JPH1028048A - パルス幅計測用カウンタ回路 - Google Patents

パルス幅計測用カウンタ回路

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JPH1028048A
JPH1028048A JP18106696A JP18106696A JPH1028048A JP H1028048 A JPH1028048 A JP H1028048A JP 18106696 A JP18106696 A JP 18106696A JP 18106696 A JP18106696 A JP 18106696A JP H1028048 A JPH1028048 A JP H1028048A
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JP
Japan
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pulse width
signal
frequency
sampling clock
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JP18106696A
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Inventor
Hiroshi Ohata
大畑  浩
Takashi Yoshida
吉田  隆
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自身のクロック端子CKへの入力周波数を1/
2に分周出力するD型フリップフロップ(DFF)2〜
4の縦続接続回路を持ち、サンプリングクロック22を
被測定パルス21の例えばHの期間に計数して、ビット
計数出力C0〜C3から前記期間(パルス幅)を計測す
るカウンタ回路で、サンプリングクロック22の周波数
を上げずにクロック22の1クロック周期分であった計
測精度を倍に高める。 【解決手段】前記DFFと同じ分周機能を持つ初段のD
FFを11,12の2つに分け、DFF11はクロック
22の立ち上がりで、DFF12はクロック22の立ち
下がりで、夫々動作するようにし、DFF11,12の
各出力QをEXORゲート13で合成し、クロック22
と同周波数のクロック出力を得て0ビット目の計数出力
C0にすると共に2段目のDFF2に与える。この回路
ではDFF11,12の何れか一方を停止すれば従来の
計測精度も選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電池を電源
とし、プラント内の流量,圧力などの測定量をパルスの
周波数として出力する発振器などに用いられる回路であ
って、このパルスのような被測定パルスのパルス幅をカ
ウンタによって計測するパルス幅計測用カウンタ回路、
特にパルス幅の計測精度を高めながら、電源の電力消費
を抑制できるようにしたパルス幅計測用カウンタ回路に
関する。
【0002】なお以下各図において同一の符号は同一も
しくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】図6は従来のこの種のパルス幅計測用カ
ウンタの構成例を示す。同図において1〜4は全体とし
て2進4桁(4ビット)のカウンタを形成するD型フリ
ップフロップ(DFFとも略記する)で、DFF1は0
ビット目(最下位桁)のカウンタ出力C0,DFF2は
1ビット目のカウンタ出力C1,DFF3は2ビット目
のカウンタ出力C2,DFF4は3ビット目のカウンタ
出力C3を夫々出力端子Qから出力する。
【0004】ここで各DFF1〜4の反転出力端子QN
は、夫々当該のDFF1〜4のデータ入力端子Dに接続
されている。そして初段のDFF1のクロック端子CK
には、被測定パルス21のパルス幅を計測するための、
被測定パルス21より充分高い所定の周波数のサンプリ
ングクロック22が入力されており、DFF2〜4のク
ロック端子CKには、夫々前段のDFF1〜3の反転出
力端子QNの出力信号が入力されている。このようにし
て各DFF1〜4は順次、夫々自身のクロック端子CK
への入力信号の周波数を1/2に分周して出力するよう
に構成されている。
【0005】またDFF1のみはイネーブル端子Eを持
ち、この端子Eが被測定パルス21の到来によってイネ
ーブル(この例ではHレベル)に保たれている間のみ、
カウント動作を行う。また4つのDFF1〜4は共通の
リセット信号23によってクリアされるように構成され
ている。図7は図6の動作説明用の波形図で、上から順
にリセット信号23,被測定パルス21,サンプリング
クロック22,カウンタ出力C0〜C3の夫々の波形を
示す。次に図6を参照しつつ図7の動作を述べる。
【0006】予めLのリセット信号23によって、各D
