JP2008250791A - 医療情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用可能性に応じて医療情報を適切な時期に削除する。
【解決手段】画像サーバは、医療情報記憶部に医療情報を保存し、制御部により前記医療情報について保存期間を計時し、その保存期間が第1期間を経過した医療情報については前記医療情報記憶部から論理削除し(ステップS5)、その後さらに第2期間を経過した医療情報については前記医療情報記憶部から物理削除する(ステップS9)。
【選択図】図4

Description

本発明は、医療情報処理装置及びプログラムに関する。
医療機関では、法令等により医用画像やカルテ等、医療に関する医療情報のデータは一定期間保存することが義務付けられている。一定期間経過後は削除が可能であるが、再診時に利用するものもあるため、さらに保存を継続することもある。しかし、保存する情報量が多くなるとメモリの記憶容量を圧迫するため、利用性が低い情報から順次削除していくことが望ましい。
従来、削除してはならないデータには削除除外情報を付帯させるシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、重要なデータには削除除外情報を付帯させておき、その他のデータについては、利用可能性が低いものから削除することが可能となる。
特開2006−260300号公報
しかしながら、利用者が逐一削除するデータを選択して削除の処理を行うのは煩雑である。一方、自動的に一定期間経過後に削除していくと、患者が再受診した場合等、一定期間経過後に削除した医療情報について再利用する必要が生じた場合に、情報の復元ができなくなる。
また、誤って入力された医療情報等についても、その取り扱いが問題となる。例えば、誤った情報を消去し、その履歴情報を残す方法が考えられる。しかし、この方法では履歴から消去を行った者や日付等について追跡することができるが、消去した情報自体を復元することはできない。
これに対し、完全に情報を消去せずに、利用者からは存在しないようにみせかける論理削除を行う方法も考えられる。この場合、情報の復元は可能だが、完全消去はされていないため、メモリの記憶容量を占めることになるという問題点は解消されない。
本発明の課題は、利用可能性に応じて医療情報を適切な時期に削除することである。
請求項1に記載の発明は、医療情報処理装置において、
医療情報を保存するための記憶手段と、
前記医療情報について保存期間を計時し、その保存期間が第1期間を経過した医療情報については前記記憶手段から論理削除し、その後さらに第2期間を経過した医療情報については前記記憶手段から物理削除する制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医療情報処理装置において、
前記制御手段は、前記第1期間が経過する前に、前記医療情報が前記記憶手段から読み出された場合、その読み出されたときから新たに保存期間の計時を開始する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の医療情報処理装置において、
操作手段を備え、
前記制御手段は、前記第1期間が経過する前に、前記操作手段を介して医療情報について削除が指示されると、当該指示に係る医療情報を論理削除する。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の医療情報処理装置において、
操作手段を備え、
前記制御手段は、前記論理削除後、第2期間経過前に、当該論理削除された医療情報について前記操作手段を介して復元が指示されると、当該指示に係る医療情報を復元するとともに、当該復元のときから新たに当該医療情報の保存期間の計時を開始する。
請求項5に記載の発明は、
コンピュータを、
医療情報を保存するための記憶手段、
前記医療情報について保存期間を計時し、その保存期間が第1期間を経過した医療情報については前記記憶手段から論理削除し、その後さらに第2期間を経過した医療情報については前記記憶手段から物理削除する制御手段、
として機能させるためのプログラムである。
請求項1、5に記載の発明によれば、第1期間の経過時には論理削除を行うので、その後、第2期間が経過するまでは医療情報の復元が可能となる。また、第2期間経過時には物理削除を行うので、医療情報の保存に必要な記憶容量を減らして保存に係るコストの削減を図ることができる。このように、ある保存期間が経過後直ちに医療情報を物理削除するのではなく、医療情報の削除を第1期間及び第2期間の2段階で行うことにより、医療情報の利用可能性を見極めたうえで、適切な時期に削除を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1期間が経過するまでに読み出された医用画像は利用可能性があると判断できるので、このような場合は再度第1期間の計時をやり直すことにより、利用可能性の高いものは引き続き保存し、利用可能性の低いものは順次削除してゆくことができる。よって、医療情報の利用可能性に応じた適切な削除が可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、ユーザの削除指示がされた医療情報についても直ちに物理削除するのではなく、論理削除によって復元可能な状態でさらに保存することができる。
