JPH10269849A - 絶縁電線 - Google Patents
絶縁電線Info
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- JPH10269849A JPH10269849A JP9087199A JP8719997A JPH10269849A JP H10269849 A JPH10269849 A JP H10269849A JP 9087199 A JP9087199 A JP 9087199A JP 8719997 A JP8719997 A JP 8719997A JP H10269849 A JPH10269849 A JP H10269849A
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Abstract
ールが発生しない絶縁皮膜を有する絶縁電線を提供する
こと。 【解決手段】 導体上に、(A)五員環のイミド基を有
するポリエステルイミド樹脂、(B)エポキシ樹脂、
(C)ポリビニルホルマ−ル樹脂、及び(D)分子中に
少なくとも2個のベンゼン環を有する安定化芳香族ポリ
イソシアネート化合物をそれぞれ所定量含有してなる絶
縁塗料を塗布及び焼き付けた絶縁電線。
Description
性に優れる絶縁電線に関する。
性能化及び密閉化に伴い、電気機器内部に水分が封じ込
められた雰囲気において電気機器の使用温度が上昇する
ことが多くなり、電気機器の信頼性向上のために絶縁電
線に対する耐熱性及び耐湿熱性の要求が強くなってき
た。
を使用する絶縁塗料を塗布、焼き付けてなる絶縁電線
(ポリエステル絶縁電線と称する。以下の絶縁電線にお
いても同様に呼称する。)は、F種(155℃)の耐熱
性は有しており、耐熱性の要求は満足するが、耐湿熱性
は要求を満足するものではない。
た絶縁電線(通常、ポリウレタン絶縁電線と称される。
他の絶縁塗料を用いた場合も同様に称される。)では、
耐湿熱性はポリエステル絶縁電線よりは良好なものの要
求レベルにはまだ不充分であり、その上耐熱性はE種
(120℃)止まりである。そこで、ポリウレタン絶縁
電線の耐熱性を向上させるために、耐熱性ポリエステル
イミドウレタンを使用する絶縁電線が開発され、B種
(130℃)〜F種(155℃)の耐熱性を有する絶縁
電線として実用化されている。しかしながら、この絶縁
電線は、耐熱性は優れているものの、耐湿熱性は従来の
ポリウレタン絶縁電線と同等のレベルであり要求を満足
するものではない。
エステルイミド絶縁電線は、H種(180℃)の耐熱性
と要求の耐湿熱性を満足するが、この絶縁電線は伸長時
にピンホ−ルの発生が顕著であるという欠点を有してい
る。一方、従来のポリアミドイミド絶縁電線は、耐熱性
及び耐湿熱に対する要求そのものは満足するが、絶縁電
線製造における作業性が劣ることから工程が煩雑とな
り、製造コストが極めて高価なものとなってしまうとい
う欠点を有している。
絶縁電線の欠点を克服した、耐熱性及び耐湿熱性に優
れ、ピンホールが発生しない絶縁電線を提供することに
ある。本発明者は、この目的を達成すべく鋭意検討し、
本発明を完成した。
明によって達成される。即ち、本発明は、導体上に、
(A)分子中に五員環のイミド基を有するポリエステル
イミド樹脂100重量部に対して、(B)エポキシ樹脂
を10〜60重量部、(C)ポリビニルホルマ−ル樹脂
を10〜60重量部の割合で含有し、全樹脂成分100
重量部に対して(D)安定化イソシアネ−ト化合物を5
0〜500重量部の割合で含有する絶縁塗料を塗布及び
焼き付けてなることを特徴とする絶縁電線である。
発明を更に詳しく説明する。本発明で使用する絶縁塗料
