JPH09313749A - シングルロック機構及びレリースにより操作される多ロック式ブレードを備えたハンドツール - Google Patents
シングルロック機構及びレリースにより操作される多ロック式ブレードを備えたハンドツールInfo
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- JPH09313749A JPH09313749A JP9034213A JP3421397A JPH09313749A JP H09313749 A JPH09313749 A JP H09313749A JP 9034213 A JP9034213 A JP 9034213A JP 3421397 A JP3421397 A JP 3421397A JP H09313749 A JPH09313749 A JP H09313749A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B1/00—Hand knives with adjustable blade; Pocket knives
- B26B1/02—Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade
- B26B1/04—Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position
- B26B1/042—Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position by a spring biased locking lever pivoting around an axis parallel to the pivot axis of the blade
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F1/00—Combination or multi-purpose hand tools
- B25F1/003—Combination or multi-purpose hand tools of pliers'-, scissors'- or wrench-type with at least one movable jaw
-
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- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B26B1/02—Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade
- B26B1/04—Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position
- B26B1/048—Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position with a locking member being slidable or movable along the handle
Abstract
(57)【要約】
【課題】 確動ロック式且つ付勢式のブレードを備えた
ハンドツールを提供する。 【解決手段】 ハンドツール(20)、例えばナイフ又は
多機能ツールは、多数のブレード(32)を有し、これら
ブレードはそれぞれ独立的に共通軸を中心として、ツー
ルのハンドル内の閉じ位置とハンドルから引き出された
開き位置との間で回動できる。各ブレードは、その開き
位置に確実に、しかしながら解除自在にロックされる。
閉じ位置のままのブレードは、開いたブレードが定位置
にロックされているとき、更にこれを開閉するときで
も、閉じ位置に向かって付勢されている。単一のロック
/レリース/付勢機構は、一つのハンドルの中のブレー
ド全てのために働く。
ハンドツールを提供する。 【解決手段】 ハンドツール(20)、例えばナイフ又は
多機能ツールは、多数のブレード(32)を有し、これら
ブレードはそれぞれ独立的に共通軸を中心として、ツー
ルのハンドル内の閉じ位置とハンドルから引き出された
開き位置との間で回動できる。各ブレードは、その開き
位置に確実に、しかしながら解除自在にロックされる。
閉じ位置のままのブレードは、開いたブレードが定位置
にロックされているとき、更にこれを開閉するときで
も、閉じ位置に向かって付勢されている。単一のロック
/レリース/付勢機構は、一つのハンドルの中のブレー
ド全てのために働く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳み式ブレー
ド付きのハンドツールに関し、特に、多数の折り畳みロ
ック式ブレードを備えたハンドツールに関する。
ド付きのハンドツールに関し、特に、多数の折り畳みロ
ック式ブレードを備えたハンドツールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】多数の
開くことができる(以下、「拡開自在」ともいう)ブレ
ードを備えたハンドツールは、ずっと前から知られてお
り、家庭、作業場、及びスポーツ分野で用いられてい
る。2つのブレードを有するフォールディングポケット
ナイフが一例である。ブレードは、収納自在にハンドル
内部に設けられ、特定の機能を発揮させる必要があると
きに、一度に一方を選択的に開かれる。
開くことができる(以下、「拡開自在」ともいう)ブレ
ードを備えたハンドツールは、ずっと前から知られてお
り、家庭、作業場、及びスポーツ分野で用いられてい
る。2つのブレードを有するフォールディングポケット
ナイフが一例である。ブレードは、収納自在にハンドル
内部に設けられ、特定の機能を発揮させる必要があると
きに、一度に一方を選択的に開かれる。
【0003】ポケットナイフ状の器具、例えば、ベンガ
ー(Wenger)及びビクトリノックス(Victorinox)によ
り作られ、一般に「スイスアーミー」ナイフと称されて
いるナイフは、そのいずれか一方の端に設けられた軸で
ナイフ本体内に支持された複数のツールに拡張された上
記原理を利用している。かかる道具部は代表的には、種
々の形式のブレードタイプツール、例えば一または二以
上の研いだブレード、ネジ回し、錐、やすり、ボトルオ
ープナー、拡大レンズ等を含む。一般に、スイスアーミ
ーナイフは、ポケットに入れて持ち運ぶのに充分に小型
且つ軽量に設計され、従ってこの構造の強度及び頑丈さ
に関しては制限がある。
ー(Wenger)及びビクトリノックス(Victorinox)によ
り作られ、一般に「スイスアーミー」ナイフと称されて
いるナイフは、そのいずれか一方の端に設けられた軸で
ナイフ本体内に支持された複数のツールに拡張された上
記原理を利用している。かかる道具部は代表的には、種
々の形式のブレードタイプツール、例えば一または二以
上の研いだブレード、ネジ回し、錐、やすり、ボトルオ
ープナー、拡大レンズ等を含む。一般に、スイスアーミ
ーナイフは、ポケットに入れて持ち運ぶのに充分に小型
且つ軽量に設計され、従ってこの構造の強度及び頑丈さ
に関しては制限がある。
【0004】近年、「多機能ツール(combination too
l)」と呼ばれる器具が、開発され、広く市場に出回っ
ている。多機能ツール(「コンビネーションツール」と
呼ばれることがある)は、ジョー機構部、例えばフルサ
イズのプライヤーヘッドの周りに組み立てられる。プラ
イヤーヘッドにはハンドルが固定されている。多機能ツ
ールをコンパクトに、しかも大きな力を必要とするよう
な状況で使用できるようにするために、ハンドルは拡開
自在である。多機能ツールをより有用にするために、一
般にスイスアーミーナイフに見受けられるタイプの多数
のブレードツールがハンドル自体の中に折り畳んで収納
される。
l)」と呼ばれる器具が、開発され、広く市場に出回っ
ている。多機能ツール(「コンビネーションツール」と
呼ばれることがある)は、ジョー機構部、例えばフルサ
イズのプライヤーヘッドの周りに組み立てられる。プラ
イヤーヘッドにはハンドルが固定されている。多機能ツ
ールをコンパクトに、しかも大きな力を必要とするよう
な状況で使用できるようにするために、ハンドルは拡開
自在である。多機能ツールをより有用にするために、一
般にスイスアーミーナイフに見受けられるタイプの多数
のブレードツールがハンドル自体の中に折り畳んで収納
される。
【0005】幾つかの折り畳み式ナイフの一つの有用な
特徴は、使用中に使用者の手を切る恐れのある不用意な
閉じ動作を防止するためにブレードを開き位置に確実に
ロックできるということである。ロックバック、サイド
ロック、軸ロック、及び他形式のロックが当該技術分野
で公知である。もう一つの有用な特徴は、閉じ位置に近
い角度配向状態からブレードがその閉じ位置に向かって
付勢されることである。かかる付勢は、持ち運び中、又
はもう一つのブレードが既に開かれていて使用中の場
合、ブレードの不用意な拡開を防止する戻り止めとして
役立つ。ブレードは又、開き位置に近い角度配向状態か
らその開き位置に向かって付勢される。いずれの場合で
も、付勢作用により、ブレード開閉状態の手応えが得ら
れる。カム、バックスプリング、ボール形戻り止め、及
び他形式の付勢構造が当該技術分野で公知である。
特徴は、使用中に使用者の手を切る恐れのある不用意な
閉じ動作を防止するためにブレードを開き位置に確実に
ロックできるということである。ロックバック、サイド
ロック、軸ロック、及び他形式のロックが当該技術分野
で公知である。もう一つの有用な特徴は、閉じ位置に近
い角度配向状態からブレードがその閉じ位置に向かって
付勢されることである。かかる付勢は、持ち運び中、又
はもう一つのブレードが既に開かれていて使用中の場
合、ブレードの不用意な拡開を防止する戻り止めとして
役立つ。ブレードは又、開き位置に近い角度配向状態か
らその開き位置に向かって付勢される。いずれの場合で
も、付勢作用により、ブレード開閉状態の手応えが得ら
れる。カム、バックスプリング、ボール形戻り止め、及
び他形式の付勢構造が当該技術分野で公知である。
【0006】付勢構造と関連して用いられる確動ロック
