JPH1125451A - 磁気ディスク - Google Patents
磁気ディスクInfo
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- JPH1125451A JPH1125451A JP18016897A JP18016897A JPH1125451A JP H1125451 A JPH1125451 A JP H1125451A JP 18016897 A JP18016897 A JP 18016897A JP 18016897 A JP18016897 A JP 18016897A JP H1125451 A JPH1125451 A JP H1125451A
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- Japan
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- resin
- thickness
- mold
- magnetic disk
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストの点から有利な樹脂製の基板を用
いるとともに、その基板の平面度を向上することができ
て、記録再生特性について高い信頼性を得ることがで
き、しかも高密度記録化に十分対応可能である磁気ディ
スクを提供する。 【解決手段】 磁気ディスク10は、基板11の少なく
とも一主面上に磁性層12が形成され、情報信号の記録
再生が行われる。この基板11の厚みは、0.9mm以
下である。また、基板11の厚みは、0.3mm以上で
あると好ましい。
いるとともに、その基板の平面度を向上することができ
て、記録再生特性について高い信頼性を得ることがで
き、しかも高密度記録化に十分対応可能である磁気ディ
スクを提供する。 【解決手段】 磁気ディスク10は、基板11の少なく
とも一主面上に磁性層12が形成され、情報信号の記録
再生が行われる。この基板11の厚みは、0.9mm以
下である。また、基板11の厚みは、0.3mm以上で
あると好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂からなる基板
の少なくとも一主面上に磁性層が形成され、情報信号の
記録再生が行われる磁気ディスクに関わる。
の少なくとも一主面上に磁性層が形成され、情報信号の
記録再生が行われる磁気ディスクに関わる。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクの高密度化は、年々著しく
進められ、1年当たり約60%増の割合で実現されてい
る。この高密度化は、例えば、磁気ヘッドと磁気ディス
クとの距離を小さくすること、つまり磁気ヘッドの浮上
量を小さくすることによって実現されている。また、更
なる高密度化のために、磁気ヘッドの更なる低浮上化が
進められている。
進められ、1年当たり約60%増の割合で実現されてい
る。この高密度化は、例えば、磁気ヘッドと磁気ディス
クとの距離を小さくすること、つまり磁気ヘッドの浮上
量を小さくすることによって実現されている。また、更
なる高密度化のために、磁気ヘッドの更なる低浮上化が
進められている。
【0003】磁気ヘッドの低浮上化を実現するには、デ
ィスク表面の突起の高さをより低くする、つまりディス
ク表面を平滑化することが要求される。また、ディスク
表面の平滑化は、磁気ヘッドの浮上変動を小さくするた
めにも要求されている。
ィスク表面の突起の高さをより低くする、つまりディス
ク表面を平滑化することが要求される。また、ディスク
表面の平滑化は、磁気ヘッドの浮上変動を小さくするた
めにも要求されている。
【0004】ところで、従来の磁気ディスクにおいて
は、アルミやガラス等からなる基板を研磨しており、こ
の研磨された基板上に磁性層が形成されている。このよ
うな磁気ディスクでは、アルミやガラス等からなる基板
を研磨することによって、回転時の面振れの原因となる
面の平行度や平面度が制御される。また、基板の研磨に
よって、信号の対ノイズ品質であるS/Nを左右する表
面粗度をも制御している。
は、アルミやガラス等からなる基板を研磨しており、こ
の研磨された基板上に磁性層が形成されている。このよ
うな磁気ディスクでは、アルミやガラス等からなる基板
を研磨することによって、回転時の面振れの原因となる
面の平行度や平面度が制御される。また、基板の研磨に
よって、信号の対ノイズ品質であるS/Nを左右する表
面粗度をも制御している。
【0005】一方、光ディスクや光磁気ディスクは、金
型に溶融樹脂を射出した後冷却して取り出す射出成形法
により成形された樹脂製の基板が用いられている。この
ように射出成形法により成形された樹脂製の基板は、上
述のアルミやガラスからなる基板のような研磨工程を用
いないため、製造コストの点で有利である。
型に溶融樹脂を射出した後冷却して取り出す射出成形法
により成形された樹脂製の基板が用いられている。この
ように射出成形法により成形された樹脂製の基板は、上
