JPH10275106A - データ更新方法およびデータ更新システム - Google Patents
データ更新方法およびデータ更新システムInfo
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- JPH10275106A JPH10275106A JP8095397A JP8095397A JPH10275106A JP H10275106 A JPH10275106 A JP H10275106A JP 8095397 A JP8095397 A JP 8095397A JP 8095397 A JP8095397 A JP 8095397A JP H10275106 A JPH10275106 A JP H10275106A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 更新データに更新禁止情報等の特別な情報を
付加することなく、紙の文章に対するインクによる記入
と同じ要領で、データの書き換えを防止して追記だけを
可能としたデータ更新システムを提供する。 【解決手段】 更新前の元のデータを格納する記憶手段
と、第1および第2のメモリと、更新データを入力する
入力手段と、制御手段とを具備し、当該制御手段は、記
憶手段に格納されている更新前の元のデータを第1およ
び第2のメモリに格納する第1の手段と、入力された更
新データに基づき第2のメモリに格納されているデータ
を更新する第2の手段と、第2のメモリに格納されてい
る更新処理が施されたデータと第1のメモリに格納され
ている更新前の元のデータとの論理和データを作成する
第3の手段と、当該論理和データを更新前の元のデータ
と置換して記憶手段に格納する第4の手段とを備える。
付加することなく、紙の文章に対するインクによる記入
と同じ要領で、データの書き換えを防止して追記だけを
可能としたデータ更新システムを提供する。 【解決手段】 更新前の元のデータを格納する記憶手段
と、第1および第2のメモリと、更新データを入力する
入力手段と、制御手段とを具備し、当該制御手段は、記
憶手段に格納されている更新前の元のデータを第1およ
び第2のメモリに格納する第1の手段と、入力された更
新データに基づき第2のメモリに格納されているデータ
を更新する第2の手段と、第2のメモリに格納されてい
る更新処理が施されたデータと第1のメモリに格納され
ている更新前の元のデータとの論理和データを作成する
第3の手段と、当該論理和データを更新前の元のデータ
と置換して記憶手段に格納する第4の手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ更新方法お
よびデータ更新システムに係わり、特に、病院内外情報
システム等の医療情報システムに適用して有効な技術に
関する。
よびデータ更新システムに係わり、特に、病院内外情報
システム等の医療情報システムに適用して有効な技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】病院内外情報システム等の医療情報シス
テムにおいては、医師の診断記録(カルテ)等の文書
も、文書データとして保管・管理される。
テムにおいては、医師の診断記録(カルテ)等の文書
も、文書データとして保管・管理される。
【0003】この診断記録(カルテ)等の文書は、挿入
・削除・消去を防止し追記だけを可能にして、前回迄に
記録されている記録内容は書き換えできないようにする
必要がある。
・削除・消去を防止し追記だけを可能にして、前回迄に
記録されている記録内容は書き換えできないようにする
必要がある。
【0004】従来、この診断記録(カルテ)等の文書デ
ータにおいては、絵や文字からなる更新データを入力し
登録するときに、当該絵や文字からなる更新データの記
憶領域を更新禁止領域に指定して登録し、書き換えを防
止して追記だけを可能にしていた。
ータにおいては、絵や文字からなる更新データを入力し
登録するときに、当該絵や文字からなる更新データの記
憶領域を更新禁止領域に指定して登録し、書き換えを防
止して追記だけを可能にしていた。
【0005】即ち、絵や文字からなる更新データの入力
の対象となる領域が更新禁止領域であれば、当該絵や文
字からなる更新データを前回迄に記録されているデータ
に追記入力させることで、診断記録(カルテ)等の文書
データの挿入・削除・消去を防止して追記だけを可能に
していた。
の対象となる領域が更新禁止領域であれば、当該絵や文
字からなる更新データを前回迄に記録されているデータ
に追記入力させることで、診断記録(カルテ)等の文書
データの挿入・削除・消去を防止して追記だけを可能に
していた。
【0006】なお、これらの技術は、特開平04−33
3973号公報に記載されている。
3973号公報に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た方法では、文書データの登録時に更新禁止情報等の特
別の情報を付加したり、あるいは、入力時に更新禁止情
報の判定を行い更新禁止領域であれば追記入力を行わせ
る等の複雑な処理が必要であるという問題点があった。
