JPH10278352A - 印刷処理システム、印刷制御装置、印刷装置、印刷処理方法、印刷処理プログラムを記録した媒体 - Google Patents

印刷処理システム、印刷制御装置、印刷装置、印刷処理方法、印刷処理プログラムを記録した媒体

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JPH10278352A
JPH10278352A JP9084231A JP8423197A JPH10278352A JP H10278352 A JPH10278352 A JP H10278352A JP 9084231 A JP9084231 A JP 9084231A JP 8423197 A JP8423197 A JP 8423197A JP H10278352 A JPH10278352 A JP H10278352A
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直樹 鍬田
Takashi Maruyama
貴士 丸山
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道直 大澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の人が同じプリンタを利用する場合は全
ての人に満足いく印刷物を提供することが難しい。 【解決手段】 複数の設定データとしての修正用ルック
アップテーブルLUT1〜LUT21を利用してプリン
タ31における印字ヘッドユニット31a1の偏差を修
正できるようにしておいたり、あるいは、各人の好みに
応じた設定を保存しておいて、印刷時に選択できるよう
にしておくことにより、色という本質的に好みの影響を
受けやすい品質について広く満足のいく印刷結果を得る
ことができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷処理システ
ム、印刷制御装置、印刷装置、印刷処理方法、印刷処理
プログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを利用してプリンタでカラ
ー印刷する印刷処理システムにおいては、カラー画像を
色分解した要素色の記録材をドットマトリクス状に媒体
上に発色させてカラー画像を印刷している。この場合、
コンピュータの側ではカラー画像を赤緑青(RGB)の
成分に色分解したRGBデータを使用し、プリンタでは
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の三色
あるいはこれにブラック(K)を加えた四色に色分解し
たCMY(K)データを使用する。このため、RGBデ
ータからCMYデータへと色変換する必要があり、色の
同一性を保持しつつ色空間を変換する色変換を行ってい
る。また、コンピュータで利用している階調数と、プリ
ンタで利用可能な階調数とに差があることが多く、各種
の手法に従って階調変換する作業も行っている。そし
て、これらの処理を経て印刷データとなり、プリンタへ
出力されている。
【0003】この場合、色変換や階調変換という処理を
経て印刷データとなっているが、従来のものは階調変換
手法については処理を選択できるものの、いったん選択
したら特に変更しない限り常にその手法に従って処理が
行われていた。
【0004】一方、コンピュータで利用されるアプリケ
ーションにおいては、当該アプリケーション内で画像デ
ータに各種の修正を施すものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の印刷処
理システムにおいては、色に関しては国別に色温度を設
定するなど好みの問題が大きいにも関わらず、予め定め
られた処理に従ってしか印刷処理を行なえず、複数の人
が同じプリンタを利用する場合は全ての人に満足いく印
刷物を提供することが難しいという課題があった。
【0006】一方、アプリケーションによっては画像に
修正を施すという意味で好みに応じて色合いを修正した
り、修正方法を選択可能なものもあるが、必ずそのアプ
リケーションを使用しなければならず、通常の印刷処理
に利用可能であるとはいえなかった。
【0007】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、好みによって満足度が異なる印刷物の特性に鑑
みて、各人に満足を与えることが可能な印刷処理システ
ム、印刷制御装置、印刷装置、印刷処理方法、印刷処理
プログラムを記録した媒体の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、カラー画像を色分解した
要素色の記録材をドットマトリクス状に媒体上に発色さ
せてカラー画像を印刷する印刷装置と、カラー画像を所
定の要素色ごとに色分解しつつその要素色毎に強弱を表
した印刷用色画像データに基づいて上記印刷装置が入力
可能な印刷データとして出力する印刷制御装置とからな
る印刷処理システムであって、上記印刷装置における色
合わせに関する複数の設定データから任意の設定データ
を利用して印刷せしめる構成としてある。
【0009】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、印刷処理システムが印刷装置と印刷制御
装置とから構成され、印刷装置自体はカラー画像を色分
解した要素色の記録材をドットマトリクス状に媒体上に
発色させてカラー画像を印刷するものであり、印刷制御
装置はカラー画像を所定の要素色ごとに色分解しつつそ
の要素色毎に強弱を表した印刷用色画像データに基づい
て上記印刷装置が入力可能な印刷データとして出力す
る。ここにおいて、同印刷制御装置は上記印刷装置にお
ける色合わせに関する複数の設定データの中から任意の
設定データを利用して印刷せしめる。
【0010】むろん、設定データは作業者の好みを反映
するものであっても良いし、あるいは印刷環境に応じて
調整を行うためのデータであっても良い。そして、他の
アプリケーションなどから印刷用色画像データを受け取
った印刷制御装置以降でかかる設定データを選択可能と
なっていることにより、アプリケーションを問わずに好
みの色合わせで印刷することが可能となる。
【0011】複数の設定データを利用可能とするための
具体的な手法は様々であり、その一例として、請求項2
にかかる発明は、請求項1に記載の印刷処理システムに
おいて、異なる設定を表す複数の設定データを保存可能
な設定データ保存手段と、複数の設定データの中からい
ずれかを選択可能な設定データ選択手段とを具備する構
成としてある。
【0012】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、設定データ保存手段にて異なる設定を表
す複数の設定データを保存し、設定データ選択手段にて
複数の設定データの中からいずれかを選択する。
【0013】むろん、別に用意した複数の設定データの
