JP6668404B2 - 医療画像管理システム、医療画像管理方法、および医療画像管理プログラム - Google Patents

医療画像管理システム、医療画像管理方法、および医療画像管理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、医療画像管理システム、医療画像管理方法、および医療画像管理プログラムに関する。
医療画像を保存して管理するシステムにおいては、人手による医療画像の書き込み作業を不要とし、記憶装置の容量不足を解消するために、例えば、特許文献1のようなシステムが開発されている。
特許文献1のシステムにおいては、記憶装置を短期記憶装置と長期記憶装置に分け、頻繁に利用される医療画像を短期記憶装置に保存すると共に、医療画像を長期記憶装置に適宜移動させることにより、短期記憶装置の容量不足の発生を防いでいる。また、特許文献1のシステムにおいては、医療画像表示装置等からの画像の利用要求があった場合に、その画像が短期記憶装置に保存されていなければ、長期記憶装置から短期記憶装置にその画像を移動させ、画像を復元することが開示されている。
特許第4795564号
しかしながら、特許文献1のシステムでは、短期記憶装置における画像の復元は、医療画像表示装置等からの画像の利用要求があり、短期記憶装置にその画像が保存されていないことを条件にしている。
したがって、復元する画像のデータ量によっては、復元に長時間を要し、画像利用時の利便性が低下するという問題があった。
そこで、この発明の課題は、医療画像を保存容量の節約を行いつつ、画像利用時の利便性を向上させることのできる医療画像管理システム、医療画像管理御方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の医療画像管理システムの一態様は、上記課題を解決するため、
一次保存部と、
二次保存部と、
付帯情報を含む画像を受信する受信部と、
受信した前記画像を前記一次保存部に保存する保存制御部と、
所定の圧縮アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部および前記二次保存部に保存された前記画像を圧縮する圧縮部と、
所定の複製アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部から前記二次保存部へ前記画像の複製を行う複製部と、
所定の削除アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部または前記二次保存部から前記画像を削除する削除部と、
所定の復元アルゴリズムに基づいて、前記画像の復元を行う復元部と、を備え、
前記復元アルゴリズムは、前記画像に対する参照要求がない場合であっても、前記画像が参照される必要度を予測して、前記二次保存部から前記一次保存部への復元の要否を判断するアルゴリズムである、
ことを特徴とする。
本態様において、「画像が参照される必要度」には、患者の来院予測に基づく必要度、画像が継続的に参照される可能性に基づく必要度が含まれる。画像が継続的に参照される可能性は、画像の最新の参照日、参照回数、カンファレンスでの活用回数、病名、医師等が必要と判断したこと等により判断することができる。
本態様によれば、圧縮部は、所定の圧縮アルゴリズムに基づいて、一次保存部および二次保存部に保存された画像を圧縮するので、画像保存容量の削減が図られる。複製部は、所定の複製アルゴリズムに基づいて、一次保存部から二次保存部へ画像の複製を行うので、必要時においては一次保存部に保存されている画像を削除し、あるいは、二次保存部に保存されている画像を一次保存部に復元させることが可能となり、利便性が向上する。削除部は、所定の削除アルゴリズムに基づいて、一次保存部または二次保存部から画像を削除するので、画像保存容量の削減が図られる。復元部は、所定の復元アルゴリズムに基づいて、画像の復元を行うが、この復元アルゴリズムは、画像に対する参照要求がない場合であっても、画像が参照される必要度を予測して、二次保存部から一次保存部への復元の要否を判断するアルゴリズムとなっている。したがって、画像が参照される必要度が高い場合には、画像に対する参照要求がない場合であっても二次保存部から一次保存部への復元が行われ、一次保存部において必要な画像を事前に用意しておくことが可能となり、医療画像の保存容量の節約を行いつつ、画像利用時の利便性を向上させることができる。
一実施形態の医療画像管理システムは、
前記画像が参照される必要度は、検査予約、検査受付、検査実施を含む検査の実行の可能性に基づく必要度である、
ことを特徴とする。
この一実施形態の医療画像管理システムによれば、検査予約、検査受付、検査実施を含む検査の実行の可能性が高い場合には、復元アルゴリズムにおいて、画像が参照される必要度が高いと予測され、画像に対する参照要求がない場合であっても、復元が実行される。また、検査予約、検査受付、検査実施を含む検査の実行の可能性が低い場合には、復元アルゴリズムにおいて、画像が参照される必要度が低いと予測され、復元は実行されない。その結果、医療画像の保存容量の節約を行いつつ、画像利用時の利便性を向上させることができる。
