JPH10277486A - 穀粒の検定装置 - Google Patents

穀粒の検定装置

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JPH10277486A
JPH10277486A JP9105797A JP9105797A JPH10277486A JP H10277486 A JPH10277486 A JP H10277486A JP 9105797 A JP9105797 A JP 9105797A JP 9105797 A JP9105797 A JP 9105797A JP H10277486 A JPH10277486 A JP H10277486A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプルの籾米を粒の大きさ別に3段階に選
別して検定の精度を向上させる。 【解決手段】 サンプルの籾米量を第1計量器9に計量
した後、籾摺機11にて籾摺した玄米を、粗い選別網の
第1粒選別機5にて整粒とそれより小粒の処理粒とに選
別し、整粒は整粒ホッパー33に集穀する。処理粒を粗
さの細かい選別網の第2粒選別機7にて選別された中間
粒を中間粒ホッパー36に集穀し、中間粒より小粒のく
ず粒をくず粒ホッパー37に集穀し、次いで第2計量器
10にて整粒、中間粒、くず粒の順序で各々計量した
後、袋詰め装置32にて、1つのサンプル毎に整粒、中
間粒、くず粒を別々に袋詰して放出し、サンプル毎の検
定結果用紙を袋に同封しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は、米や麦等の穀粒の粒
の大きさに関わる品質の検定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、各農家がライスセンター等に
搬入した米等の穀粒の品質を検定するため、搬入された
穀粒の一部を採取したサンプル別に仕分けして、整粒の
歩合、くず粒(未熟粒)の歩合等を測定する検定装置と
して、特公昭63−66579号公報、特公平4−40
066号公報等に開示されたものがある。
【0003】これらの検定装置は、一種類の選別網を備
えた選別機が2連に配置されており、供給された籾米を
籾摺するための籾摺機を備える一方、該籾摺機の下方に
は、籾摺後の玄米を前記2つの選別機へ選択的に供給す
るための切換弁を配置し、一方の選別機で1つのサンプ
ルについて選別作業を実行している間に、引き続いて籾
摺された別のサンプルについての選別作業を他方の選別
機にて実行しようとするするものであって、粒の形状
(大きさ)が一定以上のもの(以下、整粒という)と、
この整粒より粒の小さい小粒との二種類に選別するだけ
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記選
別された小粒中には、青米等の未熟粒の他に砕米等のく
ず米も混入している。従って、従来の整粒と小粒との2
種類に選別した検定だけでは、小粒中に未熟粒が多いの
かくず粒が多いのかの判別ができず、各農家から提出さ
れたサンプルの穀粒の品質を適正に検定できないという
問題があった。
【0005】本発明は、この問題を解決すべくなされた
ものであって、穀粒の大きさを3段階に選別できる検定
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の穀粒の検定装置は、米や麦
等の穀粒を選別するための選別網の粗さが各々異なる第
1粒選別機及び第2粒選別機と、第1粒選別機により選
別されて集穀された処理粒を第2粒選別機に搬送するた
めの搬送手段と、選別されて集穀された粒の重さを計量
する計量器と、前記計量後の粒を、選別等級ごとの粒に
袋詰めする袋詰め装置とを備えたものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の穀粒の検定装置において、前記第1粒選別機に
は、選別された整粒を集穀する整粒ホッパーと、前記整
粒より小粒の処理粒を集穀する処理粒ホッパーとを設け
る一方、前記第2粒選別機には、選別された中間粒を集
穀する中間粒ホッパーと、前記中間粒より小粒のくず粒
を集穀するくず粒ホッパーとを設け、前記2つの粒選別
機によるサンプルごとの選別作業の終了後に、前記サン
