JPH0434207Y2 - - Google Patents

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JPH0434207Y2
JPH0434207Y2 JP11980289U JP11980289U JPH0434207Y2 JP H0434207 Y2 JPH0434207 Y2 JP H0434207Y2 JP 11980289 U JP11980289 U JP 11980289U JP 11980289 U JP11980289 U JP 11980289U JP H0434207 Y2 JPH0434207 Y2 JP H0434207Y2
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excavation
steel material
steel
work machine
reinforcing frame
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、家屋の基礎工事に先立つて施工され
る境界線又は隣接する建物(以下単に境界線とす
る。)より10mm〜400mmの近接線内に、補強フレー
ム入り接続壁、連結又は重ね壁等の各種土留用壁
片に関するものである。
「従来の技術」 従来この種土留壁片の連設により構成される各
種土留壁としては、一般に境界線より略200mm〜
300mmの間隔を於てH鋼、矢板等を杭打機等で打
ち込んで一応連続壁工事が終了する。
それから、略200mm〜300mmの間隔を於て基礎工
事をする。
そして、この基礎工事が終了後、それが固まつ
た時点で若しくは完了時に、前記H鋼、矢板等の
連続壁用の機材を引き抜きと、ここに連続壁工事
が最終的に終了する。
その他、これに関する技術文献としては、特公
昭49−761号のロータリカツター式掘削機及び特
公昭49−5402号のロータリカツター式掘削機によ
る掘削方法に開示されている掘削機があり、この
掘削機は、ケーシングと、このケーシングの下端
で、かつ側板に設けたスライドカツターと、この
スライドカツター並びにケーシング内に設けられ
る多数の爪を有する一対のロータリカツターとで
構成されている。
また特公昭43−28150号の連続壁帯掘削機があ
り、この発明は、地表のレールを走行する走行部
材と、この走行部材に設けた側面崩壊防止板と、
この防止板の下端より突出するバケツトと、及び
この下端に設けた刃状部と、前記走行部材でかつ
進行方向の後部に設けた後部崩壊防止板とで構成
されている。
また既設建物に近接の場所、或は施工重機を移
動することなく如何なる場所、地盤にもシートパ
イルを施工できるシートパイルの施工方法とし
て、特開昭50−79109号等の文献がある。
「考案が解決しようとする課題」 従来の連続壁工法によれば、前述の如く、その
境界線より略400mm〜600mmの処にしか基礎工事が
できず、土地の有効利用が叫ばれている昨今問題
があること。
また前述の技術文献は、確かに連続壁は構築さ
れる。しかし、何れの文献も、掘削機の主要部と
なるバケツトが、側板(側面崩壊防止板)の前後
方向(掘削機の前進方向に於ける。)に大きく、
又は幅方向に比較的小さく突設されていないこと
から、掘削機本体に大きな土圧抵抗がかかり、単
なるカツターの装着では、到底期待するほどの掘
削は不可能であること。
以上のようなことを主たる理由として、現在も
連結壁、接続壁及び止水壁が構築されていないの
が、現況である。
またシートパイルの施工工法では、既設建物に
近接してシートパイルが施工できるが、あくまで
もシートパイルの打設孔を掘削するに留まり、近
接線内に補強フレーム入り接続壁、連結壁等を構
築するに際しては、構造的にその他の多くの付帯
設備を要するものである。
したがつて、従来の掘削機の構造と、原則とし
て何ら変わらない処である。
またシートパイルの施工工法では、確かに既設
建物に近接した場所にシートパイルは施工できる
が、主、従軸のオーガーを並設する構成のため
に、掘削孔は単なるシートパイル用の並設された
