JPH10275649A - コネクタハウジングのリアホルダ浮き上がり防止構造 - Google Patents

コネクタハウジングのリアホルダ浮き上がり防止構造

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JPH10275649A
JPH10275649A JP9078041A JP7804197A JPH10275649A JP H10275649 A JPH10275649 A JP H10275649A JP 9078041 A JP9078041 A JP 9078041A JP 7804197 A JP7804197 A JP 7804197A JP H10275649 A JPH10275649 A JP H10275649A
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徹 永野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアホルダによるコネクタ端子の二重係止が
機能しなくなる恐れを解消できるコネクタハウジングの
リアホルダ浮き上がり防止構造を提供する。 【解決手段】 コネクタハウジング1のハウジング本体
2には、コネクタ端子を収容する端子収容室21と、該
収容室21に収容されたコネクタ端子を係止する端子係
止部と、端子係止部と共にコネクタ端子を二重に係止す
るリアホルダ4,6の二重係止部41,61が装着され
る装着部22と、装着部22に装着されたリアホルダ
4,6の浮き上がりを防止するリアホルダ4,6用のホ
ルダ係止部23とを具備させる。そのホルダ係止部23
を、ハウジング本体2の外面26,27に凹設した凹部
30に設ける。その凹部30内に挿入される挿入凸部4
3,63をコネクタハウジング1のリアホルダ4,6に
設ける。その挿入凸部43,63に、ホルダ係止部23
に係止される被係止部44,64を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グのハウジング本体に装着されたリアホルダがハウジン
グ本体から浮き上がるのを防止するコネクタハウジング
のリアホルダ浮き上がり防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4,図5は従来品の一例を示してい
る。このコネクタハウジングAは、実開昭63−102
184号公報に記載されているものであって、縦断面ロ
字型のハウジング本体Bと、そのハウジング本体Bと2
本の第1バンド部Mで連結された第1リアホルダCと、
ハウジング本体Bと2本の第2バンド部Nで連結された
第2リアホルダDよりなっている。
【0003】ハウジング本体Bは、リード線Lに圧着さ
れたコネクタ端子Kを収容する端子収容室B1と、その
端子収容室B1に収容されたコネクタ端子Kを係止する
揺動自在の端子係止部B2と、その端子係止部B2と共
にコネクタ端子Kを二重に係止する第1リアホルダCの
二重係止部C1が装着される第1装着部B3と、第2リ
アホルダDの二重係止部D1が装着される第2装着部
と、第1装着部B3に装着された第1リアホルダCの浮
き上がりを防止する第1リアホルダC用のホルダ係止部
B4と、第2装着部に装着された第2リアホルダDの浮
き上がりを防止する第2リアホルダD用のホルダ係止部
B4とを有している。
【0004】このハウジング本体Bは内部が上下2段に
分割され、上段には、ハウジング本体Bの先端面B6か
ら後端面B7まで延びる2室の端子収容室B1がハウジ
ング本体Bの幅方向の両側に並列に形成され、下段に
は、ハウジング本体Bの先端面B6から後端面B7まで
延びる4室の端子収容室B1がハウジング本体Bの幅方
向に並列に形成されており、ハウジング本体Bの先端面
B6における各端子収容室B1の開口部が相手端子用の
端子挿入口B8とされ、ハウジング本体Bの後端面B7
における各端子収容室B1の開口部がコネクタ端子K用
の端子挿入口B9とされている。
【0005】ハウジング本体Bの第1装着部B3は、ハ
ウジング本体Bの表面B10後部における端子収容室B
1を臨む部位が開放されて形成され、ハウジング本体B
の第2装着部は、ハウジング本体Bの裏面B11後部に
おける端子収容室B1を臨む部位が開放されて形成され
ている。
【0006】第1リアホルダCは、ハウジング本体Bの
