JP5677515B2 - X線撮影装置及びその制御方法、並びに、プログラム - Google Patents

X線撮影装置及びその制御方法、並びに、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置及びX線撮影システム、これらの制御方法、当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに、当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
昨今、一般的に普及しているパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称する)から特定分野の専用システムまで、様々な情報処理システムは、同時に複数の作業が実行できるように設計されている。
通常、これらの情報処理システムでは、並行して実行している複数の作業のうち、どの作業をカレントの作業とするかを、例えばGUIで選択できるようになっており、操作者は、当該カレントの作業を対象に操作を行うようになっている。また、この場合、カレントではない他の作業は保留状態となっており、当該他の作業はGUIの操作によってカレントの状態になるまで操作の対象とはならない。
例えば、一般的に普及しているPCにおいては、ワードプロセッサや表計算などの複数の作業を並行して実行することができる。そして、これらの複数の作業を切り替える1つの方法として、画面上のタスクバーと称するGUIを用いる方法がある。具体的に、このタスクバー上には、作業を識別する表示部品(見出し部)として、作業のタイトルやアイコンが表示され、それらを選択することにより、カレントの作業を切り替えるようになっている。
また、例えば、X線撮影システムのような特定分野の専用システムにおいては、X線撮影の検査や、撮影済み過去画像の表示などの作業を並行して実行することができる。この際、ある患者の検査を開始して全てのX線撮影が終了する前に、緊急度の高い他の患者の検査が割り込むこともあり、複数の患者の検査を並行して実行することが求められている。GUIの動きとしては、検査が開始されると、GUI上にその作業を識別する表示部品(見出し部)として検査のタブが追加され、また、検査が終了すると、その検査のタブが消去される。このタブには、患者名或いは検査IDなど、検査を特定するための情報が表示される。また、検査が終了する前に、次の患者の検査が開始されると、実施中であった検査のタブが非選択状態になって保留され、開始した検査のタブが追加される。この際、複数の検査を保留することも可能であり、保留された検査を再開するには、GUI上で再開したい検査のタブを選択することになる。
また、他のX線撮影システムの例として、下記の特許文献1には、実施中の検査を保留にして、他の検査を実施した後、当該保留にしていた検査を再開するアイデアが開示されている。この特許文献1の例では、GUIの"予約受付リスト画面"から保留されている検査を選択することにより、保留中の検査の再開ができるようになっている。
特開2003−245270号公報
上述したように、複数の作業を実行する従来の情報処理システムでは、タブやリスト、タスクバー等のGUIに作業を識別する表示部品(見出し部)を表示して、それらを選択することによりカレントの作業を選択する仕組みとなっている。また、これらの表示部品は、選択状態と非選択状態の区別がついたり、リスト上に保留である旨が表示されたりするので、どの作業が保留されているのか知ることができる。
しかしながら、従来の情報処理システムでは、どの作業がどのくらいの時間保留されているのかまでは知ることができず、次にどの作業を再開するべきかを判断する情報がないため、長時間放置されたままになる作業がでてくる可能性があるという問題点があった。特に、X線撮影システムにおいては、患者の待ち時間が不必要に長くなる可能性があるという問題点があった。また、保留された作業のうち、放置すべきでない作業と、放置しても問題ない作業との区別ができないという問題点もあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、複数の患者の検査を並行して実行する際に、保留中の検査が放置されたままになることを防止する仕組みを提供することを目的とする。
本発明のX線撮影装置は、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、前記カレントの検査を示す情報と前記保留の検査を示す情報とを前記表示手段に一画面で同時に表示されている状態とする
本発明のX線撮影装置における他の態様は、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査の内容が前記X線撮影を伴う検査である場合に、当該保留の検査に係る前記見出し部に前記保留情報を表示し、前記保留の検査の内容が前記X線撮影を伴う検査ではない場合に、当該保留の検査に係る前記見出し部に前記保留情報を非表示とする表示制御手段とを有する。
また、本発明のX線撮影装置におけるその他の態様は、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、前記カレントの検査のフォーカスが外れたタイミングで、前記保留の検査に係る前記見出し部に前記保留情報を表示する。
また、本発明のX線撮影装置におけるその他の態様は、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段と、時間を計測する時間計測手段とを有し、前記表示制御手段は、前記保留情報として、前記時間計測手段により計測された、前記カレントの検査のフォーカスが外れた時点からの保留時間を表示する。
また、本発明のX線撮影装置におけるその他の態様は、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段とを有し、前記保留情報は、全ての保留期間を積算した保留時間である。
また、本発明のX線撮影装置におけるその他の態様は、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段とを有し、前記保留情報は、前記カレントの検査のフォーカスが外れた順序情報、前記カレントの検査のフォーカスが最初に外れた順序情報、或いは、全ての保留期間を積算した保留時間が長い順序情報である。
また、本発明のX線撮影装置におけるその他の態様は、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段とを有し、前記見出し部は、GUIのタブである。
本発明のX線撮影システムは、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影システムであって、X線センサと、前記X線センサを用いたX線撮影を制御するX線撮影制御手段と、前記X線センサで複数の部位を前記X線撮影する検査を前記複数の患者ごとに識別する見出し部を表示する表示手段と、前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、切り替えられる前に選択されていた見出し部に対応する複数の部位の撮影が全て終了していないことを示す保留情報を前記切り替えられる前に選択されていた見出し部に表示する制御を行う表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、前記カレントの検査のフォーカスが外れたタイミングで、前記保留情報を前記切り替えられる前に選択されていた見出し部に表示する
