JPH10273766A - 溶融めっきの付着量制御方法 - Google Patents

溶融めっきの付着量制御方法

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JPH10273766A
JPH10273766A JP8161197A JP8161197A JPH10273766A JP H10273766 A JPH10273766 A JP H10273766A JP 8161197 A JP8161197 A JP 8161197A JP 8161197 A JP8161197 A JP 8161197A JP H10273766 A JPH10273766 A JP H10273766A
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nozzle
hot
vibration
dip
amount
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JP8161197A
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Masaki Okano
正樹 岡野
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融めっきの付着量を目標付着量になるよう
に精度よく制御する。 【解決手段】 距離センサ13によって、ノズル7より
も走行方向下流側において振動する鋼帯6の表面から距
離センサ13までの距離を求め、演算器17によって前
記検出した距離の時間的経過から前記振動の周波数と振
幅とを求め、振動に同期してノズル7を駆動させるため
の鋼帯6の振動波を表す正弦波関数を求め、前記求めた
正弦波関数を補正関数に基づいてノズル7の目標変位量
を表す正弦波関数に補正し、油圧制御器18によって、
前記補正した正弦波関数に基づいて油圧シリンダ15を
駆動制御し、ノズル7を前記振動に同期して鋼帯6に近
接/離反させる。これによって、鋼帯6が振動してもノ
ズル7と鋼帯6との距離が一定に保たれるので、鋼帯6
に付着した亜鉛の付着量が目標付着量になるように精度
よく制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融めっきの付着
量制御方法に関し、特に金属帯に振動が発生していると
きでも好適に適用することのできる溶融めっきの付着量
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、金属帯の溶融めっきは連続溶
融めっき設備において連続的に走行する金属帯を溶融め
っき金属の浴中に浸漬し、浴中を通過する金属帯を浸漬
ロールに巻掛けて上方に導き、浴中から引出された金属
帯にノズルから金属帯の厚み方向に気体を噴射して溶融
めっき金属を部分的に吹払することによって行われてい
る。また溶融めっきの付着量制御は、ノズルから噴射さ
れる気体の噴射圧力を操作量として次のようにして行わ
れている。 (イ)ノズルと金属帯の表面との間隔(以後、「ノズル
間隔」と呼ぶ)、ノズルと溶融めっき金属の浴面との間
隔(以後、「ノズル高さ」と呼ぶ)、金属帯の走行速度
(以後、「走行速度」と呼ぶ)およびノズルから噴射さ
れる気体の噴射圧力(以後、「噴射圧力」と呼ぶ)と金
属帯に付着しためっき金属の付着量(以後、「付着量」
と呼ぶ)との対応関係を予め求める。 (ロ)溶融めっきの製造指令が発令されたときには、指
令された目標付着量、ノズル間隔、ノズル高さおよび走
行速度に対応する噴射圧力を前記対応関係に基づいて求
め、噴射圧力を前記求めた噴射圧力になるように設定す
る。 (ハ)前記求めた噴射圧力の下での付着量が目標付着量
と異なるときには、付着量が目標付着量になるように噴
射圧力を制御する。
【0003】前記浸漬ロールは浴中に設けられ、溶融め
っき操業中金属帯とともに連続的に回転する。したがっ
て、浸漬ロールの軸受部には溶融亜鉛の侵食による磨耗
が生じやすく、軸受部の磨耗によって浸漬ロールには振
動が発生しやすい。また浸漬ロールの振動は、浸漬ロー
ルに巻掛けられている金属帯に伝播し、金属帯を振動さ
せる。金属帯に振動が発生すると前記ノズル間隔が変動
するので、前記対応関係に従って付着量の変動が発生す
る。この結果、金属帯の表面には、付着量の変動に起因
する縞模様が発生し、表面品質を低下させる。このよう
