JPH10277670A - 金型収納装置およびパンチング加工装置 - Google Patents

金型収納装置およびパンチング加工装置

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JPH10277670A
JPH10277670A JP8819697A JP8819697A JPH10277670A JP H10277670 A JPH10277670 A JP H10277670A JP 8819697 A JP8819697 A JP 8819697A JP 8819697 A JP8819697 A JP 8819697A JP H10277670 A JPH10277670 A JP H10277670A
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die
mold
storage
punch
spiral
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JP8819697A
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Masato Takatsu
正人 高津
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Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型収納装置の金型収納能力を増大しても簡
単な装置で効率よく金型を着脱可能にする。 【解決手段】 金型収納装置は上下方向に延長するリニ
アガイドバー57に回転及び上下動自在なパイプ59が
設けられ、このパイプ59の周囲に等間隔な螺旋状板を
固定すると共にこの螺旋状板の上面に前記金型を着脱可
能に収納する多数の収納部を備える螺旋状金型収納棚6
3が設けられている。螺旋状金型収納棚63の下面には
螺旋状のラック69と、このラックに噛合するピニオン
71が設けられている。このピニオンが回転駆動される
ことにより螺旋状金型収納棚63がラックを介して回転
しながら上下動されて金型収納装置内の多数の収納部の
うちの所望の収納部が所定の金型取出し領域に位置決め
される。この位置決めされた所望の収納部の金型が金型
交換装置83の保持部で保持され移動され、タレットパ
ンチプレスの金型交換領域とで自動的に交換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型収納装置およ
びパンチング加工装置に関し、特に金型収納能力を増大
して効率よく金型を着脱する金型収納装置およびパンチ
ング加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレスにおける本
体フレームには円盤状の回転可能な上部タレットと円盤
状の回転可能な下部タレットが上下に対向して設けられ
ており、上部タレットには多数のパンチが円周方向へ適
宜の設けられており、下部タレットには多数のダイが円
周方向へ適宜に設けられている。
【0003】多数のパンチのうちの複数のパンチは交換
パンチホルダに保持されており、この交換パンチホルダ
は上部タレットのパンチホルダ装着部に水平方向から着
脱交換可能に設けられている。
【0004】また、多数のダイのうちの複数のダイは交
換ダイホルダに保持されており、この交換ダイホルダは
下部タレットのダイホルダ装着部に水平方向から着脱交
換可能に設けられている。
【0005】上記交換パンチホルダ及び交換ダイホルダ
は上部タレットと下部タレットの同期回転によりパンチ
ホルダ交換領域及びダイ交換ホルダ領域にそれぞれ位置
決め可能に構成されている。
【0006】前記タレットパンチプレスに隣接する位置
には、交換パンチホルダ及び交換ダイホルダを水平方向
から着脱可能に収納する多数のパンチホルダ収納部及び
ダイホルダ収納部を備えている金型収納装置が設けられ
ている。
【0007】この金型収納装置101は図5に示されて
いるようにベースフレーム(図示省略)に立設された支
柱103に上下方向に延びた回転部材105が回転駆動
手段(図示省略)により回転可能に設けられている。
【0008】前記回転部材105には円盤状のパンチ収
納フレーム107が設けられており、このパンチ収納フ
レーム107にはパンチPを着脱可能に収納する多数の
パンチ収納部109が円周方向へ適宜に設けられてい
る。
【0009】また、前記回転部材105には円盤状のダ
イ収納フレーム111がパンチ収納フレーム107に上
下に対向した位置に一体的に設けられており、ダイ収納
フレーム111にはダイDを着脱可能に収納する多数の
ダイ収納部113が円周方向へ適宜に設けられている。
【0010】上下に対向した一対の収納フレーム10
7、111は前記回転部材105に複数組の収納フレー
ムを着脱可能である。
【0011】また、前記金型収納装置101は多数のパ
ンチ収納部109のうちの所望のパンチ収納部109が
前記パンチ取出し領域115の所定位置に位置決めされ
ると共に、前記多数のダイ収納部113のうちの所望の
ダイ収納部113のダイDが前記ダイ取出し領域117
の所定位置に位置決めされるように構成されている。
【0012】前記タレットパンチプレスと金型収納装置