一実施形態の医療画像管理システムは、
前記画像が参照される必要度は、前記画像が継続的に参照される可能性に基づく必要度である、
ことを特徴とする。
この一実施形態の医療画像管理システムによれば、画像が継続的に参照される可能性が高い場合、例えば、画像の最新の参照日、参照回数、カンファレンスでの活用回数、病名、医師等が必要と判断したことに基づいて、画像が継続的に参照される可能性が高い場合には、復元アルゴリズムにおいて、画像が参照される必要度が高いと予測される。その結果、画像に対する参照要求がない場合であっても、復元が実行される。また、画像が継続的に参照される可能性が高い場合には、復元アルゴリズムにおいて、画像が参照される必要度が低いと予測され、復元は実行されない。したがって、医療画像の保存容量の節約を行いつつ、画像利用時の利便性を向上させることができる。
本発明の医療画像管理方法の一態様は、上記課題を解決するため、
受信部により、付帯情報を含む画像を受信するステップと、
保存制御部により、受信した前記画像を一次保存部に保存するステップと、
圧縮部により、所定の圧縮アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部および二次保存部に保存された前記画像を圧縮するステップと、
複製部により、所定の複製アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部から前記二次保存部へ前記画像の複製を行うステップと、
削除部により、所定の削除アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部または前記二次保存部から前記画像を削除するステップと、
復元部により、所定の復元アルゴリズムに基づいて、前記画像の復元を行うステップと、を備え、
前記復元アルゴリズムは、前記画像に対する参照要求がない場合であっても、前記画像が参照される必要度を予測して、前記二次保存部から前記一次保存部への復元の要否を判断するアルゴリズムである、
ことを特徴とする。
本態様によれば、画像が参照される必要度が高い場合には、画像に対する参照要求がない場合であっても二次保存部から一次保存部への復元が行われ、一次保存部において必要な画像を事前に用意しておくことが可能となり、医療画像の保存容量の節約を行いつつ、画像利用時の利便性を向上させることができる。
本発明の医療画像管理プログラムの一態様は、上記課題を解決するため、
医療画像管理システムに用いられるプログラムであって、前記プログラムは、コンピュータに、
付帯情報を含む画像を受信するステップ、
受信した前記画像を一次保存部に保存するステップ、
所定の圧縮アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部および二次保存部に保存された前記画像を圧縮するステップ、
所定の複製アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部から前記二次保存部へ前記画像の複製を行うステップ、
所定の削除アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部または前記二次保存部から前記画像を削除するステップ、
所定の復元アルゴリズムに基づいて、前記画像の復元を行うステップ、を実行させ、
前記復元アルゴリズムは、前記画像に対する参照要求がない場合であっても、前記画像が参照される必要度を予測して、前記二次保存部から前記一次保存部への復元の要否を判断するアルゴリズムである、
ことを特徴とする。
本態様によれば、画像が参照される必要度が高い場合には、画像に対する参照要求がない場合であっても二次保存部から一次保存部への復元が行われ、一次保存部において必要な画像を事前に用意しておくことが可能となり、医療画像の保存容量の節約を行いつつ、画像利用時の利便性を向上させることができる。
以上より明らかなように、本発明の医療画像管理装置、医療画像管理方法、および医療画像管理プログラムによれば、医療画像の保存容量の節約を行いつつ、画像利用時の利便性を向上させることができる。
一実施形態における医療画像管理システムを示すブロック図である。 医療画像管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。 医療画像管理システムの処理を示すフローチャートですある。 圧縮アルゴリズムを説明するための図である。 複製アルゴリズムを説明するための図である。 削除アルゴリズムを説明するための図である。 復元アルゴリズムを説明するための図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(医療画像管理システムの概要)
図1は、本実施形態における医療画像管理システム1の概要を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の医療画像管理システム1は、医療画像撮影装置100、医療画像管理サーバ200、医療画像表示装置300、一次保存装置400、院内情報サーバ500、および二次保存装置600を有する。
