JPH10280396A - 遮水性シートを埋設した連続地中遮水壁の造成工法及び遮水性シートが内部に張設された連続地中遮水壁構造 - Google Patents
遮水性シートを埋設した連続地中遮水壁の造成工法及び遮水性シートが内部に張設された連続地中遮水壁構造Info
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- JPH10280396A JPH10280396A JP10545497A JP10545497A JPH10280396A JP H10280396 A JPH10280396 A JP H10280396A JP 10545497 A JP10545497 A JP 10545497A JP 10545497 A JP10545497 A JP 10545497A JP H10280396 A JPH10280396 A JP H10280396A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、新規で簡単な施工作業に基づき工
事期間の短縮化を達成する遮水性シートを用いた遮水壁
の造成工法および遮水性シートが張設された遮水壁を提
供するものである。 【解決手段】 本発明においては、掘削具により所望の
地中深さ・所望の長さにわたる領域をソイルセメント化
し、前記領域の所望位置にシート拡幅固定用治具を建て
込み、前記シート拡幅固定用治具に牽引用パイロットワ
イヤー付き遮水性シートを建て込み、前記領域内に建て
込んだパイロットワイヤー巻き取り用治具を介して前記
牽引用パイロットワイヤーを牽引するか、または前記領
域の所望位置にシート拡幅固定用治具を建て込み、前記
シート拡幅固定用治具に遮水性シートを建て込み、前記
掘削具により遮水用シートを牽引して前記領域内にて拡
げて張設することにより遮水壁を造成する。
事期間の短縮化を達成する遮水性シートを用いた遮水壁
の造成工法および遮水性シートが張設された遮水壁を提
供するものである。 【解決手段】 本発明においては、掘削具により所望の
地中深さ・所望の長さにわたる領域をソイルセメント化
し、前記領域の所望位置にシート拡幅固定用治具を建て
込み、前記シート拡幅固定用治具に牽引用パイロットワ
イヤー付き遮水性シートを建て込み、前記領域内に建て
込んだパイロットワイヤー巻き取り用治具を介して前記
牽引用パイロットワイヤーを牽引するか、または前記領
域の所望位置にシート拡幅固定用治具を建て込み、前記
シート拡幅固定用治具に遮水性シートを建て込み、前記
掘削具により遮水用シートを牽引して前記領域内にて拡
げて張設することにより遮水壁を造成する。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、未硬化状態のコンクリ
ート或いはソイルセメントからなる地中壁内に遮水性シ
ートを張設することにより、遮水壁を構築することを特
徴とする連続地中遮水壁及びその造成工法に関するもの
である。
ート或いはソイルセメントからなる地中壁内に遮水性シ
ートを張設することにより、遮水壁を構築することを特
徴とする連続地中遮水壁及びその造成工法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の、例えばソイルセメント工法を用
いた連続地中壁の造成工法は、所望の地中深さ・所望の
長さにわたる領域を、バックホーに装備したアースオー
ガ或いは横方向地中連壁機械に装備したカッター等のご
とき掘削具により掘削し、この掘削過程において、掘解
された土砂と注入セメントミルクとを前記の掘削具によ
り混練処理しソイルセメント化しながら造成されてい
る。この場合、セメント中に薬液を混合する等して防水
壁を構成しているが、遮水性の完全な地中壁を得ること
は困難であった。また、所望の地中深さ・所望の長さに
わたる領域を適宜の掘削装置により穴掘削し、該穴内に
樹脂製等の遮水性シートを予め敷設した後に、他の所望
の場所で用意されたコンクリート等を打設することによ
り造成されるか、或いは既に造成された壁体の一側面を
開削し、そこに遮水性シートを敷設する等しているた
め、その地中壁造成工事に多大の時間と労力を要してい
た。
いた連続地中壁の造成工法は、所望の地中深さ・所望の
長さにわたる領域を、バックホーに装備したアースオー
ガ或いは横方向地中連壁機械に装備したカッター等のご
とき掘削具により掘削し、この掘削過程において、掘解
された土砂と注入セメントミルクとを前記の掘削具によ
り混練処理しソイルセメント化しながら造成されてい
る。この場合、セメント中に薬液を混合する等して防水
壁を構成しているが、遮水性の完全な地中壁を得ること
は困難であった。また、所望の地中深さ・所望の長さに
わたる領域を適宜の掘削装置により穴掘削し、該穴内に
樹脂製等の遮水性シートを予め敷設した後に、他の所望
の場所で用意されたコンクリート等を打設することによ
り造成されるか、或いは既に造成された壁体の一側面を
開削し、そこに遮水性シートを敷設する等しているた