101の間には金型交換装置119が設けられており、
この金型交換装置119は交換パンチホルダを着脱可能
に保持するパンチ保持部121及び交換ダイホルダを着
脱可能に保持するダイ保持部123が備えられている。
【0013】前記パンチ保持部121はパンチホルダ交
換領域に近接した位置とパンチ取出し領域115に近接
した位置との間を移動可能に構成されており、前記ダイ
保持部123はダイホルダ交換領域に近接した位置とダ
イ取出し領域117に近接した位置との間を移動可能に
構成されている。
【0014】例えば、前記金型交換装置119は、図5
に示されているように、上下方向に立設されているガイ
ドフレーム(図示省略)に昇降体125が昇降可能に設
けられ、この昇降体125は回転駆動手段により回転す
るボールねじ127の作動により昇降するものである。
【0015】前記昇降体125にはパンチPを着脱自在
に保持するパンチ保持部121とダイDを着脱可能に保
持するダイ保持部123とを先端部に備えた金型交換ア
ーム129が揺動軸131を介して水平方向へ揺動可能
に支持されている。
【0016】前記金型交換アーム129を水平方向へ揺
動させるため、ガイドフレームには揺動駆動手段(図示
省略)に連動連結するスプライン軸133が上下方向に
延びて設けられており、このスプライン軸133は揺動
軸131にギア機構135を介して連動連結されてい
る。
【0017】なお、前記スプライン軸133は昇降体1
25の穴に貫通しており、パンチ保持部121及びダイ
保持部123は金型交換アーム129の長手方向へ移動
可能に構成されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチング加工装置においては、特に金型収納装置
101ではパンチPとダイDの金型の収納能力を増大す
るためには、上下に対向した一対の収納フレームを前記
回転部材105に複数組を設ける必要がある。これらの
収納フレームからパンチPとダイDの金型を交換するた
めには、金型交換アーム129を上下移動する必要があ
る。
【0019】金型交換アーム129を上下動可能である
と共に揺動可能であるようにするためには前述したよう
にスプライン軸133やボールねじ127、ギア機構1
35等の複雑な機構を必要とするので、制御機構が複雑
になることと、コスト高になるという問題点があった。
【0020】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、金型収納能力を増大しても簡
単な装置で効率よく金型を着脱可能にする金型収納装置
およびパンチング加工装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の金型収納装置は、上下方向
に延長するリニアガイドバーに装着された回転及び上下
動自在なパイプと、このパイプの周囲に等間隔な複数の
螺旋状板を一体化して固定すると共にこの各螺旋状板の
上面に金型を着脱可能に収納する多数の収納部を備える
螺旋状金型収納棚と、前記各螺旋状板の上面の多数の収
納部のうちの所望の収納部の金型を予め設定した空間位
置で着脱する金型取出し領域と、この金型取出し領域へ
前記所望の収納部を位置決めすべく前記螺旋状金型収納
棚を回転して上下動せしめる収納棚回転駆動手段と、か
らなることを特徴とするものである。
【0022】したがって、板材加工装置の金型、例えば
パンチング加工装置のパンチとダイの金型は、例えば金
型交換装置の保持部で保持されて移動され、前記金型収
納装置の所定の金型取出し領域に位置決めされる。収納
棚回転駆動手段により螺旋状金型収納棚が回転されて上
下動されて空の収納部が金型取出し領域に位置決めさ
れ、この金型取出し領域に位置決めされた空の収納部
に、金型交換装置の保持部で保持されている金型が装着
される。
【0023】次いで収納棚回転駆動手段により螺旋状金
型収納棚が回転されて上下動されるので、前記螺旋状板
の上面の多数の収納部のうちの所望の収納部が高さ方向
においても常時所定の金型取出し領域に位置決めされ
る。この位置決めされた所望の収納部の金型は金型交換
装置の保持部を上下動調整することなく、容易に所定位
置で保持される。そして、前記金型交換装置の保持部で
移動されてパンチング加工装置の所定の位置に装着さ
れ、ワークがパンチング加工される。
【0024】請求項2によるこの発明の金型収納装置
は、請求項1記載の金型収納装置において、前記収納棚
回転駆動手段が、前記螺旋状金型収納棚の下面に沿って
螺旋状に設けられたラックと、前記螺旋状金型収納棚の
外部に支持されると共に前記ラックに噛合して回転駆動
されるピニオンと、で構成されていることを特徴とする
ものである。
【0025】したがって、ピニオンが回転駆動されるこ
とにより螺旋状金型収納棚がラックを介して回転しなが
ら上下動されるので、螺旋状金型収納棚上の所望のパン
チとダイの金型が所定の金型取出し領域に容易に位置決
めされる。
【0026】請求項3によるこの発明の金型収納装置
は、請求項1記載の金型収納装置において、前記複数の
螺旋状板のうちの上下に隣り合う2つの螺旋状板を1つ
のグループとして、この上方の螺旋状板の一周分の上面
にパンチを着脱可能に収納する多数の収納部を備えると
共に前記下方の螺旋状板の一周分の上面に前記パンチの