の主成分である分子中に五員環のイミド基を有するポリ
エステルイミド樹脂(A)は、絶縁電線用の絶縁塗料の
製造に従来から使用されている公知の樹脂であり、五員
環のイミド基を含有する二価カルボン酸類、芳香族多価
カルボン酸類及び多価アルコ−ルを常法に従ってエステ
ル化させて得られるポリエステルイミド樹脂である。
ド樹脂は、五員環のイミド基を含有する二価カルボン酸
類の少なくとも1種を、全酸成分中10当量%以上、好
ましくは20当量%〜30当量%の割合で用い、多価ア
ルコールとして二価アルコ−ルの少なくとも1種/三価
以上の多価アルコ−ルの少なくとも1種(当量比)を
0.1〜2.5、好ましくは0.1〜2.0の割合で使
用し、かつ全アルコ−ル成分/全酸成分(当量比)を
1.2〜3.0、好ましくは1.5〜2.5の割合とし
て反応させて得られたものを主成分とするものである。
酸類が全酸成分中10当量%未満では、得られる該樹脂
の耐熱性が不充分となり好ましくない。また、二価アル
コ−ルと三価以上の多価アルコ−ルの当量比が0.1未
満では該樹脂の合成が困難であり、2.5を越えると得
られる該樹脂の耐熱性が不充分となる。全アルコ−ル成
分を全酸成分に対し過剰として反応させ、末端に水酸基
を有するポリエステルイミド樹脂を生成さるせことは、
焼き付け時に末端の水酸基と安定化イソシアネ−ト化合
物とが反応して該樹脂を架橋させることができるので好
ましい。
する二価カルボン酸類としては、例えば、従来公知の方
法によって次の(イ)と(ロ)を反応させて得られるも
のが挙げられる。
1個のカルボシキル基を含有する芳香族カルボン酸無水
物。例えば、トリメリット酸無水物、ヘミメリット酸無
水物、ナフタリントリカルボン酸無水物、ジフェニルト
リカルボン酸無水物、ベンゾフェノントリカルボン酸無
水物等が挙げられる。特に有用なものは、トリメリット
酸無水物である。
ミン。例えば、4,4′−ジアミノジフェニルメタン、
4,4′−ジアミノジフェニルエ−テル、4,4′−
(又は3,3′−)ジアミノジフェニルスルホン、p−
(又はm−)フェニレンジアミン等が挙げられる。特に
有用なものは、4,4′−ジアミノジフェニルメタンで
ある。又、(ロ)の代わりにp−(又はm−)フェニレ
ンジイソシアネ−ト、2,4−(又は2,6−)トリレ
ンジイソシアネ−ト、4,4′−ジフェニルメタンジイ
ソシアネ−ト等のポリイソシアネ−トを使用しても五員
環のイミド基を含有する二価カルボン酸を得ることがで
きる。
酸類として最も好ましいのは、トリメリット酸無水物2
モルと4,4′−ジアミノジフェニルメタン1モルを反
応させて得られる五員環のイミド酸である。
(五員環のイミド基を含有しない)としては、例えば、
テレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、ジメチル
テレフタル酸、ジメチルイソフタル酸、トリメリット
酸、トリメリット酸無水物、ナフタリントリカルボン酸
無水物、ジフェニルトリカルボン酸無水物、ベンゾフェ
ノントリカルボン酸無水物、ピロメリット酸二無水物、
ナフタリンテトラカルボン酸二無水物、ベンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物等の芳香族多価カルボン酸、
これらの無水物及びこれらのカルボン酸の低級アルキル
(炭素数が1〜6程度)エステル等が挙げられる。これ
らは単独でまたは2種以上組み合わせて使用することが
できる。
二価アルコ−ルとしては、例えば、エチレングリコ−
ル、プロパンジオ−ル、ヘキサンジオ−ル等の脂肪族ジ
オールが好ましいものとして挙げられる。三価以上の多
価アルコ−ルとしては、例えば、グリセリン、トリメチ