二つの孔にすぎない。したがつて、連続壁用の掘
削穴を掘削するためには、二つの孔間の土砂を再
度掘削、排土する必要があり、工程の複雑化、工
事の長期化する虞があること、並びに従動オーガ
ーの旋回は、停止孔とボルトとの係合であること
から、必ずしも自由かつ精緻な旋回位置が確保さ
れるとは思われないこと。
「課題を解決するための手段」 そこで、本考案は、近接線上の軟弱地盤に、補
強フレーム入り連結壁、止水壁、接続壁又は重ね
壁等(以下単に連結壁とする。)の各種土留用壁
片を構築する為に、先ずコンクリート製の土留用
壁片では、クレーンのブームに270°旋回できるリ
ーダーには、側面が幅狭状で、かつ正面が下方に
向かつて拡開状に形成された掘削部を有する掘削
作業機械が吊架される。この掘削作業機械は、駆
動用並びに張装用の鎖歯車間に懸架したチエーン
に、多数の爪付篦型両曲面金具が設けられ、この
チエーンの周回移行を介して前記爪付篦型両曲面
金具を回動させ、 かつ、前記掘削作業機械に差渡した天秤状差渡
し鋼材を介して前駆掘削作業機械に並設するよう
に補強フレームH鋼材を設け、この補強フレーム
H鋼材と掘削作業機械との間を、前記爪付篦型両
曲面金具の回動により、近接線上に掘削穴をスプ
ライン工法で掘削し、この補強フレームH鋼材を
土中に掘進させ、ここで補強フレームH鋼材を差
渡し鋼材より離脱し、そのまま土中に置き去りに
なす、 そして、前記スプライン穴より掘削作業機械を
吊上げたときに形成されるスプライン穴のスペー
スに、直ちにコンクリートを投入してコンクリー
ト壁片部を形造り、このコンクリート壁片部を、
掘削穴の上方に向かつて順次構築していくと、こ
こに掘削穴に相当するコンクリート土留め壁片が
構成されるので、 続いてこのコンクリート土留め壁片に、H鋼材
等の補強鋼材を圧入して構築される各種土留用壁
片の構造である。
また本考案は、近接線上の軟弱地盤に、補強フ
レーム入りの各種土留用壁片を構築する為に、ク
レーンのブームに270°旋回できるリーダーには、
側面が幅狭状で、かつ正面が下方に向かつて拡開
状に形成された枠組み構成された掘削部を有する
掘削作業機械が吊架される。この掘削作業機械
は、駆動用並びに張装用の鎖歯車間に懸架したチ
エーンに、多数の爪付犂型掘削攪拌金具が設けら
れ、このチエーンの周回移行を介して前記爪付犂
型掘削攪拌金具を回動させ、 かつ前記掘削作業機械に差渡した天秤状差渡し
鋼材を介して前駆掘削作業機械に並設するように
補強フレームH鋼材を設け、この補強フレームH
鋼材と掘削作業機械との間を、前記爪付犂型掘削
攪拌金具が周回移行して、近接線上に掘削穴をス
プライン工法で掘削し、この補強フレームH鋼材
を土中に掘進させ、ここで補強フレームH鋼材を
差渡し鋼材より離脱し、そのまま土中に置き去り
になす、 そして、前記掘削土砂と掘削作業機械に装備し
たパイプより圧入されるセメントミルクとの混
練・攪拌を介してソイルセメント壁片部を構築
し、このソイルセメント壁片部を掘削穴の上方に
向かつて順次構築していくと、ここに掘削穴に相
当するソイルセメント土留め壁片が構成されるの
で、 続いてこのソイルセメント土留め壁片に、H鋼
材等の補強鋼材を圧入して構築される各種土留用
壁片である。
また本考案は、土砂を確実に掘削できるように
する為に、爪付篦型両曲面金具は、狭隘な間隔に
設けた鋼鈑の前後方向並びに下方より、その篦本
体の除土面及び爪の全部が、完全に突出する構成
となつている。
更に本考案は、土砂を確実に掘削し、かつこの
掘削土砂を掘削攪拌部内に導入し、ここに圧入さ
れたセメントミルクとの混練・攪拌を達成する為
に、爪付犂型掘削攪拌金具は、狭隘な間隔に設け
た鋼鈑の前後方向並びに下方より、その犂本体の
上面が及び爪の全部が、完全に突出する構成とな
つている。
「作用」 続いて本考案の作用を説明すると、先ずコンク
リート製の土留用長足壁片について説明すると、
クレーンに立設されたブームに270°旋回できるリ
ーダーを設け、このリーダーに滑車を介して多数
の爪付篦型両曲面金具を設けた掘削作業機械を片
持ち式に吊架する。したがつて、掘削作業機械の
