JPH10278979A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH10278979A
JPH10278979A JP9085300A JP8530097A JPH10278979A JP H10278979 A JPH10278979 A JP H10278979A JP 9085300 A JP9085300 A JP 9085300A JP 8530097 A JP8530097 A JP 8530097A JP H10278979 A JPH10278979 A JP H10278979A
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cover
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nozzle
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康弘 山中
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HOKOKU JUSHI KOGYO
HOKOKU JUSHI KOGYO KK
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HOKOKU JUSHI KOGYO
HOKOKU JUSHI KOGYO KK
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/16Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means
    • B65D83/20Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means operated by manual action, e.g. button-type actuator or actuator caps
    • B65D83/205Actuator caps, or peripheral actuator skirts, attachable to the aerosol container

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペンチ等の工具を使用することなく、カバー
体と容器本体とを簡単に分離することができるようにす
る。 【解決手段】 容器本体1にカバー体9が装着された容
器において、カバー体9に差し込み口29が設けられ、
容器本体1とカバー体9とを分離するように前記差し込
み口29から容器本体1とカバー体9との間に挿入され
る差し込み具27が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体にカバー
体が装着された液化ガス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレ
ー等の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液化ガス、ヘアスプレー、殺虫
剤スプレー等のエアゾール容器には、容器本体の上端部
に、肩部を介して口部が設けられ、口部に該口部の開口
を塞ぐようにマウンテンキャップが嵌着され、このマウ
ンテンキャップの中央部に、容器本体内の内容液を外部
に噴射する噴射ステムが上方突設されものがあり、この
種の容器では、容器本体の上端部に、容器本体の肩部及
びマウンテンキャップの外周部を覆うようにカバー体が
嵌合装着されると共に、前記噴射ステムに、ノズルを有
するノズルボタンが外嵌され、ノズルボタンの押圧部を
下方に押圧操作することにより、噴射ステムから噴射さ
れた内溶液がノズルボタンのノズルを通して外部に噴出
させるように構成されものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、容器本体はア
ルミ、スチール、硝子等で構成され、カバー体、ノズル
キャップはポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂
により構成されており、容器本体とカバー体とは材質が
異なっているため、容器を使用し終わって該容器を廃棄
する場合や再利用する場合には、容器本体からカバー体
を分離する必要があるが、カバー体は容器本体に対して
不測に外れることがないように強固に外嵌装着されてい
るため、容器本体からカバー体を分離するためには、ペ
ンチ等の工具を使用する必要があり、カバー体と容器本
体を分離するための作業が非常に面倒であった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み、ペンチ等の
