JPH10269568A - 円盤状記録媒体並びに円盤状記録媒体の駆動装置及び駆動方法 - Google Patents

円盤状記録媒体並びに円盤状記録媒体の駆動装置及び駆動方法

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JPH10269568A
JPH10269568A JP6991697A JP6991697A JPH10269568A JP H10269568 A JPH10269568 A JP H10269568A JP 6991697 A JP6991697 A JP 6991697A JP 6991697 A JP6991697 A JP 6991697A JP H10269568 A JPH10269568 A JP H10269568A
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disk
recording medium
movable
shaped recording
mold
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JP6991697A
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Takeshi Sasa
剛 佐々
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転駆動させても面振れが大きくなってしま
うようなことがない円盤状記録媒体並びに円盤状記録媒
体の駆動装置及び駆動方法を提供する。 【解決手段】 情報信号が記録される信号記録領域が、
一方面を成形する固定金型と他方面を成形する可動金型
とにより形成され、この信号記録領域よりも内周側の少
なくとも一部が、可動金型内において可動とされた可動
部材により形成される基板を有する円盤状記録媒体にお
いて、可動金型内において可動とされた可動部材により
形成される部分よりも外周側が支持されて回転駆動され
る。また、円盤状記録媒体の駆動方法は、信号記録領域
に対応する部分及び信号記録領域よりも内周側の領域に
対応する部分が一体に形成された可動金型によって一方
面が形成されるとともに、他方面が固定金型によって形
成された基板を用いた円盤状記録媒体を、信号記録領域
よりも内周側の領域を支持して回転駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報信号に対応し
た信号の記録及び/又は再生が行われる円盤状記録媒体
並びに円盤状記録媒体の駆動装置及び円盤状記録媒体の
駆動方法に関し、詳しくは、記録及び/又は再生時にお
いて少なくとも一方面の内周部が支持されて回転駆動さ
れる円盤状記録媒体並びにこの円盤状記録媒体の駆動装
置及び駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクの情報信号の高密度化は、
年々スピードを増しており、現在年率約60%で進行し
ている。この磁気ディスクの情報信号の高密度化は、磁
気ヘッドとの距離を小さくすることにより実現してお
り、今後ともその傾向は続くものと予測される。
【0003】このように、磁気ディスクにおいては、磁
気ヘッドとの距離が小さくなると、磁気ヘッドと衝突す
る可能性が生じ、表面の突起を小さくすることが要求さ
れるとともに、磁気ヘッドの浮上量の変動に影響を与え
る回転駆動時の面振れも小さいことが要求される。
【0004】ところで、この磁気ディスクは、基板材料
としてアルミ材、ガラス材を研磨することにより成形さ
れた基板を有している。このように、磁気ディスクの製
造工程においては、基板材料に対して研磨を施すことに
より、回転時の面振れの原因となる基板表面の平行度、
平面度を所定値以内に抑制している。
【0005】一方、光ディスク、光磁気ディスクの製造
工程においては、射出成形装置の金型内に溶融状態とさ
れた合成樹脂を射出し、冷却することにより硬化させる
射出成形法によりディスク基板を成形している。この射
出成形法で使用される射出成形装置は、主として情報信
号が記録される信号記録領域を成形する固定金型及び可
動金型と、ディスク基板の中心穴を形成するように打ち
抜きを行う部材と、成形されたディスク基板の取り出し
を行う部材等からなる。
【0006】そして、ディスク基板を射出成形装置によ
り作製する際においては、固定金型及び可動金型により
信号記録領域を成形し、ディスク基板を取り出しを行う
部材がディスク基板のクランプ部を成形する。このクラ
ンプ部は、ディスク基板が回転駆動される際に、スピン
ドル軸に取り付けられる基準面となる。すなわち、この
ディスク基板が回転駆動される際には、このクランプ部
が支持されて回転駆動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような射出成形
装置で成形されたディスク基板は、取り出しを行う部材
により回転駆動させる際の基準面となるクランプ部が成
形されるため、信号記録領域とクランプ部とで段差が生
じてしまう。また、上述のように射出成形装置で成形さ
れたディスク基板は、信号記録領域とクランプ部との段
差の他に、面内においてそれぞれの部位を完全に平行と