ロ−ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、ペンタエリス
リト−ル等の脂肪族アルコール、トリス−(2ヒドロキ
シエチル)イソシアヌレ−ト等が挙げられる。これらの
多価アルコールは単独でまたは2種以上組み合わせて使
用することができる。
は、上記の原料を用いて、例えば、次の如き方法によっ
て合成することができる。 (1)クレゾ−ル、フェノ−ル、キシレノ−ル等のクレ
ゾ−ル系溶剤の存在下に、1個のカルボキシル基を有す
る芳香族カルボン酸無水物、芳香族ジアミン、芳香族多
価カルボン酸類、二価アルコ−ル、及び三価以上の多価
アルコ−ルを一括混合し、この系中で120乃至160
℃にてイミド化反応(五員環のイミド酸の生成)を行っ
た後、200℃まで昇温し、更に200乃至240℃に
て2乃至5時間ポリエステル化反応を行う方法。
−ル等のクレゾ−ル系溶剤の存在下に、1個のカルボキ
シル基を有する芳香族カルボン酸無水物と芳香族ジアミ
ンを混合し、120乃至160℃にてイミド化反応を行
った後、芳香族多価カルボン酸類、二価アルコ−ル、及
び三価以上の多価アルコ−ルを添加し、200℃まで昇
温し、更に200乃至240℃にて2乃至5時間反応を
行う方法。
コ−ル、及び三価以上の多価アルコ−ルからなるポリエ
ステル中間体を先ず合成し、ここに上記のクレゾ−ル系
溶剤、該芳香族カルボン酸無水物、芳香族ジアミンを添
加し、200℃まで昇温し、更に200乃至240℃に
て2乃至5時間反応を行う方法。
に、該芳香族カルボン酸無水物と芳香族ジアミンを混合
し、120乃至160℃にてイミド化反応を行った後、
予め合成した芳香族多価カルボン酸類、二価アルコ−
ル、及び三価以上の多価アルコ−ルからなるポリエステ
ル中間体を添加して200℃まで昇温し、更に200乃
至240℃にて2乃至5時間反応を行う方法。
料は、上記で得られる(A)ポリエステルイミド樹脂
と、(B)エポキシ樹脂、(C)ホルマール樹脂及び
(D)安定化イソシアネート化合物をそれぞれ所定の割
合で含有するものである。
ては、例えば、ビスフェノ−ルAとエピクロルヒドリン
との縮合反応により合成されるビスフェノ−ルA型エポ
キシ樹脂(例えば、東都化成社製YD−001、01
1、014、017、019等や油化シェルエポキシ社
製エピコ−ト1001、1004、1007、1009
等の市販品が挙げられる)、ビスフェノ−ルF型エポキ
シ樹脂(例えば、東都化成社製YDF−170、200
1、2004等の市販品が挙げられる)、臭素化エポキ
シ樹脂(例えば、東都化成社製YDB−400、50
0、700等や油化シェルエポキシ社製エピコ−ト10
45、1050、YL903等の市販品が挙げられる)
等が挙げられる。
脂(C)は、ポリビニルアルコール樹脂をホルマリンで
アセタ−ル化して得られる樹脂であり、例えば、チッソ
社製ビニレックF、K、L等の市販品が挙げられる。
合物としては、少なくとも2個のベンゼン環を有する芳
香族ポリイソシアネート及び/又はそのブロック体が好
ましいものとして挙げられる。イソシアネート基は分子
中に少なくとも2個必要である。
族イソシアネート及びそのブロック体としては、例え
ば、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ−ト(M
DI)、ナフタレンジイソシアネート(NDI)、ビト
リレンジイソシアネート(TODI)、トリレンジイソ
シアネ−ト(TDI)の三量体、TDI(3モル)とト
リメチロールプロパン(1モル)から得られる化合物
(例えば、日本ポリウレタン社製コロネートL等)等の