述のアルミやガラスからなる基板のような研磨工程を用
いないため、製造コストの点で有利である。
【0006】そこで、製造コストの点から、磁気ディス
クにおいても、射出成形法により成形した樹脂製の基板
を用いたものが提案されている。
クにおいても、射出成形法により成形した樹脂製の基板
を用いたものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、射出成
形法により成形された樹脂製の基板は、樹脂を熱で溶融
し圧力をかけて型に注入した後、冷却して成形するた
め、樹脂の収縮が不均一であることが原因となって、基
板表面の平面度が、研磨により作製されたアルミ製の基
板やガラス製の基板の平面度よりも劣ってしまう。
形法により成形された樹脂製の基板は、樹脂を熱で溶融
し圧力をかけて型に注入した後、冷却して成形するた
め、樹脂の収縮が不均一であることが原因となって、基
板表面の平面度が、研磨により作製されたアルミ製の基
板やガラス製の基板の平面度よりも劣ってしまう。
【0008】例えば、図13に示すように、射出成形法
により成形された樹脂製の基板30では、基板の外周部
31に盛り上がりが形成され、外周部31の厚みが情報
信号の記録再生が行われる内周側の領域32の厚みより
も厚くなってしまう。
により成形された樹脂製の基板30では、基板の外周部
31に盛り上がりが形成され、外周部31の厚みが情報
信号の記録再生が行われる内周側の領域32の厚みより
も厚くなってしまう。
【0009】その結果、平面度が劣化するだけでなく、
このように厚くなった外周部31の領域が広い場合、情
報信号の記録再生を良好に行える内周側の領域32、つ
まり情報記録領域が狭くなり、高密度記録化を実現する
には不都合となる。
このように厚くなった外周部31の領域が広い場合、情
報信号の記録再生を良好に行える内周側の領域32、つ
まり情報記録領域が狭くなり、高密度記録化を実現する
には不都合となる。
【0010】また、このような樹脂製の基板を用いた磁
気ディスクでは、記録再生時に浮上型の磁気ヘッドが、
盛り上がった外周部に衝突して、基板の外周部やシステ
ム自体が破壊されてしまうといった問題があった。
気ディスクでは、記録再生時に浮上型の磁気ヘッドが、
盛り上がった外周部に衝突して、基板の外周部やシステ
ム自体が破壊されてしまうといった問題があった。
【0011】そこで、本発明は、従来の実情に鑑みて提
案されたものであり、製造コストの点から有利な樹脂製
の基板を用いるとともに、その基板の平面度を向上する
ことができて、良好な記録再生特性を実現し、しかも高
密度記録化に十分対応可能な磁気ディスクを提供するこ
とを目的とする。
案されたものであり、製造コストの点から有利な樹脂製
の基板を用いるとともに、その基板の平面度を向上する
ことができて、良好な記録再生特性を実現し、しかも高
密度記録化に十分対応可能な磁気ディスクを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために完成された本発明は、基板の少なくとも一主面上
に磁性層が形成され情報信号の記録再生が行われる磁気
ディスクにおいて、基板が樹脂製であり、しかもその基
板の厚さが0.9mm以下であることを特徴とするもの
である。また、基板の厚さは、0.3mm以上であると
好ましい。
ために完成された本発明は、基板の少なくとも一主面上
に磁性層が形成され情報信号の記録再生が行われる磁気
ディスクにおいて、基板が樹脂製であり、しかもその基
板の厚さが0.9mm以下であることを特徴とするもの
である。また、基板の厚さは、0.3mm以上であると
好ましい。
【0013】以上のように構成された本発明に係る磁気
ディスクによれば、基板の厚さが0.9mm以下と薄く
なされているため、外周部の盛り上がりを抑えることが
でき
ディスクによれば、基板の厚さが0.9mm以下と薄く
なされているため、外周部の盛り上がりを抑えることが
でき
【0014】る。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】本発明を適用した磁気ディスク10は、図
1に示すように、基板11上に磁性層12が形成されて
いる。なお、基板11上に所定パターンの凹凸が形成さ
れているものや、基板11面に対して所定の表面粗さに
粗す処理であるテクスチャ処理を施したものでも良い。
1に示すように、基板11上に磁性層12が形成されて
いる。なお、基板11上に所定パターンの凹凸が形成さ
れているものや、基板11面に対して所定の表面粗さに
粗す処理であるテクスチャ処理を施したものでも良い。
【0016】また、磁気ディスク10は、図2に示すよ
うに、外周部13を除く内周側の部分に、情報信号の記
録再生に用いられる略環状の情報記録領域14を有す
る。
うに、外周部13を除く内周側の部分に、情報信号の記
録再生に用いられる略環状の情報記録領域14を有す
る。
【0017】通常、半径24mmの磁気ディスクにおい
ては、この情報記録領域の半径が最大23mmである。
つまり、情報信号の記録再生に用いられる情報記録領域
は、最外周から1mm以上内側の領域である。
