JPH1027981A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH1027981A
JPH1027981A JP18038196A JP18038196A JPH1027981A JP H1027981 A JPH1027981 A JP H1027981A JP 18038196 A JP18038196 A JP 18038196A JP 18038196 A JP18038196 A JP 18038196A JP H1027981 A JPH1027981 A JP H1027981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
lower cabinet
assembly
electronic circuit
board assembly
Prior art date
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Pending
Application number
JP18038196A
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English (en)
Inventor
Riyouzou Yano
鐐三 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH1027981A publication Critical patent/JPH1027981A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成とすることにより、組立作業を単
純化し、効果的に量産することを可能とする電子機器を
提供する。 【解決手段】 金属板により成形された下側キャビネッ
ト5と、電子回路基板組品4と、メカニズム組品2と、
上側キャビネット1とをそれぞれ順次垂直方向に重ね上
げて組み立てるものである。また、下側キャビネット5
には電子回路基板組品4及びメカニズム組品2を取付け
固定可能な柱状部21,22を設けている。さらに、柱
状部21,22の先端部分には電子回路基板組品4又は
メカニズム組品2の取着位置決めを行う凹部25を設け
てなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産効率の向上、
及び電気的シールド効果を必要とするVTR(ビデオテ
ープレコーダ)等の電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子機器を、例えばVT
Rについて、図7及び図8とともに以下説明する。ここ
で、図7は従来のプラスチックフレームで構成された電
子機器における概略構成を示す断面図、図8は従来の金
属製フレームで構成された電子機器における概略構成を
示す断面図である。
【0003】図7において、1は金属製の上側キャビネ
ット、2はメカニズム組品、3はプラスチックフレー
ム、4は電子回路基板組品、5は金属製の下側キャビネ
ット、6,7はメカニズム組品2及び電子回路基板組品
4をプラスチックフレーム3に固定するためのネジであ
る。
【0004】上記のように構成してなる電子機器におい
ては、プラスチックフレーム3に電子回路基板組品4を
仮付けした上に、メカニズム組品2を仮付けし、ネジ
6,7によって電子回路基板組品4及びメカニズム組品
2をプラスチックフレーム3の定位置に固定する。
【0005】さらに、下側キャビネット5によって、プ
ラスチックフレーム3の露出部分のほぼ全体が包み込ま
れるように構成されている。尚、上側キャビネット1と
下側キャビネット5とは接続部8,9で電気的に接続さ
れる。
【0006】また、図8において、1は金属製の上側キ
ャビネット、2はメカニズム組品、4は電子回路基板組
品、13は鉄板フレーム、14,15は鉄板フレーム1
3の底部に溶接等により後付けされた取付台、16,1
7は鉄板フレーム13の側部における部分的な切り曲げ
加工或いはL型金属板を溶接等により後付けして設けら
れたアングルである。
【0007】上記のように構成してなる電子機器におい
ては、鉄板フレーム13の底部に取付けられた取付台1
4,15に電子回路基板組品4を取着し、鉄板フレーム
13の側部に設けられたアングル16,17にメカニズ
ム組品2を取着して構成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7と
ともに上述した従来の電子機器においては、機器本体と
ほぼ同一の大きさのプラスチックフレーム3を介在させ
る必要があり、さらに露出されたプラスチックフレーム
3の底部を電気的にシールドするために、金属製の下側
キャビネット5により包み込む必要がある。すなわち、
プラスチックフレーム3及び下側キャビネット5の2重
構造となっているので、材料コストのアップと生産に要
する時間の増大を招来し、量産に大きな障害となってい
るという問題があった。
【0009】また、図8とともに上述した従来の電子機
器においては、電子回路基板組品4を取着するため、別
加工された取付台14,15を鉄板フレーム13の底部
に溶接等により後付けする必要があり、また、メカニズ
ム組品2を取着するため、鉄板フレーム13の側部にお
ける部分的な切り曲げ加工を施したり、別加工されたL
型金属板を溶接等により後付けしてアングル16,17
を設ける必要があり、構成が複雑となり、コストアップ
を招来するという問題があった。
【0010】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、簡単な構成とすることにより、組立作
