JP2599630Y2 - 掘削作業機械に装備される掘削攪拌金具 - Google Patents

掘削作業機械に装備される掘削攪拌金具

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JP2599630Y2 JP1993000632U JP63293U JP2599630Y2 JP 2599630 Y2 JP2599630 Y2 JP 2599630Y2 JP 1993000632 U JP1993000632 U JP 1993000632U JP 63293 U JP63293 U JP 63293U JP 2599630 Y2 JP2599630 Y2 JP 2599630Y2
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、近接線内外に接続壁、
連結壁、付合せ壁等の土留め壁を構築する掘削作業機械
に装備される掘削撹拌金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、近接線位置に偏平で、かつ薄肉状
(偏平状でなる厚み)の壁(仮設用の土留め壁)を構築
し、構築物等の工事対象の土地の周囲を囲繞し、この土
地の崩壊を防止又は建造物の傾き等を防止する。従っ
て、例えば、この土留め壁で囲んだ地面に杭を打込んで
も隣接する地盤が崩壊しないこと、隣接する構造物の傾
き又は倒壊しないこと等を目的とする。また地中を掘削
し、例えば、地下駐車場等の建造物を造る際の壁として
利用し、前述の如く、崩壊防止等を図りつつ、駐車場を
造ることを目的とする。そして、この土留め壁を利用す
ることにより、例えば、土地の境界一杯(近接線位置)
に杭を打込むことが可能となり、土地一杯に 建造物を造
ることができ、土地の有効利用・有益な利用が図れる。
この目的を達成するために、本出願人は、今日迄多数の
壁、又は壁を構築する掘削作業機械、掘削撹拌作業機械
等を権利取得又は提案するとともに、これらに使用する
掘削爪付へら形バケット、掘削撹拌爪付すき形金具等に
つき権利取得等をしている。例えば、特公平3−434
12号の掘削機本体に装備される正逆転可能な爪付へら
形バケット、又は実開平3−13327号の接続壁、連
結壁、重畳壁等各種壁を構築するに使用する掘削撹拌機
の掘削撹拌爪付すき形金具等が挙げられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上で列記した各金具
は、前記壁構築用の偏平厚みの掘削穴又は掘削撹拌用穴
(以下、単に穴とする。)を掘削(形成)するには最適
であり、今日迄多くの実績を挙げるとともに、これらの
各金具を市場に提供している。しかしながら、前述の一
形態の多数の金具が連設される金具装置では、掘削土砂
とセメントミルクとの撹拌混合が必ずしも十分とは云え
ないことから、十分な撹拌混合を図るためには、他の付
帯設備を要すること、又はこのように付帯設備を設ける
構成では、装置の複雑化、大型化を招来すること、等の
課題がある。一方、掘削土砂とセメントミルクとの十分
な撹拌混合が達成されない場合には、構築された壁の強
度面(例えば、土圧抵抗、構造物荷重)において、問題
が発生する。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、従来
の金具装置等では困難であった、掘削土砂とセメントミ
ルク(ソイルセメント、モルタル等)との十分な撹拌混
合を図ること、及び構築された壁の強度面の向上を図る
こと、等を目的として、下記の構成を採用した。
【0005】即ち、本考案の掘削作業機械に装備される
掘削撹拌金具は、狭隘な間隔で形成された枠体間に設け
た一対の鎖歯車、この鎖歯車に設けたチェーン、及び該