請求項4に記載の発明によれば、医療情報を復元することができる。また、復元された医療情報は利用可能性があると判断できるので、当該復元のときから第1期間の計時を開始することにより、利用可能性のある医療情報の保存期間を延長することができる。
まず、構成を説明する。
図1に、医用画像システム1を示す。
医用画像システム1は、本実施形態に係る画像サーバ10と、読影端末20、モダリティ30とがネットワークN1を介して接続された第1のシステムと、画像サーバ10と電子カルテ端末40とがネットワークN2を介して接続された第2のシステムと、を含んでいる。第1のシステムは、医用画像の読影を主に行う読影医によって利用され、第2のシステムは読影結果を用いて診察を行う参照医によって利用される。
まず、第1のシステムについて説明する。
画像サーバ10は、医療情報を保存、管理する医療情報処理装置である。医療情報とは、モダリティ30において生成された医用画像、読影端末20において生成された読影レポートその他医療に関する情報をいう。
図2に、画像サーバ10の構成を示す。
図2に示すように、画像サーバ10は、制御部11、操作部12、表示部13、通信部14、記憶部15、医療情報記憶部16を備えて構成されている。
制御部11は、記憶部15に記憶されている制御プログラムとの協働により、各部の集中制御、各種演算を行う。なお、制御部11は内部クロックにより時間の計時が可能である。
操作部12は、キーボード、マウス等を備え、これらの操作に応じた操作信号を生成して制御部11に出力する。
表示部13は、ディスプレイ等を備え、制御部11の表示制御に従ってこのディスプレイ上に操作画面等を表示する。
通信部14は、通信用のインターフェイスを備え、ネットワークN1、N2上の各装置と通信を行う。
記憶部15は、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。
医療情報記憶部16は、医療情報を記憶する。医療情報は図3に示すようにフォルダにより保存、管理される。図3に示すように、患者毎に患者フォルダF1が作成され、この患者フォルダF1に対応付けて検査フォルダF2、レポートフォルダF3が設けられている。検査フォルダF2は医用画像のデータを格納するためのものであり、レポートフォルダF3は読影レポートのデータを格納するためのものである。検査フォルダF2にはさらにシリーズ1フォルダF41、シリーズ2フォルダF42等のフォルダが設けられている。シリーズごとに医用画像を分類して管理するためである。ここで、シリーズとは互いに関連した一連の医用画像群をいう。例えば、CT(Computed Tomography)装置においてある1つの撮影範囲から得られた複数の医用画像等である。
医用画像、読影レポート等の各フォルダによって保存されている医療情報のデータには、タイムスタンプtが付されている。タイムスタンプtは、保存された日時を示す付帯情報である。このタイムスタンプによる日時は、データを削除するまでの期間を計時する際の計時開始日時となる。
なお、フォルダにデータを格納するとは、実際には医療情報記憶部16におけるデータの保存場所を示す情報がフォルダに対応付けて記憶されることをいう。フォルダ内のデータの読出時には、まず所望のフォルダを検索し、検索されたフォルダに対応するデータの保存場所を読み出して、当該保存場所からデータを読み出すこととなる。
また、フォルダの作成、編集、フォルダへの医療情報の振り分け、タイムスタンプtの付帯等は制御部11において行う。
読影端末20は、読影医の読影に供するため医用画像を表示するものである。読影端末20は制御部、操作部、表示部、通信部、記憶部等から構成される情報処理装置であり、例えば医用画像の閲覧用ソフトウェアを組み込んだPC(パーソナルコンピュータ)等が挙げられる。
読影端末20は、読影レポート作成機能を有している。読影時には、画像サーバ10から取得した医用画像を表示させるだけでなく、読影レポートの作成画面を表示させ、当該作成画面において入力された情報を元に読影レポートを生成する。読影端末20は、作成した読影レポートを画像サーバ10に送信するとともに、これを医療情報として保存する。