業を単純化し、効果的に量産することを可能とする電子
機器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明に係る電子機器は、金属板により成形された下側キャ
ビネットと、電子回路基板組品と、メカニズム組品と、
上側キャビネットとをそれぞれ順次重ね上げて組み立て
てなるものである。これによって、4つの主要部品を順
次積み上げるだけの簡単な構成とすることができ、単純
な作業にて組み立てることが可能となるので、量産を効
果的に行うことができる。
【0012】本願請求項2に記載の発明に係る電子機器
は、前記請求項1に記載の電子機器において、前記下側
キャビネットに、電子回路基板組品及びメカニズム組品
を取付け固定可能な柱状部を設けてなるものである。こ
れによって、下側キャビネットの柱状部に、電子回路基
板組品及びメカニズム組品を垂直方向に搭載することが
可能であるので、組立作業を単純化して、生産工程上に
おける自動化を可能とし、量産を効果的に行うことがで
きる。
【0013】本願請求項3に記載の発明に係る電子機器
は、前記請求項2に記載の電子機器において、前記柱状
部には、予めパターン化されたパンチング穴加工を施す
ことによって、金型プレスによる深いシボリ加工によっ
て前記柱状部を形成する際、前記打抜きパターンが高い
自由変形効果を持って圧延曲げ変形されるので、容易に
柱状部を形成することが可能となる。
【0014】本願請求項4に記載の発明に係る電子機器
は、前記請求項2に記載の電子機器において、前記柱状
部の先端に凹部を設け、電子回路基板組品又はメカニズ
ム組品の凸部を嵌合することによって、該電子回路基板
組品又はメカニズム組品の下側キャビネットに対する
X,Y方向の位置決めを可能とするものである。
【0015】本願請求項5に記載の発明に係る電子機器
は、前記請求項2に記載の電子機器において、前記下側
キャビネットに、柱状部周辺の平面部を強化するための
波状の凹凸部を設けているので、機器への加圧衝撃及び
振動を吸収することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の電子機器の実施形態を、
例えばVTRについて、図1乃至図6とともに以下説明
するが、上記従来例と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明は省略する。ここで、図1は本実施形態の電子機
器における概略構成を示す断面図、図2は本実施形態の
電子機器における概略構成を示す平面図、図3は本実施
形態の電子機器における柱状部を示す側面断面図、図4
は本実施形態の電子機器における柱状部を示す平面図、
図5は本実施形態の電子機器における下側キャビネット
を示す平面図、図6は図5におけるA−A’断面図であ
る。
【0017】図1及び図2において、1は外装用の上側
キャビネット、2はメカニズム組品(メカニズムシャー
シ)、4は電子回路基板組品、5は下側キャビネット
(外装フレーム)、6,7はメカニズム組品2を下側キ
ャビネット5に固定するためのネジ、21,22は下側
キャビネット5にシボリ加工を施して形成され、メカニ
ズム組品2を取付けるための柱状部、23,24は下側
キャビネット5にシボリ加工を施して形成され、電子回
路基板組品4を載置するための基板ストッパーである。
【0018】尚、上記構成において、下側キャビネット
5の柱状部21,22及びメカニズム組品2には、図3
に示すように、それぞれプレス加工された凹部25、凸
部26が設けられ、互いに所定位置において嵌合可能に
構成されている。また、凹部25、凸部26の先端中心
部にはネジ6,7が貫通されるネジ用穴27,28が設
けられており、このネジ6,7によってメカニズム組品
2は下側キャビネット5に固着される。
【0019】また、下側キャビネット5の柱状部21,
22に相当する部分には、プレスによる深いシボリ加工
を容易にするため、図4に示すように、パンチング穴加
工によりネジ用穴27を中心とした同心円状に打ち抜き
パターン29が施されている。この打ち抜きパターン2
9によって、プレス金型による圧延曲げ変形を行う場合
の自由変形効果を高めることができる。
【0020】さらに、下側キャビネット5における柱状
部21,22の周辺部分及び4角の対角部分には、平面
部を強化するため、図5及び図6に示すように、プレス
加工によって波状の凹凸部30のパターン列が設けられ
ている。この凹凸部30によるプレスパターンは衝撃荷
重が最も大きく加わる柱状部21,22の周辺部分及び
4角の対角部分に設けているので、4角の対角部分に印
加された衝撃を放射状に吸収分散することができる。
【0021】上記のように構成してなる電子機器におい
ては、まず下側キャビネット5の基板ストッパー23,
24に電子回路基板組品4を垂直方向に搭載して、必要
に応じてネジ(図示せず)で固定する。次に、メカニズ
ム組品2を垂直方向に下側キャビネット5の柱状部2
1,22に搭載する。このとき、下側キャビネット5の
柱状部21,22の凹部25とメカニズム組品2の凸部
26とを嵌合させて、各々の部材の位置決めを行った
後、ネジ6,7にてメカニズム組品2を下側キャビネッ
ト5固定する。
【0022】また、メカニズム組品2及び電子回路基板
組品4が予め組立てられている場合には、該組立ユニッ
トを下側キャビネット5の柱状部21,22に載置して
位置決めを行った後、ネジ6,7にて固定すれば良い。
【0023】本実施形態の電子機器は、上述のとおり、
上側キャビネット1、メカニズム組品2、電子回路基板
組品4、下側キャビネット5からなる4つの主要部品を
順次垂直方向に積み上げるだけの簡単な構成とすること
ができ、単純な作業にて組み立てることが可能となるの