中から設定データ選択手段にて選択すればよいから必ず
しも設定データ保存手段が必要なわけではないが、設定
データ保存手段があれば任意に異なる設定を表す設定デ
ータを保存できるから好都合である。
【0014】設定データの保存場所は特に限定されるも
のではなく、印刷時に読み出し可能な場所であればよ
い。従って、その一例として、請求項3にかかる発明
は、請求項2に記載の印刷処理システムにおいて、上記
印刷装置に対して複数の上記印刷制御装置を接続可能で
あるとともに同印刷装置は同印刷制御装置を識別可能で
あり、かつ、同印刷装置は上記設定データを保存可能で
あるとともに、同設定データと同印刷制御装置とを関連
づけ、特定の印刷制御装置に対して特定の設定データを
利用する構成としてある。
【0015】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、印刷装置と印刷制御装置とが1:1では
なく、印刷装置に対して複数の印刷制御装置が接続され
ている場合において、印刷装置がそれぞれの印刷制御装
置に関連づけて複数の設定データを保持するため、印刷
データを出力する側で設定データを選択する作業をする
ことなく印刷させるようにしても、印刷装置の側で印刷
データを出力した印刷制御装置を識別しつつこれに対応
した設定データを選択して印刷する。
【0016】一方、設定データの保存場所は印刷装置に
限られる必要はなく、その一例として、請求項4にかか
る発明は、上記請求項2に記載の印刷処理システムにお
いて、上記印刷制御装置に対して複数の上記印刷装置を
接続可能であるとともに同印刷制御装置は同印刷装置を
選択可能であり、かつ、同印刷制御装置は上記設定デー
タを保存可能であるとともに、同設定データと同印刷装
置とを関連づけ、特定の印刷装置に対して特定の設定デ
ータを利用する構成としてある。
【0017】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、印刷装置と印刷制御装置とが1:1では
なく、印刷制御装置に対して複数の印刷装置が接続され
ている場合において、印刷制御装置がそれぞれの印刷装
置に関連づけて複数の設定データを保持しており、設定
データを選択する作業をすることなく、同印刷制御装置
が特定の印刷装置に印刷データを出力する際に同印刷装
置に対応する設定データを利用して印刷データを出力す
る。
【0018】選択される設定データは、印刷装置におけ
る色合わせに関するものであればよく、択一的である必
要はない。この意味で、請求項5にかかる発明は、上記
請求項1〜請求項4のいずれかに記載の印刷処理システ
ムにおいて、複数の設定データを重畳して適用可能とし
た構成としてある。
【0019】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、複数の設定データを重畳して適用する。
【0020】さらに、重畳される複数の設定データは同
レベルのものであって任意にいくつかのものを選択でき
るようにしておいても良いし、必要性の異なるものであ
っても良い。必要性の異なるものについては、例えば、
必須の設定データと必須ではない設定データとがあるこ
とが考えられ、そのような場合に適用して好適な一例と
して、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の印刷
処理システムにおいて、上記複数の設定データの間で関
連づけを形成するとともに、所定の設定データを選択し
たときに同関連づけに応じて必要となる他の設定データ
も重畳して適用する構成としてある。
【0021】上記のように構成した請求項6にかかる発
明においては、複数の設定データの間で関連づけを形成
しておくことにより、互いに必須となる設定データを特
に意識的に選択しなくても適用できるようになる。
【0022】また、設定データの態様についても各種の
態様が可能であり、データ形式については特に限定され
るものではない。従って、単なるパラメータであっても
構わないものの、他の一例として、請求項7にかかる発
明は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の印刷
処理システムにおいて、上記印刷制御装置は、上記色画
像データの色変換を行うルックアップテーブルを有する
とともに、上記設定データはこのルックアップテーブル
として保存される構成としてある。
【0023】上記のように構成した請求項7にかかる発
明においては、設定データが色画像データの色変換に通
常使用されるルックアップテーブルという形態をとって
おり、上記印刷制御装置は複数のルックアップテーブル
の中から選択したルックアップテーブルを利用して色変
換する。
【0024】むろん、本発明はかかる印刷処理システム
を構成する印刷制御装置や印刷装置においても単体で成
立し、その一例として、請求項8にかかる発明は、カラ
ー画像を色分解した要素色の記録材をドットマトリクス
状に媒体上に発色させてカラー画像を印刷する印刷装置
に対してカラー画像を所定の要素色ごとに色分解しつつ
その要素色毎に強弱を表した印刷用色画像データに基づ
いて上記印刷装置が入力可能な印刷データとして出力す
る印刷制御装置であって、上記印刷装置における色合わ
せに関する複数の設定データから任意の設定データを利
用して印刷せしめる構成としてあり、また、請求項9に
かかる発明は、カラー画像を所定の要素色ごとに色分解
しつつその要素色毎に強弱を表した印刷用色画像データ
を入力し、カラー画像を色分解した要素色の記録材をド
ットマトリクス状に媒体上に発色させてカラー画像を印
刷する印刷装置であって、色合わせに関する複数の設定
データから任意の設定データを利用して印刷する構成と
してある。
【0025】一方、上述したようにして、複数の設定デ
ータを選択的に利用する手法は、実体のある装置に限定
される必要はなく、その方法としても機能することは容
易に理解できる。このため、請求項10にかかる発明
は、カラー画像を色分解した要素色の記録材をドットマ
トリクス状に媒体上に発色させてカラー画像を印刷する
印刷装置に対して、カラー画像を所定の要素色ごとに色
分解しつつその要素色毎に強弱を表した色画像データに
基づいて上記印刷装置が入力可能な印刷データとして出
力する印刷処理方法において、上記印刷装置における色
合わせに関する設定データを複数保存可能であるととも
に、任意の設定データに応じて印刷せしめ構成としてあ
る。
【0026】すなわち、必ずしも実体のある装置に限ら
ず、その方法としても有効であることに相違はない。
【0027】ところで、このような印刷システムは単独
で存在する場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態
で利用されることもあるなど、発明の思想としてはこれ
に限らず、各種の態様を含むものである。従って、ソフ
トウェアであったりハードウェアであったりするなど、