モダリティ30は、検査撮影により撮影画像を生成するものである。モダリティ30としては、例えばCR(Computed Radiography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、CT装置等が挙げられる。
次に、第2のシステムについて説明する。
第2のシステムは、画像サーバ10が保存している医用画像、読影レポート等の医療情報を電子カルテ端末40に提供するものである。
電子カルテ端末40は、電子カルテを作成する電子カルテ機能を有し、合わせて医師の診察に供するため医用画像、読影レポートの表示を行う。電子カルテ端末40は、制御部、操作部、表示部、通信部、記憶部等から構成される情報処理装置であり、電子カルテ作成用のソフトウェアを組み込んだPC等が適用可能である。
電子カルテ端末40は、作成した電子カルテの他、処方箋等を医療情報として保存する。
次に、上記医用画像システム1の動作について説明する。
最初に、医用画像システム1における全体的な処理の流れを説明する。
まず、モダリティ30において撮影を行い、その医用画像を生成すると、モダリティ30から画像サーバ10へ医用画像を送信する。画像サーバ10では、送信された医用画像をDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)規格に従って医療情報記憶部16に保存する。DICOMは医用画像に関する規格であり、異なる機器間における医用画像の互換性を持たせるため、医用画像の保存形式に共通規定をおいている。画像サーバ10では、このDICOM規格に従って医用画像を保存する。具体的には、患者情報、検査情報の他、シリーズに関するシリーズ情報、医用画像に関する画像詳細情報等を医用画像に付帯させる。これら付帯情報によって各医用画像を管理することができる。
画像サーバ10は保存した医用画像を、読影端末20に配信する。読影端末20では、配信された医用画像を表示し、読影に供する。また、読影レポートの作成画面を表示し、読影医によって操作入力された入力情報を元に読影レポートのデータを生成する。読影端末20は、生成した読影レポートのデータを画像サーバ10に送信する。画像サーバ10は、読影端末20から送信された読影レポートを医療情報記憶部16に保存する。
画像サーバ10は、医療情報記憶部16に保存した医用画像及び読影レポートを、電子カルテ端末40からの要求に応じて配信する。電子カルテ端末40は、画像サーバ10から取得した医用画像、読影レポートを表示し、参照医の診察に供する。また、電子カルテ端末40は、電子カルテの作成画面等を表示し、参照医によって操作入力された入力情報を元に電子カルテ、処方箋等のデータを生成し、保存する。
このように、画像サーバ10は保存している医療情報を読影端末20や電子カルテ端末40に配信する一方で、一定期間の経過によって医療情報を削除する削除処理を行う。削除するまでの保存期間には、第1期間と第2期間がある。第1期間は論理削除を行う契機となる期間であり、第2期間は論理削除後に物理削除を行う契機となる期間である。第1期間としては医用画像を保存すべき期間として義務づけられている法定期間(例えば、5年等)、第2期間としてはさらに猶予期間として設けておきたい期間(例えば、2年等)を設定しておくことができる。
以下、図4を参照して、画像サーバ10が実行する削除処理について説明する。なお、ここでは医療情報として医用画像を削除する場合を例に説明するが、読影レポート等の他の医療情報を削除する際にも同様の処理が行われる。
図4に示すように、画像サーバ10ではモダリティ30から医用画像が送信されると、制御部11がタイムスタンプを生成して当該医用画像に付帯させ、医療情報記憶部26に保存させる(ステップS1)。タイムスタンプの日時は、医用画像の最初の保存時の日時となる。
その後、制御部11は、医用画像の読み出しが要求されたか否かを判別する(ステップS2)。電子カルテ端末40等から医用画像の読み出しの要求がなされた場合(ステップS2;Y)、制御部11は当該医用画像に読み出した日時のタイムスタンプを新たに付し、タイムスタンプを更新する(ステップS3)。制御部11はこの更新されたタイムスタンプの日時から保存期間の計時を新たに開始することとなる。すなわち、読み出された医用画像は利用可能性があることから、削除する機会を先送りすることとなる。
例えば、最初の保存時に付されたタイムスタンプの日時が「2007.4.5.10:00:06」であった場合、この日時から保存期間が計時されていたが、その後、読み出しがあり新たな日時のタイムスタンプ「2008.10.2.11:00:23」が付された場合には、この「2008.10.2.11:00:23」の日時から計時を開始することとなる。
一方、医用画像の読み出しの要求が無い場合(ステップS2;N)、当該医用画像は利用可能性が低いことから上記のような先送りはせずに、ステップS4の処理に移行する。
