JPH0352110Y2 - - Google Patents

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JPH0352110Y2
JPH0352110Y2 JP15895887U JP15895887U JPH0352110Y2 JP H0352110 Y2 JPH0352110 Y2 JP H0352110Y2 JP 15895887 U JP15895887 U JP 15895887U JP 15895887 U JP15895887 U JP 15895887U JP H0352110 Y2 JPH0352110 Y2 JP H0352110Y2
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classification chamber
coarse powder
nozzle
discharge passage
flow
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、外周側に粗粉粒排出路をかつ縦向き
旋回中心部に上向きの微粉排出路を接続した旋回
分級室を設け、前記旋回分級室の内部、あるい
は、それに連通すると共に近い流路に、ノズルか
ら高速気流によつて噴出される被処理物に対する
衝突面を、そこから跳ね返る被処理物が前記旋回
分級室内の流動方向への分方向を有するように配
置し、前記粗粉粒排出路からの粗粉粒を衝突面に
向かつて、かつ、前記旋回分級室内の流動方向へ
の分方向を有する状態で跳ね返らせるように、高
速気流によつて噴出させるためのノズルを設けて
ある気流式粉砕分級装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記装置において旋回分級室の下部を密
閉形成して、旋回分級室内の粉粒体を外周側の粗
粉粒排出路及び中心側の上向き微粉排出路のみか
ら排出するように構成していた[例えば特開昭57
−135052号公報参照]。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、被処理物が金属などの比重の大きい
(2〜3以上)ものである場合、粗粉粒の一部が
旋回運動エネルギーを失つて旋回分級室の底部で
停止滞留する危険性があり、一旦粗粉粒が滞留す
ると滞留量が急速に増大して運転不能になりやす
く、一層の改良の余地があつた。
本考案の目的は、たとえ比重の大きい被処理物
であつても、旋回分級室内での滞留によるトラブ
ルが無い状態で良好な運転を確実に継続できるよ
うにし、その上、粉砕効率及び製品回収効率を十
分に高く維持できるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、旋回分級室の下部に、粗
粉粒を自重落下で排出する下降排出路を接続し、
前記下降排出路からの粗粉粒を衝突面に向かつ
て、かつ、前記旋回分級室内の流動方向への分方
向を有する状態で跳ね返らせるように、高速気流
によつて噴出させるためのノズルに供給する搬送
手段を設けたことにあり、その作用効果は次の通
りである。
〔作用〕
つまり、粗粉粒が旋回分級室内で旋回運動エネ
ルギーを失うと自重落下により下降排出路に入る
から、粗粉粒が旋回分級室の底部に滞留する不都
合な事態を確実に防止でき、気流による粉砕及び
旋回流動による分級を良好にかつ確実に継続でき
る。
また、下降排出路からの粗粉粒を搬送手段によ
つて再びノズルによる粉砕部から旋回分級室に戻
すから、たとえば下降排出路から系外に粗粉粒を
取出すに比して、粉砕効率及び製品回収効率を高
くできる。
〔考案の効果〕
その結果、被処理物が金属などの比重が大きい
ものであつても、旋回分級室内での粗粉粒滞留に
伴うトラブルが無い良好な粉砕と分級を確実に継
続できると共に粉砕効率や製品回収効率が良い、
一段と性能が優れた気流式粉砕分級装置を提供で
きるようになつた。
〔実施例〕
次に、第1図及び第2図により実施例を示す。
第1旋回分級室1内に、その旋回中心P周りの
環状の衝突面2を形成するリング2aを設けると
共に、リング2aの上端に同芯状に連なる円錐体
3を設け、ホツパ4からの被処理物を圧力気体噴
出用ノズル5からの高速気流によつて衝突面2に
向かつて噴出するように構成した第1ノズル6を
設け、第1旋回分級室1の外周側に第1粗粉粒排
出路7をかつ旋回中心P側に上向きの第1微粉排
出路8を夫々接続し、もつて第1ノズル6から供
給される被処理物を衝突面2の作用で粉砕すると
共に、粉砕処理物を旋回流動に伴つて分級して、
粗粉粒及び微粉を各別の排出路7または8から取
出すように構成してある。
衝突面2と第1ノズル6の配置関係を、第2図
に示すように、衝突面2から跳ね返る被処理物が
第1旋回分級室1内の流動方向への分方向を有す
るようにして、所望の旋回流動を動力効率良く行
えるように構成してある。
第1微粉排出路8に対してほぼ同芯状に第2旋
回分級室9を接続し、第2旋回分級室9内に旋回
流発生用駆動回転羽根10を設け、第2旋回分級
室9の上部旋回中心側に第2微粉排出路11を接
続し、第2旋回分級室9の下部に、そこから流下
する被処理物のうち微粉を流路12からの気体に
よつて吹上げるための風選室13を設け、風選室
13の下部に第2粗粉粒排出路14を接続し、も
つて、第1旋回分級室1からの微粉中に混入した
粗粉粒を取出して、分級精度を向上できるように
構成してある。
第1微粉排出路8の周りから第2旋回分級室2