収納部と対向する位置にダイを着脱可能に収納する多数
の収納部を備え、前記上下の螺旋状板のパンチとダイの
多数の収納部のうちの所望の収納部の互いに対向するパ
ンチとダイの金型を予め設定した空間位置で着脱する金
型取出し領域を設けてなることを特徴とするものであ
る。
【0027】したがって、螺旋状金型収納棚を2回転す
る毎に他のグループの上下に隣り合う各螺旋状板の上面
のパンチとダイが金型取出し領域へ移動して位置決めさ
れ、所望のパンチとダイが同時に各収納部から着脱され
る。
【0028】請求項4によるこの発明のパンチング加工
装置は、パンチを着脱可能に装着する多数のパンチ装着
部を備えた回転自在な上部タレットと、前記パンチと対
応するダイを着脱可能に装着する多数のダイ装着部を備
えた回転自在な下部タレットとを設けると共に前記上部
タレットおよび下部タレットのパンチとダイの金型を所
定の金型交換領域に位置決め自在に設けたタレットパン
チプレスと、このタレットパンチプレスに隣接して前記
パンチとダイの金型を着脱可能に収納する多数の収納部
を備えると共にこの多数の収納部のうちの所望の収納部
を所定の金型取出し領域に位置決め自在に設けた金型収
納装置と、前記パンチとダイの金型を保持する保持部を
備えると共にこの保持部を前記タレットパンチプレスの
金型交換領域と前記金型収納装置の金型取出し領域との
間を移動自在に設けた金型交換装置と、からなるパンチ
ング加工装置において、前記金型収納装置が、上下方向
に延長するリニアガイドバーに装着された回転及び上下
動自在なパイプと、このパイプの周囲に等間隔な複数の
螺旋状板を一体化して固定すると共にこの各螺旋状板の
上面に前記パンチとダイの金型を着脱可能に収納する多
数の収納部を備える螺旋状金型収納棚と、前記各螺旋状
板の上面の多数の収納部のうちの所望の収納部の金型を
予め設定した空間位置で着脱する金型取出し領域と、こ
の金型取出し領域へ前記所望の収納部を位置決めすべく
前記螺旋状金型収納棚を回転して上下動せしめる収納棚
回転駆動手段と、からなることを特徴とするものであ
る。
【0029】したがって、前記上部タレットおよび下部
タレットのパンチとダイの金型を交換する場合は、前記
上部タレットおよび下部タレットが回転されて前記金型
が所定の金型交換領域に位置決めされ、この位置決めさ
れた金型は金型交換装置の保持部で保持されて移動し、
前記金型収納装置の所定の金型取出し領域に位置決めさ
れる。収納棚回転駆動手段により螺旋状金型収納棚が回
転されて上下動されて空の収納部が金型取出し領域に位
置決めされ、この金型取出し領域に位置決めされた空の
収納部に、金型交換装置の保持部で保持されている金型
が装着される。
【0030】次いで収納棚回転駆動手段により螺旋状金
型収納棚が回転されて上下動されるので、前記金型収納
装置内の多数の収納部のうちの所望の収納部が高さ方向
においても常時所定の金型取出し領域に位置決めされ
る。この位置決めされた所望の収納部の金型は金型交換
装置の保持部を上下動調整することなく、容易に所定位
置で保持されて移動される。そして、前記タレットパン
チプレスの金型交換領域の所定の位置に装着される。前
記上部タレットおよび下部タレットが再び回転され金型
がパンチング加工位置へ位置決めされ、ワークがパンチ
ング加工される。
【0031】請求項5によるこの発明のパンチング加工
装置は、請求項4記載のパンチング加工装置において、
前記収納棚回転駆動手段が、前記螺旋状金型収納棚の下
面に沿って螺旋状に設けられたラックと、前記螺旋状金
型収納棚の外部に支持されると共に前記ラックに噛合し
て回転駆動されるピニオンと、で構成されていることを
特徴とするものである。
【0032】したがって、請求項2の作用と同様であ
り、ピニオンが回転駆動されることにより螺旋状金型収
納棚がラックを介して回転しながら上下動されるので、
螺旋状金型収納棚上の所望のパンチとダイの金型が所定
の金型取出し領域に容易に位置決めされる。
【0033】請求項6によるこの発明のパンチング加工
装置は、請求項4記載のパンチング加工装置において、
前記複数の螺旋状板のうちの上下に隣り合う2つの螺旋
状板を1つのグループとして、この上方の螺旋状板の一
周分の上面にパンチを着脱可能に収納する多数の収納部
を備えると共に前記下方の螺旋状板の一周分の上面に前
記パンチの収納部と対向する位置にダイを着脱可能に収
納する多数の収納部を備え、前記上下の螺旋状板のパン
チとダイの多数の収納部のうちの所望の収納部の互いに
対向するパンチとダイの金型を予め設定した空間位置で
着脱する金型取出し領域を設けてなることを特徴とする
ものである。
【0034】したがって、請求項3の作用と同様であ
り、螺旋状金型収納棚を2回転する毎に他のグループの
上下に隣り合う各螺旋状板の上面のパンチとダイが金型
取出し領域へ移動して位置決めされ、所望のパンチとダ
イが同時に各収納部から着脱される。
【0035】請求項7によるこの発明のパンチング加工
装置は、請求項4記載のパンチング加工装置において、
前記下部タレットに対して上部タレットを小径に設ける
と共にこの上部タレットと前記下部タレットの回転軸の
軸心をずらして下部タレットのダイ交換領域の上方に上
部タレットが位置しないようにしたことを特徴とするも
のである。
【0036】したがって、上部タレットと下部タレット
