JPH10278400A - スタンプ装置 - Google Patents

スタンプ装置

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JPH10278400A
JPH10278400A JP8619497A JP8619497A JPH10278400A JP H10278400 A JPH10278400 A JP H10278400A JP 8619497 A JP8619497 A JP 8619497A JP 8619497 A JP8619497 A JP 8619497A JP H10278400 A JPH10278400 A JP H10278400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
impregnated
support
stamp
capsule
Prior art date
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Pending
Application number
JP8619497A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Yoshida
眞人 吉田
Koki Imai
弘毅 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP8619497A priority Critical patent/JPH10278400A/ja
Publication of JPH10278400A publication Critical patent/JPH10278400A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーマルヘッドの耐久性の向上、綺麗な押
印、耐久性・携帯性の向上、容易なインク供給、インク
供給に要する時間の短縮、使用可能回数の増加等を実現
するスタンプ装置を提供する。 【解決手段】 外部支持体12にコイルバネ19を介し
て移動可能に取付けられた内部支持体13にインク含浸
部14を取付け、インク含浸部14は、インク含浸体1
5、フィルム16、インク18を内包するカプセル17
で構成され、使用前はインク18はカプセル17に入っ
たままとし、使用時にカプセル17を潰してインク18
をインク含浸体15に浸透させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の文字や図を
製版したスタンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスタンプ装置は、インクを内包
する印面を有するものであり、この印面に文字や図の画
像が焼付けられ、製版の済んだものが提供される。スタ
ンプ装置へのインクの供給方法については、画像を印面
に焼付ける前に予めインクを内蔵するインク含浸タイプ
と、画像を印面に焼付けた後にインクを供給するインク
後付けタイプとがある。又、スタンプ装置の形態として
は、1つの印面からなり、1回ずつ押印する平面スタン
プ装置と、複数の印面からなり、その印面を回転させて
連続模様等を描くロールスタンプ装置とがある。
【0003】例えば、インク含浸タイプの平面スタンプ
装置の従来技術として、インク含浸体を孔版原紙で覆っ
た孔版印刷用原版を製版装置内に送り、この製版装置内
に設けたサーマルヘッド等の穿孔手段によって、所望の
文字列、記号、図形等の画像データに基づいて、孔版原
紙に穿孔画像を形成し、この穿孔画像が形成された孔版
印刷用原版を携帯用のスタンプブロックの下面に取付
け、紙面や物品の表面に前記所望の文字列、記号、図形
等の画像を押印するスタンプ装置がある。
【0004】このスタンプ装置の場合、孔版印刷用原版
は、平面視矩形状等の開口部を備えた枠体と、この枠体
の開口部内に配置され、インクが含浸された含浸体と、
このインクの含浸体の下面を覆うインク不透過性の基材
であるフィルムとにより構成され、枠体の上下面にフィ
ルムと感熱性孔版原紙とを接着剤にて接着したものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
タンプ装置には、次のような問題点〜がある。 インク含浸タイプのスタンプ装置では、インクがイン