た方法では、文書データの登録時に更新禁止情報等の特
別の情報を付加したり、あるいは、入力時に更新禁止情
報の判定を行い更新禁止領域であれば追記入力を行わせ
る等の複雑な処理が必要であるという問題点があった。
【0008】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、データ
更新方法およびデータ更新システムにおいて、更新デー
タに更新禁止情報等の特別な情報を付加することなく、
紙の文章に対するインクによる記入と同じ要領で、デー
タの書き換えを防止して追記だけを可能とする技術を提
供することにある。
るためになされたものであり、本発明の目的は、データ
更新方法およびデータ更新システムにおいて、更新デー
タに更新禁止情報等の特別な情報を付加することなく、
紙の文章に対するインクによる記入と同じ要領で、デー
タの書き換えを防止して追記だけを可能とする技術を提
供することにある。
【0009】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0011】データ更新方法において、更新前の元のデ
ータを第1および第2のメモリに格納する第1のステッ
プと、前記第2のメモリに格納されている更新前の元の
データに対して更新処理を施す第2のステップと、前記
第2のメモリに格納されている更新処理が施されたデー
タと、前記第1のメモリに格納されている更新前の元の
データとの論理和データを作成する第3のステップと、
前記論理和データに基づく画像を表示する第4のステッ
プと、前記論理和データを更新前の元のデータと置換す
る第5のステップとを具備する。
ータを第1および第2のメモリに格納する第1のステッ
プと、前記第2のメモリに格納されている更新前の元の
データに対して更新処理を施す第2のステップと、前記
第2のメモリに格納されている更新処理が施されたデー
タと、前記第1のメモリに格納されている更新前の元の
データとの論理和データを作成する第3のステップと、
前記論理和データに基づく画像を表示する第4のステッ
プと、前記論理和データを更新前の元のデータと置換す
る第5のステップとを具備する。
【0012】更新前の元のデータを格納する記憶手段
と、第1および第2のメモリと、更新データを入力する
入力手段と、表示手段と、制御手段とを具備するデータ
更新システムであって、前記制御手段は、前記記憶手段
に格納されている更新前の元のデータを第1および第2
のメモリに格納する第1の手段と、前記入力手段から入
力された更新データに基づき、前記第2のメモリに格納
されている更新前の元のデータを更新する第2の手段
と、前記第2のメモリに格納されている更新処理が施さ
れたデータと、前記第1のメモリに格納されている更新
前の元のデータとの論理和データを作成する第3の手段
と、前記第3の手段により作成された論理和データに基
づく画像を、前記表示手段に表示する第4の手段と、前
記第3の手段により作成された論理和データを、更新前
の元のデータと置換して前記記憶手段に格納する第5の
手段とを備える。
と、第1および第2のメモリと、更新データを入力する
入力手段と、表示手段と、制御手段とを具備するデータ
更新システムであって、前記制御手段は、前記記憶手段
に格納されている更新前の元のデータを第1および第2
のメモリに格納する第1の手段と、前記入力手段から入
力された更新データに基づき、前記第2のメモリに格納
されている更新前の元のデータを更新する第2の手段
と、前記第2のメモリに格納されている更新処理が施さ
れたデータと、前記第1のメモリに格納されている更新
前の元のデータとの論理和データを作成する第3の手段
と、前記第3の手段により作成された論理和データに基
づく画像を、前記表示手段に表示する第4の手段と、前
記第3の手段により作成された論理和データを、更新前
の元のデータと置換して前記記憶手段に格納する第5の
手段とを備える。
【0013】また、前記第1および第2のメモリは、同
一メモリのそれぞれ異なる領域で構成される。
一メモリのそれぞれ異なる領域で構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0015】なお、発明の実施の形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態である文書
更新システムの概略構成を示すブロック図である。
更新システムの概略構成を示すブロック図である。
【0017】本実施の形態では、絵や文字からなる文書
データは、コードデータではなく、ドットで表現される
画像データ(以下、単に画像データと称する。)として
文書ファイル(21)に格納される。
データは、コードデータではなく、ドットで表現される
画像データ(以下、単に画像データと称する。)として
文書ファイル(21)に格納される。
【0018】同図に示す患者基本情報データベース(2
7)は、最初に文書ファイル(21)を作成するとき
に、この患者基本情報データベース(27)から氏名、
住所等の患者情報を読み込んで、文書データの中に取り
込んで表示するために使用される。
7)は、最初に文書ファイル(21)を作成するとき