ては、この情報記録領域の半径が最大23mmである。
つまり、情報信号の記録再生に用いられる情報記録領域
は、最外周から1mm以上内側の領域である。
【0018】また、本発明に用いられる基板11は、樹
脂製である。この基板11の材料としては、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリオレフィン系樹脂等の合成樹脂材料が
挙げられ、好ましくはポリオレフィン系樹脂である。
脂製である。この基板11の材料としては、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリオレフィン系樹脂等の合成樹脂材料が
挙げられ、好ましくはポリオレフィン系樹脂である。
【0019】特に、本発明に用いられる基板11は、厚
さが0.9mm以下となされている。また、この基板1
1の厚さは、剛性を確保するために、0.3mm以上で
あることが好ましい。
さが0.9mm以下となされている。また、この基板1
1の厚さは、剛性を確保するために、0.3mm以上で
あることが好ましい。
【0020】このように、基板11の厚さが小さく抑え
られていることによって、外周部の厚みが内周部の厚み
よりも厚くなるという現象を抑えることができる。これ
は、以下に述べる理由によるものである。
られていることによって、外周部の厚みが内周部の厚み
よりも厚くなるという現象を抑えることができる。これ
は、以下に述べる理由によるものである。
【0021】すなわち、射出成形法により基板を成形す
る際に用いられる金型装置1は、図3に示すように、基
板の一方の面を形成する固定金型2と、他方の面を形成
する可動金型3と、基板の側面を形成する外周金型4
と、溶融した樹脂5が注入されるスプルー6を有するス
プルーブッシュ7と、内径の打ち抜きを行うパンチ8と
を主に備える。このような金型装置1においては、溶融
した樹脂2がスプルー6から注入され、その後冷却され
て硬化する。
る際に用いられる金型装置1は、図3に示すように、基
板の一方の面を形成する固定金型2と、他方の面を形成
する可動金型3と、基板の側面を形成する外周金型4
と、溶融した樹脂5が注入されるスプルー6を有するス
プルーブッシュ7と、内径の打ち抜きを行うパンチ8と
を主に備える。このような金型装置1においては、溶融
した樹脂2がスプルー6から注入され、その後冷却され
て硬化する。
【0022】ここで、基板の外周部に対応する樹脂5a
は、固定金型2と可動金型3と外周金型4に配設された
図示しない温度調節機構によって冷却され、基板の他の
部分に対応する樹脂よりも先ず始めに硬化する。
は、固定金型2と可動金型3と外周金型4に配設された
図示しない温度調節機構によって冷却され、基板の他の
部分に対応する樹脂よりも先ず始めに硬化する。
【0023】一方、内周側の部分に対応する樹脂5b
は、固定金型2と可動金型3に配設された図示しない温
度調節機構によってのみ冷却されるため、外周部の樹脂
5aよりも硬化するのに時間がかかり、しかも基板の厚
み方向の中心に向かって収縮しながら硬化する。
は、固定金型2と可動金型3に配設された図示しない温
度調節機構によってのみ冷却されるため、外周部の樹脂
5aよりも硬化するのに時間がかかり、しかも基板の厚
み方向の中心に向かって収縮しながら硬化する。
【0024】このように、外周部と内周側の部分とで
は、樹脂の硬化に要する時間が異なるため、この時間差
が大きい程、内周側の部分の樹脂の収縮が進行し、硬化
後の外周部の厚みと内周側の部分の厚みの差を生じてし
まう。
は、樹脂の硬化に要する時間が異なるため、この時間差
が大きい程、内周側の部分の樹脂の収縮が進行し、硬化
後の外周部の厚みと内周側の部分の厚みの差を生じてし
まう。
【0025】よって、本発明に係る磁気ディスク10に
よれば、基板11の厚さを0.9mm以下に薄くするこ
とによって、外周部の樹脂5aと内周側の部分の樹脂5
bとが硬化する時間差を短縮することができることか
ら、内周側の部分の樹脂5bの収縮を極力抑えることが
できる。その結果、外周部の厚みと内周側の部分の厚み
の差を小さくすることができて、外周部が盛り上がると
いう現象を抑えることができる。
よれば、基板11の厚さを0.9mm以下に薄くするこ
とによって、外周部の樹脂5aと内周側の部分の樹脂5
bとが硬化する時間差を短縮することができることか
ら、内周側の部分の樹脂5bの収縮を極力抑えることが
できる。その結果、外周部の厚みと内周側の部分の厚み
の差を小さくすることができて、外周部が盛り上がると
いう現象を抑えることができる。
【0026】これにより、情報記録領域14を最大限広
く確保することができ、また記録再生時に磁気ヘッドが
外周部に衝突して外周部やシステム自体が破壊されるの
を防ぐことができる。
く確保することができ、また記録再生時に磁気ヘッドが
外周部に衝突して外周部やシステム自体が破壊されるの
を防ぐことができる。
【0027】したがって、記録再生特性について高信頼
性が得られ、さらに高密度記録化に十分対応可能とな
る。しかも、樹脂製の基板を用い、研磨工程等を経ずに