本発明のX線撮影装置の制御方法は、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置の制御方法であって、X線撮影を制御するX線撮影制御ステップと、前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示手段に表示する表示ステップと、前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替えステップと、前記切り替えステップによりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御ステップとを有し、前記表示制御ステップでは、前記カレントの検査を示す情報と前記保留の検査を示す情報とを前記表示手段に一画面で同時に表示されている状態とする
本発明のX線撮影システムの制御方法は、複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影システムの制御方法であって、X線センサを用いたX線撮影を制御するX線撮影制御ステップと、前記X線センサで複数の部位を前記X線撮影する検査を前記複数の患者ごとに識別する見出し部を表示手段に表示する表示ステップと、前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替えステップと、前記切り替えステップによりカレントの検査が切り替えられた際に、切り替えられる前に選択されていた見出し部に対応する複数の部位の撮影が全て終了していないことを示す保留情報を前記切り替えられる前に選択されていた見出し部に表示する制御を行う表示制御ステップとを有し、前記表示制御ステップでは、前記カレントの検査のフォーカスが外れたタイミングで、前記保留情報を前記切り替えられる前に選択されていた見出し部に表示する
本発明のプログラムは、前記X線撮影装置の制御方法の各ステップ、或いは、前記X線撮影システムの制御方法の各ステップを、コンピュータに実行させるためのものである。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、前記プログラムを記憶する。
本発明によれば、複数の患者の検査を並行して実行する際に、保留中の検査が放置されたままになることを防止する仕組みを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るX線撮影システム(情報処理システム)の概略構成の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)の内部構成の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)において、新規検査ボタンが操作された際の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、新規検査ボタンが押されたときに、図2の表示部に表示される新規検査リストの画面の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、検査が新規作業として追加された際に、図2の表示部に表示される検査画面の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)において、過去検査参照ボタンが操作された際の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、過去検査参照ボタンが押されたときに、図2の表示部に表示される過去検査リストの画面の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、検査の参照が新規作業として追加された際に、図2の表示部に表示される参照画面の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)において、図5に示す検査画面の操作に対する処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、図5に示す検査画面の状態から、1枚の医用画像を撮影した後の検査画面の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図10に示す検査画面の状態から、新たな患者の検査が新規作業として追加された際に、図2の表示部に表示される検査画面の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)で管理される保留情報テーブルの一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図11に示す検査画面の状態から、新たな患者の検査が新規作業として追加され、1枚の医用画像を撮影した後の検査画面の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図13に示す検査画面の状態から、左から2番目のタブが選択された場合の検査画面の一例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)で管理される保留情報テーブルの一例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態を示し、新規検査作業を開始した後に同じ患者の過去検査参照作業を追加し、更に新規検査作業を2件追加した際に、図2の表示部に表示される検査画面の一例を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)の内部構成の一例を示す模式図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。なお、以下に説明する本発明の各実施形態においては、本発明に係る情報処理システムとして、X線撮影システムを例に挙げて説明を行う。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るX線撮影システム(情報処理システム)の概略構成の一例を示す模式図である。
X線撮影システム100は、図1に示すように、X線撮影装置110、X線発生装置120、X線検出装置130、RIS140、PACS150、及び、病院内ネットワーク160を有して構成されている。
X線撮影装置110は、病院内ネットワーク160に接続されており、RIS140やPACS150と情報の通信を行うことができるように構成された情報処理装置である。また、X線撮影装置110は、X線発生装置120及びX線検出装置130と通信可能に接続されている。
例えば、X線撮影装置110は、RIS140からX線撮影装置110で実施すべき検査依頼情報を受信し、その検査依頼情報に従ってX線発生装置120及びX線検出装置130を制御して、被写体である患者200に対してX線撮影の検査を実施する。具体的に、X線撮影装置110は、X線発生装置120のX線発生制御部121に対して、X線管球122の管電圧や管電流、X線管球122から照射するX線123の照射時間などのX線発生条件を送信する。
X線発生装置120は、X線123を発生させるものであり、X線発生制御部121と、X線管球122を有して構成されている。X線発生制御部121は、X線撮影装置110から送信されたX線発生条件に従ってX線管球122を制御する。そして、X線管球122は、X線発生制御部121の制御に基づいて、被写体である患者200に対して、X線123を発生させる。
X線検出装置(X線センサ)130は、患者200を透過したX線をデジタル画像として検出する。この際、X線撮影装置110は、X線検出装置130から出力されたデジタル画像を受信して、当該デジタル画像に必要な画像処理を施した後、これを医用画像として、例えば、PACS150に送信する。
RIS140は、放射線情報システムであり、各診療科から依頼された検査依頼情報を管理している。
PACS150は、病院内ネットワーク160に接続されている各種のモダリティー(X線撮影装置110等)から医用画像を収集して管理する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)の内部構成の一例を示す模式図である。