に、この患者基本情報データベース(27)から氏名、
住所等の患者情報を読み込んで、文書データの中に取り
込んで表示するために使用される。
【0019】なお、この文書ファイル(21)および患
者基本情報データベース(27)は、外部記録装置に格
納・保管されている。
者基本情報データベース(27)は、外部記録装置に格
納・保管されている。
【0020】制御装置(22)は、文書ファイル(2
1)に格納されている画像データをメモリ(25)に読
み出し、マウス(23)あるいはキーボード(24)に
よる入力内容(更新データ)をメモリ(25)に対して
書き込むとともに、ディスプレイ(26)に表示する処
理を実行する。
1)に格納されている画像データをメモリ(25)に読
み出し、マウス(23)あるいはキーボード(24)に
よる入力内容(更新データ)をメモリ(25)に対して
書き込むとともに、ディスプレイ(26)に表示する処
理を実行する。
【0021】さらに、制御装置(22)は、入力(デー
タ更新)処理が終了した場合に、メモリ(25)の内容
を文書ファイル(21)に格納する。
タ更新)処理が終了した場合に、メモリ(25)の内容
を文書ファイル(21)に格納する。
【0022】また、メモリ(25)は、A、B、Cの3
つの領域に分割される。
つの領域に分割される。
【0023】なお、図1において、マウス(23)ある
いはキーボード(24)は、本発明の入力手段を構成
し、同様に、制御装置(22)は、本発明の制御手段
を、ディスプレイ(26)は、本発明の表示手段を構成
する。
いはキーボード(24)は、本発明の入力手段を構成
し、同様に、制御装置(22)は、本発明の制御手段
を、ディスプレイ(26)は、本発明の表示手段を構成
する。
【0024】図2は、本実施の形態の文書データ更新シ
ステムが適用される医療情報システムにおける文書デー
タ(医師の電子カルテ)の入力画面例を示す図である。
ステムが適用される医療情報システムにおける文書デー
タ(医師の電子カルテ)の入力画面例を示す図である。
【0025】同図に示す例では、入力画面は、命令を実
行するためのメニューやコマンドボタンを配置した領域
(11)と、文書データ(電子カルテ)の情報を入力し
表示する領域(12)とから構成される。この領域(1
2)における絵や文字からなる画像データは、文書ファ
イル(21)に格納されている。
行するためのメニューやコマンドボタンを配置した領域
(11)と、文書データ(電子カルテ)の情報を入力し
表示する領域(12)とから構成される。この領域(1
2)における絵や文字からなる画像データは、文書ファ
イル(21)に格納されている。
【0026】また、領域(12)の中の、氏名、年齢、
性別、血液型、住所、担当医、作成日付の各項目の情報
は、文書ファイル(21)を最初に作成するときに、文
書ファイル(21)とは別に患者の基本情報が格納され
ている患者基本情報データベース(27)から関連付け
て読み込み、予め決定された領域に取り込んで表示す
る。2回目以降、文書ファイル(21)を更新するとき
には、各項目の読み込みと取り込みは行わない。
性別、血液型、住所、担当医、作成日付の各項目の情報
は、文書ファイル(21)を最初に作成するときに、文
書ファイル(21)とは別に患者の基本情報が格納され
ている患者基本情報データベース(27)から関連付け
て読み込み、予め決定された領域に取り込んで表示す
る。2回目以降、文書ファイル(21)を更新するとき
には、各項目の読み込みと取り込みは行わない。
【0027】さらに、更新日付の項目については、画像
データを文書ファイル(21)に格納するときに、画像
データが更新されていれば、格納時点の日付をOS(オ
ペレーション・システム)から取得し、予め決定されて
いる領域に取り込むようにする。
データを文書ファイル(21)に格納するときに、画像
データが更新されていれば、格納時点の日付をOS(オ
ペレーション・システム)から取得し、予め決定されて
いる領域に取り込むようにする。
【0028】本実施の形態では、これらの情報も全て画
像データとして文書ファイル(21)に格納される。
像データとして文書ファイル(21)に格納される。
【0029】図3は、本実施の形態のデータ更新システ
ムの処理手順を示すフローチャートであり、また、図4
ないし図6は、データ更新処理中におけるメモリ(2
5)の内部の状態を、ディスプレイ(26)に表示され
た画像で表す図である。
ムの処理手順を示すフローチャートであり、また、図4
ないし図6は、データ更新処理中におけるメモリ(2
5)の内部の状態を、ディスプレイ(26)に表示され
た画像で表す図である。
【0030】以下、図3ないし図6を参照して、本実施
の形態の文書更新システムの処理手順を説明する。
の形態の文書更新システムの処理手順を説明する。
【0031】なお、図3に示すフローチャートは、文書
ファイル(21)の絵や文字からなる画像データに対し
て、マウス(23)あるいはキーボード(24)を用い
て追記更新を行い、再度文書ファイル(21)に格納す
る場合の処理手順を示している。
ファイル(21)の絵や文字からなる画像データに対し
