JPH10278517A - サイド部を補強した空気入りラジアル・タイヤ - Google Patents
サイド部を補強した空気入りラジアル・タイヤInfo
- Publication number
- JPH10278517A JPH10278517A JP10006002A JP600298A JPH10278517A JP H10278517 A JPH10278517 A JP H10278517A JP 10006002 A JP10006002 A JP 10006002A JP 600298 A JP600298 A JP 600298A JP H10278517 A JPH10278517 A JP H10278517A
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- Japan
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- cord
- tire
- cut
- radial
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動乗り心地性能を低下することなく、バ
ットレス部にカット損傷を受けにくい、空気入りラジア
ル・タイヤを提供すること。 【解決手段】 左右一対のビード・コアーに巻回され
てビード部に係留されたラジアル・カーカスと、該ラジ
アル・カーカスのクラウン部ラジアル方向外側に配置さ
れたベルトと、該ベルトのラジアル方向外側に配置され
たトップ・ トレッドとを備えた空気入りタイヤにおい
て、バットレス部に、タイヤ回転軸方向外側に突出した
カット・プロテクターを備え、該カット・プロテクター
は、内部にコード補強層を備え、該コード補強層のコー
ドのモジュラスは、該ラジアル・カーカスのコードのモ
ジュラスより小さく、該カット・プロテクターのラジア
ル方向幅hは、トップ・トレッド端縁からタイヤ最大幅
までのラジアル方向距離Hの10乃至60%の幅を有し
ていることを特徴とする空気入りラジアル・タイヤ。
ットレス部にカット損傷を受けにくい、空気入りラジア
ル・タイヤを提供すること。 【解決手段】 左右一対のビード・コアーに巻回され
てビード部に係留されたラジアル・カーカスと、該ラジ
アル・カーカスのクラウン部ラジアル方向外側に配置さ
れたベルトと、該ベルトのラジアル方向外側に配置され
たトップ・ トレッドとを備えた空気入りタイヤにおい
て、バットレス部に、タイヤ回転軸方向外側に突出した
カット・プロテクターを備え、該カット・プロテクター
は、内部にコード補強層を備え、該コード補強層のコー
ドのモジュラスは、該ラジアル・カーカスのコードのモ
ジュラスより小さく、該カット・プロテクターのラジア
ル方向幅hは、トップ・トレッド端縁からタイヤ最大幅
までのラジアル方向距離Hの10乃至60%の幅を有し
ていることを特徴とする空気入りラジアル・タイヤ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石などの異物が散
乱する荒れた路面を走行することが多い、乗用車乃至ラ
イト・トラック用空気入りラジアル・タイヤに関するも
ので、特に、左右のビード・コアーに巻回されてビード
部に係留されたラジアル・カーカスと、該ラジアル・カ
ーカスのクラウン部ラジアル方向外側に配置されたベル
トと、該ベルトのラジアル方向外側に配置されたトップ
・トレッドとを備えた空気入りタイヤに関するものであ
る。
乱する荒れた路面を走行することが多い、乗用車乃至ラ
イト・トラック用空気入りラジアル・タイヤに関するも
ので、特に、左右のビード・コアーに巻回されてビード
部に係留されたラジアル・カーカスと、該ラジアル・カ
ーカスのクラウン部ラジアル方向外側に配置されたベル
トと、該ベルトのラジアル方向外側に配置されたトップ
・トレッドとを備えた空気入りタイヤに関するものであ
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般的に言って、従来
の典型的な乗用車乃至ライト・トラック用空気入りラジ
アル・タイヤは、整備された舗装路を走行するというこ
とを前提として設計されている。一方、上記のような本
発明が対象とする乗用車およびライト・トラック用空気
入りラジアル・タイヤは、荒れた舗装路や農道などの非
舗装路を走行するので、従来の典型的な乗用車乃至ライ
ト・トラック用空気入りラジアル・タイヤをそのままこ
のような条件下で使用すると、路上に散乱している小
石、ガラスや金属などの破片およびボルトなどの異物な
どによって、バットレス部にカット損傷を受けやすい。
