JPH10275217A - 画像情報データベース構築方法 - Google Patents

画像情報データベース構築方法

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JPH10275217A
JPH10275217A JP9079878A JP7987897A JPH10275217A JP H10275217 A JPH10275217 A JP H10275217A JP 9079878 A JP9079878 A JP 9079878A JP 7987897 A JP7987897 A JP 7987897A JP H10275217 A JPH10275217 A JP H10275217A
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JP
Japan
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image
data
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Application number
JP9079878A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Tasaka
和孝 田坂
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業効率のよい画像情報データベース構築方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 デザイナーはチラシのラフデザイン時に
フォーマット化された文字情報のいずれかをキーワード
として画像データベースGDの検索を行い、利用可能な
絵柄が見つかればその画像情報の絵柄を用い、なければ
文字情報の入力指示および商品のポジフィルムの発注を
行う。そしてデザイン確定後、発注された商品ポジフィ
ルムをスキャナで高解像度で読込み、RGBで色分解し
てRGB高解像絵柄データHDとして文字情報とともに
画像データベースGDに登録する。そして、画像データ
ベースGDの絵柄データに指定された色分解、解像度の
低下、マスキング等を施して製版のための画像の配置枠
へ流し込む。以上により特別なキーワード登録作業が不
要で、絵柄データの再利用可能性が高いため作業効率が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製版工程におい
て使用される画像に関する情報についてデータベースを
構築する画像情報データベース構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からチラシやパンフレット等の印刷
物の印刷版を生成するとともにそれらにより発生した画
像データのデータベースを備えた製版システムにおいて
以下に示すようにして印刷版の生成と画像データベース
の構築が行われている。
【0003】図6は従来装置における製版工程および画
像データベース構築工程の概念図である。以下、商品の
チラシの製作を例に説明していく。
【0004】まず、チラシに掲載すべき商品名、キャッ
チコピー等の項目からなる商品リストがクライアントか
ら与えられる。そして、デザイナーは各商品データに対
して予め関連づけられたキーワードをもとに画像データ
ベースを検索し、利用できる商品の絵柄データがあれば
その絵柄データのコードを商品リストに記入する。逆
に、なければその商品のポジフィルムを発注するととも
に、文字入力作業をオペレータに依頼し、商品リストの
文字情報が入力されたテキストデータファイルが製作さ
れる。さらに、デザイナーはチラシの紙面上の商品のレ
イアウトや配色等のラフデザインを行っていく。
【0005】つぎに、デザイナーは画像データベースに
登録されていなかった絵柄に対応する、用意されたポジ
フィルムのY(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン),K(墨)による色分解を伴うスキャン指示を行
い、ラフデザインに応じて、スキャナにより、そのチラ
シにあった解像度およびYMCKによる色分解、エッジ
処理、トリミング等を行った絵柄のデータを生成する。
【0006】そしてラフデザインデータ、テキストデー
タおよび絵柄データをデザイン用端末に読込み、レイア
ウトソフトによって出力用画像データとして生成する。
こうして得られた出力用画像データを基に校正作業を行
って目的とするチラシの印刷版を生成する。
【0007】以上の製版作業の後、作業者は上記のチラ
シのために生成された絵柄データおよびテキストデータ
をデータベースに入力し、さらにそれらのデータに関連
したそれらのデータ以外のキーワードと関連づけてデー
タベースに登録する(以下、「キーワード登録」とい
う)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来装置では製版工程の後、改めてキーワード登録作
