形態が図
20に示されている。ラグ30は、カム面が設けられて
いない全体として円筒形のものであるが、ツールヘッド
平面54と垂直なラグ30の平面上の位置には2つの反
対側に位置した切欠き212が設けられている。ボール
214がアーム34のうち一方の内部に取付けられ、バ
ネ216によってラグ30に向かって付勢されている。
ボール214は、平面54と垂直なボア65の中心から
直立した線上の位置に配置され、ハンドル24を完全に
開くか、或いは完全に閉じる(図20に示すように)と
き、ボール214は切欠き212のうち一方に係合する
ようになっている。バネ216は、これらの位置のいず
れにおいても戻り止め力を発揮する。
【0021】戻り止め機構220の第4の実施形態が図
21に示されている。戻り止め機構220は、ハンドル
24の一方の側部の内部に沿って固定された板バネ22
2を有する。板バネ222の延長部224はラグ30に
係合し、これは図7〜図8に示すのと同一の全体形状を
有している。ラグ30の表面と延長部224との相互作
用により、ハンドル24が開き位置(図21に示す)又
は閉じ位置のいずれかにあるとき、戻り止め力が得られ
る。ブレード44がその開き位置にあるとき、板バネ2
22の互いに反対側に位置した係止面226がブレード
44の突合せ端に接触し、それによりブレードを開き位
置に係止する。ブレード44を開き位置から解除するに
は、係止面226を含む板バネ222の端部を側部36
から内方へ押し離し、係止面226が突合せ端228を
越え、ブレード44をその閉じ位置に向かって回動させ
ることができるようにする。かくして、板バネ222
は、ジョー機構部28の戻り止めバネとしての役目とブ
レード44のサイドロック係止機構としての役目の2つ
の役目を果たす。
【0022】ツールの全体構造の説明に戻ると、図9
は、ブレード44のうち一方を、ハンドルのうち一方か
ら開いて用いようとするとき、「S」形体と称されるハ
ンドルの好ましい構成態様を示している。ハンドル24
内に支持されたブレード44を用いる場合、ハンドル2
4を拡開位置に移動させる。他方のハンドル26を、ジ
ョー機構部28に隣接して位置する折畳み位置に動か
す。ハンドル26とジョー機構部28は一緒になって、
ブレードが研がれた状態の刃である場合、ブレード44
の確実な保持及び使用のために使用者が握る人間工学的
に快適なハンドルを形成する。ハンドル26とジョー機
構部28をピボット軸35の周りにさらに回動させる
と、もし使用者が望めば厚さが2倍のグリップ又は握り
が得られるようブレード44を開いた状態でジョー機構
部28を折畳み位置にすることができる。ブレード44
が、使用中トルクの付与を必要とするねじ回し、錐又は
他の形式のブレードである場合、ハンドル26を、ブレ
ード44の操作のために追加のてこ作用を与えるようツ
ールヘッド平面に対して垂直に位置決めするのがよい。
かくして、互いに反対側に折り畳まれるハンドルを備え
た本発明の構成は、任意の選択されたブレードを操作す
るための最も有益なハンドル形態の選定において大きな
融通性が得られる。
【0023】ハンドルの開閉方法は、ツールヘッドと関
連したハンドルのいくつかの形態のうち任意のものと両
立できる。図10は、ピボット軸35,50がツールヘ
ッド平面54(図10の紙面)内で同一平面にあるが、
角度Aだけ互いに角度的にずれている多機能ツール20
を示している。角度Aは好ましくは、約1/2°〜約4
°、最適には約2°である。角度的にずれたピボット軸
の構成は、ハンドルが同一方向に折り畳み動作をする形
体に関しては、米国特許第5,267,366号に記載
されているが、これはハンドルが互いに逆方向に折り畳
み動作をする本発明の構成とは異なる。本発明の構成で
は、ハンドルは、これらを折畳み位置と拡開位置との間
で互いに逆方向に回動させるとき、互いに平行には保た
れない。角度的にずれたピボット軸を備える本発明の構
成は、ハンドルがツールヘッドと同一平面上に位置する
完全折畳み位置へのハンドルの閉じ操作が非常に容易に
達成される点において、米国特許第5,267,366
号の構成と比べて優れた利点を有している。米国特許第
5,267,366号に開示された設計では、2つのハ
ンドル及びツールヘッドは、インターロックのために同
時に閉じ位置に至らされる。3つの構成部品(2つのハ