また、バットレス部は、タイヤが縁石や路肩などに乗り
上げてカット損傷を受けることがある。いずれにしろ、
バットレス部にカット損傷を受けたタイヤをそのまま継
続して使用していると、やがてカット損傷がカーカスま
で進行して、タイヤがパンクしたり、カーカスが破損し
て致命的なバースト故障を誘発することがある。上記の
ようなカット損傷を受けにくくするために、バットレス
部に相当するサイド・ゴム上方部のゴムの厚みを増加す
ることがしばしば行われるが、その結果タイヤ自体の重
量増加を招き、燃費が増加し振動乗り心地性能が低下
し、また当然のことながら材料費の増加によるコスト・
アップという不具合が生じる。
の典型的な乗用車乃至ライト・トラック用空気入りラジ
アル・タイヤは、整備された舗装路を走行するというこ
とを前提として設計されている。一方、上記のような本
発明が対象とする乗用車およびライト・トラック用空気
入りラジアル・タイヤは、荒れた舗装路や農道などの非
舗装路を走行するので、従来の典型的な乗用車乃至ライ
ト・トラック用空気入りラジアル・タイヤをそのままこ
のような条件下で使用すると、路上に散乱している小
石、ガラスや金属などの破片およびボルトなどの異物な
どによって、バットレス部にカット損傷を受けやすい。
また、バットレス部は、タイヤが縁石や路肩などに乗り
上げてカット損傷を受けることがある。いずれにしろ、
バットレス部にカット損傷を受けたタイヤをそのまま継
続して使用していると、やがてカット損傷がカーカスま
で進行して、タイヤがパンクしたり、カーカスが破損し
て致命的なバースト故障を誘発することがある。上記の
ようなカット損傷を受けにくくするために、バットレス
部に相当するサイド・ゴム上方部のゴムの厚みを増加す
ることがしばしば行われるが、その結果タイヤ自体の重
量増加を招き、燃費が増加し振動乗り心地性能が低下
し、また当然のことながら材料費の増加によるコスト・
アップという不具合が生じる。
【0003】本発明の目的は、上記のような従来技術の
不具合を解消して、振動乗り心地性能などの諸性能を低
下することなく、バットレス部にカット損傷を受けにく
い、荒れた路面を走行する乗用車乃至ライト・トラック
用空気入りラジアル・タイヤを提供することである。
不具合を解消して、振動乗り心地性能などの諸性能を低
下することなく、バットレス部にカット損傷を受けにく
い、荒れた路面を走行する乗用車乃至ライト・トラック
用空気入りラジアル・タイヤを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空気入りタイヤは、左右一対のビード部に
設けられたビード・コアーと、該ビード・コアーに巻回
されてビード部に係留されたラジアル・カーカスと、該
ラジアル・カーカスのクラウン部ラジアル方向外側に配
置されたベルトと、該ベルトのラジアル方向外側に配置
されたトップ・トレッドとを備えた空気入りタイヤにお
いて、(1)バットレス部にタイヤ回転軸方向外側に突
出したカット・プロテクターを備え、(2)該カット・
プロテクターは内部にコード補強層を備え、(3)該コ
ード補強層のコードのモジュラスは該ラジアル・カーカ
スのコードのモジュラスより小さく、(4)該カット・
プロテクターのラジアル方向幅hは、トップ・トレッド
端縁からタイヤ最大幅までのラジアル方向距離Hの10
乃至60%の幅を有していることを特徴とする乗用車乃
至ライト・トラック用空気入りラジアル・タイヤであ
る。上記目的を達成するために、本発明の空気入りタイ
ヤでは、該コード補強層のコードのモジュラスは該ラジ
アル・カーカスのコードのモジュラスの30乃至80%
であること、および/または該コード補強層がキャンバ
ス状の補強層であることが好ましい。
に、本発明の空気入りタイヤは、左右一対のビード部に
設けられたビード・コアーと、該ビード・コアーに巻回
されてビード部に係留されたラジアル・カーカスと、該
ラジアル・カーカスのクラウン部ラジアル方向外側に配
置されたベルトと、該ベルトのラジアル方向外側に配置
されたトップ・トレッドとを備えた空気入りタイヤにお
いて、(1)バットレス部にタイヤ回転軸方向外側に突
出したカット・プロテクターを備え、(2)該カット・
プロテクターは内部にコード補強層を備え、(3)該コ
ード補強層のコードのモジュラスは該ラジアル・カーカ
スのコードのモジュラスより小さく、(4)該カット・
プロテクターのラジアル方向幅hは、トップ・トレッド
端縁からタイヤ最大幅までのラジアル方向距離Hの10
乃至60%の幅を有していることを特徴とする乗用車乃
至ライト・トラック用空気入りラジアル・タイヤであ
る。上記目的を達成するために、本発明の空気入りタイ