することが困難である。
【0008】このようなディスク基板は、クランプ部が
スピンドルに対して垂直に取り付けられても、回転駆動
する際に信号記録領域において面振れが発生してしま
う。
【0009】このようなディスク基板を有する磁気ディ
スクは、回転駆動時において面振れが発生すると、この
面振れに対応した加速度が浮上する磁気ヘッドに加わ
り、磁気ヘッドとの距離の変動が生じる。すなわち、磁
気ディスクにおいては、大きな面振れが発生すると、磁
気ヘッドにより印加する磁界の変動等が生じ、情報信号
の高密度化の妨げとなってしまう。
【0010】ここで、ディスク基板を成形する射出成形
装置は、ディスク基板の一方面を成形する固定金型と、
ディスク基板の他方面を成形する可動金型と、ディスク
基板の外周側面を成形する外周金型と、ディスク基板の
内径の打ち抜きを行うパンチと、硬化したディスク基板
を取り出すイジェクターと、溶融状態の合成樹脂の経路
を構成するスプルーと、固定金型の内周部に配設された
スプルーブッシュとを有する。
【0011】このスプルーブッシュは、ディスク基板の
成形時において、内径の打ち抜きの為にパンチが飛び込
むため、スプルーブッシュとパンチとの間で起こる摩擦
を部品交換で対処するために、スプルーと固定金型との
間に配されている。また、イジェクターは、基板の取り
出し時においてディスク基板の内周部を支持して取り出
すために、可動金型の内周側に配設されている。すなわ
ち、これらスプルーブッシュ及びイジェクターは、成形
されるディスク基板の信号記録領域の内周側を成形す
る。
【0012】このような射出成形装置によりディスク基
板を成形する際においては、先ず、開いている固定金型
側と可動金型側とを閉じ、スプルーから合成樹脂材料を
固定金型、可動金型及び外周金型で構成されるキャビテ
ィに充填する。次に、樹脂が冷却されて硬化する前にパ
ンチを動作させて内径の打ち抜きを行うことによりディ
スク基板の中心穴を形成する。次に、キャビティ内の合
成樹脂を冷却して固化した後に固定金型側と可動金型側
とを開く。次に、イジェクターを動作させてディスク基
板の内周部を押し出すことにより、射出成形装置から取
り出す。
【0013】しかしながら、ディスク基板を成形する射
出成形装置は、固定金型と、スプルーブッシュとが別個
独立した部品であるため、固定金型とスプルーブッシュ
との間に段差が生じている。同様に、この射出成形装置
は、可動金型とイジェクターとが別個独立した部品のた
め、可動金型とイジェクターとの間にも段差が生じてい
る。
【0014】さらに、この固定金型側及び可動金型側に
おいては、ディスク基板を成形する角度によって段差の
量が異なる。この段差の角度依存性は、スプルーブッシ
ュやイジェクターの上面又は下面の平行度や平面度が完
全でないことにより発生する。
【0015】ところで、光ディスクや光磁気ディスクで
は、通常、ディスク基板の最内周部を基準面としてスピ
ンドル軸に取り付ける。すなわちディスク基板の成形時
において、スプルーブッシュやイジェクターと接して成
形された部分を基準面としてスピンドル軸に取り付け
る。また、プラスチック材からなるディスク基板を使用
した磁気ディスクにおいても、光ディスクや光磁気ディ
スクと同様に、スプルーブッシュやイジェクターに接し
て成形された部分を基準面としてスピンドル軸に取り付
けている。
【0016】このため、磁気ディスク等のクランプ部を
支持部材で支持して取り付けて回転駆動させる場合にお
いては、スピンドル軸に取り付ける基準面となるクラン
プ部に対し、信号記録領域が斜めになってしまい、磁気
ディスク等の外周側ほど面振れが大きくなってしまう。
このように、面振れが生じると、上述のように、磁気デ
ィスクおいては、面内において磁気ヘッドとの距離が変
動してしまい、安定した記録再生を行うことができなく
なってしまう。
【0017】本発明は、上述のような問題点に鑑みて提
案されたものであり、回転駆動させても面振れが大きく
なってしまうようなことがない円盤状記録媒体並びに円
盤状記録媒体の駆動装置及び駆動方法を提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明にかかる円盤状記録媒体は、情報信号が記録される
信号記録領域が、一方面を成形する固定金型と他方面を
成形する可動金型とにより形成され、この信号記録領域
よりも内周側の少なくとも一部が、可動金型内において
可動とされた可動部材により形成される基板を有する円
盤状記録媒体において、可動金型内において可動とされ
た可動部材により形成される部分よりも外周側が支持さ
れて回転駆動されることを特徴とするものである。
【0019】なお、この円盤状記録媒体は、信号記録領
域よりも内周側の少なくとも一部が、固定金型から独立
した部材により形成された基板を有し、固定金型から独
立した部材により形成される部分よりも外周側が支持さ
れた回転駆動されることが望ましい。
【0020】また、この円盤状記録媒体は、少なくとも
一方の面に磁性層が形成され、磁気ヘッドにより情報信
号の記録及び/又は再生が行われても良い。
【0021】このように構成された円盤状記録媒体は、
信号記録領域よりも内周側の少なくとも一部が、可動金