が、ナイフの望ましい特徴であるが、これらは共通軸を
中心として同一方向に回動する多数のブレードを有する
ナイフに首尾良く利用されてはいない。(「ブレード」
又は「ブレードツール」という用語は本明細書では、多
機能ツール、ナイフ、又は他形式のナイフのハンドル内
に収納される拡開自在なツールに関して用いられ、ツー
ルの利用分野にかかわらず、ハンドル内に折り畳まれる
任意の比較的薄いツールをさしている。したがって、か
かる「ブレード」は、研いだ状態のナイフブレード、鋸
歯状ブレード、ネジ回し、錐、ボトルオープナー、缶切
り、鋸、やすり等を含むが、これらには限られない。)
既存の多機能ツールは、数種類の並べて配置されるブレ
ードに用いられる場合に必要スペースを取りすぎる内部
構造を有し、或いは、ロック解除制御装置が、スペース
を取りすぎるので不都合である。例えば、代表的な多機
能ツールは、各ハンドル内の共通軸から折り畳み動作す
る4以上のブレードを有し、かかる共通軸では、ハンド
ルの幅、即ち、構造全体を格しなければならない所要エ
ンベロープサイズは、約1インチ以下のオーダーであ
る。ハンドルの側部、ブレード及び任意のロック/付勢
機構は、その幅内に入る必要があり、外部から接近でき
るロック解除構造も又、その幅内でハンドルの外部にフ
ィットしなければならない。もしハンドツールのハンド
ルの幅が約1インチ以上著しく大きくなると、多機能ツ
ールはもはや持ち心地が良くない。ハンドツールのブレ
ードのための確動ロックを提供する試みが幾つかなされ
たが、実際上、使用者にとって非常に不都合であった。
が、ナイフの望ましい特徴であるが、これらは共通軸を
中心として同一方向に回動する多数のブレードを有する
ナイフに首尾良く利用されてはいない。(「ブレード」
又は「ブレードツール」という用語は本明細書では、多
機能ツール、ナイフ、又は他形式のナイフのハンドル内
に収納される拡開自在なツールに関して用いられ、ツー
ルの利用分野にかかわらず、ハンドル内に折り畳まれる
任意の比較的薄いツールをさしている。したがって、か
かる「ブレード」は、研いだ状態のナイフブレード、鋸
歯状ブレード、ネジ回し、錐、ボトルオープナー、缶切
り、鋸、やすり等を含むが、これらには限られない。)
既存の多機能ツールは、数種類の並べて配置されるブレ
ードに用いられる場合に必要スペースを取りすぎる内部
構造を有し、或いは、ロック解除制御装置が、スペース
を取りすぎるので不都合である。例えば、代表的な多機
能ツールは、各ハンドル内の共通軸から折り畳み動作す
る4以上のブレードを有し、かかる共通軸では、ハンド
ルの幅、即ち、構造全体を格しなければならない所要エ
ンベロープサイズは、約1インチ以下のオーダーであ
る。ハンドルの側部、ブレード及び任意のロック/付勢
機構は、その幅内に入る必要があり、外部から接近でき
るロック解除構造も又、その幅内でハンドルの外部にフ
ィットしなければならない。もしハンドツールのハンド
ルの幅が約1インチ以上著しく大きくなると、多機能ツ
ールはもはや持ち心地が良くない。ハンドツールのブレ
ードのための確動ロックを提供する試みが幾つかなされ
たが、実際上、使用者にとって非常に不都合であった。
【0007】ブレードか共通軸を中心に回動する多機能
ツール、ナイフ及び他形式のハンドツールの多数の並置
されたブレードをロックしたり付勢する手段が要望され
ている。本発明は、この要望を満たし、更に関連の利点
をもたらす。
ツール、ナイフ及び他形式のハンドツールの多数の並置
されたブレードをロックしたり付勢する手段が要望され
ている。本発明は、この要望を満たし、更に関連の利点
をもたらす。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数のブレー
ドが単一の軸を中心として回動するハンドツールを提供
する。ブレードは各々、単一の強力なロック機構により
開き位置に確実にロックされる。ブレードは又、それぞ
れの閉じ位置及び開き位置に向かって付勢される。一つ
のブレードを開いても、残りのブレードは、閉じ位置の
ままである。開いたブレードは、確実にロックされ、残
りのブレードを閉じ位置から動かさないで後でアンロッ
クされる(ロックが外される)。ロック/付勢機構は、
ハンドツールに必要なエンベロープサイズ内に納まり、
1インチ幅以下のスペース内で4つのブレードに使用で
きるようになっている。
ドが単一の軸を中心として回動するハンドツールを提供
する。ブレードは各々、単一の強力なロック機構により
開き位置に確実にロックされる。ブレードは又、それぞ
れの閉じ位置及び開き位置に向かって付勢される。一つ
のブレードを開いても、残りのブレードは、閉じ位置の
ままである。開いたブレードは、確実にロックされ、残
りのブレードを閉じ位置から動かさないで後でアンロッ
クされる(ロックが外される)。ロック/付勢機構は、
ハンドツールに必要なエンベロープサイズ内に納まり、
1インチ幅以下のスペース内で4つのブレードに使用で
きるようになっている。
【0009】本発明によれば、ハンドツールは、一対の
互いに反対側に位置した側部を備えたツール本体と、ツ
ール本体の一端のところでツール本体の側部相互間に横
方向に延びる軸と、該軸で支持された少なくとも2つの
ブレードとを有する。各ブレードは、ブレード基部及び
ブレード基部から外方へ延びる道具部を含み、更に、ブ
レード基部を貫通して形成されたボアを更に有し、前記
軸は、ブレード基部、かくしてブレードが前記軸を中心
として、ブレードがツール本体内に収納される閉じ位置
とブレードがツール本体から伸長する開き位置との間で
回動できるようボアを貫通している。ブレード基部の周
面には切欠きが設けられている。単一のロッカー又は揺
動片がツール本体で支持されており、このロッカーから
係止フィンガが延びている。係止フィンガは、ブレード
が開き位置にあるとき、各ブレード基部の切欠きに係合
するように寸法決めされると共に位置決めされている。
付勢バネが、係止フィンガをブレード基部の周面に押し
付ける方向で単一フィンガに対して作用を及ぼす。
互いに反対側に位置した側部を備えたツール本体と、ツ
ール本体の一端のところでツール本体の側部相互間に横
方向に延びる軸と、該軸で支持された少なくとも2つの
ブレードとを有する。各ブレードは、ブレード基部及び
ブレード基部から外方へ延びる道具部を含み、更に、ブ
レード基部を貫通して形成されたボアを更に有し、前記
軸は、ブレード基部、かくしてブレードが前記軸を中心
として、ブレードがツール本体内に収納される閉じ位置
とブレードがツール本体から伸長する開き位置との間で
回動できるようボアを貫通している。ブレード基部の周
面には切欠きが設けられている。単一のロッカー又は揺
動片がツール本体で支持されており、このロッカーから
係止フィンガが延びている。係止フィンガは、ブレード
が開き位置にあるとき、各ブレード基部の切欠きに係合
するように寸法決めされると共に位置決めされている。
付勢バネが、係止フィンガをブレード基部の周面に押し
付ける方向で単一フィンガに対して作用を及ぼす。
【0010】さらに、ブレードのうち一つを、残りのブ
レード全てを閉じ位置に向かって付勢した状態で開き位
置に向かって付勢する手段が設けられている。この付勢
手段は好ましくは、切欠きに隣接した箇所でブレード基
部の周面に設けられていて、第1の最大カム面高さ及び
第1の最大カム面高さ角度位置を有する第1のカム面
と、切欠きから遠くの箇所でブレード基部の周面に設け
られていて、第1の最大カム面高さよりも大きな第2の
最大カム面高さ及び第1の最大カム面高さ角度位置から
約110°〜約120°のところにある第2の最大カム
面高さ角度位置を有する第2のカム面とを有する。第1
の最大カム面高さは好ましくは第2の最大カム面高さよ
りも僅かに小さい。
レード全てを閉じ位置に向かって付勢した状態で開き位
置に向かって付勢する手段が設けられている。この付勢
手段は好ましくは、切欠きに隣接した箇所でブレード基
部の周面に設けられていて、第1の最大カム面高さ及び
第1の最大カム面高さ角度位置を有する第1のカム面
と、切欠きから遠くの箇所でブレード基部の周面に設け
られていて、第1の最大カム面高さよりも大きな第2の
最大カム面高さ及び第1の最大カム面高さ角度位置から
約110°〜約120°のところにある第2の最大カム
面高さ角度位置を有する第2のカム面とを有する。第1
の最大カム面高さは好ましくは第2の最大カム面高さよ
りも僅かに小さい。
【0011】かくして、本発明は、ブレードのうち任意
の一つを、残りのブレードをそれぞれの閉じ位置に付勢
した状態で、その開き位置に確実にロックするロック/
付勢機構を提供する。ロック機構は、開き位置にロック
されたブレードを解除する単一レリースを有する。選択
したブレードをその付勢力に抗して開閉しているときで
も、残りのブレードは付勢力の作用を受けて閉じ位置の
ままである。次に、異なるブレードを選択して開くこと
ができ、この場合においても、同一の結果及び性能が得
られる。
の一つを、残りのブレードをそれぞれの閉じ位置に付勢
した状態で、その開き位置に確実にロックするロック/
付勢機構を提供する。ロック機構は、開き位置にロック
されたブレードを解除する単一レリースを有する。選択
したブレードをその付勢力に抗して開閉しているときで
も、残りのブレードは付勢力の作用を受けて閉じ位置の
ままである。次に、異なるブレードを選択して開くこと
ができ、この場合においても、同一の結果及び性能が得
られる。
【0012】本発明の他の特徴及び利点は、本発明の原
理を例示として示す添付の図面と関連して行われる好ま
しい実施形態の詳細な説明を読むと、明らかになろう。
しかしながら、本発明の範囲は、好ましい実施形態には
限定されない。
理を例示として示す添付の図面と関連して行われる好ま
しい実施形態の詳細な説明を読むと、明らかになろう。
しかしながら、本発明の範囲は、好ましい実施形態には
限定されない。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、2つのジョー24がジョ
ーピボット26によって回動自在に連結されたジョー機
構部22を含む多機能ツール20の形態のハンドツール
を示している。2つのハンドル28は、ハンドルピボッ