ヤでは、該コード補強層のコードのモジュラスは該ラジ
アル・カーカスのコードのモジュラスの30乃至80%
であること、および/または該コード補強層がキャンバ
ス状の補強層であることが好ましい。
【0005】本発明者等が調査した結果、荒れた舗装路
や農道などの非舗装路を走行するという条件下でタイヤ
が使用されてバットレス部に生じるカット損傷は、トッ
プ・トレッド端縁からタイヤ最大幅までに集中して発生
すること、および、このカット損傷が周方向よりもラジ
アル方向につながる傾向があることが判明した。
や農道などの非舗装路を走行するという条件下でタイヤ
が使用されてバットレス部に生じるカット損傷は、トッ
プ・トレッド端縁からタイヤ最大幅までに集中して発生
すること、および、このカット損傷が周方向よりもラジ
アル方向につながる傾向があることが判明した。
【0006】本発明の空気入りタイヤは上記のような構
成であり、特に、バットレス部にタイヤ回転軸方向外側
に突出したカット・プロテクターを備え、カット・プロ
テクターは内部にコード補強層を備え、カット・プロテ
クターのラジアル方向幅hは、トップ・トレッド端縁か
らタイヤ最大幅までのラジアル方向距離Hの10乃至6
0%の幅を有しているので、バットレス部に生じたカッ
ト損傷がカーカスまで進行することを防止し、カット損
傷の拡散を効果的に抑制している。さらに、本発明の空
気入りタイヤは、コード補強層のコードのモジュラス
は、ラジアル・カーカスのコードのモジュラスより小さ
いので、振動乗り心地性能を低下することなく、バット
レス部にカット損傷を受けにくい、荒れた路面を走行す
る乗用車乃至ライト・トラック用空気入りラジアル・タ
イヤを提供することが可能となる。また、本発明の空気
入りタイヤでは、上記のようにカット・プロテクターの
内部に備えられたコード補強層はキャンバス状の補強層
であることが好ましいが、これは簾織りのコード補強層
よりもキャンバス状の補強層が耐亀裂成長性に優れてい
るからである。
成であり、特に、バットレス部にタイヤ回転軸方向外側
に突出したカット・プロテクターを備え、カット・プロ
テクターは内部にコード補強層を備え、カット・プロテ
クターのラジアル方向幅hは、トップ・トレッド端縁か
らタイヤ最大幅までのラジアル方向距離Hの10乃至6
0%の幅を有しているので、バットレス部に生じたカッ
ト損傷がカーカスまで進行することを防止し、カット損
傷の拡散を効果的に抑制している。さらに、本発明の空
気入りタイヤは、コード補強層のコードのモジュラス
は、ラジアル・カーカスのコードのモジュラスより小さ
いので、振動乗り心地性能を低下することなく、バット
レス部にカット損傷を受けにくい、荒れた路面を走行す
る乗用車乃至ライト・トラック用空気入りラジアル・タ
イヤを提供することが可能となる。また、本発明の空気
入りタイヤでは、上記のようにカット・プロテクターの
内部に備えられたコード補強層はキャンバス状の補強層
であることが好ましいが、これは簾織りのコード補強層
よりもキャンバス状の補強層が耐亀裂成長性に優れてい
るからである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従う実施例のタイ
ヤおよび従来例のタイヤについて図面を参照して説明す
る。タイヤ・サイズは、いずれも、LT195R14で
ある。
ヤおよび従来例のタイヤについて図面を参照して説明す
る。タイヤ・サイズは、いずれも、LT195R14で
ある。
【0008】図1は本発明による実施例のタイヤの一部
拡大断面図であって、本発明による実施例のタイヤは、
図示のように、左右一対のビード・コアー(図示省略)
に巻回されてビード部に係留されたラジアル・カーカス
1と、ラジアル・カーカス1のクラウン部ラジアル方向
外側に配置されたベルト2と、ベルト2のラジアル方向
外側に配置されたトップ・ トレッド3とを備えた空気入
りタイヤである。本発明による実施例のタイヤは、図示
のように、バットレス部にタイヤ回転軸方向外側に突出
したカット・プロテクター4を備え、カット・プロテク
ター4は内部にキャンバス状補強層5を備え、カット・
プロテクター4のラジアル方向幅hは、トップ・トレッ
ド端縁からタイヤ最大幅までのラジアル方向距離Hの5
0%の幅を有している。カット・プロテクター4の内部
に備えられたキャンバス状補強層5のコードのモジュラ
スは、ラジアル・カーカス1のコードのモジュラスより
小さい。すなわち、ラジアル・カーカス1はディップ処
理後のモジュラスが740kg/mm2のポリエステル
・コードで形成されていて、一方、カット・プロテクタ
ー4の内部に備えられたキャンバス状補強層5はディッ