に向かつて気体を噴出する給気路15を設けて、
被処理物の第1旋回分級室1への逆流による分級
精度低下を抑制すべく構成してある。
第1及び第2粗粉粒排出路7,14からの粗粉
粒を圧力気体噴出用ノズル16からの高速気流に
よつて衝突面2に向かつて噴出するように構成し
た第2ノズル17を設けて、被処理物の微粉化を
確実に行わせるように構成すると共に、衝突面2
と第2ノズル17の配置関係を、第2図に示すよ
うに、衝突面2から跳ね返る被処理物が第1旋回
分級室1内の流動方向への分方向を有するように
して、所望の旋回流動を動力効率良く行えるよう
に構成してある。
第1旋回分級室1内に所望の旋回流動を行わせ
るために高速気体を噴出する給気ノズル18を必
要に応じて付加し、また、第2微粉排出路11を
固気分離機等に接続する。
第1旋回分級室1の下方にホツパ19を設け、
第1旋回分級室1内で旋回エネルギーを失つた粗
粉粒を自重落下で排出する下降排出路20を、第
1旋回分級室1の下部全体に接続すると共にホツ
パ19に接続し、粗粉粒の第1旋回分級室1内で
の滞留を無くすと共に、落下する粗粉粒をホツパ
19に回収できるように構成してある。
ホツパ19からの粗粉粒を第2ノズル17から
の高速気流中に供給するためのコンベヤ21とホ
ツパ22を設け、粗粉粒の再処理により粉砕効率
及び製品回収効率の向上を図れるように構成して
ある。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
衝突面2を形成するに、第1及び第2ノズル
6,17に対向した状態で平板を設けたり、ある
いは、第1旋回分級室1に連通する流路に配置す
る等、各種の構成変更が可能であり、殊に、リン
グ2aを人為的にあるいは駆動装置で自転させた
り、あるいは、衝突面2を超硬材や硬化処理で形
成する等は、保守性及び耐久性の面から有効であ
る。
第1及び第2ノズル6,17の複数個を第1旋
回分級室1の周方向に分散配置してもよく、ま
た、第1及び第2ノズル6,17の一方又は両方
に、さらには別の専用ノズルに下降排出路20か
らの粗粉粒を供給してもよく、さらに、粗粉粒の
全てを第1ノズル6に供給してもよい。ノズル
6,17の向きは水平でもやや上向きでもよい。
下降排出路20からの粗粉粒をノズル17に供
給する手段は適当に変更でき、それらを搬送手段
19,21,22と総称する。
粉砕及び分級に利用される気体は、一般的に空
気が利用されるが、各種被処理物の物性等に応じ
て窒素ガスや炭酸ガス等の適当なものを利用すれ
ばよい。
装置全体の構成は適当に変更でき、例えば第2
旋回分級室9、風選室13等を省略することが可
能である。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は第1図の−線矢視図である。 1……旋回分級室、2……衝突面、6,17…
…ノズル、7……粗粉粒排出路、8……微粉排出
路、19,21,22……搬送手段、20……下
降排出路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周側に粗粉粒排出路7をかつ縦向き旋回中心
    部に上向きの微粉排出路8を接続した旋回分級室
    1を設け、前記旋回分級室1の内部、あるいは、
    それに連通すると共に近い流路に、ノズル6から
    高速気流によつて噴出される被処理物に対する衝
    突面2を、そこから跳ね返る被処理物が前記旋回
    分級室1内の流動方向への分方向を有するように
    配置し、前記粗粉粒排出路7からの粗粉粒を衝突
    面2に向かつて、かつ、前記旋回分級室1内の流
    動方向への分方向を有する状態で跳ね返らせるよ
    うに、高速気流によつて噴出させるためのノズル
    17を設けてある気流式粉砕分級装置であつて、
    前記旋回分級室1の下部に、粗粉粒を自重落下で
    排出する下降排出路20を接続し、前記下降排出
    路20からの粗粉粒を衝突面2に向かつて、か
    つ、前記旋回分級室1内の流動方向への分方向を
    有する状態で跳ね返らせるように、高速気流によ
    つて噴出させるためのノズル17に供給する搬送
    手段19,21,22を設けてある気流式粉砕分
    級装置。
JP15895887U 1987-10-16 1987-10-16 Expired JPH0352110Y2 (ja)

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JP15895887U JPH0352110Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16

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JPH0165652U JPH0165652U (ja) 1989-04-26
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JP2531028B2 (ja) * 1990-12-14 1996-09-04 富士ゼロックス株式会社 微粉砕装置

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JPH0165652U (ja) 1989-04-26

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