ク含浸体に浸透した状態(濡れた状態)で焼付けを行う
ため、焼付けに使用するサーマルヘッドを高温で動作さ
せる必要があり、それだけサーマルヘッドの耐久性が低
くなる。 インク含浸タイプのスタンプ装置では、インクがイン
ク含浸体に浸透した状態で焼付けを行うため、焼付けた
文字や図が滲み易く、印面に綺麗に焼付けることができ
ず、結果として押印が綺麗でない。 インク含浸タイプのスタンプ装置では、予めインクを
インク含浸体に浸透させてあるため、インクの変質やイ
ンク漏れが発生することがあり、耐久性や携帯性が悪
い。 インク後付けタイプのスタンプ装置では、印面に焼付
けた後、使用者によってインクをインク含浸体に供給す
る場合が多く、手間が掛かる上に、手がインクで汚れて
しまうことがある。 インク後付けタイプのスタンプ装置では、焼付け終了
後にインクをインク含浸体に浸透させるための時間が必
要である。又、浸透率が低くなる場合が多く、その場
合、使用可能回数がかなり低くなる。
【0006】この発明は、そのような問題点〜に着
目してなされたもので、サーマルヘッドの耐久性の向
上、綺麗な押印、耐久性・携帯性の向上、容易なインク
供給、インク供給に要する時間の短縮、使用可能回数の
増加等を実現するスタンプ装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のスタンプ装置は、支持体と、こ
の支持体に進退可能に支持され、印面を有するインク含
浸部と、支持体とインク含浸部との間に設けられ、イン
ク含浸部を支持体の外方に付勢する伸縮機構とを備え、
前記インク含浸部は、その内部にインクを内包するカプ
セルを有し、インク含浸部に一定以上の圧力が加わる
と、カプセルが潰れてインクがインク含浸部に浸透する
ことを特徴とする。
【0008】このスタンプ装置では、インク含浸部に一
定以上の圧力が加わらない限り、インクはカプセルに入
ったままでインク含浸部には浸透しない。従って、使用
前まではインク含浸部に一定以上の圧力を加えないよう
にし、使用時に一定以上の圧力を加えてカプセルを潰
し、インクをインク含浸部に浸透させるようにすること
で、非常に都合が良くなる。
【0009】即ち、焼付けは、インクが浸透していない
乾燥状態のインク含浸部の印面に行われるので、サーマ
ルヘッドを低温で動作させることが可能となる。その
上、インクが浸透していないインク含浸部の印面に焼付
けるため、焼付けた文字や図が滲まず、綺麗に焼付ける
ことができ、結果として押印も綺麗になる。又、使用前
はインクはカプセルの中で保管することになるため、イ
ンクが高品質に維持され、インク漏れがなく、耐久性・
携帯性が良くなる。しかも、使用時には、例えばインク
含浸部を一定以上の圧力で押すことにより、カプセルを
潰してインクをインク含浸部に浸透させるので、インク
供給の手間が掛からず、手がインクで汚れることもない
ばかりか、インク浸透のための時間は不要となり、使用
可能回数もかなり増える。
【0010】上記請求項1の構成に加えて、支持体が、
その上端部に別のスタンプ装置の支持体の下端部に設け
られた下係合部に係合する上係合部を有し、上部に前記
別のスタンプ装置のインク含浸部を収容する溝を有し、
下端部に更に別のスタンプ装置の支持体の上端部に設け
られた上係合部に係合する下係合部を有し、スタンプ装
置の支持体の上部に別のスタンプ装置の支持体の下部を
取付け、下部に更に別のスタンプ装置の支持体の上部を
取付けるようにすること(請求項2)により、スタンプ
装置を互いに連結することができる。
【0011】この場合、スタンプ装置が小型で単品では
押印し難くても、幾つかを連結することで押印し易くな
る上に、複数のスタンプ装置をコンパクトに収納でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。その一実施形態に係るスタンプ装置の要
部断面図を図1に示す。このスタンプ装置10は、支持
体11と、この支持体11に進退可能に支持され、印面
を有するインク含浸部14と、支持体11とインク含浸
部14との間に設けられ、インク含浸部14を支持体1
1の外方に付勢する伸縮機構(ここではコイルバネ)1
9とを備える。
【0013】この実施形態では、支持体11は、断面
「凸」字状の外部支持体12と、外部支持体12内に移
動可能に支持された内部支持体13とからなる。外部支