FF1〜4の出力C0〜C3はLにクリアされている。
サンプリングクロック22は常時DFF1に入力されて
おり、また時点t1にはリセット信号23がHとなって
リセットが解除されるが、被測定パルス21が入力され
ない間はDFF1のイネーブル端子EがLのままなの
で、DFF1の出力Q(=カウンタ出力C0)及び反転
出力QNは変化せず、従ってDFF2〜4の出力Q(=
カウンタ出力C0〜C3)も変化しない。
【0007】時点t2にDFF1のイネーブル端子Eに
Hの被測定パルス21が入力されると、DFF1はクロ
ック端子CKに入力するサンプリングクロック22の立
ち上がりエッジ毎に自身の出力C0の値をH→L→H・
・(従って反転出力QNの値をL→H→L・・)と交互
に反転する。これによりDFF1の反転出力QNをクロ
ック端子CKに入力する次段のDFF2は、DFF1の
反転出力QNの立ち上がりエッジ(従ってDFF1の出
力C0の立ち下がりエッジ)毎に(なおこのタイミング
はサンプリングクロック22の立ち上がりのタイミング
に等しい)、その出力C1をH→L→H・・と交互に反
転する。
【0008】このような動作がさらに順次DFF3,4
に伝わり、被測定パルス21がLになる時点tdまでサ
ンプリングクロック22の立ち上がりエッジの数のカウ
ントが行われる。図7の例では被測定パルス21がHの
期間としてのパルス幅PW内でのサンプリングクロック
22の立ち上がりエッジの数は5つであり、これは被測
定パルス21がLになった時点tdにおいてカウンタ出
力C0,C1,C2,C3が示す2進出力値(010
1)2 (=5)に等しい。
【0009】このように従来のパルス幅計測用カウンタ
回路ではサンプリングクロック22の1クロック周期T
c分の精度で被測定パルス21の幅PWを計測してい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のパ
ルス幅計測用カウンタ回路ではサンプリングクロック2
2の1クロック周期Tc分の精度で被測定パルス21の
幅PWを計測する。計測の誤差を少なくし、計測精度を
高めるにはサンプリングクロック22の周波数を上げる
という方法がある。しかしこの方法では回路全体の消費
電力が増加してしまい、特にこのカウンタ回路が電池を
電源とする場合には、その寿命を低下させるという問題
がある。
【0011】そこで本発明はサンプリングクロック22
の周波数を変えずに、サンプリングクロック22の1/
2クロック周期の精度、つまり従来回路の倍の精度で被
測定パルス21のパルス幅PWを計測し得るパルス幅計
測用カウンタ回路を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに請求項1のパルス幅計測用カウンタ回路では、被測
定パルス(21)のH又はLのいずれか所定の一方のレ
ベルの期間(パルス幅PWの期間)にのみ作動し、この
期間の長さより充分短い所定の周期を持つ(自身のクロ
ック端子CKへの)サンプリングクロック(22)に同
期し、且つサンプリングクロックの周波数を1/2に分
周した信号を出力する初段の分周手段と、夫々前段の分
周手段の(自身のクロック端子CKへの)出力信号に同
期し、且つこの出力信号の周波数を1/2に分周した信
号を出力する1又は複数の後段の分周手段(D型フリッ
プフロップ2〜4など)とを、順次、縦続に接続してな
り、前記の期間の終端での各分周手段の出力信号(カウ
ンタ出力C0,C1,C2,C3など)から被測定パル
スの前記の期間の長さとしてのパルス幅を計測するカウ
ンタ回路において、前記の初段の分周手段を、サンプリ
ングクロックの立ち上がりで作動する第1の初段分周手
段と、サンプリングクロックの立ち下がりで作動する第
2の初段分周手段との2つに分け、この2つの初段分周
手段の出力信号を合成して、サンプリングクロックに同
期し且つサンプリングクロックと同一の周波数の信号を
出力し、2つの初段分周手段の出力信号の一方が存在し
ないときは、存在する他方の出力信号に相当する信号を
出力する信号合成手段を介して前記後段の分周手段を、
順次、縦続に接続する。
【0013】また請求項2のパルス幅計測用カウンタ回
路では、請求項1に記載のパルス幅計測用カウンタ回路
において、前記第1の初段分周手段がサンプリングクロ
ックの立ち上がりエッジで、また第2の初段分周手段が
サンプリングクロックの立ち下がりエッジで夫々、自身
の出力信号の(端子QNなどからの)反転信号を自身の
(端子Dへの)データ入力としてラッチするD型フリッ
プフロップ回路(11,12)であり、前記信号合成手
段がゲート回路であるようにする。
【0014】また請求項3のパルス幅計測用カウンタ回
路では、請求項2に記載のパルス幅計測用カウンタ回路
において、前記ゲート回路がEXORゲート回路(1
3)であるようにする。また請求項4のパルス幅計測用
カウンタ回路では、請求項2に記載のパルス幅計測用カ