トピン30によってジョー24に拡開自在に連結されて
いる。ハンドル28は溝形材である。図1を参照する
と、ハンドルのうち一方28aは開き位置又は拡開位
置、他方のハンドル28bは閉じ位置又は折畳み位置に
ある。種々の形体の多種多様な多機能ツールが知られて
おり、これについては例えば米国特許第4,238,8
62号、第4,744,272号、第5,142,72
1号、第5,142,844号、第5,267,366
号及び第5,062,173号を参照されたい。かかる
米国特許の開示内容を本明細書の一部を形成するものと
してここに引用する。なお数種類のタイプは市販されて
いる。
ーピボット26によって回動自在に連結されたジョー機
構部22を含む多機能ツール20の形態のハンドツール
を示している。2つのハンドル28は、ハンドルピボッ
トピン30によってジョー24に拡開自在に連結されて
いる。ハンドル28は溝形材である。図1を参照する
と、ハンドルのうち一方28aは開き位置又は拡開位
置、他方のハンドル28bは閉じ位置又は折畳み位置に
ある。種々の形体の多種多様な多機能ツールが知られて
おり、これについては例えば米国特許第4,238,8
62号、第4,744,272号、第5,142,72
1号、第5,142,844号、第5,267,366
号及び第5,062,173号を参照されたい。かかる
米国特許の開示内容を本明細書の一部を形成するものと
してここに引用する。なお数種類のタイプは市販されて
いる。
【0014】多機能ツール20、上述の米国特許に記載
された多機能ツール及び市販の多機能ツールでは、複数
のブレードツール32をハンドル28の各々の中に取り
付けて多機能ツールの有用性を増すことが慣例となって
いる。ブレードツール32はツールピボット軸34によ
って、ピボットピン30から遠い方の端部のところでハ
ンドル28に回動自在に連結されている。ブレードツー
ル32は各々、図1に示す3つの位置で示すように、ハ
ンドル28の溝形部分内に位置するよう閉じることがで
き、或いはハンドル28から引き出してこれらの機能を
発揮させるよう開くことができ、或いは中間位置に位置
決めすることができる。「ブレード」又は「ブレードツ
ール」という用語は、多機能ツール又は他形式のツール
のハンドル内に収納される拡開自在なツールに関連して
用いられる場合、ツールの有用性とは無関係に、ハンド
ル内に折り畳まれる比較的薄いツールを指すものとす
る。かかる「ブレード」はしたがって、研いだ状態のナ
イフブレード、鋸歯状ブレード、ネジ回し、錐、ボトル
オープナー、缶切り、鋸、やすり等を含むが、これらに
限定されない。この用語は、多機能ツール20のこの場
合においては、ハンドル内へ折り畳まれるツールをハン
ドツール全体から区別するのに用いられている。
された多機能ツール及び市販の多機能ツールでは、複数
のブレードツール32をハンドル28の各々の中に取り
付けて多機能ツールの有用性を増すことが慣例となって
いる。ブレードツール32はツールピボット軸34によ
って、ピボットピン30から遠い方の端部のところでハ
ンドル28に回動自在に連結されている。ブレードツー
ル32は各々、図1に示す3つの位置で示すように、ハ
ンドル28の溝形部分内に位置するよう閉じることがで
き、或いはハンドル28から引き出してこれらの機能を
発揮させるよう開くことができ、或いは中間位置に位置
決めすることができる。「ブレード」又は「ブレードツ
ール」という用語は、多機能ツール又は他形式のツール
のハンドル内に収納される拡開自在なツールに関連して
用いられる場合、ツールの有用性とは無関係に、ハンド
ル内に折り畳まれる比較的薄いツールを指すものとす
る。かかる「ブレード」はしたがって、研いだ状態のナ
イフブレード、鋸歯状ブレード、ネジ回し、錐、ボトル
オープナー、缶切り、鋸、やすり等を含むが、これらに
限定されない。この用語は、多機能ツール20のこの場
合においては、ハンドル内へ折り畳まれるツールをハン
ドツール全体から区別するのに用いられている。
【0015】多機能ツール20は、4つのブレードツー
ル32a,32b,32c,32dの場合、図2で分か
るように各ハンドル28の軸34に取り付けられた状態
で配置されるブレードツール32のうち少なくとも2
つ、より典型的には3乃至4以上を有し、これら4つの
ブレードツールはすべて同一の回動方向に開く。図2
は、2つの側部36a,36b及びこれら2つの側部を
連結するウェブ38を有するハンドル28の溝形部分を
示している。ツールピボット軸34が2つの側部36a
と36bとの間に延びている。
ル32a,32b,32c,32dの場合、図2で分か
るように各ハンドル28の軸34に取り付けられた状態
で配置されるブレードツール32のうち少なくとも2
つ、より典型的には3乃至4以上を有し、これら4つの
ブレードツールはすべて同一の回動方向に開く。図2
は、2つの側部36a,36b及びこれら2つの側部を
連結するウェブ38を有するハンドル28の溝形部分を
示している。ツールピボット軸34が2つの側部36a
と36bとの間に延びている。
【0016】好ましい構成では、側部36aのうち一方
はブレードツール32を開くとき、ブレードツール32
に容易に手動で接近できるようにするための切込み領域
40を有する。(切込み領域40は全体として、ジョー
24のうち一方の輪郭にならって形作られていて、した
がってジョー機構部22は、多機能ツール20を格納の
ために折り畳むとき、ハンドル28aと28bの間であ
ってこれらの中に格納できるようになっている。)ブレ
ードツール32は、ブレードのうち最も長いもの32d
が、切込みが設けられていない側部36bに隣接し、最
も短いブレード32aが切込み領域40を有する側部3
6aに隣接して位置するよう構成されている。
はブレードツール32を開くとき、ブレードツール32
に容易に手動で接近できるようにするための切込み領域
40を有する。(切込み領域40は全体として、ジョー
24のうち一方の輪郭にならって形作られていて、した
がってジョー機構部22は、多機能ツール20を格納の
ために折り畳むとき、ハンドル28aと28bの間であ
ってこれらの中に格納できるようになっている。)ブレ
ードツール32は、ブレードのうち最も長いもの32d
が、切込みが設けられていない側部36bに隣接し、最
も短いブレード32aが切込み領域40を有する側部3
6aに隣接して位置するよう構成されている。
【0017】図2に示すように、選択したブレードツー
ル32の位置を確認して開く際の助けとなるよう2つの
便利な特徴が多機能ツールに設けられている。スイスア
ーミーナイフ及び市販の多機能ツールに関する経験の示
すところによれば、ブレードツールのうち所望のものを
見分けて開くことは、特に暗がりや濡れた状態の表面等
の悪条件のもとでは、困難である場合がある。
ル32の位置を確認して開く際の助けとなるよう2つの
便利な特徴が多機能ツールに設けられている。スイスア
ーミーナイフ及び市販の多機能ツールに関する経験の示
すところによれば、ブレードツールのうち所望のものを
見分けて開くことは、特に暗がりや濡れた状態の表面等
の悪条件のもとでは、困難である場合がある。
【0018】関心のある特定のブレードツールのありか
を見つける際に助けとなるよう、アイコン98がハンド
ル28の側部36の外に向いた面に設けられている。ア
イコン98は、ハンドル内のブレードツールのタイプ及
びハンドル内における配置順序の標準化された絵表示識
別記号である。図2に示す例として、「+」記号の形態
のアイコン98aは、従来の十字形ネジ回しを、「−」
記号の形態のアイコン98bは、マイナス形ネジ回し
を、ブレードの形態のアイコン98cは研ぎブレード
を、セレーション付きブレードの形態のアイコン98d
は、鋸歯状ブレードをそれぞれ表示する。大型のツー
ル、例えば大型ネジ回しを識別するためにより大きなア
イコンが用いられる。周知の或るやり方では、多機能ツ
ールの使用者は、目で見て、或いは指触りで所望のブレ
ードツールの位置を見分けることにおいて素早く熟達す
るようになる。
を見つける際に助けとなるよう、アイコン98がハンド
ル28の側部36の外に向いた面に設けられている。ア
イコン98は、ハンドル内のブレードツールのタイプ及
びハンドル内における配置順序の標準化された絵表示識
別記号である。図2に示す例として、「+」記号の形態
のアイコン98aは、従来の十字形ネジ回しを、「−」
記号の形態のアイコン98bは、マイナス形ネジ回し
を、ブレードの形態のアイコン98cは研ぎブレード
を、セレーション付きブレードの形態のアイコン98d
は、鋸歯状ブレードをそれぞれ表示する。大型のツー
ル、例えば大型ネジ回しを識別するためにより大きなア
イコンが用いられる。周知の或るやり方では、多機能ツ
ールの使用者は、目で見て、或いは指触りで所望のブレ
ードツールの位置を見分けることにおいて素早く熟達す
るようになる。
【0019】選択したブレードツール32の開きを助け
るために、ブレードツールのうち少なくとも幾つかは、
道具部から上方に延びる一体の引上げレバー100を有
し、それにより溝形材の開放側部から接近できると共に
切込み側部36aからも接近できるようになる。引上げ
レバー100は、長さが次第に変化していて、切込み側
部36aに最も近い引上げレバー100aは短く、切込
み側部から遠い方に位置する引上げレバー100b,1
00cは次第に長くなっている。引上げレバー100
は、多機能ツールの使用者が、選択したブレードツール
をその閉じ位置に保持する傾向のある付勢力に抗して選
択したブレードツールを容易に開くのを助ける。図2に
示すように、ブレードツールのうち最も長いもの32d
は、引上げレバーを付けないで製造しても良い。という
のは、これはかかるレバーが無くても容易に把持できる
からである。
るために、ブレードツールのうち少なくとも幾つかは、
道具部から上方に延びる一体の引上げレバー100を有
し、それにより溝形材の開放側部から接近できると共に
切込み側部36aからも接近できるようになる。引上げ
レバー100は、長さが次第に変化していて、切込み側
部36aに最も近い引上げレバー100aは短く、切込
み側部から遠い方に位置する引上げレバー100b,1
