JPH04135370U - スタンプ装置 - Google Patents
スタンプ装置Info
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- JPH04135370U JPH04135370U JP4307291U JP4307291U JPH04135370U JP H04135370 U JPH04135370 U JP H04135370U JP 4307291 U JP4307291 U JP 4307291U JP 4307291 U JP4307291 U JP 4307291U JP H04135370 U JPH04135370 U JP H04135370U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷面等にインクが不均一に流出すること事
で印刷ムラを生じたり、流出したインクにより印刷面が
汚れることのないスタンプ装置を提供する。 【構成】 インク含浸体4周辺部に設けられたインク不
透過層11により、印面以外にインクが流出することが
ないので、インキ含浸体4から感熱性孔版原紙6の印面
等にインキが不均一に流出することで印刷ムラを生じた
り、流出したインクにより印刷面が汚れてしまうことが
ない。
で印刷ムラを生じたり、流出したインクにより印刷面が
汚れることのないスタンプ装置を提供する。 【構成】 インク含浸体4周辺部に設けられたインク不
透過層11により、印面以外にインクが流出することが
ないので、インキ含浸体4から感熱性孔版原紙6の印面
等にインキが不均一に流出することで印刷ムラを生じた
り、流出したインクにより印刷面が汚れてしまうことが
ない。
Description
【0001】
本考案は、赤外線照射やサーマルヘッドにより穿孔される感熱性孔版原紙を用
いたスタンプ装置に関する。
【0002】
従来、鉄筆やボールペンで文字、図形等を描いて穿孔した謄写原紙を用いた小
型携帯用のスタンプ装置として、例えば実公昭55ー78456号公報に開示さ
れているものが知られている。そのような従来のスタンプ装置の一例を図3を参
照して説明する。
【0003】
スタンプ装置12は主に、握り13を有する印判主体14と、この印判主体1
4の下面15に位置するインク吸蔵体16とから構成されている。インク吸蔵体
16は吸蔵体取付板17に固定され、吸蔵体取付板17の両端部には係止部17
aが形成され、この係止部17aと係合する係合部18が印判主体14側に設け
られている。そして係止部17aを係合部18に係合させることで吸蔵体取付板
17は印判主体14の下面15に取り外し自在に構成されていた。そしてインク
吸蔵体16の表面に謄写原紙19を密着していた。図4は吸蔵体取付板17が印
判主体14に装着された状態のAーA線拡大断面図である。
【0004】
吸蔵体取付板17が印判主体14に装着された状態にて、使用者は握り13を
にぎり、インク吸蔵体16に取り付けられた謄写原紙19を介し印判主体14を
印刷用紙に押し付けることで、インク吸蔵体16に吸蔵されたインクが謄写原紙
19に穿孔された穿孔画像から流出し、印刷用紙7にインクが浸透することで印
刷が行われていた。
【0005】
しかしながら、そのような従来のスタンプ装置においては、印刷時にインク吸
蔵体16が押しつぶされることで、インク吸蔵体16に吸蔵されていたインクが
謄写原紙19に流出していくので、この場合インク吸蔵体16の周壁部からもイ
ンクが流出してしまい、印刷面に不均一なインクが流出され印刷ムラを生じる等
、印字の品質が低下してしまうという問題があった。
【0006】
本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、印刷面等にイ
ンクが不均一に流出すること事で印刷ムラを生じたり、流出したインクにより印
刷面が汚れることのないスタンプ装置を提供することを目的としている。
【0007】
この目的を達成するために本考案のスタンプ装置は、穿孔画像が形成された感
熱性孔版原紙と、該感熱性孔版原紙を介してインク含浸体を印刷用紙に押圧し、
前記穿孔画像を印刷用紙に転写する押圧手段とを備え、前記インキ含浸体の印面
周辺部にインク不透過層を設けた。
【0008】
上記の構成を有する本考案のスタンプ装置においては、穿孔画像が形成された
感熱性孔版原紙と、該感熱性孔版原紙を介してインク含浸体を印刷用紙に押圧し
、前記穿孔画像を印刷用紙に転写する押圧手段とを備え、前記インキ含浸体の印
面周辺部にインク不透過層を設けた。
【0009】
押圧手段によりインク含浸体が押圧されることにより、インク含浸体に含浸さ
れたインクが穿孔画像が形成された感熱性孔版原紙の穿孔画像部を透過し、印刷
用紙面にインクが浸透し、印刷が完了する。この時、インク含浸体が押圧手段に
より押圧されても、インク含浸体の印面周壁部に設けられたインク不透過層によ
り、印面以外にインクが流出することがない。
【0010】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
【0011】
図1を参照して本実施例のスタンプ装置の構成を説明する。図1は非印刷時を
示す。
【0012】
このスタンプ装置1は主に、スタンプ枠体2と一体になった握り部3と、イン
クを含浸させたインク含浸体4と、インク含浸体4を保持したインク含浸体保持
体5とから構成されており、インク含浸体4の印刷面側には、赤外線照射または
サーマルヘッドによって穿孔できる感熱性孔版原紙6が取り付けられている。感
熱性孔版原紙として代表的なものは熱可塑性フィルムと多孔性薄葉紙を接着剤を