ウンタ回路において、前記第1及び(又は)第2の初段
分周手段が夫々、自身の出力信号又はその反転信号と、
被測定パルスとを入力して前記期間にのみ、自身のデー
タ入力とする前記反転信号を出力するゲート回路(EX
ORゲート回路14など)を備えたもの(D型フリップ
フロップ10)であるようにする。
【0015】また請求項5のパルス幅計測用カウンタ回
路は、請求項1ないし4のいずれかに記載のパルス幅計
測用カウンタ回路において、前記第1,第2の初段分周
手段のいずれか一方の動作を選択信号(サンプリング精
度選択信号24)に基づいて、停止させる手段(AND
ゲート17など)を備えたものとする。
【0016】本発明の作用は次の如くである。即ち被測
定パルスの例えばHのパルス幅の期間内にのみ作動する
カウンタ回路であって、夫々クロック入力信号の周波数
を1/2に分周する複数の分周回路を縦続接続してな
り、初段の分周回路にサンプリングクロックを入力して
前記のパルス幅を計測するカウンタ回路において、初段
の分周回路をサンプリングクロックの立ち上がりで作動
する第1の分周回路としてのフリップフロップ回路と、
サンプリングクロックの立ち下がりで作動する第2の分
周回路としてのフリップフロップ回路との2つに分け、
この2つの分周回路の出力信号を合成してサンプリング
クロックに同期し、且つサンプリングクロックと同一の
周波数の信号を出力し、この2つの分周回路の一方の動
作を停止させたときは、残った他方の分周回路の出力信
号(サンプリングクロックを分周した信号)を出力する
EXORゲート回路を介して後段の分周回路を、順次、
縦続に接続する。
【0017】ところで上記した本発明のカウンタ回路を
使用した場合、計測精度が向上し、サンプリングの分解
能が上がる分、サンプリングクロック1周期あたりの、
カウンタのカウント数が倍増する。このためパルス幅計
測用カウンタ回路の分周回路の段数が一定の場合、パル
ス幅の計測可能な範囲は1ビット分減少することにな
る。つまり例えば1000nsのパルス幅を1周期10
0nsのクロックでカウントすると、カウンタの出力は
従来回路では10カウントであったものが、本発明回路
では20カウントになる。
【0018】このため、サンプリング精度選択信号の入
力によって初段の分周回路の一方の動作を停止する回路
を付加し、計測精度が問題とならず、パルス幅の計測可
能な範囲を広げたい場合には、サンプリング精度を従来
並みに下げることが選択できるようにする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に図1ないし図5に基づいて本
発明の実施例を説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施例としてのパル
ス幅計測用カウンタ回路の構成を示す。図1は図6に対
し初段のDFF1の部分が、DFF1と同構成で、被測
定パルス21によってイネーブルとなり、且つサンプリ
ングクロック22の立ち上がりで作動するDFF11
と、同じく被測定パルス21によってイネーブルとな
り、且つサンプリングクロック22の立ち下がりで作動
するDFF12と、DFF11及びDFF12の夫々の
出力Qを入力とするEXORゲート13とに置き替わ
り、EXORゲート13の出力がカウンタ出力C0とな
る共に、このカウンタ出力C0の反転出力がカウンタ回
路の2段目を構成するDFF2のクロック端子CKに入
力されている。
【0020】図3は図1の動作説明用の波形図で、上か
ら順にリセット信号23,被測定パルス21,サンプリ
ングクロック22,EXORゲート13の入力としての
DFF11の出力,同じくEXORゲート13の入力と
してのDFF12の出力,EXORゲート13の出力と
しての0ビット目のカウンタ出力C0,DFF2の出力
としての1ビット目のカウンタ出力C1,DFF3の出
力としての2ビット目のカウンタ出力C2,DFF4の
出力としての3ビット目のカウンタ出力C3の夫々の波
形を示す。
【0021】この実施例でもカウンタ出力はC0〜C3
の4ビットであり、被測定パルス21のHの期間として
のパルス幅PWをサンプリングクロック22で測定する
ものとする。次に図1を参照しつつ図3の動作を述べ
る。予めLのリセット信号23によって、各DFF1
1,12,2〜4の出力はLにクリアされている。これ
によりカウンタの出力C0〜C3は(0000)2 であ
る。
【0022】サンプリングクロック22は常時(又はサ
ンプリング開始の直前に)入力されており、また時点t
1にはリセット信号23がHとなってリセットが解除さ
れるが、被測定パルス21が入力されない間はDFF1
1,12のイネーブル端子EがLのままなので、DFF
11,12の出力Q(=EXORゲート13の入力)は
変化せず、従ってEXORゲート13の出力(=カウン
タ出力C0)及びDFF2〜4の出力Q(=カウンタ出