のパンチとダイをパンチング加工位置に配置可能である
と共に、下部タレットのダイ交換領域の上方には上部タ
レットが位置しないので、下部タレットの所望のダイと
上部タレットの所望のパンチは金型交換装置の保持部に
より容易に着脱される。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパンチング加工装
置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0038】図3及び図4を参照するに、本実施の形態
に係わるタレットパンチプレス1は、ベース3の両側に
立設したサイドフレーム5,7に上部フレーム9の両側
が支持された態様のフレーム構造に構成されている。前
記上部フレーム9の下部には円盤状の上部タレット11
が回転自在に装着されており、この上部タレット11に
は図3及び図4に示されているように多種類のパンチP
を着脱可能に装着する多数のパンチ装着部13が円周方
向へ適宜に設けられている。
【0039】ベース3の上面には、前記上部タレット1
1に対向した円盤状の下部タレット15が回転自在に装
着されており、この下部タレット15には図3及び図4
に示されているように前記多種類のパンチPと対向した
多数のダイDを着脱可能に装着する多数のダイ装着部1
7が周方向へ適宜に設けられている。
【0040】図3及び図4を参照するに、上部タレット
11と下部タレット15はタレット用サーボモータ19
等の駆動手段により同方向へ同期して回転されるもので
ある。
【0041】なお、前記上部タレット11には所望のパ
ンチ装着部13のパンチPの交換が行われる空間として
のパンチ交換領域21が設けられており、下部タレット
15には所望のダイ装着部17のダイDの交換が行われ
る空間としてのダイ交換領域23が設けられている。
【0042】前記上部タレット11と下部タレット15
との同期回転により、前記多数のパンチ装着部13のう
ちの所望のパンチ装着部13が前記パンチ交換領域21
の所定位置に位置決めされると共に、前記多数のダイ装
着部17のうちの所望のダイ装着部17が前記ダイ交換
領域23の所定位置に位置決めされるように構成されて
いる。
【0043】また、前記ダイ交換領域23の所望のダイ
装着部17のダイDを容易に交換可能とするために、前
記ダイ交換領域23の上方に上部タレット11が位置し
ないようにする。つまり、前記上部タレット11は下部
タレット15より小型に構成されると共に前記上部タレ
ット11の回転軸25と下部タレット15の回転軸27
の軸心がずれて構成されている。
【0044】また、前記上部フレーム9の下面における
ほぼ中央部には、図4に示されているようにラム29
(打圧部材)が上下動自在に装着されている。このラム
29は、上部タレット11および下部タレット15の回
転によってラム29の下方のパンチング加工位置31へ
割出し位置決めされたパンチPが打圧されるものであ
る。
【0045】なお、タレットパンチプレス1のフレーム
構造の中央部にはギャップ部33が備えられており、こ
のギャップ部33に固定テーブル35が設けられてい
る。この固定テーブル35の左右両側(図3において上
下両側)には、可動テーブル37が設けられている。な
お、前記固定テーブル35の上面にはワークを移動可能
に支持するためのフリーベアリング39が多数設けられ
ている。
【0046】前記可動テーブル37の上面における図3
の左側端部には、左右の可動テーブル37を連結するキ
ャレッジベース41が前記固定テーブル35を跨いで設
けられている。
【0047】また、フレームの左側端にY軸駆動モータ
43が設けられている。このY軸駆動モータ43の駆動
によりキャレッジベース41が左右の可動テーブル37
と一体となってY軸方向へ移動するものである。
【0048】キャレッジベース41には、ワークを把持
する左右のワーククランパ45を備えたキャレッジ47
がX軸方向(図3において上下方向)へ移動自在に設け
られており、X軸駆動モータ49によりX軸方向へ移動
されるものである。
【0049】以上のように、タレットパンチプレス1に
はY軸駆動モータ43及びX軸駆動モータ49によりワ
ークWを前後左右方向へ移動位置決めするためのワーク
Wの移動位置決め装置51が設けられており、この移動
位置決め装置51は数値制御等の制御装置(図示省略)
によって制御されワークWをパンチPとダイDとの間の
適宜位置へ位置決めするものである。
【0050】したがって、タレットパンチプレス1に装
着したパンチPと下部タレット15に装着したダイDと
の間に、板状のワークWが位置決めされた後に、ラム2
9によってパンチPが打圧されることにより、パンチP
とダイDによってワークWにパンチング加工が行われる
のである。
【0051】また、図3を参照するに、前記タレットパ
ンチプレス1に隣接した位置には多数のパンチP及び多
数のダイDを着脱可能に収納する金型収納装置53が設
けられている。
【0052】より詳しくは図1及び図2、図3を参照す
るに、前記金型収納装置53はベースフレーム55の中
央部にリニアガイドバー57が立設され、このリニアガ
イドバー57には回転及び上下動自在な筒状のパイプ5
9が設けられている。
【0053】前記パイプ59の周囲には等間隔な複数の