工具を使用することなく、カバー体と容器本体とを簡単
に分離することができるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第1の技術手段は、容器本体1にカバー体9
が装着された容器において、カバー体9に差し込み口2
9が設けられ、容器本体1とカバー体9とを分離するよ
うに前記差し込み口29から容器本体1とカバー体9と
の間に挿入される差し込み具27が具備されている点に
ある。
【0006】本発明の第2の技術手段は、容器本体1
に、容器本体1内の内容物を外部に噴射する噴射ステム
5が突設されると共に、カバー体9が噴射ステム5の周
囲を取り囲むように装着され、噴射ステム5に、該噴射
ステム5を押圧操作するためのノズルボタン17が装着
された容器において、カバー体9に差し込み口29が設
けられ、容器本体1とカバー体9とを分離するように前
記差し込み口29から容器本体1とカバー体9との間に
挿入される差し込み具27が具備されている点にある。
【0007】本発明の第3の技術手段は、前記差し込み
具27が、ノズルボタン17に設けられている点にあ
る。本発明の第4の技術手段は、前記差し込み具27
が、ノズルボタン17を着脱自在に覆うように設けられ
たオーバーキャップ31に設けられている点にある。本
発明の第5の技術手段は、前記差し込み具27が、カバ
ー体9及びノズルボタン17とは別体に設けられている
点にある。
【0008】本発明の第6の技術手段は、前記ノズルボ
タン17のノズル23が、前記差し込み具27に兼用さ
れている点にある。本発明の第7の技術手段は、前記ノ
ズルボタン17の押圧部22にリブ26が設けられ、こ
のリブ26に前記差し込み具27が形成されている点に
ある。本発明の第8の技術手段は、前記ノズルボタン1
7が、カバー体9に分離可能に連結して設けられている
点にある。
【0009】本発明の第9の技術手段は、前記ノズルボ
タン17が、カバー体9とは別個に設けられている点に
ある。本発明の第10の技術手段は、前記カバー体9
に、差し込み口29からカバー体9内に挿入した差し込
み具27を案内するガイドリブ35が設けられている点
にある。
【0010】本発明の第11の技術手段は、前記差し込
み具27が、前記差し込み口29から容器本体1の肩部
2とカバー体9との間に差し込んで容器本体1からカバ
ー体9を分離するように構成されている点にある。本発
明の第12の技術手段は、前記差し込み具27を、前記
差し込み口29から容器本体1の口部3に固着したマウ
ンテンキャップ4とカバー体9との間に差し込んで、容
器本体1からカバー体9を分離するように構成されてい
る点にある。
【0011】本発明の第13の技術手段は、差し込み口
29に差し込む際の差し込み具27の向きが特定される
ように、前記差し込み具27と差し込み口29とが互い
に対応した形状に構成されている点にある。本発明の第
14の技術手段は、差し込み口29に差し込む際の差し
込み具27の向きが特定されるように、前記差し込み具
27と差し込み口29とが互いに対応して複数個ずつ設
けられている点にある。
【0012】本発明の第15の技術手段は、容器本体1
とカバー体9との間に差し込み具27を挿入するための
隙間を形成するように、前記差し込み口29が、カバー
体9の端部に容器本体1側に向けて開放したスリット状
に形成されている点にある。本発明の第16の技術手段
は、前記差し込み口29に挿入した差し込み具27をカ
バー体9内で容器本体1とカバー体9との間に挿入可能
にするように、前記差し込み口29が、カバー体9の中
途部に形成したスリット孔により構成されている点にあ
る。
【0013】本発明の第17の技術手段は、前記差し込
み具27が、先端側が徐々に細くなったテーパー状に形
成されている点にある。従って、差し込み具27をカバ
ー体9の差し込み口29に差し込むことにより、カバー
体9を容器本体1から簡単に分離することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に従って説明する。図1〜図4において、1は液化ガ
ス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレー等のエアゾール容器
の容器本体で、アルミ、スチール、硝子等により構成さ
れている。容器本体は円筒状に形成され、その上端部に
は上側に向けて徐々に小径となるように先窄まり状に傾
斜した肩部2を介して小径の口部3が形成されている。
口部3に該口部3の開口を塞ぐようにマウンテンキャッ
プ4が嵌合固着されている。
【0015】マウンテンキャップ4の中央部には凸部6