射出成形により成形できることから、本発明に係る磁気
ディスク10は、製造コストの低減を可能とし、基板1
1をより安価に製造することができる。
性が得られ、さらに高密度記録化に十分対応可能とな
る。しかも、樹脂製の基板を用い、研磨工程等を経ずに
射出成形により成形できることから、本発明に係る磁気
ディスク10は、製造コストの低減を可能とし、基板1
1をより安価に製造することができる。
【0028】以上のように構成された磁気ディスク10
に用いられる基板11を製造する金型装置について、以
下に図3を用いてその詳細を説明する。
に用いられる基板11を製造する金型装置について、以
下に図3を用いてその詳細を説明する。
【0029】樹脂製の基板11を射出成形法により成形
する金型装置1は、上述したように、基板11の一方の
主面を形成する固定金型2と、この固定金型2と相対向
して配置されて基板11の他方の主面を形成する可動金
型3と、基板11の外周側面を形成する外周金型4と、
内径の打ち抜きを行うパンチ8と、成形品を取り出すイ
ジェクター9と、溶融樹脂の経路を構成するスプルー6
が配されたスプルーブッシュ7とから主に構成されてい
る。
する金型装置1は、上述したように、基板11の一方の
主面を形成する固定金型2と、この固定金型2と相対向
して配置されて基板11の他方の主面を形成する可動金
型3と、基板11の外周側面を形成する外周金型4と、
内径の打ち抜きを行うパンチ8と、成形品を取り出すイ
ジェクター9と、溶融樹脂の経路を構成するスプルー6
が配されたスプルーブッシュ7とから主に構成されてい
る。
【0030】この可動金型3は、図示しないガイド手段
に支持されて、駆動機構によって固定金型2に対して接
離動作されている。また、外周金型4は、可動金型3側
に組み込まれている。そして、これら固定金型2、可動
金型3及び外周金型4は、型締め状態において協動して
基板11を形成するキャビティ15を構成する。そし
て、このキャビティ15には、基板11の材料である合
成樹脂材料5が充填される。
に支持されて、駆動機構によって固定金型2に対して接
離動作されている。また、外周金型4は、可動金型3側
に組み込まれている。そして、これら固定金型2、可動
金型3及び外周金型4は、型締め状態において協動して
基板11を形成するキャビティ15を構成する。そし
て、このキャビティ15には、基板11の材料である合
成樹脂材料5が充填される。
【0031】また、固定金型2及び可動金型3には、キ
ャビティ15を構成する成形面側にスタンパ16a、1
6bが取り付けられる。このスタンパ16a、16b
は、基板11の外径よりも大径とされた円盤状を呈する
と共に、基板11のセンタ穴の内径よりもやや大とされ
た中心穴が穿設されている。ここで、このスタンパ16
a、16bには、その一方の主面に、所望の凹凸が形成
されており、基板上に転写するようになされている。
ャビティ15を構成する成形面側にスタンパ16a、1
6bが取り付けられる。このスタンパ16a、16b
は、基板11の外径よりも大径とされた円盤状を呈する
と共に、基板11のセンタ穴の内径よりもやや大とされ
た中心穴が穿設されている。ここで、このスタンパ16
a、16bには、その一方の主面に、所望の凹凸が形成
されており、基板上に転写するようになされている。
【0032】固定金型2側には、基板11を成形するキ
ャビティ15の略中心位置に、スプルーブッシュ7が配
されている。このスプルーブッシュ7は、溶融された合
成樹脂5をキャビティ15内に射出充填させるスプルー
6を略中心位置に有する。そして、射出形成機から供給
される合成樹脂材料5は、このスプルー6を介してキャ
ビティ15内に高圧で射出充填される。
ャビティ15の略中心位置に、スプルーブッシュ7が配
されている。このスプルーブッシュ7は、溶融された合
成樹脂5をキャビティ15内に射出充填させるスプルー
6を略中心位置に有する。そして、射出形成機から供給
される合成樹脂材料5は、このスプルー6を介してキャ
ビティ15内に高圧で射出充填される。
【0033】一方、可動金型3側には、キャビティ15
の略中心位置に、イジェクター9が軸方向に移動自在に
配設されている。イジェクター9は、成形される基板1
1の情報記録領域14の内径に対応した外径寸法を有す
る筒状を呈して形成される。そして、このイジェクター
9は、基板11の離型動作に際して、図示しない駆動手
段によってキャビティ15内へと突き出されて、成形さ
れた基板11を可動金型3から突き出して離型させる。
の略中心位置に、イジェクター9が軸方向に移動自在に
配設されている。イジェクター9は、成形される基板1
1の情報記録領域14の内径に対応した外径寸法を有す
る筒状を呈して形成される。そして、このイジェクター
9は、基板11の離型動作に際して、図示しない駆動手
段によってキャビティ15内へと突き出されて、成形さ
れた基板11を可動金型3から突き出して離型させる。
【0034】また、このイジェクター9は、その内周側
に成形される基板2の中心穴を穿設するパンチ8が取り
付けられている。このパンチ8は、イジェクター9と同