用いて貼合わせたものがある。
【0013】
インク含浸体保持体5とスタンプ枠体2との間には、印刷時において感熱性孔
版原紙6を印刷用紙7に密着させたとき、インク含浸体保持体5を印刷用紙7に
押し付ける力を発生するための圧縮バネ8が設けられている。また圧縮バネ8の
反力により、インキ含浸体保持体5は同保持体に一体となった係止面9と、スタ
ンプ枠体2に設けられた係止部10が互いに係止する位置に保持される構成とな
っている。
【0014】
インク含浸体4は、例えば連続気孔を形成されたNBR(ニトリルゴム)、ウ
レタンゴム等の弾性のある多孔体にて形成されており、インクが含浸されている
。またインク含浸体4の、感熱性孔版原紙6と当接する面を除いた、周壁部全周
と、インク含浸体保持体5に対する取付面側に、たとえばシリコン系の充填材を
含浸させ、インク含浸体4の気孔を密閉したインク不透過層11が設けられてい
る。
【0015】
次に図2を参照してスタンプ装置1の動作を説明する。
【0016】
まずインク含浸体4の印刷面に予めサーマルヘッド等により穿孔画像を形成し
た感熱性孔版原紙6を取付け、握り部3を握り印刷用紙7に感熱性孔版原紙6面
を押し付けると、圧縮バネ8が収縮し、インク含浸体保持体5がインク含浸体4
を押圧する。押圧されたインク含浸体4から、含浸されてあるインクがインク含
浸体4より流出し、感熱性孔版原紙6の多孔性薄葉紙に浸透し、かつ熱可塑性フ
ィルムに穿孔された穴を通過し、印刷用紙7にインクが浸透することで感熱性孔
版原紙6に予め穿孔されていた穿孔画像が印刷される。
【0017】
この時、感熱性孔版原紙6の取付面側以外は、上述したように充填材により気
孔が密閉されたインク不透過層11が設けられているため、インクはインクの浸
透が不用な領域には流出しない。
【0018】
以上、詳述したことから明らかなように、本実施例のスタンプ装置1において
は、インク含浸体4周辺部に設けられたインク不透過層11により、印面以外に
インクが流出することがないので、インキ含浸体4から感熱性孔版原紙6の印面
等にインキが不均一に流出することで印刷ムラを生じたり、流出したインクによ
り印刷面が汚れてしまうことがない。
【0019】
尚、本考案は以上詳述した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱
しない範囲の変更は可能である。
【0020】
例えば、本実施例ではインク含浸体の周壁部を充填材にて気孔を密閉すること
でインク不透過層を形成したが、インク不透過層を別体の部品にて形成しても良
い。
【0021】
以上、詳述したことから明らかなように、本考案のスタンプ装置においては、
インク含浸体の印面周壁部に設けられたインク不透過層により、印面以外にイン
クが流出することがないので、インキ含浸体から感熱性孔版原紙の印面等にイン
キが不均一に流出することで印刷ムラを生じたり、流出したインクにより印刷面
が汚れてしまうことがない。
【図1】本実施例のスタンプ装置の非印字時の状態を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図2】本実施例のスタンプ装置の印字時の状態を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図3】従来のスタンプ装置の斜視図である。
【図4】図3におけるA−A線拡大断面図である。
1 スタンプ装置
4 インク含浸体
6 感熱性孔版原紙
7 印刷用紙
11 インク不透過層
Claims (1)
- 【請求項1】 穿孔画像が形成された感熱性孔版原紙
と、該感熱性孔版原紙を介してインク含浸体を印刷用紙
に押圧し、前記穿孔画像を印刷用紙に転写する押圧手段
とを備えたスタンプ装置において、前記インキ含浸体の
印面周壁部にインク不透過層を設けたことを特徴とする
スタンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4307291U JPH04135370U (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | スタンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4307291U JPH04135370U (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | スタンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135370U true JPH04135370U (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=31923463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4307291U Pending JPH04135370U (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | スタンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04135370U (ja) |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP4307291U patent/JPH04135370U/ja active Pending
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