を介して噴射ステム5が上方突設されている。噴射ステ
ム5は下方に押圧操作されることにより、殺虫剤等の内
溶物を上方に向けて噴射するようになっている。なお、
マウンテンキャップ4は容器本体1と同様にアルミ、ス
チール、硝子等により構成されている。9はカバー体
で、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂により
円筒状に形成され、容器本体1の上端部に外嵌固着され
ている。カバー体9は、噴射ステム5の周囲を取り囲む
ように容器本体1の肩部2及びマウンテンキャップ4の
外周部を覆っている。カバー体9は円筒状の筒状部10
と、筒状部10の上下方向中途部から径方向外方に広が
るように下方突出したスカート部11と、筒状部10の
上端から内方突出した天壁部12とを有し、天壁部12
には円形の開口13が設けられ、この開口13から前記
噴射ステム5が露出するようになっている。スカート部
11の下端は、容器本体1の肩部2の基端に接当又は近
接されている。筒状部10の下部はマウンテンキャップ
4に外嵌され、その下端には係止突起15が設けられ、
この係止突起15がマウンテンキャップ4の下端縁に下
側から係合され、これによりカバー体9は容器本体1の
上端部に不測に外れないように強固に嵌合固着されてい
る。
【0016】17はノズルボタンで、前記カバー体9と
一体成形したもので、連結部18を介してカバー体9と
連結されており、容器本体1からカバー体9を分離する
際に、連結部18を切断して後述するノズルボタン17
の差し込み具27を使用できるようにしたものである。
前記ノズルボタン17は、カバー体11の天壁部12に
遊嵌する円板状の板部20と、噴射ステム5に外嵌固着
される円筒状の嵌合部21と、板部20から上方突出し
た押圧部22と、押圧部22から大きく上方突出したノ
ズル23とを有し、ノズル23は嵌合部21に連通され
ており、押圧部22を押圧操作すると、嵌合部21を介
して噴射ステム5を下方に押圧し、噴射ステム5から噴
射した内容物をノズル23を通して外部に噴射するよう
になっている。
【0017】押圧部22の下側には一対のリブ26が設
けられ、一対の各リブ26の下端部に、先端が徐々に細
くなった三角形状(テーパー状)の差し込み具27が一
体に形成されている。前記カバー体9の下端部には、一
対の差し込み口29が前記一対の差し込み具27に対応
して設けられている。この一対の差し込み口29は、カ
バー体9の下端部に容器本体1側に向けて開放したスリ
ット状に形成され、これにより容器本体1とカバー体9
との間に差し込み具27を挿入するための隙間を形成し
ている。従って、ノズルボタン17をカバー体9から分
離して、図3及び図4に示す如く一対の差し込み具27
を一対の差し込み口29に挿入して、例えば差し込み具
27を、容器本体1の肩部2に沿って斜め上方に摺動さ
せることにより、カバー体9を容器本体1に対して上方
に持ち上げて、容器本体1からカバー体9を簡単に分離
させることができるようになっている。
【0018】31は下端が開口した円筒状のオーバーキ
ャップで、オーバーキャップ31の下端部がカバー体9
の筒状部10の上部に着脱自在に外嵌され、オーバーキ
ャップ31はカバー体9の上部及びノズルボタン17を
覆っている。上記実施の形態によれば、容器を使用し終
わって容器本体1からカバー体9を分離する場合、連結
部18を切断してカバー体9からノズルボタン17を分
離した後、ノズルボタン17を把持して図1に鎖線で示
す状態から図3に示すようにノズルボタン17の差し込
み具27をカバー体9の差し込み口29に差し込み、そ
の後図4の矢印で示す如く差し込み具27を肩部2に
沿って上方に摺動させればよく、カバー体9が容器本体
1に対して上方に持ち上がり、容器本体1からカバー体
9が簡単に分離する。また、差し込み具27を差し込み
口29にある程度差し込んだ後、図4の矢印で示す如
く差し込み具27を捩じることにより、或いは図4の矢
印に示す如くこじ上げることにより、容器本体1から
カバー体9を簡単に分離させることができる。さらに、
図4の矢印で示す前記摺動、捩じり、こじ上げを
適当に組み合わせることによっても、差し込み具27を
使用して容器本体1からカバー体9を簡単に分離させる
ことができる。
【0019】図5〜7は夫々他の実施の形態を示し、一
対のスリット状の差し込み口29を、互いに異なる形
状、大きさにすると共に、図示省略しているが、差し込
み口29の形状に対応して一対の差し込み具27を互い
に異ならせて、差し込み具27及び差し込み口29の形
状、大きさから、差し込み具27を差し込み口29に挿
入する際に差し込み口29に対して差し込み具27が上
下逆向きにならないようにノズルボタン17乃至差し込
