JPS5911944Y2 - 粒体供給装置 - Google Patents

粒体供給装置

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Publication number
JPS5911944Y2
JPS5911944Y2 JP1978103396U JP10339678U JPS5911944Y2 JP S5911944 Y2 JPS5911944 Y2 JP S5911944Y2 JP 1978103396 U JP1978103396 U JP 1978103396U JP 10339678 U JP10339678 U JP 10339678U JP S5911944 Y2 JPS5911944 Y2 JP S5911944Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
gas
case
particles
gap
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978103396U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5520384U (ja
Inventor
賢一郎 堀
誠 長谷川
義則 東
博司 松阪
Original Assignee
ユニチカ株式会社
三興空気装置株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ユニチカ株式会社, 三興空気装置株式会社 filed Critical ユニチカ株式会社
Priority to JP1978103396U priority Critical patent/JPS5911944Y2/ja
Publication of JPS5520384U publication Critical patent/JPS5520384U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5911944Y2 publication Critical patent/JPS5911944Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 ホッパあるいはタンクから気体輸送配管へ粒状物を供給
する装置として、ロータリーフイーダが一般に使用され
ている。
しかしながらロータリーフイーダにはロータとケースの
間に通常0.1〜0.3mm程度のギャップがあり完全
な気密を保つことが不可能で、圧送式気体輸送において
は通常、輸送配管の圧力の方がホッパあるいはタンクの
圧力より高いため、輸送配管からロータリーフイーダの
ギャップを通り上部へ空気が吹き上げる。
この次き上げは粒体の落下不良をきたし、この対策とし
て従来種々検討されてきた。
たとえばロータリーフイーダ直下の気体輸送配管内にエ
ゼクタ一を設け、圧縮気体を高速度で噴出して下部の静
圧を下げ、気体の吹き上げ量を低減する方法が知られて
いる。
あるいはロータとケースの間のギャップを最小にするか
羽根の先端にフッ素樹脂板、ゴム板などを取付け、ケー
ス内面としゆう動させる方法がある。
しかしギャップを最小にする(0.1mm以下)方法は
吹上げ量を減少させるのに最も効果的であるが、運転中
に粒体(チップ)のがみ込み、わずかな温度上昇により
ロータとケースのがじりが発生すること等によりしばし
ば回転不能を起こし輸送の中断を余儀なくされる。
またエゼクターを設ける方法では効果は大きいが、1本
の輸送配管に複数のホッパあるいはタンクから供給する
ようにした複数のロータリーフイーダがある場合には用
いることができないし、フッ素樹脂板等を取付ける方法
は摩耗が激しく保守が容易でない。
また粒体中に摩耗したフッ素樹脂等が混入することは好
ましいことではない。
本考案はかかる欠点を改善すべく鋭意検討した結果なさ
れたものである。
すなわち本考案はロータリーフイーダのケースの側面部
に気体の排出孔を設け、吹上げた気体を排出せしめるこ
とにより粒体の落下不良を防止するようにしたものであ
り、その要旨は次のとおりである。
複数枚の羽根と側壁を持ったロータをケース内で回転せ
しめ、上部のホッパあるいはタンクから落下する粒体を
羽根の間に受入れ、これを下方の気体輸送配管へ供給す
る装置において、ロータとケースの側面部のギャップを
気体は流通するが、粒体は流通しないものとなし、かつ
ロータのケースの側面部に気体排出孔を設けたことを特
徴とする粒体供給装置。
本考案においてケースの側面部とはロータの側壁に隣接
したケースの部分を意味し、ロータの外周を囲んだケー
スの外周壁の部分は含まない。
本考案者らは本考案に到達するに先だちケースの外周壁
の部分に排出孔を設け実施したが、この場合は孔径が粒
体より大きいと排出気体に伴って粒体が排出され、孔径
を粒体より小さくすると粒体の摩耗によって生じた微細
粉末により孔の詰りか生じ所期の目的を達することがで
きなかった。
本考案の装置ではロータとケースの側面部のギャップよ
り大きい粒体であれば気体排出孔から粒体が噴出するこ
となく、気体および微細粉末のみが出てくるので気体輸
送配管への粒体の落下は滞りなく行なわれる。
気体排出孔は1個あるいは複数でもよい。
また片側の側面だけでもよいが好ましくは両側に設ける
方がよい。
孔径は5〜20 mmが好ましく、発生する微細粉末の
性質にもよるが2mm以下の孔径にすると微細粉末によ
り詰りか生じるおそれがある。
また排出気体用配管が長い場合には微細粉末が配管内に
堆積して詰りを生じることがあるが、その場合には配管
途中に微細粉末除去装置を取付けることにより解決でき
る。
以下図面を参照しつつ本考案を詳細に説明する。
第1図はロータリーフイーダの取付位置を示す図、第2
図、第3図はそれぞれ本考案の装置の一例の側面断面略
図および正面断面略図である。
?体のストックタンク1は粒体排出管2で気体輸送配管
4とつながっており、排出管の中間にロータリーフイー
ダ3が取付けてある。
粒体はタンクから排出管2を通ってロータリーフイーダ
にはいる。
ロータリーフイーダにはいった粒体はケース5内のロー
ター6の羽根9の間にはいり、ロータの回転とともにロ
ータリーフイーダ下部に運ばれて気体輸送配管4に運ば
れる。
このとき、気体輸送配管4から吹上げた気体は気体排出
孔7から排出される。
8はロータの側壁である。本考案の装置(直径10 m
mの気体排出孔をロータケースの両側面部に1個ずつ設
けたもので、ロータとケースとの間のギャップが0.2
0〜0.22mmのもの)により、直径2.5mm、長
さ2.5mmの合戒樹脂(ナイロン6)チップを常圧の
ストックタンクから内圧0.33kg/cm”・Gの空
気輸送管に供給し、60m離れたサイロへ輸送したとこ
ろ、1.82 }ン/時間の割合で送ることが可能であ
った。
しがるに、気体排出孔を設けないロータリーフイーダを
用いたところ1.1トン/時間の割合でしが送ることが
できなかった(そのときの輸送管の内圧は0.1.3−
0.23 kg/cm2@ Go
【図面の簡単な説明】
第1図はロータリーフイーダの取付位置を示す図、第2
図および第3図は本考案の装置の一例のそれぞれ側面断
面図および正面断面図である。 1・・・・・・粒体タンク、3・・・・・・ロータリー
フイーダ、4・・・・・・気体輸送配管、6・・・・・
・ロータ、7・・・・・・気体排出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数枚の羽根と側壁を持ったロータをケース内で回転せ
    しめ、上部のホッパあるいはタンクから落下する粒体を
    羽根の間に受入れ、これを下方の気体輸送配管へ供給す
    る装置において、ロータとケースの側面部のギャップを
    気体は流通するが、粒体は流通しないものとなし、かつ
    ロータのケースの側面部に気体排出孔を設けたことを特
    徴とする粒体供給装置。
JP1978103396U 1978-07-26 1978-07-26 粒体供給装置 Expired JPS5911944Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978103396U JPS5911944Y2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 粒体供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978103396U JPS5911944Y2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 粒体供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5520384U JPS5520384U (ja) 1980-02-08
JPS5911944Y2 true JPS5911944Y2 (ja) 1984-04-11

Family

ID=29043869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978103396U Expired JPS5911944Y2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 粒体供給装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5911944Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421622Y1 (ja) * 1964-02-05 1967-02-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421622Y1 (ja) * 1964-02-05 1967-02-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5520384U (ja) 1980-02-08

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