芳香族イソシアネート、トリフェニルメタントリイソシ
アネート等及びMDIとキシレノ−ルから得られる化合
物(例えば、日本ポリウレタン社製ミリオネ−トMS−
50等)やMDIと脂肪族ポリオ−ルとフェノ−ル類か
ら得られる化合物(例えば、日本ポリウレタン社製コロ
ネ−ト2503等)、TDIの三量体とフェノ−ルから
得られる化合物(例えば、バイエル社製デスモジュ−ル
CT−ステ−ブル等)等の芳香族イソシアネートブロッ
ク体が挙げられる。ブロック体においてはブロック剤は
特に制限されず、例えば、フェノール、アルキル化フェ
ノール、クレゾール酸等が通常用いられる。
は、分子中にベンゼン環を2個有するジイソシアネート
(1)、なかでも4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネ−ト(MDI)からなるブロックされた安定化イソ
シアネ−ト化合物と、分子中にベンゼン環を3個有する
ジイソシアネート(2)、なかでもトリレンジイソシア
ネ−ト(TDI)の三量体からなるブロックされた安定
化イソシアネ−ト化合物(2)の併用であり、(1)/
(2)(重量比)は20/80〜90/10の割合が好
ましい。(1)の割合が上記の割合よりも多いと本発明
の絶縁塗料を塗布、焼き付けた絶縁電線の耐湿熱性が不
充分となり、少ないと伸長ピンホ−ルの発生が顕著にな
り好ましくない。
エステルイミド樹脂100重量部に対して、(B)エポ
キシ樹脂を10〜60重量部、好ましくは15〜50重
量部の割合で、(C)ポリビニルホルマ−ル樹脂を10
〜60重量部、好ましくは15〜50重量部の割合で、
並びにれらの樹脂(A)、(B)及び(C)の合計10
0重量部に対して(D)安定化イソシアネート化合物を
50〜500重量部好ましくは80〜400重量部の割
合で含有してなるものである。エポキシ樹脂及びポリビ
ニルホルマール樹脂の含有割合がそれぞれ10重量部未
満では本発明の絶縁塗料を用いた絶縁電線の耐湿熱性が
不充分となり、60重量部を超えると耐熱性が不充分と
なる。また、安定化イソシアネート化合物の含有割合が
50重量部未満では、絶縁電線製造時に本発明の絶縁塗
料を焼き付けて硬化させる際の架橋が不充分で満足な絶
縁皮膜とすることができず、500重量部を超えると架
橋が過剰となり、絶縁被膜の可撓性が低下するので好ま
しくない。
しては、該ポリエステルイミド樹脂の合成における主た
る溶剤であるフェノ−ル、クレゾ−ル、キシレノ−ル等
のフェノ−ル性水酸基を有する溶剤に、キシレン、ソル
ベントナフサ等の希釈剤を組み合わせることが好ましい
が、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルホルムアミド、グリコ−ルエ−テル類、ア
ルコ−ル類、ケトン類等の焼き付け塗料に用いられる溶
剤を希釈剤として使用しても、また上記のキシレン等の
希釈剤に一部加えて使用しても良い。本発明で用いる絶
縁塗料は、上記の溶剤に前記の全樹脂成分及び安定化イ
ソシアネート化合物を溶解することによって得られる。
けて絶縁電線を製造する際、安定化イソシアネ−ト化合
物のブロック体の解離触媒として有機金属化合物の類を
有効量絶縁塗料に添加することは、絶縁電線の製造引き
取り速度を速くすると共に絶縁電線の表面平滑性を一層
向上させるので好ましい。これら安定化イソシアネ−ト
ブロック体の解離触媒としては、例えば、脂肪族又は脂
環族カルボン酸の亜鉛、鉛、マンガン等の金属塩、ジブ
チルチンジラウレ−ト、ジブチルチンジアセテ−ト、三
級アミンカルボン酸類が挙げられる。これらの解離触媒
の添加量は、絶縁塗料中の安定化イソシアネ−ト化合物
の総量に対して0.01〜3.0重量%好ましくは0.