医療画像撮影装置100、医療画像管理サーバ200、医療画像表示装置300、一次保存装置400、院内情報サーバ500、および二次保存装置600は、例えば、病院内に構築されたLAN(Local Area Network)等のネットワークNに接続されている。
医療画像撮影装置100は、例えばCT(Computed Tomography)、MR(Magnetic Resonance)、CR(Computed Radiography)、および(Digital Radiography)等の撮影装置であり、撮影により、患者の医療画像データを生成する。医療画像データは、標準規格DICOM(Digital Imaging & Communication in Medical)に基づくデータ形式で生成される。医療画像データには、画像データの他、患者情報等の付帯情報が含まれる。以下の説明では、このような「医療画像データ」を「画像」と称する。
医療画像管理サーバ200は、医療画像撮影装置100、医療画像表示装置300、一次保存装置400、院内情報サーバ500、および二次保存装置600と通信可能となっている。医療画像管理サーバ200は、一次保存装置400および二次保存装置600に保存される画像の管理を行う。
医療画像表示装置300は、例えば画像診断装置であり、医者が診断時などに、画像を見たい場合に、医療画像表示装置300を操作し、一次保存装置400から所望の画像を読み出して医療画像表示装置300に転送し、医療画像表示装置300に表示させる。
一次保存部としての一次保存装置400、および二次保存部としての二次保存装置600は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)から構成される。医療画像撮影装置100において生成された画像は、医療画像管理サーバ200に送信され、医療画像管理サーバ200は、一次保存装置400に保存する。また、一次保存装置400に保存された画像は、所定のアルゴリズムに基づいて、適宜、圧縮、削除、および復元され、二次保存装置600において複製される。
一次保存装置400は、医療画像表示装置300等から参照される必要度の高い画像を保存する記憶領域として機能する。二次保存装置600は、一次保存装置400に比べて保存容量が大きく、医療画像表示装置300等から参照される必要度が高くない画像を長期的に保存する記憶領域として機能する。
院内情報サーバ500は、患者の検査の受付日時、検査実施日時、検査予約日時、病名、住所等の情報を管理するサーバであり、少なくとも医療画像管理サーバ200と通信可能となっている。患者の検査の受付日時、検査実施日時、検査予約日時、病名、住所等の情報は、院内情報サーバ500がアクセス可能なデータベースDBに格納されている。
図2は、医療画像管理サーバ200の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、医療画像管理サーバ200は、受信部210、保存制御部220、圧縮部230、複製部240,削除部250、復元部260、及び通信処理部270を備える。なお、本発明のプログラムは、図示を省略する記憶部に格納される。
受信部210は、付帯情報を含む画像を、医療画像撮影装置100から受信する。保存制御部220は、受信した画像を一次保存装置400に保存する。圧縮部230は、所定の圧縮アルゴリズムに基づいて、一次保存装置400および二次保存装置600に保存された画像を圧縮する。複製部240は、所定の複製アルゴリズムに基づいて、一次保存装置400に保存された画像を二次保存装置600に複製する。削除部250は、所定の削除アルゴリズムに基づいて、一次保存装置400または二次保存装置600から画像を削除する。復元部260は、所定の復元アルゴリズムに基づいて、画像の復元を行う。復元アルゴリズムは、記画像が参照される必要度を予測して、画像に対する参照要求がない場合であっても、二次保存装置600から一次保存装置400への復元の要否を判断結果として出力する。
次に、本実施形態における医療画像管理サーバ200の処理について図3から図7を参照しつつ説明する。図3は、本実施形態における医療画像管理サーバ200の処理のフローチャートである。なお、図3に示す処理は、所定時間ごとに実行されるものとする。
図3に示すように、受信部210が、医療画像撮影装置100から画像を受信すると(S10)、保存制御部220は、受信した画像を一次保存装置400に保存する(S20)。圧縮部230、複製部240,削除部250、および復元部260は、それぞれのアルゴリズムにしたがって処理の実施を判断し、それぞれのアルゴリズムの判断結果の出力に基づいて処理を実施する(S30)。圧縮部230は、圧縮アルゴリズム(S31)の判断結果の出力に基づいて処理を実施する(S35)。複製部240は、複製アルゴリズム(S31)の判断結果の出力に基づいて処理を実施する(S35)。削除部250は、削除アルゴリズム(S33)の判断結果の出力に基づいて処理を実施する(S35)。復元部260は、復元アルゴリズム(S34)の判断結果の出力に基づいて処理を実施する(S35)。