螺旋状板61を一体化して螺旋状に構成した螺旋状金型
収納棚63が固定されている。例えば、前記螺旋状板6
1は一周分だけ螺旋状に形成されており、この複数の螺
旋状板61を連続して一体構造としてパイプ59に溶接
等で固定することができる。
【0054】この各螺旋状板61の上面には前記パンチ
Pを着脱可能に収納する多数のパンチ収納部65と、ダ
イDを着脱可能に収納する多数のダイ収納部67が備え
られている。
【0055】前記螺旋状金型収納棚63は収納棚回転駆
動手段により回転されて上下動するように構成されてい
る。より詳しくは、前記螺旋状金型収納棚63の下面の
外周縁に沿って螺旋状にラック69が設けられており、
このラック69に噛合する駆動ピニオン71が前記螺旋
状金型収納棚63の外部の収納サーボモータ73(収納
棚回転駆動手段)の駆動により回転可能に設けられてい
る。なお、前記収納サーボモータ73は螺旋状金型収納
棚63の近傍位置に床面に立設されている支持架台75
に固定されている。
【0056】また、前記螺旋状のラック69に噛合して
従動する複数の支持ピニオン77が螺旋状金型収納棚6
3の外部の前記支持架台75に回転自在に設けられてお
り、前記駆動ピニオン71と複数の支持ピニオン77に
より螺旋状金型収納棚63が安定した状態で回転可能に
支持されている。
【0057】前記駆動ピニオン71が収納サーボモータ
73により回転駆動されると、螺旋状金型収納棚63が
螺旋状のラック69を介して回転されながら上下動す
る。
【0058】パンチPを着脱可能に収納する多数のパン
チ収納部65を備えると共に前記下方の螺旋状板の一周
分の上面に前記パンチ収納部65と対向する位置にダイ
を着脱可能に収納する多数のダイ収納部67を備え、前
記螺旋状金型収納棚63は、例えば前記複数の螺旋状板
61のうちの上下に隣り合う2つの螺旋状板61を1つ
のグループとし、この上方の螺旋状板61にはパンチP
を着脱可能に収納する多数のパンチ収納部65が螺旋状
板61の1回転分だけ円周方向へ適宜に設けられてお
り、前記下方の螺旋状板61には前記パンチPに対向し
た位置にダイDを着脱可能に収納する多数のダイ収納部
67が螺旋状板61の1回転分だけ円周方向へ設けられ
ている。
【0059】また、前記螺旋状金型収納棚63には所望
のパンチ収納部65のパンチPの取出しが行われる空間
としてのパンチ取出し領域79と、このパンチ取出し領
域79の下方に対向する位置に所望のダイ収納部67の
ダイDの取出しが行われる空間としてのダイ取出し領域
81が予め設定した空間位置に設けられている。
【0060】螺旋状金型収納棚63が収納サーボモータ
73により回転駆動されることにより、前記多数のパン
チ収納部65のうちの所望のパンチ収納部65が前記パ
ンチ取出し領域79の所定位置に位置決めされると共
に、前記多数のダイ収納部67のうちの所望のダイ収納
部67のダイDが前記ダイ取出し領域81の所定位置に
位置決めされる。
【0061】なお、本実施の形態の例では、パンチ取出
し領域79とダイ取出し領域81の2箇所の空間位置を
金型取出し領域として設けられているが、金型収納装置
53における1箇所の空間位置を金型取出し領域として
設けることもできる。この場合は前記1箇所の金型取出
し領域に所望のパンチ又はダイを移動位置決めすること
になる。
【0062】前記収納サーボモータ73は制御装置(図
示省略)に電気的に接続されており、この制御装置には
記憶装置及び演算装置が接続されている。
【0063】前記記憶装置は多数のパンチ装着部13に
対して着脱を行うための多数のパンチPの情報や、多数
のダイ装着部17に対して着脱を行うための多数のダイ
Dの情報や、多数のパンチ収納部65に収納された多数
のパンチPの情報や、多数のダイ収納部67に収納され
た多数のダイDの情報が記憶される。
【0064】また、前記演算装置は多数の収納パンチP
及び収納ダイDの情報の中から、所望のパンチPとダイ
Dが選択される。
【0065】さらに、制御装置は、選択したパンチPを
パンチ取出し領域79に位置決めすると共に、選択した
ダイDをダイ取出し領域81に位置決めするよう収納サ
ーボモータ73を制御する作用を有する。
【0066】前記タレットパンチプレス1と金型収納装
置53との間にはパンチP及びダイDの交換を行う金型
交換装置83が設けられている。
【0067】より詳しくは、図1及び図3を参照する
に、前記金型交換装置83はベースフレーム55に揺動
シャフト85が立設されており、この揺動シャフト85
にはパンチPを着脱自在に保持するパンチ保持部87と
ダイDを着脱可能に保持するダイ保持部89を先端部に
備えた金型交換アーム91が水平方向へ揺動可能に支持
されていると共に、金型交換アーム91はそれ自体がア
ームシリンダ93等の駆動手段により金型交換アーム9
1の延長方向へ伸縮自在に構成されている。
【0068】なお、前記金型交換アーム91を水平方向
へ揺動させるため、揺動シャフト85には揺動サーボモ
ータ95にギア機構97を介して連動連結されている。
また、本実施の形態の例では前記パンチ保持部87とダ
イ保持部89は金型交換アーム91の先端部で小型の昇
降駆動モータ(図示省略)により一体的に上下動自在に
設けられている。
【0069】上記構成により、前記上部タレット11お