様の軸方向に図示しない駆動機構により移動される。そ
して、このパンチ8は、この駆動機構によってキャビテ
ィ15内へと突出動作されて、基板11の中央切断領域
部に中心穴を形成する。
に成形される基板2の中心穴を穿設するパンチ8が取り
付けられている。このパンチ8は、イジェクター9と同
様の軸方向に図示しない駆動機構により移動される。そ
して、このパンチ8は、この駆動機構によってキャビテ
ィ15内へと突出動作されて、基板11の中央切断領域
部に中心穴を形成する。
【0035】外周金型5は、図3に示すように、可動金
型3の外周側に固定されている。この外周金型5は、固
定金型2及び可動金型3に端部が挟持されるように配設
されることによってスタンパ16を保持するとともに、
成形される基板11の外周面を形成する。
型3の外周側に固定されている。この外周金型5は、固
定金型2及び可動金型3に端部が挟持されるように配設
されることによってスタンパ16を保持するとともに、
成形される基板11の外周面を形成する。
【0036】このように構成される基板成形用の金型装
置1には、固定金型2に配設されて固定金型2の温度調
節を行う図示しない第1の温度調節機構と、可動金型4
に配設されて可動金型4の温度調節を行う図示しない第
2の温度調節機構と、外周金型4に配設されて外周金型
4を冷却して温度調節を行う第3の温度調節機構とを備
えている。
置1には、固定金型2に配設されて固定金型2の温度調
節を行う図示しない第1の温度調節機構と、可動金型4
に配設されて可動金型4の温度調節を行う図示しない第
2の温度調節機構と、外周金型4に配設されて外周金型
4を冷却して温度調節を行う第3の温度調節機構とを備
えている。
【0037】これら第1及び第2の温度調節機構は、キ
ャビティ15内に充填された合成樹脂材料5を冷却する
と共に、それぞれ固定金型2、可動金型3の温度の調節
を独立に行う。
ャビティ15内に充填された合成樹脂材料5を冷却する
と共に、それぞれ固定金型2、可動金型3の温度の調節
を独立に行う。
【0038】以上のように構成された金型装置1を用い
て、以下に示すように本発明に使用される基板11が成
形される。
て、以下に示すように本発明に使用される基板11が成
形される。
【0039】先ず、図4に示すように、図示しない駆動
機構が動作されることによって、固定金型2に対して可
動金型3が接近動作して型締め状態とされて周囲が閉塞
されたキャビティ15が構成される。
機構が動作されることによって、固定金型2に対して可
動金型3が接近動作して型締め状態とされて周囲が閉塞
されたキャビティ15が構成される。
【0040】次に、図5に示すように、このキャビティ
15内に、スプルブッシュ7のスプルー6から、溶融さ
れた合成樹脂材料5が射出充填される。
15内に、スプルブッシュ7のスプルー6から、溶融さ
れた合成樹脂材料5が射出充填される。
【0041】そして、図示しない第1、第2及び第3の
温度調節機構によって、合成樹脂材料5が冷却されて半
溶融状態となる。
温度調節機構によって、合成樹脂材料5が冷却されて半
溶融状態となる。
【0042】次に、図6に示すように、パンチ8が、半
溶融状態の合成樹脂材料5に対して、イジェクター9の
中心孔から固定金型3へと突出動作して内径を打ち抜
き、成形される基板11のセンタ穴を形成する。
溶融状態の合成樹脂材料5に対して、イジェクター9の
中心孔から固定金型3へと突出動作して内径を打ち抜
き、成形される基板11のセンタ穴を形成する。
【0043】そして、図7に示すように、合成樹脂材料
5に対して冷却を続け完全に硬化させる。
5に対して冷却を続け完全に硬化させる。
【0044】次に、図8に示すように、図示しない駆動
機構が動作して、可動金型3を固定金型2に対して離間
動作させることによって、型開き動作を行う。
機構が動作して、可動金型3を固定金型2に対して離間
動作させることによって、型開き動作を行う。
【0045】最後に、図9に示すように、硬化した基板
11が、固定金型2と可動金型3との型開き動作が行わ
れた状態で動作するイジェクター9によって、可動金型
3側から突き出され、図示しない基板取り出し機構によ
って取り出される。
11が、固定金型2と可動金型3との型開き動作が行わ
れた状態で動作するイジェクター9によって、可動金型
3側から突き出され、図示しない基板取り出し機構によ
って取り出される。
【0046】なお、ここで、合成樹脂材料としてポリオ
レフィン系樹脂を用いる場合、このポリオレフィン系樹
脂は、約320℃に溶融された状態で、スプルー6から
キャビティ15内に充填されると良い。また、ポリオレ
フィン系樹脂が充填された際に、第1及び第2の温度調
節機構により固定金型2及び可動金型3を約100℃と
し、第3の温度調節機構により外周金型4を約100℃
に設定して、ポリオレフィン系樹脂を冷却し半溶融状態
とすると良い。
レフィン系樹脂を用いる場合、このポリオレフィン系樹
脂は、約320℃に溶融された状態で、スプルー6から
キャビティ15内に充填されると良い。また、ポリオレ
フィン系樹脂が充填された際に、第1及び第2の温度調