他方の鋼鈑は平坦となつていることから、建物等
に接するが如く、いわゆる近接線内に掘削作業機
械を、配置することができる。
このように吊架された掘削作業機械を近接線内
に接続壁を構築する位置に配置し、一方クレーン
は接続壁の位置より離れた場所を走行可能となる
ように配置される。
この状態において、掘削作業機械の爪付篦型両
曲面金具を正逆転方向へ周回移行させ、土砂を掘
削、排出しつつ順次沈下せしめ、これと同時に補
強フレームH鋼材も地中に圧入する(絞り込み又
は圧入手段を採用する場合もあり、以下同じ)。
そうして、爪付篦型両曲面金具を所定位置に到
らしめると、前述の如く、爪付篦型両曲面金具の
全部並びにこれに設けた爪の全部が、両鋼鈑の前
後方向並びに下方の端面より突設していること並
びに掘削部の下方が拡開状に形成されていること
から、掘削作業機械の本体より一回り大きく、か
つ補強フレームH鋼材とほぼ同じ大きさのスプラ
イン穴が掘削されることから、掘削作業機械の本
体並びに補強フレームH鋼材は、土圧抵抗を受け
ることなく沈下していく。
このような作業を繰り返すことによつて、ここ
に掘削作業機械の本体より一回り大きく、かつ並
設する補強フレームH鋼材とほぼ同じ大きさのス
プライン穴の掘削が終了する。
尚このようにして掘削されたスプライン穴の壁
面は、鋼鈑が接した状態であることから、その崩
壊防止に役立つことと、ベントナイト液の使用を
なくした。
その後、差渡し鋼材より補強フレームH鋼材を
取外し(通常ボルトよりナツトを離脱し、その緊
締を解除する。)、かつ爪付篦型両曲面金具を僅か
逆転移行をなした後、この掘削作業機械を吊上げ
ると、補強フレームH鋼材は地中に置き去りにさ
れるとともに、その吊上げた分のスペースが、ス
プライン穴と掘削作業機械との間に構成されるの
で、このスペース内にコンクリートを充填する
と、ここにコンクリート壁片部が構築される。
このような掘削作業機械の吊上げ、コンクリー
トの充填を順次繰り返して、コンクリート壁片部
を順次積層することによつて、該箇所にコンクリ
ート壁片が構築される。
そして、このコンクリート壁が生乾きの時に、
その土圧荷重に対応して型鋼をほぼ鉛直状に挿入
すると、ここに、補強フレームH鋼材を有し、か
つ型鋼で十分に補強されたコンクリート壁片が構
築される。
続いて、クレーンを走行し、通常は前記コンク
リート壁片と、ほぼ同じ長さの未掘削を残して、
前述と同様に補強フレームH鋼材を備えた掘削作
業機械による掘削、補強フレームH鋼材の圧入及
びコンクリート並びに型鋼の挿入を介してここに
も、補強フレームH鋼材を有し、かつ型鋼で十分
に補強されたコンクリート壁片が構築される。
以上のような、作業を近接線上に於て、次々に
なすと、ここに間欠的に補強フレームH鋼材を有
し、かつ型鋼で十分に補強されたコンクリート壁
片が構築される。
その後は、ほぼ一日程度の期間を於て、前述の
間引きされた未掘削部分に於ける掘削作業機械
(この場合は、補強フレームH鋼材は配備せず、)
による掘削、コンクリート並びに型鋼の挿入を介
してここにも型鋼で十分補強されたコンクリート
壁片が構築できる。
以上のような、作業を近接線上の未掘削部分に
於ても、次々になすと、ここに近接線上に接続式
のコンクリート接続壁が構築される。
尚セメントミルクと、掘削土壌との混練・攪拌
し、補強フレームH鋼材を有し、かつ型鋼で十分
に補強されたソイルセメント壁片を構築する場合
も、前述とほぼ同様であるので説明は省略する。
但しこの場合は、掘削攪拌部を周回移行する爪
付犂型掘削攪拌金具を介して土砂を掘削し、この
掘削土壌を排出せず、前述の如くセメントミルク
と混練・攪拌してソイルセメント壁片を構築す
る。その他の方法は、前述とほぼ同様である。
更に鋼鈑製壁片、又はPCコンクリート製壁片
及びRCコンクリート製壁片等の各種コンクリー
ト壁片の場合は、その駆動装置本体と掘削部との
間に、懸架したチエーンの周回移行を介して爪付
篦型両曲面金具を回動して、土砂を掘削並びに掘
削土砂を排除しながら、掘削部を補強フレームH
鋼材と共に、地中に掘進する。
