JPH1027558A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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Publication number
JPH1027558A
JPH1027558A JP19710596A JP19710596A JPH1027558A JP H1027558 A JPH1027558 A JP H1027558A JP 19710596 A JP19710596 A JP 19710596A JP 19710596 A JP19710596 A JP 19710596A JP H1027558 A JPH1027558 A JP H1027558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
separator
deflection coil
holes
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP19710596A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Oguchi
茂己 小口
Kazuyoshi Onoda
和義 小野田
Yoshiyasu Yoshioka
良恭 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP19710596A priority Critical patent/JPH1027558A/ja
Priority to GB9714404A priority patent/GB2315156B/en
Publication of JPH1027558A publication Critical patent/JPH1027558A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/236Manufacture of magnetic deflecting devices for cathode-ray tubes

Abstract

(57)【要約】 【課題】セクション巻により偏向コイルを巻線するよう
になされた偏向ヨークにおいて、従来に比して一段と細
かく巻線分布を調整することができるようにする。 【解決手段】コイルボビン5に複数の貫通孔を形成する
ことにより、これら複数の貫通孔に選択的にピン9を挿
入して、このピン9により巻線分布を調整できるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏向ヨークに関
し、セクション巻により偏向コイルを巻線するようにな
された偏向ヨークにおいて、コイルボビンに複数の貫通
孔を形成することにより、これら複数の貫通孔に選択的
にピンを挿入して、このピンにより線材の巻線分布を調
整し、従来に比して細かく巻線分布を調整することがで
きるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、偏向ヨークにおいては、巻線分布
を調整することにより、コンバーゼンス特性等を調整す
るようになされており、このためコイルボビンに形成し
た巻線溝を用いていわゆるセクション巻により偏向コイ
ルを巻線するようになされている。
【0003】図6は、セクション巻による水平偏向コイ
ルHを示す正面図である。この水平偏向コイルHは、略
漏斗形状を2分割した形状のセパレータ1にマグネット
ワイヤを巻線して形成される。ここでセパレータ1は、
ファンネルベンド側端面及びネックベンド側端面に、L
字状突起2が形成される。さらに各L字状突起2に対応
して内側側面に陰極線間の管軸方向に延長する線状の突
起が形成され、この線状の突起により巻溝Mが形成され
る。これにより偏向ヨークでは、ネックベンド側及びネ
ックベンド側のL字状突起に引っ掛けて、巻溝Mにマグ
ネットワイヤを配置し、水平偏向コイルHを巻線するよ
うになされている。またこのとき、巻溝Mを選択して水
平偏向コイルHを巻線することにより、巻線分布を調整
して所望の偏向磁界を形成するようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで実際上、従来
の偏向ヨークにおいては、巻溝Mを選択して巻線分布を
調整しても完全にミスコンバーゼンスを補正することが
困難で、完全に調整しきれないミスコンバーゼンスにつ
いては補正コイル等の補助装置を用いて補正するように
なされている。
【0005】この巻線分布をさらに一段と細かく調整す
ることができれば、この種の補助装置の構成を簡略化で
きると考えられる。またコンバーゼンス調整等の作業も
簡略化できると考えられる。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比して一段と細かく巻線分布を調整すること
ができる偏向ヨークを提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、セクション巻により偏向コイルを
巻線する偏向ヨークにおいて、コイルボビンの側面に、
円周方向に並ぶ複数の貫通孔を形成する。
【0008】円周方向に並ぶ複数の貫通孔を形成すれ
ば、この貫通孔より、コイルボビンの内側側面に、ピン
を突出させて、このピンにより線材を位置規制すること
ができる。これによりこのピンを選択的に配置して、巻
線分布を一段と細かく調整することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0010】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
偏向ヨークの水平偏向コイルを示す正面図である。この
水平偏向コイルHは、セパレータ5を用いたセクション
巻により巻線され、同様の水平偏向コイルと共に組み合
わされた後、外側に垂直偏向コイル、コア等が配置され
て偏向ヨークに形成される。
【0011】ここで図2及び図3にそれぞれ内側及び外
側より見て示すように、セパレータ5は、樹脂を射出成
形して、略漏斗形状を2分割した形状により形成され
る。さらにセパレータ5は、ファンネルベンド側端面及
びネックベンド側端面に、L字状突起6が形成される。
さらに各L字状突起6に対応して内側側面に陰極線間の
管軸の方向に延長する線状の突起7が形成され、この線
状の突起7により巻溝Mが形成される。これによりこの
セパレータ5は、巻溝Mを選択的に使用して水平偏向コ
イルHを巻線できるようになされている。
【0012】さらにセパレータ5は、窓側に配置された
線状の突起7が部分的に途切れるように形成され、これ
によりこの突起7が途切れた部分では、巻溝Mが途切れ
るようになされている。この巻溝Mが途切れた領域にお
いて、セパレータ5は、円周方向に並んで複数の貫通孔
8が形成される。各貫通孔8は、円形形状に形成され、
A−A線により断面を取って図4に示すように、巻溝M
の中心より円周方向にオフセットした位置に形成され
る。
【0013】セパレータ5は、必要に応じて、外周側よ
りこの貫通孔8にピン9を挿入し、これにより水平偏向
コイルHは、このピン9にマグネットワイヤを引っ掛け
て所望の巻線分布により巻線できるようになされてい