端子係止部B2と共にコネクタ端子Kを二重に係止する
二重係止部C1を2個具備し、この2個の二重係止部C
1を並列に保持する保持部材C2の左右両端部がハウジ
ング本体Bの第1リアホルダC用のホルダ係止部B4に
係止される被係止部C3とされている。
【0007】第2リアホルダDは、ハウジング本体Bの
端子係止部B2と共にコネクタ端子Kを二重に係止する
二重係止部D1を4個具備し、この4個の二重係止部D
1を並列に保持する保持部材D2の左右両端部がハウジ
ング本体Bの第2リアホルダD用のホルダ係止部B4に
係止される被係止部D3とされている。
【0008】2本の第1バンド部Mは何れも、ハウジン
グ本体Bの後端面B7と第1リアホルダCの保持部材C
2の後端面とを連結し、2本の第2バンド部Nは何れ
も、ハウジング本体Bの後端面B7と第2リアホルダD
の保持部材D2の後端面とを連結している。
【0009】ハウジング本体Bの第1リアホルダC用の
ホルダ係止部B4は、ハウジング本体Bの表面B10の
後部両コーナーにそれぞれ突設され、ハウジング本体B
の後端面B7と同一面とされたホルダ係止部B4の後端
面から、第1リアホルダCの被係止部C3を挿入して係
止する係止溝B4aが凹設されている。
【0010】ハウジング本体Bの第2リアホルダD用の
ホルダ係止部B4は、ハウジング本体Bの裏面B11の
後部両コーナーにそれぞれ突設され、ハウジング本体B
の後端面B7と同一面とされたホルダ係止部B4の後端
面から、第2リアホルダDの被係止部D3を挿入して係
止する係止溝B4aが凹設されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上説明し
た従来のコネクタハウジングAは、ハウジング本体Bの
第1及び第2の両リアホルダC,D用のホルダ係止部B
4がハウジング本体Bの表面B10や裏面B11から突
出しているため、両リアホルダC,D用のホルダ係止部
B4が破損して、両リアホルダC,Dがハウジング本体
Bから浮き上がり、両リアホルダC,Dによるコネクタ
端子Kの二重係止が機能しなくなる恐れを有している。
【0012】そこで、本発明では、リアホルダによるコ
ネクタ端子の二重係止が機能しなくなる恐れを解消する
ことができるコネクタハウジングのリアホルダ浮き上が
り防止構造を提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジング
が、ハウジング本体と、該本体とバンド部で連結された
リアホルダよりなり、前記ハウジング本体は、コネクタ
端子を収容する端子収容室と、該収容室に収容されたコ
ネクタ端子を係止する端子係止部と、該端子係止部と共
にコネクタ端子を二重に係止するリアホルダの二重係止
部が装着される装着部と、該装着部に装着されたリアホ
ルダの浮き上がりを防止するリアホルダ用のホルダ係止
部とを有し、前記リアホルダは、前記二重係止部と、前
記ホルダ係止部に係止される被係止部とを有するコネク
タハウジングのリアホルダ浮き上がり防止構造におい
て、前記ホルダ係止部を、ハウジング本体の外面に凹設
した凹部に設け、該凹部内に挿入される挿入凸部をリア
ホルダに設け、該挿入凸部に前記被係止部を設けた、と
いう構成を採用している。
【0014】この請求項1の発明では、ハウジング本体
のリアホルダ用のホルダ係止部を、ハウジング本体の外
面に凹設した凹部に設け、該凹部内に挿入される挿入凸
部をリアホルダに設け、該挿入凸部に、ハウジング本体
のホルダ係止部に係止される被係止部を設けたので、ハ
ウジング本体のホルダ係止部にリアホルダの被係止部を
係止させると、ハウジング本体のホルダ係止部並びにリ
アホルダの挿入凸部及び被係止部を、ハウジング本体の
凹部内に収納して保護することができる。
【0015】従って、請求項1の発明では、ハウジング
本体のホルダ係止部並びにリアホルダの挿入凸部及び被
係止部が破損するのを防止することができ、その結果、
ハウジング本体からのリアホルダの浮き上がりを防止し
て、リアホルダによるコネクタ端子の二重係止が機能し
なくなる恐れを解消することができる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載のコネク
タハウジングのリアホルダ浮き上がり防止構造であっ
て、前記ホルダ係止部が、前記凹部内に突設した係止凸
部であり、前記被係止部が、リアホルダの挿入凸部に突