そして、所定の部位まで掘進した時点で、チエ
ーンを切り放し、ついで駆動装置本体並びにクレ
ーンを作動して、駆動装置本体より掘削部並びに
補強フレームH鋼材を共に切り放し、地中に置き
去りとする。一方駆動装置本体並びにチエーン、
爪付篦型両曲面金具(場合により差渡し鋼材も有
り、)等は引き上げ再使用する。
これにより、掘削部は土留壁片となり、また補
強フレームH鋼材は、前記土留壁片の連設用の端
面に位置し、次の土留壁片の連設部となること
と、土留壁片の補強となる。
以上のような方法で、置き去り式の各種材料又
は形態の土留壁片が構築される。
「実施例」 以下本発明の一実施例を図面を参照しつつ説明
する。
先ず掘削作業機械Aを介してコンクリート製の
土留用連結壁を構築する例を、第1図〜第6図を
参照に説明すると、1はクレーンで、このクレー
ン1aはそのブームであり、このブーム1aに
270°旋回できるリーダー2が設けられている。そ
して、このリーダー2に滑車3を介して後述する
が如く、その下方が拡開状に形成された掘削作業
機械Aが、略垂直状態に吊架されている。
尚この掘削作業機械Aは、狭隘な間隔をもつて
立設した二枚の鋼鈑5,5aと、この鋼鈑5,5
a間の上、下端に軸着された駆動用の鎖車又は従
動用の鎖車(張装用の鎖車を兼ねる)6,7と、
この駆動用の鎖車又は従動用の鎖車6,7間に捲
装された多数の爪付篦型両曲面金具8……(以下
単に8とする。)を設けたチエーン9とで構成さ
れている。その寸法は、概ね幅が90〜120cm、鋼
鈑5,5aの間隔が17〜30cm、丈が2000〜3000cm
が理想と考えられる。また前記駆動用の鎖車又は
従動用の鎖車6,7間に捲装されたチエーン9は
鋼鈑5,5a間に設けたモータ10で駆動され、
もつて爪付篦型両曲面金具8が正逆転する。
図中11は掘削作業機械Aを吊架する滑車で、
12はロープで、18は前記滑車11を支持する
掘削作業機械Aの一面側に設けた架承部材であ
る。したがつて、掘削作業機械Aはこの架承部材
18及び滑車11、ロープ12並びに滑車3を介
して、リーダー2とともにブーム1aに対して
270°旋回可能なように吊架されている。
尚一方の鋼鈑5aには、その長手方向で、かつ
その中央部分に規制板用の長孔19が開設されて
いる。そしてこの長孔19には、リーダー2の下
方に設けた規制板20が挿設され、掘削作業機械
の本体が降下するときの盲動をなくすようにし、
所定の位置に確実に掘進する構成となつている。
また爪付篦型両曲面金具8は、以上のように構
成された爪付篦型両曲面金具8の主体をなす篦本
体21の除土曲面22の全部と、この篦本体21
に設けた爪23の全部が、両鋼鈑5,5aの前後
方向並びに下方にの端面より完全に突出し、かつ
幅方向にもかなり突出する構成であり、かつ除土
曲面22の両側面並びに爪23の両側面が、両鋼
鈑5,5aの幅方向の端面よりかなり突出する構
成であるので、掘削作業機械Aで掘削されるフス
プライン穴の形状は、この掘削作業機械Aの本体
より一回り大きく、かつ補強フレームH鋼材25
が落し込まれるに十分なスプライン穴が構築され
る。
前記補強フレームH鋼材25は、掘削作業機械
Aのほぼ2/3の処に差渡した天秤状差渡し鋼材2
6を介して前駆掘削作業機械Aに並設するように
吊架され、具体的には、前記爪付篦型両曲面金具
8は、前記掘削作業機械Aのチエーンガイドとこ
の補強フレームH鋼材25との間を周回移行す
る。
図中27は鋼鈑5,5a又は後述する骨枠材に
設けた補強フレームH鋼材25の棒材並びに散点
式等に設けたストツパーで、主として土圧抵抗
で、この補強フレームH鋼材25が、鋼鈑5,5
a又は後述する掘削攪拌部、掘削部の内側に押圧
される状況となるので、この際の押圧を規制す
る。また28は補強フレームH鋼材25に複数個
設けた掘削土砂の排出穴である。
尚この図示の例では、掘削作業機械Aは、駆動
装置本体と掘削部とが、後述するロツク機構並び
に挿入脚部及びシリンダー等で連結並びに長さが
調整可能に構成されているが、説明の如く一体形
態でも当然可能である。
図中30は前記掘削作業機械Aを介して構築さ