型内において可動とされた可動部材により形成される基
板を有する円盤状記録媒体において、可動金型内におい
て可動とされた可動部材により形成される部分よりも外
周側が支持されて回転駆動されるので、可動金型内にお
いて可動とされた可動部材により成形された部分を支持
して回転駆動されるようなことがない。
【0022】また、本発明にかかる他の円盤状記録媒体
は、情報信号が記録される信号記録領域が、一方面を成
形する固定金型と他方面を成形する可動金型とにより形
成され、この信号記録領域よりも内周側の少なくとも一
部が、可動金型内において可動とされた可動部材により
形成される基板と、基板を支持する支持部材とを有し、
支持部材は、可動金型内において可動とされた可動部材
により形成された部分よりも外周側を支持することを特
徴とするものである。
【0023】なお、この円盤状記録媒体は、信号記録領
域よりも内周側の少なくとも一部が、固定金型から独立
した部材により形成された基板を有し、固定金型から独
立した部材により形成される部分よりも外周側が支持さ
れた回転駆動されることが望ましい。
【0024】また、この円盤状記録媒体は、少なくとも
一方の面に磁性層が形成され、磁気ヘッドにより情報信
号の記録及び/又は再生が行われても良い。
【0025】このように構成された円盤状記録媒体は、
可動金型内において可動とされた可動部材により形成さ
れる部分よりも外周側を支持する支持部材を備えている
ので、可動金型内において可動とされた可動部材により
成形された部分を支持して回転駆動されるようなことが
ない。
【0026】また、本発明にかかる円盤状記録媒体の駆
動装置は、情報信号が記録される信号記録領域が、基板
の一方面を成形する固定金型及び基板の他方面を成形す
る可動金型により形成され、この信号記録領域よりも内
周側の少なくとも一部が、可動金型内において可動とさ
れた可動部材により形成された円盤状記録媒体を回転駆
動する円盤状記録媒体の駆動装置において、円盤状記録
媒体の中心孔に挿入される中心軸と、中心軸に挿入され
た円盤状記録媒体を支持する支持部材とを有し、支持部
材は、可動金型内において可動とされた可動部材に形成
された部分を支持することを特徴とするものである。
【0027】なお、この円盤状記録媒体の駆動方法にお
いて、支持部材は、信号記録領域よりも内周側の少なく
とも一部が、固定金型から独立した部材により形成され
た基板を有する円盤状記録媒体の固定金型から独立した
部材により形成される部分よりも外周側が支持された回
転駆動されることが望ましい。
【0028】このように構成された円盤状記録媒体の駆
動装置は、可動金型内において可動とされた可動部材に
形成された部分を支持する支持部材を備えているので、
可動金型内において可動とされた可動部材により成形さ
れた部分を支持して回転駆動させるようなことがない。
【0029】また、本発明にかかる円盤状記録媒体の駆
動方法は、情報信号が記録される信号記録領域に対応す
る部分及び信号記録領域よりも内周側の領域に対応する
部分が一体に形成された可動金型によって一方面が形成
されるとともに、他方面が固定金型によって形成された
基板を用いた円盤状記録媒体を、信号記録領域よりも内
周側の領域を支持して回転駆動することを特徴とする。
【0030】なお、この円盤状記録媒体の駆動方法にお
いては、信号記録領域に対応する部分及び信号記録領域
よりも内周側の領域に対応する部分が一体に形成された
固定金型により形成された基板を用いた円盤状記録媒体
を、上記信号記録領域よりも内周側の領域を支持して回
転駆動することが望ましい。
【0031】また、この円盤状記録媒体の駆動方法にお
いて、円盤状記録媒体は、可動金型から基板を取り外す
際に、基板の外周部分を外周金型によって支持されて可
動金型から取り外されてなることが望ましい。
【0032】このような円盤状記録媒体の駆動方法は、
信号記録領域に対応する部分及び信号記録領域よりも内
周側の領域に対応する部分が一体に形成された可動金型
によって一方面が形成されるとともに、他方面が固定金
型によって形成された基板を用いた円盤状記録媒体を、
信号記録領域よりも内周側の領域を支持して回転駆動す
るので、平行度、平面度の高い部分を支持して回転駆動
させることが可能である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる円盤状記録
媒体並びに円盤状記録媒体駆動装置、円盤状記録媒体駆
動方法について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0034】本発明にかかる円盤状記録媒体並びに円盤
状記録媒体の駆動装置、駆動方法は、例えば少なくとも
一方面に磁性膜が形成され、磁気ヘッドにより情報信号
が記録再生される磁気ディスク並びに磁気ディスクの駆
動装置及び駆動方法に適用することが可能である。
【0035】この磁気ディスクは、図1に示すような射
出成形装置1により成形されるディスク基板2上に磁性
膜等が形成されてなる。この射出成形装置1は、ディス
ク基板2の一方面を成形する固定金型3と、ディスク基
板2の他方面を成形する可動金型4と、ディスク基板2
の外周側面を成形する外周金型5とを有する。そして、