05〜2.0重量%である。
特徴が失われない範囲であれば、ポリアミド、ポリエス
テル、ポリスルホン等の熱可塑性樹脂、メラミン樹脂、
フェノ−ル樹脂等の熱硬化性樹脂、染料、顔料、潤滑
剤、その他絶縁塗料用に通常用いられる添加剤等を添加
することも可能である。
体上に塗布及び焼き付け、所定の厚さの絶縁被膜を形成
することによって製造される。この際に使用される導体
としては、例えば、銅線、銀線、ステンレス鋼線等であ
り、適用される導体径は極細線から太線までいずれの径
のものでもよく、特定の導体径に限定されるものではな
い。一般的には、導体径が約0.05〜2.0mm程度
の銅線に主として適用される。
従来公知の方法に準拠すればよく、何ら制限されない。
例えば、フェルト絞り方式やダイス絞り方式の如き方法
によって前記の絶縁塗料を導体上に塗布し、連続的に約
350乃至550℃の温度の焼き付け炉中を数回又は数
十回通すことによって所望の絶縁被膜が形成される。そ
の絶縁被膜の厚さは、JIS、NEMAあるいはIEC
等の規格に規定された厚さである。
発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。また、以下の文中の部、
%及び混合割合は断りのない限り重量基準である。
造) 攪拌機、窒素導入管、コンデンサ−及び温度計を付けた
5リットルフラスコに、無水フタル酸703g(4.7
5モル)、エチレングリコ−ル186g(3.0モ
ル)、トリメチロ−ルプロパン630g(4.67モ
ル)を添加し、窒素を吹き込みながら昇温すると、18
0℃にて水の溜出が始まり反応が始まった。内温を8時
間かけて220℃とした後、加熱を停止し、クレゾ−ル
376gにて希釈した。100℃まで冷却した後、更に
トリメリット酸無水物96g(0.25モル)及びジア
ミノジフェニルメタン49.5g(0.125モル)を
添加し、再び加熱をして150℃で2時間反応させ、系
内にて五員環を含有する二価カルボン酸を生成させた。
その後加熱して内温を220℃とし、5時間反応させて
加熱を停止し、クレゾ−ル1,128gにて希釈し、樹
脂分50%のポリエステルイミド樹脂(1)の溶液を得
た。
造) 原料化合物の使用量を、無水フタル酸518g(3.5
モル)、エチレングリコ−ル186g(3.0モル)、
トリメチロ−ルプロパン630g(4.67モル)、ク
レゾ−ル853g、トリメリット酸無水物576g
(1.5モル)、4,4′−ジアミノジフェニルメタン
297g(0.75モル)、クレゾ−ル1,138gと
すること以外は参考例1と同様にして樹脂分50%のポ
リエステルイミド樹脂(2)の溶液を得た。
造) 原料化合物の使用量を、無水フタル酸370g(2.5
モル)、エチレングリコ−ル186g(3.0モル)、
トリメチロ−ルプロパン630g(4.67モル)、ク
レゾ−ル1、952g、トリメリット酸無水物960g
(2.5モル)、ジアミノジフェニルメタン495g
(1.25モル)、クレゾ−ル434gとして参考例1
と同様にして樹脂分50%のポリエステルイミド樹脂
(3)の溶液を得た。
造) テレフタル酸498g(3.0モル)、エチレングリコ
−ル186g(3.0モル)、トリメチロ−ルプロパン
630g(4.67モル)、クレゾ−ル1,484g、
トリメリット酸無水物768g(2.0モル)、ジアミ
ノジフェニルメタン396g(1.0モル)、クレゾ−
ル742gとする以外は参考例1と同様にして樹脂分5
0%のポリエステルイミド樹脂(4)の溶液を得た。
造) 参考例1と同様にして、但し、無水フタル酸518g
(3.5モル)、エチレングリコ−ル496g(8.0
モル)、トリメチロ−ルプロパン180g(1.33モ
ル)、クレゾ−ル793g、トリメリット酸無水物57
6g(1.5モル)、ジアミノジフェニルメタン297
g(0.75モル)、クレゾ−ル1,058gとして樹
脂分50%のポリエステルイミド樹脂(5)の溶液を得
た。
造) 参考例1と同様にして、但し、無水フタル酸518g
(3.5モル)、エチレングリコ−ル372g(6.1
モル)、トリメチロ−ルプロパン1、260g(9.3
3モル)、クレゾ−ル1、203g、トリメリット酸無
水物576g(1.5モル)、ジアミノジフェニルメタ
ン297g(0.75モル)、クレゾ−ル1,604g
として樹脂分50%のポリエステルイミド樹脂(6)の
溶液を得た。
造) 原料化合物の使用量を、無水フタル酸518g(3.5
モル)、エチレングリコ−ル23.3g(0.375モ
ル)、トリメチロ−ルプロパン641g(4.AA75
モル)、クレゾ−ル789g、トリメリット酸無水物5
76g(1.5モル)、ジアミノジフェニルメタン29
7g(0.75モル)として参考例1同様にして反応さ
せたが、ゲル化してポリエステルイミド樹脂溶液を得る
ことはできなかった。
樹脂合成で使用する原料化合物の使用割合、生成五員環
イミド基含有ジカルボン酸の割合を表1に示す。
考例2のポリエステルイミド樹脂(2)の50%溶液2
00g、エポキシ樹脂(エピコ−ト1007:油化シェ
ル社製)40g、ポリビニルホルマール樹脂(ビニレッ
クH:チッソ社製)40g、安定化イソシアネート化合
物(コロネ−ト2503:日本ポリウレタン社製)12
0g、安定化イソシアネート化合物(デスモジュ−ルC
T−ステ−ブル:バイエル社製)80g、及びナフテン
酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル163g及びキシ
レン113gを内温80℃にて溶解し、固形分(全樹脂
分)50%の塗料Aを得た。
考例2のポリエステルイミド樹脂(2)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)40