み具27の向きを特定できるようにしたものである。即
ち、図5は一対の差し込み口29の幅を異ならせてい
る。図6は一対の差し込み口29の長さを異ならせてい
る。図7は一対の差し込み口29の形状を互いに異なら
せている。その他の点は前記実施の形態と同様の構成で
ある。
【0020】図8は他の実施の形態を示し、差し込み具
27の基部に階段状に突出したストッパ33を設け、こ
れにより差し込み具27を差し込み口29に差し込ん
で、容器本体1からカバー体9を分離させる際に、差し
込み具27を一度に深く差し込み過ぎて容器本体1に対
してカバー体9が飛び落ちないように、差し込み具27
の差し込みをストッパ33によって途中で止めることが
できるようにしたものである。
【0021】図9は他の実施の形態を示し、ノズルボタ
ン17に差し込み具27を1個設けると共に、これに対
応して、カバー体9の下端に差し込み口29を1個設
け、カバー体9のスカート部11の内面側に、差し込み
口29に挿入された差し込み具27を案内するガイドリ
ブ35を一対設けたものである。その他の点は前記実施
の形態と同様の構成である。
【0022】図10は他の実施の形態を示し、差し込み
具27を図11又は図12に示すようにV字状又はU字
状に屈曲した形状のものを1個設けると共に、この差し
込み具27に対応する形状の差し込み口29をカバー体
9の下端に1個設けている。その他の点は前記実施の形
態と同様の構成である。図13は図10の実施の形態の
変形例で、ノズルボタン17の板部20の形状を半円板
状に形成したものである。
【0023】図14及び図15は他の実施の形態を示
し、ノズルボタン17の押圧部22に一対の差し込み具
27を突設し、この一対の差し込み具27に対応するよ
うに、前記実施の形態と同様にカバー体9の下端に一対
の差し込み口29を設けたものである。図16は他の実
施の形態を示し、押圧部22の下側に図示省略のリブ2
6を介して丸棒状又は円筒状の差し込み具27を突設
し、この差し込み具27に対応するように、カバー体9
の下端部にU字状に切り欠いてなる差し込み口29を設
けたものである。その他の点は前記実施の形態と同様の
構成である。
【0024】図17〜19は他の実施の形態を示し、カ
バー体9のスカート部11の下端に、ノズルボタン17
のノズル23に対応してU字状に切り欠いてなる差し込
み口29を設け、ノズルボタン17のノズル23を差し
込み具27に兼用するようにしたものである。その他の
点は前記実施の形態と同様の構成である。図20は前記
図17〜19の実施の形態の変形例を示し、差し込み具
27に兼用したノズル23を先端側が徐々に小径となる
テーパー状に形成したものである。
【0025】図21〜24は他の実施の形態を示し、ノ
ズルボタン17の押圧部22に断面T字形の差し込み具
27を突設すると共に、カバー体9のスカート部11の
下端に、ノズルボタン17のノズル23に対応してT字
状の差し込み口29を設けたものであり、この場合、図
24に示すように差し込み具27を肩部2を摺動させな
がら差し込み口29に差し込んだ後、ノズルボタン17
を矢印A方向に揺動させることにより、容器本体1に対
してカバー体9を簡単にこじ上げてカバー体9を容器本
体1から分離させることができる。
【0026】図25〜図27は他の実施の形態を示し、
図25は、複数(図例では3個)の連結部18を介して
カバー体9の天壁部12とノズルボタン17の板部20
とを連結した状態になるように、カバー体9とノズルボ
タン17とを一体に成形し、容器本体1からカバー体9
を分離する際に、連結部18を切断してノズルボタン1
7の差し込み具27を使用できるようにしたものであ
る。
【0027】図26は、カバー体9とノズルボタン17
とを別個に成形し、カバー体9の天壁部12に係止孔3
7を設けると共に、ノズルボタン17の板部20下面
に、一対の下挟持片38を突設すると共に、ノズルボタ
ン17の板部20上面に、鉤形に屈曲した係合部39を
有する上挟持片40とを設け、一対の下挟持片38と上
挟持片40との間で、カバー体9の天壁部12を挟持す
ると共に、係合部39を係止孔37を係合させることに
より、カバー体9とノズルボタン17とを連結状態に保
持し、容器本体1からカバー体9を分離する際に、カバ
ー体9とノズルボタン17との連結を外してノズルボタ
ン17の差し込み具27を使用できるようにしたもので
ある。
【0028】図27は、カバー体9とノズルボタン17
とを別個に成形し、カバー体9の天壁部12に係止孔3
7を設けると共に、ノズルボタン17の板部20下面
に、連結片42を突設すると共に、連結片42の先端部
に鉤形に上方突出した係合爪43を設け、連結片42を
カバー体9の天壁部12の下面に配置すると共に、係合