ステップS4では、制御部11は医用画像の保存期間が第1期間を経過したか否かを判別する(ステップS4)。第1期間を経過していない場合(ステップS4;N)、まだ保存すべき期間にあると判断し、削除を行わずにステップS2の処理に戻る。一方、第1期間を経過している場合(ステップS4;Y)、制御部11は保存すべき期間は経過したと判断し、当該第1期間を経過した医用画像の論理削除を行う(ステップS5)。論理削除とは、データ自体を消去するのではなく、データが消去された旨を示す管理情報を生成し、これを用いてデータが消去されたものとして管理することである。具体的には、第1期間が経過した医用画像が格納されているフォルダに当該医用画像を論理削除する旨のフラグ(上記管理情報に該当する)を設ける。
この論理削除された医用画像については、復元が可能である。例えば、医療情報記憶部16に保存されている医用画像については、図5に示すような表示画面d1により一覧表示させることが可能である。表示画面d1では、患者及び検査ごとに撮影された医用画像についての情報が一覧表示されている。この一覧によれば、患者ID「EM001」の患者は検査ID「382」の検査によって撮影された医用画像が存在することが分かる。
表示画面d1において、制御部31は論理削除された医用画像については、ユーザから当該医用画像の存在が把握できないよう、その情報を非表示とし、指示に応じて表示させる。具体的には、図5に示すように、論理削除された医用画像の表示を指示するためのキーk1を設けておき、このキーk1の操作に応じて、制御部31は論理削除された医用画像の情報一覧をプルダウン表示させる。プルダウン表示された例を図6に示す。
図6に示すように、論理削除された医用画像の情報一覧については、論理削除されていない他の医用画像と識別可能とするため、色を変えるか、グレーアウトにする等、異なる表示形態とする。
ユーザは、この論理削除された医用画像を復元したい場合には、操作部12を介してプルダウン表示された中から復元したい医用画像を選択した後、復元の指示操作を行う。復元の指示操作は、例えば右クリック操作等により復元の操作キーを表示させ、この操作キーにより可能とする。
制御部31は復元の指示操作に応じて、論理削除された医用画像を復元する。具体的には、医用画像が格納されているフォルダにおいて論理削除のフラグを削除する。また、復元と同時に復元した日時のタイムスタンプを新たに付して更新する(ステップS7)。保存期間はこの更新された日時から新たに計時されることとなる。このように新たにタイムスタンプを付して削除機会を先送りするのは、復元によって医用画像の利用可能性が推認できるためである。その後、ステップS2の処理に戻り、上記の処理を繰り返す。
これに対し、復元の指示操作が特になされない場合(ステップS6;N)、制御部31は医用画像の保存期間が第1期間を経過後、さらに第2期間を経過したか否かを判別する(ステップS8)。第2期間を経過していない場合(ステップS8;N)、ステップS6の処理へ戻る。
第2期間が経過した場合(ステップS8;Y)、制御部31は当該第2期間が経過した医用画像については利用可能性が低いと判断して、当該医用画像の物理削除を行う(ステップS9)。物理削除とは、データ自体を消去することをいう。データ自体を消去するので、その後当該データを復元することはできない。具体的には医用画像のデータに白紙データやランダムデータ等を上書きし、完全にデータの消去を行う。その後、本処理を終了する。なお、完全に消去するまでもなく、医用画像が格納されているフォルダに物理削除のフラグを設定し、この物理削除のフラグが設定された医用画像の記憶領域は上書き可能としておくこととしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、医療情報の保存期間として第1期間及び第2期間を設け、第1期間の経過時には論理削除、第2期間の経過時には物理削除と、これら期間の経過により2段階で医療情報の削除処理を行う。よって、第1期間として医療情報を保存しておかなければならない期間を設定することにより、保存の義務を果たすことができる。また、保留期間として第2期間を設定することにより、直ちに医療情報を物理削除するのではなく、医療情報の利用可能性を見極めてから物理削除を行うことができる。すなわち、利用可能性の高いものは引き続き保存し、利用可能性の低いものは順次削除してゆくことができる。
このように本実施形態によれば、利用可能性に応じて医療情報の保存と削除を適切な機会に行うことができる。第2期間経過後は、完全に消去する物理削除を行うことにより、医療情報の保存に必要な記憶容量を減らして保存に係るコスト削減を図ることができる。
これらの処理は画像サーバ10において実行するので、医師等が逐一医療情報ごとに削除する操作を行う必要がない。よって、作業の効率化を図ることができる。
