JP3046638U - スタンプ装置 - Google Patents

スタンプ装置

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JP3046638U
JP3046638U JP1997007679U JP767997U JP3046638U JP 3046638 U JP3046638 U JP 3046638U JP 1997007679 U JP1997007679 U JP 1997007679U JP 767997 U JP767997 U JP 767997U JP 3046638 U JP3046638 U JP 3046638U
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JP
Japan
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ink
porous body
impregnated
container
frame
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Application number
JP1997007679U
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Inventor
恵亮 海保
浩史 冨永
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主に事務用品や玩具に使用され、1回の押印
で複数色の印画を得るようにしたスタンプ装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 容器3の枠体5内に、少なくとも第1イ
ンキ7を含浸した第1多孔体9と、第2インキ11を含
浸した第2多孔体13とを隣接して収納し、前記第1多
孔体9と第2多孔体13に亘って熱可塑性フィルム17
と多孔性支持体19とを貼合せた感熱性孔版原紙15
を、前記容器3の枠体5に固定せしめてなることを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、感熱性孔版原紙を用いたスタンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、赤外線照射又はサーマルヘッドによって穿孔される感熱性孔版原紙を用 いた押圧式孔版スタンプ装置が知られている。すなわち、この押圧式孔版スタン プ装置は、容器の枠体内に1色のインキを含浸した多孔体を収納し、この多孔体 に亘って熱可塑性フィルムと多孔性支持体を貼合せた感熱性孔版原紙を、前記容 器の枠体に固定せしめたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の押圧式孔版スタンプ装置は、例えば用紙に文字、図 形、マーク等の種々のパターンを単色で押圧するもので、多色刷りはできなかっ た。そのため、多色刷りを行う場合には、重ね刷り(版画方式)を採用しなけれ ばならず、各色に合わせた複数の感熱性孔版原紙が必要であると共にコストがか かると共に非常に面倒で大変であった。
【0004】 この考案の目的は、主に事務用品や玩具に使用され、1回の押印で複数色の印 画を得るようにしたスタンプ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの考案のスタンプ装置は、容器の 枠体内に、少なくとも第1インキを含浸した第1多孔体と、第2インキを含浸し た第2多孔体とを隣接して収納し、前記第1多孔体と第2多孔体に亘って熱可塑 性フィルムと多孔性支持体とを貼合せた感熱性孔版原紙を、前記容器の枠体に固 定せしめてなることを特徴とするものである。
【0006】 したがって、容器の枠体内に、少なくとも第1インキを含浸した第1多孔体と 、第2インキを含浸した第2多孔体とを隣接して収納せしめる。そして、前記第 1多孔体と第2多孔体に亘って熱可塑性フィルムと多孔性支持体とを貼合せた感 熱性孔版原紙を前記容器の枠体に固定せしめる。前記感熱性孔版原紙の印面には 感熱性孔版原紙が容器の枠体に固定された後、文字、図形、マーク等の種々のパ ターンが例えばサーマルヘッドで穿孔されて印字され、このスタンプ装置で例え ば用紙に押印せしめると、第1インキと第2インキによる性質の異なる複数例え ば複数色の印画が1回の押印で得られる。
【0007】 請求項2によるこの考案のスタンプ装置は、請求項1のスタンプ装置において 、前記第1インキと第2インキとが互いに異なる色インキであることを特徴とす るものである。
【0008】 したがって、第1インキと第2インキとが互いに異なる色インキであるから、 1回の押印で例えば用紙に2色以上の複数色の印画が得られる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1及び図2を参照するに、スタンプ装置1は、上部を開口した容器3を備え ており、この容器3の四方に囲んだ枠体5内に例えば赤色の汎用性孔版インキか らなる第1インキ7を含浸した第1多孔体9と、例えば黒色の汎用性孔版のイン キからなる第2インキ11を含浸した第2多孔体13とが隣接して収納される。 図1,図2においては第1多孔体9の内部に第2多孔体13が収納される。この 第1多孔体9と第2多孔体13の表面に亘って感熱性孔版原紙15が前記枠体5 に固定される。
【0011】 前記第1多孔体9,第2多孔体13は、例えば特開平7−276771号公報 に示されているようなポリプロプレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレ ート、ポリウレタン、アクリルニトリルブタジェンゴムなどの合成樹脂の弾性発 泡体や不織布からなるスポンジが用いられる。
【0012】 しかも、第1多孔体9に第1インキ7を含浸せしめる手段としては、例えば図 3(A)に示されているように、例えば厚さ2mmで4cm×3cmの矩形体上 に、第1インキ7を1.5〜2.5g(好ましくは2g)を載せて例えば70〜 80℃の温度で加温せしめると、図3(B)に示されているように、第1インキ 7が第1多孔体9に飽和状態で含浸される。または、容器内に第1インキ7を収 納した状態で、前記第1多孔体9をドブ漬け状態で浸漬せしめてかきまぜること によって、第1多孔体9に第1インキ7が含浸される。なお、第2多孔体13に 第2インキ11を含浸せしめる手段も、上述した要領で行われるものである。