00cは次第に長くなっている。引上げレバー100
は、多機能ツールの使用者が、選択したブレードツール
をその閉じ位置に保持する傾向のある付勢力に抗して選
択したブレードツールを容易に開くのを助ける。図2に
示すように、ブレードツールのうち最も長いもの32d
は、引上げレバーを付けないで製造しても良い。という
のは、これはかかるレバーが無くても容易に把持できる
からである。
【0020】図3は、図2のハンドルを上下逆さにして
示しており、ブレードツールのうち1つ32dは、これ
をピボット軸34を中心として回動させることにより開
かれている。通常の用途において、ブレードツール32
のうち1つだけが一度に開かれ、他は閉じられたまま、
即ちハンドル28内に収納されたままである。全体とし
て平らなブレードツール32が或る市販の多機能ツール
の場合と同様に、互いに接触関係で互いに隣接して非常
に近接して位置決めされていると、隣合うブレードツー
ルの接触面相互間の摩擦により、ブレードツールのうち
1つを意図的に開くときに、他のブレードツールが引き
ずられて不用意に開かれる場合がある。図4に示す本発
明の構成では、ワッシャ42がブレードツール32の各
対の間及び軸に取り付けられた最後のブレードツールと
ハンドル28の側部36の内側との間に配置されてい
る。(図4では、ワッシャ42を受け入れるブレードツ
ール32相互間の間隔は、見て分かりやすいように誇張
されている。)ハンドル28の幅寸法Dは代表的には小
さく、約1/2インチ程度なので、従来型の厚い金属ワ
ッシャは使用しないのが好ましい。その代わりに、ワッ
シャ42は好ましくは、ポリマー材料、最適にはポリプ
ロピレン、ポリエチレン、又はポリテトラフルオロエチ
レン(テフロン)で作るのが好ましく、厚さは0.01
0インチである。感圧接着剤で基材キャリヤ上に取り付
けられたシート状のテフロンを切断又は打ち抜き加工し
て環状のワッシャ形状にすることによってかかるワッシ
ャを経済的に調製することができる。個々のワッシャを
基材キャリヤから取り出して、ツールピボット軸34の
挿通しているボア44の上に位置するブレードツール3
2の両側部に取り付けられる。また、ワッシャを別個の
物品として得てもよく、これをブレードツール32及び
軸に装着する。もう一つの構成では、ワッシャを、ボア
44を包囲するブレードツールの隆起環状領域として形
成してもよい。
示しており、ブレードツールのうち1つ32dは、これ
をピボット軸34を中心として回動させることにより開
かれている。通常の用途において、ブレードツール32
のうち1つだけが一度に開かれ、他は閉じられたまま、
即ちハンドル28内に収納されたままである。全体とし
て平らなブレードツール32が或る市販の多機能ツール
の場合と同様に、互いに接触関係で互いに隣接して非常
に近接して位置決めされていると、隣合うブレードツー
ルの接触面相互間の摩擦により、ブレードツールのうち
1つを意図的に開くときに、他のブレードツールが引き
ずられて不用意に開かれる場合がある。図4に示す本発
明の構成では、ワッシャ42がブレードツール32の各
対の間及び軸に取り付けられた最後のブレードツールと
ハンドル28の側部36の内側との間に配置されてい
る。(図4では、ワッシャ42を受け入れるブレードツ
ール32相互間の間隔は、見て分かりやすいように誇張
されている。)ハンドル28の幅寸法Dは代表的には小
さく、約1/2インチ程度なので、従来型の厚い金属ワ
ッシャは使用しないのが好ましい。その代わりに、ワッ
シャ42は好ましくは、ポリマー材料、最適にはポリプ
ロピレン、ポリエチレン、又はポリテトラフルオロエチ
レン(テフロン)で作るのが好ましく、厚さは0.01
0インチである。感圧接着剤で基材キャリヤ上に取り付
けられたシート状のテフロンを切断又は打ち抜き加工し
て環状のワッシャ形状にすることによってかかるワッシ
ャを経済的に調製することができる。個々のワッシャを
基材キャリヤから取り出して、ツールピボット軸34の
挿通しているボア44の上に位置するブレードツール3
2の両側部に取り付けられる。また、ワッシャを別個の
物品として得てもよく、これをブレードツール32及び
軸に装着する。もう一つの構成では、ワッシャを、ボア
44を包囲するブレードツールの隆起環状領域として形
成してもよい。
【0021】図5は、ロック/付勢機構の好ましい形態
を示している。ブレードツール32は、ブレード基部4
6及びこれから外方に延びる道具部48を有する。道具
部は、全体として平らな使用可能な形式の道具類、例え
ば研ぎナイフブレード(図示している)、セレーション
付きのブレード、ネジ回し、錐、ボトルオープナー、缶
切り、鋸、やすり等であるのがよい。道具部48は好ま
しくは、ブレード基部46と一体である。なお、これは
着脱可能であっても良い。
を示している。ブレードツール32は、ブレード基部4
6及びこれから外方に延びる道具部48を有する。道具
部は、全体として平らな使用可能な形式の道具類、例え
ば研ぎナイフブレード(図示している)、セレーション
付きのブレード、ネジ回し、錐、ボトルオープナー、缶
切り、鋸、やすり等であるのがよい。道具部48は好ま
しくは、ブレード基部46と一体である。なお、これは
着脱可能であっても良い。
【0022】図6に詳細に示すブレード基部46は全体
として平らで薄く、厚さが約0.05インチ〜約0.2
0インチ程度であり、貫通ボア44及びボアの周りに設
けられたワッシャ42を有する。(種々のブレードツー
ルのブレード基部は、同一の厚さのものである必要はな
い。)ツールピボット軸34はボア44を貫通してい
る。ブレード基部46は、3つの側部について周面50
により側方へ結合され、第4の側部に設けられた道具部
48と隣接している。周面50は、全体として真っ直ぐ
な側部を備えると共に平らな底部を備える切欠き52を
含む。道具部48から遠い方の側部には切欠き52のす
ぐ隣に第1のカム面54が設けられている。切欠き52
から一層遠いところには、第2のカム面56が設けられ
ている。第1のカム面54は、ボア44の中心から半径
(C1)に沿って周面50までの最大長さとして測定さ
れ、第1のカム面54を貫通している第1のカム最大表
面高さによって特徴づけられる。第2のカム面54は、
ボア44の中心から半径(C2)に沿って周面50まで
の最大距離として測定された第2のカム最大表面高さに
よって特徴づけられる。好ましい構成では、C2はC1
よりも、典型例では好ましくは約0.005インチだけ
大きい。本発明者によって製造されたプロトタイプの多
機能ツールでは、C1は約0.220インチ、C2は約
0.225インチである。周面の高さは、第1のカム面
54と第2のカム面56との間では低くなっている。好
ましい実施形態では、第1のカム面54の第1のカム最
大表面高さは、切欠き52の隣の縁部から約6°離れて
位置する。第2のカム面54の第2のカム最大表面高さ
は、第1のカム最大表面高さから約118.5°のとこ
ろに位置している。
として平らで薄く、厚さが約0.05インチ〜約0.2
0インチ程度であり、貫通ボア44及びボアの周りに設
けられたワッシャ42を有する。(種々のブレードツー
ルのブレード基部は、同一の厚さのものである必要はな
い。)ツールピボット軸34はボア44を貫通してい
る。ブレード基部46は、3つの側部について周面50
により側方へ結合され、第4の側部に設けられた道具部
48と隣接している。周面50は、全体として真っ直ぐ
な側部を備えると共に平らな底部を備える切欠き52を
含む。道具部48から遠い方の側部には切欠き52のす
ぐ隣に第1のカム面54が設けられている。切欠き52
から一層遠いところには、第2のカム面56が設けられ
ている。第1のカム面54は、ボア44の中心から半径
(C1)に沿って周面50までの最大長さとして測定さ
れ、第1のカム面54を貫通している第1のカム最大表
面高さによって特徴づけられる。第2のカム面54は、
ボア44の中心から半径(C2)に沿って周面50まで
の最大距離として測定された第2のカム最大表面高さに
よって特徴づけられる。好ましい構成では、C2はC1
よりも、典型例では好ましくは約0.005インチだけ
大きい。本発明者によって製造されたプロトタイプの多
機能ツールでは、C1は約0.220インチ、C2は約
0.225インチである。周面の高さは、第1のカム面
54と第2のカム面56との間では低くなっている。好
ましい実施形態では、第1のカム面54の第1のカム最
大表面高さは、切欠き52の隣の縁部から約6°離れて
位置する。第2のカム面54の第2のカム最大表面高さ
は、第1のカム最大表面高さから約118.5°のとこ
ろに位置している。
【0023】図5を参照すると、単一のロッカー58
が、ハンドル28の長い方の軸線とほぼ平行に位置する
平らなバネ鋼片から成る。ロッカー58は、側部36a
と36bとの間に延びるロッカー軸60で回動自在に支
持されている。2以上のブレードツール32についてロ
ッカー58が一つだけ設けられる。ロッカー58の第1
の端部には、係止フィンガ62がロッカー58の一方の
面からブレード基部46に向かって延びている。係止フ
ィンガ62は、周面50に接触するような位置及び形状
に定められている。係止フィンガ62は、係止フィンガ
62と切欠き52が互いに対向関係になり、係止フィン
ガが切欠き52の方へ付勢されると、切欠き52内へロ
ック係合状態で受け入れられる側部が真っ直ぐで、頂部
が平らな形体を有している。ロッカー58は、係止フィ
ンガ62をバネによって周面50に向かって押圧するよ
う付勢される。バネは任意形態のものであるのがよい
が、図7で分かるように、これは、ロッカー58をその
側部及び一端部と平行にスリットしてスリット内で薄板
部分をロッカー58の平面から離れるように折り曲げる
ことによって形成されたバネ板64であるのがよい。ロ
ッカー58を、ハンドル28のウェブ部分38に接触し
てバネ板64と組み合わせる。バネ板64は、ロッカー
軸60を定位置に組み付けると圧縮され、したがってロ
ッカー58及びそれゆえに係止フィンガ62は、ブレー
ド基部46の周面50に向かって付勢されるようにな
る。均等例として、ロッカーを付勢するバネは、一体要
素、或いはウェブへの取付け部、或いはハンドルから延