X線撮影装置110は、図2に示すように、制御部111、RAM112、X線センサIF113、X線発生装置IF114、記憶部115、入力部116、表示部117、NIC118、及び、バスを有して構成されている。
制御部111は、必要に応じて、バスに接続されている、RAM112、X線センサIF113、X線発生装置IF114、記憶部115、入力部116、表示部117及びNIC118を制御することにより、X線撮影装置110全体を制御する。この際、制御部111は、例えば記憶部115に記録されている制御プログラムをRAM112に転送してRAM112内の制御プログラムを逐次実行することにより、バスに接続される各構成部の制御を行う。
RAM112は、情報の一時記憶部であり、制御部111で実行する制御プログラムの格納領域、表示される画像データの格納領域、制御プログラムが使用するメモリ領域として使用される。
X線センサIF113は、当該X線撮影装置110とX線検出装置(X線センサ)130とを接続するためのインターフェースであり、制御部111の制御により、X線検出装置130から、医用画像となるデジタル画像を取得する。
X線発生装置IF114は、当該X線撮影装置110とX線発生装置120とを接続するためのインターフェースであり、制御部111の制御により、X線発生装置120からX線123を照射させる。
記憶部115は、例えばHDD等で構成される不揮発性の情報記憶媒体であり、制御部111で実行するための制御プログラムやX線検出装置130から受信した画像を含む実施済み検査の情報の記憶領域として使用される。
入力部116は、操作者が例えばGUI(Graphical User Interface:グラフィカルユーザインターフェース)を操作する際に使用する入力装置である。この入力部116は、例えば、マウスやタッチパネルなどのポインティングデバイス、必要に応じてキーボードなどで構成されている。
表示部117は、例えばLCDやCRT等の表示装置で構成され、制御部111の制御に基づいて、GUIや医用画像を表示する。
NIC118は、ネットワークインターフェースカードであり、病院内ネットワーク160と接続できるように構成されている。制御部111は、このNIC118を介して、RIS140やPACS150と通信を行う。
次に、X線撮影装置110の動作に関して、フローチャートと、表示部117に表示される画面の例とを用いて説明する。
本実施形態に係るX線撮影装置110は、複数の作業に係る処理を並行して実行可能に構成されている。例えば、実施する作業の種類としては、X線撮影による検査と、過去の検査で撮影済み画像の参照等である。そして、X線撮影装置110の表示部117には、これらの作業を新規に追加するために、GUIとして新規検査ボタンと過去検査参照ボタンが表示されており、操作者はこれらのボタンを押すことにより、作業を開始するようになっている。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)において、新規検査ボタンが操作された際の処理手順の一例を示すフローチャートである。
操作者により入力部116を介して新規検査ボタンが押されると、まず、ステップS101において、X線撮影装置110の制御部111は、RIS140にアクセスして検査情報(検査依頼情報)を取得する処理を行う。
続いて、ステップS102において、X線撮影装置110の制御部111は、新規検査リストを表示部117に表示する処理を行う。
図4は、本発明の第1の実施形態を示し、新規検査ボタンが押されたときに、図2の表示部117に表示される新規検査リストの画面の一例を示す模式図である。
図4に示す新規検査リストの画面400には、新規検査ボタン410、過去検査参照ボタン420、新規検査リスト430、キャンセルボタン440、及び、検査開始ボタン450が構成されている。
新規検査リスト430には、1つの新規の検査が1行で示されており、1つの新規の検査ごとに、検査日、患者ID、患者名、性別、年齢、撮影数、コメントなどの検査情報が示されている。操作者は、表示された新規検査リスト430の中から実施すべき検査を選択して検査開始ボタン450を押すか、或いは、キャンセルボタン440を押して、新規検査リストの画面400の表示を終了する。この際、表示された新規検査リスト430の中から操作者が実施すべき検査を選択すると、例えば、検査431のように識別表示される。
再び、図3の説明に戻る。
続いて、ステップS103において、X線撮影装置110の制御部111は、操作者により、表示部117に表示された新規検査リスト430の中から実施すべき検査が選択されて検査開始ボタン450が押されたか否かを判断する。
ステップS103の判断の結果、新規検査リスト430の中から実施すべき検査が選択されて検査開始ボタン450が押されることがなかった場合には(S103/NO)、ステップS104に進む。
続いて、ステップS104において、X線撮影装置110の制御部111は、操作者により、キャンセルボタン440が押されたか否かを判断する。
ステップS104の判断の結果、キャンセルボタン440が押されていない場合には(S104/NO)、ステップS102に戻る。
一方、ステップS104の判断の結果、キャンセルボタン440が押された場合には(S104/YES)、ステップS105に進む。
ステップS105に進むと、X線撮影装置110の制御部111は、表示部117に表示されている新規検査リスト430の表示を消去して、図3に示すフローチャートの処理を終了する。
また、ステップS103の判断の結果、新規検査リスト430の中から実施すべき検査が選択されて検査開始ボタン450が押された場合には(S103/YES)、ステップS106に進む。
ステップS106に進むと、X線撮影装置110の制御部111は、表示部117に表示されている新規検査リスト430の表示を消去する処理を行う。
続いて、ステップS107において、X線撮影装置110の制御部111は、新規検査リスト430の中から選択された検査を新規作業として追加する処理を行う。その後、図3に示すフローチャートの処理を終了する。
図5は、本発明の第1の実施形態を示し、検査が新規作業として追加された際に、図2の表示部117に表示される検査画面の一例を示す模式図である。ここで、図5において、図4と同じ機能構成については、同じ符号を付している。
図5に示す検査画面500には、新規検査ボタン410、過去検査参照ボタン420、新規検査内容表示部530、キャンセルボタン540、及び、検査終了ボタン550が構成されている。また、新規検査内容表示部530には、タブ531と、医用画像表示領域532と、撮影部位ボタン表示領域533が構成されている。
タブ531は、この検査(作業)を代表(識別)するGUIの表示部品(見出し部)に相当するものであり、このタブ531には、検査を識別できるように、患者ID(図5の「0501」)と患者名(図5の「田中次郎」)とが表示される。
医用画像表示領域532は、タブ531の下方の大きな四角形の領域として構成され、撮影された患者の医用画像を表示する領域である。
撮影部位ボタン表示領域533は、医用画像表示領域532の右側に構成され、当該患者において撮影が予定されている撮影部位を示す撮影部位ボタン(533a〜533c)が示されている。また、撮影部位ボタン表示領域533では、撮影部位ボタンにおける上からの並び順によって、撮影順序を示している。図5に示す撮影部位ボタン表示領域533の例では、各撮影部位ボタン(533a〜533c)の表示により、「胸部PA」、「胸部RL」及び「腹部PA」の計3枚の撮影がこの順序で予定されていることを示している。
キャンセルボタン540は、検査画面500をキャンセルする際に、操作者によって操作されるボタンである。また、検査終了ボタン550は、当該検査を終了する際に、操作者によって操作されるボタンである。