爪43を係止孔37に下側から挿通して係合させること
により、カバー体9とノズルボタン17とを連結状態に
保持し、容器本体1からカバー体9を分離する際に、カ
バー体9とノズルボタン17との連結を外してノズルボ
タン17の差し込み具27を使用できるようにしたもの
である。
【0029】図28及び図29は他の実施の形態を示
し、カバー体9とノズルボタン17とを別個に成形する
と共に、ノズル23をノズルボタン17のノズルボタン
本体と別個に成形し、成形後にノズルボタン本体にノズ
ル23を嵌合固着してノズルボタン17を構成するよう
にしたものである。また、図1〜4の前記実施の形態と
同様に、ノズルボタン17の押圧部22の下側にリブ2
6を設けると共に、該リブ26に、先端が徐々に細くな
った三角形状の差し込み具27を一体に形成し、容器本
体1からカバー体9を分離させる際に、図29に示す如
く差し込み具27を差し込み口29に一度に深く差し込
み過ぎて容器本体1に対してカバー体9が飛び落ちない
ように、差し込み具27の差し込み深さを規制するスト
ッパを、ノズルボタン17の嵌合部21で兼用するよう
にしている。
【0030】図30は他の実施の形態を示し、ノズルボ
タン17の嵌合部21に摺動係合片45を設け、摺動係
合片45の下端に差し込み具27を一体に形成してい
る。また、カバー体9の天壁部12に上記摺動係合片4
5を、上下方向に摺動自在に係合する係止溝46を設け
ている。この場合、容器本体1からカバー体9を分離す
る際に、カバー体9の係止溝46から摺動係合片45を
上方に抜くことにより、カバー体9とノズルボタン17
との連結を外してノズルボタン17の差し込み具27を
使用するようになっている。
【0031】図31は他の実施の形態を示し、カバー体
9とノズルボタン17とを別個に成形すると共に、差し
込み具27を有する操作体47を、カバー体9に複数の
連結切断部48を介して連結した状態になるようにカバ
ー体9と一体に形成し、容器本体1からカバー体9を分
離する際に、操作体47をカバー体9から分離して、操
作体47の差し込み具27を差し込み口29に差し込ん
でカバー体9を容器本体1から分離できるようにしたも
のである。
【0032】図32は他の実施の形態を示し、カバー体
9とノズルボタン17と差し込み具27を有する操作体
47とを夫々別体に形成し、操作体47を例えばノズル
ボタン17の嵌合部に外嵌させた状態でノズルボタン1
7に操作体47を内嵌保持しておき、容器本体1からカ
バー体9を分離する際に、操作体47をノズルボタン1
7から取り出して、操作体47の差し込み具27を差し
込み口29に差し込んでカバー体9を容器本体1から分
離できるようにしたものである。
【0033】図33は他の実施の形態を示し、オーバー
キャップ31に一対の支持片51を設けると共に、支持
片51の先端部に差し込み具27を設けたものである。
また、カバー体9に、前記一対の支持片51の下端部及
び差し込み具27を、係脱自在に係合する係合溝53を
設けるようにしたものである。この場合、容器本体1か
らカバー体9を分離する際に、カバー体9からオーバー
キャップ31を取り外して、オーバーキャップ31の差
し込み具27を差し込み口29に差し込んでカバー体9
を容器本体1から分離すればよい。
【0034】図34〜39は他の実施の形態を示し、カ
バー体9の押圧部22の下側にリブ26が設けられ、こ
のリブ26の下端部に、先端が徐々に細くなった三角形
状の差し込み具27が一体に形成されている。また、前
記実施の形態におけるカバー体9のスカート部11を省
略し、カバー体9の筒上部10を、上筒状部10aと、
該上筒上部10aから段部55を介して下方突出された
下筒状部10bとで構成し、オーバーキャップ31を上
筒状部10aに着脱自在に嵌合するようにしている。そ
して、筒状部10の下筒状部10bの上部側に、スリッ
ト孔により構成した差し込み口29を、差し込み具27
に対応して設け、差し込み具27を差し込み口29から
カバー体9内に挿入することにより、マウンテンキャッ
プ4の外周部上面を差し込み具27が摺動して、容器本
体1に対してカバー体9を持ち上げるようになってい
る。
【0035】図40は図34〜39の実施の形態の変形
例を示し、差し込み口29を異形の形状にすると共に、
図示省略しているが、差し込み具27を差し込み口29
に対応する異形の形状にし、これにより、差し込み口2
9に差し込み具27を差し込む際に、差し込み口29に
対して差し込み具27が上下逆向きにならないように、
ノズルボタン17乃至差し込み具27の向きを特定でき
るようにしたものである。
【0036】なお、前記実施の形態では、本考案を噴射
ステム5を有する噴射式の容器に実施しているが、本考
案は、ポンプ式のスプレー容器等にも適用実施可能であ