また、第1期間又は第2期間の経過前に医療情報の読み出しがあったものについては、利用可能性が高いと判断し、その読み出し時にタイムスタンプを更新して保存期間の計時を新たにやり直す。よって、利用可能性の高いものについては削除の機会を先送りすることができる。
また、第1期間の経過後、第2期間が経過するまでは、論理削除された医療情報の復元が可能である。よって、この期間の間は医療情報が失われるのを防ぐことができる。
なお、上記実施形態は本発明を適用した好適な一例であり、これに限らない。
例えば、上記実施形態では第1期間が経過した医療情報を論理削除した場合を説明したが、これに限らず、ユーザによって操作部32を介して削除の指示がなされた医療情報についても論理削除を行うこととしてもよい。この場合、削除の指示がなされた医療情報を論理削除するとともに、当該医療情報にその論理削除の日時のタイムスタンプを付し、その日時から第2期間を計時する。そして、第2期間経過後はこれを物理削除する。この構成によれば、ユーザが自ら削除した医療情報についても、直ちに物理削除するのではなく利用可能性を鑑みて、ユーザには削除したように見せながらも復元可能に保存しておくことができる。
また、第1期間及び第2期間の設定は、操作部12を介して可能な構成としてもよい。その医療機関の保存の必要性に応じて設定することができ、利便性が向上する。
また、上記実施形態では、画像サーバ10で医用画像の削除処理を行う例を説明したが、当該削除処理のプログラムを他の装置にインストールすることにより、当該他の装置において扱う医療情報についても適用することが可能である。例えば、電子カルテ端末40において保存する電子カルテや処方箋等の医療情報を削除する際に当該削除処理を行うこととしてもよいし、読影端末20において保存する読影レポート等の医療情報を削除する際に行ってもよい。これにより、他の装置において扱う医療情報についてもその利用可能性に応じて適切な時期に適切な削除処理が可能となる。
医用画像システムのシステム構成を示す図である。 本実施形態に係る画像サーバの機能的構成を示す図である。 図2の医療情報記憶部のフォルダ構成を示す図である。 画像サーバが実行する削除処理を説明するフローチャートである。 論理削除された医療情報を非表示とする画面例を示す図である。 論理削除された医療情報の復元操作を説明する図である。
符号の説明
1 医用画像システム
10 画像サーバ
11 制御部
12 操作部
13 表示部
16 医療情報記憶部
20 読影端末

Claims (5)

  1. 医療情報を保存するための記憶手段と、
    前記医療情報について保存期間を計時し、その保存期間が第1期間を経過した医療情報については前記記憶手段から論理削除し、その後さらに第2期間を経過した医療情報については前記記憶手段から物理削除する制御手段と、
    を備える医療情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1期間が経過する前に、前記医療情報が前記記憶手段から読み出された場合、その読み出されたときから新たに保存期間の計時を開始する請求項1に記載の医療情報処理装置。
  3. 操作手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1期間が経過する前に、前記操作手段を介して医療情報について削除が指示されると、当該指示に係る医療情報を論理削除する請求項1又は2に記載の医療情報処理装置。
  4. 操作手段を備え、
    前記制御手段は、前記論理削除後、第2期間経過前に、当該論理削除された医療情報について前記操作手段を介して復元が指示されると、当該指示に係る医療情報を復元するとともに、当該復元のときから新たに当該医療情報の保存期間の計時を開始する請求項1又は2に記載の医療情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    医療情報を保存するための記憶手段、
    前記医療情報について保存期間を計時し、その保存期間が第1期間を経過した医療情報については前記記憶手段から論理削除し、その後さらに第2期間を経過した医療情報については前記記憶手段から物理削除する制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013137586A (ja) * 2011-12-27 2013-07-11 Toshiba Corp レポート作成装置
WO2018105460A1 (ja) * 2016-12-09 2018-06-14 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム及びプログラム

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