JPH089009B2 - 仕上米検定装置 - Google Patents

仕上米検定装置

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JPH089009B2
JPH089009B2 JP2259766A JP25976690A JPH089009B2 JP H089009 B2 JPH089009 B2 JP H089009B2 JP 2259766 A JP2259766 A JP 2259766A JP 25976690 A JP25976690 A JP 25976690A JP H089009 B2 JPH089009 B2 JP H089009B2
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JP
Japan
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grain
grains
small
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sized
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JP2259766A
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一男 弓立
裕隆 中川
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、各農家からライスセンター等に搬入され
た穀粒を集めて混合する前に、各農家別の穀粒から一部
を検定試料として採取し、次いでこれを乾燥した後に脱
ぷし、穀粒(仕上米)の品質(例えば、等級)を検定す
る仕上米検定装置に関するものである。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕
実開昭56−58425号公報等における従来の仕上米検定
装置では、整粒・小粒等に仕分けして整粒の品質を検定
するが、その後の穀粒の処分については考慮されておら
ず、例えば、所定の袋等に人手によって詰められて保管
されていた。
従って、各農家の検定単位穀粒を連続的に検定しなけ
ればならない作業形態にあっては、上記の袋詰め作業が
停滞する等によって、検定作業に時間的ロスを生じてい
た。
また、上記の袋詰め作業毎に何れの農家であるか、あ
るいは、測定結果等を記録した確認票等を忘れずに封入
する等の事務的作業を行なわねばならず、煩わしいとい
う問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記の欠点を解消しようとするもので、
検定単位穀粒毎に脱ぷする脱ぷ装置1と、脱ぷされた穀
粒を検定単位穀粒毎に孔部のある回転選別筒によって整
粒と小粒とに選別する粒選別機2と、該粒選別機2で選
別済の検定単位穀粒を集穀して小粒を先に計量し次いで
整粒を計量する計量器3と、該計量器3で計量された検
定単位穀粒のうち先に計量された小粒を先に移送し次い
で整粒を袋詰機4に移送する移送手段20と、該移送手段
20から送り込まれる検定単位穀粒毎に連続状に小粒を先
に袋詰し次いで整粒を袋詰する袋詰機4と、前記袋詰機
4で検定単位穀粒毎に連続状に袋詰された袋に日付や測
定演算結果等を表示する表示手段とからなる仕上米検定
装置の構成とする。
〔発明の作用及び効果〕
ある農家の搬入された穀粒からサンプリングされた一
部少量の検定単位試料は、脱ぷ装置1で脱ぷされ風選さ
れた後に粒選別機2に送られ、粒選別機2で、回転選別
筒の孔部から漏れる青米,未熟米,粃等の小粒と、回転
選別筒に残留し選別終了後に取り出される整粒とに分離
選別される。次いで、これらの選別済の穀粒は、小粒,
整粒の順序で別々に計量器3に送られて計量され、この
順序で移送手段20により袋詰機4に送り込まれ、袋詰機
4で小粒,整粒の順で別々に然も連続状に袋詰される。
しかして、検査者がその都度計量して袋詰めする必要が
なく、作業能率が向上し、また、検定単位試料の小粒及
び整粒がこの順序で連続的に袋詰めされるから、運搬格
納も容易とり、これに加えて連続的に袋詰されている検
定単位穀粒の袋に、例えば印字部による表示をしている
から、検査者がいちいち伝票の確認伝票封入等の作業を
行なう必要がなく、後日検定単位穀粒の現物確認をする
際にも、小粒及び整粒が連続的に袋詰されていることと
も相俟って確認作業が容易となり、一層の作業能率の向
上を図ることができる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面に基づき説明する。
まず、その構成について説明する。脱ぷ装置1は、異
方向(矢印方向)に回転する一対の脱ぷロールで構成さ
れており、脱ぷ装置1の上側には供給ホッパ5を設置し
ている。この脱ぷ装置1の横側には、脱ぷされた穀粒を
風選して籾殻を機外に排出する排塵ファン6を装備して
いる。前記供給ホッパ5はスロワ7を介して張込ホッパ
8に連通しており、この張込ホッパ8は、張込用計量器
10に取付けられている試料受け9を介して、開閉弁11を
有する投入ホッパ12に連通している。前記張込用計量器
10は、試料受け9を支持する支持杆をばねで吊り、沈降
する支杆の変位量を電気量に変換して、試料の重量をデ
ジタル表示する。13は張込用開閉弁である。
脱ぷ装置1の下方には、2台の粒選別機2,2を左右に
並設すると共に、その中央にスロワ7の下部取入口に連
通する中間ホッパ14を設置し、脱ぷ装置1の排出口を3
方向切替器15を介して、2台の粒選別機2または中間ホ