る。また、前記カバー体9、ノズルボタン17及び容器
本体1その他は、円形又は円筒形に限らず、他の形状で
あってもよい。また、前記実施の形態では、オーバーキ
ャップ31を外した状態で差し込み口29が外部に露出
するようになっているが、差し込み口29を外部に露出
しないように体裁よく覆うようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、容器に設けた差し込み
具27をカバー体9に設けた差し込み口29に差し込む
ことにより、ペンチ等の工具を使用することなく、カバ
ー体を容器本体から簡単に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す側面断面図であ
る。
【図2】同カバー体及びノズルボタンの平面図である。
【図3】同分離操作を示す側面断面図である。
【図4】同分離操作を示す斜視図である。
【図5】他の実施の形態を示すカバー体の正面図であ
る。
【図6】他の実施の形態を示すカバー体の正面図であ
る。
【図7】他の実施の形態を示すカバー体の正面図であ
る。
【図8】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図11】図10の実施の形態における差し込み具の断
面図である。
【図12】図10の実施の形態における差し込み具の他
の形状を示す断面図である。
【図13】他の実施の形態を示すノズルボタンの斜視図
である。
【図14】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図15】同ノズルボタンの斜視図である。
【図16】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図17】他の実施の形態を示す側面断面図である。
【図18】同斜視図である。
【図19】同分離操作を示す側面断面図である。
【図20】同ノズルボタンの変形例を示す斜視図であ
る。
【図21】他の実施の形態を示す側面断面図である。
【図22】同斜視図である。
【図23】同差し込み具の断面図である。
【図24】同分離操作を示す側面断面図である。
【図25】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図26】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図27】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図28】他の実施の形態を示す側面断面図である。
【図29】他の実施の形態を示す側面断面図である。
【図30】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図31】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図32】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図33】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図34】他の実施の形態を示す側面断面図である。
【図35】同カバー体及びノズルボタンの平面図であ
る。
【図36】同ノズルボタン側面図である。
【図37】同分離操作を示す側面断面図である。
【図38】同分離操作を示す斜視図図である。
【図39】同カバー体の正面図である。
【図40】他の実施の形態を示すカバー体の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 容器本体 2 肩部 3 口部 4 マウンテンキャップ 5 噴射ステム 9 カバー体 17 ノズルボタン 22 押圧部 23 ノズル 26 リブ 27 差し込み具 29 差し込み口 31 オーバーキャップ 35 ガイドリブ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(1)にカバー体(9)が装着
    された容器において、 カバー体(9)に差し込み口(29)が設けられ、容器
    本体(1)とカバー体(9)とを分離するように前記差
    し込み口(29)から容器本体(1)とカバー体(9)
    との間に挿入される差し込み具(27)が具備されてい
    ることを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 容器本体(1)に、容器本体(1)内の
    内容物を外部に噴射する噴射ステム(5)が突設される
    と共に、カバー体(9)が噴射ステム(5)の周囲を取