プルごとに整粒と中間粒とくず粒とを個別に計量し、そ
の個別に計量されたものを袋詰めして放出する制御を実
行する制御手段を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は本発明の検定装置1による
作業を示すフロー図であり、図2は検定装置1の外観正
面図、図3は外観平面図、図4は要部の正面図である。
図2及び図3に示すように、検定装置1の本体ケース1
a外に設けたサンプルセット部2におけるサンプルバケ
ット2a(実施例では10個設けられている)に、各農
家ごとのサンプルの穀粒(例えば500g程度の籾米
量)をセットする。サンプルの籾米は図示しない所定の
乾燥設備にて適正に乾燥されたものを用いるとする。操
作盤63もしくはサンプルセット部2の図示しないボタ
ンを押すと、図示しないシャッターが開いて、回転する
コンベヤ等を介してサンプル供給口3に投入される。
【0009】本体ケース1a内には、後に詳述する供給
スキップ4、第1粒選別機5、処理粒スキップ6、第2
粒選別機7、排出スキップ8、第1計量器9、第2計量
器10、籾摺機11等の作業部が配置され、後述するよ
うに選別され、集穀され、計量された粒は、図2に示す
排出ホッパー30から排出樋31を介して袋詰め装置3
2に移送され、サンプル番号ごとであって、選別された
選別等級ごとの粒を合成樹脂製等の袋に詰められて放出
されるものである。
【0010】次に、検定装置1の主要部の構成につい
て、図1及び図4〜図9を参照しながら説明する。本体
ケース1a内の左方に配置された籾ホッパー12にて前
記サンプル供給口3から供給されたサンプルの籾米を一
旦受け、該籾ホッパー12における電磁ソレノイド付き
の開閉弁13を開いてその下方に配置された第1計量器
9のホッパー部9aにて受け、電子式等の第1計量器9
にて重量を計測するように構成されている。なお、後述
する第2計量器10の構成も同じである。
【0011】前記ホッパー部9aの排出口に設けた電磁
ソレノイド付きの開閉弁14を開いて供給スキップ4に
おける下降位置で停止のバケット15に移される。供給
スキップ4は、上端に配置された減速機構付駆動モータ
16の出力軸に取付けられたスプロケット等の駆動輪4
aと、下方の従動輪4bと、これらに巻掛けしたチェン
4c等の無端帯に連結されたバケット15とからなり、
バケット15の下端排出口に設けた開閉シャッター(図
示せず)は、閉じ方向にばね付勢され、所定の高さ位置
(前記開閉シャッターを開く位置)に設けられた操作レ
バー(図示せず)に当接し、前記開閉シャッターをばね
力に抗して開くように構成されている。なお、後述する
処理粒スキップ6における処理粒バケット43及び排出
スキップ8における排出バケット47も前記バケット1
5と同じ構成であるので詳細な説明は省略する。
【0012】供給スキップ4の所定中途の高さ位置にて
停止した前記バケット15から本体ケース1a内の左方
に配置された籾摺機11の受けホッパー11aに前記計
量後の籾を供給し、籾摺後の玄米を玄米受けホッパー1
7に放出する一方、籾殻はサイクロン等を介して籾殻箱
18に排出されるように構成されている。供給スキップ
4を駆動して空のバケット15を前記玄米受けホッパー
17からの粒放出位置まで下降させて停止させ、前記玄
米受けホッパー17の排出口に設けた電磁ソレノイド付
きの開閉弁19を開いて、前記空のバケット15に再度
投入し、第1粒選別機5に対する投入部20まで上昇す
るように構成され、該投入部20から第1粒選別機5に
おける供給ホッパー部21まで傾斜状の投入樋22が配
置されている。
【0013】第1粒選別機5及び第2粒選別機7は本体
ケース1a内にて正面視にて左右に並設されており、左
右一対の密閉ケース23,23内には、第1粒選別機5
における正面視断面8角形状に選別網27aを張設した
中空の回転選別胴24と、第2粒選別機7における正面
視断面8角形状に選別網27bを張設した中空の回転選
別胴25が各々正逆回転可能な駆動モータ26a,26
bにより回転駆動される。第1の回転選別胴24の周面
に張設される選別網27aの粗さは、整粒(精選された
粒径が大きい玄米などの穀粒)が通過不能で、整粒より
粒径の小さいもの(処理粒)は通過可能な程度に設定さ
れ、第2の回転選別胴25の周面に張設される選別網2
7bの粗さは、処理粒のうち、砕米等のくず粒が通過可