固定金型3、可動金型4及び外周金型5は、型締めされ
た状態で、合成樹脂が充填されるキャビティ6を区画構
成する。
【0036】また、この射出成形装置1は、固定金型3
側に合成樹脂の経路となるノズル7を備えるスプルー8
と、スプルーブッシュ9とを備える。また、この射出成
形装置1は、可動金型4側にディスク基板2に中心穴を
形成する打ち抜き部材10と、硬化したディスク基板2
を取り出すイジェクト部材11とを備える。
【0037】このように構成された射出成形装置1によ
りディスク基板2を成形する際においては、先ず、図2
に示すように、固定金型3側と可動金型4側とを開いて
おく。
【0038】次に、この射出成形装置1は、図3に示す
ように、可動金型4側を駆動させることにより、固定金
型3と可動金型4とを型締め状態とする。この状態にお
いて、固定金型3、可動金型4及び外周金型5は、合成
樹脂が充填されるキャビティ6を構成する。
【0039】次に、図4に示すように、ノズル7から高
温の溶融状態の合成樹脂が注入される。このとき、固定
金型3とスプルー8との間隙から空気がキャビティ6内
に注入されキャビティ6内を所定の圧力とする。このよ
うに、キャビティ6内に空気を注入して所定の圧力にす
ることにより、固定金型3側及び/又は可動金型4側に
形成された情報信号等に対応した凹凸パターンを合成樹
脂に転写することが可能である。
【0040】次に、図5に示すように、抜き打ち部材1
0により、溶融状態のディスク基板2の中心穴を形成す
る。このとき、抜き打ち部材10がスプルーブッシュ9
に飛び込むため、抜き打ち部材10とスプルーブッシュ
9との間に摩擦が生ずる。スプルーブッシュ9は、この
摩擦を部品交換で対処するため、スプルー8と固定金型
3との間に配設されている。
【0041】次に、図6に示すように、キャビティ6内
に充填された合成樹脂を冷却させることにより、キャビ
ティ6内に充填された合成樹脂を硬化させる。
【0042】次に、図7に示すように、固定金型3から
可動金型4を駆動させて離すことにより射出成形装置1
を開く。
【0043】次に、図8に示すように、硬化したディス
ク基板2の内周部をイジェクト部材11により押し出し
て取り出すことによりディスク基板2を完成させる。
【0044】このように成形されたディスク基板2は、
図9に示すように、内周部において約2μm〜約6μm
程度の凹凸2aが生じてしまう。この図9に示したディ
スク基板2は、射出成形装置1の固定金型3面よりもス
プルーブッシュ9の上面が低くなっており、突起が生じ
ていることを表している。さらに、このディスク基板2
は、射出成形装置1の固定金型3面とスプルーブッシュ
9の上面とが一周当たり平行でないことにより、角度に
より、凹凸2aの差が生じている。
【0045】なお、この図9は、上述したような射出成
形装置1で成形したディスク基板2の固定金型3側で成
形された内周部における表面の凹凸2aを測定した結果
である。このような凹凸2aは、固定金型3側において
固定金型3とスプルーブッシュ9とが別個独立した部材
であること、可動金型4側において可動金型4からイジ
ェクト部材11が可動とされた可動部材であることに起
因する。更に、この凹凸2aは、スプルーブッシュ9及
びイジェクト部材11の上面又は下面の平行度や平面度
が優れていないことにも起因する。
【0046】このようなディスク基板2は、例えば磁気
ディスクの記録再生装置等に図10に示すように、中心
穴にスピンドル軸12が挿入され、内周部を支持部材1
3により支持されて回転駆動される。このディスク基板
2は、支持部材13により、射出成形装置1のスプルー
ブッシュ9及びイジェクト部材11により成形された部
分よりも外周側であって、情報信号が記録される信号記
録領域よりも内周側が支持される。すなわち、このディ
スク基板2を有する磁気ディスクは、凹凸2aが形成さ
れていない部分が支持されていることとなる。したがっ
て、このディスク基板2を有する磁気ディスクは、回転
駆動されても、外周部において面振れが大きくなってし
まうようなことがない。したがって、このディスク基板
2を有する磁気ディスクは、例えば磁気ヘッドにより記
録再生される場合においても、磁気ヘッドとの距離が変
動してしまい、記録再生が行えなくなるようなことがな
い。
【0047】なお、このディスク基板2は、図11に示
すように、射出成形装置1のスプルーブッシュ9及びイ
ジェクト部材11の半径方向における長さ寸法を小さく
することにより、内周部における凹凸2aが成形される
面積が小さくなる。このようなディスク基板2によれ
ば、上述したように、回転駆動されても、外周部におい
て面振れが大きくなってしまうようなことがなく、か
つ、凹凸2aより外周側が支持部材13により支持され
ることにより信号記録領域が小さくなることを抑制でき
る。
【0048】つぎに、本発明に係る他の円盤状記録媒体
について説明する。
【0049】本発明にかかる円盤状記録媒体は、例えば
中心穴に支持部材が配設されている磁気ディスクに適用
することが可能である。
【0050】この磁気ディスクは、上述した射出成形装
置1により成形されたディスク基板2と、このディスク
基板2の中心穴に取り付けられた支持部材とを有する。
【0051】なお、この磁気ディスクの説明において
