JPH0643054Y2 - 粉粒体搬送用スクリュ−コンベヤ−における残留粉粒体の除去装置 - Google Patents

粉粒体搬送用スクリュ−コンベヤ−における残留粉粒体の除去装置

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JPH0643054Y2
JPH0643054Y2 JP1986071531U JP7153186U JPH0643054Y2 JP H0643054 Y2 JPH0643054 Y2 JP H0643054Y2 JP 1986071531 U JP1986071531 U JP 1986071531U JP 7153186 U JP7153186 U JP 7153186U JP H0643054 Y2 JPH0643054 Y2 JP H0643054Y2
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JP
Japan
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case
flow passage
air flow
air
powder
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JP1986071531U
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Inventor
昭夫 平見
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株式会社大日搬送機具製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は各種の粉粒体を一方から他方へ移送するための
スクリューコンベヤーにおいて、移送品の種類変更時に
生じる残留粉粒体の除去装置に関するものである。
(従来の技術) 各種の粉粒体を一方から他方へ移送するためのスクリュ
ーコンベヤーとしては第13図に略示しているようにホッ
パー1から投入された粉粒体2をスクリュー3の回転に
よってケース4内を通り排出口5に向つて移送する構成
のものがよくしられているが、このようなスクリューコ
ンベヤーにおいては静止しているケース4の内底面4Aと
回転するスクリュー3の外周端面3Aとの間に、該ケース
と該スクリュー3との直接接触を避けるために僅かな隙
間Sが存在し、この隙間Sよりも粒度の小さい粉体、粒
体、あるいは隙間Sの部分に噛み込まれ圧砕されて細粒
化した粉体は、ケース4の底面に滞留し、その上層部を
移動する粉粒体との摩擦によって遅れがちに排出口5側
に移動されるが、最終的には底面上に幾らか残留するこ
とが避けられず、移送粉粒体の品種の変更時には作業員
の手によりこの残留した粉粒体を排除しなければならな
いという不便があった。そこでこの不便を解消すべく、
ケース内部にエアを導出させてケース底部の残留物をエ
アで排除するようにした特開昭59-182115号公報が知ら
れている。ところが、この特開昭59-182115号公報に開
示のものは、籾搬送樋1の底面に多数の噴風孔7を穿設
し、この籾搬送樋1の底面に送風室5を設け、この送風
室5から噴風孔7を通じて籾搬送樋1へ送気される強制
風によって、前記樋の底部に残留するものを除去するよ
うに構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記特開昭59-182115号公報に開示の発明は前記のよう
に籾搬送樋1の底面に送風室5を設け、籾搬送樋1の底
面には送風室5と連通する多数の噴風孔7を穿設し、籾
搬送樋1内に残留している籾を、籾搬送樋1の底面の送
風室5から噴風孔7を通つて吹き上げられるエアによっ
て、搬送スクリュー4の面と籾搬送樋の底面間を乱反射
を繰り返しながら排出させるものである。従って、噴風
孔7の孔径を1、5mm、ピッチ3mmとして籾が漏出しない
ような一定の大きさと間隔が要求されている。従って、
粒体と粉体とでは孔径の大きさを変える必要がある。例
えば、粉体を搬送する場合は、数ミクロンと極めて小さ
い孔径の噴風孔を設けることが要求され、かかる小さい
孔を所定間隔で穿設することは大変な手数と時間がかか
ると共に製品のコストアップをまねくことになる。ま
た、粉体の排出に適した極めて小さい孔径の噴風孔を穿
設したものによって粒体の排出を実施しようとするとよ
ほど強力な風を送らないと乱反射の繰り返しが行なわれ
ないので排出効率が悪い。よって、上記従来装置では搬
送する粉体や粒体などの物品の大きさに対応して噴風孔
の孔径を変えた多数の機種を用意しておかなければなら
ないという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、これらの問題点を解消すべく考案されたもの
であって、ホッパー設置側のケース側端部と側板の内面
とが接合する近傍位置に、ケースの内周面を沿う全域に
わたりU字形をしたエア流通路形成用部材を取付けて前
記ケース側端部と側板の内面とが接合するケース内周面
のコーナ部分の全域にわたりエア流通路を形成し、ケー
スの内底部に位置するエア流通路形成用部材にエア流通
路からケース内底部へ向けてエアを導出するためのエア
吹出口部を設けてなるものである。
(作用) エア流通路8へエアを供給すると、該エアは、エア流通
路8を経てエア吹出口部9からケース4の内底部へ吹き
出され、ケース底部に残っていた粉粒体2を排出口5へ
向けて送り出す作用をなし、搬送粉粒体の品種の変更時
において、ケース底部に粉粒体が残留することがない。
(実施例) 本考案の実施例を示した第1図乃至第3図について説明
すると、長尺な内底面4Aが半円形状のケース4内におい
て回転するスクリュー3の外周端面3Aとの間には隙間S
が存在し、ホッパー1からケース4内へ投入された粉粒
体2はスクリュー3によって排出口に向つて移送される
ようになつている。本考案はこのようなスクリューコン
ベヤーにおいてホッパー1側のケース側端部4Bと側板6