能であるが、くず粒より粒径の大きく整粒より粒径の小
さい青米等の未熟米(中間粒)は通過不能となるように
設定されている。選別網27a,27bは所定の粒径に
相当する多数の孔を穿設した多孔板であっても良い。
【0014】そして、第1の回転選別胴24の内径部に
残った整粒は、後述する取り出し部を介して密閉ケース
23の一側に区画された小部屋35から下端に開閉弁3
3aを備えた整粒ホッパー33に導入され、集穀され
る。同じく、第1の回転選別胴24の選別網27aから
漏下した整粒よりも粒径の小さい処理粒は、密閉ケース
23の大部屋23aから、下端に開閉弁34aを備えた
処理粒ホッパー34に導入され、集穀される。他方、第
2の回転選別胴25の内径部に残った中間粒は、後述す
る取り出し部を介して密閉ケース23の一側に区画され
た小部屋35から下端に開閉弁36aを備えた中間粒ホ
ッパー36に導入され、集穀される。同じく、第2の回
転選別胴25の選別網27bから漏下した粒径の小さい
くず粒は、密閉ケース23の大部屋23aから、下端に
開閉弁37aを備えたくず粒ホッパー37に導入され、
集穀される。なお、前記各開閉弁33a,34a,36
a,37aは、図示しない付勢バネにより閉じ方向に付
勢され、この付勢力に抗して電磁ソレノイド38a,3
8b,38c,38dにて各々開き作動するように構成
されている。
【0015】次に、前記両回転選別胴24,25におけ
る取り出し部の構成について図8及び図9を参照しなが
ら説明する。この構成は前記選別網の粗さを除いて同じ
構造であるので、代表的に第1の回転選別胴24につい
て構造を詳述し、第2の回転選別胴25については省略
する。回転選別胴24は、図5、図6、図8(a)及び
図9(a)に示すように、小部屋35側に向かって適宜
角度θだけ下向き傾斜して配置されており、回転選別胴
24の一端の側板部39a,39bの間には、前記小部
屋35内に臨ませた正面視8角形状の中空通路40を形
成する一方、回転選別胴24の内周面には、各取り込み
樋41の一端を前記中空通路40内に連通すべく側板3
9bに対して適宜長さの横向きコ字型の取り込み樋41
を一対固着すると共に、その連通孔42bと対峙する箇
所の近傍であって外側の側板39aに穿設された排出孔
42aが小部屋35内に連通するように構成する。この
場合、各取り込み樋41の開口の向きは、回転選別胴2
4が正回転するとき(図8(b)の矢印で示す時計回り
に回転するとき)、取り込み樋41の開放側が回転方向
の後側に向くように(換言すると、回転選別胴24が図
9(b)の矢印で示す反時計回りの如く逆回転するとき
には、取り込み樋41の開放側が回転方向の前側に向く
ように)、配置するのである。
【0016】このように構成すれば、回転選別胴24
(25)の内径部にサンプルのごとく少量だけ穀粒を投
入し、図8(b)の矢印で示す時計回りに回転選別胴2
4(25)を正回転させるときには、取り込み樋41が
回転選別胴24(25)の内径部の底側に来たときに
も、取り込み樋41の底板側で穀粒が押されるだけで、
回転選別胴24(25)の内径部の底側から持ち上がる
ように移動するときにも、取り込み樋41の開放側で穀
粒を掬うことがないから、中空通路40方向に穀粒が取
り込まれず、回転選別胴24(25)の選別網27a
(27b)から小径の粒が漏下し、大径の粒が残るよう
に選別できる。そして、この残った粒を取り出すには、
図9(b)の矢印で示す反時計回りに回転選別胴24
(25)を逆回転させると、取り込み樋41が回転選別
胴24(25)の内径部の底側から持ち上がるように移
動するとき、当該取り込み樋41の開放側で穀粒を掬い
あげることになり、この取り込み樋41が小部屋35に
連通する連通孔42b方向に下向き傾斜しているから、
前記掬い取られた粒は、中空通路40を介して排出孔4
2aを経て小部屋35に放出されるのである。
【0017】第1の回転選別胴24の選別網27aから
漏下した整粒より粒径の小さい処理粒は、処理粒ホッパ
ー34に集穀され、処理粒スキップ6における下方位置
に停止させた処理粒バケット43にて受けられ、この処
理粒バケット43を第2粒選別機7における処理粒供給
ホッパー44の箇所まで上昇させて、当該処理粒供給ホ
ッパー44に処理粒を投入する。正回転する第2の回転
選別胴25の選別網27bから漏下した粒径の小さいく