め、その地中壁造成工事に多大の時間と労力を要してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の工法においては例えば施工現場以外の所で打設用セ
メント又はコンクリートを用意する必要があり、またコ
ンクリート壁体の完成後に更に遮水性シート敷設用領域
を開削する必要があり、一方シートを利用しないものに
あっては、材料が比較的高価である割りに遮水性が低い
等の種々の問題点があった。この発明は、上記の問題を
解決し、造成が簡単で且つ遮水性が確実な遮水性連続地
中壁の構造及びその新規な造成工法を提供するものであ
る。
来の工法においては例えば施工現場以外の所で打設用セ
メント又はコンクリートを用意する必要があり、またコ
ンクリート壁体の完成後に更に遮水性シート敷設用領域
を開削する必要があり、一方シートを利用しないものに
あっては、材料が比較的高価である割りに遮水性が低い
等の種々の問題点があった。この発明は、上記の問題を
解決し、造成が簡単で且つ遮水性が確実な遮水性連続地
中壁の構造及びその新規な造成工法を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の一つの特徴的構成は、掘削具により所望の地
中深さ・所望の長さにわたる領域を掘削すると同時に、
注入されるセメントミルクと混練してソイルセメントと
なす第1の工程と、該第1の工程が終了した領域の所望
位置にシート拡幅固定用治具を建て込む第2の工程と、
前記シート拡幅固定用治具の側部に、その両端にシート
連結セクションを有し且つ一方の該セクションに牽引用
パイロットワイヤーを設けた遮水性シートを建て込む第
3の工程と、前記シート拡幅固定用治具からシート幅以
上離間した前記領域内の位置に建て込まれたパイロット
ワイヤー巻き取り用治具を介して、前記牽引用パイロッ
トワイヤーを牽引して前記遮水性シートを横方向に拡幅
張設する第4の工程と、前記パイロットワイヤー巻き取
り用治具を抜き上げ、かつ前記遮水性シートから牽引用
パイロットワイヤーを除外する第5の工程と、前記シー
ト拡幅固定用治具を抜き上げる第6の工程と、から成る
ことを特徴とする遮水性シートを埋設した連続地中遮水
壁の造成工法である。
の本発明の一つの特徴的構成は、掘削具により所望の地
中深さ・所望の長さにわたる領域を掘削すると同時に、
注入されるセメントミルクと混練してソイルセメントと
なす第1の工程と、該第1の工程が終了した領域の所望
位置にシート拡幅固定用治具を建て込む第2の工程と、
前記シート拡幅固定用治具の側部に、その両端にシート
連結セクションを有し且つ一方の該セクションに牽引用
パイロットワイヤーを設けた遮水性シートを建て込む第
3の工程と、前記シート拡幅固定用治具からシート幅以
上離間した前記領域内の位置に建て込まれたパイロット
ワイヤー巻き取り用治具を介して、前記牽引用パイロッ
トワイヤーを牽引して前記遮水性シートを横方向に拡幅
張設する第4の工程と、前記パイロットワイヤー巻き取
り用治具を抜き上げ、かつ前記遮水性シートから牽引用
パイロットワイヤーを除外する第5の工程と、前記シー
ト拡幅固定用治具を抜き上げる第6の工程と、から成る
ことを特徴とする遮水性シートを埋設した連続地中遮水
壁の造成工法である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面により説
明すると、図1乃至図9は本発明を実施するための第一
の実施例である横方向地中連壁機械を用いた連続地中壁
の造成時における遮水性シートを張設工程であり、ここ
では横方向地中連壁機械によりソイルセメント連続地中
壁を造成すると共に、遮水性シートの張設はパイロット
ワイヤー巻取用治具を用いる形式のものを示している。
また、ここで遮水性シート自体は特に限定されないが、
例えば厚さ数mmの塩化ビニールシート等の公知の遮水性
合成樹脂製シートが利用される。
明すると、図1乃至図9は本発明を実施するための第一
の実施例である横方向地中連壁機械を用いた連続地中壁
の造成時における遮水性シートを張設工程であり、ここ
では横方向地中連壁機械によりソイルセメント連続地中
壁を造成すると共に、遮水性シートの張設はパイロット
ワイヤー巻取用治具を用いる形式のものを示している。
また、ここで遮水性シート自体は特に限定されないが、
例えば厚さ数mmの塩化ビニールシート等の公知の遮水性
合成樹脂製シートが利用される。
【0006】そこで、始めに図1乃至図9の横方向地中
連壁機械を用いた連続地中壁の造成過程における遮水性
シートの張設工程について述べる。先ず図1に示したよ
うに、横方向地中連壁機械Aを遮水連続壁が造成される
べき領域01の所定部位即ち造成開始部位02に移動定
置した後、前記横方向地中連壁機械Aのカッターポスト
A1を作動させると該カッターポストA1のカッターチ
エーンA2が地盤を掘壊しながら侵入し、所望の地中深
さにセットされる。続いて、セメントミルクの注入とと
もに前記カッターポストA1をこの地中深さに位置しつ
つ、前記横方向地中連壁機械Aを所望の壁長に達するま