れた補強フレームH鋼材25を有し、かつH型
鋼、鋼鈑、C鋼材等の型鋼31で十分に補強され
たコンクリート壁片であり、このコンクリート壁
片31がスプライン工法(いわゆる未掘削部分を
残して、点々と構築される工法である。)で構築
される。
その後は、未掘削部分に、型鋼31で十分に補
強されたコンクリート壁片32が構築され、両コ
ンクリート壁片30,32間に、補強フレームH
鋼材25が位置する。
以上のような方法で、近接線内に、補強フレー
ムH鋼材25で補強され、かつ鋼材31入りのコ
ンクリート接続壁が構築される。
尚図に示す、15は境界線、17は近接線であ
る。
次に掘削攪拌機械Bを介してソイルセメント製
の土留用連結壁を構築する例を、第7図〜第10
図を参照に説明すると、50は掘削攪拌機械Bを
構成する略々半截楕円形状をなす駆動装置本体
で、この駆動装置本体50はクレーン1に吊下さ
れるモータ10の駆動装置を備え、かつ狭隘な間
隔で対設した鋼鈑45,45aと、この鋼鈑4
5,45aの周辺部に設けたチエーンガイド5
1、並びに前記モータ10の出力軸に軸止した駆
動用の鎖車6と、前記鋼鈑45,45aの下端部
にはその下端部より延設された後述する掘削攪拌
部の空間に挿入される挿入脚部52,52、並び
に下端部に設けた一対のシリンダー53,53と
で構成されている。
したがつて、このシリンダー53,53のピス
トンロツド53a,53aが、この駆動装置本体
50より延設される。これによつて、駆動装置本
体50と、掘削攪拌部との間で形成される隙間を
拡縮して、これらに懸架されているチエーン9の
張力を調整するものである。
尚前記チエーン9は、前述のようにチエーン駆
動用の鎖車6と、従動用の鎖車7間に懸架され、
このチエーン9には多数個の爪付犂型掘削攪拌金
具54……(以下単に爪付犂型掘削攪拌金具54
とする。)が設けられている。
またこの爪付犂型掘削攪拌金具54の犂本体5
4aのほぼ全部並びに爪54bの全部がは、後述
する骨枠材の周縁部より大きく突出し、又はその
幅方向が後述する掘削攪拌部の奥行き(第4図の
図面上で、前後方向)より大きく突出する構成と
なつている。
55は前記駆動装置本体50に一体的に設けら
れ、かつ下方が拡開状となつた掘削攪拌部で、こ
の掘削攪拌部55は縦設された数本の例えばH鋼
等の中柱鋼材56と、この中柱鋼材56に交差す
る数枚の例えば平鋼等の補強鋼鈑57とを十字状
に枠組み構成され、かつその下方が拡開状の骨枠
材58と、この骨枠材58の両サイドに設けたチ
エーンガイド用のチエーン溝部59を形成するC
型鋼の溝構成部材60と、多数個の爪付犂型掘削
攪拌金具54を有するチエーン9が捲装され、か
つ鋼鈑でなる従動用の鎖車7と、前記骨枠材58
に貫設したセメントミルク注入用のパイプ62と
で構成される。尚前記補強鋼材57は、例えばそ
の上下方向で、中柱鋼材56を中心にして、その
表裏側に順次設けることがよい。
図中63は前記駆動装置本体50と前記掘削攪
拌部55とを連結するロツク機構、64は従動用
の鎖車7の架承用の軸で、この軸64にカラー6
5を介して薄板状の従動用の鎖車7が軸承されて
いる。66は軸64取り付け用の取付板で、この
取付板66は前記補強鋼材57に固止されてい
る。
また爪付犂型掘削攪拌金具54は、以上のよう
に構成された爪付犂型掘削攪拌金具54主体をな
す犂本体54aのほぼ全部と、この犂本体54a
に設けた爪54bの全部が、骨枠材58の前後方
向並びに下方にの端面より完全に突出し、かつ幅
方向にもかなり突出する構成であり、かつ犂本体
54aの両側面並びに爪54bの両側面が、骨枠
体58の幅方向の端面よりかなり突出する構成で
あるので、掘削攪拌部55で掘削されるフスプラ
イン穴の形状は、この掘削攪拌部55の本体より
一回り大きく、かつ補強フレームH鋼材25が落
し込まれるに十分なスプライン穴が構築される。
前記補強フレームH鋼材25は、掘削攪拌部5
5のほぼ上端面に差渡した天秤状差渡し鋼材26
を介して前駆掘削攪拌部54に並設するように吊
架され、具体的には、前記爪付犂型掘削攪拌金具
54は、前記掘削攪拌部55のチエーン溝部59