て、マウス(23)あるいはキーボード(24)を用い
て追記更新を行い、再度文書ファイル(21)に格納す
る場合の処理手順を示している。
【0032】始めに、制御装置(22)は、絵や文字か
らなる文書データ(ドットで表現された画像データ)を
格納する文書ファイル(21)から、前回記憶した文書
の画像データを読み出し、メモリ(25)の領域Aに格
納する(ステップ41)。
らなる文書データ(ドットで表現された画像データ)を
格納する文書ファイル(21)から、前回記憶した文書
の画像データを読み出し、メモリ(25)の領域Aに格
納する(ステップ41)。
【0033】次に、メモリ(25)の領域Aに格納され
ている画像データを、メモリ(25)の領域Bに複写す
る(ステップ42)。
ている画像データを、メモリ(25)の領域Bに複写す
る(ステップ42)。
【0034】図4は、このメモリ(25)の領域Aある
いは領域Bに格納されている画像データに基づいて、デ
ィスプレイ(26)に表示される画像の一例を示してい
る。
いは領域Bに格納されている画像データに基づいて、デ
ィスプレイ(26)に表示される画像の一例を示してい
る。
【0035】次に、メモリ(25)の領域Aに格納され
ている画像データと、メモリ(25)の領域Bに格納さ
れている画像データとの論理和データを作成し、メモリ
(25)の領域Cに格納する(ステップ43)。
ている画像データと、メモリ(25)の領域Bに格納さ
れている画像データとの論理和データを作成し、メモリ
(25)の領域Cに格納する(ステップ43)。
【0036】さらに、メモリ(25)の領域Cに格納さ
れている画像データに基づく画像をディスプレイ(2
6)に表示する(ステップ44)。
れている画像データに基づく画像をディスプレイ(2
6)に表示する(ステップ44)。
【0037】次に、制御装置(22)は、マウス(2
3)やキーボード(24)からの削除・追記の入力内容
(更新データ)に基づき、メモリ(25)の領域Bの画
像データ対してのみ、削除や追記の更新処理を施す(ス
テップ45)。
3)やキーボード(24)からの削除・追記の入力内容
(更新データ)に基づき、メモリ(25)の領域Bの画
像データ対してのみ、削除や追記の更新処理を施す(ス
テップ45)。
【0038】図5は、削除や追記の更新を行った後のメ
モリ(25)の領域Bに格納されている画像データに基
づいて、ディスプレイ(26)に表示される画像を表し
ており、図5に示すように、メモリ(25)の領域Bに
格納されている画像データの中の「血圧:140−70
mmHg、体温:36.5°C」が削除され、「4月1
2日」が追記されている。
モリ(25)の領域Bに格納されている画像データに基
づいて、ディスプレイ(26)に表示される画像を表し
ており、図5に示すように、メモリ(25)の領域Bに
格納されている画像データの中の「血圧:140−70
mmHg、体温:36.5°C」が削除され、「4月1
2日」が追記されている。
【0039】この場合に、入力される更新データがデキ
ストデータである時には、メモリ(25)の領域Bに格
納されている画像データを更新するときに、画像データ
に変換する。
ストデータである時には、メモリ(25)の領域Bに格
納されている画像データを更新するときに、画像データ
に変換する。
【0040】次に、入力(データ更新処理)が終了か否
かを判断し(ステップ46)、ステップ46で入力終了
でなければ、前記ステップ43ないしステップ45を繰
り返し、即ち、メモリ(25)の領域Bに格納されてい
る画像データと、メモリ(25)の領域Aに格納されて
いる画像データとの論理和データを作成し、メモリ(2
5)の領域Cに格納する(ステップ43)。
かを判断し(ステップ46)、ステップ46で入力終了
でなければ、前記ステップ43ないしステップ45を繰
り返し、即ち、メモリ(25)の領域Bに格納されてい
る画像データと、メモリ(25)の領域Aに格納されて
いる画像データとの論理和データを作成し、メモリ(2
5)の領域Cに格納する(ステップ43)。
【0041】この時、ディスプレイ(26)には、メモ
リ(25)の領域Bに格納されている画像データと、メ
モリ(25)の領域Aに格納されている画像データとの
論理和データに基づく画像が表示されるため、操作者か
ら見ると追記だけが行われたように見える。
リ(25)の領域Bに格納されている画像データと、メ
モリ(25)の領域Aに格納されている画像データとの
論理和データに基づく画像が表示されるため、操作者か
ら見ると追記だけが行われたように見える。
【0042】図6は、メモリ(25)の領域Cに格納さ
れている画像データに基づいて、ディスプレイ(26)
に表示される画像を表しており、図6に示すように「血
圧:140−70mmHg、体温:36.5°C」が削
除されず、「4月12日」が追記されている。
れている画像データに基づいて、ディスプレイ(26)
に表示される画像を表しており、図6に示すように「血
圧:140−70mmHg、体温:36.5°C」が削
除されず、「4月12日」が追記されている。
【0043】なお、新たに追記した絵や文字からなるデ
ータ(メモリ(25)の領域Aに格納されている画像デ