の内面が接合する近傍位置にケース4の内周面に沿う全
域にわたりU字形をしたエア流通路形成用部材7を取付
けて前記ケース4側端部と側板6の内面とが接合するケ
ース内周面のコーナ部の全域にわたりエア流通路8を形
成し、ケース4の内底部に位置するエア流通路形成用部
材7に前記エア流通路8から前記ケース4の内底部へ向
けてエアを吹き出すためのエア吹出口部9を設け、搬送
する品種の変更時にこのエア流通路8へ、コンプッサー
等の適宜エア供給装置を介してエアを注入し、エア吹出
口部9からケース4の内底部へ向けてエアを吹き出し、
ケースの内底部に残留する粉粒体を全て排出口5へ向つ
て移動させる。
また、エア流通路形成用部材7を取付けることによって
形成されたエア流通路の形成は第7図及び第10図に示す
ように、平面において角形,4分の1円形状等のものでも
よい。またエア吹出口部9は第8図に示すように一定間
隔をおいて設けられた溝あるいは図示省略しているが孔
等でもよい。尚上記エア流通路8へのエアの供給は、上
方に向つて開口している両方の開口部から同時に供給し
ても、またエア流通路8の一方の開口部を閉鎖し、他方
の開口部からだけ供給するようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案はこのように、粉粒体2が投入されるホッパー1
の設置側のケース4側端部4Bと側板6の内面とが接合す
る近傍位置に、ケース4の内周面に沿う全域にわたりU
字形をしたエア流通路形成用部材7を取付けて前記ケー
ス4側端部と側板6の内面とが接合するケース内周面の
コーナ部の全域にわたりエア流通路8を形成し、ケース
4の内底部に位置する前記エア流通路形成用部材7にエ
ア吹出口部9を設けてなるものであるから、搬送粉粒体
の品種変更に際して、前記特開昭59-182115号公報の従
来品のように噴風孔の孔径の異なる数種の機種を用意し
なくとも1台の搬送装置でもって搬送粉粒体の変更に対
処し得るので経済的である。即ち、搬送粉粒体の品種、
大きさ等に関する変更時には、前記エア流通路8へエア
コンプレッサー等の適宜エア供給装置10を用いてエアを
供給すると、該エアは、エア流通路8からエア吹出口部
9を経てケース4の内底部へ吹き出され、ケースの内底
部に残っている粉粒体を排出口5へ向けてエアで排出除
去する。従って、このエア吹き出し時、スクリュー3を
しばらく空転せしめておくことによってケース4の内底
部の清掃を自動的に完了させることができ、搬送品種、
大きさ等の変更時における切替作業時間の大幅短縮に寄
与すること大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を具えた粉粒体搬送用スクリューコ
ンベヤー要部断面正面図、第2図は同平面図、第3図は
側断面図、第4図はエア流通路形成用部材の平面図、第
5図は同側面図、第6図は同縦断面図、第7図乃至第12
図はエア流通路形成用部材の他の実施例を示したもので
あつて、第7図は第2実施例の平面図、第8図は同側面
図、第9図は同縦断面図、第10図は第3実施例の平面
図、第11図は同側面図、第12図は同縦断面図、第13図は
従来汎用の粉粒体搬送用スクリューコンベヤーの一部剥
離正面図である。 1…ホッパー,2…粉粒体,3…スクリュー,4…ケース,4A
…ケースの内底面,4B…ホッパー設置側のケース側端部,
6…側板,7…エア流通路形成用部材,8…エア流通路,9…
エア吹出口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺な内底部が半円形状のケース内におい
    て回転するスクリューの外周端面と該ケースの内底部と
    の間に隙間を有する粉粒体搬送用スクリューコンベヤー
    において、ホッパー設置側のケース側端部と側板の内面
    が接合する近傍位置にケースの内周面に沿う全域にわた
    りU字形をしたエア流通路形成用部材を取付けて前記ケ
    ース側端部と側板の内面とが接合するケース内周面のコ
    ーナ部分の全域にわたりエア流通路を形成し、ケースの
    内底部に位置するエア流通路形成用部材に、エア流通路
    からケース内底部へ向けてエアを導出するためのエア吹
    出口部を設けてなるを特徴とする粉粒体搬送用スクリュ
    ーコンベヤーにおける残留粉粒体の除去装置。
JP1986071531U 1986-05-13 1986-05-13 粉粒体搬送用スクリュ−コンベヤ−における残留粉粒体の除去装置 Expired - Lifetime JPH0643054Y2 (ja)

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JP1986071531U JPH0643054Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13 粉粒体搬送用スクリュ−コンベヤ−における残留粉粒体の除去装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62183614U JPS62183614U (ja) 1987-11-21
JPH0643054Y2 true JPH0643054Y2 (ja) 1994-11-09

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ID=30914168

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59182115A (ja) * 1983-03-30 1984-10-16 Kaneko Agricult Mach Co Ltd 籾搬送樋における残留籾排出方法

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JPS62183614U (ja) 1987-11-21

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