適宜、変更可能である。むろん、かかるソフトウェアと
してはアプリケーションレベルのものでも良いし、プリ
ンタドライバのようなものでも良い。
【0028】発明の思想の具現化例として印刷システム
のソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウェアを
記録した記録媒体上においても当然に存在し、利用され
るといわざるをえない。
【0029】その一例として、請求項11にかかる発明
は、カラー画像を色分解した要素色の記録材をドットマ
トリクス状に媒体上に発色させてカラー画像を印刷する
印刷装置に対して、カラー画像を所定の要素色ごとに色
分解しつつその要素色毎に強弱を表した色画像データに
基づいて上記印刷装置が入力可能な印刷データとして出
力する印刷処理プログラムを記録した媒体であって、上
記印刷装置における色合わせに関する設定データを複数
保存可能であるとともに、任意の設定データに応じて印
刷せしめる構成としてある。
【0030】むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体で
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行なう場合でも
本発明が利用されていることにはかわりない。
【0031】さらに、一部がソフトウェアであって、一
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体
上に記録しておいて必要に応じて適宜読み込まれるよう
な形態のものとしてあってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の設
定データを利用可能としたため、広く各人の好みを満足
させることが可能な印刷処理システムを提供することが
できる。
【0033】また、請求項2にかかる発明によれば、既
存の設定データから選択する場合だけでなく、設定デー
タを保存することもできるので、各人各様の設定データ
を保存して再利用することができ、より便利になる。
【0034】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
印刷装置が印刷制御装置に関連づけて設定データを保存
することにより、印刷制御装置の側で特に設定データを
選択しなくても関連づけられた設定データを自動的に選
択することができるようになるため、ユーザーが特に設
定データというものを意識しなくても印刷制御装置とし
てユーザーが識別され、各人の好みを反映した印刷結果
を得ることができる。
【0035】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
複数の印刷装置を選択可能な場合において各印刷装置に
関連づけて設定データを保存することにより、印刷装置
を選択するだけで設定データを特定することができるよ
うになり、ユーザーが特に設定データというものを意識
しなくても印刷装置さえ選択すれば各人の好みを反映し
たり印刷装置の特性に応じた印刷結果を得ることができ
る。
【0036】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
設定データの中に関連づけができることにより、必要な
設定データを自動的に組み込んで最適な印刷結果を得る
ことができるようになる。
【0037】さらに、請求項6にかかる発明によれば、
関連づけた設定データが自動的に利用可能となるため
に、各種の機能をパーツ化して設定データを作成した
り、必須の機能と好みの機能を分けたりするといったこ
とが可能となり、利用しやすくなる。
【0038】さらに、請求項7にかかる発明によれば、
色変換に使用するルックアップテーブルを設定データと
しているため、既存のものにも適用しやすくなる。
【0039】さらに、請求項8にかかる発明によれば、
印刷処理システムにおいてかかる効果を奏することが可
能な印刷制御装置を提供することができる。
【0040】さらに、請求項9にかかる発明によれば、
印刷処理システムにおいてかかる効果を奏することが可
能な印刷装置を提供することができる。
【0041】さらに、請求項10にかかる発明によれ
ば、かかる効果を奏することが可能な印刷処理方法を提
供することができる。
【0042】さらに、請求項11にかかる発明によれ
ば、かかる効果を奏することが可能な印刷処理プログラ
ムを記録した媒体を提供することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。
【0044】図1は、本発明の一実施形態にかかる印刷
処理システムの適用例をブロック図により示しており、
図2は具体的ハードウェア構成例をブロック図により示
している。
【0045】図において、画像入力装置10はカラー画
像の色画像データを画像処理装置20へ入力し、同画像
処理装置20は同色画像データについて内部にて各種の
画像処理を行う。この画像処理には印刷処理も含まれる
ため、当該画像処理装置20は印刷制御装置も兼用して
いる。印刷処理に関し、同画像処理装置20にはカラー
印刷可能な印刷装置30が接続されており、同画像処理
装置20は同印刷装置30に印刷データを出力する。む
ろん、これらの印刷制御装置(画像処理装置20)と印
刷装置30にて印刷処理システムを構成し、印刷制御装
置(画像処理装置20)はカラー画像を所定の要素色ご
とに色分解しつつその要素色毎に強弱を表した印刷用色
画像データに基づいて上記印刷装置30が入力可能な印
刷データとして出力するし、印刷装置30はカラー画像
を色分解した要素色の記録材をドットマトリクス状に媒
体上に発色させてカラー画像を印刷する。
【0046】ここにおいて、画像入力装置10の具体例
はスキャナ11やデジタルスチルカメラ12あるいはビ
デオカメラ14などが該当し、画像処理装置20の具体
例はコンピュータ21とハードディスク22とキーボー
ド23とCD−ROMドライブ24とフロッピーディス
クドライブ25とモデム26とディスプレイ27などか
らなるコンピュータシステムが該当する。
【0047】また、同コンピュータシステムには通信回
線40を介して複数の印刷装置30が接続されており、
各印刷装置30の具体例はカラーインクジェット方式の
プリンタ31となっている。ここにおいて同プリンタ3
1は破線で示す他のコンピュータシステムを介して同通
信回線40に接続されている。
【0048】本実施形態においては、通信回線40を介
して複数のプリンタ31を一台のコンピュータ21に接
続しているが、通信回線40を介して複数のコンピュー
タ21が一台のプリンタ31に接続する構成とするもの
であっても良いし、コンピュータ21とプリンタ31と
が1:1で接続される構成とするものであっても良い。
【0049】コンピュータシステムにおけるハードディ
スク22には図3に示すように設定データとしての複数
の修正用ルックアップテーブルLUT1〜LUT21が