は、上述したディスク基板を同一部分については、同一
名称を使用することにより、その詳細な説明を省略す
る。
【0052】この磁気ディスクの中心穴に配設された支
持部材は、基板の中心穴に取り付けられ、この磁気ディ
スクが回転駆動される際に、スピンドル軸が挿入される
とともに、ディスク基板を支持するものである。
【0053】この支持部材は、上述した射出成形装置1
のスプルーブッシュ9及びイジェクト部材11により形
成された部分よりも外周側であって、信号記録領域より
も内周側を支持するように配設されている。
【0054】このように構成された磁気ディスクは、上
述のように、射出成形装置1のスプルーブッシュ9及び
イジェクト部材11により形成された部分よりも外周側
を支持する支持部材を備えているので、回転駆動されて
も、外周部において面触れが大きくなってしまうような
ことがない。したがって、この磁気ディスクは、例えば
磁気ヘッドにより記録再生される場合においても、磁気
ヘッドとの距離が大きくなってしまい、記録再生が行え
なくなるようなことがない。
【0055】つぎに、本発明に係る円盤状記録媒体の駆
動装置について説明する。
【0056】本発明を適用した円盤状記録媒体の駆動装
置は、例えば図10に示すように、磁気ディスクの中心
穴に挿入するスピンドル軸12と、磁気ディスクの内周
部を支持する支持部材13とを有する磁気ディスクの駆
動装置について適用することが可能である。
【0057】スピンドル軸12は、装填されたディスク
基板2に形成されている中心穴に挿入することにより、
ディスク基板2を所定の位置に固定するものである。
【0058】支持部材13は、射出成形装置1のスプル
ーブッシュ9及びイジェクト部材11により形成された
部分よりも外周側であって、信号記録領域よりも内周側
を支持するように配設されている。なお、この支持部材
13は、上述のように、ディスク基板2に支持部材13
が取り付けられている磁気ディスクを回転駆動させても
良い。
【0059】ここで、上述したような射出成形装置1に
より成形されたディスク基板2を有する磁気ディスク
を、図12に示すように、従来の磁気ディスクの駆動装
置により駆動した場合においては、射出成形装置1のス
プルーブッシュ9及びイジェクト部材11により成形さ
れた部分を支持して回転駆動させる。このような磁気デ
ィスクの駆動装置により回転駆動された磁気ディスクの
外周部における面振れの振幅量tは、図13に示すよう
になる。なお、この図13は、縦軸に磁気ディスクが回
転駆動する際に生ずる面振れの振幅量t[μm]を示
し、横軸に磁気ディスクの一周における角度[degr
ee]を示した図である。この図13によれば、磁気デ
ィスクが一周する際の外周部における面振れの振幅量t
は、一周当たり約26μm程度である。
【0060】一方、図10に示すような磁気ディスクの
駆動装置により磁気ディスクを駆動した場合において
は、図14に示すように、磁気ディスクの外周部におい
て面振れを生ずる。なお、この図14は、縦軸に面振れ
の振幅量t[μm]を示し、横軸に磁気ディスクの面内
における一周当たりの角度[degree]を示した図
である。
【0061】この図14によれば、上述した図13に示
すような従来の磁気ディスクの駆動装置により回転駆動
させたときの面振れの振幅量tとは異なり、磁気ディス
クが一周する際の外周部における面振れの振幅量tは、
ほとんどなくなっていることがわかる。すなわち、この
磁気ディスクの駆動装置は、図10に示すように、ディ
スク基板2のうち、射出成形装置1のスプルーブッシュ
9及びイジェクト部材11により形成された部分よりも
外周側であって、信号記録領域よりも内周側を支持部材
13により支持することにより、回転駆動時の面振れの
振幅量tを大幅に減少させることが可能である。また、
この図14において生じた面振れの振幅量tは、ディス
ク基板2そのものの歪のみに起因する面振れによるもの
である。
【0062】つぎに、本発明に係る円盤状記録媒体の駆
動方法について説明する。
【0063】また、本発明を適用した磁気ディスクの駆
動方法は、例えば図15に示すような射出成形装置20
により成形されたディスク基板を有する磁気ディスクを
駆動する方法である。なお、以下の説明において、上述
したものと同一部分については、同一符号を付すること
によりその詳細な説明を省略する。
【0064】この射出成形装置20は、図15示すよう
に、ディスク基板2の一方面を成形する固定金型3と、
ディスク基板2の他方面を成形する可動金型4と、ディ
スク基板2の外周側面を成形する外周金型5とを有す
る。そして、固定金型3、可動金型4及び外周金型5
は、型締めされた状態で、合成樹脂が充填されるキャビ
ティ6を区画構成する。また、この射出成形装置1は、
固定金型3側に合成樹脂の経路となるノズル7を備える
スプルー8を備える。また、この射出成形装置20は、
可動金型4側にディスク基板2に中心穴を形成する打ち
抜き部材10を備える。
【0065】このような射出成形装置20は、固定金型
3側において図1で説明したスプルーブッシュ9がな
く、固定金型3のディスク基板2成形面が内径まで延長
されている。また、この射出成形装置20は、可動金型