に、金属帯の振動が表面品質の低下を招くので、従来技
術では金属帯の振動の振幅が許容限界値を超えないよう
に浸漬ロールの耐用期間を設定し、浸漬ロールの使用期
間が耐用期間に達した時点で定期的に浸漬ロールを交換
する方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来技術
では、浸漬ロールを定期的に交換することによって金属
帯の振動の発生が防止されている。浸漬ロールは浴中に
設けられているので、浸漬ロールを交換するには溶融め
っきの操業を休止させる必要がある。したがって従来技
術では、連続溶融めっき設備の稼働率および生産性が低
下するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、前記問題を解決し、金属
帯に振動が発生しているときでも溶融めっきの付着量を
精度よく制御することができ、かつ浸漬ロールの交換周
期を延長して連続溶融めっき設備の稼働率および生産性
を向上させることができる溶融めっきの付着量制御方法
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続的に走行
する金属帯を溶融めっき金属の浴中に浸漬して溶融めっ
きし、浴中を通過する金属帯を浸漬ロールに巻掛けて上
方に導き、浴中から引出された金属帯にノズルから金属
帯の厚み方向に気体を噴射して溶融めっき金属を部分的
に吹払し、金属帯に付着した溶融めっき金属の付着量が
予め定める目標付着量になるように気体の噴射圧力を制
御する溶融めっきの付着量制御方法において、ノズルよ
りも金属帯の走行方向下流側において、距離検出手段に
よって振動する金属帯の表面から距離検出手段までの距
離を検出し、前記検出した距離の時間的経過によって前
記振動の周波数と振幅とを求め、前記求めた周波数と振
幅とを用いて、前記振動に同期して、ノズルと金属帯と
の距離が予め定める値になるようにノズルを金属帯に近
接/離反させることを特徴とする溶融めっきの付着量制
御方法である。本発明に従えば、ノズルよりも走行方向
下流側において振動する金属帯の表面から距離検出手段
までの距離が検出され、前記検出した距離の時間的経過
によって振動の周波数および振幅が求められ、前記振動
に同期して、前記検出した距離が予め定める値になるよ
うにノズルが金属帯の厚み方向に駆動される。これによ
って、金属帯が厚み方向に振動してもノズルと金属帯と
の距離が一定に保たれるので、前記距離の変動に伴う付
着量の変動要因が排除され、前記付着量が目標付着量に
なるように精度よく制御される。また前記振動に同期し
てノズルが駆動されるので、前記距離の検出がノズルよ
りも走行方向下流側で行われていても適正なタイミング
でノズルを駆動させることができる。
【0007】また本発明は、連続的に走行する金属帯を
溶融めっき金属の浴中に浸漬して溶融めっきし、浴中を
通過する金属帯を浸漬ロールに巻掛けて上方に導き、浴
中から引出された金属帯にノズルから金属帯の厚み方向
に気体を噴射して溶融めっき金属を部分的に吹払し、金
属帯に付着した溶融めっき金属の付着量が予め定める目
標付着量になるように気体の噴射圧力を制御する溶融め
っきの付着量制御方法において、金属帯の厚み方向の変
位量および気体の噴射圧力の変化量と溶融めっきの付着
量との対応関係を予め求め、ノズルよりも金属帯の走行
方向下流側において、距離検出手段によって振動する金
属帯の表面から距離検出手段までの距離を検出し、前記
検出した距離の時間的経過によって前記振動の周波数と
振幅とを求め、前記求めた周波数と振幅とを用い、さら
に前記求めた対応関係を用いて、前記振動に同期して、
金属帯の表面における気体の圧力が一定になるようにノ
ズルから噴射される気体の噴射圧力を変化させることを
特徴とする溶融めっきの付着量制御方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
である溶融めっきの付着量制御方法に係る溶融めっきの
付着量制御装置の概略構成を示す系統図であり、図2は
図1に示す溶融めっきの付着量制御装置の平面図であ
る。図1には、溶融めっきの付着量制御装置1(以後、
「付着量制御装置」と略称する)を備える連続溶融めっ
き設備、たとえば連続溶融亜鉛めっき設備3の概略構成
が併せて示されている。連続溶融亜鉛めっき設備3は、
溶融めっき金属である溶融亜鉛を貯留するめっきポット
4と、溶融亜鉛の浴中に回転自在に設けられる浸漬ロー
ル5と、溶融亜鉛の浴面上方に金属帯である鋼帯6を挟