びる片持ちバネとしてウェブから延びるバネ板であって
もよい。
が、ハンドル28の長い方の軸線とほぼ平行に位置する
平らなバネ鋼片から成る。ロッカー58は、側部36a
と36bとの間に延びるロッカー軸60で回動自在に支
持されている。2以上のブレードツール32についてロ
ッカー58が一つだけ設けられる。ロッカー58の第1
の端部には、係止フィンガ62がロッカー58の一方の
面からブレード基部46に向かって延びている。係止フ
ィンガ62は、周面50に接触するような位置及び形状
に定められている。係止フィンガ62は、係止フィンガ
62と切欠き52が互いに対向関係になり、係止フィン
ガが切欠き52の方へ付勢されると、切欠き52内へロ
ック係合状態で受け入れられる側部が真っ直ぐで、頂部
が平らな形体を有している。ロッカー58は、係止フィ
ンガ62をバネによって周面50に向かって押圧するよ
う付勢される。バネは任意形態のものであるのがよい
が、図7で分かるように、これは、ロッカー58をその
側部及び一端部と平行にスリットしてスリット内で薄板
部分をロッカー58の平面から離れるように折り曲げる
ことによって形成されたバネ板64であるのがよい。ロ
ッカー58を、ハンドル28のウェブ部分38に接触し
てバネ板64と組み合わせる。バネ板64は、ロッカー
軸60を定位置に組み付けると圧縮され、したがってロ
ッカー58及びそれゆえに係止フィンガ62は、ブレー
ド基部46の周面50に向かって付勢されるようにな
る。均等例として、ロッカーを付勢するバネは、一体要
素、或いはウェブへの取付け部、或いはハンドルから延
びる片持ちバネとしてウェブから延びるバネ板であって
もよい。
【0024】係止フィンガ62から遠い方のロッカー5
8の端部で、ロッカー58の反対側には、パッド66が
設けられている。窓68が、ハンドル28のウェブ38
を貫通して形成され、パッド66は窓68に向いている
(図3も参照)。ブレードツール32はブレードツール
32を図5に示す位置まで完全に開くと、いずれの回動
方向にも動作しないよう定位置に確実にロックされ、係
止フィンガ62が切欠き52に係合する。係止フィンガ
62を、パッド66を手動で内方に押すことによって切
欠き52から持ち上げると、ブレードツール32のアン
ロックが達成される。ブレードツール32はすべて、上
述のタイプの構造を有するが、ブレードツール32のす
べてのロックを達成する単一の係止フィンガ62が設け
られている。
8の端部で、ロッカー58の反対側には、パッド66が
設けられている。窓68が、ハンドル28のウェブ38
を貫通して形成され、パッド66は窓68に向いている
(図3も参照)。ブレードツール32はブレードツール
32を図5に示す位置まで完全に開くと、いずれの回動
方向にも動作しないよう定位置に確実にロックされ、係
止フィンガ62が切欠き52に係合する。係止フィンガ
62を、パッド66を手動で内方に押すことによって切
欠き52から持ち上げると、ブレードツール32のアン
ロックが達成される。ブレードツール32はすべて、上
述のタイプの構造を有するが、ブレードツール32のす
べてのロックを達成する単一の係止フィンガ62が設け
られている。
【0025】さらに、図6で最もよく分かるように、望
ましくは、ウェブ38の丸くなった端部32に対して向
かい合う関係をなす肩70が道具部48に形成される。
肩70と端部72とのこの係合により、図5及び図6の
時計回りの方向における道具部48の回動に抵抗するブ
レードツール32の追加の妨害拘束手段が得られる。こ
の追加の拘束手段は、道具部48が、使用中に時計回り
に押される形式のもの、例えば切断操作中に下方へ押し
下げられる研いだ刃74を有するブレードであるような
場合、特に有用である。ブレードツールは好ましくは、
ブレードツールに力が加わらない時、肩70とウェブ3
8の端部72との間に約0.005インチの隙間がある
よう寸法決めされる。十分な力が加えられて0.005
インチの撓みが生ずる時、肩70は端部72に接触して
それ以上の動きを止めるようにする。
ましくは、ウェブ38の丸くなった端部32に対して向
かい合う関係をなす肩70が道具部48に形成される。
肩70と端部72とのこの係合により、図5及び図6の
時計回りの方向における道具部48の回動に抵抗するブ
レードツール32の追加の妨害拘束手段が得られる。こ
の追加の拘束手段は、道具部48が、使用中に時計回り
に押される形式のもの、例えば切断操作中に下方へ押し
下げられる研いだ刃74を有するブレードであるような
場合、特に有用である。ブレードツールは好ましくは、
ブレードツールに力が加わらない時、肩70とウェブ3
8の端部72との間に約0.005インチの隙間がある
よう寸法決めされる。十分な力が加えられて0.005
インチの撓みが生ずる時、肩70は端部72に接触して
それ以上の動きを止めるようにする。
【0026】図8は、単一のブレードツール32を開き
且つ確実ロック位置(図8(A))から閉じ且つ付勢収
納位置(図8(E))に移動させているときのロック/
付勢機構の動作を一連の図で示している。図8(A)で
は、ブレードツール32は開き、係止フィンガ62は切
欠き52内に収納されており、かくしてブレードツール
32の開き位置への確動ロックが形成されている。切欠
き52と係止フィンガ62は、係止フィンガ62が、約
0.030インチ〜約0.060インチ、最適には約
0.040インチのロック距離102a,102bに沿
って切欠きの側部に当たるよう協働的に寸法決めされて
おり、切欠きの底にはあたらない。もしロック距離が約
0.060インチよりも著しく大きい場合、ブレードツ
ールは確実にはロックしないであろう。ロック距離が約
0.030インチよりも著しく小さい場合、係止フィン
ガ62はひょいと切欠き52から飛び出て適度に加えら
れた力を受けて不用意にロックを解除する場合がある。
且つ確実ロック位置(図8(A))から閉じ且つ付勢収
納位置(図8(E))に移動させているときのロック/
付勢機構の動作を一連の図で示している。図8(A)で
は、ブレードツール32は開き、係止フィンガ62は切
欠き52内に収納されており、かくしてブレードツール
32の開き位置への確動ロックが形成されている。切欠
き52と係止フィンガ62は、係止フィンガ62が、約
0.030インチ〜約0.060インチ、最適には約
0.040インチのロック距離102a,102bに沿
って切欠きの側部に当たるよう協働的に寸法決めされて
おり、切欠きの底にはあたらない。もしロック距離が約
0.060インチよりも著しく大きい場合、ブレードツ
ールは確実にはロックしないであろう。ロック距離が約
0.030インチよりも著しく小さい場合、係止フィン
ガ62はひょいと切欠き52から飛び出て適度に加えら
れた力を受けて不用意にロックを解除する場合がある。
【0027】図8(B)では、パッド66が、係止フィ
ンガ62を切欠き52から引き出すよう押し下げられて
おり(図3、図5及び図6と関連して上述した)、ツー
ルの使用者は手動でブレードを反時計回りに約10°回
動させている。係止フィンガ62が切欠き52に向かっ
て後方へ傾斜している傾斜カム面54aに当接している
ので、ブレードツール32は開き位置に向かって付勢さ
れたままである。
ンガ62を切欠き52から引き出すよう押し下げられて
おり(図3、図5及び図6と関連して上述した)、ツー
ルの使用者は手動でブレードを反時計回りに約10°回
動させている。係止フィンガ62が切欠き52に向かっ
て後方へ傾斜している傾斜カム面54aに当接している
ので、ブレードツール32は開き位置に向かって付勢さ
れたままである。
【0028】ブレードツール32を図8(C)に示すよ
うに反時計回りにさらに僅かに回転させた後では、係止
フィンガ62は第1のカム最大表面高さ位置54bを越
え、切欠き52から遠ざかって傾斜している第1のカム
面54cの部分に接触している。ブレードツール32が
この時点で解除されると、ブレードツール32は開き位
置ではなく、閉じ位置に向かって動く傾向がある。
うに反時計回りにさらに僅かに回転させた後では、係止
フィンガ62は第1のカム最大表面高さ位置54bを越
え、切欠き52から遠ざかって傾斜している第1のカム
面54cの部分に接触している。ブレードツール32が
この時点で解除されると、ブレードツール32は開き位
置ではなく、閉じ位置に向かって動く傾向がある。
【0029】ブレードツール32をさらに反時計回りに
回動させると、係止フィンガ62は図8(D)に示すよ
うに第2のカム面56と接触する。ブレードツール32
をさらに反時計回りに回動させると、係止フィンガ62
は、閉じ位置に向かって傾斜している第2のカム面56
の部分56aと接触し、それによりブレード32を図8
(E)に示すように閉じ位置に向かって付勢する。ブレ
ード32はそれにより閉じ位置に向かって押圧され、そ
こに保持される。ブレード32を図8(E)の閉じ位置
から遠ざけて、図8(D)の配向状態に向かって戻すた
めには、使用者がカム面56aに対するロッカー58及
びその係止フィンガ62の作用の結果生じる付勢力に手
動で打ち勝つことが必要である。
回動させると、係止フィンガ62は図8(D)に示すよ
うに第2のカム面56と接触する。ブレードツール32
をさらに反時計回りに回動させると、係止フィンガ62
は、閉じ位置に向かって傾斜している第2のカム面56
の部分56aと接触し、それによりブレード32を図8
(E)に示すように閉じ位置に向かって付勢する。ブレ
ード32はそれにより閉じ位置に向かって押圧され、そ
こに保持される。ブレード32を図8(E)の閉じ位置
から遠ざけて、図8(D)の配向状態に向かって戻すた
めには、使用者がカム面56aに対するロッカー58及
びその係止フィンガ62の作用の結果生じる付勢力に手
動で打ち勝つことが必要である。
【0030】図8(A)及び図8(E)における係止フ
ィンガ62とブレード基部46の周面との間の相互作用
のブレードツール32に対する影響の比較により、ブレ
ードツールの「確動ロック」とブレードツールの「付
勢」との間の相違が示される。図8(A)では、係止フ
ィンガ62を切欠き52内へ収納することにより、確動
ロックが得られ、これからブレードツール32はブレー
ドツール32への通常の手の力を加えることによっては