チェーン用のチェーンガイド、並びに前記鎖歯車を駆動
する油圧モータを備えた掘削作業機械に装備される掘削
撹拌金具であって、 この掘削撹拌金具は、前記掘削作業
機械のチェーンのチェーンリンクプレートに適宜間隔に
固止される爪台と、この爪台に前記掘削作業機械の枠体
の周辺より突設し、かつこの突設方向より正面視した際
く字形に屈折した一個又は数個の爪部、及び前記爪台
に前記掘削作業機械の枠体の周辺より突設し、かつこの
突設方向より正面視した際に逆く字形に屈折した一個又
は数個の爪部と、前記各隣接する各爪部間に多数形成さ
れる隙間と、で構成されている。
【0006】
【作用】以下、本考案の作用(掘削撹拌金具の掘削又は
掘削土砂とセメントミルクとの撹拌混合)を説明する。
【0007】先ず、重機をソイルセメント壁構築箇所に
移動し、掘削撹拌部を近接線内、又は近接線外の位置
(以下、近接線内外の構築位置を、単に構築位置とす
る。)に片持ち式に吊架する。ついで、油圧モータ(駆
動装置)を介して、駆動側の歯車及びチェーンの回転並
びに掘削撹拌金具の回転を介して、その爪台に設けたく
字形に屈折した爪部及び逆く字形に屈折した爪部との組
合せでなる爪部又は爪台の横幅方向の両端部位に設けた
く字形に屈折した爪部及び逆く字形に屈折した爪部との
組合せでなる爪部(以下、原則として単に爪部とす
る。)で土砂を掘削する。例えば、先ず、五爪部を有す
掘削撹拌金具(後述する。)の爪部(以下、五爪部と
する。)を介して土砂を掘削する。その後、続いて七爪
部を有する掘削撹拌金具(後述する。)の爪部(以下、
七爪部とする。)を介して、前記五爪部の残した土砂又
は新たな土砂を掘削する。
【0008】以上で説明した五爪部及び七爪部による連
続掘削を介して、地中を掘削していくとともに、掘削土
砂をさらに細分化する。尚、前記一方向への回転(例え
ば、正転)では掘削できないとき、又は掘削効率が低下
したとき、又は掘削不可等の場合は、他方向への回転
(例えば、逆転)を介して、掘削及び掘削土砂の細分化
をなすことも有り得る。例えば、前述した如く、地中の
掘削及び掘削土砂の細分化を図りつつ、掘削撹拌部が地
中の所定部位に達した時点で、パイプを介してセメント
ミルクを圧入し、前記細分化された掘削土砂とセメント
ミルクとの撹拌混合をしながら、順次掘削撹拌部を引上
げていくと、ソイルセメント状となった壁素材が構築そ
れる。本考案の掘削撹拌金具は、以上で詳述した掘削
と、掘削土砂の細分化並びにセメントミルクとの撹拌混
合を図る等のために使用される。
【0009】次に、本考案の別の作用(掘削撹拌金具
よる掘削、当該掘削土砂の一部の排土、又は掘削土砂と
セメントミルクとの撹拌混合)を説明する。先ず、重機
をソイルセメント壁構築箇所に移動し、掘削撹拌部を構
築位置に設置する。ついで、駆動装置の駆動を介して、
駆動側の鎖歯車及びチェーン回転並びに掘削撹拌金具
掘削排土金具の回転を介して、その両金具の爪部で土
砂を掘削し、かつ掘削撹拌金具のすくい面で、前記掘削
土砂を地上に向かって搬送し、掘削穴外(地上)に送
る。例えば、先ず、掘削排土金具の爪部で土砂を掘削
し、その掘削土砂をすくい面に載せて地上に向かって搬
送する。その後、続いて掘削撹拌金具(併用又はそれぞ
れ単独使用が考えられる。)の爪部で土砂を掘削し、そ
の掘削土砂を次の掘削撹拌金具のすくい面に載せて地上
に排土する。
【0010】以上で説明した掘削排土金具及び掘削撹拌
金具を介して、地中を掘削していくとともに、その掘削
土砂の一部を掘削撹拌金具のすくい面に載せて地上に排
土する。前述した地中の掘削及び掘削土砂の細分化を図
りつつ、掘削撹拌部が地中の所定部位に達した時点で、
パイプを介してセメントミルクを圧入し、前記細分化さ
れた掘削土砂とセメントミルクとの撹拌混合を介して、