g、ビニレックH(チッソ社製)20g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)120g、デスモジュ
−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)80g、及びナ
フテン酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル149g及
びキシレン107gに内温80℃にて溶解し、樹脂分5
0%の塗料Bを得た。
考例2のポリエステルイミド樹脂(2)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)20
g、ビニレックH(チッソ社製)40g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)120g、デスモジュ
−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)80g、及びナ
フテン酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル149g及
びキシレン107gに内温80℃にて溶解し、樹脂分5
0%の塗料Cを得た。
考例3のポリエステルイミド樹脂(3)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)30
g、ビニレックH(チッソ社製)30g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)120g、デスモジュ
−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)80g、及びナ
フテン酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル149g及
びキシレン107gに内温80℃にて溶解し、樹脂分5
0%の塗料Dを得た。
考例2のポリエステルイミド樹脂(2)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)30
g、ビニレックH(チッソ社製)30g、ミリオネ−ト
MS−50(日本ポリウレタン社製)120g、デスモ
ジュ−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)80g、及
びナフテン酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル149
g及びキシレン107gに内温80℃にて溶解し、樹脂
分50%の塗料Eを得た。
考例2のポリエステルイミド樹脂(2)の50%溶液2
00g、コロネ−ト2503(日本ポリウレタン社製)
120g、デスモジュ−ルCT−ステ−ブル(バイエル
社製)80g、及びナフテン酸亜鉛(亜鉛8%)4gを
クレゾ−ル110g及びキシレン90gに内温80℃に
て溶解し、樹脂分50%の塗料Fを得た。
考例1のポリエステルイミド樹脂(1)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)30
g、ビニレックH(チッソ社製)30g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)120g、デスモジュ
−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)80g、及びナ
フテン酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル149g及
びキシレン107gに内温80℃にて溶解し、樹脂分5
0%の塗料Gを得た。
考例5のポリエステルイミド樹脂(5)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)30
g、ビニレックH(チッソ社製)30g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)120g、デスモジュ
−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)80g、及びナ
フテン酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル149g及
びキシレン107gに内温80℃にて溶解し、樹脂分5
0%の塗料Hを得た。
考例6のポリエステルイミド樹脂(6)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)30
g、ビニレックH(チッソ社製)30g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)120g、デスモジュ
−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)80g、及びナ
フテン酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル149g及
びキシレン107gに内温80℃にて溶解し、樹脂分5
0%の塗料Iを得た。
考例(2)のポリエステルイミド樹脂50%溶液200
g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)40g、ビ
ニレックH(チッソ社製)5g、コロネ−ト2503
(日本ポリウレタン社製)120g、デスモジュ−ルC
T−ステ−ブル(バイエル社製)80g、及びナフテン
酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル139g及びキシ
レン102gに内温80℃にて溶解し、樹脂分50%の
塗料Jを得た。
考例2のポリエステルイミド樹脂(2)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)5g、
ビニレックH(チッソ社製)40g、コロネ−ト250
3(日本ポリウレタン社製)120g、デスモジュ−ル
CT−ステ−ブル(バイエル社製)80g、及びナフテ
ン酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル139g及びキ
シレン102gに内温80℃にて溶解し、樹脂分50%
の塗料Kを得た。
考例2のポリエステルイミド樹脂(2)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)40
g、ビニレックH(チッソ社製)40g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)50g、デスモジュ−
ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)30g、及びナフ
テン酸亜鉛(亜鉛8%)2gをクレゾ−ル81g及びキ
シレン77gに内温80℃にて溶解し、樹脂分50%の
塗料Lを得た。
考例2のポリエステルイミド樹脂(2)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)40
g、ビニレックH(チッソ社製)40g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)648g、デスモジュ
−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)432g、及び
ナフテン酸亜鉛(亜鉛8%)10gをクレゾ−ル812
g及びキシレン348gに内温80℃にて溶解し、樹脂
分50%の塗料Mを得た。
考例3のポリエステルイミド樹脂(3)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)30
g、ビニレックH(チッソ社製)30g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)20g、デスモジュ−
ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)180g、及びナ
フテン酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル149g及
びキシレン107gに内温80℃にて溶解し、樹脂分5
0%の塗料Nを得た。
考例3のポリエステルイミド樹脂(3)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)30
g、ビニレックH(チッソ社製)30g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)190g、デスモジュ
−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)10g、及びナ
フテン酸亜鉛(亜鉛8%)4gをクレゾ−ル149g及
びキシレン107gに内温80℃にて溶解し、樹脂分5
0%の塗料Oを得た。
考例4のポリエステルイミド樹脂(4)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)70
g、ビニレックH(チッソ社製)30g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)150g、デスモジュ
−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)100g、及び
ナフテン酸亜鉛(亜鉛8%)5gをクレゾ−ル215g
及びキシレン135gに内温80℃にて溶解し、樹脂分
50%の塗料Pを得た。
考例4のポリエステルイミド樹脂(4)の50%溶液2
00g、エピコ−ト1007(油化シェル社製)30
g、ビニレックH(チッソ社製)70g、コロネ−ト2
503(日本ポリウレタン社製)150g、デスモジュ
−ルCT−ステ−ブル(バイエル社製)100g、及び
ナフテン酸亜鉛(亜鉛8%)5gをクレゾ−ル215g
及びキシレン135gに内温80℃にて溶解し、樹脂分
50%の塗料Qを得た。以上の参考例で得た絶縁塗料A
〜Qの配合組成を表2及び表3に示す。
型焼付炉にて、導体径0.20mmの銅線に、炉温40
0℃、ダイス6回、引取速度50m/分の条件で塗布、
焼き付けし、皮膜厚さ0.015mmの絶縁電線を製造
した。得られた絶縁電線及び市販の絶縁塗料を用いて上
記と同様にして製造した(但し、炉温500℃、引取速
度40m/分に代えて作製)ポリエステル絶縁電線(大
日精化工業社製絶縁塗料E1050使用、比較例1
3)、ポリエステルイミド絶縁電線(大日精化工業社製
絶縁塗料EH402使用、比較例14)、及びポリアミ
ドイミド絶縁電線(大日精化工業社製絶縁塗料AI60
2使用、比較例15)の特性を下記の試験方法で評価し
た。その結果を表4〜表6に示す。
ウム線試験方法)に準じて行った。 (2)伸長ピンホ−ル 試料を3%急激伸長直後JIS C 3003のピンホ−ル試験に
準じて測定した。 (3)熱劣化後の絶縁破壊電圧 JIS C 3003の絶縁破壊電圧試験での2ケ撚り試料を22
0℃の恒温槽に168時間放置後JIS C 3003の絶縁破壊
電圧試験に準じて行い、その初期値に対する保持率を測