設した浮き防止片であることを特徴とするものである。
【0017】このため、請求項2の発明では、ハウジン
グ本体のホルダ係止部にリアホルダの被係止部を係止さ
せると、ハウジング本体の凹部内に突設した係止凸部で
あるホルダ係止部と、ハウジング本体の凹部内に挿入さ
れるリアホルダの挿入凸部と、該挿入凸部に突設した浮
き防止片であるリアホルダの被係止部とが、ハウジング
本体の外面に凹設した凹部内に収納され保護される。
【0018】従って、請求項2の発明でも、請求項1の
発明と同様、ハウジング本体のホルダ係止部並びにリア
ホルダの挿入凸部及び被係止部が破損するのを防止する
ことができ、その結果、ハウジング本体からのリアホル
ダの浮き上がりを防止して、リアホルダによるコネクタ
端子の二重係止が機能しなくなる恐れを解消することが
できる。
【0019】請求項3の発明は、請求項2記載のコネク
タハウジングのリアホルダ浮き上がり防止構造であっ
て、前記凹部は、前記端子収容室に収容されるコネクタ
端子用の端子挿入口を有するハウジング本体の後端面か
ら端子収容室と平行に延びる挿入溝であり、前記係止凸
部は、挿入溝における前記後端面と対向する突当り壁面
に突設されていることを特徴とするものである。
【0020】ところで、図4,図5に図示されている従
来品では、ハウジング本体のホルダ係止部にリアホルダ
の被係止部を係止させる際には、リアホルダの被係止部
をハウジング本体の後端面より後ろに引き戻してホルダ
係止部の係止溝に挿入する必要があるため、この挿入時
にバンド部が引っ張られて、ハウジング本体のホルダ係
止部にリアホルダの被係止部を係止させる係止作業がや
りづらいという問題があった。
【0021】これに対し、請求項3の発明では、ハウジ
ング本体のホルダ係止部にリアホルダの被係止部を係止
させる際には、ハウジング本体の後端面から端子収容室
と平行に延びる挿入溝にリアホルダの挿入凸部を前記後
端面より手前で挿入し、該挿入凸部に突設した浮き防止
片であるリアホルダの被係止部を、挿入溝の突当り壁面
に突設した係止凸部であるハウジング本体のホルダ係止
部に向かって押進させて、該ホルダ係止部に係止させる
ことができる。
【0022】従って、請求項3の発明では、ハウジング
本体のホルダ係止部にリアホルダの被係止部を係止させ
る際に、バンド部の引掛りを無くすことができ、ハウジ
ング本体のホルダ係止部にリアホルダの被係止部を係止
させる係止作業を、図4,図5図示の従来品と比べて行
い易くすることができる。
【0023】請求項4の発明は、請求項3記載のコネク
タハウジングのリアホルダ浮き上がり防止構造であっ
て、前記係止凸部の先端部に、該先端部の先端面から前
記挿入溝の底面と対向する係止凸部の裏面に至り、係止
凸部と前記浮き防止片との係合をガイドする傾斜面を設
けたことを特徴とするものである。
【0024】このため、請求項4の発明では、ハウジン
グ本体の挿入溝にリアホルダの挿入凸部を挿入し、該挿
入凸部に突設した浮き防止片を、挿入溝の突当り壁面に
突設した係止凸部に向かって押進させると、リアホルダ
の浮き防止片は、係止凸部の先端部の傾斜面にガイドさ
れて係止凸部の裏面に至り、該裏面で係止凸部に係止さ
れる。
【0025】従って、請求項4の発明では、係止凸部で
あるハウジング本体のホルダ係止部と、浮き防止片であ
るリアホルダの被係止部との係合をスムーズに行なうこ
とができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、請求項1〜4記載
の各発明を併せて実施した実施の形態の一例を示してい
る。なお、このコネクタハウジング1の内部構造は、図
5に図示した従来品の内部構造と基本的に同一であるの
で、図5を参照することとし、図示を省略する。
【0027】図1,図2に図示するように、コネクタハ
ウジング1は、縦断面略ロ字型のハウジング本体2と、
そのハウジング本体2と2本の第1バンド部3で連結さ
れた第1リアホルダ4と、ハウジング本体2と2本の第
2バンド部5で連結された第2リアホルダ6よりなって
いる。
【0028】ハウジング本体2は、図5に図示した従来
品のハウジング本体Bと同様、コネクタ端子を収容する
端子収容室21と、その端子収容室21に収容されたコ
ネクタ端子を係止する揺動自在の端子係止部と、その端
子係止部と共にコネクタ端子を二重に係止する第1リア
ホルダ4の二重係止部41が装着される第1装着部22