ッパ14のいずれかひとつに切換自在に接続する。そし
て、中間ホッパ14の排出口には、返送用開閉弁16を備
え、開閉弁16が閉のときには、切換器15が何れか一方の
粒選別機2に接続するように、開閉弁16と切換器15を連
動構成している。
粒選別器2,2は多孔板から成る多角形の回転選別筒を
回転し、筒内に供給される脱ぷ風選後の穀粒を整粒と小
粒(未熟米・粃・屑粒等)に選別する周知のものと同形
態である。そして、この各粒選別機2,2の底部に開口す
る各排出口には、開閉する開閉弁17,18を設けており、
この開閉弁17,18の下側には、排出用計量器3(張込用
計量器10と同一構造)の集穀箱19をのぞませている。そ
して、この集殻箱19にシャッタ28設けると共に、移送手
段としての排出スロワ20を介して、袋詰機4に連通して
いる。
袋詰機4は、ロール状に形成された中空円筒状の薄肉
厚の袋素材21と、この袋素材21の横腹部に切込みを入れ
るカッター部22と、袋詰後の袋素材を圧着して袋状に成
形するシール部23と、シール後の袋外面に日付や測定演
算結果等を印字する印字部24(表示手段)等で構成され
ており、これらの一連の作業は制御箱25に内蔵している
制御機器(例えば、マイコン等で構成。図示省略)で、
シーケンス制御が行なわれる構成である。26は、前記排
出スロワ20に接続している案内筒で、案内筒26の出口側
端は、カッター部22による切込部イ内に臨みうる関係に
設けられている。
なお、この袋詰機4と同様に、前記検定単位試料の投
入後から袋詰機4による袋詰作業までは、制御箱27に内
蔵のシーケンス制御装置によって自動制御が行なうべく
構成しているが、この制御回路については省略する。
次に、その作用について説明する。ライスセンターに
搬入されたある農家の穀粒から、例えば少量(約500g)
をサンプルとして取り出して、投入ホッパ12に供給し、
開閉弁11を開くと、試料受け9に溜められて、その重量
が張込用計量器10により計測される。計測された穀粒
は、張込用開閉弁13を開くことにより、張込ホッパ8・
スロワ7を介して供給ホッパ5に揚穀され、脱ぷ装置1
で脱ぷ作用を受ける。脱ぷ装置1で脱ぷされ風選後の摺
落米は、方向切換器15を経由して一方の粒選別機2(実
施例では左側の選別機)に送り込まれる。次いで、ここ
で回転している粒選別機2でもって形状選別作用を受け
て、先ず小粒がその孔部から落下して開閉弁17上に滞留
し、所定の選別時間が経過すれば、開閉弁17が開いて集
穀箱19内に流下し、計量器3で計量される。次いで、シ
ャッタが開いてスロワ20に引継がれて揚穀され、案内筒
26を経由して、袋素材21の切り込みイ内に送り込まれ、
次いで、シール部23で圧着され袋内に密封され、次い
で、印字部24で小粒の演算結果や日付や農家名や品種等
が袋外面に印字ロされる。次に、適宜排出機構によって
粒選別機2から排出された整粒も、小粒と同様の作業が
行なわれて、小粒に後続して袋内に密封され、袋外面に
印字される。この農家の作業が終われば、次に、別の農
家の試料を前の農家の試料と同様に投入ホッパ12内に供
給すれば、前記と同様の作業が行なわれ、袋素材21は矢
印ハ方向に順次繰り出されながら、前の農家の袋詰に続
いて連続して小粒・整粒が別個に袋詰される。
前記のように、検定単位穀粒の小粒及び整粒を連続的
に各別に袋詰し、検定単位穀粒の袋詰毎に検定データを
印字することにより、袋に表示機能を備えさせて、事務
処理の効率化が図られるとともに、後の現物の確認作業
も容易となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は仕上検
定装置全体の機構図、第2図はその作用を示すフロー
図、第3図は袋詰機の斜視図、第4図は要部拡大図であ
る。 図中、1は脱ぷ装置、2は粒選別機、3は計量器、4は
袋詰機、20は排出スロワ、24は表示手段である印字部を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検定単位穀粒毎に脱ぷする脱ぷ装置1と、
    脱ぷされた穀粒を検定単位穀粒毎に孔部のある回転選別
    筒によって整粒と小粒とに選別する粒選別機2と、該粒
    選別機2で選別済の検定単位穀粒を集穀して小粒を先に
    計量し次いで整粒を計量する計量器3と、該計量器3で
    計量された検定単位穀粒のうち先に計量された小粒を先
    に移送し次いで整粒を袋詰機4に移送する移送手段20
    と、該移送手段20から送り込まれる検定単位穀粒毎に連
    続状に小粒を先に袋詰し次いで整粒を袋詰する袋詰機4
    と、前記袋詰機4で検定単位穀粒毎に連続状に袋詰され
    た袋に日付や測定演算結果等を表示する表示手段とから
    なる仕上米検定装置。
JP2259766A 1990-09-27 1990-09-27 仕上米検定装置 Expired - Lifetime JPH089009B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029700Y2 (ja) * 1979-10-05 1985-09-07 日本車輌製造株式会社 穀物の自動自主検定装置
JPS5658425A (en) * 1979-10-19 1981-05-21 Shigeki Sano Film covering apparatus for ridge
JPS5834046A (ja) * 1981-08-22 1983-02-28 株式会社 サタケ 籾摺り精選機の自動制御装置

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