ンドル及びツールヘッド)を同時に同一平面上に位置す
る閉じ位置に移動させるようにするために相当気をつけ
る必要があり、さもなければ、ハンドルは2つのハンド
ルが互いに向かって非常に浅い角度で接近するので、正
しく係合しないようになる。本発明の構成では、ハンド
ルは互いに独立して折畳み位置に動かすことができ、閉
じ操作が容易になる。
【0024】異なる構成が図11〜図14に示されてい
る。これらの実施形態では、ピボット軸35,50はツ
ールヘッド平面54(図11、図12及び図14に示す
紙面)内で同一平面にあり、また共通ピボット軸線70
に沿って同軸状である。その結果、ハンドルは、これら
を折畳み位置と拡開位置との間で互いに逆方向に回動さ
せると互いに平行に回動する。ハンドルが図11に示す
ように拡開位置にあるときに、ハンドル24とハンドル
24との間に隙間72が存在するように取付けラグ3
0,32を構成することが好ましい。この隙間72は、
プライヤー動作を行わせるようハンドル24,26の使
用中、使用者の手が挟まれて締め付けられることのない
ようにする。隙間72が設けられているので、ハンドル
が折畳み位置にあるとき、隙間72のない場合と比べて
多機能ツールのエンベロープサイズが大きくなる。隙間
72の寸法は、隙間を使用者の指を挟まないようにする
ほど十分に大きくさせることと、多機能ツール20のエ
ンベロープサイズを小さくすることとの妥協の産物とし
て選択される。隙間72は好ましくは、約1/16イン
チ〜約1/2インチ、最適には約1/4インチの寸法で
ある。
【0025】ハンドルを折畳み位置まで回動させるとき
のエンベロープサイズを小さくするために、共通ピボッ
ト軸線周りのハンドルの回動と同時に共通ピボット軸線
70と平行なハンドル24,26の側方運動を行わせる
機構が設けられている。4つの実施形態が図12〜図1
7、及び図22〜図23に示されている。図12〜図1
3の実施例では、螺旋溝74が各ピボット軸34,50
に設けられている。螺旋溝74はカム面として作用す
る。カムフォロアピン76として示されているカムフォ
ロアが、取付けラグ30又はハンドル26のいずれかに
配置される。(均等例として、カムフォロアピン76に
代えて、螺旋溝74と噛み合う第2の螺旋溝を用いても
よい。)カムフォロアピン76は、螺旋溝74に嵌ま
り、それにより、折畳み位置と拡開位置との間でのハン
ドル26の回動中にハンドル26をピボット軸線70の
周りに回動するとき、ハンドル26が共通ピボット軸線
74と平行に横方向に回動するようにする。螺旋溝の方
向は、ハンドル26の回動運動が、ハンドルを開き位置
に向かって回動させるときに横方向に離れさせ(しかし
ながら、平行なままで)、それにより隙間72が得られ
るようにする。折畳み位置へのハンドル26の回動によ
り、ハンドル26は他方のハンドル24に向かって横方
向に移動させ(この場合も平行なままで)これらの間の
隙間を閉じ、ハンドルを完全折畳み位置にするときのエ
ンベロープサイズを小さくする。この構成は又、ハンド
ルが完全折畳み位置に近い状態にあるときのハンドルの
接近角度が図10の接近角度よりも大きく、ハンドルの
噛み合い及び閉じ操作を図10の構成の場合よりも容易
にするという重要な利点を有している。
【0026】折畳み位置と拡開位置との間の回動中、共
通ピボット軸線70と平行なハンドルの側方運動を達成
するためのもう一つの実施形態では、カム面が、取付け
ラグ32の横方向側部及びアーム52のそれぞれの側部
の部分に設けられている。図14に示すように、互いに
向かい合うカム面78,80及びカム面82,84が、
取付けラグ32及びアーム52の側部に設けられてい
る。内側アーム52aに設けられたカム面78は取付け
ラグ32に設けられた対向カム面80に乗る。外側アー
ム52bに設けられたカム面80には、取付けラグ30
に設けられた対向カム面84に乗る。カム面は、隙間7
2が得られるようアーム24,26を拡開位置に向かっ
て回動させるとき、アーム24,26は共通ピボット軸
線70と平行な状態で互いに(互いに平行なままで)遠
ざかるよう選択される。逆に、アーム24,26は、こ
れらを折畳み位置に向かって回動させるとき、共通ピボ
ット軸線70と平行な状態で互いに近付く(互いに平行
なままで)。この構成により、図12〜図13の実施形
態について説明したのと同じ利点が得られる。