移動できない。ブレードツール32をその係止位置から
動かすためには、手でパッド66を押すことによって意
図的に確動ロックを解除することが必要である。他方、
図8(E)の閉じ位置に向かう付勢について示した位置
に向かってブレードツール32を付勢することは、好ま
しい実施形態では、ブレードツールに及ぼされる通常の
手の力によって容易に打ち勝つことができるカム作用に
よって得られる。確動ロックと付勢との間のこの違いは
重要である。付勢は、限られたスペース内でブレードツ
ール32について容易に達成されるが、確動ロックは例
えば限られたスペース、例えば3または4以上のブレー
ドツールが各ハンドル内の狭い限られた空間内で支持さ
れているような代表的な多機能ツールで得られるスペー
スでは達成することが困難である。例えば、スイスアー
ミーナイフの多数のブレードツールは代表的には、開き
位置と閉じ位置との両方に向かって付勢されるが、これ
らは典型的には開き位置における確動ロックを備えてい
ない。
ィンガ62とブレード基部46の周面との間の相互作用
のブレードツール32に対する影響の比較により、ブレ
ードツールの「確動ロック」とブレードツールの「付
勢」との間の相違が示される。図8(A)では、係止フ
ィンガ62を切欠き52内へ収納することにより、確動
ロックが得られ、これからブレードツール32はブレー
ドツール32への通常の手の力を加えることによっては
移動できない。ブレードツール32をその係止位置から
動かすためには、手でパッド66を押すことによって意
図的に確動ロックを解除することが必要である。他方、
図8(E)の閉じ位置に向かう付勢について示した位置
に向かってブレードツール32を付勢することは、好ま
しい実施形態では、ブレードツールに及ぼされる通常の
手の力によって容易に打ち勝つことができるカム作用に
よって得られる。確動ロックと付勢との間のこの違いは
重要である。付勢は、限られたスペース内でブレードツ
ール32について容易に達成されるが、確動ロックは例
えば限られたスペース、例えば3または4以上のブレー
ドツールが各ハンドル内の狭い限られた空間内で支持さ
れているような代表的な多機能ツールで得られるスペー
スでは達成することが困難である。例えば、スイスアー
ミーナイフの多数のブレードツールは代表的には、開き
位置と閉じ位置との両方に向かって付勢されるが、これ
らは典型的には開き位置における確動ロックを備えてい
ない。
【0031】本発明の重要な特徴は、開き操作及び使用
のために選択されるブレードツールが開き位置に確実に
ロックされ、これに対し選択されなかったブレードツー
ルはそれらの閉じ位置に向かって付勢されたままである
ということである。この特徴が得られる理由が図9に示
されており、この図9は、開かれて確動ロック状態にあ
るブレードツール32と、閉じられて付勢収納状態にあ
るブレードツール32´を重ね合わせて示している。係
止フィンガ62が確動ロック状態のブレードツール32
の切欠き52内に嵌まると同時に、係止フィンガ62は
付勢収納状態のブレードツール32´の第2のカム面5
4´の傾斜部54´aに当接する。係止フィンガ62
は、ブレードツール32を開き状態に確実にロックする
と共にブレードツール32´を閉じ状態に付勢する。同
一の付勢閉じ効果は、開かれておらず非使用中のブレー
ドツールのすべてについても及ぼされる。例えば図2〜
図4に示すように4つのブレードツールが設けられてい
る典型例では、開かれて確動ロック状態の単一ブレード
ツール32及び付勢閉じ状態の3つのブレードツール3
2´がある。
のために選択されるブレードツールが開き位置に確実に
ロックされ、これに対し選択されなかったブレードツー
ルはそれらの閉じ位置に向かって付勢されたままである
ということである。この特徴が得られる理由が図9に示
されており、この図9は、開かれて確動ロック状態にあ
るブレードツール32と、閉じられて付勢収納状態にあ
るブレードツール32´を重ね合わせて示している。係
止フィンガ62が確動ロック状態のブレードツール32
の切欠き52内に嵌まると同時に、係止フィンガ62は
付勢収納状態のブレードツール32´の第2のカム面5
4´の傾斜部54´aに当接する。係止フィンガ62
は、ブレードツール32を開き状態に確実にロックする
と共にブレードツール32´を閉じ状態に付勢する。同
一の付勢閉じ効果は、開かれておらず非使用中のブレー
ドツールのすべてについても及ぼされる。例えば図2〜
図4に示すように4つのブレードツールが設けられてい
る典型例では、開かれて確動ロック状態の単一ブレード
ツール32及び付勢閉じ状態の3つのブレードツール3
2´がある。
【0032】さらに重要な特徴は、ブレードツール32
が開閉されるときに、ブレードツール32´は閉じ位置
に向かって付勢されたままであるということである。図
10に示すように、ブレードツール32の閉じ位置と開
き位置との間の中間回動段階では、係止フィンガ62
は、閉じられたブレードツール32´の第2のカム面5
4´の傾斜部54aに相変わらず当接したまであり、こ
れらを閉じ位置に向かって付勢する。したがって、閉じ
た状態のブレードツール32´は、意図的に開かれるブ
レードツール32を回動する際に不用意には開かない。
このカム作用を用いた構成では、ブレードツール32´
の閉じ位置に向かう付勢を解除させるよう係止フィンガ
62を傾斜部54´aから持ち上げる(係止フィンガ6
2が第2のカム54の頂部を通過する際)ブレード32
の少しの回動範囲が避けられない。この少しの付勢解除
範囲は、使用者がブレードツール32を滑らかな動きで
開閉する際、そしてツールの大抵の向きに関しては多機
能ツールの大抵の使用者には無視できない。
が開閉されるときに、ブレードツール32´は閉じ位置
に向かって付勢されたままであるということである。図
10に示すように、ブレードツール32の閉じ位置と開
き位置との間の中間回動段階では、係止フィンガ62
は、閉じられたブレードツール32´の第2のカム面5
4´の傾斜部54aに相変わらず当接したまであり、こ
れらを閉じ位置に向かって付勢する。したがって、閉じ
た状態のブレードツール32´は、意図的に開かれるブ
レードツール32を回動する際に不用意には開かない。
このカム作用を用いた構成では、ブレードツール32´
の閉じ位置に向かう付勢を解除させるよう係止フィンガ
62を傾斜部54´aから持ち上げる(係止フィンガ6
2が第2のカム54の頂部を通過する際)ブレード32
の少しの回動範囲が避けられない。この少しの付勢解除
範囲は、使用者がブレードツール32を滑らかな動きで
開閉する際、そしてツールの大抵の向きに関しては多機
能ツールの大抵の使用者には無視できない。
【0033】図8〜図10と関連したブレードツールの
回動についての説明の大部分は、先に開いたブレードツ
ール32の閉じ操作に関するものであった。本発明の構
成は、選択したブレードツール32が開かれている時で
あっても重要な利点をもたらす。もし図10を選択した
ブレードツール32の開き中(即ち、ブレードツール3
2の時計回りの回動)一動作として見ると、カム面54
´aに対する係止フィンガ62の付勢力は、他方のブレ
ードツール32´を閉じ位置に保持する傾向がある。プ
ロトタイプの多機能ツールに関する試験の結果によれ
ば、手動で回動中のブレードツール32と、閉じ状態の
ままであるべきブレードツール32´との間の摩擦力を
小さくするようブレードツール32´に及ぼされるこの
付勢作用とワッシャ42の使用との協働により、ブレー
ドツール32´は完全閉じ位置のままか、或いは完全閉
じ位置から僅かに回動して遠ざかった後、回動して完全
閉じ位置に戻る。かくして、ツール使用者には、選択し
たブレードツールのうち任意のものを開いたり、確実に
ロックしたり、後で手動でアンロックしたり、閉じたり
する利便が与えられ、これに対して、他のブレードツー
ルは自動的に閉じ位置に保持されたままである。
回動についての説明の大部分は、先に開いたブレードツ
ール32の閉じ操作に関するものであった。本発明の構
成は、選択したブレードツール32が開かれている時で
あっても重要な利点をもたらす。もし図10を選択した
ブレードツール32の開き中(即ち、ブレードツール3
2の時計回りの回動)一動作として見ると、カム面54
´aに対する係止フィンガ62の付勢力は、他方のブレ
ードツール32´を閉じ位置に保持する傾向がある。プ
ロトタイプの多機能ツールに関する試験の結果によれ
ば、手動で回動中のブレードツール32と、閉じ状態の
ままであるべきブレードツール32´との間の摩擦力を
小さくするようブレードツール32´に及ぼされるこの
付勢作用とワッシャ42の使用との協働により、ブレー
ドツール32´は完全閉じ位置のままか、或いは完全閉
じ位置から僅かに回動して遠ざかった後、回動して完全
閉じ位置に戻る。かくして、ツール使用者には、選択し
たブレードツールのうち任意のものを開いたり、確実に
ロックしたり、後で手動でアンロックしたり、閉じたり
する利便が与えられ、これに対して、他のブレードツー
ルは自動的に閉じ位置に保持されたままである。
【0034】ロック/付勢機構を多機能ツール20のブ
レードツールに関連して説明したが、これは拡開自在な
ブレードツールを備える他のハンドツールにもそのまま
当てはまる。図11は、2つのブレードツール82、即
ち開き確動ロック位置で示されたブレードツール82a
及び閉じ付勢収納位置で示されたブレードツール82b
を備えたナイフ80を示している。ナイフ80は、ツー
ル本体内に設けられると共に上述したのと同一の2つの
ブレードツール82のためのロック/付勢機構を有して
いる。ロック/付勢機構は、図11では見えないが、ア
ンロック用パッド86は窓88を通して見え、パッド8
6及び窓88は、上述のパッド66及び窓68と類似し
ている。ナイフ、多機能ツール及び他の実施形態では、
ロック/付勢機構は、ハンドルから開いたブレードツー
ルのうち全て(2つだけ又は3以上)を操作する必要は
ない。かくして、単一ハンドル内に各々2つのブレード
ツールを制御する2つのロック/付勢機構を設けてもよ
く、2つのアンロック用パッドが設けられる。
レードツールに関連して説明したが、これは拡開自在な
ブレードツールを備える他のハンドツールにもそのまま