んで対向して一対設けられるノズル7とを備えて構成さ
れる。ノズル7の位置は、鋼帯6の厚み方向に調整可能
であり、適正位置に設定されて気体を噴射する。
【0009】鋼帯6は、溶融亜鉛の浴中に浸漬され、浴
中を走行しながら浸漬ロール5に巻付けられて上方に導
かれる。浴中から引出された鋼帯6は、ノズル7から噴
射される気体によって鋼帯表面に付着した亜鉛を部分的
に吹払され、トップロール8およびデフレクタロール9
を経て鋼帯6の走行方向下流側に搬送される。なおノズ
ル7は、気体導入管10に取付けられており、気体導入
管10には図示しない圧力調整弁および圧力計によって
圧力調整された気体が導入される。
【0010】前述のように溶融めっきの付着量制御は、
前記ノズル間隔、ノズル高さ、走行速度および噴射圧力
と付着量との予め求めた対応関係に基づいて付着量が目
標付着量になるように噴射圧力を設定することによって
行われる。前記ノズル間隔をd、ノズル高さをh、走行
速度をv、噴射圧力をP、付着量をgとすると、前記対
応関係は(1)式によって表される。なお(1)式は多
数の操業データを収集し、収集したデータを重回帰分析
することによって求められる。
【0011】 g = f(d,v,P,h) …(1) 前記付着量制御中、前述のように浸漬ロールの軸受部に
は磨耗が発生し、軸受部の磨耗によって浸漬ロールに振
動が発生する。また浸漬ロールの振動は、鋼帯に伝播す
るので、鋼帯に振動が発生する。この振動はノズル間隔
dを変動させるので、(1)式からあきらかなように付
着量gを変動させる。本実施の形態は、前記振動に伴う
付着量の変動を防止するために、前記振動を相殺するよ
うに前記振動と同期してノズルを鋼帯の表面に近接/離
反させ、ノズル間隔dを一定に保つ付着量制御方法であ
る。
【0012】図1および図2を参照して、本実施の形態
の付着量制御装置1は、距離検出手段である距離センサ
13と、速度検出手段である速度検出器14と、ノズル
駆動手段である第1〜第4油圧シリンダ15a〜15d
と、第1〜第4ノズル位置検出器16a〜16dと、演
算手段である演算器17(図示せず)と、制御手段であ
る第1〜第4油圧制御器18a〜18d(図示せず)と
を含んで構成される。
【0013】距離センサ13は、たとえば渦電流式距離
センサであり、ノズル7よりも走行方向下流側の架台1
1に設けられ、距離センサ13から振動する鋼帯6の表
面までの距離を検出する。速度検出器14は、たとえば
パルス発信式速度検出器であり、前記デフレクタロール
9に設けられて鋼帯6の走行速度を検出する。第1〜第
4油圧シリンダ15a〜15d(総称して「油圧シリン
ダ15」と呼ぶことがある)は、複動油圧シリンダであ
り、鋼帯6の一方表面(図2の右側)の幅方向一端部
(図2の下側)、一方表面の他端部、他方表面の一端部
および他方表面の他端部近傍にそれぞれ設けられてい
る。前記油圧シリンダ15のピストン棒の先端部は、ス
ライドテーブル19に固定されており、油圧シリンダ1
5には、クレビス21が取付けられている。スライドテ
ーブル19は、ガイド20に沿って鋼帯6の板厚方向に
往復変位するテーブルであり、気体導入管10の幅方向
一端部および他端部にそれぞれ固定されている。ガイド
20は、架台12に固定されており、油圧シリンダ15
のクレビス21は架台12にピン結合されている。油圧
シリンダ15のピストン棒の変位は、スライドテーブル
19および気体導入管10とともにノズル7を変位させ
る。したがって油圧シリンダ15のピストン棒を周期的
に往復変位させれば、ノズル7は追従して鋼帯6の厚み
方向に周期的に変位する。なお油圧シリンダ15が各ノ
ズル7の両端部に設けられているのは、ノズル7と鋼帯
6との間隔が鋼帯6の幅方向に均等になるようにノズル
7を駆動変位させるためである。
【0014】第1〜第4ノズル位置検出器16a〜16
d(総称して「ノズル位置検出器16」と呼ぶことがあ
る)は、第1〜第4油圧シリンダ15a〜15dにそれ
ぞれ対応して設けられており、油圧シリンダ15のピス
トン棒の変位量を差動トランスによって計測し、ノズル
7の位置を検出する。演算器17は演算回路であり、後
述のようにノズル7を周期的に変位させるための目標振
動波関数をノズル間隔dが予め定める値になるように演
算によって求める。第1〜第4油圧制御器18a〜18
d(総称して「油圧制御器18」と呼ぶことがある)
は、第1〜第4油圧シリンダ15a〜15dにそれぞれ