記録されている。各修正用ルックアップテーブルLUT
1〜LUT21は、図4に示すように色画像データを構
成するRGBデータの変換テーブルであり、各修正用ル
ックアップテーブルLUT1〜LUT21は後述するよ
うにプリンタ31に付された所定のIDに関連づけられ
て利用可能となっている。
【0050】図5はカラーインクジェット方式のプリン
タ31の概略構成を示しており、印字インクとしてシア
ン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)の四色の色インクを使用するものであり、各色ご
とに印字ヘッドユニット31a1を備えている。このよ
うにして各色ごとに印字ヘッドユニット31a1が独立
しているため、各印字ヘッドユニット31a1ごとの機
体差によって出力特性にバラツキが生じ、色ずれの要因
ともなっている。
【0051】図6は各印字ヘッドユニット31a1にお
いて1ショットで使用される色インクのインク重量とそ
のクラス分けの対応表を示している。本実施形態におい
ては、このインク重量のクラス分けをIDと呼んでい
る。図に示すように、IDの範囲は「1」〜「21」で
あり、中間の「11」が基準値となり、本来は1ショッ
トで使用されるインク重量は20.0〜20.5ナノグ
ラム(ng)の範囲であることが望まれる。プリンタ3
1の場合はコンピュータ21内部で利用されるRGBデ
ータに対して上述したCMYKの色インクを利用して印
字することになるが、その際に表色空間が異なるがため
に色変換する。従って、同じ色を保持しつつ変換するた
めにはCMYKが所定量だけ利用されることが前提とな
り、この使用量のずれは色ずれの原因となってくる。
【0052】むろん、製造精度を上げてこのずれを小さ
くすることも可能であるが、印字ヘッドユニット31a
1の製造歩留まりを悪化させてしまう。従って、基準値
と実際のIDとのずれを画像処理装置20におけるプリ
ンタドライバで修正することにより、ずれを解消させ
る。図から明らかなようにIDが小さいほどインク重量
が重いので色インクをたくさん使用しており、逆にID
が大きいほど少しの色インクを使用している。従って、
IDが大きい場合にはデータが表す濃度を濃いめにすれ
ばずれを打ち消すことになるし、逆にIDが小さい場合
は濃度を薄めにすれずれを打ち消すことができるように
なる。このようなずれを打ち消す変換テーブルが図4に
示した修正用ルックアップテーブルLUT1〜LUT2
1である。
【0053】なお、図4に示す関数はよく知られている
γ補正のトーンカーブであり、256階調のRGBデー
タを前提とすれば、γ曲線はY=255×(X/25
5)**γとなる入出力関係を意味しており、γ=1に
おいて入出力間で強調を行わず、γ>1において入力に
対して出力が弱くなり、γ<1において入力に対して出
力が強くなる。本実施形態においては、予めIDに対応
して印刷結果が最もリニアになるトーンカーブのγを実
験によって求めてあり、各IDに対応した修正用ルック
アップテーブルLUT1〜LUT21を生成してある。
むろん、強調程度を変えつつ所定の傾向に従って強調す
るトーンカーブとしては、γ補正に限られる必要はな
く、スプライン曲線などの他の手法であっても構わな
い。
【0054】また、印字ヘッドユニット31a1にはこ
のようなクラス分けのIDを記憶するPROMが備えら
れており、この印字ヘッドユニット31a1を制御する
印字ヘッドコントローラ31bには各印字ヘッドユニッ
ト31a1を駆動する印字ヘッド駆動部31b1ととも
に上記PROMエリアへの書き込みと読み出しを行うた
めのPROMインターフェイス31b2が備えられてい
る。
【0055】また、このようなPROMエリアは必ずし
も印字ヘッドユニット31a1に備えなければならない
わけではなく、少なくともプリンタ31内に装着してあ
ればよく、図5の二点鎖線に示すように印字ヘッド31
aとは別個に備えても良い。ただし、印字ヘッドユニッ
ト31a1に備えられている場合には少なくとも当該印
字ヘッドユニット31a1を組み上げた状態で検査して
吐出量を計測したデータを保持できるというメリットが
ある。特に、印字ヘッドと色インクタンクとが一体的に
形成されるようなものにおいては、かかるカートリッジ
ごとにデータを記録するようにしてもよい。
【0056】さらに、このようなデータを記録するとい
う意味ではディップスイッチのようなものを備えてプリ
ンタコントローラ31eに接続し、計測時に作業者が同
ディップスイッチを設定するようにしても良い。このよ
うにすれば同プリンタコントローラ31eを介して同デ
ィップスイッチの設定内容を読みとることができ、同デ
ータを偏差として入力できるからである。
【0057】ここで、このような印字ヘッド31aのP
ROMエリアへの上記IDの書き込みについて説明す
る。この書き込みの手順は、図7に示す工場設定の手順
書に示している。同図に示すように、最初の手順S11
では色インク吐出量を計測し、次の手順S12にて計測
したインク重量に相当するIDをPROMに書き込む。
計測時には所定のショット数で吐出されるインク重量を
計測し、ショット数で除算して求める。
【0058】一方、このようにインク重量を直に計測す
るものであっても良いが、所定数のショットで印字した
パッチの濃度を計測し、同濃度からインク重量を換算す
ることも可能である。この場合、印字ヘッド31aを組
み付けた状態で全ての印字ヘッドユニット31a1にシ
アン色インクを供給し、所定の用紙に25%といった適
当な密度で図8に示すようにベタのパッチを印刷させ、
その濃度を濃度計で測定する。むろん、図に示す四つの
パッチは四つの印字ヘッドユニット31a1のそれぞれ
だけで印字する。全ての印字ノズルが同じシアン色イン
クを吐出するようにしているため、測定される濃度は印
字ノズルごとの吐出量に概ね比例する。この結果、図9
に示すように各ノズルが25%の基準で印字するように
しているにもかかわらず、計測された濃度にはバラツキ
が生じる。この例で言えば、マゼンタとイエローに使用
することになる印字ヘッドユニット31a1の吐出量が
やや少なく(23%)、シアンに使用することになる印
字ヘッドユニット31a1の吐出量がやや多く(27
%)なっており、ブラックに使用することになる印字ヘ
ッドユニット31a1の吐出量が基準値と一致している
(25%)。
【0059】一方、予めインク重量を精密計測しておい
た印字ヘッドユニット31a1を使用して同様のパッチ
を印字させ、その場合の濃度も計測しておく。そして、
これらの濃度が一致するインク重量をもって被計測対象
の印字ヘッドユニット31a1のIDとする。
【0060】プリンタ31にはこの印字ヘッド31aと
印字ヘッドコントローラ31bの他、印字ヘッド31a
を桁方向に移動させる印字ヘッド桁移動モータ31c
と、印字用紙を行方向に送る紙送りモータ31dと、こ
れらの印字ヘッドコントローラ31bと印字ヘッド桁移
動モータ31cと紙送りモータ31dにおける外部機器