次に、操作者により、過去検査参照ボタンが操作された際の動作について説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)において、過去検査参照ボタンが操作された際の処理手順の一例を示すフローチャートである。
操作者により入力部116を介して過去検査参照ボタンが押されると、まず、ステップS201において、X線撮影装置110の制御部111は、過去検査リストを表示部117に表示する処理を行う。
図7は、本発明の第1の実施形態を示し、過去検査参照ボタンが押されたときに、図2の表示部117に表示される過去検査リストの画面の一例を示す模式図である。ここで、図7において、図4等と同じ機能構成については、同じ符号を付している。
図7に示す過去検査リストの画面700には、新規検査ボタン410、過去検査参照ボタン420、過去検査リスト730、キャンセルボタン740、及び、参照ボタン750が構成されている。
過去検査リスト730には、1つの過去の検査が1行で示されており、1つの過去の検査ごとに、検査日、患者ID、患者名、性別、年齢、撮影数、コメントなどの検査情報が示されている。操作者は、表示された過去検査リスト730の中から参照すべき検査を選択して参照ボタン750を押すか、或いは、キャンセルボタン740を押して、過去検査リストの画面700の表示を終了する。この際、表示された過去検査リスト730の中から操作者が参照すべき検査を選択すると、例えば、検査731のように識別表示される。
再び、図6の説明に戻る。
続いて、ステップS202において、X線撮影装置110の制御部111は、操作者により、表示部117に表示された過去検査リスト730の中から参照すべき検査が選択されて参照ボタン750が押されたか否かを判断する。
ステップS202の判断の結果、過去検査リスト730の中から参照すべき検査が選択されて参照ボタン750が押されることがなかった場合には(S202/NO)、ステップS203に進む。
続いて、ステップS203において、X線撮影装置110の制御部111は、操作者により、キャンセルボタン740が押されたか否かを判断する。
ステップS203の判断の結果、キャンセルボタン740が押されていない場合には(S203/NO)、ステップS201に戻る。
一方、ステップS203の判断の結果、キャンセルボタン740が押された場合には(S203/YES)、ステップS204に進む。
ステップS204に進むと、X線撮影装置110の制御部111は、表示部117に表示されている過去検査リスト730の表示を消去して、図6に示すフローチャートの処理を終了する。
また、ステップS202の判断の結果、過去検査リスト730の中から参照すべき検査が選択されて参照ボタン750が押された場合には(S202/YES)、ステップS205に進む。
ステップS205に進むと、X線撮影装置110の制御部111は、表示部117に表示されている過去検査リスト730の表示を消去する処理を行う。
続いて、ステップS206において、X線撮影装置110の制御部111は、過去検査リスト730の中から選択された検査の参照を新規作業として追加する処理を行う。その後、図6に示すフローチャートの処理を終了する。
図8は、本発明の第1の実施形態を示し、検査の参照が新規作業として追加された際に、図2の表示部117に表示される参照画面の一例を示す模式図である。ここで、図8において、図4等と同じ機能構成については、同じ符号を付している。
図8に示す参照画面800には、新規検査ボタン410、過去検査参照ボタン420、過去検査内容表示部830、及び、参照終了ボタン840が構成されている。また、過去検査内容表示部830には、タブ831と、医用画像表示領域832と、撮影部位ボタン表示領域833と、検査日時表示領域834が構成されている。
タブ831は、図5に示す検査画面500と同様に、検査を区別できるように、患者ID(図8の「0501」)と患者名(図8の「田中次郎」)とが表示される。
撮影部位ボタン表示領域833の各撮影部位ボタン(833a〜833c)が選択されると、その選択された撮影部位ボタンに対応する撮影部位の医用画像が医用画像表示領域832に表示される。図8に示す例では、当該患者の過去検査において、「胸部PA」、「胸部RL」及び「腹部PA」の計3枚の医用画像がこの順序で撮影されたことを示している。
検査日時表示領域834には、例えば医用画像表示領域832に表示された医用画像がいつ撮影された画像であるかを示す検査日時情報が表示される。
また、参照終了ボタン840が押されると、この参照画面800の表示が消去されて参照作業が終了する。
次に、図5に示す検査画面500の操作に対する処理について説明する。
図9は、本発明の第1の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)において、図5に示す検査画面500の操作に対する処理手順の一例を示すフローチャートである。
図5は、検査の作業を開始した時点の検査画面500であるが、この検査画面500に関する処理としては、検査終了ボタン550の押下による検査終了処理、キャンセルボタン540の押下によるキャンセル処理、X線画像(医用画像)の撮影処理がある。なお、図5の検査画面500は、図4の新規検査リストの画面400で検査開始ボタン450が押された場合に移行するものであるため、X線画像の撮影処理は、例えば、キャンセルボタン540及び検査終了ボタン550が押下されたかった場合に行われる。ここで、例えば、図5の検査画面500に検査開始ボタンを新たに構成し、当該検査開始ボタンが押下された場合に、X線画像(医用画像)の撮影処理を行う形態であってもよい。
まず、図9のステップS301において、X線撮影装置110の制御部111は、操作者により、検査終了ボタン550が押されたか否かを判断する。
ステップS301の判断の結果、検査終了ボタン550が押されていない場合には(S301/NO)、ステップS302に進む。
ステップS302に進むと、X線撮影装置110の制御部111は、操作者により、キャンセルボタン540が押されたか否かを判断する。
ステップS302の判断の結果、キャンセルボタン540が押されていない場合には(S302/NO)、ステップS303に進む。
ステップS303に進むと、X線撮影装置110の制御部111は、X線画像(医用画像)の撮影処理を行うか否かを判断する。
ステップS303の判断の結果、X線画像(医用画像)の撮影処理を行わない場合には(S303/NO)、ステップS301に戻る。
一方、ステップS303の判断の結果、X線画像(医用画像)の撮影処理を行う場合には(S303/YES)、ステップS304に進む。
ステップS304に進むと、X線撮影装置110の制御部111は、X線発生装置120及びX線検出装置130を制御して、当該患者200に対するX線撮影の検査を実施し、X線検出装置130からデジタル画像を読み込む処理を行う。
続いて、ステップS305において、X線撮影装置110の制御部111は、ステップS304で読み込んだデジタル画像に対して必要な画像処理を施した後、これを医用画像として、表示部117に表示する処理を行う。
図10は、本発明の第1の実施形態を示し、図5に示す検査画面500の状態から、1枚の医用画像を撮影した後の検査画面の一例を示す模式図である。ここで、図10において、図5と同じ機能構成については、同じ符号を付している。
図10に示す検査画面1000では、医用画像表示領域532に、撮影により得られた医用画像が表示されている。また、撮影部位ボタン表示領域533に表示されている、撮影が予定されている撮影部位のボタン(533a〜533c)のうち、今撮影を行った撮影部位のボタン(具体的に、撮影部位ボタン533a)について、その色を変更して撮影済みであることを明示する。