対応して設けられている油圧制御器であり、前記求めた
目標振動波関数に基づいて油圧シリンダ15を駆動制御
する。
【0015】図3は、図1に示す付着量制御装置の電気
的構成を示すブロック図である。距離センサ13は、距
離センサ13から振動する鋼帯6の表面までの距離を検
出して演算器17に送る。演算器17は距離センサ13
の出力に応答し、後述のようにノズル7を変動させるた
めの目標振動波関数を求め、その信号を信号ライン31
を経由して第1〜第4油圧制御器18a〜18dに送
る。信号ライン31には反転回路22が設けられてお
り、第3,第4油圧制御器18c,18dに送られる信
号は第1,第2油圧制御器18a,18bに送られる信
号と比べて信号レベルが等しく、符号が逆である。第1
〜第4ノズル位置検出器16a〜16dは、ノズル位置
を検出して第1〜第4油圧制御器18a〜18dにそれ
ぞれ送る。第1〜第4油圧制御器18a〜18dは、演
算器17および第1〜第4ノズル位置検出器16a〜1
6dの出力に応答し、ノズル位置が前記求めた目標振動
波関数を満たすように第1〜第4油圧シリンダ15a〜
15dをそれぞれ駆動制御する。これによって、ノズル
7が鋼帯6の振動を相殺するように鋼帯6の表面に近接
/離反するので、ノズル間隔dが予め定める値に一定に
保たれる。したがって、付着量が目標付着量になるよう
に精度よく制御される。
【0016】図4は、図3に示す演算器の電気的構成を
示すブロック図である。演算器17は、高速フーリエ変
換回路23と、振幅演算回路24と、振動波発生回路2
6と、補正回路27とを含んで構成される。高速フーリ
エ変換回路23は、歪んだ波形を有する振動波を高速フ
ーリエ変換して基本波および高調波の周波数を求める回
路である。高速フーリエ変換回路23は、前記距離セン
サ13の出力に応答し、前記検出した距離の時間的経過
を高速フーリエ変換して基本波の周波数を求め、前記求
めた周波数を振動波発生回路26に送る。したがって、
振動波が歪んだ波形を有していても迅速かつ確実に周波
数を求めることができる。振幅演算回路24は、距離セ
ンサ13の出力に応答し、前記検出した距離に基づいて
振動の平均振幅を求め、前記求めた平均振幅を振動波発
生回路26に送る。
【0017】振動波発生回路26は、たとえば正弦波発
生回路であり、高速フーリエ変換回路23および振幅演
算回路24の出力に応答し、前記求めた周波数と平均振
幅とを有し、かつ油圧サーボの動作遅れを補償するため
に遅れ時間t0だけ遅れて振動する正弦波関数を求め、
前記求めた正弦波関数を補正回路27に送る。前記求め
た正弦波関数は、平均振幅をEm、角速度をω、距離セ
ンサ13の信号出力からノズル7の駆動までの遅れ時間
をt0、正弦波関数をS、時間をtとすれば(2)式に
よって表される。
【0018】 S = Em・sinω(t−t0) …(2) なお、本実施の形態において振動波関数として正弦波関
数が用いられているのは、浸漬ロール5の軸受または軸
の磨耗によって軸の転動が起こるときには、鋼帯6の弦
とする振動が起こり、前記弦振動は正弦波の集まりで表
されるからである。
【0019】補正回路27は、前記求めた正弦波関数を
補正する回路であり、鋼帯6の振動波を表す前記求めた
正弦波関数を予め定める関数に基づいて補正し、ノズル
7の目標振動波を表す正弦波関数を求め、前記補正した
正弦波関数を前記油圧制御器18に送る。前記予め定め
る補正関数は、次のようにして求められる。鋼帯6の振
動の振幅をx、鋼帯6の振動に対応して振動させるノズ
ル7の振動の振幅をyとすれば、鋼帯6の変位量だけノ
ズル7を変位させればよいので、図5に示すように前記
補正関数30は一次直線である(3)式によって表され
る。
【0020】 y = x …(3) したがって、本実施の形態では、実質的には補正が行わ
れず振動波発生回路26の出力がそのまま油圧制御器1
8に送られる。このように、演算器17は機能別に分け
られた複数の回路を論理的に組合せて構成されているの
で、距離センサ13の出力に応答し、ノズル7の振動の
目標正弦波関数を適正に求めることができる。
【0021】本実施の形態では、次のようにして付着量
制御が行われる。 (a)距離センサ13によって、ノズルよりも走行方向
下流側において振動する鋼帯6の表面から距離センサ1
3までの距離を求める。 (b)演算器17によって、前記検出した距離の時間的
経過から前記振動の周波数と振幅とを求め、前記ずれ時