とのインターフェイスにあたるプリンタコントローラ3
1eとから構成されている。
【0061】本実施形態においては、四色の色インクの
それぞれに印字ヘッドユニット31a1を割り当ててい
るが、二列の印字ノズルを有する三つの印字ヘッドユニ
ットで構成することもできるし、シアンとマゼンタとに
濃淡の二色のインクを割り当てて六色の色インクを使用
したりすることもできる。この場合、各印字ヘッドユニ
ットにおける二列のノズル間の製造誤差は比較的小さ
く、ほぼ無視できるが、印字ヘッドユニット毎の誤差が
無視できない場合が多い。また、本実施形態において
は、インクジェット方式のカラープリンタ31について
説明したが、色インクを吐出させるためにはピエゾ素子
によるマイクロポンプ機構を採用しても良いし、インク
吐出孔の内側壁面に備えられたヒータによって気泡を発
生させ、その膨張圧力でインクを吐出させるようなもの
であっても構わない。むろん、これら以外の方法で色イ
ンクを吐出させるものであっても良いし、あるいは、色
インクを吐出させるのではなく、ヒータによってインク
リボンに付着した色インクを溶融させて転写する熱転写
タイプの印字ヘッドなどについても適用可能である。た
だし、この場合はインクリボンごとに印字ヘッドが異な
っており、各印字ヘッドごとに機体差が生じているよう
なものに適用される。
【0062】このように印字ヘッドユニット31a1の
PROMに記録されたIDは、コンピュータ21の側に
おいて読み込まれるが、かかる読み込みはオペレーティ
ングシステム(OS)に組み込まれたLANドライバ
(LANDRV)を介して行われる。すなわち、同LA
Nドライバは通信回線40を介して上記プリンタ31と
通信可能となっており、印刷データの出力のみならず、
上述したような色インクの吐出量であるIDを読み出し
可能となっている。さらに、このLANドライバを介し
て同データの読み出しを要求するのはプリンタドライバ
(PRTDRV)であり、このプリンタドライバはアプ
リケーションから出力される印刷用色画像データを入力
し、上記プリンタ31が入力可能な印刷データとして出
力する。
【0063】プリンタドライバはアプリケーションから
印刷処理が実行されたときに起動され、図10に示すフ
ローチャートに従って印刷データを生成する。
【0064】起動されると、先ず、ステップS110に
て印刷先となるプリンタ31が特定される。通常、先の
印刷時に使用したプリンタ31が設定されるが、必要に
応じて設定を変更していずれかのプリンタ31を特定す
ればよい。
【0065】印刷するプリンタ31が特定されたらステ
ップS120では同プリンタ31からIDを読み込む。
このプリンタ31からのIDの読み込みは上述したよう
にLANドライバを使用して通信回線40を介して行わ
れる。そして、IDが読み込まれたらハードディスク2
2内に同IDと対応して記録されている修正用ルックア
ップテーブルLUT1〜LUT21を読み込む。
【0066】この修正用ルックアップテーブルLUT1
〜LUT21は各印字ヘッドユニット31a1における
インク吐出量の偏差に対応して形成された変換テーブル
であり、設定データといえる。従って、プリンタ31か
ら読み込まれたIDによって複数の設定データのうちの
いずれかが選択され、コンピュータ21に読み込まれた
ことになる。従って、かかる処理が設定データ選択手段
を構成することになる。なお、この例では各印字ヘッド
ユニット31a1のIDに対応した修正用ルックアップ
テーブルLUT1〜LUT21を選択しているが、プリ
ンタ31をこのIDの組み合わせなどによって識別可能
としておき、図3に示す設定データをこのIDの組み合
わせに対して修正用ルックアップテーブルLUT1〜L
UT21を関連づけて保存するようにすることもでき
る。このようにすれば、プリンタ31を特定することに
よってそれに対応した設定を自動的に適用することがで
きるようになる。
【0067】読み込まれた修正用ルックアップテーブル
LUT1〜LUT21を利用するには、印刷用色画像デ
ータを構成するRGBデータを同修正用ルックアップテ
ーブルLUT1〜LUT21で変換し、変換値を利用し
てさらに色変換することも可能である。しかしながら、
ステップS140にてこのような変換テーブルを利用し
て色変換用ルックアップテーブルを書き換えることによ
り、ステップS150にて同色変換ルックアップテーブ
ルを参照すれば印字ヘッドユニット31a1の機体差を
解消しつつRGBデータをCMYKデータへと一度に変
換可能となる。
【0068】この後、通常のプリンタドライバと同様に
ステップS160にて256階調から2階調へと階調変
換し、ステップS170にて印刷データをプリンタ31
に出力する。この場合、プリンタ31では機体差によっ
て印刷データが示すとおりの色再現ができないものの、
この印刷データはプリンタ31の機体差を打ち消すよう
に予め変換されているものであるから、打ち出された印
刷物は色再現性の良いものとなっている。
【0069】このプリンタドライバの場合、複数の設定
データの中からいずれかの設定データを選択するとはい
うものの、機体差を解消することを目的としているの
で、プリンタ31に書き込まれたIDに対応した一定の
印刷結果が得られるに過ぎない。しかしながら、利用す
る修正用ルックアップテーブルをユーザーが選択できる
ようにすればユーザーの好みを反映した設定データを選
択できることになる。
【0070】図11はこのようなユーザーの好みを反映
させるための設定データ処理に対応したフローチャート
を示している。ユーザーの好みに対応する一例として、
グレイを基準とする色ずれを各人の好みに対応させる処
理を示している。むろん、このようなグレイ合わせ以外
の色合わせに関する設定データの処理とすることもでき
る。
【0071】この設定データ処理が起動された直後、ス
テップS210ではメニュー表示を行って処理を選択さ
せる。すなわち、「終了」か、「グレイ合わせ」か、
「設定読込」のいずれかを選択させる。ユーザーが「終
了」を選択すればステップS220を経て当該設定デー
タ処理を終了するし、「グレイ合わせ」を選択すればス
テップS230を経てステップS240にてLUT設定
処理を実行する。
【0072】以下、このLUT設定処理について詳述す
る。ステップS310では第一段階のテストパターンで
あるカスタムAパターンを印刷させる。カスタムAパタ
ーンを図13および図14に示しており、成分データが
少しずつ異なる円形の複数の灰色パッチから構成されて
いる。また、図13は256階調のRGBデータで成分
データを表示しており、図14はCMYKデータの%表
示で成分データを表示しており、図15はそれを一覧で
示している。
【0073】それぞれの灰色パッチの成分データについ
ては所定の規則性に従って少しずつ変化させてあり、中
央の灰色パッチにおいて成分データが均等しており、紙
面上方に向かうにつれて赤(R)成分が大きくなるとと