業が必要となり、そのための時間および作業が余分に必
要となり、効率が悪かった。
【0009】また、上記のように画像データベースに登
録された絵柄データは個別の印刷版に対応した解像度、
色分解、トリミング等の加工を施された絵柄データであ
るため他の印刷物に再利用できる割合が極めて低く、そ
のためその絵柄を含んだ印刷物を作成する際には再度各
商品のポジフィルムから絵柄をその印刷物にあった、色
分解や解像度で読み込む作業が必要となり、上記と同様
に効率が悪かった。
【0010】この発明は、従来技術における上述の問題
の克服を意図しており、作業効率のよい画像情報データ
ベース構築方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の請求項1の方法は、製版工程において使
用される画像に関する情報についてデータベースを構築
する画像情報データベース構築方法において、画像に関
する汎用性のある情報である汎用画像情報を画像情報デ
ータベースに保存するとともに、印刷版を生成する際に
は保存されていた汎用画像情報を印刷版固有の状態に加
工して印刷版の生成に利用することを特徴とする。
【0012】また、この発明の請求項2の方法は、請求
項1の画像情報データベース構築方法であって、汎用画
像情報が画像読取り手段により読み取られた解像度のま
まの絵柄情報を含み、印刷版の生成の際には絵柄情報の
解像度を低下させて用いることを特徴とする。
【0013】また、この発明の請求項3の方法は、請求
項2の画像情報データベース構築方法であって、汎用画
像情報が文字情報と絵柄情報とを含む単位画像情報を複
数集めたものであって、文字情報またはその一部をキー
ワードとして、求める単位画像情報を検索することを特
徴とする。
【0014】さらに、この発明の請求項4の方法は、請
求項2の画像情報データベース構築方法であって、汎用
画像情報が、複数の単位画像情報のそれぞれにおいて当
該単位画像情報のうちの絵柄情報の主要部を抽出するた
めのマスク情報を含むことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
【0016】
【1.実施の形態における装置配列および処理】図1は
この実施の形態の製版システムの構成図である。以下、
図1を用いてこの製版システムついて説明していく。
【0017】この製版システムはチラシやパンフレット
等の印刷物の印刷版を生成しつつ、その製版過程におい
て生じた後述する画像情報をデータベースに登録してい
く製版システムである。この製版システムはデザイナー
が印刷物のレイアウト等のデザインや画像データベース
の検索、登録等を行うデザイナー用端末10と、絵柄を
読み取るスキャナ20および後述の画像データベースの
機能を有する磁気ディスク30に接続されてそれらを制
御するスキャナ・ディスク制御端末40と、制御用端末
を備えた印刷版を出力する製版部50とがそれぞれ図示
のようにバスラインで互いに接続されている。
【0018】図2および図3はそれぞれこの実施の形態
の製版システムにおける製版工程および画像データベー
ス構築工程のフローチャートおよび概念図である。以
下、これらの図を用いて商品チラシの製版工程および画
像データベース構築工程について説明していく。
【0019】まず、商品チラシに掲載すべき商品リスト
が提示される(ステップS1)。この商品リストには図
2に示すように商品名、キャッチコピー、寸法等が記入
されている。なお、この段階では商品リストのIDコー
ドの項目には何も記入されていない。
【0020】図4はこのシステムにより生成されるチラ
シの一例を示す図である。このチラシは商品名「ミニコ
ンポ」および「ビデオデッキ」等が表示されたものであ
り、このチラシには商品名GN、キャッチコピーCC、
サイズSI、定価PRおよび商品の絵柄GRが1組とな
って、それぞれの商品ごとに表示されている。
【0021】つぎに、デザイナーはデザイナー用端末1
0により画像データベースGDを文字情報の項目(例え
ば「商品名」)をキーワードとして検索する。この画像
データベースGDは「商品名」、「キャッチコピー」、
「サイズ」、「定価」等の商品情報および「ユーザー
名」であるユーザー情報といった文字情報、RGB高解
像絵柄データHDおよび粗画像データならびにマスク情
報からなる単位画像情報UDが各ユーザーおよび各商品
に対して登録されている。この単位画像情報UDの上記
の各情報は後述のように汎用性のある再利用可能な情報
となっている。この単位画像情報UDの集合したものが
「汎用画像情報」に相当している。そして、登録されて
いる単位画像情報UDのうちのRGB高解像絵柄データ
HDのうち絵柄の商品が共通しており、サイズが目的と
するチラシに適当であるなどの条件を備えているため再
利用できるものがあればそれを用いるため商品リストの
IDコードの欄にその単位画像情報UDのIDコードを
記入して、後にその単位画像情報UDを利用する際に参
照する。逆に上記のような条件を満たさず再利用できな
いものや画像データベースが登録されていないものは文
字情報の定形フォーマット(上記の「商品名」、「キャ