【0027】もう一つの実施形態が図15〜図17に示
されている。この実施形態では、ジョーピボット90
が、プライヤーツールヘッド22のジョー部材92のう
ち一方から上方に延びている。ジョーピボットは円筒形
であって、その反対側の側部には平坦部94が形成され
ている。2つのローブ又は葉状部96a,96bを備え
たボア96が、ジョー部材のうち他方98を貫通してい
る。ローブ96a,96bは各々、円柱の一部である。
2つのローブ96a,96bの間の開きの寸法及び平坦
部92相互間の間隔は、ローブのうちいずれか一方がジ
ョーピボットを中心として回動でき、しかもジョーピボ
ット90を開口を備えた平坦部を整列させることによっ
てローブ96a,96bのうち一方の間でスリップさせ
ることができるよう協働的に選択される。この特徴は、
従来型プライヤーについて公知である。
【0028】多機能ツールは、ジョーピボット90がボ
アローブ96a内に位置した状態で図15に示されてお
り、その結果ハンドル24とハンドル26との間には小
さな隙間72が形成されている。ジョーピボット90を
ボアローブ96bに移動させる場合、隙間72は、ジョ
ー機構部を動作する際に使用者の掌が挟まれて締めつけ
られる恐れを少なくするほど大きい。第2の利点とし
て、ジョー92,98を開くとき、ジョーは、ジョーピ
ボットがボアローブ96b内に設けられている場合より
もボアローブ96bに設けられている場合の方がより大
きな把持対象物100を収容する。かくして、ローブ8
96a,96bに対するジョーピボット90の位置によ
り、ハンドル相互間の隙間72の大きさ及び把持できる
対象物100の大きさ、並びに把持された対象物に加う
ることのできるてこ作用及び力が定まる。
【0029】図22及び図23は、ジョーの開閉に関す
るもう一つの構成例をそれぞれ格納位置と拡開位置で示
している。ジョー機構部28は、平面54と垂直に延び
るハンドルピボットピン240によってハンドルピボッ
ト本体242に回動自在に取り付けられている。ハンド
ルピボット本体242は、ピボット軸35によってアー
ム34相互間に回動自在に取り付けられている。アーム
34は平行ではないが、互いに対して約1/2〜4°、
最適には2°オーダーの僅かな量だけテーパしている。
ジョー機構部28が図22の格納位置にあるとき、ジョ
ー機構部28の軸246はハンドル24の軸線244と
整列している。ジョー機構部28を軸35を中心として
回動させることにより図23の拡開位置に開くと、ジョ
ー機構部28もピボットピン240を中心として平面5
4内で回動し、ジョー機構部28の軸線246はハンド
ル24の軸線244から、好ましくは約1/2〜4°オ
ーダーの角度Bだけ角度的にずれるようになる。この角
度的なずれにより、ハンドルを開いた時にハンドル相互
間に隙間が生じ、したがって使用者の手が、ハンドルを
操作してジョー機構部を動作させるときに挟まれて締め
つけられることがないようになる。
【0030】本発明の特定の実施例を例示の目的で詳細
に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく種々の設計変更及び変形例を想到できる。したがっ
て、本発明は特許請求の範囲によって定められる場合を
除き、限定されるものではない。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】ハンドルを格納位置まで開いた状態の多機能ツ
ールの平面図である。
【図2】2−2線における図1のハンドルのうち一方の
断面図である。
【図3】ハンドルを格納位置まで完全に折り畳んだ状態
の図1の多機能ツールの平面図である。
【図4】図1に示す形態において図1の多機能ツールの
側面図である。
【図5】ハンドルを格納位置と拡開位置との間の部分拡
開位置の状態の図1の多機能ツールの側面図である。
【図6】図3に示す形態において図1の多機能ツールの
側面図である。
【図7】7−7線における図1の多機能ツールのハンド
ル戻り止め部分の拡大断面図である。
【図8】(A)は8−8線における図3の多機能ツール
のハンドル戻り止め部分の拡大断面図、(B)は戻り止
め構造体のもう1つの実施形態の拡大図である。
【図9】図1の多機能ツールの平面図であり、ハンドル
のうち一方を拡開位置で示すと共に工具をこれから開い