ソイルセメント状となった壁素材を構築した後、前記掘
削撹拌部を抜き上げる。その後の作業及び手順は前述の
例と同様である。
【0011】
【実施例】以下、本考案の掘削撹拌金具が取付けられる
掘削作業機械は、チェーン及び該掘削撹拌金具等の正逆
転駆動を司る駆動装置本体と、掘削撹拌又は掘削撹拌排
土を司る掘削撹拌部と、で構成されている。
【0012】そこで、先ず、掘削撹拌金具の一実施例を
説明すると、当該後述する掘削作業機械に設けられた駆
動用の鎖歯車15と従動用の鎖歯車7間にはチェーン1
8が懸架されており、当該チェーン18のチェーンリン
クプレート181には適宜間隔で掘削撹拌金具装置19
が多数個設けられている。そして、この掘削撹拌金具装
19は、図2に示す櫛歯状の五爪部を有する掘削撹拌
金具20と、図3に示す櫛歯状の七爪部を有する掘削撹
拌金具30と、で構成され、この五、七爪部を備えた櫛
歯状の爪を有する掘削撹拌金具20、30とが一対とな
っており、前記の如く、正逆転するチェーン18に適宜
間隔で設けられている。例えば、掘削撹拌金具20の次
に、掘削撹拌金具30を設ける。尚、枠体2の上下の円
周端面及び左右側端面(図1の図面上で、以下、円周方
向とする。)より突出する五爪部を有する掘削撹拌金具
20は、チェーン18のチェーンリンクプレート181
に固止される細長方形状の爪台21と、当該爪台21に
設けられかつ前記掘削作業機構の枠体12a、2の周辺
方向より突設される当該爪台21の中心部位にある枠体
2の周辺より突設するこの突設方向より正面視して(図
2、図3で図面と対峙する方向より正面視して:以下同
じ)逆く字形の第3爪部22及び同第3爪部22の両側
に位置する逆く字形の第2爪部23とく字形の第4爪部
24と、前記爪台21の両端部位に設けた逆く字形の第
1爪部25又はく字形の第5爪部26とで構成される。
尚、図中27は第1爪部25〜第5爪部26間の隙間を
示す。また第1爪部25〜第5爪部26の爪部の数は、
この一例に限定されない。例えば、堅い地盤では、この
爪部の数を、更に少なくすることも有り得る。また例え
ば軟弱地盤では、この爪部の数を、更に多くすることも
有り得る。また前記枠体2の端面及び側面より突出する
七爪部を有する掘削撹拌金具30は、チェーンリンクプ
レート181に固止される細長方形状の爪台31と当該
爪台21に設けられかつ前記掘削作業機構の枠体12
a、2の周辺方向より突設される、当該爪台31の中心
部位にある正面視してく字形の第4爪部32を中心にし
て、同視で鼓状となる逆く字形及びく字形の第2爪部3
3・第3爪部34及び第5爪部35・第6爪部36と、
前記爪台30の両端部位にある逆く字形又はく字形の第
1爪部37又は第7爪部38とで構成されている。尚、
図中39は第1爪部37〜第7爪部38間の隙間を示
す。また第1爪部37〜第7爪部38の爪部の数は、こ
の一例に限定されない。例えば、堅い地盤では、この爪
部の数を、更に少なくすることも有り得る。また例えば
軟弱地盤では、この爪部の数を、更に多くすることも有
り得る。
【0013】更に前記五、七爪部を有する(爪部22〜
26、32〜38を有する)掘削撹拌金具20・30
は、図4に示す掘削排土金具(後述する)との一対によ
り掘削撹拌金具装置19を構成する場合も有り得る。
えば、掘削撹拌金具20・30の次に、掘削排土金具を
設ける。これにより、先ず掘削撹拌金具20・30で地
中を掘削し、この掘削土砂を掘削排土金具40のすくい
面ですくいながら地上に搬送するような使用態様があ
る。尚、前記掘削排土金具40を説明すると、この掘削
排土金具40は、チェーン18のチェーンリンクプレー
ト181に固止される爪台41と、この爪台41の水平
突出部42と、この水平突出部42に嵌合され、かつ止