ッチコピー」等の項目分けを指す)に沿った文字入力の
依頼を行い(ステップS2)、処理と並行して文字入力
作業がオペレータによって行われ(ステップS3)、こ
れらによってテキストデータファイルが生成される。
【0022】つぎに、以前にチラシ等の作成のために製
作され、その後保存されていた再利用可能な商品のポジ
フィルムの有無を管理ノートの記載によって確認する
(ステップS4)。そして、管理ノートに記載があれば
それを利用し、なければポジフィルムの新規撮影の依頼
を行い、それにより以下の処理と並行して新規撮影が行
われる(ステップS5)。
【0023】つぎに、デザイナーが線画等を用いた大ま
かな配置や配色等のラフデザインを作成する(ステップ
S6)。
【0024】そしてデザイナーは作成したラフデザイン
を、クライアントに提示してチェックを受け、ラフデザ
インの修正等を行い、最終的にラフデザインが確定する
(ステップS7)。
【0025】つぎに、そのラフデザインを基にデザイナ
ーがデザイナー用端末10を用いてデジタルデザインデ
ータを作成していく(ステップS8)。具体的には上記
において準備された絵柄のチラシに適した解像度(後述
のようにRGB高解像絵柄データHDより低い)、拡大
縮小の倍率、絵柄等の配置の角度の指定、当たり測定
(配置の位置決め)、写真原稿に対して行うべき色分解
方法の指示、配置枠組みのための線画の作成、チント
(網掛け)処理、および文字の記入位置に実際に文字の
データを入力する文字の流し込み等を行う。なお、色分
解の指示においてはR(レッド),G(グリーン),B
(ブルー)のみならずYMCKや2色による色分解の指
定も可能である。
【0026】つぎに画像データベースに登録されていな
い絵柄に対して用意されていたポジフィルムをスキャナ
により高解像RGB画像データHDとして読み込む(ス
テップS9)。すなわち、この実施の形態の装置ではこ
の読込み解像度は後述のように印刷版に対して高解像度
に設定され、そのままの解像度でRGBに色分解されて
RGB高解像絵柄データHDとして画像データベースG
Dに保存される。なお、RGBに色分解された時点では
USM(アンシャープ・マスキング)処理等のエッジ強
調処理は行われていない。このため、後にYMCKや2
色等による色分解データに変換することが可能である。
また、トリミング、変倍、回転等の変換は行わない。こ
のように読み込むことによりRGB高解像絵柄データH
Dの再利用可能性を大きくしている。
【0027】RGB高解像絵柄データHDの解像度につ
いて具体的には、チラシの場合における絵柄の印刷解像
度は350dpi付近であり、この実施の形態の装置で
はポジフィルムからの読み取り解像度すなわちRGB高
解像絵柄データHDの解像度を4000dpi程度とし
ている。これは、通常の印刷物において出力解像度は3
00〜400dpi程度が多く、A4サイズの印刷物を
作成する場合にポジフィルムの読取り解像度に対して1
/10程度となるため上記のような解像度で読み込み、
その解像度のまま、RGB高解像絵柄データHDとして
画像データベースGDに保存しているのである。
【0028】このように、高解像絵柄データを保存して
おくことで、低解像出力に対して、柔軟に対応すること
ができる。
【0029】なお、ステップS9においてスキャナ20
は高解像読取りによるRGB高解像絵柄データHDの生
成とともに、デザイナー用端末10での絵柄検索時の画
面表示用の絵柄データとして40dpi程度の粗画像デ
ータも作成する。
【0030】つぎに、デザイナーはスキャナ・ディスク
制御端末40を用いてステップS9で用意されたRGB
高解像絵柄データHDおよび粗画像データならびに文字
情報、マスク情報を画像データベースGDに登録する
(ステップS10)。ここで、マスク情報とはチラシに
用いる絵柄の主要部分を抜き出すための型枠の情報であ
り、後述のステップS11においてマスク情報をもとに
RGB高解像絵柄データHDをチラシにとって不要な部
分を削除したものになるようスキャナ・ディスク制御端
末40内の画像加工ソフトウエアにより加工してデジタ
ルデザインデータの配置枠に流し込むためのものであ
る。
【0031】また、文字情報の登録は以下のように行わ
れる。すなわち、文字情報の各項目のうちから登録キー
ワードの選択を行う。登録キーワードとは、単位画像情
報UDと関連するキーワードである。そして、この実施
の形態では登録キーワードを単位画像情報UD(例えば
商品「ミニコンポ」の単位画像情報UD)の文字情報
(図中において商品名GNに相当する「ミニコンポ」、
キャッチコピーCCに相当する「特徴○○○」、サイズ
SIに相当する「サイズXXX」、定価PRに相当する
「定価□□□」)の中から選択する。具体的には、スキ
ャナ・ディスク制御端末40のマウスを使用して、例え
ば商品名「ミニコンポ」の文字情報を選択する。ただ
し、これは一例であってその他、文字情報のうち商品名
「ミニコンポ」と「特徴○○○」と「サイズXXX」と
を登録キーワードとして選択する等でもよい。なお、図
4には、「特徴○○○」がマウスによって選択され、そ