と、第2リアホルダ6の二重係止部61が装着される第
2装着部と、第1装着部22に装着された第1リアホル
ダ4の浮き上がりを防止する係止凸部である第1リアホ
ルダ4用のホルダ係止部23と、第2装着部に装着され
た第2リアホルダ6の浮き上がりを防止する係止凸部で
ある第2リアホルダ6用のホルダ係止部とを有してい
る。
【0029】端子収容室21は、ハウジング本体2の先
端面24から後端面25まで延び、ハウジング本体2内
上部に3室、ハウジング本体2内下部に5室が並列に形
成されており、ハウジング本体2の先端面24における
各端子収容室21の開口部が相手端子用の端子挿入口2
1aとされ、ハウジング本体2の後端面25における各
端子収容室21の開口部がコネクタ端子用の端子挿入口
とされている。
【0030】ハウジング本体2の第1装着部22は、ハ
ウジング本体2の表面26後部における端子収容室21
を臨む部位が開放されて形成され、ハウジング本体2の
第2装着部は、ハウジング本体2の裏面27後部におけ
る端子収容室21を臨む部位が開放されて形成されてい
る。
【0031】ハウジング本体2の表面26の後部両コー
ナーには、それぞれ、ハウジング本体2の後端面25か
ら端子収容室21と平行に延びる挿入溝30が凹設さ
れ、図3に図示するように、各挿入溝30における前記
後端面25と対向する突当り壁面31には、第1リアホ
ルダ4用のホルダ係止部23が突設されている。
【0032】このホルダ係止部23の先端部には、その
先端部の先端面23aから挿入溝30の底面32と対向
するホルダ係止部23の裏面23bに至り、後述する第
1リアホルダ4の被係止部44とホルダ係止部23との
係合をガイドする傾斜面23cが形成されている。
【0033】なお、ハウジング本体2の裏面27の後部
両コーナーにも、それぞれ、ハウジング本体2の後端面
25から端子収容室21と平行に延びる挿入溝が凹設さ
れ、各挿入溝における前記後端面25と対向する突当り
壁面には、第2リアホルダ6用のホルダ係止部が突設さ
れている。
【0034】そして、第2リアホルダ6用のホルダ係止
部の先端部にも、第1リアホルダ4用のホルダ係止部2
3と同様、先端部の先端面から挿入溝の底面と対向する
ホルダ係止部の裏面に至り、第2リアホルダ6の被係止
部64とホルダ係止部との係合をガイドする傾斜面が形
成されている。
【0035】図1,図2に図示するように、第1リアホ
ルダ4は、ハウジング本体2の端子係止部と共にコネク
タ端子を二重に係止する二重係止部41を4個具備し、
この4個の二重係止部41を並列に保持する保持部材4
2の裏面42aの左右両端部には、それぞれ、ハウジン
グ本体2の表面26側の挿入溝30に挿入される挿入凸
部43が突設され、各挿入凸部43の前面先端部には、
ハウジング本体2の先端面24に向かって延び、ハウジ
ング本体2の第1リアホルダ4用のホルダ係止部23に
係止される浮き防止片である被係止部44が突設されて
いる。
【0036】第2リアホルダ6は、ハウジング本体2の
端子係止部と共にコネクタ端子を二重に係止する二重係
止部61を6個具備し、この6個の二重係止部61を並
列に保持する保持部材62の裏面62aの左右両端部に
はそれぞれ、ハウジング本体2の裏面27側の挿入溝に
挿入される挿入凸部63が突設され、各挿入凸部63の
前面先端部には、ハウジング本体2の先端面24に向か
って延び、ハウジング本体2の第2リアホルダ6用のホ
ルダ係止部に係止される浮き防止片である被係止部64
が突設されている。
【0037】ハウジング本体2の両側面28,29に
は、それぞれ、ハウジング本体2の高さ一杯に延びるバ
ンド保持部35,36が突設され、バンド保持部35,
36の上端からは第1バンド部3が第1リアホルダ4の
保持部材42の左右両端の後端面まで延び、バンド保持
部35,36の下端からは第2バンド部5が第2リアホ
ルダ6の保持部材62の左右両端の後端面まで延びてい
る。
【0038】以上説明したコネクタハウジング1では、
図3に図示するように、ハウジング本体2の第1リアホ
ルダ4用のホルダ係止部23に第1リアホルダ4の被係
止部44を係止させると、ハウジング本体2の挿入溝3
0の内部に突設したホルダ係止部23と、ハウジング本
体2の挿入溝30に挿入される第1リアホルダ4の挿入
凸部43と、その挿入凸部43に突設した第1リアホル
ダ4の被係止部44とが、ハウジング本体2の表面26