ータにないデータ)については、メモリ(25)の領域
Cに格納されている画像データが文書ファイル(21)
に格納されるまでは削除することが可能である。
ータ(メモリ(25)の領域Aに格納されている画像デ
ータにないデータ)については、メモリ(25)の領域
Cに格納されている画像データが文書ファイル(21)
に格納されるまでは削除することが可能である。
【0044】ステップ46で入力終了であれば、メモリ
(25)の領域Cに格納されている画像データで、文書
ファイル(21)に記憶されている画像データを置換
し、文書ファイル(21)を更新する。
(25)の領域Cに格納されている画像データで、文書
ファイル(21)に記憶されている画像データを置換
し、文書ファイル(21)を更新する。
【0045】このように、本実施の形態によれば、元の
データをメモリ(25)の領域Aに格納するとともに、
メモリ(25)の領域Aに格納されたデータを、メモリ
(25)の別の領域Bにデータを複写し、そして、メモ
リ(25)の別の領域Bのデータに対してのみデータの
更新処理を施す。
データをメモリ(25)の領域Aに格納するとともに、
メモリ(25)の領域Aに格納されたデータを、メモリ
(25)の別の領域Bにデータを複写し、そして、メモ
リ(25)の別の領域Bのデータに対してのみデータの
更新処理を施す。
【0046】さらに、メモリ(25)の領域Aに格納さ
れたデータと、メモリ(25)の領域Bに格納されたデ
ータとの2つのデータの論理和データを作成し、これを
ディスプレイ(26)に表示するとともに、この論理和
データを元のデータと置換するようにしたので、元のデ
ータに追記のみを更新を行うことが可能となる。
れたデータと、メモリ(25)の領域Bに格納されたデ
ータとの2つのデータの論理和データを作成し、これを
ディスプレイ(26)に表示するとともに、この論理和
データを元のデータと置換するようにしたので、元のデ
ータに追記のみを更新を行うことが可能となる。
【0047】なお、本実施の形態では、メモリ(25)
を3つの領域に分割する場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、それぞれ別のメモリを使用
するようにしてもよい。
を3つの領域に分割する場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、それぞれ別のメモリを使用
するようにしてもよい。
【0048】以上、本発明を発明の実施の形態に基づき
具体的に説明したが、本発明は、前記発明の実施の形態
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更し得ることは言うまでもない。
具体的に説明したが、本発明は、前記発明の実施の形態
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更し得ることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0050】(1)本発明によれば、データ更新方法お
よびデータ更新システムにおいて、更新データに更新禁
止情報等の特別の制御情報を付加することなく、追記の
みの更新データを作成することができるので、更新デー
タのデータ量の増加を抑止することが可能となる。
よびデータ更新システムにおいて、更新データに更新禁
止情報等の特別の制御情報を付加することなく、追記の
みの更新データを作成することができるので、更新デー
タのデータ量の増加を抑止することが可能となる。
【0051】(2)本発明によれば、データ更新方法お
よびデータ更新システムにおいて、複雑な処理を必要と
せずに、紙の文書に対するインクによる記入と同じ要領
で、データの書き換えを防止して追記だけの更新を行う
ことが可能となり、医者が電子カルテを違和感なく作成
することが可能となる。
よびデータ更新システムにおいて、複雑な処理を必要と
せずに、紙の文書に対するインクによる記入と同じ要領
で、データの書き換えを防止して追記だけの更新を行う
ことが可能となり、医者が電子カルテを違和感なく作成
することが可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態である文書更新システム
の概略構成を示すブロック図である。
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の文書データ更新システムが適用
される医療情報システムにおける文書データ(医師の電
子カルテ)の入力画面例を示す図である。
される医療情報システムにおける文書データ(医師の電
子カルテ)の入力画面例を示す図である。
【図3】本実施の形態のデータ更新システムの処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】メモリ(25)の領域Aあるいは領域Bに格納
されている画像データに基づいて、ディスプレイ(2
6)に表示される画像の一例を示す図である。
されている画像データに基づいて、ディスプレイ(2
6)に表示される画像の一例を示す図である。