プ処理後のモジュラスが436kg/mm2 のナイロン
・コードで形成されている。念のために付言すれば、本
発明による実施例のタイヤでは、カット・プロテクター
4の内部に備えられたキャンバス状補強層5のコードの
モジュラスは、ラジアル・カーカス1のコードのモジュ
ラスより小さいことが発明の要旨であり、上記のように
ラジアル・カーカス1のコードをポリエステル・コード
としてキャンバス状補強層5のコードをナイロン・コー
ドとすることは所期のモジュラスの関係を得るための手
段の1つであって、例えば同一のコード種でも、コード
径、撚り、ディップ処理条件などを適宜選定することに
よって、所期のモジュラスの関係が得られる。
拡大断面図であって、本発明による実施例のタイヤは、
図示のように、左右一対のビード・コアー(図示省略)
に巻回されてビード部に係留されたラジアル・カーカス
1と、ラジアル・カーカス1のクラウン部ラジアル方向
外側に配置されたベルト2と、ベルト2のラジアル方向
外側に配置されたトップ・ トレッド3とを備えた空気入
りタイヤである。本発明による実施例のタイヤは、図示
のように、バットレス部にタイヤ回転軸方向外側に突出
したカット・プロテクター4を備え、カット・プロテク
ター4は内部にキャンバス状補強層5を備え、カット・
プロテクター4のラジアル方向幅hは、トップ・トレッ
ド端縁からタイヤ最大幅までのラジアル方向距離Hの5
0%の幅を有している。カット・プロテクター4の内部
に備えられたキャンバス状補強層5のコードのモジュラ
スは、ラジアル・カーカス1のコードのモジュラスより
小さい。すなわち、ラジアル・カーカス1はディップ処
理後のモジュラスが740kg/mm2のポリエステル
・コードで形成されていて、一方、カット・プロテクタ
ー4の内部に備えられたキャンバス状補強層5はディッ
プ処理後のモジュラスが436kg/mm2 のナイロン
・コードで形成されている。念のために付言すれば、本
発明による実施例のタイヤでは、カット・プロテクター
4の内部に備えられたキャンバス状補強層5のコードの
モジュラスは、ラジアル・カーカス1のコードのモジュ
ラスより小さいことが発明の要旨であり、上記のように
ラジアル・カーカス1のコードをポリエステル・コード
としてキャンバス状補強層5のコードをナイロン・コー
ドとすることは所期のモジュラスの関係を得るための手
段の1つであって、例えば同一のコード種でも、コード
径、撚り、ディップ処理条件などを適宜選定することに
よって、所期のモジュラスの関係が得られる。
【0009】従来例の空気入りタイヤは、カット・プロ
テクター4およびキャンバス状補強層5を備えていない
ことを除いて、上記実施例の空気入りタイヤとほぼ同じ
構造である。
テクター4およびキャンバス状補強層5を備えていない
ことを除いて、上記実施例の空気入りタイヤとほぼ同じ
構造である。
【0010】上記本発明に従う実施例の空気入りタイヤ
と上記従来例の空気入りタイヤについて、バットレス部
に受けるカット損傷の度合いを比較するために、突起衝
撃試験を実施した。比較試験結果では、致命的なバース
ト故障に至るまでの衝撃回数が、上記従来例の空気入り
タイヤを100とすると、上記本発明に従う実施例の空
気入りタイヤは180であった。また、振動乗り心地性
能の比較試験結果では、両者はほぼ同等のレベルであっ
た。
と上記従来例の空気入りタイヤについて、バットレス部
に受けるカット損傷の度合いを比較するために、突起衝
撃試験を実施した。比較試験結果では、致命的なバース
ト故障に至るまでの衝撃回数が、上記従来例の空気入り
タイヤを100とすると、上記本発明に従う実施例の空
気入りタイヤは180であった。また、振動乗り心地性
能の比較試験結果では、両者はほぼ同等のレベルであっ
た。
【0011】
【発明の効果】上記の評価結果から、本発明に基づく実
施例の空気入りタイヤは従来例の空気入りタイヤと比べ
て、振動乗り心地性能は同等であり、バットレス部の耐
カット損傷性能が優れていることが分かる。
施例の空気入りタイヤは従来例の空気入りタイヤと比べ
て、振動乗り心地性能は同等であり、バットレス部の耐
カット損傷性能が優れていることが分かる。
【図1】本発明による空気入りタイヤの一部拡大断面図
である。
である。
1 ラジアル・カーカス 2 ベルト 3 トップ・ トレッド 4 カット・プロテクター 5 キャンバス状補強層
Claims (3)
- 【請求項1】 左右一対のビード部に設けられたビード
・コアーと、該ビード・コアーに巻回されてビード部に
係留されたラジアル・カーカスと、該ラジアル・カーカ
スのクラウン部ラジアル方向外側に配置されたベルト