とこの補強フレームH鋼材25との間を周回移行
する。
図中70は前記掘削攪拌部55を介して構築さ
れた補強フレームH鋼材25を有し、かつ型鋼3
1で十分に補強されたソイルセメント壁片であ
り、このソイルセメント壁片70がスプライン工
法(いわゆる未掘削部分を残して、点々と構築さ
れる工法である。)で構築される。
その後は、未掘削部分に、型鋼31で十分に補
強されたソイルセメント壁片71が構築され、両
ソイルセメント壁片70,71間に、補強フレー
ムH鋼材25が位置する。
以上のような方法で、近接線内に、補強フレー
ムH鋼材25で補強され、かつ鋼材31入りのソ
イルセメント接続壁が構築される。
更に続いて置き去り式の掘削作業機械Cを介し
て各種土留用連結壁壁を構築する例を、第11
図、第12図等を参照に説明すると、駆動装置本
体50は、前記掘削攪拌機械Bと同構成であり、
また掘削部80はロツク機構63並びに挿入脚部
52を介して前記駆動装置本体50に着脱自在に
設けられることと、狭隘な間隔で対設した鋼鈑8
1,81aと、この鋼鈑81,81aの周辺部に
設けたチエーンガイド82、並びに従動用の鎖車
7とで構成される。
この掘削部80は、駆動装置本体50にロツク
機構63等を介して一体化されている時は、原則
としてチエーン9が張装され、このチエーン9の
周回移行を介して爪付篦型両曲面金具8が回動し
て土砂を掘削並びに掘削土砂を排除しながら、こ
の鋼鈑81,81aで掘削穴の崩壊を防止つつ、
補強フレームH鋼材25と共に、地中に掘進す
る。
このようにして、所定の部位まで掘進した時点
で、チエーン9のピン83を抜きこのチエーン9
を切り放し、ついで駆動装置本体50並びにクレ
ーン1を作動して、駆動装置本体50より掘削部
80並びに補強フレームH鋼材25を共に切り放
し、地中に置き去りとする。一方駆動装置本体5
0並びにチエーン9、爪付篦型両曲面金具8(場
合により差渡し鋼材26も有り、)等は引き上げ
再使用する。
これにより、掘削部80は土留壁片となり、ま
た補強フレームH鋼材25は、前記土留壁片の連
設用の端面に位置し、次の土留壁片の連設部とな
ることと、土留壁片の補強となる。
以上のような方法で、各種材料又は形態の置き
去り式の土留壁片84が構築される。
尚各種コンクリート製の壁片の場合は、図示し
ないが、前述の如く、PCコンクリート製の掘削
部、又はRCコンクリート製の掘削部である。
「考案の効果」 本考案は以上詳述したように、掘削作業機械又
は掘削攪拌作業機械に、差渡し鋼材を介して補強
フレームH鋼材を並設するとともに、この掘削作
業機械又は掘削攪拌機械の掘進に付随して、前記
補強フレームH鋼材を圧入する接続壁である。
したがつて、軟弱地盤用の接続壁として有効で
ある。
また掘削又は掘削攪拌と同時に、補強フレーム
H鋼材を圧入して接続壁を構築するので、各壁片
の連結の一体化並びに止水性が確保される。
また隣地の崩壊も皆無である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図はコンクリート壁片等を構築する状態を示す
模式図、第2図はコンクリート壁片の拡大断面
図、第3図は第2図の平面視した断面図、第4図
は掘削作業機械の側面図、第5図は要部の拡大断
面図、第6図は爪付篦型両曲面金具の拡大側面
図、第7図はソイルセメント壁片の拡大断面図、
第8図は第7図の平面視した断面図、第9図は掘
削攪拌機械の一部欠截の側面図、第10図は爪付
犂型掘削攪拌金具の拡大断面図、第11図は置き
去り式の土留壁片の拡大正面図、第12図は置き
去り式の掘削作業機械である。 1……クレーン、2……リーダー、3,11…
…滑車、4……掘削作業機械、5,5a,43,
43……鋼鈑、6……駆動用の鎖車、7……従動
用の鎖車、8……爪付篦型両曲面金具、9……チ
エーン、10……モータ、15……境界線、17
……近接線、18……架承部材、19……長孔、
20……規制板、21……篦本体、22……除土
曲面、23……爪、25……補強フレームH鋼
材、26……差渡し鋼材、30,32……コンク