間を求め、ずれ時間を補償した鋼帯6の振動波を表す正
弦波関数を求め、前記求めた正弦波関数を(3)式に示
す補正関数に基づいてノズル7の目標変位量を表す正弦
波関数に補正する。 (c)油圧制御器18によって、前記第1〜第4ノズル
位置検出器16a〜16dの検出値が前記補正した正弦
波関数を満たすように油圧シリンダ15を駆動制御し、
ノズル7を前記振動に同期して鋼帯6に近接/離反させ
る。
【0022】これによって、鋼帯6が振動していてもノ
ズル7と鋼帯6との距離が一定に保たれるので、鋼帯6
の表面に付着した亜鉛の付着量が予め定める目標付着量
になるように精度よく制御される。また鋼帯6が振動し
ていても付着量制御を行うことができるので、振動源で
ある浸漬ロール5の交換周期を延長することができる。
この結果、溶融亜鉛めっき設備3の稼働率および生産性
を向上させることができる。なお本実施の形態では、振
動波関数として正弦波関数が用いられているけれども、
余弦波関数など他の関数を用いてもよい。
【0023】図6は本発明の第2の実施の形態である溶
融めっきの付着量制御方法に係る溶融めっきの付着量制
御装置の概略構成を示す系統図であり、図7は図6に示
す溶融めっきの付着量制御装置の平面図である。図1お
よび図2と対応する部分には、同一の参照符号を付す。
本実施の形態は、前記鋼帯6の振動に伴う付着量の変動
を防止するために、前記振動の影響を吸収するように前
記振動と同期してノズル7から噴射される気体の噴射圧
力を変化させる付着量制御方法である。本実施の形態の
付着量制御装置36は、距離検出手段である距離センサ
13と、速度検出手段である速度検出器14と、圧力調
整手段である第1,第2圧力調整装置37a,37b
と、第1,第2位置検出器38a,38bと、演算手段
である演算器40(図示せず)と、制御手段である第
1,第2制御器39a,39b(図示せず)とを含んで
構成される。距離センサ13および速度検出器14は、
第1の実施の形態におけるそれらと同一であるので説明
を省略する。
【0024】第1,第2圧力調整装置37a,37b
(総称して「圧力調整装置37」とすることがある)
は、鋼帯6の一方表面(図7の右側)および他方表面に
それぞれ設けられ、ノズル7から噴射される気体の噴射
圧力を調整する。圧力調整装置37は、ノズル絞り弁4
3と、一対のレバー44と、油圧シリンダ45とを含ん
で構成される。ノズル絞り弁43は、ノズル7の気体通
路の断面積を調整する弁であり、ノズル7の気体通路を
臨む位置に角変位自在に設けられる。ノズル絞り弁43
の構成については後述する。油圧シリンダ45は複動油
圧シリンダであり、そのピストン棒45aは軸線方向に
沿って直線的に往復変位する。なお、油圧シリンダ45
にはクレビス45bが取付けられており、クレビス45
bはピン45cを介して架台12にピン結合されてい
る。レバー44は、油圧シリンダ45のピストン棒45
aと、ノズル絞り弁43とを連結する連結棒であり、一
対のレバーはピン44aを介してピン結合されている。
ピストン棒45aの直線運動は、レバー44を介してノ
ズル絞り弁43に伝えられ、ノズル絞り弁43を角変位
させる。なお第1,第2圧力調整装置37a,37bの
構成は同一である。
【0025】第1,第2位置検出器38a,38bは、
前記ノズル位置検出器16a〜16dと同一の構成を有
し、前記第1,第2圧力調整装置37a,37bの油圧
シリンダ45にそれぞれ設けられている。それらは、ピ
ストン棒45aの変位量を検出する。第1,第2制御器
39a,39bは、第1,第2圧力調整装置37a,3
7bにそれぞれ対応して設けられ、それらを後述のよう
に駆動制御する。なお演算器40については後述する。
【0026】図8は図6に示すノズル絞り弁の概略構成
を示す正面図であり、図9は図8の切断面線XI−XI
から見た断面図であり、図10はノズル絞り弁の概略構
成を示す斜視図である。図8および図9には、ノズル絞
り弁43の取付けられているノズル7の構成も併せて示
している。ノズル絞り弁43は、略半円柱状の形状を有
する弁体46と、弁体46の両端部に固定されている弁
軸47とを含んで構成される。弁体46は、弁軸47の
軸線47a方向に延びる部材であり、その軸直角断面は
半円形である。なお弁軸47の軸線47aは、図7およ
び図9に示すように鋼帯6の幅方向に平行であり、鋼帯
6の板厚方向に垂直である。
【0027】ノズル7は、ノズル7の上部を形成する上
部ノズル片48と、上部ノズル片48に対向して等間隔