節機構により固定金型2及び可動金型3を約100℃と
し、第3の温度調節機構により外周金型4を約100℃
に設定して、ポリオレフィン系樹脂を冷却し半溶融状態
とすると良い。
【0047】以上のようにして、厚みが0.9mm以下
の基板11を製造する。この基板11によれば、外周部
が内周側の部分よりも盛り上がるという現象を回避する
ことができる。
の基板11を製造する。この基板11によれば、外周部
が内周側の部分よりも盛り上がるという現象を回避する
ことができる。
【0048】さらに、このように製造された基板11を
有する本発明に係る磁気ディスク10は、図1に示すよ
うに、上述の基板11上に、スパッタリング法等により
磁性層12を形成することで製造される。なお、本発明
に係る磁気ディスク10は、基板11上に磁性層12の
他に、下地層、保護層、潤滑膜等が形成されてもよい。
下地層、磁性層、保護層、潤滑膜の材料及び形成方法
は、従来公知の方法がいずれも適用可能である。例え
ば、下地層としては、Cr、Mo等の金属膜、磁性層と
しては、Co−Pt、Co−Pd、Co−Cr−Pt等
の金属磁性薄膜、保護層としては、C、SiO2等によ
る薄膜を、それぞれスパッタリング法等により形成する
方法が代表的である。また、潤滑膜としては、従来公知
の潤滑剤をスピンコート法等の手法により塗布形成すれ
ばよい。
有する本発明に係る磁気ディスク10は、図1に示すよ
うに、上述の基板11上に、スパッタリング法等により
磁性層12を形成することで製造される。なお、本発明
に係る磁気ディスク10は、基板11上に磁性層12の
他に、下地層、保護層、潤滑膜等が形成されてもよい。
下地層、磁性層、保護層、潤滑膜の材料及び形成方法
は、従来公知の方法がいずれも適用可能である。例え
ば、下地層としては、Cr、Mo等の金属膜、磁性層と
しては、Co−Pt、Co−Pd、Co−Cr−Pt等
の金属磁性薄膜、保護層としては、C、SiO2等によ
る薄膜を、それぞれスパッタリング法等により形成する
方法が代表的である。また、潤滑膜としては、従来公知
の潤滑剤をスピンコート法等の手法により塗布形成すれ
ばよい。
【0049】
【実施例】以下に、本発明を適用した具体的な実施例に
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0050】実施例1 外周金型の厚みを0.5mmに設定した金型装置を用
い、材料としてポリオレフィン系樹脂を用いて、射出成
形法により樹脂製の基板を成形した。
い、材料としてポリオレフィン系樹脂を用いて、射出成
形法により樹脂製の基板を成形した。
【0051】比較例1 外周金型の厚みを1.2mmに設定した金型装置を用
い、材料としてポリオレフィン系樹脂を用いて、射出成
形法により樹脂製の基板を成形した。
い、材料としてポリオレフィン系樹脂を用いて、射出成
形法により樹脂製の基板を成形した。
【0052】<実施例1及び比較例1の比較評価>以上
のように成形された基板について、実施例1の基板の最
外周部から4.0mm以内の領域の表面の様子を図10
に示し、比較例1の基板の最外周部から4.0mm以内
の領域の表面の様子を図11に示す。図10及び図11
においては、縦軸に平坦な表面部分の高さを0μmとし
たときの盛り上がりの高さを示し、横軸に最外周部から
の距離を示した。
のように成形された基板について、実施例1の基板の最
外周部から4.0mm以内の領域の表面の様子を図10
に示し、比較例1の基板の最外周部から4.0mm以内
の領域の表面の様子を図11に示す。図10及び図11
においては、縦軸に平坦な表面部分の高さを0μmとし
たときの盛り上がりの高さを示し、横軸に最外周部から
の距離を示した。
【0053】図11から明らかなように、基板の厚みが
約1.2mmである比較例1の基板では、最外周部から
約1.3mmの位置から外に向かって変形し、盛り上が
りを形成している。
約1.2mmである比較例1の基板では、最外周部から
約1.3mmの位置から外に向かって変形し、盛り上が
りを形成している。
【0054】一方、図10から明らかなように、基板の
厚みが約0.5mmである実施例1の基板では、最外周
部から約0.5mmの位置から外に向かって変形し、盛
り上がりを形成している。
厚みが約0.5mmである実施例1の基板では、最外周
部から約0.5mmの位置から外に向かって変形し、盛
り上がりを形成している。
【0055】以上の結果から、基板の厚みが、成形後の
外周部の変形する領域に影響を及ぼすことが明らかとな
った。
外周部の変形する領域に影響を及ぼすことが明らかとな
った。
【0056】また、例えば、通常使用される半径24m
mの磁気ディスクでは、最外周部から1mm以上内側の
領域を情報記録部として使用する。比較例1の基板で
は、最外周部から約1.3mmの所で変形が始まってい
るため、有効な情報記録領域が狭くなってしまう。一
方、実施例1の基板では、最外周部から約0.5mmの
所で変形が始まっており、情報記録領域を最大限広く確
保し使用することができる状態であるといえる。
mの磁気ディスクでは、最外周部から1mm以上内側の