圧縮部230、複製部240,削除部250、および復元部260による処理の実施は、上述した各アルゴリズムにしたがって、一次保存装置400、または二次保存装置600、もしくは、一次保存装置400および二次保存装置600に対して行われる(S40)。
次に、各アルゴリズムについて図4から図7を参照しつつ説明する。図4は、圧縮アルゴリズムのフローチャートである。図5は、複製アルゴリズムのフローチャートである。図6は、削除アルゴリズムのフローチャートである。図7は、復元アルゴリズムのフローチャートである。
(圧縮アルゴリズム)
本実施形態の圧縮アルゴリズムは、図4に示すように、画像の保存場所、必要保存期間、画像の種類、複製の保存場所をパラメータとして入力する(S310)。次に、入力したパラメータに基づいて、圧縮形式を判断結果として出力する(S311)。例えば、画像の保存場所と必要保存期間をパラメータとして入力した場合には、一次保存装置400に保存された期間が5年間を経過していない画像に関しては、圧縮アルゴリズムは、判断結果として可逆の圧縮形式を出力する。この場合には、圧縮部230は、一次保存装置400に保存された画像を可逆の圧縮形式で圧縮する。
また、二次保存装置600に保存された期間が5年間を経過した画像に関しては、圧縮アルゴリズムは、判断結果として非可逆の圧縮形式を出力する。この場合には、圧縮部230は、二次保存装置600に保存された画像を非可逆の圧縮形式で圧縮する。非可逆の圧縮形式で圧縮することにより、可逆の圧縮形式で圧縮する場合に比べて、二次保存装置600の保存容量を節約することができる。なお、一次保存装置400および二次保存装置600における画像の保存期間は、医療画像管理サーバ200において管理される。
(複製アルゴリズム)
本実施形態の複製アルゴリズムは、図5に示すように、一次保存装置400および二次保存装置600における画像の有無をパラメータとして入力する(S320)。次に、入力されたパラメータに基づいて、画像の複製を行うかどうかの判断結果を出力する(S321)。例えば、複製アルゴリズムは、画像が二次保存装置600に存在せず、一次保存装置400に存在する場合には、画像を即座に一次保存装置400から二次保存装置600に複製するという判断結果を出力する。この場合には、複製部240は、一次保存装置400に保存されている画像を二次保存装置600に複製する。
(削除アルゴリズム)
本実施形態の削除アルゴリズムは、図6に示すように、画像の現在の保存場所、複製の保存場所、必要保存期間、同一画像の保存日時をパラメータとして入力する(S330)。次に、入力したパラメータに基づいて、削除するか否かを判断結果として出力する(S331)。ここで、「同一画像」とは、圧縮の形式を問わずに元データが同一の画像のことである。
例えば、削除アルゴリズムは、一次保存装置400に存在する画像の複製が二次保存装置600に存在し、保存期間が5年を経過している画像に関しては、一次保存装置400から削除するという判断結果を出力する。削除アルゴリズムは、もう少し条件を軽くし、二次保存装置600に複製が存在した場合に、一次保存装置400の画像を削除するという判断結果を出力するようにしてもよい。
(復元アルゴリズム)
本実施形態の復元アルゴリズムは、図7に示すように、検査の受付日時、検査実施日時、検査予約日時、病名、住所、復元範囲をパラメータとして入力する(S340)。次に、入力したパラメータに基づいて、画像が参照される必要度を予測し、復元するかどうかを判断結果として出力する(S341)。例えば、復元アルゴリズムは、復元アルゴリズムを実行した当日に、検査の受付日時が該当する場合、この受付日時の患者に関する画像に関しては、画像が参照される必要度が高いと予測し、二次保存装置600から一次保存装置400へ画像を復元範囲に従い復元するという判断結果を出力する。この場合の受付日時は、検査実施日、検査予約日等と置き換えてもよいし、これらの入力パラメータを適宜組合せてもよい。また、復元範囲の例としては、最新受付日より過去1年分の検査に関係する画像等とすることができる。このような復元アルゴリズムにより、実際に画像が参照される前に、一次保存装置400へ画像を復元することができるので、利便性を向上させることができる。
またもう少し複雑なものとして、復元アルゴリズムは、過去の受付日時、病名、住所をパラメータとして入力し、画像が参照される必要度を予測して、復元するかどうかを判断結果として出力するようにしてもよい。例えば、ある患者の病名から継続的通院が必要であり、住所から病院までの距離が20km以内であれば、復元アルゴリズムは、患者が来院するものとみなし、前回、前々回の受付日時から次回来院日時を予測する。そして、画像が参照される必要度が高いと予測して、その患者の次回来院日時までに該当する画像を二次保存装置600から一次保存装置400へ過去10年分等、復元するという判断結果を出力するようにしてもよい。このような復元アルゴリズムにより、復元する画像のデータ量が非常に大きい場合でも、実際に画像が参照される前に、一次保存装置400へ画像を復元することができる。その結果、実際に画像が参照される際には、即座に画像を参照することができ、利便性を向上させることができる。