に凹設した挿入溝30の内部に収納される。
【0039】そして、このことは、ハウジング本体2の
表面26及び裏面27に凹設した全ての挿入溝30にお
いて成立するので、コネクタハウジング1では、ハウジ
ング本体2のホルダ係止部23並びに第1及び第2の両
リアホルダ4,6の挿入凸部43,63及び被係止部4
4,64が、挿入溝30の内部に収納されて破損から保
護され、その結果、ハウジング本体2からの両リアホル
ダ4,6の浮き上がりを防止して、両リアホルダ4,6
によるコネクタ端子の二重係止が機能しなくなる恐れを
解消することができる。
【0040】また、コネクタハウジング1では、図3に
図示するように、ハウジング本体2の挿入溝30に第1
リアホルダ4の挿入凸部43を挿入し、その挿入凸部4
3に突設した被係止部44を、挿入溝30の突当り壁面
31に突設した第1リアホルダ4用のホルダ係止部23
に向かって押進させると、第1リアホルダ4の被係止部
44は、ホルダ係止部23の先端部の傾斜面23cにガ
イドされてホルダ係止部23の裏面23bに至り、該裏
面23bで第1リアホルダ4用のホルダ係止部23に係
止される。
【0041】そして、このことは、ハウジング本体2の
表面26及び裏面27に凹設した全ての挿入溝30にお
いて成立するので、コネクタハウジング1では、ハウジ
ング本体2のホルダ係止部23と、第1及び第2の両リ
アホルダ4,6の被係止部44,64との係合をスムー
ズに行なうことができ、ハウジング本体2への両リアホ
ルダ4,6の装着をスムーズに行なうことができる。
【0042】ところで、図4,図5に図示されている従
来品では、ハウジング本体Bのホルダ係止部B4に第1
及び第2の両リアホルダC,Dの被係止部C3,D3を
係止させる際には、両リアホルダC,Dの被係止部C
3,D3をハウジング本体Bの後端面B7より後ろに引
き戻してホルダ係止部B4の係止溝B4aに挿入する必
要があるため、この挿入時にバンド部M,Nが引っ張ら
れて、ハウジング本体Bのホルダ係止部B4に両リアホ
ルダC,Dの被係止部C3,D3を係止させる係止作業
がやりづらいという問題があった。
【0043】これに対し、コネクタハウジング1では、
図1,図2に図示するように、ハウジング本体2のホル
ダ係止部23に第1及び第2の両リアホルダ4,6の被
係止部44,64を係止させる際には、ハウジング本体
2の後端面25から端子収容室21と平行に延びる挿入
溝30に、両リアホルダ4,6の挿入凸部43,63を
前記後端面25より手前で挿入することができ、バンド
部3,5の引掛りを無くすことができるので、ハウジン
グ本体2のホルダ係止部23に両リアホルダ4,6の被
係止部44,64を係止させる係止作業が、図4,図5
図示の従来品と比べて行い易くなる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ハウジング本
体のホルダ係止部にリアホルダの被係止部を係止させる
と、ハウジング本体のホルダ係止部並びにリアホルダの
挿入凸部及び被係止部を、ハウジング本体の外面に凹設
した凹部内に収納して保護することができるので、ハウ
ジング本体のホルダ係止部並びにリアホルダの挿入凸部
及び被係止部が破損するのを防止することができ、その
結果、ハウジング本体からのリアホルダの浮き上がりを
防止して、リアホルダによるコネクタ端子の二重係止が
機能しなくなる恐れを解消することができる。
【0045】請求項2記載の発明では、ハウジング本体
のホルダ係止部にリアホルダの被係止部を係止させる
と、ハウジング本体の係止凸部であるホルダ係止部と、
リアホルダの挿入凸部と、該挿入凸部に突設した浮き防
止片であるリアホルダの被係止部とが、ハウジング本体
の外面に凹設した凹部内に収納され保護されるので、請
求項1記載の発明と同様、ハウジング本体のホルダ係止
部並びにリアホルダの挿入凸部及び被係止部が破損する
のを防止することができ、その結果、ハウジング本体か
らのリアホルダの浮き上がりを防止して、リアホルダに
よるコネクタ端子の二重係止が機能しなくなる恐れを解
消することができる。
【0046】請求項3記載の発明では、リアホルダの挿
入凸部をハウジング本体の後端面より手前でハウジング
本体の挿入溝に挿入させて、ハウジング本体のホルダ係
止部にリアホルダの被係止部を係止させることができ、
バンド部の引掛りを無くすことができるので、ハウジン