領域を情報記録部として使用する。比較例1の基板で
は、最外周部から約1.3mmの所で変形が始まってい
るため、有効な情報記録領域が狭くなってしまう。一
方、実施例1の基板では、最外周部から約0.5mmの
所で変形が始まっており、情報記録領域を最大限広く確
保し使用することができる状態であるといえる。
【0057】そこで、膜厚と外周部の変形する領域との
関係を測定することによって、情報記録部の領域を最大
限使用することができる基板、つまり変形の生じる部分
が最外周部から1mm以内である基板について検討し
た。
関係を測定することによって、情報記録部の領域を最大
限使用することができる基板、つまり変形の生じる部分
が最外周部から1mm以内である基板について検討し
た。
【0058】実施例2 外周金型の厚みを0.5mm、0.7mm、0.9m
m、1.2mmと設定した金型装置を用いて、材料とし
てポリオレフィン系樹脂を用いて、それぞれ基板を射出
成形した。このように成形した基板に対して、外周部に
変形が生じている領域の最外周部からの距離をそれぞれ
測定した。この結果を図12に示す。図12では、横軸
に基板の厚み、詳しくは盛り上がっていない部分の基板
の厚みを、縦軸に変形が生じている部分の最外周部から
の距離を示した。
m、1.2mmと設定した金型装置を用いて、材料とし
てポリオレフィン系樹脂を用いて、それぞれ基板を射出
成形した。このように成形した基板に対して、外周部に
変形が生じている領域の最外周部からの距離をそれぞれ
測定した。この結果を図12に示す。図12では、横軸
に基板の厚み、詳しくは盛り上がっていない部分の基板
の厚みを、縦軸に変形が生じている部分の最外周部から
の距離を示した。
【0059】図12の結果から、外周部の変形の生じる
領域が最外周部から1mm以内である基板、つまり情報
記録領域を最大限使用できる基板は、厚みが0.9mm
以下であるということが判明した。
領域が最外周部から1mm以内である基板、つまり情報
記録領域を最大限使用できる基板は、厚みが0.9mm
以下であるということが判明した。
【0060】このように、厚みが0.9mm以下である
基板は、外周部の変形が最外周部から1mm以内の領域
で始まるため、情報記録領域を最大限使用することがで
きる。
基板は、外周部の変形が最外周部から1mm以内の領域
で始まるため、情報記録領域を最大限使用することがで
きる。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る磁気ディスクによれば、基板の厚さが0.9mm以下
と薄くなされているため、内周側の部分の樹脂の収縮に
よる厚みの変化を極力抑えることができ、しかも射出成
形時に、外周部の樹脂と内側の部分の樹脂とが硬化する
時間差を短縮することができ、その結果外周部の厚みと
内周側の部分の厚みの差を抑えることができて、外周部
が盛り上がるという現象を抑え、基板の平面度を向上す
ることができる。
る磁気ディスクによれば、基板の厚さが0.9mm以下
と薄くなされているため、内周側の部分の樹脂の収縮に
よる厚みの変化を極力抑えることができ、しかも射出成
形時に、外周部の樹脂と内側の部分の樹脂とが硬化する
時間差を短縮することができ、その結果外周部の厚みと
内周側の部分の厚みの差を抑えることができて、外周部
が盛り上がるという現象を抑え、基板の平面度を向上す
ることができる。
【0062】したがって、盛り上がりの部分を狭くする
ことができるため、情報記録領域を最大限に広く確保し
使用することができて、高密度記録化に十分対応可能と
なる。しかも、磁気ヘッドが外周部の盛り上がりに衝突
して、システムそのものが破壊してしまう現象を回避す
ることができ、情報信号の記録再生特性において高信頼
性を得ることができる。
ことができるため、情報記録領域を最大限に広く確保し
使用することができて、高密度記録化に十分対応可能と
なる。しかも、磁気ヘッドが外周部の盛り上がりに衝突
して、システムそのものが破壊してしまう現象を回避す
ることができ、情報信号の記録再生特性において高信頼
性を得ることができる。
【0063】また、樹脂製の基板を用いることから、製
造コストの点で有利となり、さらに平面度の好ましい基
板を製造することができることから、歩留まりを向上す
ることができて、生産効率の向上を図ることができる。
造コストの点で有利となり、さらに平面度の好ましい基
板を製造することができることから、歩留まりを向上す
ることができて、生産効率の向上を図ることができる。
【図1】本発明を適用した磁気ディスクの一例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】本発明を適用した磁気ディスクの一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明を適用した磁気ディスクを製造する金型
装置の一例を示す要部断面図である。
装置の一例を示す要部断面図である。
【図4】本発明を適用した磁気ディスクの基板を製造す
る工程において、固定金型、可動金型及び外周金型を用
いてキャビティを構成する様子を示す模式図である。