もに下方に向かうにつれて同赤成分が小さくなり、ま
た、紙面左下方向に向かうにつれて緑(G)成分が大き
くなるとともに右上方向に向かうにつれて同緑成分が小
さくなり、また、紙面右下方向に向かうにつれて青
(B)成分が大きくなるとともに左上方向に向かうにつ
れて同青成分が小さくなる。すなわち、上方から下方に
向かうに方向に要素色たる赤成分の座標軸を設定すると
ともに、左斜め下方から右斜め上方に向かうに方向に要
素色たる緑成分の座標軸を設定するとともに、右斜め下
方から左斜め上方に向かうに方向に要素色たる青成分の
座標軸を設定し、これらの座標軸によって定まる座標に
比例して各成分データが増減している。
【0074】従って、このカスタムAパターン内におい
て全ての要素色のバランスを一定の範囲内で変化させた
全ての組が表示されることになる。むろん、この成分デ
ータ通りに色インクが吐出されれば中央のA1の灰色パ
ッチが無彩色に見え、その周縁では要素色のバランスが
崩れていずれかの要素色の影響が表れた灰色となるはず
である。また、中央から離れるに従ってバランスのずれ
の量も大きくなっている。
【0075】しかしながら、印字ヘッドユニット31a
1におけるインク使用量に偏りがある場合には基準値通
りの色インクが吐出されないし、また、各人の好みによ
っては、必ずしもA1の灰色パッチではなくて他の灰色
パッチにおいてバランスするように見えることになる。
その関係を逆算した対応関係を図16に示している。例
えば、A1が無彩色に見えるのであればシアンの色イン
クの使用量のIDは「11」となり、マゼンタの色イン
クの使用量のIDは「11」となり、イエローの色イン
クの使用量のIDは「11」となるのでまさしく均衡し
ていることになる。しかし、C4が無彩色に見えるので
あればシアンの色インクの使用量のIDは「11」とな
り、マゼンタの色インクの使用量のIDは「15」とな
り、イエローの色インクの使用量のIDは「7」となっ
ていることが分かる。すなわち、イエロー、シアン、マ
ゼンタの順で吐出するインク重量が少しずつ小さくなっ
ており、各要素色間の強弱の偏差が分かる。
【0076】なお、図13および図14に示すカスタム
Aパターンではそれぞれの灰色パッチについてはCMY
の各要素色で印刷するものの、用紙の下部には切取線と
ともに黒色インクだけで階調値「128」に対するリフ
ァレンスパッチを印刷している。灰色パッチがたくさん
並ぶと、無彩色であるか否かの判断を付けにくくなる場
合がある。特に、紙色や照明の加減によっては分かりに
くくなる可能性がある。しかしながら、黒色インクだけ
で印刷されたリファレンスパッチがあればこれと対比す
ることによって無彩色の基準が確認できるので、灰色パ
ッチの中から無彩色を選択する際の正確度が向上する。
【0077】カスタムAパターンで灰色パッチを選択し
た場合、その強弱の程度も分かった感じもするが、ここ
で判断された強弱の偏差はあくまでも階調値であれば
「128」近辺での偏差に過ぎず、全階調にわたってシ
アン、マゼンタ、イエローのIDが「11」、「1
5」、「7」とするのが最適であるとは限らない。
【0078】従って、ステップS320にてユーザーは
カスタムAパターンの中から無彩色と思われる灰色パッ
チを選択してキーボード23からコンピュータ21に対
して入力すると、同コンピュータ21は次のステップS
330にて修正用ルックアップテーブルの候補を選択
し、ステップS340にて図17に示すカスタムBパタ
ーンを印刷する。カスタムBパターンは紙面上横方向に
一つの修正用ルックアップテーブルに従って成分データ
を変化させた灰色パッチを印刷しつつ、紙面上縦方向に
その修正用ルックアップテーブルを変化させ、最終的に
は紙面上に27のグラデーション風のグレイスケールパ
ターンを印刷して構成されている。
【0079】カスタムAパターンにおいてA1を無彩色
として選んだ場合であっても成分データが「128」の
近辺においてたまたまバランスが取れただけであり、他
の階調値ではわずかにリニアでないこともある。従っ
て、カスタムAパターンで選択された各要素色のIDに
ついて前後プラスマイナス「1」の範囲で三つのIDを
候補とし、それぞれを組み合わせた合計27個の修正用
ルックアップテーブルを利用して図17に示す成分デー
タを修正し、カスタムBパターンを印刷する。
【0080】図18はカスタムAパターンにおいてA1
を無彩色として選んだ場合であり、完全に理想通りであ
れば14番目のグレイスケールパターンが全階調にわた
って無彩色に見えるはずである。しかしながら、他の階
調値のバランスからすると他のグレイスケールパターン
の方が全体的に無彩色に見えることもあり得る。また、
図19はカスタムAパターンにおいてC4を無彩色とし
て選んだ場合であり、先に得られたIDを基準に27個
のグレイスケールパターンの中から全階調にわたって無
彩色に見えるものを選択すればよい。
【0081】ステップS350にて選択結果をキーボー
ド23からコンピュータ21に入力すると、最終的に選
択されたIDに従って修正用のルックアップテーブルも
決定され、ステップS360ではプリンタドライバが色
変換に使用する色変換用ルックアップテーブルに組み込
むべく同プリンタドライバに設定する。
【0082】以上のようにしてルックアップテーブルを
設定したらLUT設定処理を終了し、ステップS250
にてかかる設定を保存するか否かを選択する。この保存
は同様にして設定を変えた後で再度同じ設定を利用する
必要がある場合の便宜のためであり、再利用したいとき
にはステップS260にて保存する。むろん保存先はハ
ードディスク22を利用するし、かかる処理が設定デー
タ保存手段を構成する。このようにして既に保存された
設定がある場合には、ステップS210のメニュー選択
時に「設定読込」を選択することにより、ステップS2
20,S230を経てステップS270の設定読込処理
を実行し、ハードディスク22に保存されている設定を
読み込んで表示するとともに、ステップS280ではい
ずれかの設定を選択する。むろん設定を選択することに
より上述したのと同様にして色変換テーブルを書き換え
ることになる。
【0083】この例では色ずれという観点で修正用ルッ
クアップテーブルLUT1〜LUT21を利用している
が、むろん、別の観点での設定データとして利用しても
構わない。そして、各人がそれらを保存でき、いつでも
利用できる環境とすることによって各人の好みに対応す
ることができるようになる。
【0084】ところで、上述したグレイ合わせは印刷用
紙が白でない場合にも無彩色であるグレイの印刷データ
でグレイを印刷させることができるようになる。この意
味で機体差を打ち消す意味でのグレイ合わせであると
か、紙色に対応させる意味でのグレイ合わせというもの
については、画一的であり、そのような修正を行なう設
定データは必須のものと分類できる。一方、好みについ
ては本来のグレイから一定の関係でずれたものをグレイ
と感じることになるだろうし、本来のグレイからのずれ
を表す設定データが有れば、グレイのバランスが取れて
いる印刷環境においてその設定データを利用して各人の
好みのグレイを再現できるようになる。従って、図20
に示すように色変換の処理の際に必須の設定データと任
意の設定データとを重畳して適用することも可能であ
る。この場合、重畳させうる設定データについてはRG
Bデータでの変換と決めておけば複数の設定変換テーブ
ルをシーケンシャルに適用可能となる。同図においては
ステップS410の必須設定データによる色変換によっ
て(R,G,B)データを(R’,G’,B’)データ
に変換し、ステップS420の任意設定データによる色
変換によって(R’,G’,B’)データを(R”,
G”,B”)データに変換し、ステップS430の座標
系を変換する色変換によって(R”,G”,B”)デー
タを(C,M,Y,K)データに変換している。むろ
ん、色変換用ルックアップテーブルを書き換えて一度の
変換で済ませるようにしても良い。
【0085】また、この場合に任意設定データだけを選
択するようにしておき、必須設定データについては自動
的に読み込まれて適用されるようにしても良い。さら
に、設定データを機能的に分解するとともに所定の要素
毎に必須の関係があるもの同士を分類しておき、片方が
選択されたときには他方の設定データも読み込まれるよ
うにしても良い。
【0086】ところで、一台のプリンタ31を複数台の
コンピュータ21から利用する場合にも複数の設定デー
タを利用することによって簡便性が向上する。この場
合、通信回線40にはプリンタサーバとしてのコンピュ
ータ21を接続するとともに、同コンピュータ21にプ
リンタ31を接続し、かつ、同コンピュータ21のハー
ドディスク22には図21に示す設定データテーブルを
記録する。この設定データテーブルは各コンピュータ2
1に割り当てられている端末ナンバーと各コンピュータ
21で設定した設定データのナンバーとを記録するもの
であり、図22に示す各コンピュータ21における端末
処理によって設定される。同端末処理は、設定データの
登録と、印刷データの送出とを行なうものであり、ステ
ップS510にて対象となるプリンタを特定し、ステッ
プS520でいずれの処理を行うかで分岐する。設定デ
ータを変更する場合には上述したのと同様にしてステッ
プS530では設定データを選択してからステップS5
40にて設定データをプリンタサーバであるコンピュー
タ21に送出する。
【0087】一方、プリンタサーバのコンピュータ21
の側では図23に示すプリンタサーバ処理を実行してお
り、いずれかのコンピュータ21からデータが送出され
るとステップS610にて端末ナンバーを取得し、つい
でステップS615にて送出されてきたデータが印刷デ
ータであるか判断する。設定データの変更であれば、印
刷データではないのでステップS620にてその設定デ
ータを受け取り、ステップS625にてその設定データ
と端末ナンバーとを関連づけ、図21に示す設定データ
テーブルに記録する。
【0088】かかる関連づけがなされている状況で、コ
ンピュータ21が印刷処理を行う場合、ステップS51
0にてプリンタを特定した後、ステップS550にてプ
リンタサーバに印刷データを送出する。すると、プリン
タサーバのコンピュータ21では、ステップS610に
て端末ナンバーを取得してからステップS615を経て
ステップS630にて印刷データを受け取り、ステップ
S635にてその端末ナンバーに対応した設定データを
読み込む。この場合、上述したのと同様に修正用の修正
用ルックアップテーブルLUT1〜LUT21の参照番
号を利用しているのであればステップS640にて上述
したのと同様にして色変換ルックアップテーブルを書き
換える。この後、ステップS645にて同色変換ルック
アップテーブルを利用して色変換し、ステップS650
にて二値化し、ステップS655にて印刷する。
【0089】この場合、プリンタサーバとなるコンピュ
ータ21とプリンタ31とを全体として印刷装置として
考えると、複数の設定データが保存されているととも
に、印刷を要求する側を識別して自動的に同印刷要求者
の設定した設定データを適用することになり、利便性が
向上する。
【0090】なお、このようなプリンタドライバなどは
インストールプログラムとともにCD−ROMなどのプ
ログラム記録媒体に記録されて頒布され、コンピュータ
21にプリンタ31を接続した後、同CD−ROMをC
D−ROMドライブ24にセットしてインストールされ
る。すなわち、セット後、インストールプログラムはア
プリケーションとして実行され、プリンタドライバや色
変換ルックアップテーブルなどをハードディスク22上
に展開することになる。
【0091】このように、複数の設定データとしての修
正用ルックアップテーブルLUT1〜LUT21を利用
してプリンタ31における印字ヘッドユニット31a1
の偏差を修正できるようにしておいたり、あるいは、各
人の好みに応じた設定を保存しておいて、印刷時に選択
できるようにしておくことにより、色という本質的に好
みの影響を受けやすい品質について広く満足のいく印刷
結果を得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる印刷処理システム
のブロック図である。
【図2】同印刷処理システムの具体的ハードウェア・ソ
フトウェア構成例を示すブロック図である。
【図3】複数の設定データ記録されるハードディスクの
内容を示す図である。
【図4】設定データである修正用ルックアップテーブル
の入出力関係を示す図である。
【図5】プリンタの概略ブロック図である。
【図6】インク重量とクラス分けの対応を示す図であ
る。
【図7】印字ヘッドに偏差を書き込む工場設定の手順書
である。
【図8】濃度計にて計測するパッチを示す図である。
【図9】濃度計にて計測した結果を示す図である。
【図10】プリンタドライバのフローチャートである。
【図11】設定データ処理のフローチャートである。
【図12】LUT設定処理のフローチャートである。
【図13】カスタムAパターンをRGBデータの成分デ
ータで示す図である。
【図14】カスタムAパターンをCMYKモードの成分
データで示す図である。
【図15】カスタムAパターンの成分データの対応関係
を示す図である。
【図16】カスタムAパターンで選択される灰色パッチ
に対応するIDを示す図である。
【図17】カスタムBパターンを構成するグレイスケー
ルパターンを示す図である。
【図18】カスタムAパターンでA1の灰色パッチを選
択した場合の修正用ルックアップテーブルの組み合わせ
を示す図である。
【図19】カスタムAパターンでC4の灰色パッチを選
択した場合の修正用ルックアップテーブルの組み合わせ
を示す図である。
【図20】色変換の他の処理手順を示すフローチャート
である。
【図21】プリンタサーバに保存される設定データテー
ブルの内容を示す図である。
【図22】プリンタサーバに対する端末処理のフローチ