リート壁片、31……鋼材、45,45a……鋼
鈑、50……駆動装置本体、51……チエーンガ
イド、52……挿入脚部、53……シリンダー、
53a……ピストンロツド、54……爪付犂型掘
削攪拌金具、54a……犂本体、54b……爪、
55……掘削攪拌部、56……中柱鋼材、57…
…補強鋼鈑、58……骨枠体、59……チエーン
溝部、60……溝構成部材、62……パイプ、6
3……ロツク機構、64……軸、65……カラ
ー、66……取付板、70,71……ソイルセメ
ント壁片、80……掘削部、81,81a……鋼
鈑、82……チエーンガイド、84……置き去り
式の土留壁片、A……掘削作業機械、B……掘削
攪拌機械、C……置き去り式の掘削作業機械。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 狭隘な間隔に設けた鋼鈑間に設けた駆動用及
    び張装用の鎖車に懸架されたチエーンと、この
    チエーンに適宜間隔に設けられたその篦本体の
    除土面及び爪の全部が、鋼鈑の前後方向並びに
    下方の端面より完全に突出する構成となつてい
    る多数の爪付篦型両曲面金具とで構成される側
    面が幅狭状で、かつ正面が下方に向かつて拡開
    状に形成された掘削部を有する掘削作業機械で
    あつて、 この掘削作業機械のほぼ2/3の処に差渡した
    天秤状差渡し鋼材を介して前駆掘削作業機械に
    並設するように補強フレームH鋼材を取外し自
    在に設け、かつこの補強フレームH鋼材と掘削
    作業機械との間を、前記爪付篦型両曲面金具が
    周回移行して、近接線上に掘削穴をスプライン
    工法で掘削し、かつ補強フレームH鋼材を土中
    に掘進させ、ここで補強フレームH鋼材を差渡
    し鋼材より離脱し、そのまま土中に置き去りに
    なす、 そして、前記スプライン穴より掘削作業機械
    を吊上げたときに形成されるスプライン穴のス
    ペースに、直ちにコンクリートを投入してコン
    クリート壁片部を形造り、このコンクリート壁
    片部を、掘削穴の上方に向かつて順次構築して
    いくと、ここに掘削穴に相当するコンクリート
    土留め壁片が構成されるので、 続いてこのコンクリート土留め壁片に、H鋼
    材等の補強鋼材を圧入して構築される近接線内
    の軟弱地盤用の補強フレーム入り連結壁、止水
    壁、接続壁、重ね壁等の各種土留用壁片。 狭隘な間隔に設けた鋼鈑間に設けた駆動用、
    ロツク機構並びに挿入脚部を有する駆動装置本
    体と、この駆動装置本体に着脱自在で、かつ地
    中に置き去りにされる狭隘な間隔に設けた鋼鈑
    間に設けられるチエーンガイド、張装用の鎖車
    とで構成される掘削部と、前記駆動用の鎖車と
    張装用の鎖車間に懸架されたチエーンと、この
    チエーンに適宜間隔に設けられたその篦本体の
    除土面及び爪の全部が、駆動装置本体及び掘削
    部の鋼鈑の前後方向並びに下方の端面より完全
    に突出する構成となつている多数の爪付篦型両
    曲面金具とで構成される側面が幅狭状で、かつ
    正面部が下方に向かつて僅かに拡開状に形成さ
    れた置き去り式の掘削部を有する掘削作業機械
    であつて、 この掘削作業機械のほぼ2/3の処に差渡した
    天秤状差渡し鋼材を介して前駆掘削作業機械に
    並設するように補強フレームH鋼材を取外し自
    在に設け、かつこの補強フレームH鋼材と掘削
    作業機械との間を、前記爪付篦型両曲面金具が
    周回移行して、近接線上に掘削穴をスプライン
    工法で掘削し、かつ補強フレームH鋼材を土中
    に掘進させ、ここで補強フレームH鋼材を差渡
    し鋼材より離脱し、そのまま土中に置き去りに
    なす、 そして、前記駆動装置本体と掘削部とを周回
    移行する爪付篦型両曲面金具の掘削により、掘
    削部を地中所定の処に掘進した後、この掘削部
    を駆動装置本体より切り放して土留壁片とな