る工程において、固定金型、可動金型及び外周金型を用
いてキャビティを構成する様子を示す模式図である。
【図5】本発明を適用した磁気ディスクの基板を製造す
る工程において、溶融した合成樹脂材料をキャピティ内
に射出充填する様子を示す模式図である。
る工程において、溶融した合成樹脂材料をキャピティ内
に射出充填する様子を示す模式図である。
【図6】本発明を適用した磁気ディスクの基板を製造す
る工程において、パンチによって内径の打ち抜きを行う
様子を示す模式図である。
る工程において、パンチによって内径の打ち抜きを行う
様子を示す模式図である。
【図7】本発明を適用した磁気ディスクの基板を製造す
る工程において、半溶融状態の合成樹脂材料を冷却する
様子を示す模式図である。
る工程において、半溶融状態の合成樹脂材料を冷却する
様子を示す模式図である。
【図8】本発明を適用した磁気ディスクの基板を製造す
る工程において、固定金型と可動金型とを離間動作させ
て、型開き動作を行う様子を示す模式図である。
る工程において、固定金型と可動金型とを離間動作させ
て、型開き動作を行う様子を示す模式図である。
【図9】本発明を適用した磁気ディスクの基板を製造す
る工程において、硬化した基板をイジェクターによって
可動金型側から突き出す様子を示す模式図である。
る工程において、硬化した基板をイジェクターによって
可動金型側から突き出す様子を示す模式図である。
【図10】射出成形後の基板の厚さが約0.5mmであ
る基板表面の様子を示す図である。
る基板表面の様子を示す図である。
【図11】射出成形後の基板の厚さが約1.2mmであ
る基板表面の様子を示す図である。
る基板表面の様子を示す図である。
【図12】基板の厚さと、射出成形後に変形が生じる部
分の最外周部からの距離との関係を示す図である。
分の最外周部からの距離との関係を示す図である。
【図13】従来の射出成形法により成形された基板の一
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
1 金型装置、2 固定金型、3 可動金型、4 外周
金型、10 磁気ディスク、11 基板、13 外周
部、14 情報記録領域
金型、10 磁気ディスク、11 基板、13 外周
部、14 情報記録領域
Claims (2)
- 【請求項1】 基板の少なくとも一主面上に磁性層が形
成され情報信号の記録再生が行われる磁気ディスクにお
いて、 上記基板が樹脂製であり、 上記基板の厚さが0.9mm以下であることを特徴とす
る磁気ディスク。 - 【請求項2】 上記基板の厚さが0.3mm以上である
ことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18016897A JPH1125451A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 磁気ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18016897A JPH1125451A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 磁気ディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125451A true JPH1125451A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16078594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18016897A Withdrawn JPH1125451A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 磁気ディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1125451A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002052550A1 (fr) * | 2000-12-26 | 2002-07-04 | Teijin-Bayer Polytec Limited | Substrats pour disques durs et disques durs |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP18016897A patent/JPH1125451A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002052550A1 (fr) * | 2000-12-26 | 2002-07-04 | Teijin-Bayer Polytec Limited | Substrats pour disques durs et disques durs |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |