JPH0920429A - 粉粒体圧送装置 - Google Patents

粉粒体圧送装置

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JPH0920429A
JPH0920429A JP19108995A JP19108995A JPH0920429A JP H0920429 A JPH0920429 A JP H0920429A JP 19108995 A JP19108995 A JP 19108995A JP 19108995 A JP19108995 A JP 19108995A JP H0920429 A JPH0920429 A JP H0920429A
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JP
Japan
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powder
granule
tank
granular material
storage tank
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Pending
Application number
JP19108995A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadashi Taniguchi
貞司 谷口
Akira Nakajima
章 中島
Yoshiaki Kono
吉昭 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0920429A publication Critical patent/JPH0920429A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高粘着性、凝集性を有する粉粒体に対し、タ
ンク内に付着することを防止し、確実にこれを送り出す
装置を提供する。 【構成】 粉体を収納する粉粒体収納タンク2を備え、
圧力空気により該タンク2内の粉粒体を下方から排出す
る粉粒体圧送装置1において、該タンク2内には該タン
ク2の壁内面に近接する大きさを有する剥離用リボンス
クリュー3を配備する。そしてこのリボンスクリューの
3回転により収納粉粒体の壁内面に付着するのを防止す
る。 【効果】 粉粒体収納タンク内に剥離用スクリューを設
け、これを回転することによりタンク壁内面には粉粒体
が付着することを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉粒体、特に高粘着性、
凝集性を有する粉粒体、例えば三温糖等を定量供給する
ための粉粒体圧送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に粉粒体の定量供給のための圧送装
置としては、これを一旦タンク内に収納し、所定量に到
達したとき、圧力空気により搬送する手段が採られてい
る。この際、該粉粒体が軽量で滑り易いときは問題はな
いが、摩擦係数の大きい場合には、収納タンクの壁内面
に付着し、あるいは粉粒体相互がブリッジを形成する等
の問題がある。このため本発明者は先にこれら摩擦係数
の大きい粉粒体の搬送に適する粉粒体圧送装置を提案し
た。その概要を図3に示す。
【0003】この粉粒体圧送装置50は、上部を密閉し
下部を円錐状に絞った粉粒体収納タンク51と、その下
部に連結された排出管52とよりなり、排出管52は輸
送管53に接続され、所定箇所に粉粒体を移送する。収
納タンク51の上部には粉粒体を受け入れる粉粒体供給
管54と共に粉粒体を送り出すための圧力空気供給管5
5を備え、円錐部には多数のジエットノズル56を接線
方向に取付ける。57は粉粒体の供給時に開放する気抜
き管を、又58、59及び60は粉粒体供給管54、排
出管52、気抜き管57にぞれぞれ取付けられた電磁開
閉弁を示す。
【0004】上記粉粒体収納タンク51の下部には攪拌
ノズル61を取付ける。この攪拌ノズル61は該タンク
内に上向きに圧力空気を噴出し、タンク内の粉粒体を攪
拌するようにしたものである。また62は排出管52に
設けられたブリッジ防止用の高圧空気噴出用ノズルを示
す。
【0005】これによりタンク内に粉粒体が所定量供給
されたとき、粉粒体供給管54の電磁開閉弁58を閉
じ、攪拌ノズル61から圧力空気を噴出し、粉粒体を攪
拌する。この際噴出された圧力空気は空気抜き管57を