よび下部タレット15のパンチPとダイDの金型が交換
される場合は、タレット用サーボモータ19の駆動によ
り前記上部タレット11および下部タレット15が回転
されて所望のパンチ装着部13及びダイ装着部17が所
定のパンチ交換領域21及びダイ交換領域23に位置決
めされる。
【0070】揺動サーボモータ95の駆動によりギア機
構97を介して揺動シャフト85が回転して金型交換ア
ーム91がタレットに接近する水平方向へ揺動すること
により、パンチ保持部87及びダイ保持部89がパンチ
交換領域21及びダイ交換領域23にそれぞれ位置決め
される。
【0071】次に、アームシリンダ93の駆動により金
型交換アーム91が前進して、前記所定のパンチ装着部
13のパンチPが保持されると共に前記所定のダイ装着
部17のダイDが保持され、図示せざる昇降駆動モータ
の駆動により金型交換アーム91が上昇して、上部タレ
ット11の所定のパンチ装着部13から前記パンチPが
離脱されると共に下部タレット15の所定のダイ装着部
17から前記ダイDが離脱される。
【0072】前記パンチP及びダイDが離脱した後に、
揺動サーボモータ95の駆動により揺動シャフト85が
回転してパンチ保持部87及びダイ保持部89がタレッ
トから離反する水平方向(他方向)へ揺動されて金型収
納装置53のパンチ取出し領域79及びダイ取出し領域
81の空のパンチ収納部65及びダイ収納部67に装着
される。
【0073】この金型収納装置53の作用について詳細
に説明すると、収納サーボモータ73の駆動により螺旋
状金型収納棚63が回転して上下動することにより、空
のパンチ収納部65及び空のダイ収納部67がパンチ取
出し領域79及びダイ取出し領域81にそれぞれ位置決
めされる。
【0074】次に、昇降駆動モータの駆動によりパンチ
保持部87及びダイ保持部89が下降してパンチPとダ
イDの保持状態が解除されることにより、前記パンチP
が空のパンチ収納部65に収納されると共に前記ダイD
が空のダイ収納部67に収納される。
【0075】そして、アームシリンダ93の駆動により
金型交換アーム91が後退して、パンチ保持部87及び
ダイ保持部89がパンチ取出し領域79及びダイ取出し
領域81から離反する。
【0076】その後、収納サーボモータ73の駆動によ
り螺旋状金型収納棚63が回転して多数のパンチ収納部
65のうちの所望のパンチ収納部65及び多数のダイ収
納部67のうちの所望のダイ収納部67がパンチ取出し
領域79及びダイ取出し領域81にそれぞれ位置する。
【0077】次にアームシリンダ93の駆動により金型
交換アーム91が前進して、パンチ保持部87及びダイ
保持部89がパンチ取出し領域79及びダイ取出し領域
81にそれぞれ位置する。そして、パンチ保持部87に
より所望のパンチ収納部65に収納されたパンチPが保
持されると共にダイ保持部89により所望のダイ収納部
67に収納されたダイDが保持される。さらに、昇降駆
動モータの駆動によりパンチ保持部87及びダイ保持部
89が上昇して所望のパンチPが所望のパンチ収納部6
5から取出されると共に所望のダイDが所望のダイ収納
部67から取出される。
【0078】このパンチ保持部87及びダイ保持部89
に保持されたパンチP及びダイDは、揺動サーボモータ
95の駆動により揺動シャフト85が回転してパンチ保
持部87及びダイ保持部89が上部タレット11及び下
部タレット15に接近する水平方向へ揺動され金型交換
アーム91が前進してパンチ交換領域21及びダイ交換
領域23にそれぞれ位置する。
【0079】次に、昇降駆動モータの駆動によりパンチ
保持部87及びダイ保持部89が下降してパンチ保持部
87の保持状態が解除されることにより前記パンチPが
パンチ交換領域21の所定のパンチ装着部13に装着さ
れると共に、ダイ保持部89の保持状態が解除されるこ
とにより前記ダイDがダイ交換領域23の所定のダイ装
着部17に装着される。そして、前記金型交換アーム9
1が後退した後、他方向へ揺動される。
【0080】上記のように所望のパンチPとダイDを装
着したパンチ装着部13及びダイ装着部17は、再びタ
レット用サーボモータ19の駆動により前記上部タレッ
ト11および下部タレット15が回転されて所定のパン
チング加工位置31に位置決めされ、ワークWがパンチ
ング加工される。
【0081】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりそ
の他の態様で実施し得るものである。
【0082】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、請求項1の発明によれば、板材加工装置
の金型、例えばパンチング加工装置のパンチとダイの金
型は、例えば金型交換装置の保持部で保持されて移動さ
れ、前記金型収納装置の所定の金型取出し領域に位置決
めされる。この位置決めされた金型を金型交換装置の保
持部で保持し、この保持部を上下動することなく水平方
向に揺動するだけで前記金型収納装置の所定の金型取出
し領域に容易に位置決めできる。
【0083】収納棚回転駆動手段により螺旋状金型収納
棚を回転して上下動するので、空の収納部を所定の金型
取出し領域に容易に位置決めできる。金型交換装置の保
持部で保持されている金型を空の収納部に容易に装着で
きる。