で運転移動して、所望の地中深さ及び所望の長さにわた
る領域を未硬化のソイルセメント壁体10となす。な
お、横方向地中連壁機械を利用した一般的なソイルセメ
ント連続地中壁の構築工法は従来から公知であるので、
装置及び工法の詳細説明は省略する。
連壁機械を用いた連続地中壁の造成過程における遮水性
シートの張設工程について述べる。先ず図1に示したよ
うに、横方向地中連壁機械Aを遮水連続壁が造成される
べき領域01の所定部位即ち造成開始部位02に移動定
置した後、前記横方向地中連壁機械Aのカッターポスト
A1を作動させると該カッターポストA1のカッターチ
エーンA2が地盤を掘壊しながら侵入し、所望の地中深
さにセットされる。続いて、セメントミルクの注入とと
もに前記カッターポストA1をこの地中深さに位置しつ
つ、前記横方向地中連壁機械Aを所望の壁長に達するま
で運転移動して、所望の地中深さ及び所望の長さにわた
る領域を未硬化のソイルセメント壁体10となす。な
お、横方向地中連壁機械を利用した一般的なソイルセメ
ント連続地中壁の構築工法は従来から公知であるので、
装置及び工法の詳細説明は省略する。
【0007】図2に示したように、前記ソイルセメント
領域即ち造成すべき領域01の造成開始部位02に遮水
性シート拡幅固定用治具11を、把持部と杭打ち込み部
とからなる杭打器Bにより、未硬化ソイルセメント壁体
10を越えて所望の地中深さまで打込む。これは、打込
まれた治具11の下端を未掘削地中に貫入させることに
より強固に固定し、これに連結される遮水性シートの一
端部をしっかりと位置決めするためである。ここで、遮
水性シート拡幅固定用治具11は一般にH型鋼等の鋼材
を用いるが、これらに限定されるものではない。
領域即ち造成すべき領域01の造成開始部位02に遮水
性シート拡幅固定用治具11を、把持部と杭打ち込み部
とからなる杭打器Bにより、未硬化ソイルセメント壁体
10を越えて所望の地中深さまで打込む。これは、打込
まれた治具11の下端を未掘削地中に貫入させることに
より強固に固定し、これに連結される遮水性シートの一
端部をしっかりと位置決めするためである。ここで、遮
水性シート拡幅固定用治具11は一般にH型鋼等の鋼材
を用いるが、これらに限定されるものではない。
【0008】図3に示したよう、連結ガイド(図9に明
示)が具備された前記遮水性シート拡幅固定用治具11
に対し、両端部にシート連結セクション32、32と該
シート連結セクションの一方の適宜離間した上下部位に
夫々牽引用パイロットワイヤ31、31をともに具備し
た、折り畳み状の遮水性シート30をウインチCにより
吊り下げ、建て込み連結するが、この連結は前記の連結
ガイドとシート連結セクション32との結合にほかなら
ない。この様なシート連結セクション32は例えば鋼矢
板が用いられ、1枚の遮水シート30の両端に夫々連結
セクション32が接続されている。なお、該シート連結
セクション32は上記鋼矢板に限定されないが、夫々が
互に連結手段を有する板状部材であることが好都合であ
る。
示)が具備された前記遮水性シート拡幅固定用治具11
に対し、両端部にシート連結セクション32、32と該
シート連結セクションの一方の適宜離間した上下部位に
夫々牽引用パイロットワイヤ31、31をともに具備し
た、折り畳み状の遮水性シート30をウインチCにより
吊り下げ、建て込み連結するが、この連結は前記の連結
ガイドとシート連結セクション32との結合にほかなら
ない。この様なシート連結セクション32は例えば鋼矢
板が用いられ、1枚の遮水シート30の両端に夫々連結
セクション32が接続されている。なお、該シート連結
セクション32は上記鋼矢板に限定されないが、夫々が
互に連結手段を有する板状部材であることが好都合であ
る。
【0009】図4は、前記遮水性シート30を、遮水性
シート拡幅固定用治具11の連結ガイドを介してウイン
チCにより所定深さまで下降させ、前記遮水性シート拡
幅固定用治具11に連結設置した状態を示しており、折
畳まれた遮水性シート30の両面を挟持しているシート
連結セクション32、32の内の一方の連結セクション
32を、拡幅固定用治具11に直接、或いは該治具であ
る例えばH型鋼の一側に連結した、シート連結セクショ
ン32と類似の連結ガイドを介して連結することにより
行う。
シート拡幅固定用治具11の連結ガイドを介してウイン
チCにより所定深さまで下降させ、前記遮水性シート拡
幅固定用治具11に連結設置した状態を示しており、折
畳まれた遮水性シート30の両面を挟持しているシート
連結セクション32、32の内の一方の連結セクション
32を、拡幅固定用治具11に直接、或いは該治具であ
る例えばH型鋼の一側に連結した、シート連結セクショ
ン32と類似の連結ガイドを介して連結することにより
行う。
【0010】図5は、前記遮水性シート30を張設する
ための、例えばH形鋼からなるパイロットワイヤー巻き
取り用治具12の打込み状態を示している。この設置作
業には、先の遮水性シート拡幅固定用治具11の打込み