た位置から示し、さらにハンドルのうち他方を格納位置
で示す図である。
【図10】ピボット軸が互いに格納的にずれた実施例の
図1と同様な部分平面図である。
【図11】ピボット軸が同一直線上にあり、ハンドルに
付いて横方向変位機構が設けられていない実施例の図1
と同様な平面図である。
【図12】ピボット軸が同一直線上にあり、ハンドルが
横方向変位●●●ための第1のタイプのカムを採用して
いる実施例の図示と同様な平面図である。
【図13】13−13線における図12の詳細図であ
る。
【図14】ピボット軸が同一直線上にあり、ハンドルが
横方向変位のための第2のタイプのカムを採用している
実施例の図1と同様な平面図である。
【図15】ピボット軸が同一直線上にあり、ハンドルが
ジョーピボットの再位置決めによって横方向に変位し、
ジョーピボットがハンドル間の僅かの隙間が得られるよ
う位置決めされている実施例の図1と同様な平面図であ
る。
【図16】ジョーピボットがハンドル間に大きな隙間が
得られるよう再位置決めされた図15の多機能ツールの
平面図である。
【図17】プライヤージョーを開いた状態の図16の多
機能ツールの平面図である。
【図18】図1の多機能ツールのハンドル戻り止め部分
の第2の実施形態の概略側面図である。
【図19】図18の実施形態で用いられたハンドル戻り
止めバネの側面図である。
【図20】図1の多機能ツールのハンドル戻り止め部分
の第3の実施形態の概略側面図である。
【図21】図1の多機能ツールのハンドル戻り止め部分
の第4の実施形態の部分斜視図である。
【図22】ジョー機構部が格納位置にあるときに、ピボ
ット軸が同一直線上にある多機能ツールの実施形態の部
分斜視図である。
【図23】ジョー機構部が拡開位置にある状態の図22
の多機能ツールの部分斜視図である。
【符号の説明】
20 多機能ツール 22 ツールヘッド 24,26 ハンドル 28 ジョー機構部 29 ジョーピボット 30,32 取付けラグ 35 第1のピボット軸 42 ブレードツール 44,46 ブレード 50 第2のピボット軸 54 ツールヘッド平面 60 停止部 62 戻り止め機構 63 バネフィンガ 64 カム面 65 ボア 72 隙間 74 螺旋溝 76 カムフォロアピン
フロントページの続き (72)発明者 ランドルフ ジェイ モートン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92118 コロナード ストランド・ウェイ 1631 ナンバー8 (72)発明者 ガブリエル アレジャンドロ ドラグイス ビッチ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92075 ソラナ・ビーチ スティーブン ス・アベニュー 648−エイ (72)発明者 ロイ エル ヘルトン ジュニア アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92126 サン・ディエゴ ファントム・レ ーン 11535 (72)発明者 ハロルド ジェイ カーソン アメリカ合衆国 ケンタッキー州 40125 ヴァイン・グローブ ブリーゼンダイ ン・レーン 1076 (72)発明者 ハロルド ジェイ カーソン ジュニア アメリカ合衆国 ケンタッキー州 40125 ヴァイン・グローブ ブリーゼンダイ ン・レーン 1076 (72)発明者 グレゴリー エフ ルビン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 エス コンディド ノース・ブロードウェイ・ナ ンバー・ディー 1457 (72)発明者 ウイリアム ピー デブリー ジュニア アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91306 ウィネットカ インゴマー・スト リート 19947 (72)発明者 ロブソン エル スプレーン ジュニア アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91344 グラナダ・ヒルズ ホワイト・オ ーク・アベニュー 10850

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツールヘッド平面内に位置した2つのジ
    ョーを備えたジョー機構部、ジョー機構部から延びる第