図9のステップS305の処理が終了すると、その後、ステップS301に戻る。
また、ステップS301の判断の結果、検査終了ボタン550が押された場合には(S301/YES)、ステップS306に進む。
ステップS306に進むと、X線撮影装置110の制御部111は、当該検査に関する情報として、RIS140から受信した検査情報(検査依頼情報)と撮影した医用画像の情報を記憶部115に保存する処理を行う。
続いて、ステップS307に進むと、X線撮影装置110の制御部111は、X線撮影により得られた医用画像をPACS150に転送する処理を行う。
ステップS307の処理が終了した場合、或いは、ステップS302でキャンセルボタン540が押されたと判断された場合には(S302/YES)、ステップS308に進む。
ステップS308に進むと、X線撮影装置110の制御部111は、表示部117に表示されている検査画面の表示を消去して、図9に示すフローチャートの処理を終了する。
本実施形態に係るX線撮影装置110では、予定されていた全ての撮影部位の撮影が終了しない状態でも検査作業を終了することもでき、また、全ての撮影部位の撮影を終了した後、操作者の判断で撮影を追加することもできるように構成されている。
通常は、新規の検査を開始したら、その作業が終了するまでその作業に専念するが、時には、現在実施している検査よりも緊急度の高い検査を先に実施したい場合もある。本実施形態に係るX線撮影システム100では、複数の作業を並行して実施できるので、このような要望に応えることができる。
図10に示す検査画面1000の状態は、上述したように、ある患者(具体的には、患者IDが「0501」で患者名が「田中次郎」)の検査を実施中で1枚目の撮影を終了したところである。この患者の撮影枚数は、各撮影部位ボタン(533a〜533c)に示される3枚であるため、あと2枚の撮影が残っているが、本実施形態では、当該患者の検査を終了することなく、緊急度の高い他の患者の検査を実施することができるように構成されている。
この場合には、具体的に、操作者が現在の検査作業を終了せずに新規検査ボタン410を押して、通常の検査作業を開始するのと同じ操作で新規検査リスト(例えば、図4に示す新規検査リスト430)の中から次の検査を選択することになる。
図11は、本発明の第1の実施形態を示し、図10に示す検査画面1000の状態から、新たな患者の検査が新規作業として追加された際に、図2の表示部117に表示される検査画面の一例を示す模式図である。ここで、図11おいて、図5と同じ機能構成については、同じ符号を付している。
この図11に示す検査画面1100では、カレント作業に係るタブがタブ1111となっており、新規検査内容表示部1110に、その新規検査内容が示されている。また、図11に示す検査画面1100では、先ほど実施中であった図10に示す検査は保留状態となり、GUI上では非選択状態のタブ1120として表示部117に表示される。
具体的に、例えば制御部111は、保留状態となった検査におけるタブ1120に、患者ID及び患者名の情報(図11の「0501 田中次郎」)1121と、その保留状態を示す保留情報1122を表示する制御を行う。本実施形態では、保留状態になった検査作業は、保留になった時点の状態を保持したまま動作が停止している。即ち、図9で示すフローチャートの処理を実行するタスクが停止したまま保留された時点の状態を保ち、新規に追加された検査作業のタスクは、別途、図9に示すフローチャートの処理を実行するのである。
ここで、保留情報1122について説明する。
保留された検査作業のタブ1120には、保留情報1122として、保留された時点からの(カレント作業のフォーカスが外れた時点からの)時間である保留時間が表示される。具体的に、図11に示す例では、保留情報1122として、「保留」の状態である旨と、保留時間が[0:03:26]である旨が示されている。
図12は、本発明の第1の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)で管理される保留情報テーブルの一例を示す模式図である。この図12に示す保留情報テーブルには、各タブに表示すべき保留情報が記録されており、例えば、図2に示す記憶部115に記憶されて管理される。
図12に示す保留情報テーブルは、保留時間とともに、どのタブがカレント作業のタブであるのかを管理している。具体的に、カレント作業のタブは、図12に示すカレントタブ「1」で示されており、それ以外の保留されているタブは、図12に示すカレントタブ「0」で示されている。即ち、保留されているタブの表示は、図12に示すカレントタブ「0」のタブが対象となる。保留されているタブの保留情報(保留時間)は、例えば制御部111によって計測された時間が、定期的に、記憶部115に記憶されて管理される。ここで、この保留時間の計測を行う制御部111は、時間計測手段を構成する。なお、本例では、制御部111が保留時間の計測を行うようにしているが、例えば、図2に示すX線撮影装置110の内部構成として、別途、時間計測手段を設けて、当該時間計測手段が制御部111の制御に従って保留時間の計測を行うようにした形態でもよい。
また、カレント作業のタブ、即ち、図12に示すカレントタブ「1」のタブに対応する保留情報(保留時間)は、保留状態でないため、[0:00:00]となっている。また、本実施形態では、保留情報1122の表示は、検査作業を実行するタスクとは別のタスクが定期的に行うものとする。
具体的に、図12に示す保留情報テーブルは、タブが追加されたり、削除されたり、操作者の操作によりカレントの作業が切り替えられたタイミングで、例えば制御部111より適切に変更される。
例えばタブが追加された時は、例えば制御部111は、表示部117に新たなタブを表示する処理を行う。さらに、例えば制御部111は、図12の保留情報テーブルに当該タブに対応する行を追加し、保留情報として[0:00:00]を格納して、当該タブがカレントとなるようにカレントタブの情報を「1」に更新する。また、このとき、例えば制御部111は、保留されたタブに関して時間の計測を開始する。
図13は、本発明の第1の実施形態を示し、図11に示す検査画面1100の状態から、新たな患者の検査が新規作業として追加され、1枚の医用画像を撮影した後の検査画面の一例を示す模式図である。
この図13に示す検査画面1300の状態は、カレント作業に係るタブがタブ1311となっており、新規検査内容表示部1310に、その新規検査内容が示されている。また、図13に示す検査画面1300では、保留されている作業が、タブ1320に係る作業及びタブ1330に係る作業の2つある場合を示している。そして、各タブ1320及び1330には、それぞれ、患者ID及び患者名の情報1321及び1331と、その保留状態を示す保留情報1322及び1332が表示されている。
具体的に、図13のタブ1320に係る作業は、図11のタブ1111に係る作業に相当し、図13のタブ1330に係る作業は、図11のタブ1120に係る作業に相当し、それぞれ、保留情報1322及び1332において保留時間が更新されている。より具体的には、タブ1320に係る作業は、保留時間が1分15秒であり、タブ1330に係る作業は、保留時間が5分41秒であることを示している。
そして、例えば制御部111は、カレント作業(図13に示す例では、タブ1311に係る作業)が終了して、当該タブの表示を削除した場合、図12の保留情報テーブルからも対応する行を削除する処理を行う。そして、例えば制御部111は、保留情報の保留時間が最も短いタブを探し、当該タブがカレントタブとなるように、図12の保留情報テーブルを更新するとともに、表示部117の検査画面を更新表示する表示制御を行う。この際、カレント作業のタブの保留情報を、[0:00:00]にリセットして、図12の保留情報テーブルを更新する。