作業と同様に、杭打器Bによりパイロットワイヤー巻き
取り用治具12を所望の地中深さまで打込み設置する。
このパイロットワイヤー巻き取り用治具12には、それ
自体に例えば案内ローラのごときワイヤーガイド13、
13が予め備えられており、該ガイド13、13に前記
牽引用パイロットワイヤー31、31が掛け渡され、牽
引用パイロットワイヤーは例えば巻上器(図示せず)に
連結される。
ための、例えばH形鋼からなるパイロットワイヤー巻き
取り用治具12の打込み状態を示している。この設置作
業には、先の遮水性シート拡幅固定用治具11の打込み
作業と同様に、杭打器Bによりパイロットワイヤー巻き
取り用治具12を所望の地中深さまで打込み設置する。
このパイロットワイヤー巻き取り用治具12には、それ
自体に例えば案内ローラのごときワイヤーガイド13、
13が予め備えられており、該ガイド13、13に前記
牽引用パイロットワイヤー31、31が掛け渡され、牽
引用パイロットワイヤーは例えば巻上器(図示せず)に
連結される。
【0011】図6に示したように、巻上器により該牽引
用パイロットワイヤー31、31を巻上げると、該牽引
用パイロットワイヤーが強固に打設された牽引用治具1
2のワイヤーガイド13、13に適正に案内され、前記
遮水性シート30はソイルセメント10内にてその端部
に備えたシート連結セクション32が矢印方向に牽引さ
れて、折り畳み部が拡開しながら張設される。
用パイロットワイヤー31、31を巻上げると、該牽引
用パイロットワイヤーが強固に打設された牽引用治具1
2のワイヤーガイド13、13に適正に案内され、前記
遮水性シート30はソイルセメント10内にてその端部
に備えたシート連結セクション32が矢印方向に牽引さ
れて、折り畳み部が拡開しながら張設される。
【0012】続いて一般的には、図7に示したように前
記遮水性シート30の保有する所定単位長さが張設終了
し、残余の未張設領域への遮水性シート30張設作業を
なすこととなる。そのため、この後において不要と成る
牽引用パイロットワイヤー31、31は、例えば切断等
の適宜手段によりシート連結セクション32から除外さ
れる。
記遮水性シート30の保有する所定単位長さが張設終了
し、残余の未張設領域への遮水性シート30張設作業を
なすこととなる。そのため、この後において不要と成る
牽引用パイロットワイヤー31、31は、例えば切断等
の適宜手段によりシート連結セクション32から除外さ
れる。
【0013】図8に示したように、未張設領域への更な
る遮水性シート30張設作業をなすには、既設のパイロ
ットワイヤー巻き取り用治具12を杭打器Bにより把持
した状態で抜き上げ、次いでウインチCにより夫々のシ
ート連結セクション32、32を連結しながら新たな遮
水性シート30を既設の遮水性シート30の端部に結合
し、上記の作業手順を繰り返ことにより所望の領域への
遮水性シートの張設がなされ、最後のパイロットワイヤ
ー巻き取り用治具12及び最初に打設した遮水性シート
拡幅固定用治具11を、杭打器Bにより抜き出して、遮
水連壁の造成作業が完了する。
る遮水性シート30張設作業をなすには、既設のパイロ
ットワイヤー巻き取り用治具12を杭打器Bにより把持
した状態で抜き上げ、次いでウインチCにより夫々のシ
ート連結セクション32、32を連結しながら新たな遮
水性シート30を既設の遮水性シート30の端部に結合
し、上記の作業手順を繰り返ことにより所望の領域への
遮水性シートの張設がなされ、最後のパイロットワイヤ
ー巻き取り用治具12及び最初に打設した遮水性シート
拡幅固定用治具11を、杭打器Bにより抜き出して、遮
水連壁の造成作業が完了する。
【0014】図9は、前記図6において牽引用パイロッ
トワイヤー31、31を巻上器により巻上げて、前記遮
水性シート30を張設する状態の斜視図である。例えば
H形鋼を用いた前記遮水性シート拡幅固定用治具11に
は、一例としてフックのごとき係止部片14、14が固
設され、継手部17が備えられた鋼矢板のごとき連結部
材16の一端側には係止部片15、15が固設され、こ
れらの係止部片14、14及び15、15の相互係合に
より前記遮水性シート拡幅固定用治具11と連結部材1
6とが連結されるものであり、また、例えば折り畳み状
の遮水性シート30両端には、継手部33、33を備え
た鋼矢板のごときシート連結セクション32、32が設
けられ、該一方端の継手部33と前記連結部材16の継
手部17との嵌合により、前記シート連結セクション3
2と前記連結部材16とが連結されるものである。
トワイヤー31、31を巻上器により巻上げて、前記遮
水性シート30を張設する状態の斜視図である。例えば
H形鋼を用いた前記遮水性シート拡幅固定用治具11に
は、一例としてフックのごとき係止部片14、14が固
設され、継手部17が備えられた鋼矢板のごとき連結部
材16の一端側には係止部片15、15が固設され、こ
れらの係止部片14、14及び15、15の相互係合に
より前記遮水性シート拡幅固定用治具11と連結部材1
6とが連結されるものであり、また、例えば折り畳み状