当てはまる。図11は、2つのブレードツール82、即
ち開き確動ロック位置で示されたブレードツール82a
及び閉じ付勢収納位置で示されたブレードツール82b
を備えたナイフ80を示している。ナイフ80は、ツー
ル本体内に設けられると共に上述したのと同一の2つの
ブレードツール82のためのロック/付勢機構を有して
いる。ロック/付勢機構は、図11では見えないが、ア
ンロック用パッド86は窓88を通して見え、パッド8
6及び窓88は、上述のパッド66及び窓68と類似し
ている。ナイフ、多機能ツール及び他の実施形態では、
ロック/付勢機構は、ハンドルから開いたブレードツー
ルのうち全て(2つだけ又は3以上)を操作する必要は
ない。かくして、単一ハンドル内に各々2つのブレード
ツールを制御する2つのロック/付勢機構を設けてもよ
く、2つのアンロック用パッドが設けられる。
【0035】上述のように、寸法上の制約は、多機能ツ
ールの設計にあたって重要な検討事項である。特定の道
具部の設計における2つの設計変更及びプライヤ用ジョ
ー機構部の設計における一つの設計変更例が、小さな利
用空間内における所望の性能又は向上した性能を得るた
めに開発された。
ールの設計にあたって重要な検討事項である。特定の道
具部の設計における2つの設計変更及びプライヤ用ジョ
ー機構部の設計における一つの設計変更例が、小さな利
用空間内における所望の性能又は向上した性能を得るた
めに開発された。
【0036】図12の(A)及び(B)に示す第1の設
計変更例では、フィリップスネジ回しヘッド200の設
計が変更されている。図12(A)の従来型フィリップ
スネジ回しヘッド200は、フィリップスネジの頭部に
設けられた対応の凹部に係合する4つのアーム202を
有する。プロトタイプの多機能ツールの製造にあたり、
かかる大型フィリップスネジ回しは、格納したプライヤ
ヘッド及び他のブレードツールと一緒に利用可能な空間
エンベロープ内に容易には収納できないということがわ
かった。変形例として、図12(B)の改良型フィリッ
プスネジ回しヘッド204は、3つだけのアーム206
を有する状態で製造された。3つのアームを有する改良
型フィリップスネジ回しヘッド204の試験結果によれ
ば、その性能は、大抵の場合において標準型の4つのア
ームを有するフィリップスネジ回しヘッド200の性能
と同等である。場合によって、例えばフィリップスネジ
の頭部の凹部が変形し又は損傷した場合でも、3つのア
ームを有する改良型フィリップスネジ回しヘッド204
の性能は、従来型フィリップスネジ回しヘッド200の
性能よりも優れている場合がある。
計変更例では、フィリップスネジ回しヘッド200の設
計が変更されている。図12(A)の従来型フィリップ
スネジ回しヘッド200は、フィリップスネジの頭部に
設けられた対応の凹部に係合する4つのアーム202を
有する。プロトタイプの多機能ツールの製造にあたり、
かかる大型フィリップスネジ回しは、格納したプライヤ
ヘッド及び他のブレードツールと一緒に利用可能な空間
エンベロープ内に容易には収納できないということがわ
かった。変形例として、図12(B)の改良型フィリッ
プスネジ回しヘッド204は、3つだけのアーム206
を有する状態で製造された。3つのアームを有する改良
型フィリップスネジ回しヘッド204の試験結果によれ
ば、その性能は、大抵の場合において標準型の4つのア
ームを有するフィリップスネジ回しヘッド200の性能
と同等である。場合によって、例えばフィリップスネジ
の頭部の凹部が変形し又は損傷した場合でも、3つのア
ームを有する改良型フィリップスネジ回しヘッド204
の性能は、従来型フィリップスネジ回しヘッド200の
性能よりも優れている場合がある。
【0037】図13(A)に示す第2の設計変更例で
は、ブレードツール32のブレードの形状は、横方向に
延びるロッカー軸60について停止凹部210を備えて
いる。停止凹部210が設けられていない場合、ブレー
ドツール32をより狭くして図13(B)に示すように
利用可能な高さの制限H内に納まるようにする必要があ
る。停止凹部210は又、ブレードツール32の閉じ操
作中、図13(A)に示すように過度に時計回りに押圧
されているブレードツール32に対する停止部として役
立つ。
は、ブレードツール32のブレードの形状は、横方向に
延びるロッカー軸60について停止凹部210を備えて
いる。停止凹部210が設けられていない場合、ブレー
ドツール32をより狭くして図13(B)に示すように
利用可能な高さの制限H内に納まるようにする必要があ
る。停止凹部210は又、ブレードツール32の閉じ操
作中、図13(A)に示すように過度に時計回りに押圧
されているブレードツール32に対する停止部として役
立つ。
【0038】図14の(A)〜(D)に示す第3の設計
変更例では、プライヤヘッドの内部に凹部が設けられセ
レーションが付けられた部分220が、そのセレーショ
ン付き領域が、この場合ボルトヘッド222として図示
された種々のサイズの物品を正確に把持することができ
るよう改造されている。セレーション付き部分220
は、半円形または他の規則的な形状ではない。その代わ
りに、セレーション付き部分220は、最も前方の部分
220aが図14(A)に示す大型の1インチボルトヘ
ッド222aを把持するよう構成されている。中間部分
220bが図14(B)に示す3/4インチボルトヘッ
ド220bを把持する。中央部分220cは図14
(C)に示すように1/2インチボルトヘッド220c
を把持する。セレーション付き部分220の互いに反対
側の側部の間の隙間は、図14(D)で分かるように1
/4インチボルトヘッド220dを把持するのに十分な
大きさに寸法決めされている。
変更例では、プライヤヘッドの内部に凹部が設けられセ
レーションが付けられた部分220が、そのセレーショ
ン付き領域が、この場合ボルトヘッド222として図示
された種々のサイズの物品を正確に把持することができ
るよう改造されている。セレーション付き部分220
は、半円形または他の規則的な形状ではない。その代わ
りに、セレーション付き部分220は、最も前方の部分
220aが図14(A)に示す大型の1インチボルトヘ
ッド222aを把持するよう構成されている。中間部分
220bが図14(B)に示す3/4インチボルトヘッ
ド220bを把持する。中央部分220cは図14
(C)に示すように1/2インチボルトヘッド220c
を把持する。セレーション付き部分220の互いに反対
側の側部の間の隙間は、図14(D)で分かるように1
/4インチボルトヘッド220dを把持するのに十分な
大きさに寸法決めされている。
【0039】本発明の特定の実施例を例示の目的で詳細
に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく種々の設計変更及び変形例を想到することができ
る。したがって、本発明は、特許請求の範囲で定められ
る場合を除き、限定されるものではない。
に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく種々の設計変更及び変形例を想到することができ
る。したがって、本発明は、特許請求の範囲で定められ
る場合を除き、限定されるものではない。
【0040】
【図1】一方のハンドル内に多数のブレードを備え、ブ
レードのうちの1つが開かれた状態の多機能ハンドツー
ルの側面図である。
レードのうちの1つが開かれた状態の多機能ハンドツー
ルの側面図である。
【図2】図1の多機能ツールのハンドルの斜視図であ
る。
る。
【図3】図1の多機能ツールのハンドルのもう1つの斜
視図であり、ハンドルが図2と比べて逆にして示した図
である。
視図であり、ハンドルが図2と比べて逆にして示した図
である。
【図4】図1の多機能ツールのハンドルの概略断面図で
あり、要素間のセレーションがよくわかるように誇張し
て示された図である。
あり、要素間のセレーションがよくわかるように誇張し
て示された図である。
【図5】図3の5−5線における図1の多機能ツールの
ハンドルの概略断面図である。
ハンドルの概略断面図である。
【図6】ブレード基部の側面図である。
【図7】ロッカー及び付勢バネの斜視図である。
【図8】ブレードを開くときのロック及び付勢機構の操
作の一連の概略側面図であり、(A)は、ブレードを完
全開き確動ロック位置で示し、(B)は、ブレードを手
動アンロック後であるが、開き位置に向かって付勢して
いる状態を示し、(C)は、ブレードを閉じ位置に向か
って付勢される中間段階で示し、(D)は、閉じ位置に
向かっているブレードを示し、(E)は、ブレードを閉
じ位置で示す図である。
作の一連の概略側面図であり、(A)は、ブレードを完
全開き確動ロック位置で示し、(B)は、ブレードを手
動アンロック後であるが、開き位置に向かって付勢して
いる状態を示し、(C)は、ブレードを閉じ位置に向か
って付勢される中間段階で示し、(D)は、閉じ位置に
向かっているブレードを示し、(E)は、ブレードを閉
じ位置で示す図である。
【図9】固定及び付勢機構の操作の概略側面図であり、
2つのブレードのうち一方が開き確動ロック位置、他方
を閉じ位置で示す図である。
2つのブレードのうち一方が開き確動ロック位置、他方
を閉じ位置で示す図である。
【図10】固定及び付勢機構の操作の概略側面図であ
り、2つのブレードのうち一方を中間位置、他方を閉じ
位置で示す図である。
り、2つのブレードのうち一方を中間位置、他方を閉じ
位置で示す図である。
【図11】本発明の特徴を用いるナイフの略図である。
【図12】(A)は、従来型フィリッピスネジ回しヘッ
ドの端面側面図、(B)は、改造したフィリッピスネジ
回しヘッドの端面側面図である。
ドの端面側面図、(B)は、改造したフィリッピスネジ
回しヘッドの端面側面図である。
【図13】(A)は、停止用凹部を備えた改造ブレード
ツールの側面図、(B)は、停止用凹部が設けられてい
ないブレードツールの形状の側面図である。
ツールの側面図、(B)は、停止用凹部が設けられてい
ないブレードツールの形状の側面図である。
【図14】(A)〜(D)は多種多様なボルトヘッドサ
イズを把持するよう動作できるプライヤヘッドセレーシ
ョン付きグリップを示し、(A)は、1インチボルトヘ
