JPH10273226A - エアー搬送装置用エアープレート - Google Patents

エアー搬送装置用エアープレート

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Publication number
JPH10273226A
JPH10273226A JP8159797A JP8159797A JPH10273226A JP H10273226 A JPH10273226 A JP H10273226A JP 8159797 A JP8159797 A JP 8159797A JP 8159797 A JP8159797 A JP 8159797A JP H10273226 A JPH10273226 A JP H10273226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
plate
conveying
air plate
air supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP8159797A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumihiro Kubota
住大 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP8159797A priority Critical patent/JPH10273226A/ja
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送距離の延長が期待できるとともに、被搬
送物を吸い込む力を向上させることが可能なエアー搬送
装置用エアープレートを提供すること。 【解決手段】 エアープレート10は4つのエアー供給
穴を備え、この4つのエアー供給穴には、矢印Jに示す
ようにエアープレート10に空気を送り込むエアーコン
プレッサ(図示せず)に接続されたエアー供給ホース3
2a〜32dが取り付けられている。エアープレート1
0はエアーが供給されると矢印Kに示す搬送方向に、投
入部20より投入された製品を目的地に向かって搬送す
る。具体的には、エアー排出穴14を所定の角度で穿設
することにより排出エアーを回転させることで、製品を
搬送する搬送距離を延ばすとともに投入口20から投入
された製品の吸引力を向上させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気により種々の被
搬送物を搬送するエアー搬送装置に用いられるエアープ
レートに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、被搬送物を台車等に載せて目的
地まで運ばなければならない場合、目的地が離れていれ
ばそれだけ時間がかかり、その分人手が必要となるとと
もに作業効率が低下する。このため、運搬に伴う作業者
を必要とすること無く、またこれに伴う時間を短縮して
作業効率を向上させる搬送装置として、例えば特開平6
−48567号公報に開示されているように、空気によ
り被搬送物を搬送させる空気搬送システムが知られてい
る。
【0003】この従来技術では、エアー供給ダクトと経
て導入された搬送用空気を、一旦エアーチャンバに充満
した後、キャンバスを通過して搬送面に吹き出す構造に
している。これにより、キャンバス上に被搬送物である
粉体が部分的に無い状態になっても、搬送に悪影響を与
える吹き抜けを生じること無く、円滑な粉体の搬送を可
能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】被搬送物を搬送する場
合、被搬送物の内容や搬送距離に応じて、エアーを供給
するエアーポンプの能力を選択する必要がある。しかし
ながらこのような従来技術では、被搬送物を搬送するホ
ース内でのエアーの状態を考慮して効率的に被搬送物を
搬送する構造にはなっていなかった。したがって、被搬
送物の内容や搬送距離に応じたエアーポンプを用意しな
ければならず、消費電力や騒音が大きくなるという問題
があった。また、構造が複雑なため既存の部品を用いて
簡単に空気搬送システムを構成することができなかっ
た。
【0005】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、簡単な構造で搬送距離の延長を期待できるととも
に、被搬送物を吸い込む力を向上させることが可能なエ
アー搬送装置用エアープレートを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、空気により被搬送物を搬送するエアー搬
送装置に用いられるエアー搬送装置用エアープレート
は、被搬送物が投入される投入部とこの被搬送物を搬送
する搬送路間に取り付けられ、被搬送物を搬送するため
のエアーを供給するエアー供給穴と、エアー供給穴から
供給されたエアーを所定の方向に送り出すことにより被
搬送物を搬送するエアー排出穴とを有する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるエアー搬送装置用エアープレートの実施の形態を詳
細に説明する。図1は、本発明によるエアー搬送装置用
エアープレートの実施の形態が適用されたエアー搬送装
置の一例を示すシステム構成図である。図1において、
投入部20は上部開口部が広い逆円錐形状であり、これ
より矢印Hに示すように被搬送物である製品が投入され
る。この投入部20の底面は開口されており、この開口
部にはL字形のダクト30の一端が取り付けられてい
る。
【0008】ダクト30の他端は、空気が漏れないよう
にエアープレート10の第1の面に取り付けられてい
る。エアープレート10は4つのエアー供給穴を備え、
この4つのエアー供給穴には、矢印Jに示す空気をエア
ープレート10に送り込むエアーコンプレッサ(図示せ
ず)に接続されたエアー供給ホース32a〜32dが取
り付けられている。また、エアープレート10の第1の
面と反対側の第2の面には、被搬送物が搬送される目的
地までの搬送路となるホース40が空気が漏れない状態
で取り付けられている。なお、図1の実施の形態では投
入部20の上部からエアープレート10の下端までの高
さは約175mmである。
【0009】本実施の形態のエアープレート10は、エ
アーが供給されると矢印Kに示す搬送方向に、投入部2
0より投入された製品を目的地に向かって搬送するが、
エアー排出穴の開け方に工夫を凝らすことにより、製品
の搬送距離を延ばすとともに投入口20から投入された
製品の吸引力を向上させている。以下、図2および図3