の遮水性シート30両端には、継手部33、33を備え
た鋼矢板のごときシート連結セクション32、32が設
けられ、該一方端の継手部33と前記連結部材16の継
手部17との嵌合により、前記シート連結セクション3
2と前記連結部材16とが連結されるものである。
【0015】更に継手33が備えられた前記シート連結
セクション32と継手部19が備えられた鋼矢板のごと
き牽引用連結部材18とは、前記の各継手33、19の
嵌合により連結され、前記牽引用連結部材18に固着さ
れた係止部片15、15に係止された前記牽引用パイロ
ットワイヤー31、31がパイロットワイヤー巻き取り
用治具12のワイヤーガイド13、13に適正に案内牽
引されて、遮水性シート30の折り畳み部が拡張展開さ
れる。もっとも上記継手17は、例えば溶接その他の手
段により直接遮水性シート拡幅固定用治具11に連結し
ても良いし、また前記牽引用連結部材18を省略して、
ワイヤー31を直接シート連結セクション32に連結す
ることができる。
セクション32と継手部19が備えられた鋼矢板のごと
き牽引用連結部材18とは、前記の各継手33、19の
嵌合により連結され、前記牽引用連結部材18に固着さ
れた係止部片15、15に係止された前記牽引用パイロ
ットワイヤー31、31がパイロットワイヤー巻き取り
用治具12のワイヤーガイド13、13に適正に案内牽
引されて、遮水性シート30の折り畳み部が拡張展開さ
れる。もっとも上記継手17は、例えば溶接その他の手
段により直接遮水性シート拡幅固定用治具11に連結し
ても良いし、また前記牽引用連結部材18を省略して、
ワイヤー31を直接シート連結セクション32に連結す
ることができる。
【0016】図10は、始めに張設が終了した遮水性シ
ート30に新たな遮水性シート30を連結する場合の
(上記図8の説明を参照)、各シート連結セクション3
2における夫々の一方が嵌合する状態の説明図であっ
て、始めのシート連結セクション32の継手33には、
ウインチCにより運ばれる新たな遮水性シート30にお
けるシート連結セクション32の継手部33が嵌合され
て両遮水性シート30、30が連接され、上記の張設作
業と同様の工程を経て先の遮水性シート30を基礎に新
たな両遮水性シート30も展開張設される。
ート30に新たな遮水性シート30を連結する場合の
(上記図8の説明を参照)、各シート連結セクション3
2における夫々の一方が嵌合する状態の説明図であっ
て、始めのシート連結セクション32の継手33には、
ウインチCにより運ばれる新たな遮水性シート30にお
けるシート連結セクション32の継手部33が嵌合され
て両遮水性シート30、30が連接され、上記の張設作
業と同様の工程を経て先の遮水性シート30を基礎に新
たな両遮水性シート30も展開張設される。
【0017】図11は、上記工法における牽引用治具1
2の使用を省略し横方向地中連壁機械自体を直接適用し
た工法を示すもので、横方向地中連壁機械Aのカッター
チエーンA2に所定間隔をもって、例えばフック等の係
止具A3を着脱自在に固着して置き、前記図9における
牽引用連結部材18に設けた係止部片20、20に係止
した上で、前記カッターチエーンA2を駆動調整しつつ
前記牽引用連結部材18を、建て込み済みのシート連結
セクション32に嵌合連結する。そして、前記横方向地
中連壁機械Aを移動運転することにより遮水性シート3
0の連結セクションを牽引しながら展開張設するもので
ある。
2の使用を省略し横方向地中連壁機械自体を直接適用し
た工法を示すもので、横方向地中連壁機械Aのカッター
チエーンA2に所定間隔をもって、例えばフック等の係
止具A3を着脱自在に固着して置き、前記図9における
牽引用連結部材18に設けた係止部片20、20に係止
した上で、前記カッターチエーンA2を駆動調整しつつ
前記牽引用連結部材18を、建て込み済みのシート連結
セクション32に嵌合連結する。そして、前記横方向地
中連壁機械Aを移動運転することにより遮水性シート3
0の連結セクションを牽引しながら展開張設するもので
ある。
【0018】図12は、前記図11に示した牽引用連結
部材18に設けた係止部片20と係止具A3とにより、
牽引用連結部材18を介して横方向地中連壁機械Aと遮
水性シート30とを連結した状態下で、遮水性シート3
0を牽引しながら張設する態様を表している。横方向地
中連壁機械AのカッターチエーンA2に取付けた係止具
を、ソイルセメント10内の遮水性シート拡幅固定用治
具11に連結して建て込まれた遮水性シート30の他方
のシート連結セクション32に、又は既に張設された遮
水性シート30の他方の連結セクション30に結合すべ
き連結部材8(この図に図示せず)に連結し、次いで横
方向地中連壁機械Aを運転移動して遮水性シート30を
牽引し、該遮水性シート30を展開張設する。その後前
記横方向地中連壁機械AのカッターチエーンA2を逆転
する等して、上方に駆動して牽引用連結部材18を前記
シート連結セクション32から抜き去り、ソイルセメン
ト10内でのより簡易な遮水性シート張設作業を達成す
る。