【0084】次いで収納棚回転駆動手段により螺旋状金
型収納棚を回転して上下動することにより前記金型収納
装置内の多数の収納部のうちの所望の収納部を所定の金
型取出し領域に容易に位置決めできる。金型交換装置の
保持部を上下動しなくとも、所定の金型取出し領域に位
置決めされた所望の収納部の金型を金型交換装置の保持
部で保持できる。また、この金型交換装置の保持部を上
下動しなくとも前記タレットパンチプレスの金型交換領
域の所定の位置に移動して装着できるので効率よく金型
を交換できる。
【0085】請求項2の発明によれば、ピニオンを回転
駆動することにより螺旋状金型収納棚がラックを介して
回転しながら上下動されるので、螺旋状金型収納棚上の
所望のパンチとダイの金型を所定の金型取出し領域に容
易に位置決めできる。
【0086】請求項3の発明によれば、螺旋状金型収納
棚を2回転する毎に他のグループの上下に隣り合う各螺
旋状板の上面のパンチとダイが金型取出し領域へ移動し
て位置決めされ、所望のパンチとダイが同時に各収納部
から着脱される。
【0087】請求項4の発明によれば、前記上部タレッ
トおよび下部タレットのパンチとダイの金型を交換する
場合は、前記上部タレットおよび下部タレットが回転さ
れて前記金型が所定の金型交換領域に位置決めされる。
この位置決めされた金型を金型交換装置の保持部で保持
し、この保持部を上下動することなく水平方向に揺動す
るだけで前記金型収納装置の所定の金型取出し領域に容
易に位置決めできる。
【0088】収納棚回転駆動手段により螺旋状金型収納
棚を回転して上下動するので、空の収納部を所定の金型
取出し領域に容易に位置決めできる。金型交換装置の保
持部で保持されている金型を空の収納部に容易に装着で
きる。
【0089】次いで収納棚回転駆動手段により螺旋状金
型収納棚を回転して上下動することにより前記金型収納
装置内の多数の収納部のうちの所望の収納部を所定の金
型取出し領域に容易に位置決めできる。金型交換装置の
保持部を上下動しなくとも、所定の金型取出し領域に位
置決めされた所望の収納部の金型を金型交換装置の保持
部で保持できる。また、この金型交換装置の保持部を上
下動しなくとも前記タレットパンチプレスの金型交換領
域の所定の位置に移動して装着できるので効率よく金型
を交換できる。
【0090】請求項5の発明によれば、請求項2の効果
と同様であり、ピニオンを回転駆動することにより螺旋
状金型収納棚がラックを介して回転しながら上下動され
るので、螺旋状金型収納棚上の所望のパンチとダイの金
型を所定の金型取出し領域に容易に位置決めできる。
【0091】請求項6の発明によれば、請求項3の効果
と同様であり、螺旋状金型収納棚を2回転する毎に他の
グループの上下に隣り合う各螺旋状板の上面のパンチと
ダイが金型取出し領域へ移動して位置決めされ、所望の
パンチとダイが同時に各収納部から着脱される。
【0092】請求項7の発明によれば、上部タレットと
下部タレットのパンチとダイをパンチング加工位置に配
置可能であると共に、下部タレットのダイ交換領域の上
方には上部タレットが位置しないので、下部タレットの
所望のダイと上部タレットの所望のパンチを金型交換装
置の保持部により容易に着脱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係わる主要な装置の
概略を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の例に係わる主要な金型収
納装置の要部断面を含む正面図である。
【図3】本発明の実施の形態の例を示すもので、パンチ
ング加工装置の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態の例を示すもので、パンチ
ング加工装置の側面図である。
【図5】従来例を示すもので、装置の概略を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 11 上部タレット 13 パンチ装着部 15 下部タレット 17 ダイ装着部 21 パンチ交換領域 23 ダイ交換領域 25 回転軸(上部タレット11の) 27 回転軸(下部タレット15の) 31 パンチング加工位置 53 金型収納装置 57 リニアガイドバー 59 パイプ 61 螺旋状板 63 螺旋状金型収納棚 65 パンチ収納部 67 ダイ収納部 69 ラック 71 駆動ピニオン 73 収納サーボモータ 75 支持架台 79 パンチ取出し領域 81 ダイ取出し領域 83 金型交換装置 85 揺動シャフト 87 パンチ保持部 89 ダイ保持部 91 金型交換アーム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に延長するリニアガイドバーに
    装着された回転及び上下動自在なパイプと、このパイプ
    の周囲に等間隔な複数の螺旋状板を一体化して固定する
    と共にこの各螺旋状板の上面に金型を着脱可能に収納す
    る多数の収納部を備える螺旋状金型収納棚と、前記各螺
    旋状板の上面の多数の収納部のうちの所望の収納部の金
    型を予め設定した空間位置で着脱する金型取出し領域
    と、この金型取出し領域へ前記所望の収納部を位置決め
    すべく前記螺旋状金型収納棚を回転して上下動せしめる