ネジ43を介して固着される側面視してほぼ三角形状を
なす一対の爪部44、44を有する爪45とで構成さ
れ、かつ爪台41には土砂の離脱を容易とする透孔46
と、前記爪部44、44間には掘削排土金具40全体へ
の荷重を回避するための隙間47とがそれぞれ設けられ
ている。また爪部44、44の爪部の数は、この一例に
限定されない。例えば、堅い地盤では、この爪部44、
44の数を少なくする構成、又は一爪で広幅とする構
成、又は爪部44、44の幅を細くする構成等の場合も
有り得る。48は掘削排土金具40の上下にあるすくい
面を示しており、このすくい面48を介して掘削土砂を
地上に搬送することと、前述の如く、正逆転運動に対応
して上下面(図6の図面上で上下方向)に設けられてい
る。この掘削排土金具40と掘削撹拌金具20・30の
構成では、例えば、各種の土質に対応できること、及び
広範囲の地中に対応できること、等の掘削作業の有用
性、効率化等が期待できる。
【0014】また図1に示す、1は掘削撹拌部で、この
掘削撹拌部1は縦設された数本の例えばH鋼等の中柱鋼
材3と、この中柱鋼材3に交差する数枚の例えば平鋼等
の補強部材4とを十字状に枠組構成した狭隘な間隔を有
する枠体2(図4参照)と、この枠体2の両サイドに設
けたチェーンガイド用のチェーン溝部5を形成するよう
にC形鋼の溝構成部材6と、前記多数個の櫛歯状の歯を
有する掘削撹拌金具19又は掘削排土金具40を有する
チェーン18が捲装され、かつ鋼鈑でなる従動用の鎖歯
車7と、前記枠体2間に貫設したセメントミルク注入用
のパイプ8とで構成される。前記枠体2は、単なる鋼鈑
の場合も有り得る。
【0015】以上のように構成された掘削撹拌部1の下
端部には、従動用の鎖歯車7を軸着する。この従動用の
鎖歯車7は図示のように、溝構成部材6及び中柱鋼材3
に開設した切条601、301間に設けられ、この切条
601、301の切条端面との摺接を介して、薄い従動
用の鎖歯車7の横振れ防止を図り、かつスムーズな回転
が保証されるように構成されている。また従動用の鎖歯
車7が鋼鈑で、薄いことからカラー9を介してチャンネ
ル鋼の取付板10に設けた軸11に回転自在に軸着され
ている。これによって、従動用の鎖歯車7が回転しても
軸11が切断されないようになっている。
【0016】次に駆動装置本体を説明する。図1に示
す、12は狭隘な間隔で対設した枠体12a、12aで
構成された正面視して略々半截楕円形状をなす駆動装置
本体で、この駆動装置本体12は重機60等に吊下げら
れ周辺にチェーンガイド14が設けられている。そし
て、この駆動装置本体12は掘削作業機械の駆動を司る
駆動装置13と、この駆動装置13の出力軸に軸止した
駆動用の鎖歯車15と、当該駆動装置本体12の下端部
より延設された掘削撹拌部1の空間に挿入される挿入脚
部16、16とで構成されている。そして、前記挿入脚
部16、16の先端部は僅かであるが、テーパー状とな
っており、掘削撹拌部1への挿入を確実、容易になす。
またこの駆動装置本体12の下端部にはシリンダー17
が一対設けられており、このピストンロッド17a、1
7aがこの駆動装置本体12より延設される。これによ
って、駆動装置本体12と掘削撹拌部1との間で形成さ
れる隙間を拡縮して、張装されているチェーン18の張
力を調整する。
【0017】図中50はロック機構で、このロック機構
50の係止ピン51が、前記掘削撹拌部1を構成する中
柱鋼材3の延設部に設けた係止孔3aに係入されること
によって、駆動装置本体12に、掘削撹拌部1が合体さ
れる。182はチェーン18を構成するチェーンローラ
ーである。また図中60は重機、61は滑車、62はブ
ーム、63はリーダである。Bは近接線である。
【0018】
【考案の効果】以上で詳述した如く、本考案は、正逆転