部材18に設けた係止部片20と係止具A3とにより、
牽引用連結部材18を介して横方向地中連壁機械Aと遮
水性シート30とを連結した状態下で、遮水性シート3
0を牽引しながら張設する態様を表している。横方向地
中連壁機械AのカッターチエーンA2に取付けた係止具
を、ソイルセメント10内の遮水性シート拡幅固定用治
具11に連結して建て込まれた遮水性シート30の他方
のシート連結セクション32に、又は既に張設された遮
水性シート30の他方の連結セクション30に結合すべ
き連結部材8(この図に図示せず)に連結し、次いで横
方向地中連壁機械Aを運転移動して遮水性シート30を
牽引し、該遮水性シート30を展開張設する。その後前
記横方向地中連壁機械AのカッターチエーンA2を逆転
する等して、上方に駆動して牽引用連結部材18を前記
シート連結セクション32から抜き去り、ソイルセメン
ト10内でのより簡易な遮水性シート張設作業を達成す
る。
【0019】なお、上記の実施例において、遮水性シー
ト30におけるシート部は、2枚の連結セクションの間
に折り畳み状としたが、他に巻込状等の遮水性シートで
あっても何等支障はない。また、掘削具としては横方向
地中連壁機械を用いたが、アースオーガ等の掘削具でも
良く、遮水性シートの形状や掘削具の種類が上記の実施
例に限定されるものではない。
ト30におけるシート部は、2枚の連結セクションの間
に折り畳み状としたが、他に巻込状等の遮水性シートで
あっても何等支障はない。また、掘削具としては横方向
地中連壁機械を用いたが、アースオーガ等の掘削具でも
良く、遮水性シートの形状や掘削具の種類が上記の実施
例に限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】本発明の遮水性シートを張設するための
工法および遮水性シートが張設された遮水連続地中壁
は、ソイルセメント化され且つ未硬化の状態の壁面内に
簡単に遮水性シート張設することができるので、遮水壁
造成に要する工事期間を著しく短縮し得るとともに、こ
の工法により完全な遮水性を有する連続地中壁を造成す
ることができる。
工法および遮水性シートが張設された遮水連続地中壁
は、ソイルセメント化され且つ未硬化の状態の壁面内に
簡単に遮水性シート張設することができるので、遮水壁
造成に要する工事期間を著しく短縮し得るとともに、こ
の工法により完全な遮水性を有する連続地中壁を造成す
ることができる。
【図1】本発明の遮水壁の造成工法に係り、壁造成部を
ソイルセメント化する状態を示す説明図である。
ソイルセメント化する状態を示す説明図である。
【図2】本発明の遮水壁のためのソイルセメント内に、
シート拡幅固定用治具を建込む状態を示す説明図であ
る。
シート拡幅固定用治具を建込む状態を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の遮水壁の造成工法におけるシート拡幅
固定用治具へ、遮水性シートを連結しつつある、遮水性
シートの建て込み状態の説明図である。
固定用治具へ、遮水性シートを連結しつつある、遮水性
シートの建て込み状態の説明図である。
【図4】シート拡幅固定用治具へ遮水性シートが連結さ
れた状態を示す図である。
れた状態を示す図である。
【図5】本発明の遮水壁の造成工法における、パイロッ
トワイヤー巻き取り用治具を建込みつつある状態を示す
説明図である。
トワイヤー巻き取り用治具を建込みつつある状態を示す
説明図である。
【図6】パイロットワイヤー巻き取り用治具を介して遮
水性シートを張設しつつある状態を示す図である。
水性シートを張設しつつある状態を示す図である。
【図7】パイロットワイヤー牽引用治具を介して遮水性
シートを張設終了した状態を示す図である。
シートを張設終了した状態を示す図である。
【図8】遮水性シートが張設終了された後に、パイロッ
トワイヤー巻き取り用治具が抜き上げられる状態を示す
説明図である。
トワイヤー巻き取り用治具が抜き上げられる状態を示す
説明図である。
【図9】本発明の遮水連続壁の造成工法に係る、前記図
6の具体的態様を示す説明図である。
6の具体的態様を示す説明図である。
【図10】本発明の遮水連続壁の造成工法に係り、先行
の遮水性シート単体に新たな遮水性シートを連結する具
体的態様を示す図である。
の遮水性シート単体に新たな遮水性シートを連結する具
体的態様を示す図である。
【図11】本発明の遮水壁の造成工法に係る他の遮水性
シート張設例であって、シート連結セクションに嵌合連
結した牽引用連結部材を横方向地中連壁機械のカッター
チエーンに結合する態様を示す図である。
シート張設例であって、シート連結セクションに嵌合連
結した牽引用連結部材を横方向地中連壁機械のカッター
チエーンに結合する態様を示す図である。
【図12】本発明の遮水壁の造成工法の他の実施例に係
り、遮水性シートを横方向地中連壁機械等の掘削具自体
により張設する状態を示す図である。
り、遮水性シートを横方向地中連壁機械等の掘削具自体
により張設する状態を示す図である。