ッドを把持する状態を示し、(B)は、3/4インチボ
ルトヘッドの把持状態を示し、(C)は、1/2インチ
ボルトヘッドの把持状態を示し、(D)は、1/4イン
チボルトヘッドの把持状態を示している。
イズを把持するよう動作できるプライヤヘッドセレーシ
ョン付きグリップを示し、(A)は、1インチボルトヘ
ッドを把持する状態を示し、(B)は、3/4インチボ
ルトヘッドの把持状態を示し、(C)は、1/2インチ
ボルトヘッドの把持状態を示し、(D)は、1/4イン
チボルトヘッドの把持状態を示している。
20 ハンドツール 22 ジョー機構部 28 ハンドル 32 ブレードツール 34 ピボット軸 38 ウェブ 42 ワッシャ 46 ブレード基部 52 切欠き 58 ロッカー 60 ロッカー軸 62 係止フィンガ 64 板バネ 66 パッド 68 窓 70 肩
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランドルフ ジェイ モートン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92118 コロナード ストランド・ウェイ 1631 ナンバー8 (72)発明者 ガブリエル アレジャンドロ ドラグイス ビッチ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92075 ソラナ・ビーチ スティーブン ス・アベニュー 648−エイ (72)発明者 ロイ エル ヘルトン ジュニア アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92126 サン・ディエゴ ファントム・レ ーン 11535 (72)発明者 グレゴリー エフ ルビン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 エス コンディド ノース・ブロードウェイ・ナ ンバー・ディー 1457
Claims (16)
- 【請求項1】 一対の互いに反対側に位置した側部を備
えたツール本体と、ツール本体の一端のところでツール
本体の側部相互間に横方向に延びる軸と、該軸で支持さ
れていて、各々がブレード基部及びブレード基部から外
方へ延びる道具部を含む少なくとも2つのブレードとを
有するハンドツールであって、ブレード基部は、周面を
有すると共に貫通して形成されたボアを更に有し、前記
軸は、ブレード基部、かくしてブレードが前記軸を中心
として、ブレードがツール本体内に収納される閉じ位置
とブレードがツール本体から伸長する開き位置との間で
回動できるようボアを貫通しており、ブレード基部は更
に、ブレード基部の周面に設けられた切欠きを有し、ハ
ンドツールは更に、ツール本体で支持された単一ロッカ
ーを有し、ロッカーから係止フィンガが延びており、こ
の係止フィンガは、ブレードが開き位置にあるとき、各
ブレード基部の切欠きに係合するように寸法決めされる
と共に位置決めされ、ハンドツールは更に、係止フィン
ガをブレード基部の周面に押し付ける方向で単一フィン
ガに対して作用を及ぼす付勢バネを有することを特徴と
するハンドツール。 - 【請求項2】 少なくとも2つのブレードを少なくとも
部分的には回動動作上、互いに分離し、ブレードのうち
一つの回動動作が他のブレードに最小限の回動力を及ぼ
すようにするための手段を更に有することを特徴とする
請求項1記載のハンドツール。 - 【請求項3】 少なくとも2つのブレードの各対相互間
に配置されたワッシャを更に有することを特徴とする請
求項1記載のハンドツール。 - 【請求項4】 ワッシャは、ポリマー材料で作られてい
ることを特徴とする請求項3記載のハンドツール。 - 【請求項5】 ワッシャは、ポリプロピレン、ポリエチ
レン及びポリテトラフルオロエチレンから成る群から選
択されたポリマー材料で作られていることを特徴とする
請求項3記載のハンドツール。 - 【請求項6】 ブレードのうち一つを、他のブレード全
てを閉じ位置に付勢した状態で、開き位置に向かって付
勢する手段を更に有することを特徴とする請求項1記載
のハンドツール。 - 【請求項7】 各ブレード基部は、切欠きに隣接した箇
所でブレード基部の周面に設けられていて、第1の最大
カム面高さ及び第1の最大カム面高さ角度位置を有する
第1のカム面と、切欠きから遠くの箇所でブレード基部
の周面に設けられていて、第1の最大カム面高さよりも
大きな第2の最大カム面高さ及び第1の最大カム面高さ
角度位置から約110°〜約120°のところにある第
2の最大カム面高さ角度位置を有する第2のカム面とを
有することを特徴とする請求項1記載のハンドツール。 - 【請求項8】 ハンドツールは、ジョー機構部に拡開自
在に結合された一対のハンドルを有する多機能ツールの
一方のハンドルであることを特徴とする請求項1記載の
ハンドツール。 - 【請求項9】 少なくとも2つのブレードは、少なくと
も4つのブレードを含むことを特徴とする請求項1記載
のハンドツール。 - 【請求項10】 ハンドツールは、ナイフであることを
特徴とする請求項1記載のハンドツール。 - 【請求項11】 道具部は、研いだナイフブレード、鋸
歯状ブレード、ネジ回し、錐、ボトルオープナー、缶切
り、鋸及びやすりから成る群から選択されることを特徴
とする請求項1記載のハンドツール。 - 【請求項12】 付勢バネは、ハンドツールの本体に接
触するようロッカーから延びる一体のバネ板を含むこと
を特徴とする請求項1記載のハンドツール。 - 【請求項13】 一対の互いに反対側に位置した側部を
備えたツール本体と、ツール本体の一端のところでツー
ル本体の側部相互間に横方向に延びる軸と、該軸で支持
されていて、それぞれが前記軸を中心に互いに独立し
て、ツール本体内に収納される閉じ位置と、ツール本体
から伸長する開き位置との間で回動できる第1及び第2
のブレードと、第1のブレードを閉じ位置に向かって付
勢し、該付勢作用に抗する手の力により、第1のブレー
ドを閉じ位置から開き位置に向かって回動させることが
でき、第1のブレードを開き位置に向かって回動させて
いるときに第2のブレードを閉じ位置に向かって付勢
し、第1のブレードを開き位置に確実にロックし、アン
ロック要素を手動操作することにより、第1のブレード
を開き位置からアンロックし、手の力で第1のブレード
を開き位置から閉じ位置に向かって回動させることがで
き、第1のブレードを閉じ位置に向かって回動させてい
るときに第2のブレードを閉じ位置に向かって付勢し、
別途、第2のブレードを閉じ位置に向かって付勢し、該
付勢作用に抗する手の力により、第2のブレードを閉じ
位置から開き位置に向かって回動させることができ、第
2のブレードを開き位置に向かって回動させているとき
に第1のブレードを閉じ位置に向かって付勢し、第2の
ブレードを開き位置に確実にロックし、第1のブレード
のアンロックに用いられる前記アンロック要素を手動操
作することにより、第2のブレードを開き位置からアン
ロックし、手の力で第2のブレードを開き位置から閉じ
位置に向かって回動させることができ、第2のブレード
を閉じ位置に向かって回動させているときに第1のブレ
ードを閉じ位置に向かって付勢するロック/付勢手段と
を有することを特徴とするハンドツール。 - 【請求項14】 軸で支持された少なくとも一つの追加
のブレードを更に有することを特徴とする請求項13記
載のハンドツール。 - 【請求項15】 一対の互いに反対側に位置した側部を
備えたツール本体と、ツール本体の一端のところでツー
ル本体の側部相互間に横方向に延びる軸と、該軸で支持
された少なくとも2つのブレードと、ツール本体で支持
された単一のロッカーを有するハンドツールであって、
各ブレードは、切欠き、切欠きに隣接して位置した第1
のカムローブ及び切欠きから遠くに位置した第2のカム
ローブを備えるよう付形された周面を備える平らなブレ
ード基部と、ブレード基部を貫通して設けられていて、
前記軸を挿通させるボアと、ブレード基部の平面内に位
置した状態でブレード基部から外方へ延びる道具部とを
含み、ロッカーは、単一のロッカーの第1の端部からブ
レード基部の周面に向かって付勢された状態で延びる係
止フィンガと、単一ロッカーの第2の端部のところに設
けられた手動操作できるレリースとを有することを特徴
とするハンドツール。 - 【請求項16】 ジョー機構部及びジョー機構部に拡開
自在に結合された2つのハンドルを有するハンドツール
であって、ハンドルのうち少なくとも一つは、一対の互
いに反対側に位置した側部及び2つの側部を互いに連結
するウェブを有するツール本体と、ツール本体の一端の
ところでツール本体の側部相互間に横方向に延びる軸
と、該軸で支持されていて、各々が互いに独立して、ツ
ール本体の側部相互間に収納される閉じ位置と、ツール
本体から外方へ伸長する開き位置との間で同一方向へ回
動できる少なくとも4つのブレードと、ブレードのうち
任意の一つを、残りのブレードをそれぞれの閉じ位置に
付勢した状態で、開き位置に確実にロックするロック/
付勢機構とを有し、ロック機構は、開き位置にロックさ
れたブレードを解除する単一のレリースを有することを
特徴とするハンドツール。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/606,169 US5765247A (en) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | Hand tool with multiple locking blades controlled by a single locking mechanism and release |
US08/606169 | 1996-01-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313749A true JPH09313749A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=24426854
Family Applications (1)
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