の色調が変化した時点の様子を示している。
【0032】この作業者による登録キーワードの選択に
より選択された登録画像と登録キーワードとは自動的に
関連付けて登録される。図5は、選択された登録画像と
登録キーワードとを関連付けて磁気ディスク30内に登
録した様子を概念的に示す図である。関連付けの方法と
しては、登録画像のファイル名と登録キーワードのファ
イル名に共通の識別子を含ませるなどの公知の手段が適
用可能である。
【0033】このように、この登録においては従来のよ
うに特別に用意したキーワードを単位画像情報UDと関
連した情報として登録を行うことはない。すなわち、上
記で登録した画像データの内の文字情報(上記の例では
「商品名」)をそのままRGB高解像絵柄データHD、
粗画像データおよびその他の文字情報と関連づけること
により、単位画像情報UD中の文字情報の各項目をキー
ワードとして用いることができるようになるためであ
る。なお、文字情報のうち複数の項目をキーワードとし
て登録するものとしてもよい。
【0034】また、マスク情報は後に再利用する際に、
画像データベースから取り出して、これを参照してRG
B高解像絵柄データHDの主要部を切り抜いて再利用す
る。なお、これらの新規の単位画像情報UDの登録に際
してスキャナ・ディスク制御端末40はその単位画像情
報UDに対して自動的にIDコードを付与する。なお、
登録キーワードとして商品名等の代わりにIDコードを
設定入力により登録するようにしてもよい。
【0035】また、ステップS10では上記データベー
ス登録作業以外に印刷物に使用される指定絵柄の上記指
定の方法による色分解、絵柄の指定倍率による拡大、絵
柄の指定角度による回転、絵柄を所定のサイズにするト
リミングを行う。
【0036】以上で、印刷物に盛り込むべき画像データ
が全て準備できたので、つぎに、デザイナー用端末10
において、このようにして得られた画像をデザイン画像
のそれぞれの表示位置に表示させるため、上記のステッ
プS8において作成された配置枠組みデータ内にその画
像データを流し込んでデジタルデザインを完成させる
(ステップS11)。
【0037】そして、製版部50において、デザイン工
程の終了した校正版を作成し、校正出力を行って、修正
作業を行い、完成した印刷版により図示しない印刷機に
よって最終的な印刷物を出力する(ステップS12)。
【0038】最後に、以上で用いたポジフィルムのう
ち、新規作成したものは管理ノートに記入するとともに
ポジフィルムは管理棚に格納し、流用したポジフィルム
はもとの管理棚に格納することで製版処理を終了する
(ステップS13)。
【0039】以上のようにこの実施の形態の装置では、
スキャナ20による読取り時の高解像度のままでかつエ
ッジ強調等の加工を受けていないRGBによる色分解を
行ったRGB高解像絵柄データHDを画像データベース
GDに登録しておき、印刷版生成の際には解像度を低下
させて用いるものとしているため、再利用可能性が高く
なっている。また、文字情報も所定のフォーマットによ
って画像データベースに登録しておくことで、再利用可
能性を高くしている。
【0040】これらにより、印刷物の生成において既に
登録されている単位画像情報UD、すなわち文字情報、
RGB高解像絵柄データHD、マスク情報は再度作成す
る必要がないため、そのための時間および作業が不要と
なり、作業効率が向上し、製版工程の生産性も向上す
る。
【0041】さらに、文字情報をそのままキーワードと
して登録するので製版工程以外に特別なキーワード登録
作業が不要となり、したがって、従来の製版工程以外に
余分な工程がほとんど必要ないので、特別な画像データ
ベース構築工程が不要となりさらに作業効率が向上し、
生産性をさらに向上することができる。
【0042】
【2.変形例】この実施の形態の製版システムでは新規
に作成したポジフィルムをスキャナで読み込んでそれを
画像データベースGDに登録した後、そのRGB高解像
絵柄データHDを加工して配置枠に流し込むものとした
が、この発明はこれに限られず画像データベースGDへ
の登録とRGB高解像絵柄データHDの流し込みを並行
して行ってもよい。
【0043】また、この実施の形態の製版システムでは
RGB高解像絵柄データHDの解像度を4000dpi
としたが、この発明はこれに限られず、より高い解像度
で画像データベースGDに登録してもよい。
【0044】さらに、この実施の形態の製版システムで
は画像データベースに登録する絵柄データをRGBによ
り色分解したものとしたが、この発明はこれに限られ
ず、YMCKや2色に色分解し、エッジ強調や変倍等の
加工は行わないものを登録、再利用するものとしてもよ
い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、画像に関する汎用性のある情報である汎用画像情報
を画像情報データベースに保存するとともに、印刷版を
生成する際には保存されていた汎用画像情報を印刷版固
有の状態に加工して印刷版の生成に利用するものである
ため、印刷物の生成において既に登録されている画像情