A 横方向地中連壁機械 B 杭打機 C ウインチ 01 遮水壁が造成される領域 10 ソイルセメント打設域 11 遮水性シート拡幅固定用治具 12 パイロットワイヤー巻き取り用治具 13 ワイヤーガイド 18 牽引用連結部材 30 遮水性シート 31 牽引用パイロットワイヤー 32 連結セクション
Claims (7)
- 【請求項1】 掘削具により所望の地中深さ・所望の長
さにわたる領域を掘削すると同時に、注入されるセメン
トミルクと混練してソイルセメントとなす第1の工程
と、該第1の工程が終了した領域の所望位置にシート拡
幅固定用治具を建て込む第2の工程と、前記シート拡幅
固定用治具の側部に、その両端にシート連結セクション
を有し且つ一方の該セクションに牽引用パイロットワイ
ヤーを設けた遮水性シートを建て込む第3の工程と、前
記シート拡幅固定用治具からシート幅以上離間した前記
領域内の位置に建て込まれたパイロットワイヤー巻き取
り用治具を介して、前記牽引用パイロットワイヤーを牽
引して前記遮水性シートを横方向に拡幅張設する第4の
工程と、前記パイロットワイヤー巻き取り用治具を抜き
上げ、かつ前記遮水性シートから牽引用パイロットワイ
ヤーを除外する第5の工程と、前記シート拡幅固定用治
具を抜き上げる第6の工程と、から成ることを特徴とす
る遮水性シートを埋設した連続地中遮水壁の造成工法。 - 【請求項2】 掘削具により所望の地中深さ・所望の長
さにわたる領域を掘削すると同時に、注入されるセメン
トミルクと混練してソイルセメントとなす第1の工程
と、該第1の工程が終了した領域の所望位置にシート拡
幅固定用治具を建て込む第2の工程と、前記シート拡幅
固定用治具の側部に、その両端にシート連結セクション
を有し且つ一方の該セクションに牽引用パイロットワイ
ヤーを設けた遮水性シートを建て込む第3の工程と、前
記シート拡幅固定用治具からシート幅以上離間した前記
領域内の位置に建て込まれたパイロットワイヤー巻き取
り用治具を介して、前記牽引用パイロットワイヤーを牽
引して前記遮水性シートを横方向に拡幅張設する第4の
工程と、前記パイロットワイヤー巻き取り用治具を抜き
上げ、かつ前記遮水性シートから牽引用パイロットワイ
ヤーを除外する第5の工程と、前記張設済の遮水性シー
トに連結して新たな牽引用パイロットワイヤー付き遮水
用シートを建て込む第6の工程と、前記新たな遮水性シ
ートから該シート幅以上離間した前記領域内の他の位置
に建て込んだパイロットワイヤー巻き取り用治具を介し
て、前記牽引用パイロットワイヤーを牽引して前記新た
な遮水性シートを横方向に拡幅張設する第7の工程と、
前記パイロットワイヤー巻き取り用治具を抜き上げると
ともに前記新たな遮水性シートから牽引用パイロットワ
イヤーを除外する第8の工程と、前記シート拡幅固定用
治具を抜き上げる第9の工程と、から成り、前記第6の
工程から第9の工程までを任意回数繰り返すことにより
次々と新たな遮水性シートを張設することを特徴とする
遮水性シートを埋設した連続地中遮水壁の造成工法。 - 【請求項3】 上記シート連結セクションが鋼矢板によ
り構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載
の遮水性シートを埋設した連続地中遮水壁の造成工法。 - 【請求項4】 前記パイロットワイヤー巻き取り用治具
の利用に代えて、前記パイロットワイヤーを牽引する手
段として横方向地中連壁機械を使用したことを特徴とす
る請求項1乃至3の何れかに記載の遮水性シートを埋設
した連続地中遮水壁の造成工法。 - 【請求項5】 掘削具により所望の地中深さ・所望の長
さにわたる領域を掘削して解土となすとともに注入され
るセメントミルクと混練してソイルセメントとなし、前
記領域の所望位置にシート拡幅固定用治具を建て込み、
前記シート拡幅固定用治具に牽引用パイロットワイヤー
付き遮水性シートを建て込み、前記シート拡幅固定用治
具から離間した前記領域内の位置に建て込んだパイロッ
トワイヤー巻き取り用治具を介して前記牽引用パイロッ
トワイヤーを牽引して前記遮水用シートを横方向に広げ
て張設し、前記パイロットワイヤー巻き取り用治具を抜
き上げ、かつ前記遮水性シートから牽引用パイロットワ
イヤーを除外し、前記シート拡幅固定用治具を抜き上げ
ることにより造成されたことを特徴とする遮水性シート
が張設且つ埋設された連続地中遮水壁。 - 【請求項6】 掘削具により、所望の地中深さ・所望の
長さにわたる領域を掘削し解土となすとともに、注入さ
れるセメントミルクと混練してソイルセメントとなし、
前記領域の所望位置にシート拡幅固定用治具を建て込
み、前記シート拡幅固定用治具に牽引用パイロットワイ
ヤー付き遮水性シートを建て込み、前記シート拡幅固定
用治具から離間した前記領域内の位置に建て込んだパイ
ロットワイヤー巻き取り用治具を介して前記牽引用パイ
ロットワイヤーを牽引して前記遮水用シートを横方向に
広げて張設し、前記パイロットワイヤー巻き取り用治具
を抜き上げるとともに前記遮水性シートから牽引用パイ
ロットワイヤーを外すとともに、更に前記張設済の遮水