【0013】 前記第1多孔体9に含浸された第1インキ7と第2多孔体13に含浸された第 2インキ11との境界は、第1インキ7,第2インキ11とも室温程度では互い ににじむようなことはないので、互いの色がぼけるようなことはない。
【0014】 前記感熱性孔版原紙15は、図4に示されているように、熱可塑性フィルム1 7と多孔性支持体19とを接着剤21でもって貼合せたものである。例えば熱可 塑性フィルム17として例えば厚さ1〜2μmのポリエステルフィルムが、多孔 性支持体19として不織布が用いられ、通常市販されている接着剤でもって貼合 せて、全体の厚さとして5〜10μmのものが用いられる。熱可塑性フィルム1 7としてはポリエステルフィルムの他に例えばポリプロプレン、塩化ビニリデン 、塩化ビニル共重合体等のフィルムであっても構わない。
【0015】 こうして製作された図1に示したような状態で、感熱性孔版原紙15の表面( 印面)には、感熱性孔版原紙15が前記容器3の枠体5に固定された後、赤外線 照射またはサーマルヘッドでもって文字、図形、マーク等の種々のパターンが穿 孔されることによってスタンプ装置1が出来上がる。
【0016】 このスタンプ装置1を用いて例えば用紙に1回の押印でもって複数色の印画を 得ることができる。従って、従来のような多色刷の工程を経ることなく、1回の 押印の操作で簡単に複数色の印画を得ることができる。しかも、消費者の好みに 応じて種々のパターンを用意しておき、このパターンを感熱性孔版原紙15に穿 孔せしめることによって、色彩、意匠などのバラエティに富んだ印画を得ること ができる。特に子供用の玩具として使用すると効果的である。
【0017】 なお、この考案は、前述した考案の実施の形態に限定されることなく、適宜な 変更を行うことにより、その態様で実施し得るものである。このスタンプ装置1 に印字面が汚れないように着脱可能な蓋(カバー)を設けるようにしても構わな い。また、第1インキ7,第2インキ9として互いに異なる色インキで説明した が、互いに性質の異なる2種類以上のもの、例えば油性インキと水性インキを使 ったり、香りの付いたインキを用いるようにしてもよい。第1,第2インキ7, 9の他に第3インキ以上の複数のインキを第3多孔体以上の複数の多孔体に含浸 せしめるようにしても構わない。
【0018】
【考案の効果】
以上のごとき考案の実施の形態から理解されるように、請求項1の考案によれ ば、容器の枠体内に、少なくとも第1インキを含浸した第1多孔体と、第2イン キを含浸した第2多孔体とを隣接して収納せしめる。そして、前記第1多孔体と 第2多孔体に亘って熱可塑性フィルムと多孔性支持体とを貼合せた感熱性孔版原 紙を前記容器の枠体に固定せしめる。前記感熱性孔版原紙の印面には感熱性孔版 原紙が容器の枠体に固定された後、文字、図形、マーク等の種々のパターンが例 えばサーマルヘッドで穿孔されて印字され、このスタンプ装置で例えば用紙に押 印せしめると、第1インキと第2インキによる性質の異なる複数例えば複数色の 印画を1回の押印で得ることができる。
【0019】 請求項2の考案によれば、第1インキと第2インキとが互いに異なる色インキ であるから、1回の押印で例えば用紙に2色以上の複数色の印画を得ることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のスタンプ装置の正面断面図である。
【図2】この考案のスタンプ装置の斜視図である。
【図3】第1多孔体に第1インキを含浸せしめる説明図
である。
【図4】感熱性孔版原紙の正面断面図である。
【符号の説明】
1 スタンプ装置 3 容器 5 枠体 7 第1インキ 9 第1多孔体 11 第2インキ 13 第2多孔体 15 感熱性孔版原紙 17 熱可塑性フィルム 19 不織布 21 接着剤

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の枠体内に、少なくとも第1インキ
    を含浸した第1多孔体と、第2インキを含浸した第2多
    孔体とを隣接して収納し、前記第1多孔体と第2多孔体
    に亘って熱可塑性フィルムと多孔性支持体とを貼合せた
    感熱性孔版原紙を、前記容器の枠体に固定せしめてなる
    ことを特徴とするスタンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1インキと第2インキとが互いに
    異なる色インキであることを特徴とする請求項1記載の
    スタンプ装置。
JP1997007679U 1997-08-28 1997-08-28 スタンプ装置 Expired - Lifetime JP3046638U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997007679U JP3046638U (ja) 1997-08-28 1997-08-28 スタンプ装置

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JP1997007679U JP3046638U (ja) 1997-08-28 1997-08-28 スタンプ装置

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JP3046638U true JP3046638U (ja) 1998-03-10

Family

ID=43180969

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0552071U (ja) * 1991-12-16 1993-07-09 ニチハ株式会社 タイル等の化粧材の張付部材及びその張付構造

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