で、量産を効果的に行うことができる。また、このと
き、柱状部21,22の先端部の凹部25とメカニズム
組品2の凸部26とによって、互いの取付け位置決めす
ることが可能であるので、より組立作業を簡単化するこ
とができる。
【0024】さらに、下側キャビネット5のの柱状部2
1,22に相当する部分には、パンチング穴加工により
打ち抜きパターン29を施しているので、プレス金型に
よる圧延曲げ変形を行う場合の自由変形効果を高め、深
いシボリ加工による柱状部21,22の形成を容易にす
ることができる。また、下側キャビネット1の平面部に
波状プレスパターンの凹凸部30を設けているので、こ
の下側キャビネット1の強度を向上させるとともに、4
角に与えられた衝撃を吸収分散させることが可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明に係る電子機
器は、上述したような構成としているので、4つの主要
部品を順次積み上げるだけの簡単な構成とすることがで
き、単純な作業にて組み立てることが可能となるので、
量産を効果的に行うことができる。
【0026】本願請求項2に記載の発明に係る電子機器
は、下側キャビネットの柱状部に、電子回路基板組品及
びメカニズム組品を垂直方向に搭載することが可能であ
るので、組立作業を単純化して、生産工程上における自
動化を可能とし、量産を効果的に行うことができる。
【0027】本願請求項3に記載の発明に係る電子機器
は、打抜きパターンが高い自由変形効果を持って圧延曲
げ変形されるので、容易に金型プレスによる深いシボリ
加工によって柱状部を形成することができる。
【0028】本願請求項4に記載の発明に係る電子機器
は、柱状部の先端に凹部を設け、電子回路基板組品又は
メカニズム組品の凸部を嵌合することによって、該電子
回路基板組品又はメカニズム組品の下側キャビネットに
対するX,Y方向の位置決めを容易に行うことが可能と
なる。
【0029】本願請求項5に記載の発明に係る電子機器
は、下側キャビネットに柱状部周辺の平面部を強化する
ための波状の凹凸部を設けているので、機器への加圧衝
撃及び振動を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一実施形態における概略構
成を示す断面図である。
【図2】本発明の電子機器の一実施形態における概略構
成を示す平面図である。
【図3】本発明の電子機器の一実施形態における柱状部
を示す側面断面図である。
【図4】本発明の電子機器の一実施形態における柱状部
を示す平面図である。
【図5】本発明の電子機器の一実施形態における下側キ
ャビネットを示す平面図である。
【図6】図5におけるA−A’断面図である。
【図7】従来ののプラスチックフレームで構成された電
子機器における概略構成を示す断面図である。
【図8】従来の金属製フレームで構成された電子機器に
おける概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 上側キャビネット 2 メカニズム組品 4 電子回路基板組品 5 下側キャビネット 6,7 ネジ 21,22 柱状部 23,24 基板ストッパー 25 凹部 26 凸部 27,28 ネジ用穴 29 打ち抜きパターン 30 凹凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板により成形された下側キャビネッ
    トと、電子回路基板組品と、メカニズム組品と、上側キ
    ャビネットとをそれぞれ順次重ね上げて組み立てること
    を特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の電子機器におい
    て、 前記下側キャビネットは、電子回路基板組品及びメカニ
    ズム組品を取付け固定可能な柱状部を有することを特徴
    とする電子機器。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の電子機器におい
    て、 前記柱状部は、打抜きパターンを有し、プレスによる深
    いシボリ加工によって形成されることを特徴とする電子
    機器。
  4. 【請求項4】 前記請求項2に記載の電子機器におい
    て、 前記柱状部は、その先端に凹部を有し、電子回路基板組
    品又はメカニズム組品の凸部を嵌合することによって、
    該電子回路基板組品又はメカニズム組品の下側キャビネ
    ットに対する位置決めを可能とすることを特徴とする電
    子機器。
  5. 【請求項5】 前記請求項2に記載の電子機器におい
    て、 前記下側キャビネットは、柱状部周辺の平面部を強化す
    るための波状の凹凸部を有することを特徴とする電子機
    器。
JP18038196A 1996-07-10 1996-07-10 電子機器 Pending JPH1027981A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8912254B2 (en) 2009-02-09 2014-12-16 Huntsman International Llc Powder coating composition

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US8912254B2 (en) 2009-02-09 2014-12-16 Huntsman International Llc Powder coating composition

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