報は再度生成する必要がないため、そのための時間およ
び作業が不要となり、作業効率が向上する。
【0046】とくに、請求項2の発明では汎用画像情報
が画像読取り手段により読み取られた解像度のままの絵
柄情報を含み、印刷版の生成の際にはその絵柄情報の解
像度を低下させて用いるものであるため、再利用の可能
性が高くなり、画像情報を生成する時間および作業を短
縮することができ、より作業効率が向上する。
【0047】さらに、請求項3では文字情報またはその
一部をキーワードとして求める単位画像情報を検索する
ものであるため製版工程以外にキーワードを文字情報以
外に用意して登録する作業が不要となり、そのための時
間も不要となるので作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の製版システムの構成図で
ある。
【図2】実施の形態の製版工程および画像データベース
構築工程のフローチャートである。
【図3】実施の形態の製版工程および画像データベース
構築工程の概念図である。
【図4】実施の形態の製版システムにより生成されるチ
ラシの一例を示す図である。
【図5】選択された登録画像と登録キーワードとの関連
付けを概念的に示す図である。
【図6】従来装置における製版工程および画像データベ
ース構築工程の概念図である。
【符号の説明】
GD 画像データベース HD RGB高解像絵柄データ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製版工程において使用される画像に関す
    る情報についてデータベースを構築する画像情報データ
    ベース構築方法において、 画像に関する汎用性のある情報である汎用画像情報を画
    像情報データベースに保存するとともに、印刷版を生成
    する際には保存されていた前記汎用画像情報を印刷版固
    有の状態に加工して前記印刷版の生成に利用することを
    特徴とする画像情報データベース構築方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像情報データベース構築方
    法であって、 前記汎用画像情報が画像読取り手段により読み取られた
    解像度のままの絵柄情報を含み、印刷版の生成の際には
    前記絵柄情報の解像度を低下させて用いることを特徴と
    する画像情報データベース構築方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の画像情報データベース構築方
    法であって、 前記汎用画像情報が文字情報と前記絵柄情報とを含む単
    位画像情報を複数集めたものであって、文字情報または
    その一部をキーワードとして、求める単位画像情報を検
    索することを特徴とする画像情報データベース構築方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2の画像情報データベース構築方
    法であって、 前記汎用画像情報が、複数の前記単位画像情報のそれぞ
    れにおいて当該単位画像情報のうちの絵柄情報の主要部
    を抽出するためのマスク情報を含むことを特徴とする画
    像情報データベース構築方法。
JP9079878A 1997-03-31 1997-03-31 画像情報データベース構築方法 Pending JPH10275217A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001072031A1 (fr) * 2000-03-23 2001-09-27 Hexa Chemical Co., Ltd. Procede de reproduction des couleurs, procede de virage, procede d'approbation et systeme effectue avec ce dernier, systeme de service de virage, procede d'acceptation de commande de virage et support d'enregistrement

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001072031A1 (fr) * 2000-03-23 2001-09-27 Hexa Chemical Co., Ltd. Procede de reproduction des couleurs, procede de virage, procede d'approbation et systeme effectue avec ce dernier, systeme de service de virage, procede d'acceptation de commande de virage et support d'enregistrement

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