4側において図1で説明したイジェクト部材11がな
く、可動金型4のディスク基板2成形面が内径まで延長
されている。すなわち、このような射出成形装置は、成
形する基板の一方面の信号記録領域に対応する部分及び
信号記録領域よりも内周側の領域に対応する部分が一体
に形成された可動金型と、基板の他方面の信号記録領域
に対応する部分及び信号記録領域よりも内周側の領域に
対応する部分が一体に形成された固定金型とを有するこ
ととなる。また、この射出成形装置20は、外周金型5
が独立して動作可能とされている。
【0066】このように構成された射出成形装置20に
よりディスク基板2を成形する際においては、先ず、図
16に示すように、固定金型3側と可動金型4側とを開
いておく。
【0067】次に、この射出成形装置20は、図17に
示すように、可動金型4側を駆動させることにより、固
定金型3と可動金型4とを型締め状態とする。この状態
において、固定金型3、可動金型4及び外周金型5は、
合成樹脂が充填されるキャビティ6を構成する。
【0068】次に、図18に示すように、ノズル7から
高温の溶融状態の合成樹脂が注入される。このとき、キ
ャビティ6内に空気を注入して所定の圧力にすることに
より、固定金型3側及び/又は可動金型4側に形成され
た情報信号等に対応した凹凸パターンを合成樹脂に転写
することが可能である。
【0069】次に、図19に示すように、抜き打ち部材
10により、溶融状態のディスク基板2の中心穴を形成
する。
【0070】次に、図20に示すように、キャビティ6
内に充填された合成樹脂を冷却させることにより、キャ
ビティ6内に充填された合成樹脂を硬化させる。
【0071】次に、図21に示すように、固定金型3か
ら可動金型4を駆動させて離すことにより射出成形装置
1を開く。
【0072】次に、図22に示すように、外周金型5を
駆動させることにより、成形されたディスク基板2を取
り出す。ここで、外周金型5のディスク基板成形面に
は、可動金型側から固定金型側に開いたテーパーが形成
されている。このように、外周金型5は、ディスク基板
成形面にテーパーが形成されることにより、ディスク基
板2をつかむことが可能である。
【0073】このように成形されたディスク基板2は、
上述した射出成形装置1のように、信号記録領域の内周
側がスプルーブッシュ9及びイジェクト部材11により
成形されて、凹凸2aが成形されるようなことがなく、
信号記録領域及び信号記録領域よりも内周側の領域が一
体とされた固定金型3及び可動金型4により成形され
る。
【0074】このように成形されたディスク基板2は、
図23に示すような磁気ディスクの駆動装置のスピンド
ル軸12に取り付けられて回転駆動される。この磁気デ
ィスクの駆動装置は、ディスク基板の最内周部を支持す
る支持部材を備えている。
【0075】上述のような射出成形装置20により成形
されたディスク基板2を有する磁気ディスクは、スピン
ドル軸12に取り付けられた状態において、最内周部が
支持されてスピンドル軸12に取り付けられる。このよ
うにスピンドル軸12及び支持部材13に取り付けられ
たディスク基板2を有する磁気ディスクは、最内周部が
支持されても、外周部において面振れが大きくなってし
まうようなことがなく、さらには、上述したような支持
部材13のように、信号記録領域を小さくさせるような
ことがない。
【0076】なお、円盤状記録媒体並びにこの円盤状記
録媒体の駆動装置、駆動方法は、ディスク基板の少なく
とも一方面に磁性膜が形成され、磁気ヘッドにより記録
再生される磁気ディスク並びにこの磁気ディスクの駆動
装置、駆動方法に限らず、光ディスク、光磁気ディスク
等、種々の情報記録媒体に適用可能であることは勿論で
ある。
【0077】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる円盤状記録媒体は、可動金型内において可動とされ
た可動部材により形成される部分よりも外周側が支持さ
れて回転駆動されるので、可動金型内において可動とさ
れた可動部材により成形されることによる凹凸部分を支
持して回転駆動されるようなことがない。したがって、
この円盤状記録媒体によれば、回転駆動時において、面
振れが生じるようなことなく、例えば磁気ヘッドと円盤
状記録媒体との間隔が変動してしまうようなことなく情
報信号等の記録再生を行うことが可能である。
【0078】また、本発明にかかる他の円盤状記録媒体
は、可動金型内において可動とされた可動部材により形
成される部分よりも外周側を支持する支持部材を有する
ので、可動金型内において可動とされた可動部材により
成形されることによる凹凸部分を支持して回転駆動され
るようなことがない。したがって、この円盤状記録媒体
によれば、回転駆動時において、面振れが生じるような
ことなく、例えば磁気ヘッドと円盤状記録媒体との間隔
が変動してしまうようなことなく情報信号等の記録再生
を行うことが可能である。
【0079】また、本発明にかかる円盤状記録媒体の駆
動装置は、装填された円盤状記録媒体の可動金型内にお
いて可動とされた可動部材に形成された部分を支持する
支持部材を有しているので、固定金型及び可動金型から
独立した部分により成形されることによる凹凸部分を支
持して回転駆動するようなことがない。したがって、こ