をあけて設けられ下部ノズル片49と、上部ノズル片4
8および下部ノズル片49の側部を塞ぐ側部ノズル片5
0とを含んで構成される。上部ノズル片48および下部
ノズル片49は、鋼帯6の幅方向に延びる部材であり、
それらの先端部は鋼帯6の表面に平行に配置されてい
る。ノズル7は、図9に示すように気体導入管10に取
付けられており、上部ノズル片48と下部ノズル片49
との間隔は気体の通路を形成する。上部ノズル片48の
下部ノズル片49を臨む面には、図11に示すように半
円形の嵌合溝51が形成されており、前記嵌合溝51に
はノズル絞り弁43の弁体46が嵌合される。側部ノズ
ル片50には、図12に示すようにすべり軸受53が設
けられており、すべり軸受53には前記ノズル絞り弁4
3の弁軸47が挿通される。また側部ノズル片50より
も鋼帯6の幅方向外方側へ突出した前記弁軸47の一端
部には、図8および図10に示すように前記レバー44
がリング54を介して固定されている。
【0028】これによって、前記油圧シリンダ45のピ
ストン棒45aの変位は、レバー44を介してノズル絞
り弁43の弁軸47をその軸線47aまわりに角変位さ
せるので、ノズル絞り弁43の弁体46は図13に示す
ようにノズル7の気体通路の断面積を変化させ、気体の
噴射圧力を変化させる。したがって、圧力調整装置37
はノズル7から噴射される気体の噴射圧力を迅速かつ確
実に調整することができる。
【0029】図14は、図6に示す付着量制御装置の電
気的構成を示すブロック図である。距離センサ13は、
距離センサ13から振動する鋼帯6の表面までの距離を
検出して演算器40に送る。演算器40は距離センサ1
3の出力に応答し、後述のように鋼帯6の表面における
気体の圧力が一定になるように噴射圧力を変化させるた
めの目標振動波関数を求め、その信号を信号ライン41
を経由して第1,第2制御器39a,39bに送る。信
号ライン41には、反転回路42が設けられており、第
2制御器39bに送られる信号は第1制御器39aに送
られる信号と比べて、信号レベルが等しく、符号が逆で
ある。第1,第2位置検出器38a,38bは、前記油
圧シリンダ45のピストン棒45aの変位量を検出して
第1,第2制御器39a,39bにそれぞれ送る。第1
および第2制御器39a,39bは、演算器40および
第1,第2制御器39a,39bの出力に応答し、気体
の噴射圧力が前記求めた目標振動波関数を満たすように
第1,第2圧力調整装置37a,37bをそれぞれ駆動
制御する。これによって、気体の噴射圧力が鋼帯6の振
動を吸収するように変化するので、鋼帯6の表面におけ
る気体の圧力が一定に保たれる。したがって付着量が目
標付着量になるように精度よく制御される。
【0030】前記演算器40は、図4に示す演算器17
と同一の電気的構成を有しており、前述のように距離セ
ンサ13の出力に応答し、高速フーリエ変換回路23に
よって鋼帯6の振動の周波数を求め、振幅演算回路24
によって前記振動の平均振幅を求め、前記各回路23,
24,25の出力に応答し、振動波発生回路26によっ
てずれ時間を補償した正弦波関数を求め、補正回路27
によって前記求めた正弦波関数を補正して第1,第2制
御器39a,39bに送る。前記演算器40と図4に示
す第1の実施の形態の演算器17との相違点は、補正回
路27において用いられる補正関数が異なる点のみであ
る。
【0031】前述のように本実施の形態では、鋼帯6の
振動を吸収するように噴射圧力を変化させることによっ
て付着量制御が行われる。また噴射圧力は、ノズル絞り
弁43の角変位によって変化し、ノズル絞り弁43の角
変位は油圧シリンダ45のピストン棒45aの変位量に
よって変化する。したがって、前記補正を行うために
は、鋼帯6の変位量とピストン棒45aの変位量との関
係を表す関数を求める必要がある。前記関数は、鋼帯6
の変位量をΔd、噴射圧力Pの変化量をΔP、ピストン
棒45aの変位量をdk、ノズル絞り弁43の角変位量
をθ、レバー44の長さをrとすると、次のようにして
求められる。なお以下の説明において、Δd,ΔP,θ
などの記号で説明することがある。
【0032】(1)前記(1)式のノズル間隔dにd+
Δdを代入し、圧力変化量ΔPを求める。算出式を
(4)式に示す。 g = f(d+Δd,v,P+ΔP,h) …(4) (2)前記求めたΔPとΔdとの比率αを(5)式によ
って求める。 α = ΔP/Δd …(5) なお比率αは、操業条件である付着量g、走行速度vお