本実施形態では、このように処理を行うことで、現在実行していたカレント作業の直前に実行していた作業に自動的に戻るように制御する。例えば、図13に示す検査画面1300の状態から操作者が検査終了ボタン550を押して、カレントの検査の作業(タブ1311に係る作業)を終了すると、図11に示す検査画面1100のようなタブの選択状態になる。ただし、保留されているタブの保留情報は、その時点の保留時間が表示される。
操作者が保留されているタブを選択して、カレントの作業が変更された場合には、例えば制御部111は、表示部117の表示をそのように更新する表示制御を行う。同時に、例えば制御部111は、図12に示す保留情報テーブルのカレントタブの情報を更新し、カレントとなったタブの保留情報を[0:00:00]にリセットして、保留されたタブに関して保留時間の計測を開始する。例えば、図13の検査画面1300において、操作者が、左から2番目のタブ1320を選択すると、図14に示すような検査画面1400の状態になる。
図14は、本発明の第1の実施形態を示し、図13に示す検査画面1300の状態から、左から2番目のタブ1320が選択された場合の検査画面の一例を示す模式図である。
具体的に、図14のタブ1410に係る作業は、図13のタブ1311に係る作業に相当し、図14のタブ1421に係る作業は、図13のタブ1320に係る作業に相当し、図14のタブ1430に係る作業は、図13のタブ1330に係る作業に相当する。
この図14に示す検査画面1400の状態は、カレント作業に係るタブがタブ1421となっており、新規検査内容表示部1420に、その新規検査内容が示されている。また、図14に示す検査画面1400では、保留されている作業のタブである各タブ1410及び1430には、それぞれ、患者ID及び患者名の情報1411及び1431と、その保留状態を示す保留情報1412及び1432が表示されている。
一般に、操作者は、新規の作業を追加する場合、現在実施していた作業よりも優先度が高い作業を追加する。しかしながら、従来の技術においては、例えば追加する作業が増えた場合、保留された作業がどのくらい待たされているのかを判断することができず、保留中の作業が放置されたままになる可能性があった。この場合、保留されている作業の保留時間が長い場合には、新規の作業を追加しないで保留中の作業を先に実施する方がよい場合もあり得る。
この点、本実施形態のX線撮影装置110では、まず、複数の作業ごとに、各作業を識別するタブ(見出し部)を表示部117に表示し、制御部111において、入力部116を介したタブの選択に基づいてカレントの作業を切り替えるようにしている。そして、制御部111は、カレントの作業が切り替えられた際に、当該カレントの作業以外の保留の作業に係るタブに、当該保留の作業の保留状態を示す保留情報(保留時間等)を表示する制御を行うようにしている。これにより、操作者は、保留された作業がどのくらい保留されているのかを知ることができる。したがって、本実施形態によれば、保留中の作業が放置されたままになることを防止することが可能である。特に、本実施形態で示すように、本発明の係る情報処理システムをX線撮影システムに適用する場合、患者200の待ち時間が不必要に長くなることを防ぐことができる。
また、本実施形態では、保留情報として、カレント作業のフォーカスが外れた時点から計測した時間を適用した例を示したが、カレント作業のフォーカスが最初に外れた時点から計測した時間を保留情報として適用することもできる。また、保留情報として、全ての保留期間を積算した時間を適用することもできる。これらの場合も、保留情報として、カレント作業のフォーカスが外れた時点から計測した時間を適用した場合と同様の効果が得られる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係るX線撮影システムの概略構成は、図1に示す第1の実施形態に係るX線撮影システム100の概略構成と同様である。また、第2の実施形態に係るX線撮影装置の内部構成は、図2に示す第1の実施形態に係るX線撮影装置110の内部構成と同様である。また、第2の実施形態における新規検査作業の追加の仕組みや、過去検査参照作業を追加する仕組み、更には、検査作業の開始から終了までのフローチャートにおける処理も第1の実施形態と同様である。
X線撮影システム100における作業としては、第1の実施形態で説明したように、検査作業と過去検査の参照作業との2種類が存在する。そして、検査作業を保留すると、その検査の患者は、保留が解除されるまで待たされることになる。一方、過去検査の参照作業は、操作者が過去の画像を参照する目的で実施するものであり、その作業を保留状態にしても患者が待たされることはない。そのような作業に関しては、保留して放置してもX線撮影システム100内にタスクが存在するだけであって、大きな問題にはならない。
また、全ての保留中の作業に関して保留情報を表示すると、放置してはいけない作業と、放置しても問題ない作業との区別がし難いということも考えられる。そこで、第2の実施形態では、作業の内容に基づいて、保留して放置しても問題のないものに関しては、保留中に保留情報を表示しないようにする。
図15は、本発明の第2の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)で管理される保留情報テーブルの一例を示す模式図である。
図15に示す保留情報テーブルにおいて、第1の実施形態で使用した図12の保留情報テーブルとの違いは、保留情報表示フラグを追加したことである。この保留情報表示フラグは、そのタブが保留中の場合、保留情報を表示するかどうかを示すものである。
図15に示す保留情報テーブルの保留情報表示フラグが「1」で、且つ、カレントタブが「0」のタブが、保留情報の表示対象である。本実施形態では、例えば制御部111は、図15に示す保留情報テーブルに新たなタブを追加する際に、そのタブの作業項目の内容によって保留情報表示フラグの値を決定する。本実施形態においては、例えば制御部111は、検査作業である場合は保留情報表示フラグを「1」に設定し、過去検査参照作業である場合は保留情報表示フラグを「0」に設定する。
図16は、本発明の第2の実施形態を示し、新規検査作業を開始した後に同じ患者の過去検査参照作業を追加し、更に新規検査作業を2件追加した際に、図2の表示部117に表示される検査画面の一例を示す模式図である。この図16に示す検査画面1600は、図15に示す保留情報テーブルに対応している。即ち、図16に示す新規検査内容表示部1610のタブ1611が図15に示すタブ1に該当し、図16に示すタブ1620、1630及び1640が、それぞれ、図15に示すタブ2〜4に該当する。
ここでは、図15に示す保留情報テーブルの内容に従って、保留されている作業のうち、検査作業のタブ(図16に示す例では、タブ1620及び1640)だけに保留情報(図16に示す例では、保留情報1622及び1642)を表示するように制御している。このように、図15に示す保留情報テーブルを内部に備えるようにすることにより、保留して放置しても問題のない作業に関しては、保留中に保留情報を表示しないように制御できる。
第2の実施形態のX線撮影装置110では、保留の作業の内容に応じて、保留の作業に係るタブ(見出し部)に保留情報を表示・非表示とする制御を行うようにしている。具体的には、保留の作業の内容がX線撮影を伴う検査である場合に、当該保留の作業に係るタブに保留情報を表示し、保留の作業の内容がX線撮影を伴う検査ではない場合に、当該保留の作業に係るタブに保留情報を非表示とする制御を行うようにしている。これにより、保留して放置しても問題ない作業に関して余計な情報を非表示とすることができ、また、放置すべきでない作業を作業者に対して強調することが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係るX線撮影システムの概略構成は、図1に示す第1の実施形態に係るX線撮影システム100の概略構成と同様である。また、第2の実施形態における新規検査作業の追加の仕組みや、過去検査参照作業を追加する仕組み、更には、検査作業の開始から終了までのフローチャートにおける処理も第1の実施形態と同様である。