る。すなわちピン9は、根元に形成されたつば9Bがセ
パレータ5の外側側面に突き当たるまで貫通孔8に先端
を挿入した状態で、貫通孔8と嵌合して保持され、さら
にセパレータ5の内側側面より円柱形状の先端が突出す
るように形成される。
【0014】以上の構成において、この実施の形態に係
る偏向ヨークは、水平巻線工程において、セパレータ5
にマグネットワイヤを巻線して水平偏向コイルが形成さ
れる。この水平偏向コイルHは(図1及び図2)、必要
とする巻線分布に対応して、セパレータ5の貫通孔8に
ピン9が挿入され、この状態でセパレータ5が巻線機に
セットされる。この巻線機において水平偏向コイルH
は、ファンネルベンド側及びネックベンド側端部に形成
されたL字状突起2にマグネットワイヤが引っ掛けられ
て、所定の巻溝Mにマグネットワイヤが配置され、これ
によりセクション巻により巻線される。
【0015】この巻線の際に、貫通孔8にピン9が挿入
されている箇所で、水平偏向コイルHは、マグネットワ
イヤが巻溝Mを外れてピン9に引っ掛けられ、これによ
り巻溝Mの途切れた部分で、局所的に巻線角度が変化
し、単に巻溝に沿って巻線される場合に比して、細かく
巻線分布が調整されて巻線される。
【0016】以上の構成によれば、セパレータ5に、円
周方向に並んで複数の貫通孔8を形成することにより、
この貫通孔8に選択的にピン9を挿入すると共に、この
挿入したピン9にマグネットワイヤを引っ掛けて水平偏
向コイルHを巻線して、水平偏向コイルHの巻線分布を
細かく調整することができる。従ってその分、コンバー
ゼンス特性を改善することができる。また製造時におけ
る特性変化等についても柔軟に対応することができる。
【0017】なお上述の実施の形態においては、円形形
状の貫通孔に対応してピンの先端を円柱形状に形成する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
スリット形状に貫通孔を形成し、これに対応して図5に
示すように、先端を平板形状に形成したピンを挿入する
場合等、種々の形状の貫通孔を広く適用することができ
る。
【0018】さらに上述の実施の形態においては、直接
セパレータにピンを挿入する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、巻線機よりピンを挿入してもよ
い。この場合ピンを用いて巻線した後、接着剤によりマ
グネットワイヤを固定し、その後ピンを取り除くことに
なる。
【0019】また上述の実施の形態においては、水平偏
向コイルを巻線する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、垂直偏向コイルを巻線する場合にも広く適
用することができる。
【0020】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、コイルボ
ビンに複数の貫通孔を形成することにより、これら複数
の貫通孔に選択的にピンを挿入して、このピンにより巻
線角度を局所的に調整することができ、その分従来に比
して一段と細かく巻線角度を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る水平偏向コイ
ルを示す正面図である。
【図2】セパレータを示す側面図である。
【図3】図2の逆側より見た側面図である。
【図4】図2をA−A線で切り取って示す断面図であ
る。
【図5】他の実施の形態の説明に供する斜視図である。
【図6】従来の水平偏向コイルを示す正面図である。
【符号の説明】
1、5……セパレータ、2、6……突起、8……貫通
孔、9……ピン、H……水平偏向コイル、M……巻溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルボビンを用いたセクション巻によ
    り偏向コイルを巻線するようになされた偏向ヨークにお
    いて、 前記コイルボビンの側面に、円周方向に並ぶ複数の貫通
    孔を形成したことを特徴とする偏向ヨーク。
JP19710596A 1996-07-08 1996-07-08 偏向ヨーク Abandoned JPH1027558A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19710596A JPH1027558A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 偏向ヨーク
GB9714404A GB2315156B (en) 1996-07-08 1997-07-08 Deflection yoke

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19710596A JPH1027558A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 偏向ヨーク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1027558A true JPH1027558A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16368820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19710596A Abandoned JPH1027558A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 偏向ヨーク

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH1027558A (ja)
GB (1) GB2315156B (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL158021B (nl) * 1970-11-27 1978-09-15 Philips Nv Werkwijze voor het continu wikkelen van zadelvormige deflectiespoelen voor beeldweergeefbuizen en deflectiespoel, gewikkeld volgens deze werkwijze.
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JP2946716B2 (ja) * 1990-10-05 1999-09-06 松下電器産業株式会社 偏向ヨーク
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JPH087783A (ja) * 1994-06-22 1996-01-12 Sony Corp コイルセパレータおよびこのコイルセパレータへのコイル巻線方法

Also Published As

Publication number Publication date
GB2315156B (en) 2001-06-13
GB2315156A (en) 1998-01-21
GB9714404D0 (en) 1997-09-10

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