持体12と内部支持体13は、両者の間に設けられた一
対のコイルバネ19により連結され、コイルバネ19は
内部支持体13を外部支持体12の外方に付勢する。常
時は、図1のようにコイルバネ19によりインク含浸部
14が外部支持体12から突出しており、押印時に、そ
の押印力によりインク含浸部14がコイルバネ19の付
勢力に抗して外部支持体12内に適度に後退し、コイル
バネ19が押印時の衝撃を吸収する緩衝材としても機能
する。
【0014】インク含浸部14は、内部支持体13に取
付けられ、インクを浸透させるインク含浸体(例えばス
ポンジ)15と、このインク含浸体15の表面を被覆す
るインク不透過性のフィルム16と、インク含浸体15
の内部中央に設けられ、インク18を内包するカプセル
17とを有する。フィルム16の下面16aは印面とな
り、この印面16aに文字や図がサーマルヘッドにより
焼付けられる。これらインク含浸体15、フィルム16
及びカプセル17は、フィルム16の上面が内部支持体
13に接着剤で固着されることで一体に固定されてい
る。
【0015】このスタンプ装置10は、使用前は図1に
示すように、インク18はカプセル17の中に入ったま
まであり、インク含浸体15には浸透していない。この
状態、即ちインク含浸体15が乾燥した状態で、印面1
6aに焼付けが行われる。焼付けが終了したスタンプ装
置10を使用する際には、図2に示すように、インク含
浸部14の印面16aを適当な押印面30に一定以上の
圧力で押付ける。こうすることで、カプセル17はイン
ク含浸体15により圧迫されて潰れ、中のインク18が
外に染み出し、インク含浸体15に浸透し、インク含浸
体15がインク18で濡れる。この時、カプセル17は
インク含浸体15の中央に設けられているため、直ぐに
インク18はインク含浸体15に均等に染み込む。
【0016】インク18をインク含浸体15に浸透させ
た後は、図3に示すような使用可能状態となる。この状
態では、カプセル17は、インク含浸体15の中央にで
きた空洞部に潰れたまま残るが、押印には何ら支障はな
い。別実施形態のスタンプ装置20を図4(要部断面
図)に示す。但し、スタンプ装置10と同じ要素には同
一符号を付してある。このスタンプ装置20は、互いに
連結できるように構成してある。つまり、外部支持体1
2は、その上端部21に別のスタンプ装置の支持体の下
端部に設けられた下係合部に係合する上係合部(突起)
22を有し、上部に別のスタンプ装置のインク含浸部を
収容する溝25を有し、下端部23に更に別のスタンプ
装置の支持体の上端部に設けられた上係合部に係合する
下係合部(突起)24を有する。
【0017】なお、上係合部(突起)22と下係合部
(突起)24の突出方向は、それぞれ反対方向にしても
よく、係合する相手に応じた相補形にすればよい。又、
使用に際しては、前記したようにカプセル17を潰して
インク18をインク含浸体15に浸透させる。スタンプ
装置20を連結した状態を図5(要部断面図)に示す。
ここでは、2つのスタンプ装置20A,20Bを連結し
てあり、スタンプ装置20Aの外部支持体12の上部に
上フタ41を取付け、上フタ41で溝25を覆うと共
に、スタンプ装置20Bの外部支持体12の下部に下フ
タ42を取付け、下フタ42でインク含浸部14を覆
い、2つのスタンプ装置の連結体として構成してある。
【0018】スタンプ装置20Aの外部支持体12の下
部の下係合部24と、スタンプ装置20Bの外部支持体
12の上部の上係合部22とが相互に係合することで、
スタンプ装置20A,20Bが連結される。この連結状
態で、スタンプ装置20Aのインク含浸部14は、スタ
ンプ装置20Bの外部支持体12の溝25に収容され
る。
【0019】図5は、2つのスタンプ装置を連結した状
態を示すが、勿論、上フタ41と下フタ42の代わり
に、更にスタンプ装置を連結することもできる。例え
ば、図6は4つのスタンプ装置20A,20B,20
C,20Dを連結した状態を示す。このように、複数の
スタンプ装置を容易に連結することができ、両端のスタ
ンプ装置にそれぞれ上フタ41と下フタ42を取付けれ
ば、複数のスタンプ装置の連結体が構成される。
【0020】図6の連結体において、例えばスタンプ装
置20Aを青色のインク、スタンプ装置20Bを赤色の
インク、スタンプ装置20Cを黄色のインク、スタンプ