と、該ベルトのラジアル方向外側に配置されたトップ・
トレッドとを備えた空気入りタイヤにおいて、(1)バ
ットレス部に、タイヤ回転軸方向外側に突出したカット
・プロテクターを備え、(2)該カット・プロテクター
は内部にコード補強層を備え、(3)該コード補強層の
コードのモジュラスは該ラジアル・カーカスのコードの
モジュラスより小さく、(4)該カット・プロテクター
のラジアル方向幅hは、トップ・トレッド端縁からタイ
ヤ最大幅までのラジアル方向距離Hの10乃至60%の
幅を有していることを特徴とする空気入りラジアル・タ
イヤ。 - 【請求項2】 該コード補強層のコードのモジュラスは
該ラジアル・カーカスのコードのモジュラスの30乃至
80%であることを特徴とする請求項1記載の空気入り
ラジアル・タイヤ。 - 【請求項3】 該コード補強層がキャンバス状の補強層
であることを特徴とする請求項1乃至2記載の空気入り
ラジアル・タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10006002A JPH10278517A (ja) | 1997-02-07 | 1998-01-14 | サイド部を補強した空気入りラジアル・タイヤ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2502497 | 1997-02-07 | ||
JP9-25024 | 1997-02-07 | ||
JP10006002A JPH10278517A (ja) | 1997-02-07 | 1998-01-14 | サイド部を補強した空気入りラジアル・タイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10278517A true JPH10278517A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=26340059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10006002A Pending JPH10278517A (ja) | 1997-02-07 | 1998-01-14 | サイド部を補強した空気入りラジアル・タイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10278517A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002103923A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-09 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2006160106A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
JP2020032771A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2020185843A (ja) * | 2019-05-13 | 2020-11-19 | Toyo Tire株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP10006002A patent/JPH10278517A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002103923A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-09 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2006160106A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
JP4625319B2 (ja) * | 2004-12-08 | 2011-02-02 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
JP2020032771A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2020185843A (ja) * | 2019-05-13 | 2020-11-19 | Toyo Tire株式会社 | 空気入りタイヤ |
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