力C1〜C3)も変化しない。
【0023】時点t2にDFF11,12のイネーブル
端子EにHの被測定パルス21が入力されると、以後、
時点tdに被測定パルス21がLとなるまでDFF1
1,12はラッチ動作を行う。この被測定パルス21の
Hの期間(パルス幅PWの期間)DFF11はクロック
端子CKに入力するサンプリングクロック22の立ち上
がりエッジ毎に自身の出力Qの値をH→L→H・・と交
互に反転する。同様に被測定パルス21のHの期間DF
F12はクロック端子CKに入力するサンプリングクロ
ック22の立ち下がりエッジ毎に自身の出力Qの値をH
→L→H・・と交互に反転する。
【0024】この2つのDFF11,12の出力Qを入
力とするEXORゲート13の出力、つまり0ビット目
のカウンタ出力C0は被測定パルス21がHの期間だ
け、サンプリングクロック22と同じタイミングに同じ
周波数で出力されるパルスとなる。このようにカウンタ
の最下位ビットC0の周波数は、図6の従来回路ではサ
ンプリングクロック22の1/2の周波数であるが、本
発明の回路ではサンプリングクロック22と同じ周波数
となり、このことから同じサンプリングクロックを用
い、倍の精度でパルス幅PWを計測できることがわか
る。
【0025】EXORゲート13のパルス出力C0を受
けて、縦続接続されたDFF2,3,4は図6で述べた
と同様に、順次、自身のクロック端子CKに入力する信
号を1/2に分周して出力する。この例では被測定パル
ス21がLになった時点tdにおいて、カウンタ出力C
0,C1,C2,C3が示す2進出力値は(1010)
2 (=10)であり、これはパルス幅PW内に含まれる
サンプリングクロック22の立ち上がりエッジと立ち下
がりエッジの数に等しく、パルス幅PWを、サンプリン
グクロック22の1クロック周期Tcの1/2の期間の
精度で計測することになる。
【0026】(実施例2)図2はDFF11,12のよ
うにイネーブル端子Eを持つフリップフロップを使用せ
ずに同等の機能を持つフリップフロップ回路を構成した
実施例である。同図においてはDFF10の出力Qと被
測定パルス21とを入力とするEXORゲート14の出
力を、DFF10のデータ入力端子Dへの入力とし、D
FF11と同等の機能を得ている。
【0027】(実施例3)図4は図1の回路にサンプリ
ングの精度を選択するための回路を追加した実施例であ
る。図4においてはDFF12のクリア端子CLRに与
える信号を、図1のように直接、リセット信号23(の
反転信号)とせず、リセット信号23とサンプリング精
度選択信号24とを入力とする、ANDゲート17の出
力(の反転信号)としている。
【0028】図4においてはサンプリング精度選択信号
24がHの場合は、リセット信号23がL→Hと立ち上
がりDFF11及びDFF2〜4のリセットが解除され
ると、ANDゲート17の出力もL→Hに立ち上がり、
DFF12のリセットも解除され、以後、被測定パルス
21の到来によって、図1と同様な従来例の倍のサンプ
リング精度でのパルス幅PWの計測が行われる。
【0029】図5はサンプリング精度選択信号24がL
の場合における、図4の動作を示す波形図であり、上か
ら順にリセット信号23,被測定パルス21,サンプリ
ングクロック22,サンプリング精度選択信号24,E
XORゲート13の入力としてのDFF11の出力,同
じくDFF12の出力,カウンタ出力C0,C1,C
2,C3の夫々の波形を示す。
【0030】この場合、リセット信号23がL→Hに立
ち上がっても、ANDゲート17の出力は常にLにな
り、DFF12は常にリセット状態にあり、その出力Q
は常にLである。Hの被測定パルス21が入力されて、
そのパルス幅PWの計測が開始されると、EXORゲー
ト13の一方の入力は常にLであるため、DFF11の
出力がそのままカウンタ出力C0となる。この時、DF
F11の出力Qの周波数はサンプリングクロック22の
周波数の1/2であるから、図7の波形図と比較しても
わかるように、この場合図4の回路は図6の回路と同様
の動作をする。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、サンプリングクロック
を使って被測定パルスの幅を計測するパルス幅計測用カ
ウンタ回路において、従来と同じ周波数のサンプリング
クロックを用いて、従来のクロック周期の1/2の期間
の精度で計測することができるようにしたため、回路全
体の消費電流の増加を抑制しながら(従って電源を電池
とした場合、その寿命を縮めることなく)計測精度を高
めることができる。
【0032】またサンプリング精度選択信号24を与え
るか否かによって、サンプリング精度を前記のように高
めるか、従来通りとするかを選択できるようにしたの
で、サンプリング精度が問題とならず、パルス幅の計測
可能な範囲を広げたい場合にも不都合なく、このカウン