介して排出される。ついで粉粒体の輸送に際しては、攪
拌ノズルからの噴射を継続しつゝ下部の電磁開閉弁59
を開き、空気抜き管57の電磁開閉弁60を閉じ、圧力
空気供給管55からの圧力空気の供給により排出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記粉粒体が更
に高粘着性、凝集性を有する粉粒体、例えば砂糖(三温
糖等)のときは、上記圧力空気の噴出のみでは充分な攪
拌保持が出来ず、往々にして粉粒体はタンク壁内面に付
着し、これが発達してブリッジを形成し、排出を困難と
する恐れがある。本発明はかゝる点に鑑み、上記高粘着
性、凝集性を有する粉粒体に対しても、タンク内に付着
することを防止し、確実にこれを送り出す粉粒体圧送装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の粉粒体圧送装置の第1の発明は、粉体を収納
する粉粒体収納タンクを備え、圧力空気により該タンク
内の粉粒体を下方から排出する粉粒体圧送装置におい
て、該タンク内には該タンクの壁内面に近接する大きさ
を有する剥離用リボンスクリューを配備し、該リボンス
クリューの回転により収納粉粒体の壁内面に付着するの
を防止することを要旨とするものである。
【0008】また第2の発明は、上記剥離用リボンスク
リューの回転軸を中空軸とし、これに多数の噴出孔を穿
孔せしめ、該軸は圧力空気供給装置に接続し、噴出孔よ
り圧力空気を噴出し、粉粒体を圧力空気により攪拌する
ことを要旨とするものである。
【0009】また第3の発明は、上記粉粒体収納タンク
には排出管を接続し、剥離用リボンスクリュー回転軸は
該排出管内に延長し、これに粉粒体排出用スクリュー羽
根を設けたことを要旨とするものである。
【0010】更に第4の発明は、上記回転軸を洗浄液供
給装置に接続し、噴出孔より洗浄液を噴出し、粉粒体収
納タンクを洗浄することを要旨とするものである。
【0011】
【作 用】収納タンク内の粉粒体は、剥離用リボンス
クリューの回転によりタンク壁内に付着することはなく
攪拌される。従って送り出しに際しては従来と同様の圧
力空気の供給により確実に送り出される。この際、上記
剥離用リボンスクリューの回転軸を中空とし、これに多
数の噴出孔を穿孔せしめ、該軸より圧力空気を噴出する
ことにより、粉粒体の攪拌は一層効果的である。また、
収納タンクに接続される排出管内に排出用スクリュー羽
根を設けるときは、粉粒体の送り出しは確実に行なわれ
る。更にまた、上記回転軸より洗浄液を噴出することに
よりタンク内の洗浄が容易に行われる。
【0012】
【実 施 例】図1及び図2は本発明の実施例を示す。
粉粒体圧送装置1は粉粒体を収納する収納タンク2と、
この収納タンク2内に設けられる剥離用リボンスクリュ
ー3とを備える。収納タンク2は下部を円錐状に絞り、
上部は密閉し図2に示す如く剥離用リボンスクリュー3
の回転軸4を支持する密閉式ベアリング5と、粉粒体供
給管6と、粉粒体送り出し用高圧空気供給管7と排気管
8とを設ける。排気管8は粉粒体の供給時の搬送気流を
排出するもので、直接外気に、または適宜の集塵装置
(図示省略)に接続されている。10、11、12はそ
れぞれ粉粒体供給6、高圧空気供給管7、排気管8に設
けられた電磁開閉弁を示す。剥離用リボンスクリュー3
はタンク2の内壁に近接する大きさにスクリュー状のバ
ンド15を回転軸4に支持杆16により支持せしめ、回
転軸4は、タンク中央上部に設けられる密閉式ベアリン
グ5を貫通し、従動歯車軸17を取付け、該歯車17は
駆動モータMにより所定速度にて回転される。
【0013】またこの回転軸4は中空軸とし、上端は回
転カップリング20、電磁開閉弁21を介して圧力空気
供給装置(図示省略)または洗浄液供給装置(図示省
略)あるいは熱風供給装置(図示省略)に接続され、軸
4には多数の空気噴出孔18を穿孔し、タンク2内に圧
力空気を噴出し、粉粒体を攪拌する。19は回転軸4の
先端に設けられた圧力空気噴出孔を示す。なお上記空気
噴出孔18は、タンク2内の洗浄に際しては洗浄液供給
装置に接続され洗浄液噴出孔の役目をなし、また、タン
ク2内部の乾燥に際しては熱風供給装置に接続され熱風
噴出孔の役目を兼ねる。
【0014】またこの収納タンク2の下部には排出管3
0を接続し、回転軸4の下部は排出管30内に延長し、
この延長部に排出用スクリュー羽根31を設ける。図中
25は収納タンク2に取付けた重量測定器例えばロード
セル、32は排出管30に接続される輸送管を示し、3