図17は、本発明の第3の実施形態に係るX線撮影装置(情報処理装置)の内部構成の一例を示す模式図である。ここで、図17において、図2と同様の構成については、同じ符号を付している。
図17に示す第3の実施形態に係るX線撮影装置110−2は、図2に示す第1の実施形態に係るX線撮影装置110に対して、アラーム音鳴動部119が追加されて構成されている。また、X線撮影装置110−2の内部(例えば記憶部115)に持つ情報として、新たにリミット時間情報を設定する。このリミット時間情報は、保留された作業の保留時間におけるリミット時間(一定の時間)を示す情報であり、保留時間がこのリミット時間に達すると、例えば制御部111は、アラーム音鳴動部119を鳴動させる制御を行う。また、例えば制御部111は、リミット時間を超えた作業をカレントの状態にすると、アラーム音鳴動部119によるアラーム音の鳴動を停止する制御を行う。
第3の実施形態によれば、保留中の作業が放置されたままになることを防ぐ効果を更に高めることができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態に係るX線撮影システムの概略構成は、図1に示す第1の実施形態に係るX線撮影システム100の概略構成と同様である。また、第4の実施形態に係るX線撮影装置の内部構成は、図2に示す第1の実施形態に係るX線撮影装置110の内部構成と同様である。また、第4の実施形態における新規検査作業の追加の仕組みや、過去検査参照作業を追加する仕組み、更には、検査作業の開始から終了までのフローチャートにおける処理も第1の実施形態と同様である。
上述した第1の実施形態では、保留情報として、保留時間を表示するものであったが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、第4の実施形態では、保留情報として、保留時間ではなく、保留の順序情報を表示するものである。
第4の実施形態における保留の順序情報としては、例えば、カレント作業のフォーカスが外れた順序情報や、カレント作業のフォーカスが最初に外れた順序情報、或いは、全ての保留期間を積算した時間が長い順序情報を適用することが考えられる。本実施形態では、第1の実施形態における保留時間が長い順に、1、2、3・・・として、その保留の順序情報を保留時間の代わりに保留情報として表示するものである。このように保留の順序情報を表示しても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(本発明の他の実施形態)
前述した各実施形態に係るX線撮影装置110を構成する図2の各手段の処理、及びX線撮影装置110の制御方法を示す図3、図6及び図9の各ステップは、コンピュータのCPUが記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図3、図6及び図9に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した各実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した各実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した各実施形態の機能が実現される。
なお、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
110 X線撮影装置
111 制御部
112 RAM
113 X線センサIF
114 X線発生装置IF
115 記憶部
116 入力部
117 表示部
118 NIC
120 X線発生装置
130 X線検出装置(X線センサ)
160 病院内ネットワーク

Claims (21)

  1. 複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、
    X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、
    前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、
    前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段と
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記カレントの検査を示す情報と前記保留の検査を示す情報とを前記表示手段に一画面で同時に表示されている状態とすることを特徴とするX線撮影装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記カレントの検査のフォーカスが外れたタイミングで、前記保留の検査に係る前記見出し部に前記保留情報を表示することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記保留の検査の内容に応じて、前記保留の検査に係る前記見出し部に前記保留情報を表示・非表示とする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  4. 時間を計測する時間計測手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記保留情報として、前記時間計測手段により計測された、前記カレントの検査のフォーカスが外れた時点からの保留時間を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のX線撮影装置。
  5. 前記保留時間は、前記カレントの検査のフォーカスが最初に外れた時点からの時間であることを特徴とする請求項4に記載のX線撮影装置。
  6. 前記保留情報は、全ての保留期間を積算した保留時間であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のX線撮影装置。
  7. アラーム音を鳴動するアラーム音鳴動手段を更に有し、
    前記アラーム音鳴動手段は、前記保留時間が一定の時間に達した場合に、アラーム音を鳴動することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のX線撮影装置。
  8. 前記保留情報は、前記カレントの検査のフォーカスが外れた順序情報、前記カレントの検査のフォーカスが最初に外れた順序情報、或いは、全ての保留期間を積算した保留時間が長い順序情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のX線撮影装置。
  9. 前記見出し部は、GUIのタブであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のX線撮影装置。
  10. 前記検査は、当該検査に関連付けられた複数の部位ごとの前記X線撮影をX線センサを用いて行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のX線撮影装置。
  11. 複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影システムであって、
    X線センサと、
    前記X線センサを用いたX線撮影を制御するX線撮影制御手段と、
    前記X線センサで複数の部位を前記X線撮影する検査を前記複数の患者ごとに識別する見出し部を表示する表示手段と、