タ回路を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての構成を示す回路図
【図2】図1の初段のフリップフロップ回路の別の構成
の実施例を示す図
【図3】図1の動作説明用の波形図
【図4】図1にサンプリング精度選択用の回路を付加し
た実施例を示す図
【図5】図4の動作説明用の波形図
【図6】図1に対応する従来回路の構成例を示す図
【図7】図6の動作説明用の波形図
【符号の説明】
2 2段目のD型フリップフロップ(DFF) 3 3段目のD型フリップフロップ(DFF) 4 4段目のD型フリップフロップ(DFF) 10,11,12 初段のD型フリップフロップ(D
FF) 13,14 EXORゲート 17 ANDゲート C0 0ビット目のカウンタ出力 C1 1ビット目のカウンタ出力 C2 2ビット目のカウンタ出力 C3 3ビット目のカウンタ出力 21 被測定パルス 22 サンプリングクロック 23 リセット信号 24 サンプリング精度選択信号 PW パルス幅 Tc 1クロック周期

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定パルスのH又はLのいずれか所定の
    一方のレベルの期間にのみ作動し、この期間の長さより
    充分短い所定の周期を持つサンプリングクロックに同期
    し、且つサンプリングクロックの周波数を1/2に分周
    した信号を出力する初段の分周手段と、夫々前段の分周
    手段の出力信号に同期し、且つこの出力信号の周波数を
    1/2に分周した信号を出力する1又は複数の後段の分
    周手段とを、順次、縦続に接続してなり、前記の期間の
    終端での各分周手段の出力信号から被測定パルスの前記
    の期間の長さとしてのパルス幅を計測するカウンタ回路
    において、 前記初段の分周手段を、サンプリングクロックの立ち上
    がりで作動する第1の初段分周手段と、サンプリングク
    ロックの立ち下がりで作動する第2の初段分周手段との
    2つに分け、この2つの初段分周手段の出力信号を合成
    して、サンプリングクロックに同期し且つサンプリング
    クロックと同一の周波数の信号を出力し、2つの初段分
    周手段の出力信号の一方が存在しないときは、存在する
    他方の出力信号に相当する信号を出力する信号合成手段
    を介して前記後段の分周手段を、順次、縦続に接続した
    ことを特徴とするパルス幅計測用カウンタ回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のパルス幅計測用カウンタ
    回路において、 前記第1の初段分周手段がサンプリングクロックの立ち
    上がりエッジで、また第2の初段分周手段がサンプリン
    グクロックの立ち下がりエッジで夫々、自身の出力信号
    の反転信号を自身のデータ入力としてラッチするD型フ
    リップフロップ回路であり、前記信号合成手段がゲート
    回路であることを特徴とするパルス幅計測用カウンタ回
    路。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のパルス幅計測用カウンタ
    回路において、 前記ゲート回路がEXORゲート回路であることを特徴
    とするパルス幅計測用カウンタ回路。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のパルス幅計測用カウンタ
    回路において、 前記第1及び(又は)第2の初段分周手段が夫々、自身
    の出力信号又はその反転信号と、被測定パルスとを入力
    して前記期間にのみ、自身のデータ入力とする前記反転
    信号を出力するゲート回路を備えたものであることを特
    徴とするパルス幅計測用カウンタ回路。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載のパル
    ス幅計測用カウンタ回路において、 前記第1,第2の初段分周手段のいずれか一方の動作を
    選択信号に基づいて、停止させる手段を備えたことを特
    徴とするパルス幅計測用カウンタ回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10419003B1 (en) 2018-03-22 2019-09-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Gray code generator
CN111490776A (zh) * 2020-04-10 2020-08-04 南开大学深圳研究院 一种基于计数器占空比可调同步分频器

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