4は洗浄液排出孔を示す。
【0015】上記構成において、粉粒体供給管6を介し
て供給される粉粒体の供給量は、重量測定器25により
測定され、所定量に到達したとき、供給は停止される。
この粉粒体の供給時、及び所定量の供給が完了し送り出
すとき、剥離用リボンスクリュー3は回転を継続する。
これにより粉粒体は収納タンク2内に付着することを防
止される。特にこの際回転軸4に多数の空気噴出孔18
を穿孔して、回転と共に圧力空気をタンク内に噴出する
とときは、その攪拌効果は一層増すと共に、粉粒体の圧
送の作用を兼ねることができる。
【0016】更に剥離用リボンスクリュー3の回転と共
に排出管30に設けた排出用スクリュー羽根31の回転
により、収納タンク2から圧力空気により送り出された
粉粒体は、該スクリュー羽根31により圧送され定量供
給が可能となる。なお、33は上記輸送管32に設けら
れた周知のブースタを示し、所定間隔毎に設けることに
より、移送を円滑に行うようにしたものである。また、
回転軸4の先端に圧力空気噴出孔19より圧力空気を噴
出することにより、更に移送を円滑に行うことが出来
る。
【0017】次に、搬送用粉体の品種の切替え時の清掃
に際しては、回転軸4の接続を洗浄液供給装置(図示省
略)に切替えタンク内をスプレー洗浄する。洗浄後は回
転軸4の接続を熱風供給装置(図示省略)に切替えタン
ク内をドライ乾燥する。
【0018】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、粉粒体
収納タンク内に剥離用リボンスクリューを設け、これを
回転することによりタンク壁内面には粉粒体が付着する
ことを防止することができる。この際、上記剥離用リボ
ンスクリューの回転軸を中空とし、これに空気噴出孔を
穿孔し、圧力空気をタンク内に噴出するときは、粉粒体
の攪拌を効果的に行うことができる。また、粉粒体収納
タンクに排出管を接続し、剥離用リボンスクリュー軸を
排出管内にまで延長して該排出管内に排出用スクリュー
羽根を設け、剥離用リボンスクリューと共に回転すると
きは、粉粒体の送り出しを確実に行うことが出来る。更
に、回転軸の接続を圧力空気供給装置、洗浄液供給装
置、熱風供給装置に切替えることにより簡便に搬送用粉
体の品種切替えに際するタンク内の洗浄乾燥が可能とな
る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉粒体圧送装置の全体縦断面図であ
る。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】従来例の粉粒体圧送装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 粉粒体圧送装置 2 収納タンク 3 剥離用リボンスクリュー 4 スクリュー回転軸 18 空気噴出孔 30 排出管 31 排出用スクリュー羽根

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を収納する粉粒体収納タンクを備
    え、圧力空気により該タンク内の粉粒体を下方から排出
    する粉粒体圧送装置において、該タンク内には該タンク
    の壁内面に近接する大きさを有する剥離用リボンスクリ
    ューを配備し、該リボンスクリューの回転により収納粉
    粒体の壁内面に付着するのを防止することを特徴とする
    粉粒体圧送装置。
  2. 【請求項2】 剥離用リボンスクリューの回転軸は中空
    軸とし、これに多数の噴出孔を穿孔せしめ、該軸は圧力
    空気供給装置に接続し、噴出孔より圧力空気を噴出し、
    粉粒体を圧力空気により攪拌することを特徴とする請求
    項1記載の粉粒体圧送装置。
  3. 【請求項3】 粉粒体収納タンクには排出管を接続し、
    剥離用リボンスクリュー回転軸は該排出管内に延長し、
    これに粉粒体排出用スクリュー羽根を設けたことを特徴
    とする請求項1または2記載の粉粒体圧送装置。
  4. 【請求項4】 回転軸を洗浄液供給装置に接続し、噴出
    孔より洗浄液を噴出し、粉粒体収納タンクを洗浄するこ
    とを特徴とする請求項2記載の粉粒体圧送装置。
JP19108995A 1995-07-04 1995-07-04 粉粒体圧送装置 Pending JPH0920429A (ja)

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