    前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、切り替えられる前に選択されていた見出し部に対応する複数の部位の撮影が全て終了していないことを示す保留情報を前記切り替えられる前に選択されていた見出し部に表示する制御を行う表示制御手段と
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記カレントの検査のフォーカスが外れたタイミングで、前記保留情報を前記切り替えられる前に選択されていた見出し部に表示することを特徴とするX線撮影システム。
  12. 複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、
    X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、
    前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、
    前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査の内容が前記X線撮影を伴う検査である場合に、当該保留の検査に係る前記見出し部に前記保留情報を表示し、前記保留の検査の内容が前記X線撮影を伴う検査ではない場合に、当該保留の検査に係る前記見出し部に前記保留情報を非表示とする表示制御手段と
    を有することを特徴とするX線撮影装置。
  13. 複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置の制御方法であって、
    X線撮影を制御するX線撮影制御ステップと、
    前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示手段に表示する表示ステップと、
    前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替えステップと、
    前記切り替えステップによりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御ステップと
    を有し、
    前記表示制御ステップでは、前記カレントの検査を示す情報と前記保留の検査を示す情報とを前記表示手段に一画面で同時に表示されている状態とすることを特徴とするX線撮影装置の制御方法。
  14. 複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影システムの制御方法であって、
    X線センサを用いたX線撮影を制御するX線撮影制御ステップと、
    前記X線センサで複数の部位を前記X線撮影する検査を前記複数の患者ごとに識別する見出し部を表示手段に表示する表示ステップと、
    前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替えステップと、
    前記切り替えステップによりカレントの検査が切り替えられた際に、切り替えられる前に選択されていた見出し部に対応する複数の部位の撮影が全て終了していないことを示す保留情報を前記切り替えられる前に選択されていた見出し部に表示する制御を行う表示制御ステップと
    を有し、
    前記表示制御ステップでは、前記カレントの検査のフォーカスが外れたタイミングで、前記保留情報を前記切り替えられる前に選択されていた見出し部に表示することを特徴とするX線撮影システムの制御方法。
  15. 請求項13に記載のX線撮影装置の制御方法の各ステップ、或いは、請求項14に記載のX線撮影システムの制御方法の各ステップを、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  17. 複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、
    X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、
    前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、
    前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段と
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記カレントの検査のフォーカスが外れたタイミングで、前記保留の検査に係る前記見出し部に前記保留情報を表示することを特徴とするX線撮影装置。
  18. 複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、
    X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、
    前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、
    前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段と、
    時間を計測する時間計測手段
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記保留情報として、前記時間計測手段により計測された、前記カレントの検査のフォーカスが外れた時点からの保留時間を表示することを特徴とするX線撮影装置。
  19. 複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、
    X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、
    前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、
    前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段と
    を有し、
    前記保留情報は、全ての保留期間を積算した保留時間であることを特徴とするX線撮影装置。
  20. 複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、
    X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、
    前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、
    前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段と
    を有し、
    前記保留情報は、前記カレントの検査のフォーカスが外れた順序情報、前記カレントの検査のフォーカスが最初に外れた順序情報、或いは、全ての保留期間を積算した保留時間が長い順序情報であることを特徴とするX線撮影装置。
  21. 複数の患者の検査を並行して実行可能に構成されたX線撮影装置であって、
    X線撮影を制御するX線撮影制御手段と、
    前記複数の患者ごとの検査を識別する見出し部を表示する表示手段と、
    前記見出し部の選択に基づいて、カレントの検査を切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段によりカレントの検査が切り替えられた際に、当該カレントの検査以外の保留の検査に係る前記見出し部に、所定の当該保留の検査の保留状態を示す保留情報を表示する制御を行う表示制御手段と
    を有し、
    前記見出し部は、GUIのタブであることを特徴とするX線撮影装置。
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