用シートに連結して新たな牽引用パイロットワイヤー付
き遮水用シートを建て込み、該新たな遮水用シートから
離間した前記領域内の位置に建て込んだパイロットワイ
ヤー巻き取り用治具を介して前記牽引用パイロットワイ
ヤーを牽引して前記新たな遮水用シートを横方向に広げ
て張設し、前記パイロットワイヤー巻き取り用治具を抜
き上げるとともに前記新たな遮水性シートから牽引用パ
イロットワイヤーを除外し、前記シート拡幅固定用治具
を抜き上げることを繰り返し、次々と新たな遮水性シー
トを張設することにより造成されたことを特徴とする、
複数の遮水性シートが壁内において連結された状態で張
設且つ埋設された連続地中遮水壁。 - 【請求項7】 前記パイロットワイヤー巻き取り用治具
の利用に代えて、パイロットワイヤーを牽引する手段と
して横方向地中連壁機械を使用したことを特徴とする請
求項5又は6記載の遮水性シートが張設且つ埋設された
連続地中遮水壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10545497A JPH10280396A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 遮水性シートを埋設した連続地中遮水壁の造成工法及び遮水性シートが内部に張設された連続地中遮水壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10545497A JPH10280396A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 遮水性シートを埋設した連続地中遮水壁の造成工法及び遮水性シートが内部に張設された連続地中遮水壁構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10280396A true JPH10280396A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14408043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10545497A Pending JPH10280396A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 遮水性シートを埋設した連続地中遮水壁の造成工法及び遮水性シートが内部に張設された連続地中遮水壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10280396A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009235673A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Nippon Steel Corp | 地中壁及びその造成方法 |
KR100978468B1 (ko) | 2009-06-12 | 2010-08-26 | 박강호 | 아칭효과를 이용한 보강형 자립식 흙막이 구조체 및 이를 이용한 지중굴착 시공방법 |
WO2011102595A3 (ko) * | 2010-02-20 | 2011-11-10 | Park Gang Ho | 아칭효과를 이용한 보강형 자립식 흙막이 구조체 및 이를 이용한 지중굴착 시공방법 |
CN110660561A (zh) * | 2019-10-07 | 2020-01-07 | 沛县恒瑞电子厂 | 一种具有防水效果的变压器安装器 |
-
1997
- 1997-04-09 JP JP10545497A patent/JPH10280396A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009235673A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Nippon Steel Corp | 地中壁及びその造成方法 |
KR100978468B1 (ko) | 2009-06-12 | 2010-08-26 | 박강호 | 아칭효과를 이용한 보강형 자립식 흙막이 구조체 및 이를 이용한 지중굴착 시공방법 |
WO2011102595A3 (ko) * | 2010-02-20 | 2011-11-10 | Park Gang Ho | 아칭효과를 이용한 보강형 자립식 흙막이 구조체 및 이를 이용한 지중굴착 시공방법 |
CN110660561A (zh) * | 2019-10-07 | 2020-01-07 | 沛县恒瑞电子厂 | 一种具有防水效果的变压器安装器 |
CN110660561B (zh) * | 2019-10-07 | 2022-12-02 | 沛县恒瑞电子厂 | 一种具有防水效果的变压器安装器 |
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