    す、 このようにして構築された鋼鈑製の土留壁片
    の連設端面に、置き去り式の補強フレームH鋼
    材が設けられた、H鋼材等の補強鋼材を圧入し
    て構築される鋼鈑製でなる近接線内の軟弱地盤
    用の補強フレーム入り連結壁、止水壁、接続
    壁、重ね壁等の各種土留用壁片。 狭隘な間隔に設けた鋼鈑間に設けた駆動用、
    ロツク機構並びに挿入脚部を有する駆動装置本
    体と、この駆動装置本体に着脱自在で、かつ地
    中に置き去りにされる狭隘な幅に構成されたチ
    エーンガイドを有する各種コンクリート掘削部
    と、前記駆動用の鎖車と張装用の鎖車間に懸架
    されたチエーンと、このチエーンに適宜間隔に
    設けられたその篦本体の除土面及び爪の全部
    が、駆動装置本体の鋼鈑の前後方向及び掘削部
    の前後方向並びに下方の端面より完全に突出す
    る構成となつている多数の爪付篦型両曲面金具
    とで構成される側面が幅狭状で、かつ正面部が
    下方に向かつて僅かに拡開状に形成された置き
    去り式の掘削部を有する掘削作業機械であつ
    て、 この掘削作業機械のほぼ2/3の処に差渡した
    天秤状差渡し鋼材を介して前駆掘削作業機械に
    並設するように補強フレームH鋼材を取外し自
    在に設け、かつこの補強フレームH鋼材と掘削
    作業機械との間を、前記爪付篦型両曲面金具が
    周回移行して、近接線上に掘削穴をスプライン
    工法で掘削し、かつ補強フレームH鋼材を土中
    に掘進させ、ここで補強フレームH鋼材を差渡
    し鋼材より離脱し、そのまま土中に置き去りに
    なす、 そして、前記駆動装置本体と掘削部とを周回
    移行する爪付篦型両曲面金具の掘削により、掘
    削部を地中所定の処に掘進した後、この掘削部
    を駆動装置本体より切り放して土留壁片とな
    す、 このようにして構築された鋼鈑製の土留壁片
    の連設端面に、置き去り式の補強フレームH鋼
    材が設けられた、H鋼材等の補強鋼材を圧入し
    て構築される各種コンクリート製でなる近接線
    内の軟弱地盤用の補強フレーム入り連結壁、止
    水壁、接続壁、重ね壁等の各種土留用壁片。 狭隘な間隔に設けた鋼鈑間に設けた駆動用及
    び枠組み構成された掘削攪拌部に設けた張装用
    の鎖車に懸架されたチエーンと、このチエーン
    に適宜間隔に設けられたその犂本体の上面及び
    爪の全部が、鋼鈑の前後方向並びに下方の端面
    より完全に突出する構成となつている多数の爪
    付犂型掘削攪拌金具とで構成される側面が幅狭
    状で、かつ正面が下方に向かつて拡開状に形成
    された型鋼材で枠組み構成された掘削攪拌部を
    有する掘削作業機械であつて、 この掘削作業機械のほぼ2/3の処に差渡した
    天秤状差渡し鋼材を介して前駆掘削作業機械に
    並設するように補強フレームH鋼材を取外し自
    在に設け、かつこの補強フレームH鋼材と掘削
    作業機械との間を、前記爪付鍬拡掘削攪拌金具
    が周回移行して、近接線上に掘削穴をスプライ
    ン工法で掘削し、かつ補強フレームH鋼材を土
    中に掘進させ、ここで補強フレームH鋼材を差
    渡し鋼材より離脱し、そのまま土中に置き去り
    になす、 そして、前記掘削土砂と掘削作業機械に装備
    したパイプより圧入されるセメントミルクとの
    混練・攪拌を介してソイルセメント壁片部を構
    築し、このソイルセメント壁片部を掘削穴の上
    方に向かつて順次構築していくと、ここに掘削
    穴に相当するソイルセメント土留め壁片が構成
    されるので、 続いてこのソイルセメント土留め壁片に、H
    鋼材等の補強鋼材を圧入して構築される近接線
    内の軟弱地盤用の補強フレーム入り連結壁、止
    水壁、接続壁、重ね壁等の各種土留用壁片。
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