の円盤状記録媒体の駆動装置によれば、回転駆動時にお
いて、円盤状記録媒体の面振れが生じるようなことな
く、例えば磁気ヘッドと円盤状記録媒体との間隔が変動
してしまうようなことなく情報信号等の記録再生を行う
ことが可能である。
【0080】また、本発明にかかる円盤状記録媒体の駆
動方法は、情報信号が記録される信号記録領域及びこの
信号記録領域よりも内周側が、情報信号が記録される信
号記録領域に対応する部分及び信号記録領域よりも内周
側の領域に対応する部分が一体に形成された可動金型に
よって一方面が形成されるとともに、他方面が固定金型
によって形成された基板を用いた円盤状記録媒体を、信
号記録領域よりも内周側の領域を支持して回転駆動する
ので、可動金型内において可動とされた可動部材により
成形されることによる凹凸部分を支持して回転駆動する
ようなことがない。したがって、この円盤状記録媒体の
駆動方法によれば、回転駆動時において、円盤状記録媒
体の面振れが生じるようなことなく、例えば磁気ヘッド
と円盤状記録媒体との間隔が変動してしまうようなこと
なく情報信号等の記録再生を行うことが可能である。ま
た、この円盤状記録媒体の駆動方法によれば、円盤状記
録媒体の最内周部を支持して回転駆動させるので、円盤
状記録媒体の情報信号が記録される面積を大きくするこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】射出成形装置の一例を示す断面図である。
【図2】射出成形装置の固定金型側と可動金型側とが開
いた状態の一例を示す断面図である。
【図3】射出成形装置の固定金型側と可動金型側とが閉
じた状態の一例を示す断面図である。
【図4】射出成形装置のキャビティ内に合成樹脂が充填
された状態の一例を示す断面図である。
【図5】射出成形装置のキャビティ内に充填された合成
樹脂の内径を打ち抜く状態の一例を示す断面図である。
【図6】射出成形装置のキャビティ内に充填された合成
樹脂を冷却する状態の一例を示す断面図である。
【図7】射出成形装置の固定金型側と可動金型側とを開
く状態の一例を示す断面図である。
【図8】射出成形装置のイジェクト部材により成形され
たディスク基板を取り出す状態の一例を示す断面図であ
る。
【図9】図1に示した射出成形装置により成形されたデ
ィスク基板の内周部における凹凸を説明するための図で
ある。
【図10】内周部に凹凸が形成されたディスク基板とこ
のディスク基板を支持する支持部材とディスク基板の中
心穴に挿入したスピンドル軸の一例を示す断面図であ
る。
【図11】内周部に凹凸が形成されたディスク基板とこ
のディスク基板を支持する支持部材とディスク基板の中
心穴に挿入したスピンドル軸の他の一例を示す断面図で
ある。
【図12】内周部に凹凸が形成されたディスク基板とこ
のディスク基板を支持する支持部材とディスク基板の中
心穴に挿入したスピンドル軸の比較例を示す断面図であ
る。
【図13】ディスク基板の回転駆動時における面振れの
振幅とディスク基板の角度との関係の比較例を示す図で
ある。
【図14】ディスク基板の回転駆動時における面振れの
振幅とディスク基板の角度との関係の一例を示す図であ
る。
【図15】射出成形装置の他の一例を示す断面図であ
る。
【図16】射出成形装置の固定金型側と可動金型側とが
開いた状態の他の一例を示す断面図である。
【図17】射出成形装置の固定金型側と可動金型側とが
閉じた状態の他の一例を示す断面図である。
【図18】射出成形装置のキャビティ内に合成樹脂が充
填された状態の他の一例を示す断面図である。
【図19】射出成形装置のキャビティ内に充填された合
成樹脂の内径を打ち抜く状態の他の一例を示す断面図で
ある。
【図20】射出成形装置のキャビティ内に充填された合
成樹脂を冷却する状態の他の一例を示す断面図である。
【図21】射出成形装置の固定金型側と可動金型側とを
開く状態の他の一例を示す断面図である。
【図22】射出成形装置の外周金型により成形されたデ
ィスク基板を取り出す状態の一例を示す断面図である。
【図23】ディスク駆動装置の他の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 射出成形装置、2 ディスク基板、3 固定金型、
4 可動金型、5 外周金型、6 キャビティ、8 ス
プルーブッシュ、11 イジェクト部材、12スピンド
ル軸、13 支持部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号が記録される信号記録領域が、
    一方面を成形する固定金型と他方面を成形する可動金型
    とにより形成され、この信号記録領域よりも内周側の少
    なくとも一部が、可動金型内において可動とされた可動
    部材により形成される基板を有する円盤状記録媒体にお
    いて、 可動金型内において可動とされた可動部材により形成さ
    れる部分よりも外周側が支持されて回転駆動されること
    を特徴とする円盤状記録媒体。
  2. 【請求項2】 上記信号記録領域よりも内周側の少なく
    とも一部が、固定金型から独立した部材により形成され
    た基板を有し、 固定金型から独立した部材により形成される部分よりも