装置20Dを緑色のインクとすれば、この4種類の色の
スタンプ装置を一体にまとめることができ、単品の複数
色のスタンプ装置を提供できる。又、個々のスタンプ装
置が小型であったり、形状が複雑であったりして、単品
では押印し難い場合も、連結体とすれば押印し易くな
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のスタンプ装置によれば、下記の効果(1)〜(5)が
得られる。 (1)焼付けは、インクが浸透していない乾燥状態のイ
ンク含浸部の印面に行うことができるので、サーマルヘ
ッドを低温で動作させることが可能となり、サーマルヘ
ッドの耐久性・寿命が高くなる。 (2)インクが浸透していないインク含浸部の印面に焼
付けることができるので、焼付けた文字や図が滲まず、
綺麗に焼付けることができ、結果として押印も綺麗にな
る。 (3)使用前はインクはカプセルの中で保管することが
できるため、インクが高品質に維持され、インク漏れが
なく、耐久性・携帯性に優れている。 (4)使用時には、例えばインク含浸部を一定以上の圧
力で押すことにより、カプセルを潰してインクをインク
含浸部に浸透させることができるので、使用者の手によ
ってインクを供給する必要がなく、インク供給の手間が
掛からず、手がインクで汚れることもない。 (5)インク浸透のための時間は不要となり、浸透率が
高く、使用可能回数もかなり増える。
【0022】又、請求項2のスタンプ装置によれば、ス
タンプ装置が小型であったり、形状が複雑であって、単
品では押印し難くても、幾つかを連結することで押印し
易くなる上に、複数のスタンプ装置をコンパクトに収納
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るスタンプ装置(使用前の状
態)の要部断面図である。
【図2】図1のスタンプ装置の使用時に行う動作を説明
する要部断面図である。
【図3】図1のスタンプ装置の使用可能状態を示す要部
断面図である。
【図4】別実施形態に係るスタンプ装置(使用前の状
態)の要部断面図である。
【図5】図4のスタンプ装置を連結した状態を示す要部
断面図である。
【図6】図4のスタンプ装置を4つ連結した状態の外観
斜視図である。
【符号の説明】
10,20 スタンプ装置 11 支持体 14 インク含浸部 15 インク含浸体 16 フィルム 16a 印面 17 カプセル 18 インク 19 コイルバネ(伸縮機構) 21 上端部 22 上係合部 23 下端部 24 下係合部 25 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体と、この支持体に進退可能に支持さ
    れ、印面を有するインク含浸部と、支持体とインク含浸
    部との間に設けられ、インク含浸部を支持体の外方に付
    勢する伸縮機構とを備え、前記インク含浸部は、その内
    部にインクを内包するカプセルを有し、インク含浸部に
    一定以上の圧力が加わると、カプセルが潰れてインクが
    インク含浸部に浸透することを特徴とするスタンプ装
    置。
  2. 【請求項2】前記支持体は、その上端部に別のスタンプ
    装置の支持体の下端部に設けられた下係合部に係合する
    上係合部を有し、上部に前記別のスタンプ装置のインク
    含浸部を収容する溝を有し、下端部に更に別のスタンプ
    装置の支持体の上端部に設けられた上係合部に係合する
    下係合部を有し、スタンプ装置の支持体の上部に別のス
    タンプ装置の支持体の下部を取付け、下部に更に別のス
    タンプ装置の支持体の上部を取付けるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のスタンプ装置。
JP8619497A 1997-04-04 1997-04-04 スタンプ装置 Pending JPH10278400A (ja)

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JP8619497A JPH10278400A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 スタンプ装置

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