よびノズル高さhを定めれば定数となる。(3)操業実
績に基づいてΔPとθとの関係を図15に示すように求
め、前記関係を表す関数56を求める。求めた関数56
は(6)式によって表される。 ΔP = β(θ) …(6) なお図15におけるθの原点は図9の状態を示してお
り、θ=90°は弁体46を反時計まわり方向に角変位
させた図13の状態を示している。θ1は、初期設定時
のθの大きさを示しており、その値は目標付着量に対応
する値に設定される。(4)図16に示すように、θと
dkとの関係は(7)式によって表されるので、前記
(6)式は(8)式に置き換えられる。 θ ≒ dk/r …(7) ΔP = h(dk) …(8) (5)前記(8)式で示す関数の逆関数を求める。前記
求めた逆関数は(9)式によって表される。 dk = h-1(ΔP) …(9) (6)前記(9)式および(5)式によってαを定数と
してΔdとdkとの関係を表す関数を求める。前記求め
た関数は(10)式によって表される。 dk = αh-1(Δd) …(10) (7)鋼帯6の振動の変位量Δdをx、鋼帯6の振動を
吸収し得るピストン棒45aの変位量dkをyとすれ
ば、補正関数は(11)式によって表される。 y = α・h-1(x) …(11) このように、本実施の形態では、補正関数が適正に求め
られるので、前記補正回路27によって前記求めた正弦
波関数を適正に補正することができる。したがって鋼帯
6の振動を吸収するように噴射圧力を変化させることが
できる。
【0033】本実施の形態では、次のようにして付着量
制御が行われる。(A)前記第1の実施の形態における
(a)および(b)と同様の方法で鋼帯6の振動波を表
す正弦波関数を求め、前記求めた正弦波関数を(11)
式に示す補正関数に基づいて、圧力調整装置37のノズ
ル絞り弁43の目標角変位量を表す正弦波関数に補正す
る。(B)制御器39によって、第1,第2位置検出器
38a,38bの検出値が前記補正した正弦波関数を満
たすように圧力調整装置37の油圧シリンダ45を駆動
制御し、ノズル絞り弁43を前記振動に同期して角変位
させる。
【0034】これによって、鋼帯6が振動していても鋼
帯6の表面における気体の圧力が一定に保たれるので、
鋼帯6の表面に付着した亜鉛の付着量が予め定める目標
付着量になるように精度よく制御される。また鋼帯6が
振動していても付着量制御を行うことができるので、第
1の実施の形態と同様に振動源である浸漬ロール5の交
換周期が延長され、溶融亜鉛めっき設備の稼働率および
生産性を向上させることができる。なお振動波関数とし
て正弦波関数に代えて余弦波関数など他の関数を用いて
もよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金属帯が
厚み方向に振動してもノズルと金属帯との距離が一定に
保たれるので、前記距離の変動に伴う溶融めっきの付着
量の変動要因が排除され、前記付着量が目標付着量にな
るように精度よく制御される。したがって、金属帯の厚
み方向の振動の振幅が許容限界値を超えないように定期
的に浸漬ロールを交換している従来技術に比べて、許容
限界値を大幅に高くすることができる。この結果、浸漬
ロールの交換周期を延長することができ、連続溶融めっ
き設備の稼働率および生産性を向上させることができ
る。
【0036】また本発明によれば、金属帯が厚み方向に
振動しても金属帯の表面における気体の圧力が一定に保
たれるので、気体の圧力変動に伴う溶融めっきの付着量
の変動要因が排除され、前記付着量が目標付着量になる
ように精度よく制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である溶融めっきの
付着量制御方法に係る溶融めっきの付着量制御装置の概
略構成を示す系統図である。
【図2】図1に示す溶融めっきの付着量制御装置の平面
図である。
【図3】図1に示す付着量制御装置の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図4】図3に示す演算器の電気的構成を示すブロック
図である。
【図5】鋼帯の変位量とノズルの変位量との関係を表す
グラフである。
【図6】本発明の第2の実施の形態である溶融めっきの
付着量制御方法に係る溶融めっきの付着量制御装置の概
略構成を示す系統図である。
【図7】図6に示す溶融めっきの付着量制御装置の平面
図である。