定した。 (4)耐湿熱性 700mlのオ−トクレ−ブにJIS C 3003の絶縁破壊電
圧試験での2ケ撚り試料を、水0.2vol%と共に封
入し、所定温度の恒温槽に168時間放置後JIS C 3003
の絶縁破壊電圧試験に準じて行い、その初期値に対する
保持率を測定した。
(ポリエステル) (*2)大日精化工業社製絶縁塗料EH402(ポリエ
ステルイミド) (*3)大日精化工業社製絶縁塗料AI602(ポリア
ミドイミド)
比較例及び従来の絶縁塗料を用いた絶縁電線の欠点を克
服しつつ優れた耐熱性と耐湿熱性をかね備え、ピンホー
ルの発生もない優れた絶縁電線であることを示してい
る。
耐湿熱性を兼ね備え、ピンホールの発生もない、近年の
電気機器に用いる絶縁電線に対する特性要求に充分答え
ることが出来る絶縁電線が提供される。
Claims (6)
- 【請求項1】 導体上に、(A)分子中に五員環のイミ
ド基を有するポリエステルイミド樹脂100重量部に対
して、(B)エポキシ樹脂を10〜60重量部、(C)
ポリビニルホルマ−ル樹脂を10〜60重量部の割合で
含有し、全樹脂成分100重量部に対して(D)安定化
イソシアネ−ト化合物を50〜500重量部の割合で含
有する絶縁塗料を塗布及び焼き付けてなることを特徴と
する絶縁電線。 - 【請求項2】 上記のポリエステルイミド樹脂(A)
が、五員環のイミド基を含有する二価カルボン酸類及び
芳香族多価カルボン酸類と多価アルコ−ルとを、全アル
コール成分/全酸成分(当量比)を1.2〜3.0の範
囲で反応させて得られるものである請求項1に記載の絶
縁電線。 - 【請求項3】 安定化イソシアネート化合物が、分子中
に少なくとも2個のベンゼン環を有する芳香族ポリイソ
シアネート及び/又はそのブロック体である請求項1に
記載の絶縁電線。 - 【請求項4】 多価アルコールとして、二価アルコール
の少なくとも1種/三価以上の多価アルコールの少なく
とも1種(当量比)を0.1〜2.5の割合で使用する
請求項2に記載の絶縁電線。 - 【請求項5】 全酸成分中の五員環のイミド基を含有す
る二価カルボン酸類の割合が、少なくとも10当量%で
ある請求項2に記載の絶縁電線。 - 【請求項6】 上記の芳香族ポリイソシアネートとし
て、分子中に2個のベンゼン環を有するジイソシアネー
トのブロック体(1)/分子中に3個のベンゼン環を有
するジイソシアネートのブロック体(重量比)を、20
/80〜90/20の割合で使用する請求項4に記載の
絶縁電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08719997A JP3336220B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08719997A JP3336220B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 絶縁電線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269849A true JPH10269849A (ja) | 1998-10-09 |
JP3336220B2 JP3336220B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=13908313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08719997A Expired - Lifetime JP3336220B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 絶縁電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3336220B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001006444A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-01-12 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 絶縁電線 |
JP2004238525A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Auto Kagaku Kogyo Kk | ポリウレタン系電気絶縁塗料及びこれを用いたポリウレタン系絶縁電線 |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP08719997A patent/JP3336220B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001006444A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-01-12 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 絶縁電線 |
JP2004238525A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Auto Kagaku Kogyo Kk | ポリウレタン系電気絶縁塗料及びこれを用いたポリウレタン系絶縁電線 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3336220B2 (ja) | 2002-10-21 |
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