    収納棚回転駆動手段と、からなることを特徴とする金型
    収納装置。
  2. 【請求項2】 前記収納棚回転駆動手段が、前記螺旋状
    金型収納棚の下面に沿って螺旋状に設けられたラック
    と、前記螺旋状金型収納棚の外部に支持されると共に前
    記ラックに噛合して回転駆動されるピニオンと、で構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の金型収納装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数の螺旋状板のうちの上下に隣り
    合う2つの螺旋状板を1つのグループとして、この上方
    の螺旋状板の一周分の上面にパンチを着脱可能に収納す
    る多数の収納部を備えると共に前記下方の螺旋状板の一
    周分の上面に前記パンチの収納部と対向する位置にダイ
    を着脱可能に収納する多数の収納部を備え、前記上下の
    螺旋状板のパンチとダイの多数の収納部のうちの所望の
    収納部の互いに対向するパンチとダイの金型を予め設定
    した空間位置で着脱する金型取出し領域を設けてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の金型収納装置。
  4. 【請求項4】 パンチを着脱可能に装着する多数のパン
    チ装着部を備えた回転自在な上部タレットと、前記パン
    チと対応するダイを着脱可能に装着する多数のダイ装着
    部を備えた回転自在な下部タレットとを設けると共に前
    記上部タレットおよび下部タレットのパンチとダイの金
    型を所定の金型交換領域に位置決め自在に設けたタレッ
    トパンチプレスと、このタレットパンチプレスに隣接し
    て前記パンチとダイの金型を着脱可能に収納する多数の
    収納部を備えると共にこの多数の収納部のうちの所望の
    収納部を所定の金型取出し領域に位置決め自在に設けた
    金型収納装置と、前記パンチとダイの金型を保持する保
    持部を備えると共にこの保持部を前記タレットパンチプ
    レスの金型交換領域と前記金型収納装置の金型取出し領
    域との間を移動自在に設けた金型交換装置と、からなる
    パンチング加工装置において、 前記金型収納装置が、上下方向に延長するリニアガイド
    バーに装着された回転及び上下動自在なパイプと、この
    パイプの周囲に等間隔な複数の螺旋状板を一体化して固
    定すると共にこの各螺旋状板の上面に前記パンチとダイ
    の金型を着脱可能に収納する多数の収納部を備える螺旋
    状金型収納棚と、前記各螺旋状板の上面の多数の収納部
    のうちの所望の収納部の金型を予め設定した空間位置で
    着脱する金型取出し領域と、この金型取出し領域へ前記
    所望の収納部を位置決めすべく前記螺旋状金型収納棚を
    回転して上下動せしめる収納棚回転駆動手段と、からな
    ることを特徴とするパンチング加工装置。
  5. 【請求項5】 前記収納棚回転駆動手段が、前記螺旋状
    金型収納棚の下面に沿って螺旋状に設けられたラック
    と、前記螺旋状金型収納棚の外部に支持されると共に前
    記ラックに噛合して回転駆動されるピニオンと、で構成
    されていることを特徴とする請求項4記載のパンチング
    加工装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の螺旋状板のうちの上下に隣り
    合う2つの螺旋状板を1つのグループとして、この上方
    の螺旋状板の一周分の上面にパンチを着脱可能に収納す
    る多数の収納部を備えると共に前記下方の螺旋状板の一
    周分の上面に前記パンチの収納部と対向する位置にダイ
    を着脱可能に収納する多数の収納部を備え、前記上下の
    螺旋状板のパンチとダイの多数の収納部のうちの所望の
    収納部の互いに対向するパンチとダイの金型を予め設定
    した空間位置で着脱する金型取出し領域を設けてなるこ
    とを特徴とする請求項4記載のパンチング加工装置。
  7. 【請求項7】 前記下部タレットに対して上部タレット
    を小径に設けると共にこの上部タレットと前記下部タレ
    ットの回転軸の軸心をずらして下部タレットのダイ交換
    領域の上方に上部タレットが位置しないようにしたこと
    を特徴とする請求項4記載のパンチング加工装置。
JP8819697A 1997-04-07 1997-04-07 金型収納装置およびパンチング加工装置 Pending JPH10277670A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109304400A (zh) * 2018-11-09 2019-02-05 王洁 罐体成型装置和系统
CN109500218A (zh) * 2018-12-14 2019-03-22 林小玲 一种环保材料的冲模装置
WO2020093431A1 (zh) * 2018-11-09 2020-05-14 王洁 罐体成型装置、系统和方法

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