ず粒は、前述のくず粒ホッパー37に受けられ、集穀さ
れ、次いで、第2の回転選別胴25を逆回転させて整粒
より小径でくず粒より大径の中間粒が中間粒ホッパー3
6に導入され、集穀されるのである。
【0018】このようにして、粒径ごとに等級分けされ
るように選別できる。前記整粒ホッパー33に集積され
た整粒、中間粒ホッパー36に集積された中間粒、くず
粒ホッパー37に集積されたくず粒は、その選別等級毎
に第2計量器10における計量ホッパー部10aに放出
されて計量後、電磁ソレノイド付き開閉弁46を開い
て、排出スキップ8における下位置に停止した排出バケ
ット47に移し、排出スキップ8を駆動して排出ホッパ
ー30まで上昇させた排出バケット47から粒を放出
し、排出樋31を介して袋詰め装置32に送り込む。こ
の作業を1つのサンプル毎に整粒、中間粒、くず粒につ
いて順次繰り返し、袋詰め装置32の放出部48から
は、1つのサンプルについて整粒、中間粒、くず粒ごと
に袋49に密封されて放出されるのである。
【0019】なお、サンプル番号(及び/またはサンプ
ル提出者の氏名)、サンプル重量、整粒、中間粒、くず
粒の各重量、サンプル重量に対する整粒の歩合(%)、
同じく中間粒の歩合(%)、同じくくず粒の歩合(%)
等の検定結果(データ)が袋詰め装置32に付随するプ
リンタ部62にて印字された検定用紙を、前記各袋49
に同封し、もしくは袋49に検定用紙を貼着するか、袋
49の表面に直接決定結果を印字する。他方、検定装置
1の本体ケース1aの前面などに設けたプリンタ62か
らも、所定の様式の検定結果が印字された用紙等が出力
されるようになっている。
【0020】図10に示すブロック図は、上記の選別、
計量、袋詰めの各作業を自動制御するための制御手段と
してのマイクロコンピュータ等の電子式コントローラ6
0であり、コントローラ60には、制御を実行するCP
U、制御プログラムを記憶させたROM(読み出し専用
メモリ)、各種データを記憶するRAM(随時読み書き
可能メモリ)等を備え、テンキーボードやタッチパネル
等を備えた液晶表示部を含む操作盤63、前記袋詰め装
置32、プリンタ62、籾摺機11、第1粒選別機5、
第2粒選別機7、第1計量器9、第2計量器10、供給
スキップ4、処理粒スキップ6、排出スキップ8、各ホ
ッパー33,34,36,37における開閉弁の作動用
の電磁ソレノイド38a,38b,38c,38d、同
じく開閉弁14,19,46の作動用の電磁ソレノイド
が接続されている。
【0021】このコントローラ60によって、上述のよ
うに、サンプル毎の籾摺作業から当該サンプル毎の穀粒
の選別による等級分けと、該等級分けされた整粒と中間
粒とくず粒とを別々に袋詰めする作業、及び検定結果の
印字までを自動的に実行するものである。なお、前記籾
摺機11におけるサンプルごとの籾摺所要時間を計測す
るよう構成し、この所要時間が通常の場合より長すぎる
もしくは短すぎると判断されるときには、アラームを発
して作業者に報せ、これに加えて籾摺機11における供
給弁の開き度を調節するように自動制御することが好ま
しい。また、前記袋詰め装置32において、1つのサン
プルに対して、筒状の合成樹脂製の袋体の下端を熱融着
させてから整粒部分を入れたのちその上を熱融着させて
から中間粒部分を入れて熱融着し、さらにその上の部分
にくず粒を入れて熱融着するというように粒部分ごとに
区分けした連続状の袋とし、1つのサンプルごとに区切
って袋を切り離すように構成すれば、他のサンプルとの
区別が至極容易となる。また、袋詰めしたものを外部に
搬送するためのコンベヤの作動とを連動されることによ
り、袋の熱融着部分等からの破損等も防止することがで
きる。
【0022】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の穀粒の検定装置は、米や麦等の穀粒を選別する
ための選別網の粗さが各々異なる第1粒選別機及び第2
粒選別機と、第1粒選別機により選別されて集穀された
処理粒を第2粒選別機に搬送するための搬送手段と、選
別されて集穀された粒の重さを計量する計量器と、前記
計量後の粒を、選別等級ごとの粒に袋詰めする袋詰め装
置とを備えたものであるから、選別網の粗さの異なる2
つの粒選別機にて穀粒を選別することにより、3種類の
異なる大きさの粒に選別でき、その3つに選別された粒
