JP2693028B2 - 管路中間部人孔の施工法 - Google Patents

管路中間部人孔の施工法

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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は下水管路等の維持管理用として管路の中間部
に設けられる人孔の施工法に係るものである。
(従来の技術) 従来、この種の施工法としては、(イ)山留杭を打設
し、鋼製支保工を架設しながら人力及び機械で掘削し、
下部管渠を補強したのち人孔躯体を構築し、しかるの
ち、掘削孔を埋め戻し、山留杭を撤去する方法、及び
(ロ)山留壁周辺を地盤改良し、人力及び機械で掘削
し、ライナープレートを組み立て、下部管渠を補強した
のち人孔躯体を構築し、しかるのち、掘削孔を埋め戻す
方法が行なわれている。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の施工法は工程数が多く、工期が長く、また
掘削断面が大きくなり、掘削、構築時の安全確保が容易
でない。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案さ
れたもので、その目的とする処は、深度の深い中間部人
孔を速やかにしかも安全に施工ができる管路中間部人孔
の施工法を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明によれば、管路中
間部人孔の施工法において、シールド掘削機の通過前に
前記人孔との接続部の地盤を予め改良しておき、次いで
シールド掘削機の通過後に覆工されたセグメントの頂部
近傍の位置まで地上部よりリバースサーキュレーション
ドリル工法によって削孔したのち、同削孔部に既成管を
建込んで人孔躯体を構築し、次いで前記削孔部の底部及
び側部の泥水を固化材で固化したのち固化泥土を排出
し、次いで前記既成管との接続部のセグメントを削孔し
て同接続部にコンクリート打ちするものである。
(作用) 本発明によれば前記したように、地盤内における管路
中間部人孔との接続部分を、管路施工用のシールド掘削
機が通過する前に予め地盤改良しておき、爾後の削孔作
業等によって周辺地盤が崩壊する等のないようにしてお
く。
次いでシールド掘削機が通過して管路構成用の覆工セ
グメントを施工したのち、同セグメントの頂部近傍ま
で、地上部よりリバースサーキュレーションドリル工法
によって削孔することによって、大深度の中間部人孔の
構築用削孔部を容易に且つ安全に掘削することができ
る。
次いで前記掘削工法によって掘削された、泥水の充填
された削孔部に既成管を建込むことによって、同既成管
により人孔躯体の一部を構築するものである。
次いで前記掘削工法によって掘削された削孔内に残る
底部及び側部の泥水を固化材で固化してから固化泥土を
排出し、ドライな状態の下に前記した人孔躯体の一部を
構成する既成管との接続部のセグメントを削孔して同接
続部にコンクリート打ちすることによって、打設コンク
リート躯体を介して前記既成管とセグメントとが接続さ
れた管路中間部人孔を構築するものである。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例について説明する。
下水管路施工用シールド掘削機の通過前において、下
水管路構築地盤内における中間部人孔と接続する部分
に、予め地盤改良を施す。(第1図及び第8図参照) 図中(1)は地盤改良部、(2)はシールド掘削機通
過予定位置である。
次いでシールド掘削機が通過したのち、地表面より、
同掘削機の通過に伴って地盤内に構築された1次覆工セ
グメント(3)の上部30〜50cmまで、リバースサーキュ
レーションドリル工法によって削孔し、(第2図及び第
9図参照)泥水(4)の満たされた同削孔部(5)に既
成管(6)を建込んで人孔躯体の一部を構築する。(第
3図及び第10図参照) 次いで固化剤等を使用して前記削孔部(5)の底部及
び側部の泥水を固化する。
図中(7)は固化部である。(第4図参照) 次いで前記削孔部(5)の固化泥土を排除し、前記既
成管(6)底部とセグメント(3)との接続部(8)を
掘削し、(第5図参照)同接続部の掘削部にコンクリー
ト打ちしてコンクリート躯体(9)を構築して下水管路
中間部人孔(10)を構築する。(第6図及び第7図参
照) なお第6図は前記人孔(10)の断面がシールド径より
小さい場合を示し、第7図は前記人孔(10)の断面がシ
ールド径より大きい場合を示す。
(発明の効果) 本発明によれば前記したように、管路施工用のシール
ド掘削機が通過する前に、管路中間部人孔との接続部の
地盤を予め改良しておき、爾後の施工に支障のないよう
にしておき、次いでシールド掘削機の通過後に、地盤内
に構築されたセグメントの頂部近傍の位置まで、地上部
よりリバースサーキュレーションドリル工法によって孔
壁の崩壊を防止しながら削孔し、同削孔部に既成管を建
込んで同既成管によって人孔躯体を構築するものであ
る。
従って本発明によれば前記人孔構成用の削孔、及び同
削孔部に対する既成管の建込みに、山留杭、山留壁、支
保工等を必要とせず、施工が著しく簡略化される。
而して同既成管が建込まれた前記掘削孔内の底部及び
側部に残留する前記リバースサーキュレーションドリル
工法による削孔時に使用された泥水を固化したのち、固
化泥土を排出し、同削孔部底部においてドライな状態で
作業ができるようにし、前記既成管との接続部のセグメ
ントを削孔して、同接続部にコンクリート打ちすること
によって、管路中間部人孔を完成するようにしたもの
で、本発明によれば前述のように山留部材、支保工を必
要とせず、前記人孔構成用削孔部を、リバースサーキュ
レーションドリル工法の適用により人力、機械で掘削す
る必要がないようにするとともに、従来工法における如
き掘削部の埋め戻しを必要とせず、掘削構築時の作業性
を向上し、工期を短縮し、安全性を確保しうるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明に係る下水管路中間部人孔の
施工法の一実施例の工程図で、第1図乃至第3図は縦断
側面図、第4図乃至第7図は縦断正面図、第8図及び第
9図並びに第10図は夫々第1図及び第2図並びに第3図
の縦断正面図である。 (1)……地盤改良部、(2)……シールド掘削機通過
予定位置、(3)……セグメント、(4)……泥水、
(5)……削孔部、(6)……既成管、(7)……固化
部、(8)……接続部、(9)……コンクリート躯体、
(10)……下水管路中間人孔。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管路中間部人孔の施工法において、シール
    ド掘削機の通過前に前記人孔との接続部の地盤を予め改
    良しておき、次いでシールド掘削機の通過後に覆工され
    たセグメントの頂部近傍の位置まで地上部よりリバース
    サーキュレーションドリル工法によって削孔したのち、
    同削孔部に既成管を建込んで人孔躯体を構築し、次いで
    前記削孔部の底部及び側部の泥水を固化材で固化したの
    ち固化泥土を排出し、次いで前記既成管との接続部のセ
    グメントを削孔して同接続部にコンクリート打ちするこ
    とを特徴とする管路中間部人孔の施工法。
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