【図8】図6に示すノズル絞り弁の概略構成を示す正面
図である。
【図9】図8の切断面線XI−XIから見た断面図であ
る。
【図10】ノズル絞り弁の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図11】ノズルの上部ノズル片と下部ノズル片の概略
構成を示す斜視図である。
【図12】ノズルの側部ノズル片の概略構成を示す斜視
図である。
【図13】ノズル絞り弁の作動時の状況を示す断面図で
ある。
【図14】図6に示す付着量制御装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図15】噴射圧力の変化量ΔPとノズル絞り弁の角変
位量θとの関係を示すグラフである。
【図16】ノズル絞り弁の変位量dkとノズル絞り弁の
角変位量θとレバー長さrとの関係を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1,36 付着量制御装置 3 連続溶融亜鉛めっき設備 4 めっきポット 5 浸漬ロール 6 鋼帯 7 ノズル 13 距離センサ 15,45 油圧シリンダ 16 ノズル位置検出器 17,33 演算器 18 油圧制御器 22,42 反転回路 23 高速フーリエ変換回路 24 振幅演算回路 26 振動波発生回路 27 補正回路 37 圧力調整装置 38 位置検出器 39 制御器 43 ノズル絞り弁 44 レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に走行する金属帯を溶融めっき金
    属の浴中に浸漬して溶融めっきし、浴中を通過する金属
    帯を浸漬ロールに巻掛けて上方に導き、浴中から引出さ
    れた金属帯にノズルから金属帯の厚み方向に気体を噴射
    して溶融めっき金属を部分的に吹払し、金属帯に付着し
    た溶融めっき金属の付着量が予め定める目標付着量にな
    るように気体の噴射圧力を設定する溶融めっきの付着量
    制御方法において、 ノズルよりも金属帯の走行方向下流側において、距離検
    出手段によって振動する金属帯の表面から距離検出手段
    までの距離を検出し、 前記検出した距離の時間的経過によって前記振動の周波
    数と振幅とを求め、 前記求めた周波数と振幅とを用いて、前記振動に同期し
    て、ノズルと金属帯との距離が予め定める値になるよう
    にノズルを金属帯に近接/離反させることを特徴とする
    溶融めっきの付着量制御方法。
  2. 【請求項2】 連続的に走行する金属帯を溶融めっき金
    属の浴中に浸漬して溶融めっきし、浴中を通過する金属
    帯を浸漬ロールに巻掛けて上方に導き、浴中から引出さ
    れた金属帯にノズルから金属帯の厚み方向に気体を噴射
    して溶融めっき金属を部分的に吹払し、金属帯に付着し
    た溶融めっき金属の付着量が予め定める目標付着量にな
    るように気体の噴射圧力を設定する溶融めっきの付着量
    制御方法において、 金属帯の厚み方向の変位量および気体の噴射圧力の変化
    量と溶融めっきの付着量との対応関係を予め求め、 ノズルよりも金属帯の走行方向下流側において、距離検
    出手段によって振動する金属帯の表面から距離検出手段
    までの距離を検出し、 前記検出した距離の時間的経過によって前記振動の周波
    数と振幅とを求め、 前記求めた周波数と振幅とを用い、さらに前記求めた対
    応関係を用いて、前記振動に同期して、金属帯の表面に
    おける気体の圧力が一定になるようにノズルから噴射さ
    れる気体の噴射圧力を変化させることを特徴とする溶融
    めっきの付着量制御方法。
JP8161197A 1997-03-31 1997-03-31 溶融めっきの付着量制御方法 Withdrawn JPH10273766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100798098B1 (ko) * 2001-08-23 2008-01-28 주식회사 포스코 냉각탑의 스트립 공진 진동 억제 장치 및 그 방법
JP2014214354A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 日新製鋼株式会社 ワイピングガス装置

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