    1の取付けラグ、及びジョー機構部から延びる第2の取
    付けラグを含むツールヘッドと、ツールヘッドの第1の
    取付けラグに回動自在に取り付けられた第1のハンド
    ル、及びツールヘッド平面内に位置した第1のピボット
    軸を含み、第1のハンドルが、第1のピボット軸に係合
    してこの周りに、2つのジョーに隣接してこれらジョー
    と同一平面上に位置する折畳み位置と、2つのジョーか
    ら遠くでこれらジョーと同一平面上に位置する拡開位置
    との間でツールヘッド平面に対して第1の方向へ回動で
    きるようになっている第1のハンドル機構部と、ツール
    ヘッドの第2の取付けラグに回動自在に取り付けられた
    第2のハンドル、及びツールヘッド平面内に位置した第
    2のピボット軸を含み、第2のハンドルが、第2のピボ
    ット軸に係合してこの周りに、2つのジョーに隣接して
    これらジョーと同一平面上に位置する折畳み位置と、2
    つのジョーから遠くでこれらジョーと同一平面上に位置
    する拡開位置との間でツールヘッド平面に対して、前記
    第1の方向と逆の第2の方向へ回動できるようになって
    いる第2のハンドル機構部と、第1のハンドル内に回動
    自在に収納され、第1のハンドル内に位置する閉じ位置
    と、第1のハンドルの外側に伸長する開き位置との間で
    動くことができる第1のブレード、及び第2のハンドル
    内に回動自在に収納され、第2のハンドル内に位置する
    閉じ位置と、第2のハンドルの外側に伸長する開き位置
    との間で動くことができる第2のブレードを含む一組の
    ブレードツールとを有し、第1のハンドル及び第2のハ
    ンドルは、それぞれの折畳み位置にあるとき、及びそれ
    ぞれの拡開位置にあるとき、ジョー機構部が第1及び第
    2のハンドルと同一平面上に位置した状態で第1のハン
    ドルと第2のハンドルとの間に格納されるようジョー機
    構部と相互協働的に形作られていることを特徴とする多
    機能ツール。
  2. 【請求項2】 拡開位置における第1のハンドル用戻り
    止め及び拡開位置における第2のハンドル用戻り止めを
    更に有することを特徴とする請求項1記載の多機能ツー
    ル。
  3. 【請求項3】 折畳み位置における第1のハンドル用戻
    り止め及び折畳み位置における第2のハンドル用戻り止
    めを更に有することを特徴とする請求項1記載の多機能
    ツール。
  4. 【請求項4】 第1のピボット軸と第2のピボット軸
    は、互いに角度的にずれていることを特徴とする請求項
    1記載の多機能ツール。
  5. 【請求項5】 第1のピボット軸と第2のピボット軸
    は、約1/2〜約4°だけ互いに角度的にずれているこ
    とを特徴とする請求項1記載の多機能ツール。
  6. 【請求項6】 第1のピボット軸と第2のピボット軸
    は、同一直線上に位置することを特徴とする請求項1記
    載の多機能ツール。
  7. 【請求項7】 第1のハンドル機構部は、第1のハンド
    ルを第1のピボット軸の周りにその拡開位置からその折
    畳み位置に回動させるときに第1のハンドルを第1のピ
    ボット軸と平行に駆動する手段を更に含み、第2のハン
    ドル機構部は、第2のハンドルを第2のピボット軸の周
    りにその拡開位置からその折畳み位置に回動させるとき
    に第2のハンドルを第2のピボット軸と平行に駆動する
    手段を更に含むことを特徴とする請求項6記載の多機能
    ツール。
  8. 【請求項8】 第1のハンドル機構部は、第1ピボット
    軸に設けられた螺旋の第1ハンドル用カム溝、及び第1
    の取付けラグ及び第1のハンドルのうち一方に設けられ
    た第1ハンドル用カムフォロアを更に含み、第1ハンド
    ル用カムフォロアは第1ハンドル用カム溝に係合するこ
    とを特徴とする請求項6記載の多機能ツール。
  9. 【請求項9】 第2のハンドル機構部は、第2ピボット
    軸に設けられた螺旋の第2ハンドル用カム溝、及び第2
    の取付けラグ及び第2のハンドルのうち一方に設けられ