グ本体のホルダ係止部にリアホルダの被係止部を係止さ
せる係止作業を、図4,図5図示の従来品と比べて行い
易くすることができる。
【0047】請求項4記載の発明では、係止凸部である
ハウジング本体のホルダ係止部と、浮き防止片であるリ
アホルダの被係止部との係合をスムーズに行なうことが
できるので、ハウジング本体へのリアホルダの装着をス
ムーズに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜4記載の各発明を併せて実施した実
施の形態の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すものの組付け直前の状態を示す斜視
図である。
【図3】図2に示すものの組付け後のX−X線断面の一
部を拡大して示す断面拡大図である。
【図4】従来品の一例を示す斜視図である。
【図5】図4に示すものの組付け後の縦断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタハウジング 2 ハウジング本体 3,5 バンド部 4,6 リアホルダ 21 端子収容室 22 装着部 23 ホルダ係止部(係止凸部) 23a ホルダ係止部の先端面(係止凸部の先端面) 23b ホルダ係止部の裏面(係止凸部の裏面) 23c ホルダ係止部の傾斜面(係止凸部の傾斜面) 25 ハウジング本体の後端面 26 ハウジング本体の表面(外面) 27 ハウジング本体の裏面(外面) 30 挿入溝(凹部) 31 挿入溝の突当り壁面 32 挿入溝の底面 41,61 二重係止部 43,63 挿入凸部 44,64 被係止部(浮き防止片)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングが、ハウジング本体
    と、該本体とバンド部で連結されたリアホルダよりな
    り、前記ハウジング本体は、コネクタ端子を収容する端
    子収容室と、該収容室に収容されたコネクタ端子を係止
    する端子係止部と、該端子係止部と共にコネクタ端子を
    二重に係止するリアホルダの二重係止部が装着される装
    着部と、該装着部に装着されたリアホルダの浮き上がり
    を防止するリアホルダ用のホルダ係止部とを有し、前記
    リアホルダは、前記二重係止部と、前記ホルダ係止部に
    係止される被係止部とを有するコネクタハウジングのリ
    アホルダ浮き上がり防止構造において、前記ホルダ係止
    部を、ハウジング本体の外面に凹設した凹部に設け、該
    凹部内に挿入される挿入凸部をリアホルダに設け、該挿
    入凸部に前記被係止部を設けたことを特徴とするコネク
    タハウジングのリアホルダ浮き上がり防止構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタハウジングのリ
    アホルダ浮き上がり防止構造であって、前記ホルダ係止
    部が、前記凹部内に突設した係止凸部であり、前記被係
    止部が、リアホルダの挿入凸部に突設した浮き防止片で
    あることを特徴とするコネクタハウジングのリアホルダ
    浮き上がり防止構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコネクタハウジングのリ
    アホルダ浮き上がり防止構造であって、前記凹部は、前
    記端子収容室に収容されるコネクタ端子用の端子挿入口
    を有するハウジング本体の後端面から端子収容室と平行
    に延びる挿入溝であり、前記係止凸部は、挿入溝におけ
    る前記後端面と対向する突当り壁面に突設されているこ
    とを特徴とするコネクタハウジングのリアホルダ浮き上
    がり防止構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコネクタハウジングのリ
    アホルダ浮き上がり防止構造であって、前記係止凸部の
    先端部に、該先端部の先端面から前記挿入溝の底面と対
    向する係止凸部の裏面に至り、係止凸部と前記浮き防止
    片との係合をガイドする傾斜面を設けたことを特徴とす
    るコネクタハウジングのリアホルダ浮き上がり防止構
    造。
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