また、復元アルゴリズムは、画像が参照される必要度が高いと予測した場合に復元を行うという判断結果を出力するので、画像保存容量の節約にも寄与する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態における復元アルゴリズムは、それぞれの入力パラメータに重み付けを行い、総合的に判断結果を出力するアルゴリズムである。それぞれの入力パラメータに重み付け(重要度)を与え、重要なパラメータが入力された場合は、確実に適正な判断結果を出力する。
複製アルゴリズム、圧縮アルゴリズム、削除アルゴリズムは、第1実施形態のアルゴリズムでも十分利便性があるが、復元アルゴリズムについては、詳細に分析する必要があるため、本実施形態の復元アルゴリズムを適用することが好ましい。
本実施形態の復元アルゴリズムは、重み付けを考慮した評価値が一定以上になった場合に、該当する画像を復元するという判断結果を出力する。例えば、過去の受付日時、病名、住所、勤務先住所を入力パラメータとした場合には、以下のような重み付けが考えられる。
病名を入力パラメータとした場合には、病名でも慢性的な治療が必要な病名であって、継続的な通院をようする病名には重み付けを重くする。住所(または勤務先住所)を入力パラメータとした場合、病院までの距離が近い住所(または勤務先住所)については、重付けを重くする。過去の受付時間を入力パラメータとした場合、過去の受付時間から次回通院する日時が近いものは、重付けを重くする。
以上のように、それぞれの入力パラメータの重み付けを総合的に判断し、重付けの結果がある一定以上重くなった場合には、来院を予測し、該当する画像が参照される必要度が高いと予測して、二次保存装置600から一次保存装置400への復元を行うという判断結果を出力することができる。
重み付けの概念は、以上のような来院予測だけはなく、画像を継続して参照する必要となる程度を評価値として活用する方法も有効である。この場合には、削除アルゴリズムに重み付けの概念を導入する。
例えば、その画像の最新の参照日、参照回数、カンファレンスでの活用回数、病名を入力パラメータとして、医師等が必要と判断し、継続的に参照される可能性が高いと判断された場合については、参照する必要度についての重み付けを大きくする。そして、重み付けの値がある一定の評価値以上になった場合には、削除しないという判断結果を出力する削除アルゴリズムを用いる。この場合には、該当する画像が既に一次保存装置400から削除済みである場合には、該当する画像を一次保存装置400へ復元するという判断結果を出力する復元アルゴリズムを用いる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態においては、それぞれの入力パラメータに基づく判断を機械学習により学習させる。
複製アルゴリズム、圧縮アルゴリズム、削除アルゴリズムは第1実施形態でも十分利便性があるが、復元アルゴリズムは入力パラメータを詳細に分析する必要があるため、本実施形態の復元アルゴリズムが有効である。
判断のエンジンを機械学習、AI、ディープラーニングなどの方法で学習させ、あらゆる入力パラメータのデータパターンに対応する出力パターンを学習させることで、より複雑な来院予測、画像参照要求等の画像が参照される必要度の評価を行うことで、二次保存装置600から一次保存装置400へ復元することを実現することができる。
上述した各実施形態において説明した各アルゴリズムは、起動するタイミングを各アルゴリズムにおいて設定することができる。具体的には、画像受信のタイミング、定期、定時、任意、要求を受けた時等のタイミングで起動することができる。また、運用に応じた特殊なタイミングで起動するも可能である。
なお、上述した各実施形態では各アルゴリズムの判断の単位は画像単位で判断することにしている。その場合に処理対象となる量や範囲を制御するには、入力パラメータに処理対象の量や範囲の条件を入れることで、各アルゴリズムの処理対象を量や範囲により絞ることも可能である。例えば、CR検査の最新の検査日より過去1年分、あるいは最大3GB等の範囲により絞ることが可能である。
また、判断の単位は画像単位だけでなく、検査単位、患者単位、設定で定めた範囲の単位など大きい単位で判断することも可能である。その場合、複数の画像に対しての判断を1度に出力する必要があるため、判断結果としての出力は、複数の画像に対して、それぞれの画像に対応する処理の要否、処理方法となる。
(変形例)
上述した実施形態では、医療画像管理サーバ200と一次保存装置400とを別体の装置とした態様について説明したが、本発明はこのような態様に限定される訳ではなく、医療画像管理サーバ200と一次保存装置400とを一体としてもよい。
また、各装置の通信のための接続形態は、上述した実施形態の態様に限定される訳ではなく、必要なデータのやり取りが可能であれば、どのような接続形態であってもよい。