ャートである。
【図23】プリンタサーバのフローチャートである。
【符号の説明】
10…画像入力装置 11…スキャナ 12…デジタルスチルカメラ 14…ビデオカメラ 20…画像処理装置 21…コンピュータ 22…ハードディスク 23…キーボード 24…CD−ROMドライブ 25…ディスプレイ 30…印刷装置 31…プリンタ 31a…印字ヘッド 31a1…印字ヘッドユニット 31b…印字ヘッドコントローラ 31b1…印字ヘッド駆動部 31b2…PROMインターフェイス 31c…印字ヘッド桁移動モータ 31d…紙送りモータ 31e…プリンタコントローラ 40…通信回線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/06 B41J 3/04 103X H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像を色分解した要素色の記録材
    をドットマトリクス状に媒体上に発色させてカラー画像
    を印刷する印刷装置と、 カラー画像を所定の要素色ごとに色分解しつつその要素
    色毎に強弱を表した印刷用色画像データに基づいて上記
    印刷装置が入力可能な印刷データとして出力する印刷制
    御装置とからなる印刷処理システムであって、 上記印刷装置における色合わせに関する複数の設定デー
    タから任意の設定データを利用して印刷せしめるように
    したことを特徴とする印刷処理システム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の印刷処理システム
    において、異なる設定を表す複数の設定データを保存可
    能な設定データ保存手段と、複数の設定データの中から
    いずれかを選択可能な設定データ選択手段とを具備する
    ことを特徴とする印刷処理システム。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の印刷処理システム
    において、上記印刷装置に対して複数の上記印刷制御装
    置を接続可能であるとともに同印刷装置は同印刷制御装
    置を識別可能であり、かつ、同印刷装置は上記設定デー
    タを保存可能であるとともに、同設定データと同印刷制
    御装置とを関連づけ、特定の印刷制御装置に対して特定
    の設定データを利用することを特徴とする印刷処理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 上記請求項2に記載の印刷処理システム
    において、上記印刷制御装置に対して複数の上記印刷装
    置を接続可能であるとともに同印刷制御装置は同印刷装
    置を選択可能であり、かつ、同印刷制御装置は上記設定
    データを保存可能であるとともに、同設定データと同印
    刷装置とを関連づけ、特定の印刷装置に対して特定の設
    定データを利用することを特徴とする印刷処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の印刷処理システムにおいて、複数の設定データを重
    畳して適用可能としたことを特徴とする印刷処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記請求項5に記載の印刷処理システム
    において、上記複数の設定データの間で関連づけを形成
    するとともに、所定の設定データを選択したときに同関
    連づけに応じて必要となる他の設定データも重畳して適
    用することを特徴とする印刷処理システム。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載の印刷処理システムにおいて、上記印刷制御装置は、
    上記色画像データの色変換を行うルックアップテーブル
    を有するとともに、上記設定データはこのルックアップ
    テーブルとして保存されることを特徴とする印刷処理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 カラー画像を色分解した要素色の記録材
    をドットマトリクス状に媒体上に発色させてカラー画像
    を印刷する印刷装置に対してカラー画像を所定の要素色
    ごとに色分解しつつその要素色毎に強弱を表した印刷用
    色画像データに基づいて上記印刷装置が入力可能な印刷
    データとして出力する印刷制御装置であって、上記印刷
    装置における色合わせに関する複数の設定データから任
    意の設定データを利用して印刷せしめるようにしたこと
    を特徴とする印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 カラー画像を所定の要素色ごとに色分解
    しつつその要素色毎に強弱を表した印刷用色画像データ
    を入力し、カラー画像を色分解した要素色の記録材をド
    ットマトリクス状に媒体上に発色させてカラー画像を印
    刷する印刷装置であって、色合わせに関する複数の設定
    データから任意の設定データを利用して印刷するように
    したことを特徴とする印刷装置。
  10. 【請求項10】 カラー画像を色分解した要素色の記録
    材をドットマトリクス状に媒体上に発色させてカラー画
    像を印刷する印刷装置に対して、カラー画像を所定の要
    素色ごとに色分解しつつその要素色毎に強弱を表した色
    画像データに基づいて上記印刷装置が入力可能な印刷デ
    ータとして出力する印刷処理方法において、上記印刷装
    置における色合わせに関する設定データを複数保存可能
    であるとともに、任意の設定データを利用して印刷せし
    めるようにしたことを特徴とする印刷処理方法。
  11. 【請求項11】 カラー画像を色分解した要素色の記録
    材をドットマトリクス状に媒体上に発色させてカラー画
    像を印刷する印刷装置に対して、カラー画像を所定の要
    素色ごとに色分解しつつその要素色毎に強弱を表した色
    画像データに基づいて上記印刷装置が入力可能な印刷デ
    ータとして出力する印刷処理プログラムを記録した媒体
    であって、上記印刷装置における色合わせに関する設定
    データを複数保存可能であるとともに、任意の設定デー
    タに応じて印刷せしめるようにしたことを特徴とする印
    刷処理プログラムを記録した媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008263448A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Canon Inc 画像処理方法および画像処理装置

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