    外周側が支持された回転駆動されることを特徴とする請
    求項1記載の円盤状記録媒体。
  3. 【請求項3】 少なくとも一方の面に磁性層が形成さ
    れ、磁気ヘッドにより情報信号の記録及び/又は再生が
    行われることを特徴とする請求項1記載の円盤状記録媒
    体。
  4. 【請求項4】 情報信号が記録される信号記録領域が、
    一方面を成形する固定金型と他方面を成形する可動金型
    とにより形成され、この信号記録領域よりも内周側の少
    なくとも一部が、可動金型内において可動とされた可動
    部材により形成される基板と、 上記基板を支持する支持部材とを有し、 上記支持部材は、可動金型内において可動とされた可動
    部材により形成された部分よりも外周側を支持すること
    を特徴とする円盤状記録媒体。
  5. 【請求項5】 上記信号記録領域よりも内周側の少なく
    とも一部が、固定金型から独立した部材により形成され
    た基板を有し、 固定金型から独立した部材により形成される部分よりも
    外周側が支持された回転駆動されることを特徴とする請
    求項4記載の円盤状記録媒体。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方の面に磁性層が形成さ
    れ、磁気ヘッドにより情報信号の記録及び/又は再生が
    行われることを特徴とする請求項4記載の円盤状記録媒
    体。
  7. 【請求項7】 情報信号が記録される信号記録領域が、
    基板の一方面を成形する固定金型及び基板の他方面を成
    形する可動金型により形成され、この信号記録領域より
    も内周側の少なくとも一部が、可動金型内において可動
    とされた可動部材により形成された円盤状記録媒体を回
    転駆動する円盤状記録媒体の駆動装置において、 円盤状記録媒体の中心孔に挿入される中心軸と、 上記中心軸に挿入された円盤状記録媒体を支持する支持
    部材とを有し、 上記支持部材は、可動金型内において可動とされた可動
    部材に形成された部分を支持することを特徴とする円盤
    状記録媒体の駆動装置。
  8. 【請求項8】 上記支持部材は、信号記録領域よりも内
    周側の少なくとも一部が、固定金型から独立した部材に
    より形成された基板を有する円盤状記録媒体の固定金型
    から独立した部材により形成される部分よりも外周側が
    支持された回転駆動されることを特徴とする請求項7記
    載の円盤状記録媒体の駆動装置。
  9. 【請求項9】 情報信号が記録される信号記録領域に対
    応する部分及び信号記録領域よりも内周側の領域に対応
    する部分が一体に形成された可動金型によって一方面が
    形成されるとともに、他方面が固定金型によって形成さ
    れた基板を用いた円盤状記録媒体を、上記信号記録領域
    よりも内周側の領域を支持して回転駆動することを特徴
    とする円盤状記録媒体の駆動方法。
  10. 【請求項10】 信号記録領域に対応する部分及び信号
    記録領域よりも内周側の領域に対応する部分が一体に形
    成された固定金型により形成された基板を用いた円盤状
    記録媒体を、上記信号記録領域よりも内周側の領域を支
    持して回転駆動することを特徴とする請求項9記載の円
    盤状記録媒体の駆動方法。
  11. 【請求項11】 上記円盤状記録媒体は、可動金型から
    基板を取り外す際に、基板の外周部分を外周金型によっ
    て支持されて可動金型から取り外されてなることを特徴
    とする請求項9記載の円盤状記録媒体の駆動方法。
JP6991697A 1997-03-24 1997-03-24 円盤状記録媒体並びに円盤状記録媒体の駆動装置及び駆動方法 Withdrawn JPH10269568A (ja)

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JP6991697A JPH10269568A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 円盤状記録媒体並びに円盤状記録媒体の駆動装置及び駆動方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6879452B2 (en) 2001-12-20 2005-04-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Master information carrier for magnetic transfer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6879452B2 (en) 2001-12-20 2005-04-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Master information carrier for magnetic transfer

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