【図5】削除や追記の更新を行った後のメモリ(25)
の領域Bに格納されている画像データに基づいて、ディ
スプレイ(26)に表示される画像の一例を示す図であ
る。
の領域Bに格納されている画像データに基づいて、ディ
スプレイ(26)に表示される画像の一例を示す図であ
る。
【図6】メモリ(25)の領域Cに格納されている画像
データに基づいて、ディスプレイ(26)に表示される
画像の一例を示す図である。
データに基づいて、ディスプレイ(26)に表示される
画像の一例を示す図である。
21…文書ファイル、22…制御装置、23…マウス、
24…キーボード、25…メモリ、26…ディスプレ
イ、27…患者基本情報データベース。
24…キーボード、25…メモリ、26…ディスプレ
イ、27…患者基本情報データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新山 真三 東京都港区芝二丁目31番19号 通信・放送 機構内
Claims (4)
- 【請求項1】 更新前の元のデータを第1および第2の
メモリに格納する第1のステップと、 前記第2のメモリに格納されている更新前の元のデータ
に対して更新処理を施す第2のステップと、 前記第2のメモリに格納されている更新処理が施された
データと、前記第1のメモリに格納されている更新前の
元のデータとの論理和データを作成する第3のステップ
と、 前記論理和データに基づく画像を表示する第4のステッ
プと、 前記論理和データを更新前の元のデータと置換する第5
のステップとを具備することを特徴とするデータ更新方
法。 - 【請求項2】 前記第1および第2のメモリは、同一メ
モリのそれぞれ異なる領域で構成されることを特徴とす
る請求項1に記載されたデータ更新方法。 - 【請求項3】 更新前の元のデータを格納する記憶手段
と、第1および第2のメモリと、更新データを入力する
入力手段と、表示手段と、制御手段とを具備するデータ
更新システムであって、 前記制御手段は、 前記記憶手段に格納されている更新前の元のデータを第
1および第2のメモリに格納する第1の手段と、 前記入力手段から入力された更新データに基づき、前記
第2のメモリに格納されている更新前の元のデータを更
新する第2の手段と、 前記第2のメモリに格納されている更新処理が施された
データと、前記第1のメモリに格納されている更新前の
元のデータとの論理和データを作成する第3の手段と、 前記第3の手段により作成された論理和データに基づく
画像を、前記表示手段に表示する第4の手段と、 前記第3の手段により作成された論理和データを、更新
前の元のデータと置換して前記記憶手段に格納する第5
の手段とを備えることを特徴とするデータ更新システ
ム。 - 【請求項4】 前記第1および第2のメモリは、同一メ
モリのそれぞれ異なる領域で構成されることを特徴とす
る請求項3に記載されたデータ更新システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8095397A JPH10275106A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | データ更新方法およびデータ更新システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8095397A JPH10275106A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | データ更新方法およびデータ更新システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10275106A true JPH10275106A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13732879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8095397A Pending JPH10275106A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | データ更新方法およびデータ更新システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10275106A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2018054503A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 富士通株式会社 | 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理システム及び情報処理方法 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP8095397A patent/JPH10275106A/ja active Pending
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