を用いてエアープレート10の構造を説明する。
【0010】図2にはエアープレート10の斜視図が、
また図3には図2に示した矢印A方向からのエアー供給
穴12aとエアー排出穴14aとの位置関係を説明する
エアー供給穴の正面図(a)および断面図(b)が示さ
れている。
【0011】エアープレート10は、約φ5のエアー供
給穴12が穿設されるよう所定の厚みをもった矩形状の
板であり、その中心にダクト30とホース40が取り付
けられる正円状の穴16が穿設されている。この穴16
にダクト30が挿入された状態で取り付けられる。これ
は、ダクト30と穴16との間に段差が生じていると、
投入部20から投入された製品がエアープレート10で
引っ掛かりスムーズに製品の搬送が行えなくなるからで
ある。一方、ホース40は穴16の外周にほぼ等間隔で
4つ形成された約φ1.5のエアー排出穴14a〜14
dをホース内に含むようにエアープレート10に取り付
けられる。
【0012】エアープレート10に穿設されたエアー排
出穴14a〜14dは、ホース40に送り出された空気
が回転して渦流となるように穿設されている。具体的に
は、図2に示す中心線CL1はエアー供給穴12a,1
2cの、中心線CL2はエアー供給穴12b,12dの
それぞれ中心を通る線であり、これらエアー供給穴12
a〜12dに対応するエアー排出穴14a〜14dはこ
れら中心線CL1,CL2よりずれた位置に斜めに形成
されている。
【0013】図3(a)は図2の矢印Aから見たときの
エアー供給穴12aとエアー排出穴14aであり、これ
に示すようにエアー排出穴14aは正面から見たとき
に、エアー供給穴12aと15°の角度になるように形
成されている。また、図3(b)は図3(a)のB−B
断面を示した矢視図である。図3(b)に示すようにエ
アー排出穴14aは、エアー供給穴12aの延長線から
ズレた位置で、かつエアー供給穴12aと15°の角度
でホース40の中心に向かう方向に穿設されている。な
お、図3ではエアー供給穴12aとエアー排出穴14a
について説明したが、他のエアー供給穴12b〜12d
とエアー排出穴14b〜14dも同様に形成されてい
る。
【0014】本実施例では、このようなエアー排出穴1
4a〜14dを備えたエアープレート10を用いること
により、ホース40内でエアーが回転して搬送される製
品の搬送距離を延ばすことが可能となるとともに、製品
を吸い込む吸引力が向上するので製品投入部20に製品
が溜まることが無い。このため、従来に比べてエアーコ
ンプレッサーの処理能力が小さいものを選択でき、騒音
等の問題も最小限に抑えることが可能となる。また、エ
アープレート10を用いることにより、特殊な部品を用
いること無くエアー搬送システムを構築できる。
【0015】なお、本実施の形態ではエアー供給穴12
とエアー排出穴14の数を4つとしたが、本発明はとく
にこれに限定されるものでは無い。また、本発明により
搬送される被搬送物は製品に限定されるものでは無く、
通常、作業者が持ち運びする材料、伝票、お金等、何で
あってもよい。なお、これら被搬送物の内容に応じて、
投入部20やエアープレート10等の大きさは選択され
る。
【0016】
【発明の効果】このように本発明のエアー搬送装置用エ
アープレートによれば、搬送される製品の搬送距離を延
ばすことが可能となるとともに、製品を吸い込む吸引力
の向上を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエアー搬送装置用エアープレート
の実施の形態が適用されたエアー搬送装置の一例を示す
システム構成図。
【図2】本発明によるエアー搬送装置用エアープレート
の実施の形態を示す斜視図。
【図3】図1および図2に示したエアー搬送装置用エア
ープレートのエアー供給穴とエアー排出穴とを説明する
正面図(a)と断面図(b)。
【符号の説明】
10 エアープレート 12 エアー供給穴 14 エアー排出穴 16 穴 20 投入部 30 ダクト 32a〜32d エアー供給ホース 40 ホース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気により被搬送物を搬送するエアー搬
    送装置に用いられるエアー搬送装置用エアープレートに
    おいて、 前記被搬送物を搬送するためのエアーを供給するエアー
    供給穴と、 前記エアー供給穴から供給されたエアーを所定の方向に
    送り出すことにより前記被搬送物を搬送するエアー排出
    穴とを有し、 前記被搬送物が投入される投入部とこの被搬送物を搬送
    する搬送路間に取り付けられることを特徴とするエアー
    搬送装置用エアープレート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエアープレートにおい
    て、前記エアー排出穴は、前記被搬送物が搬送路内を回
    転しながら搬送されるよう、前記エアー供給穴に対して
    所定の角度で形成されていることを特徴とするエアー搬
    送装置用エアープレート。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のエアープレートにおい
    て、前記エアー排出穴は、前記エアー供給穴の延長線か
    らズレた位置で正面に対して第1の角度で、かつ前記エ
    アー供給穴に対して垂直よりも中心方向に第2の角度に
    傾いた状態で複数形成されていることを特徴とするエア
    ー搬送装置用エアープレート。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のエアープレートにおい
    て、前記第1の角度および第2の角度は15°であるこ
    とを特徴とするエアー搬送装置用エアープレート。
JP8159797A 1997-03-31 1997-03-31 エアー搬送装置用エアープレート Pending JPH10273226A (ja)

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JPH10273226A true JPH10273226A (ja) 1998-10-13

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JP8159797A Pending JPH10273226A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 エアー搬送装置用エアープレート

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