    り囲むように装着され、噴射ステム(5)に、該噴射ス
    テム(5)を押圧操作するためのノズルボタン(17)
    が装着された容器において、 カバー体(9)に差し込み口(29)が設けられ、容器
    本体(1)とカバー体(9)とを分離するように前記差
    し込み口(29)から容器本体(1)とカバー体(9)
    との間に挿入される差し込み具(27)が具備されてい
    ることを特徴とする容器。
  3. 【請求項3】 前記差し込み具(27)が、ノズルボタ
    ン(17)に設けられていることを特徴とする請求項2
    に記載の容器。
  4. 【請求項4】 前記差し込み具(27)が、ノズルボタ
    ン(17)を着脱自在に覆うように設けられたオーバー
    キャップ(31)に設けられていることを特徴とする請
    求項2に記載の容器。
  5. 【請求項5】 前記差し込み具(27)が、カバー体
    (9)及びノズルボタン(17)とは別体に設けられて
    いることを特徴とする請求項2に記載の容器。
  6. 【請求項6】 前記ノズルボタン(17)のノズル(2
    3)が、前記差し込み具(27)に兼用されていること
    を特徴とする請求項2に記載の容器。
  7. 【請求項7】 前記ノズルボタン(17)の押圧部(2
    2)にリブ(26)が設けられ、このリブ(26)に前
    記差し込み具(27)が形成されている特徴とする請求
    項3に記載の容器。
  8. 【請求項8】 前記ノズルボタン(17)が、カバー体
    (9)に分離可能に連結して設けられていることを特徴
    とする請求項2〜7のいずれかに記載の容器。
  9. 【請求項9】 前記ノズルボタン(17)が、カバー体
    (9)とは別個に設けられていることを特徴とする請求
    項2〜7のいずれかに記載の容器。
  10. 【請求項10】 前記カバー体(9)に、差し込み口
    (29)からカバー体(9)内に挿入した差し込み具
    (27)を案内するガイドリブ(35)が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の容
    器。
  11. 【請求項11】 前記差し込み具(27)が、前記差し
    込み口(29)から容器本体(1)の肩部(2)とカバ
    ー体(9)との間に差し込んで容器本体(1)からカバ
    ー体(9)を分離するように構成されていることを特徴
    とする請求項1〜10のいずれかに記載の容器。
  12. 【請求項12】 前記差し込み具(27)を、前記差し
    込み口(29)から容器本体(1)の口部(3)に固着
    したマウンテンキャップ(4)とカバー体(9)との間
    に差し込んで、容器本体(1)からカバー体(9)を分
    離するように構成されていることを特徴とする請求項1
    〜10のいずれかに記載の容器。
  13. 【請求項13】 差し込み口(29)に差し込む際の差
    し込み具(27)の向きが特定されるように、前記差し
    込み具(27)と差し込み口(29)とが互いに対応し
    た形状に構成されていることを特徴とする請求項1〜1
    2のいずれかに記載の容器。
  14. 【請求項14】 差し込み口(29)に差し込む際の差
    し込み具(27)の向きが特定されるように、前記差し
    込み具(27)と差し込み口(29)とが互いに対応し
    て複数個ずつ設けられていることを特徴とする請求項1
    〜12のいずれかに記載の容器。
  15. 【請求項15】 容器本体(1)とカバー体(9)との
    間に差し込み具(27)を挿入するための隙間を形成す
    るように、前記差し込み口(29)が、カバー体(9)
    の端部に容器本体(1)側に向けて開放したスリット状
    に形成されていることを特徴とする請求項1〜14のい
    ずれかにに記載の容器。
  16. 【請求項16】 前記差し込み口(29)に挿入した差
    し込み具(27)をカバー体(9)内で容器本体(1)
    とカバー体(9)との間に挿入可能にするように、前記
    差し込み口(29)が、カバー体(9)の中途部に形成
    したスリット孔により構成されていることを特徴とする
    請求項1〜15のいずれかに記載の容器。
  17. 【請求項17】 前記差し込み具(27)が、先端側が
    徐々に細くなったテーパー状に形成されていることを特
    徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の容器。
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