    た第2ハンドル用カムフォロアを更に含み、第2ハンド
    ル用カムフォロアは第2ハンドル用カム溝に係合するこ
    とを特徴とする請求項6記載の多機能ツール。
  10. 【請求項10】 第1のハンドル機構部は、第1の取付
    けラグに設けられた第1ハンドル用第1カム面、及び第
    1のハンドルに設けられた第1ハンドル用第2カム面を
    更に含み、第1ハンドル用第1カム面は、第1ハンドル
    用第2カム面と係合して、第1のハンドルを第1のピボ
    ット軸の周りにその拡開位置からその折畳み位置に回動
    させるときに第1のハンドルを第1のピボット軸と平行
    に駆動するようになっていることを特徴とする請求項6
    記載の多機能ツール。
  11. 【請求項11】 第2のハンドル機構部は、第2の取付
    けラグに設けられた第2ハンドル用第1カム面、及び第
    2のハンドルに設けられた第2ハンドル用第2カム面を
    更に含み、第2ハンドル用第1カム面は、第2ハンドル
    用第2カム面と係合して、第2のハンドルを第2のピボ
    ット軸の周りにその拡開位置からその折畳み位置に回動
    させるときに第2のハンドルを第2のピボット軸と平行
    に駆動するようになっていることを特徴とする請求項1
    0記載の多機能ツール。
  12. 【請求項12】 ジョー機構部は、プライヤー形ジョー
    を含むことを特徴とする請求項1記載の多機能ツール。
  13. 【請求項13】 第1のハンドル及び第2のハンドルは
    それぞれ、ツールヘッド平面と平行に位置する第1の側
    部、ツールヘッド平面と平行に位置する第2の側部、及
    び第1の側部と第2の側部を連結するウェブを有する溝
    形材の形態であることを特徴とする請求項1記載の多機
    能ツール。
  14. 【請求項14】 ジョー機構部は、ツールヘッド平面と
    垂直に第1の取付けラグから延びるジョーピボット軸
    と、第2の取付けラグを貫通していて、ジョーピボット
    軸を挿通状態で受け入れる2つのローブ付きボアとを有
    することを特徴とする請求項1記載の多機能ツール。
  15. 【請求項15】 第1のハンドルは、第1のピボット軸
    に隣接すると共に第1のピボット軸と垂直に位置した箇
    所にハンドルピボットを更に含むことを特徴とする請求
    項1記載の多機能ツール。
  16. 【請求項16】 ツールヘッド平面内に位置する2つの
    ジョーを備えたジョー機構部を含むツールヘッドと、ジ
    ョー機構部に回動自在に取り付けられていて、ジョー機
    構部に隣接してこれと同一平面上に位置する折畳み位置
    と、ジョー機構部遠くでこれと同一平面上に位置する拡
    開位置との間で、ツールヘッド平面内に位置した第1の
    ピボット軸の周りに第1の方向へ回動できる第1のハン
    ドルと、ジョー機構部に回動自在に取り付けられてい
    て、ジョー機構部に隣接してこれと同一平面上に位置す
    る折畳み位置と、ジョー機構部遠くでこれと同一平面上
    に位置する拡開位置との間で、ツールヘッド平面内に位
    置した第2のピボット軸の周りに第2の方向へ回動でき
    る第2のハンドルと、第1のハンドル内に回動自在に収
    納される第1のブレード及び第2のハンドル内に回動自
    在に収納される第2のブレードを含む一組のブレードツ
    ールとを有することを特徴とする多機能ツール。
  17. 【請求項17】 第1のピボット軸と第2のピボット軸
    は、互いに角度的にずれていることを特徴とする請求項
    16記載の多機能ツール。
  18. 【請求項18】 第1のピボット軸と第2のピボット軸
    は、同一直線上に位置することを特徴とする請求項16
    記載の多機能ツール。
JP9034214A 1996-01-11 1997-01-09 逆方向に開くハンドルを備えた多機能ツール Withdrawn JPH10280A (ja)

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US08/584962 1996-01-11
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