ごとの重量を計量して、元のサンプルの重量に対する各
選別等級ごとの粒の重量の比率を測定でき、且つ前記各
選別等級ごとの粒を別々に袋詰めすることで、検定をよ
り正確且つ公正にできるという効果を奏するのである。
【0023】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の穀粒の検定装置において、前記第1粒選別機に
は、選別された整粒を集穀する整粒ホッパーと、前記整
粒より小粒の処理粒を集穀する処理粒ホッパーとを設け
る一方、前記第2粒選別機には、選別された中間粒を集
穀する中間粒ホッパーと、前記中間粒より小粒のくず粒
を集穀するくず粒ホッパーとを設け、前記2つの粒選別
機によるサンプルごとの選別作業の終了後に、前記サン
プルごとに整粒と中間粒とくず粒とを個別に計量し、そ
の個別に計量されたものを袋詰めして放出する制御を実
行する制御手段を備えたものである。
【0024】このよう構成すれば、1つのサンプルにお
ける3種類に選別された整粒と中間粒とくず粒とを連続
的に計量し、粒の大きさの種類毎に袋詰めして放出され
るから、1つのサンプルについて連続して結果を出力で
き、他のサンプルのものと混在することがなくなるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検定装置の作業フローを示す図であ
る。
【図2】検定装置の正面図である。
【図3】検定装置の平面図である。
【図4】要部正面図である。
【図5】要部平面図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視で示す要部左側面図であ
る。
【図7】図5のVII−VII線矢視で示す要部右側面図であ
る。
【図8】(a)は回転選別胴の要部で示す、選別網によ
る粒選別漏下状態を示す説明図、(b)は図8(a)の
b−b線矢視図である。
【図9】(a)は図9(b)のa−a線矢視で示す回転
選別胴内の粒を取り出す状態を示す説明図、(b)は回
転選別胴の一部切欠き正面図である。
【図10】制御手段としてのコントローラの機能ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 検定装置 4 供給スキップ 5 第1粒選別機 6 処理粒スキップ 7 第2粒選別機 8 排出スキップ 9 第1計量器 10 第2計量器 11 籾摺機 24,25 回転選別胴 32 袋詰め装置 33 整粒ホッパー 34 処理粒ホッパー 36 中間粒ホッパー 37 屑粒ホッパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米や麦等の穀粒を選別するための選別網
    の粗さが各々異なる第1粒選別機及び第2粒選別機と、 前記第1粒選別機により選別されて集穀された処理粒を
    第2粒選別機に搬送するための搬送手段と、 選別されて集穀された粒の重さを計量する計量器と、 前記計量後の粒を、選別等級ごとの粒に袋詰めする袋詰
    め装置とを備えたことを特徴とする穀粒の検定装置。
  2. 【請求項2】 前記第1粒選別機には、選別された整粒
    を集穀する整粒ホッパーと、前記整粒より小粒の処理粒
    を集穀する処理粒ホッパーとを設ける一方、 前記第2粒選別機には、選別された中間粒を集穀する中
    間粒ホッパーと、前記中間粒より小粒のくず粒を集穀す
    るくず粒ホッパーとを設け、 前記2つの粒選別機によるサンプルごとの選別作業の終
    了後に、前記サンプルごとに整粒と中間粒とくず粒とを
    個別に計量し、その個別に計量されたものを袋詰めして
    放出する制御を実行する制御手段を備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の穀粒の検定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100300202B1 (ko) * 1999-06-19 2001-09-22 장철 벼의 제현율의 측정시스템
CN109738048A (zh) * 2018-12-31 2019-05-10 唐玉海 小麦种子计数称重装置

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