以上の実施形態は例示であり、この発明の範囲から離れることなく様々な変形が可能である。上述した複数の実施の形態は、それぞれ単独で成立し得るものであるが、実施の形態同士の組みあわせも可能である。また、異なる実施の形態の中の種々の特徴も、それぞれ単独で成立し得るものであるが、異なる実施の形態の中の特徴同士の組みあわせも可能である。
1 医療画像管理システム
210 受信部
220 保存制御部
230 圧縮部
240 複製部
250 削除部
260 復元部
400 一次保存装置(一次保存部)
600 二次保存装置(二次保存部)

Claims (5)

  1. 一次保存部と、
    二次保存部と、
    付帯情報を含む画像を受信する受信部と、
    受信した前記画像を前記一次保存部に保存する保存制御部と、
    所定の圧縮アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部および前記二次保存部に保存された前記画像を圧縮する圧縮部と、
    所定の複製アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部から前記二次保存部へ前記画像の複製を行う複製部と、
    所定の削除アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部から前記画像を削除する削除部と、
    所定の復元アルゴリズムに基づいて、前記二次保存部から前記一次保存部へ前記画像の復元を行う復元部と、を備え、
    前記復元アルゴリズムと前記削除アルゴリズムは、入力したパラメータに基づいて、前記画像が参照される必要度を予測し、
    前記必要度が高いと予測された場合において、
    前記復元アルゴリズムでは、前記画像の復元が必要という判断結果を出力するとともに、
    前記削除アルゴリズムでは、前記画像の削除は不要という判断結果を出力する、
    医療画像管理システム。
  2. 前記画像が参照される必要度の予測は、検査予約、検査受付、検査実施を含む検査の実行の可能性に基づいて行われる、
    請求項1に記載の医療画像管理システム。
  3. 前記画像が参照される必要度の予測は、前記画像が継続的に参照される可能性に基づいて行われる、
    請求項1に記載の医療画像管理システム。
  4. 受信部により、付帯情報を含む画像を受信するステップと、
    保存制御部により、受信した前記画像を一次保存部に保存するステップと、
    圧縮部により、所定の圧縮アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部および二次保存部に保存された前記画像を圧縮するステップと、
    複製部により、所定の複製アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部から前記二次保存部へ前記画像の複製を行うステップと、
    削除部により、所定の削除アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部から前記画像を削除するステップと、
    復元部により、所定の復元アルゴリズムに基づいて、前記二次保存部から前記一次保存部へ前記画像の復元を行うステップと、を備え、
    前記復元アルゴリズムと前記削除アルゴリズムは、入力したパラメータに基づいて、前記画像が参照される必要度を予測し、
    前記必要度が高いと予測された場合において、
    前記復元アルゴリズムでは、前記画像の復元が必要という判断結果を出力するとともに、
    前記削除アルゴリズムでは、前記画像の削除は不要という判断結果を出力する、
    医療画像管理方法。
  5. 医療画像管理システムに用いられるプログラムであって、前記プログラムは、コンピュータに、
    付帯情報を含む画像を受信するステップ、
    受信した前記画像を一次保存部に保存するステップ、
    所定の圧縮アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部および二次保存部に保存された前記画像を圧縮するステップ、
    所定の複製アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部から前記二次保存部へ前記画像の複製を行うステップ、
    所定の削除アルゴリズムに基づいて、前記一次保存部から前記画像を削除するステップ、
    所定の復元アルゴリズムに基づいて、前記二次保存部から前記一次保存部へ前記画像の復元を行うステップ、を実行させ、
    前記復元アルゴリズムと前記削除アルゴリズムは、入力したパラメータに基づいて、前記画像が参照される必要度を予測し、
    前記必要度が高いと予測された場合において、
    前記復元アルゴリズムでは、前記画像の復元が必要という判断結果を出力するとともに、
    前記削除アルゴリズムでは、前記画像の削除は不要という判断結果を出力する、
    医療画像管理プログラム。
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