可能なチェーンに、掘削作業機械の正面視してく字形に
屈折した一個又は数個の爪部と、同正面視して逆く字形
に屈折した一個又は数個の爪部とを組合せるとともに、
この各隣接する各爪部間に多数隙間を形成する構成であ
る。従って、下記の効果を有する。
【0019】(1)掘削土砂の細分化、又は当該細分化
された掘削土砂とセメントミルクとの十分な混練が達成
される効果と、この効果により、ソイルセメント壁の強
度の向上に役立つこと、及び構築物の全体荷重に耐え得
る各種壁が構築できる。
【0020】(2)掘削土砂の細分化を介して、当該掘
削土砂とセメントミルクとが十分に混練されるので、前
記掘削土砂の排土量が少なくなる。
【0021】(3)掘削撹拌金具の爪部は、土中に斜め
方向から進入する構成となり、爪部への衝撃の軽減及び
チェーン、駆動装置等への衝撃の軽減に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】掘削作業機械の一例を示す一部欠截の正面図で
ある。
【図2】五爪部を有する掘削撹拌金具の拡大正面図であ
る。
【図3】七爪部を有する掘削撹拌金具の拡大正面図であ
る。
【図4】七爪部を有する掘削撹拌金具と枠体等との関係
を示す拡大正面図である。
【図5】七爪部を有する掘削撹拌金具とチェーンとの関
係を示す拡大側面図である。
【図6】爪付へら形掘削排土金具を示す拡大斜視図であ
る。
【図7】重機と掘削作業機械との作動関係を示し、ソイ
ルセメント壁を構築した状態の一例を図示した側面図で
ある。
【符号の説明】
1 掘削撹拌部 2 枠体 3 中柱鋼材 301 切条 3a 係止孔 4 補強部材 5 チェーン溝部 6 溝構成部材 601 切条 7 従動用の鎖歯車 8 パイプ 9 カラー 10 取付板 11 軸 12 駆動装置本体 12a 枠体 13 駆動装置 14 チェーンガイド 15 駆動用の鎖歯車 16 挿入脚部 17 シリンダー 17a ピストンロッド 18 チェーン 181 チェーンリンクプレート 182 チェーンローラー 19 掘削撹拌金具装置 20 掘削撹拌金具 21 爪台 22 第3爪部 23 第2爪部 24 第4爪部 25 第1爪部 26 第5爪部 27 隙間 30 掘削撹拌金具 31 爪台 32 第4爪部 33 第2爪部 34 第3爪部 35 第5爪部 36 第6爪部 37 第1爪部 38 第7爪部 39 隙間 40 掘削排土金具 41 爪台 42 水平突出部 43 止ネジ 44 爪部 45 爪 46 透孔 47 隙間 48 すくい面 50 ロック機構 51 係止ピン 60 重機 61 滑車 62 ブーム 63 リーダ B 近接線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 狭隘な間隔で形成された枠体間に設けた
    一対の鎖歯車、この鎖歯車に設けたチェーン、及び該チ
    ェーン用のチェーンガイド、並びに前記鎖歯車を駆動す
    る油圧モータを備えた掘削作業機械に装備される掘削撹
    拌金具であって、 この掘削撹拌金具は、前記掘削作業機械のチェーンのチ
    ェーンリンクプレートに適宜間隔に固止される爪台と、
    この爪台に前記掘削作業機械の枠体の周辺より突設し、
    かつこの突設方向より正面視した際にく字形に屈折した
    一個又は数個の爪部、及び前記爪台に前記掘削作業機械
    枠体の周辺より突設し、かつこの突設方向より正面視
    した際に逆く字形に屈折した一個又は数個の爪部と、
    記各隣接する各爪部間に多数形成される隙間と、で構成
    されている掘削作業機械に装備される掘削撹拌金具。
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